劇場版マジンガーシリーズ

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2013年2月7日 (木) 22:08時点におけるRaigaku (トーク | 投稿記録)による版 (→‎余談)
ナビゲーションに移動 検索に移動

概要

1964年から始まった子供向け映画上映企画「東映まんがまつり」で上映された作品のうち、『マジンガーシリーズ』(並びに『ゲッターロボシリーズ』)に関連した作品群を指す。異なるアニメ作品のヒーローたちが共演するのが特徴で、当時の子供たちを熱狂させた。彼らが大人になったときに少年時代の郷愁を込めて作り出されたのがスーパーロボット大戦シリーズであるといって過言ではない。

以下はその中でも、スパロボに何らかの形で要素が取り入れられたものの抜粋。

作品名 上映日
マジンガーZ対デビルマン 1973年7月18日
マジンガーZ対暗黒大将軍 1974年7月25日
グレートマジンガー対ゲッターロボ 1975年3月21日
グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突 1975年7月26日
UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガー 1976年3月20日
グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣 1976年7月22日

なお、『対デビルマン』『対暗黒大将軍』『グレート対ゲッター』『決戦! 大海獣』は桜多吾作、『空中大激突』『グレンダイザー対グレート』は石川賢によって漫画版が描かれている。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

マジンガーZ対暗黒大将軍

戦闘獣ダンテ
獣魔将軍

グレンダイザー対グレートマジンガー

バレンドス親衛隊長

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

マジンガーZ対デビルマン

機械獣トロスD7
機械獣ブラッガーS1

マジンガーZ対暗黒大将軍

戦闘獣アルソス
戦闘獣ダンテ
戦闘獣ジャラガ
獣魔将軍

グレートマジンガー対ゲッターロボ

ギルギルガン
メカギルギルガン
スパロボオリジナル第2次で初登場し、ギルギルガン破壊後のパワーアップ形態として以後も定着。

グレートマジンガー対ゲッターロボG・空中大激突

光波獣ピクドロン
空魔獣グランゲン
結合獣ボング

グレンダイザー対グレートマジンガー

円盤獣グビグビ
円盤獣コアコア
円盤獣ジンジン

決戦! 大海獣

ドラゴノザウルス

用語

ロボット博物館

主題歌とBGM

「いざゆけ!ロボット軍団」
(作詞:保富康午、作曲・編曲:菊池俊輔、歌:ささきいさお、コロムビアゆりかご会)
『決戦! 大海獣』のオープニング。MXで初めてBGMとして採用された。
「戦いの詩」
(歌:ささきいさお)
挿入歌。

登場作と扱われ方

上記の劇場版に登場した敵が登場するだけで、ストーリーは扱われない場合が非常に多い。

スーパーロボット大戦(初代)
大ボスとしてギルギルガンが、参謀としてピグドロンが登場。
第2次スーパーロボット大戦
第3次スーパーロボット大戦
スーパーロボット大戦EX
第4次スーパーロボット大戦
ドラゴノザウルスに関わるエピソードが若干見られる。また獣魔将軍は今作のみに登場している。
第2次スーパーロボット大戦G
スーパーロボット大戦F
スーパーロボット大戦F完結編
スーパーロボット大戦COMPACT
スーパーロボット大戦64
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部
敵が登場するのみ。
スーパーロボット大戦α
同名のシナリオで『マジンガーZ対暗黒大将軍』が再現された。また、ギルギルガン光波獣ピクドロンDr.ヘル宇宙怪獣を元に開発したという設定になっている。
スーパーロボット大戦α外伝
今作には『トップをねらえ!』が未参戦なので、宇宙怪獣の設定がなかった事になっている。
スーパーロボット大戦IMPACT
ギルギルガン光波獣ピクドロンドラゴノザウルスが登場するが、何れも従来のシリーズと比べて弱体化が著しい。ドラゴノザウルスのみ、誕生の経緯が葉月長官によって語られている。
スーパーロボット大戦R
本作ではミケーネ帝国ドラゴノザウルスを戦力の中核に据えるべく、様々に画策する。
スーパーロボット大戦MX
スパロボで初めて劇場版のシナリオが本格的に描かれている。主だったところは以下の通り。
スーパーロボット大戦Z
「いざゆけ!ロボット軍団」をBGMに採用。
また、マジンガーZが撃墜される際に『マジンガーZ対暗黒大将軍』のボロボロの外見に一瞬グラフィックが変わる。

関連項目

マジンガーZ (TV)
グレートマジンガー (TV)
ゲッターロボ
ゲッターロボG
UFOロボ グレンダイザー

余談

劇場版マジンガーシリーズは「グレートマジンガー対ゲッターロボ」のように各番組の正義の主人公たちが互いに決闘するかのような衝撃的なタイトルが多いが、実際には序盤にちょっと対立するだけで、最終的に協力して強大な敵と戦う展開ばかりである。

扇情的なタイトルで子供の好奇心を引き寄せつつも、実際の中身は無難な形で納めるというのはあまり褒められた手法ではないのだが、現在では逆に「コラボもので対決路線のタイトルの場合、どうせ最後は協力するに決まっている」ということが印象づけられてしまっているため、異なる作品が共演するコラボものに「対」あるいは「vs」をあえてタイトルにつけることが定番化している。(例:逆転裁判VSレイトン教授、イナズマイレブンGOvsダンボール戦機W)

このような対決タイトル詐欺を行ったのは何を隠そう劇場版マジンガーシリーズこそが元祖なのだが、原作者の永井豪によるとこの「対」は「たい」ではなく「つい」の意味だったと説明している。他のコラボものでは「それぞれの作品の人気が競われている」という意味だと説明されることが多いようだ

商品情報

DVD

漫画版


  • 『マジンガーZ対デビルマン』の漫画版を収録。

  • 『マジンガーZ対暗黒大将軍』の漫画版を収録。

  • 『グレートマジンガー対ゲッターロボ』の漫画版を収録。

  • 『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』の漫画版を収録。

  • 『UFOロボ・グレンダイザー対グレートマジンガー』の漫画版を収録。
    題は「魔神の挑戦」。

  • 『グレンダイザー ゲッターロボG グレートマジンガー 決戦! 大海獣』の漫画版を収録。
    題は「大あばれ!正義のロボット軍団」。

資料リンク