マーチウィンド
マーチウィンドとは、『スーパーロボット大戦64』に登場するプレイヤー部隊。
概要[編集 | ソースを編集]
スペシャルズが「オペレーション・デイブレイク」にてムゲ・ゾルバドス帝国に反旗を翻したことで、異星人からの地球解放を目的にしていたレジスタンスは地球解放戦線機構とカラバは目的がなくなり、近く解散することになるだろうと推測された。
スペシャルズ改めOZは各地のレジスタンスに協力を要請する。OZに協力していく場合はその部隊名として、協力しない場合は、既存の組織はなくなってしまったので、世の中に自分たちの存在をアピール必要があることで新たな部隊名を付けることとなった。様々な名が提案されたが、最終的にアムロ・レイが読んだ詩集に「3月の風は花を咲かせるための風」というのがあり、現在の世界状況がまさに冬の状態であることから、それらを解放するために「花」になぞり、詩集名から「マーチウィンド」と名付けた。 ("3月の風と4月の雨が5月に花を咲かせる"というフランス語・英語のことわざがあり、これらがモチーフになっていると思われる)
この後、マーチウィンドはどの勢力にも属さない「独立軍」として動くか、トレーズと協力していくか、或いは「完全平和主義」という理想を追い求めるのか、様々な時勢に対応していく。まず、ドレイク・ルフトを討ち、その軍勢をバイストン・ウェルに帰す。そして宇宙に上がりムゲ・ゾルバドス軍を地球圏から撤退させる(完全平和ルートの場合はサンクキングダムに留まるので、これはOZのモビルドール部隊が行う)。その後、OZの分離とアクシズの帰還で地球人同士の争いが始まる。そこに外宇宙から銀河帝国の侵攻があり、地球圏の勢力と仮初の協調体制をとり、外宇宙の勢力を地球圏へ干渉させない「グラドスの刻印」を発動させて銀河帝国の増援を絶つ。しかし所詮は仮初の協調体制、銀河帝国を倒した直後に地球人同士の争いは再燃し、最終的にアクシズ軍を制圧する。これで地球圏の争いがなくなったと思っていた所に、ムゲ・ゾルバドス軍が地球圏に再侵攻してきたので、一部のメンバーをムゲ宇宙に送ることでこれを倒す。そこに、シャア・アズナブル率いるネオ・ジオンが宣戦布告を行う。マーチウィンドはスペースノイド達に全く信用されていなかったのだ。最後はムゲとズールに干渉したアル=イー=クイスを打ち倒すことで地球圏にようやく平和な世界となった。
『64』はエピローグが無いため、戦後のマーチウィンドについては不明であるが、ネオ・ジオンを倒した後に、独立軍ルートでは「軍隊でないので解散する」、OZルートでは「軍隊に合わない者は抜ける」という話が上がっている。
話し合いの進行[編集 | ソースを編集]
紆余曲折の抜粋
- ルー・ルカ
- 司会進行役。また独立軍ルートと完全平和ルートでの部隊名作製の提案者
- トレーズ
- OZルートで書類のために部隊名作製を依頼。
「なるべくならエレガントなものにしてもらえると、うれしい」 - 兜甲児
- 「“兜甲児と仲間たち”ってのイカスだろ」
- 藤原忍
- 「そうだな……獣戦機隊はどうだ」
- エイジ
- 「……アッセンブルEX-11」(完全平和ルートのみ)
- 北条真吾
- 「グッドサンダーチームってのも……やっぱりダメだよな?」
- デビッド
- 「ならソーラー・ファングはどうだ? こいつならバッチリだぜ」
「こいつはな、ある革命運動の有名なゲリラ部隊の名前を借りてきたもので、太陽のき……」(ここで雅人によるストップが入る) - アムロ・レイ
- 「そうだな……”マーチウィンド”というのはどうかな」
関連人物[編集 | ソースを編集]
戦死者[編集 | ソースを編集]
- 巴武蔵
- OZルートにて。
- レラ
- リアル系主人公ルートにて。
- シュバルツ・ブルーダー
- 条件次第で生存する。
関連する用語[編集 | ソースを編集]
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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