「コンピュータドール第8号」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
 
166行目: 166行目:
 
:[[地球]]の人間を信じようとする勝平に対しコンピュータドール第8号は、地球の身勝手な人間達とそれによって行われた事実を突きつけながら詰問。この数々の事実に勝平も段々自信を無くし始めている。
 
:[[地球]]の人間を信じようとする勝平に対しコンピュータドール第8号は、地球の身勝手な人間達とそれによって行われた事実を突きつけながら詰問。この数々の事実に勝平も段々自信を無くし始めている。
 
:なお、この中で「血のバレンタイン」については[[多元世界]]誕生前の出来事に当たるのだが、本作の世界観では多元世界誕生前から『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』と『[[無敵超人ザンボット3]]』が同じ世界に属していたからであり、一方で侵攻のずっと前から地球について記録していたことが伺える。
 
:なお、この中で「血のバレンタイン」については[[多元世界]]誕生前の出来事に当たるのだが、本作の世界観では多元世界誕生前から『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』と『[[無敵超人ザンボット3]]』が同じ世界に属していたからであり、一方で侵攻のずっと前から地球について記録していたことが伺える。
 +
;「お前達が勝利したとして、優しく迎えてくれる地球の生き物がいるはずがない」<br/>「その証拠に、誰もお前達の戦いに手を貸そうとしなかった」
 +
:同上。動揺する勝平を更に追い詰める。しかしどういう訳か、同話前半戦での[[ゼラバイア]]との決戦で、[[ミーア・キャンベル|ミーア]]の呼びかけで[[ザフト]]と[[新地球連邦]]が[[ZEUTH]]に加勢した事には一切触れていない。敢えて無視しているのか、それとも認知していないのかは不明だが、いずれにせよ地球人達を何としても『悪』と断じようとしている事は確かである。
 
;「ここにも人間の悪意に目をつぶり、無意味な戦いをする者がいるか」
 
;「ここにも人間の悪意に目をつぶり、無意味な戦いをする者がいるか」
 
:同話における[[破嵐万丈|万丈]]との[[戦闘前会話]]より。彼に対しても戦いは無意味と嘲笑するが、万丈にとっては第8号も憎むべき[[メガノイド]]の同類でしかなく、容赦無い言葉で独善ぶりを非難される。
 
:同話における[[破嵐万丈|万丈]]との[[戦闘前会話]]より。彼に対しても戦いは無意味と嘲笑するが、万丈にとっては第8号も憎むべき[[メガノイド]]の同類でしかなく、容赦無い言葉で独善ぶりを非難される。

2024年10月13日 (日) 14:06時点における最新版

コンピュータドール第8号
登場作品 無敵超人ザンボット3
声優 渡部猛
初登場SRW スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
プロフィール
分類 コンピューター
性別 男性人格
製作 ガイゾック星人
所属 ガイゾック
テンプレートを表示

コンピュータドール第8号は『無敵超人ザンボット3』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

ガイゾックの真の支配者。その正体はガイゾック星人に造られた巨大な脳髄型の人工知能「コンピュータドール」で、地球を襲ったものは第8号。

ガイゾック星人によって、悪い考えに満ちた生き物を抹殺するようにプログラムされており、神ファミリーの祖先の故郷ビアル星を破壊した後、200年の眠りについていた。

現代の地球人に悪い考えが満ちていることを察知して再び目覚め、ブッチャーらを使って人類抹殺を計り、最終的には神ファミリーの捨て身の戦いによって敗れることになるが、戦いで唯一生き残った勝平に対して「地球人は本当に存在価値があるのか?」と論争を繰り広げることになった。

キャラクターの総評[編集 | ソースを編集]

確かに地球の人間が争いを繰り返しているのは否定しようのない事実であるため、コンピュータドール第8号が地球人を悪と認識したのもあながち間違いではないとも取れる。とはいえ、やっていることは機械による無作為の殺戮に他ならない。そもそも破壊や殺戮を「悪」と定義するならば、その化身であるガイゾックはまさに悪しき存在そのものである。

「争いのない星だった」というビアル星の伝承も考えると、何かしらのプログラムエラーが起きていた、あるいはそもそもガイゾック星人の善悪観が地球人(やビアル人)のそれと異なっていた可能性や、「悪しき生物の抹殺」という理念そのものがガイゾック星人達の破壊や殺戮を正当化するための方便であった可能性もある[1]が、作中これらの可能性を否定証明するに足りうる要素が全く登場しないため、真相は不明である。

なお「第8号」の名の通り複数機が存在する可能性があり(少なくとも7機)、さらにはコンピュータドールを造り出したガイゾック星人自体が現存しているかも不明なため、『ザンボット3』本編とは別の形でガイゾックの戦いは続いているのかもしれない。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

作品によって自身がそのままユニットとして登場するケースと、バンドックのパイロットとして登場するケースが存在。組織の初登場作品である『第4次』では出てこず、ブッチャーが組織のボスとなっている。

様々な作品とのクロスオーバーであるSRWの世界観では「身勝手な地球人」は腐るほど登場するため第8号の主張も的外れとは言い難いが、一方で他作品の敵勢力(それこそ地球人より悪い考えを持った連中)を抹殺しようとする様子はほとんど見られない。これは地球に端を発する脅威が原因。

原作では明確に反論できぬまま終わった相手だったが、SRWにおいては「正義」の名のもとに独善を強いる者と戦った経験のある者や、同じような理屈で人類に牙をむいた経験のある人物が多数存在するため、自軍のパイロットがコンピュータドールを批判するシーンが散見される。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Z
音声初収録。今回もブッチャー死亡後に登場。しかし、全員気力MAXかつSPも全回復状態での戦闘になるため、それまでの苦戦を思うとあっけないほど簡単に倒せる。強敵であるブッチャーと違い特殊スキルも何も持たないのもそのあっけなさに拍車をかける。
なお、第8号自らデスカインヘルダインを復活させ、複数従えているが、それでもプレイヤーを苦戦させるには至らない。
担当声優の渡部猛氏は『』以来約12年振りの新録参加。しかし、2010年12月13日に亡くなったため本作が生前最後の収録参加となった。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
8号は既に『Z』で破壊済みだが、日本ルート第40話のイベントで亡者として登場するほかに、別個体のコンピュータードールたちが襲来する。渡部猛氏死去後の作品のためライブラリ出演となった。
バンドックのパイロットとして登場し最初に確認されるのは日本ルート第36話に出てくるガバール星を制圧した第21号で、名義は「ガイゾック」。真ゲッタードラゴンルート第52話では第3号、第10号、第17号、第22号、第29号、第36号が登場。
『Z』と同様の理屈で襲撃してくるが、出会いと戦いを経て成長した勝平に逆に「人間の悪い所だけ見て勝手な事を言ってるだけ」と切り捨てられるなど、『Z』での威厳と貫禄はもはや感じられない。
キャラクター事典では「コンピュータドール」となっており、第8号と明記されていない。そのためある種のオリジナル設定と言える。
流石に特殊技能なしは問題になったのか、底力や戦闘プログラム、プレッシャー、指揮官などさまざまな技能が追加され、バンドックも指揮系統中枢を持つので『Z』のように呆気なく撃破とはいかず、むしろやや長めの射程と高い攻撃力と命中率を誇る強敵となっている。特に複数体登場する第52話では、いずれも第36話に登場した時と同じステータスなので舐めてかかると痛い目を見る。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
初登場作品。「ガイゾック」表記。ブッチャー死亡後の、シーン2ラスト「燃える宇宙」に登場。コイツ自身の能力も中々だが、それ以上に後に控えているアインストレジセイアが厄介。撃墜すると正体を自白し、機能停止するまで「第8号」に名前の表記が変わる。
スーパーロボット大戦IMPACT
「ガイゾック」表記。本作では声はなし。終盤でユニットとしても登場。通常版・マップ兵器版と2種類ある破壊波は、いずれも燃費が悪いので運動性の高いユニットを何機か囮にすれば、たちまちEN切れとなる。ENおよびHP回復等の特殊能力もないため、比較的撃破し易い。
なお、ガイゾック星の滅亡にアインストが関与していたことを仄めかす台詞がある。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
最終話で勝平とヴィンデルの戦闘前会話に名前が登場するのみ。
スーパーロボット大戦R
「ガイゾック」表記。シナリオ「ブッチャー最期の日」でバンドックに乗る。本来の歴史では破壊されずブッチャーを蘇らせていたが、ラウル(orフィオナ)の機転により発見され、ラウンドナイツに破壊された。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Card Chronicle
第60話「明日への戦い」のボス、バンドックのパイロット。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

破壊波
本体中央の一つ目から衝撃波を放つ。『IMPACT』では通常攻撃・マップ兵器の2種が存在。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

LL

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

『Z』では特殊技能なしが足を引っ張っている印象が強く、能力値も決して低くはないが実は技量と回避以外はブッチャーを下回っている。実質的なスカルムーン連合の最後の敵で、イベントで勝平を追い詰めただけに勿体ないところ。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

Z
偵察分析必中
第3次Z天獄篇
偵察分析必中脱力
「脱力」は勝平を動揺させた論争に由来するのだろうか。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

IMPACT
底力L9
R
底力L8、援護攻撃L1
第3次Z天獄篇
底力L5、指揮官L3、プレッシャーL2、戦闘プログラムガードマルチターゲット戦意高揚気力+ (ダメージ)

隊長効果[編集 | ソースを編集]

命中率+30%/クリティカル率+20%
Z』で採用。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

命中率・クリティカル率+30%
第3次Z天獄篇』で採用。指揮系統中枢や戦闘プログラムとの併用で恐るべき命中率を発揮する。

人間関係[編集 | ソースを編集]

キラー・ザ・ブッチャー
部下。おそらく意図的に彼のような非道な存在が選ばれている。その一方で、刹那的な快楽のための殺傷にうつつを抜かし、侵略をおろそかにした際には厳しく叱責した。
ギッザーバレター、ズブター、ガイゾック兵
組織の構成員たち。
神勝平
最大の敵であり、彼に人類の悪を説く。
Z』では「勝平もまた身勝手な人間に利用されているだけ」と説いて、彼にかけられていた睡眠学習による暗示を解除し、より恐怖と苦痛を与えている。
神江宇宙太神北恵子
原作ではコンピュータドール8号は彼らの死亡後に登場する。直接対話が叶うのはSRWならではの展開。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

スーパー系[編集 | ソースを編集]

ガルファ皇帝
R』にて共同戦線を張る。彼もコンピュータドール第8号も似たような存在である。
風見博士シリウス・ド・アリシア
Z』では勝平に対して地球人が悪であると語った際に、その理由として彼らの所業も挙げている。
破嵐万丈
『Z』ではガイゾックの思想をメガノイドと重ね、独善であるとして容赦なく非難した。
クライン・サンドマン
『Z』においてガイゾックをジェノサイドロンシステムと同じであるとした。
ロージェノム
CC』において、手を組む。
マザーコンピュータ・シグマ
第3次Z天獄篇』で、コンピュータドール21号により乗っ取られてしまい、人間の文明を破壊するための手駒に変えられたことが判明する。

ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]

シャギア・フロストオルバ・フロスト
『Z』で風見博士らと同様、悪しき地球人の例として彼らの名も挙げる。
東方不敗
『R』にてガイゾックの思想を、かつての己の所業(人類抹殺)と重ねて非難した。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

ラウル・グレーデン / フィオナ・グレーデン
『R』では最期は彼(彼女)に発見され、倒される。
御使い
Zシリーズでは「文明の発展が彼等の到来を招く」として非常に恐れており、ガイゾックが地球人を滅ぼそうとしたのはそれが理由だった。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「この愚か者めが! 自らの力に溺れ、この聖なるバンドックに破壊を招くとは何事か!」
油断によって失態を繰り返し続けた挙句、バンドックに大きな被害をもたらしたブッチャーに制裁を下した際の台詞。これにはブッチャーも許しを請うしかなかった。
「その声……神勝平だな……我、敗れたり……神勝平……」
「憎しみ合い、嘘をつき合い、我が儘な考え……。まして、仲間同士が殺し合うような生き物が、良いとは言えぬ……。宇宙の静かな平和を破壊する……。我は、そのような生き物を掃除するために、ガイゾックによって造られた……」
「この悪意に満ちた地球に……お前達の行動を……わかってくれる生き物が……一匹でも……いると……言うのか……?」
最終話における勝平との対話。富野喜幸(現:富野由悠季)監督作品の最初期の頂点と言うべき、「勧善懲悪の構造の逆転と相対化」の場面である。
このガイゾックの告発を如何に受け止めた上で答えを出すのかが勝平の成長の証であり、原作シナリオを継承発展させるSRWの一つのテーマでもある。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

「ブッチャーよ…後の始末はお前がするのだ…よいな…」
IMPACT』第3部銀河決戦編第17話「ブッチャーの最期」より。バンドックを撃破された事で撤退しようとするブッチャーを制し、胴体部を分離させて逃亡を図る。
「…そうか…やはり…始まりの地…」
逃亡後、何処とも知れぬ場所でアインストと接触し、彼らと意味深な会話を交わす。
「…危険…やはり、彼らの危惧するとおり…滅ぶべきものなり…」
胴体内部に突入し、自身への怒りを滾らせるザンボットチームを目の当たりにしての呟き。
「…この力…これが…汝らの求めたもの…なのか…?」
「しかし…では…何故、かの地を…始まりに…選んだのか…」
メカブーストの群れを難無く一掃するロンド・ベル隊=地球人の力に驚嘆し、アインストへと漏らした台詞だが、恵子クワトロは何者かに語りかけるような第8号の呟きを訝しんでいた。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

「何故、ナチュラルコーディネイターを憎む?」
「何故、シャギア・フロストオルバ・フロストは世界を呪う?」
「何故、シリウス・ド・アリシア堕天翅に目覚めた?」
「何故、風見博士お前達を裏切った?」
人が人を兵器とし人が人の命をボタン一つで奪う事が、何故、何のためらいもなく行われる?」
「何故、血のバレンタインは起きた? 何故、レクイエムは発射された? 何故、黒歴史が生まれた?」
「全ては地球という星に住む生き物が起こしたものだ」
Z』第55話「永遠に輝け、僕らの星よ」より。
地球の人間を信じようとする勝平に対しコンピュータドール第8号は、地球の身勝手な人間達とそれによって行われた事実を突きつけながら詰問。この数々の事実に勝平も段々自信を無くし始めている。
なお、この中で「血のバレンタイン」については多元世界誕生前の出来事に当たるのだが、本作の世界観では多元世界誕生前から『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と『無敵超人ザンボット3』が同じ世界に属していたからであり、一方で侵攻のずっと前から地球について記録していたことが伺える。
「お前達が勝利したとして、優しく迎えてくれる地球の生き物がいるはずがない」
「その証拠に、誰もお前達の戦いに手を貸そうとしなかった」
同上。動揺する勝平を更に追い詰める。しかしどういう訳か、同話前半戦でのゼラバイアとの決戦で、ミーアの呼びかけでザフト新地球連邦ZEUTHに加勢した事には一切触れていない。敢えて無視しているのか、それとも認知していないのかは不明だが、いずれにせよ地球人達を何としても『悪』と断じようとしている事は確かである。
「ここにも人間の悪意に目をつぶり、無意味な戦いをする者がいるか」
同話における万丈との戦闘前会話より。彼に対しても戦いは無意味と嘲笑するが、万丈にとっては第8号も憎むべきメガノイドの同類でしかなく、容赦無い言葉で独善ぶりを非難される。
「神ファミリーよ。地球はあの時のビアル星と同じく悪意に満ちた星だ」
「我は宇宙の平和のために地球を滅ぼす事を決定したのだ」
キング・ビアルとの戦闘前会話。
「我、敗れたり…。お前達は勝利者になった…」
「だが、この悪意に満ちた星を救う事に命を懸ける意味が…」
「忘れるな…。お前達の戦いは…無…意味…」
今際の台詞。最期まで地球人の戦いは無意味だと断言して散って行ったが、勝平からは「無意味でなんかあるものかよ!」と真っ向から否定された。
「お前達は自らが悪である事を認めろ」
「憎しみ合い、嘘をつき合い、殺し合う…。そんな生き物が宇宙の静かな平和を破壊する」
「我はそのような生き物を掃除するために造られた」
第3次Z天獄篇』日本ルート第36話「帰ることなき故郷」より。
第8号と同じ理屈から事実を突きつけるが、出会いと別れと戦いを経て成長した勝平はこの言葉の決定的な欠陥を見抜き、ばっさりと切って捨てた。
「理解…不能…。人間よ…文明を…捨てよ…」
「さもなくば…その先に…待つのは…絶望………」
第21号の最期。何かの影があることを言い残した。
「だが、その人間が先に進めば…待っているのは奴らだ…」
「理解…不能…」
『第3次Z天獄篇』第40話「光と闇の向こうに」より。亡者として現れた第8号の台詞。第21号と同じく何かの影があると言い残す。

余談[編集 | ソースを編集]

  • コンピュータドール第8号を演じた渡部猛氏は、第9話にてゲストキャラの大滝社長(SRW未登場)を演じたが、そちらは神ファミリーの最初の理解者として描かれた。
  • また、渡部猛氏は富野由悠季氏の初監督作品である『海のトリトン』に、最終話で登場する敵対勢力ポセイドン族の長老役として出演。その長老は、戦いの末に結果的にポセイドン族を滅亡に追いやった主人公トリトンに対して「我々は平穏に暮らしたかっただけだ。ポセイドン族を滅ぼしたのはお前だ」と、要は「お前がやった事は悪だ」と突きつけるという、コンピュータドール第8号と似た役どころだった。『無敵超人ザンボット3』以前から勧善懲悪の逆転の構想は考えられていたようだ。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 実際、地球人が滅ぼさなければならないほど邪悪な存在だというなら、ただ粛々と迅速に抹殺すれば良いところを、ブッチャーらは明らかにジワジワと楽しんで殺戮を行っていた。