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近年では戦艦ユニットは敵味方問わず「錨」のアイコンが付記されて通常ユニットと区別されることが多い。
 
近年では戦艦ユニットは敵味方問わず「錨」のアイコンが付記されて通常ユニットと区別されることが多い。
  
味方艦については、マップ攻略時には基地内等を除いてほぼ常時出撃させることになり、ユニットを搭載して艦内で回復・[[補給]]したり、ユニットを艦載して輸送することで移動距離を伸ばすといった重要な役割を担う。パイロットも大半は艦内に居住しており、[[インターミッション]]の会話等も艦内で行われる比率はかなり高い。また、自軍の司令基地でもあることから、撃墜されると敗北になることが殆ど。このような点から、味方艦については母艦としての役割が非常に色濃いと言える(「母艦」という呼称も「戦艦」と並んでよく用いられる用語の一つ。詳細は記事「[[母艦]]」を参照)。
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味方艦については、マップ攻略時には基地内等を除いてほぼ常時出撃させることになり、ユニットを搭載して艦内で回復・[[補給]]したり、ユニットを艦載して輸送することで移動距離を伸ばすといった重要な役割を担う。パイロットも大半は艦内に居住しており、[[インターミッション]]の会話等も艦内で行われる比率はかなり高い。また、自軍の司令基地でもあることから、撃沈されると敗北になることが殆ど。このような点から、味方艦については母艦としての役割が非常に色濃いと言える(「母艦」という呼称も「戦艦」と並んでよく用いられる用語の一つ。詳細は記事「[[母艦]]」を参照)。
  
 
なお、作中での戦闘力については、初期作品では味方戦艦の能力はあまり高く設定されておらず、HPがやや高い以外は貧弱な武装、劣悪な運動性、薄い装甲と三拍子揃った低スペックで、艦長の能力(特に[[精神コマンド]])も戦闘向きではない事が多く、それでいて機体サイズが大きいことも手伝って運動性以上に回避に難があり、敵に狙われやすいため前線に近付けること自体が危険というような、作品によっては戦闘ではほとんど役に立たない輸送船レベルのものすらあった。近年作品ではHPが大幅に上昇し、艦の武装や艦長の能力の見直しなどの調整がされて戦闘能力も全体的に向上しており、搭載武装の多さからくる高い継戦能力、HPの高さとサイズ差補正による堅牢性を活かした壁役としての使い道、[[スーパーロボット]]顔負けの高威力の武器を持つものもあるなど、初期の作品に比べると使い勝手は飛躍的に向上している。ブリッジクルーが精神コマンド要員として付随するケースが増えたのも見逃せない強化点である。そのため、近年の作品の戦艦は前述した折衷艦としてのイメージに近くなっている。
 
なお、作中での戦闘力については、初期作品では味方戦艦の能力はあまり高く設定されておらず、HPがやや高い以外は貧弱な武装、劣悪な運動性、薄い装甲と三拍子揃った低スペックで、艦長の能力(特に[[精神コマンド]])も戦闘向きではない事が多く、それでいて機体サイズが大きいことも手伝って運動性以上に回避に難があり、敵に狙われやすいため前線に近付けること自体が危険というような、作品によっては戦闘ではほとんど役に立たない輸送船レベルのものすらあった。近年作品ではHPが大幅に上昇し、艦の武装や艦長の能力の見直しなどの調整がされて戦闘能力も全体的に向上しており、搭載武装の多さからくる高い継戦能力、HPの高さとサイズ差補正による堅牢性を活かした壁役としての使い道、[[スーパーロボット]]顔負けの高威力の武器を持つものもあるなど、初期の作品に比べると使い勝手は飛躍的に向上している。ブリッジクルーが精神コマンド要員として付随するケースが増えたのも見逃せない強化点である。そのため、近年の作品の戦艦は前述した折衷艦としてのイメージに近くなっている。
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『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では新たな敵艦専用特殊能力「[[指揮系統中枢]]」(敵軍全機の命中率強化、重複あり)を追加された。強化補正を完全に消すためには、敵軍全艦を撃破する必要がある。戦艦以外の敵ボスユニットが持っている場合も多い。
 
『[[第3次スーパーロボット大戦Z|第3次Z]]』では新たな敵艦専用特殊能力「[[指揮系統中枢]]」(敵軍全機の命中率強化、重複あり)を追加された。強化補正を完全に消すためには、敵軍全艦を撃破する必要がある。戦艦以外の敵ボスユニットが持っている場合も多い。
  
ちなみに、敵艦は撃破時に得られる[[資金]]が高く設定されているお金持ちユニットの場合が多い。このため、可能な限り「[[幸運]]」や「[[祝福]]」を併用して撃墜したい敵である。
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ちなみに、敵艦は撃破時に得られる[[資金]]が高く設定されているお金持ちユニットの場合が多い。このため、可能な限り「[[幸運]]」や「[[祝福]]」を併用して撃沈したい敵である。
  
 
砲撃戦主体の艦は敵味方問わず接近戦に比較的弱いというのが定石であったが、現行シリーズでは艦載機による[[召喚攻撃]]や機銃系武装の自機中心型[[MAP兵器]]化などによりこのお約束は崩れつつある。
 
砲撃戦主体の艦は敵味方問わず接近戦に比較的弱いというのが定石であったが、現行シリーズでは艦載機による[[召喚攻撃]]や機銃系武装の自機中心型[[MAP兵器]]化などによりこのお約束は崩れつつある。

2024年1月26日 (金) 08:15時点における最新版

戦艦とは、戦闘の際に用いられる艦船一般を指す用語。

概要[編集 | ソースを編集]

艦艇の種類を指す軍事用語としての意味においては、「戦艦」は戦闘用の艦船一般を指す用語ではない。しかし一般的にはそのような扱いで用いることが多く、スパロボでの用いられ方も概ねこの扱いに準じている。

特にSFに関する話題の中では「宇宙戦艦」という用語があまりにもメジャーであるためか、宇宙における戦闘艦については「戦艦」の一語で取りまとめて語られるケースがきわめて多い(少なくともスパロボにおいてはその傾向が顕著)。その一方、例えばガンダムシリーズなど、現実の軍事用語に準じて艦種をある程度定義している作品もある。

軍艦の一分類としての戦艦[編集 | ソースを編集]

戦闘用の艦艇全般を指す用語として本来適当なのは「軍艦」であり、「戦艦」は軍艦の一艦種である。以下に「戦艦」以外の代表的な艦種の例を挙げる(尚、個々の定義については時代の推移と共に変遷があるため注意が必要)。

戦艦 対艦戦を目的とする艦。攻撃力・装甲が高く、艦自体の戦闘力を重視。現実世界ではほぼ消滅している。元々は「戦列艦」と称され、文字通り戦列に加わり戦闘を行う艦のことであった。
航空母艦 略称「空母」。航空機の艦載・運用を前提としており、航空機の移動基地的な役割を担う。現実世界において第二次世界大戦以後、世界の海軍の主力艦となった。
駆逐艦 装甲は薄いが高速で対空・対潜能力を兼ね備えた艦。
元々は魚雷攻撃を行う水雷艇の駆逐を主任務とした小型船で遠洋航海能力は低かったが、現在は大型化して下記のフリゲート、コルベット、巡洋艦との区別がつかなくなっている。
フリゲート 駆逐艦と似たような目的(主に対潜水艦)で建造されるが、駆逐艦より小型。その分生産性が高い。
コルベット フリゲートより更に小型の艦。主に哨戒任務などを行う。
巡洋艦 遠洋航海、戦闘、艦隊指揮、速力など汎用的な性能を持つ艦であり、燃料などで運用コストの高い戦艦に代わり艦隊の前線を支える主力艦。
駆逐艦の大型化や遠洋航海能力の向上により、近年では区別がつかなくなりつつある。
潜水艦 水中へ潜航可能な軍艦。隠密性が極めて高く、現在では核兵器を搭載した戦略原潜などが存在する。強力な雷撃能力を有し、戦艦すら葬るが、その一方で発見されると弱い。また主戦場が生身の人間が生存できない水中という事で、作戦行動中は換気が不可能など居住性は劣悪で、戦闘中に撃沈されると乗組員の生存はほぼ絶望的である。

また「母艦」という用語は、ある特定の兵器を運用する移動基地としての役割を持ち、物資補給や対象兵器のメンテナンス、乗員の休憩等が行える艦を指す。上述の航空母艦の他、水上機が対象であれば「水上機母艦」、潜水艦が対象であれば「潜水母艦」となる。 駆逐母艦も存在したが、上にも述べた通り駆逐艦の遠洋航海能力の向上により消滅した。

SF作品における戦艦[編集 | ソースを編集]

前項の基準に照らして言えば、特にスパロボに参戦するような作品の軍艦は「艦自体の戦闘力」と「艦載機動兵器の運用能力」を両立させた、戦艦と機動兵器母艦の折衷艦が大半である。これは「味方の艦にせよ敵将の艦にせよ、それ自体にも高い戦闘能力がないと見栄えしない」「作品のメインメカは艦載機の側であり、それらを搭載・運用できないと基本的にお話にならない」といった点を双方満たす艦を設定した結果であろうと思われる。

このため上記の艦種の中には厳密な意味で該当するものは存在しないが、前述の通り戦闘艦一般を指す用法でも「戦艦」の語がよく用いられること、また日本におけるSFアニメの金字塔的存在である「宇宙戦艦ヤマト」の影響などにより、これらは総じて「戦艦」と呼称されることが多い(尚、ヤマトもやはり上述のような二つの能力を有する艦として設定されている)。

蛇足ではあるが、第二次大戦中、実際にこのようなコンセプトを持たせるべく改造された艦があり、日本海軍の伊勢型戦艦2隻が該当する。この2隻は「航空戦艦」と呼称されている。このため、上記ような折衷艦に対し「戦艦」という呼称を用いる点について、軍事用語的な意味でも強ち的外れではない、との見方もできる。 但し同艦は、現実世界において戦力として機能することは無くもっぱら輸送任務に就いていた。

この理由としては

  • 発着艦には長大な滑走距離が必要なため、主砲や艦橋が邪魔。このため、伊勢型ではカタパルトで発艦させ、着艦はほかの空母に拾ってもらうというプランがあった。
  • 主砲の衝撃により、繊細な艦載機の整備が行いにくい。また、甲板上にある艦載機が破損する恐れがある。(当時の重巡洋艦でも搭載されていた20.3cm砲の衝撃ですら飛行機が破損する事例があった。なお、伊勢型の主砲はこれより遥かに大きい35.6cm砲である)
  • このため、発着艦中は砲撃を行えない。爆風も飛行の妨げとなる。
  • 飛行機用の燃料等は砲撃戦において誘爆の可能性があるため危険。

といったことが挙げられる。

スパロボにおける戦艦の位置づけ[編集 | ソースを編集]

スパロボには人型の機動兵器の他、敵味方双方に様々な軍艦が登場しているが、システム上のユニットを指す言葉としては「戦艦」でほぼ統一されている。これについては、艦を運用する者が必ずしも軍属で無い場合がある為、『軍艦』という呼称が適当ではない場合もある、という点が関係しているのだろう。 近年では戦艦ユニットは敵味方問わず「錨」のアイコンが付記されて通常ユニットと区別されることが多い。

味方艦については、マップ攻略時には基地内等を除いてほぼ常時出撃させることになり、ユニットを搭載して艦内で回復・補給したり、ユニットを艦載して輸送することで移動距離を伸ばすといった重要な役割を担う。パイロットも大半は艦内に居住しており、インターミッションの会話等も艦内で行われる比率はかなり高い。また、自軍の司令基地でもあることから、撃沈されると敗北になることが殆ど。このような点から、味方艦については母艦としての役割が非常に色濃いと言える(「母艦」という呼称も「戦艦」と並んでよく用いられる用語の一つ。詳細は記事「母艦」を参照)。

なお、作中での戦闘力については、初期作品では味方戦艦の能力はあまり高く設定されておらず、HPがやや高い以外は貧弱な武装、劣悪な運動性、薄い装甲と三拍子揃った低スペックで、艦長の能力(特に精神コマンド)も戦闘向きではない事が多く、それでいて機体サイズが大きいことも手伝って運動性以上に回避に難があり、敵に狙われやすいため前線に近付けること自体が危険というような、作品によっては戦闘ではほとんど役に立たない輸送船レベルのものすらあった。近年作品ではHPが大幅に上昇し、艦の武装や艦長の能力の見直しなどの調整がされて戦闘能力も全体的に向上しており、搭載武装の多さからくる高い継戦能力、HPの高さとサイズ差補正による堅牢性を活かした壁役としての使い道、スーパーロボット顔負けの高威力の武器を持つものもあるなど、初期の作品に比べると使い勝手は飛躍的に向上している。ブリッジクルーが精神コマンド要員として付随するケースが増えたのも見逃せない強化点である。そのため、近年の作品の戦艦は前述した折衷艦としてのイメージに近くなっている。

また、どの味方艦も明らかに原作設定を無視した多数の兵器を搭載している(例としてアーガマモビルスーツ搭載数は8機。艦の運用に支障をきたしても構わなければ10機)が、スパロボにおいてはツッコんではならない疑問の一つとなっている。

一方、敵艦については純粋に巨大でHPの高いユニット的位置付けである場合が多い。サイズ補正がダメージ計算にも適用される作品では火力・耐久性ともにプラス補正が掛かるため、艦長によっては馬鹿にできない戦闘能力を有することになる。一応当該の艦には多数の艦載機を搭載できるはずで、また少なからず「母艦」を名乗る敵艦もあることから、母艦としての役割も担っているはずであるのだが、「搭載」等の味方艦では可能な補給システムがない(かつ、それを前提とした行動を敵ユニットが行わない)ため、戦闘能力のみが艦の評価を左右することになる。近年では武装の一種として艦載機を出撃させるものを使用することにより、搭載能力が表現されることがある。OEでは敵艦専用の特殊能力として「艦船」が設定され、不動と同様の武器特殊能力無効化と「母艦」及び「艦船」に対するダメージ強化を併せ持っている。一方武器特殊能力「対艦」の対象ともなり、その場合高い倍率を受けた甚大なダメージを与えうる。

第3次Z』では新たな敵艦専用特殊能力「指揮系統中枢」(敵軍全機の命中率強化、重複あり)を追加された。強化補正を完全に消すためには、敵軍全艦を撃破する必要がある。戦艦以外の敵ボスユニットが持っている場合も多い。

ちなみに、敵艦は撃破時に得られる資金が高く設定されているお金持ちユニットの場合が多い。このため、可能な限り「幸運」や「祝福」を併用して撃沈したい敵である。

砲撃戦主体の艦は敵味方問わず接近戦に比較的弱いというのが定石であったが、現行シリーズでは艦載機による召喚攻撃や機銃系武装の自機中心型MAP兵器化などによりこのお約束は崩れつつある。

主な戦艦ユニット[編集 | ソースを編集]

味方の中核艦としての役割を担っている艦については母艦を参照。

ここではそれ以外の戦艦ユニット(主に敵として登場するものが中心になる)について、代表的なものを記載する。

一口に戦艦といっても、作品によりバリエーションは様々である。

量産型戦艦[編集 | ソースを編集]

同型艦が多数量産されているタイプ。ガンダムシリーズを始め、リアル系の作品の戦艦の大半はこのタイプ。それ以外でも汎用艦が登場する作品は多い。

ユニットとして登場した場合、概ねザコ敵の延長線上の存在として扱われる。但し名前付きのパイロットが登場している場合は、ボス格としての火力・耐久力を有する場合もある。

戦艦名 備考
マゼラン改級
サラミス改級 分類は宇宙巡洋艦
ガウ 分類は空母ないしは輸送機
ムサイ級 分類は宇宙(軽)巡洋艦
エンドラ 分類は宇宙巡洋艦
アルマイヤー
ナスカ級 分類は高速戦闘艦
エンペラー改
サージェ・オーパス
ガタマン・ザン
スヴァール・サラン
メルトランディ軍標準戦艦
バロータ軍標準戦列戦艦
チラム攻撃空母
マザーバーン
カトンボ
新惑星連合戦艦
邪竜族護衛艦
地上戦艦
ギーガ級宇宙戦艦
レスリオン級宇宙戦艦
カールレオン級浮遊航空艦
バイカル級航宙巡洋艦
ギアナ級地上戦艦
ビーストロン級
ウルガル艦艇 小型艦、中型艦大型艦が存在
ゼラニオ
フーレ
アルムストラ・フィーニス
グリンガル
アドラティオ
プルケリマ
ライノセラス

指揮官専用艦[編集 | ソースを編集]

部隊指揮にあたる者のために特注で建造されている艦。

スーパー系作品における敵勢力の前線司令官用の艦はこのタイプが多い。中ボスクラスの性能で、艦によってはかなり火力が高い。

戦艦名 備考
ブリタイ艦
ケアドゥル・マグドミラ
バロータ軍大型戦艦
飛行要塞グール
海底要塞ブード
万能要塞ミケロス
無敵要塞デモニカ
メカ要塞鬼
グレイドン
スカールーク
ガルンロール
アドラステア
ボイダー戦闘母艦
カブト戦闘母艦
ネシア戦闘母艦
グロテクター
ゼルガイアー
ブンドル艦
カットナル艦
ケルナグール艦
C・テラヘルツ
ファミール艦
戦闘空母
シラジーラカンス号
マーグ司令船
ワール大型宇宙船
かんなづき
ダイガンザン
ダイガンカイ
ダイガンド
ダイガンテン
ダイガンザンドゥ
アヴァロン
空中戦艦ブランカ

艦隊旗艦[編集 | ソースを編集]

敵の総大将、或いは艦隊指揮官が搭乗する艦。

大抵は大ボスクラスの性能を備えており、圧倒的な火力と耐久力を持つ。場合によってはバリアを所持していることもある。サイズもこれまでの艦に比べると大型の場合が多い。

戦艦名 備考
グレート・デギン
アレキサンドリア 分類は重巡洋艦
ドゴス・ギア
グワダン
サダラーン 分類は機動戦艦
レウルーラ
ザムス・ガル
レセップス
ドミニオン 分類は強襲機動特装艦
キング・オブ・ベガ
カーメン・カーメン旗艦
スピリットガットラー
グラドス大型戦艦
かぐらづき
銀河号
マハト  
バトル・ギャラクシー
艦隊旗艦宇宙空母  
ログレス級浮遊航空艦
フガク
アルムストラ
アシュタンガ級
NSX

移動要塞・本拠地[編集 | ソースを編集]

艦隊の旗艦であるどころか、それ自体が移動する要塞、更には本拠地としての役割までも兼ねている艦。

本拠地の役割を持つにしては比較的サイズの小さな艦もあるが、大概は艦と呼ぶのが適切なのかどうかすら怪しい、規格外の巨体を誇る。無論その火力と耐久力は半端ではない。

戦艦名 備考
ドロス 分類は宇宙空母
リーブラ
ウィル・ウィプス
ゲア・ガリング
バイラル・ジン
科学要塞島
巨大円盤 (ゲッターロボ)
バンドック
移動要塞 (ダルタニアス)  
ボドル旗艦
ラプラミズ旗艦
ドラゴ帝国要塞
空中要塞
ミスティックシールド破壊装置 原作では移動要塞としても運用。
NEOでは固定物扱いで反撃を行わない。
ドテンカイザン
大竜胆
ダモクレス要塞
レッドノア
ウルタリア ステージMAP扱い。
グレート・アクシオン
パレス・インサラウム
ヘルモーズ
(ヘルモーズ・エハッド
 ヘルモーズ・ハミシャー
 ヘルモーズ・シシャー)
で1ステージのみMAP扱い。

生体艦[編集 | ソースを編集]

戦艦としての能力を備えた生体兵器。その性質上、スーパー系敵勢力の指揮官が搭乗する場合が多い。性能も概ね指揮官用艦に準じた扱いである。

戦艦名 備考
無敵戦艦ダイ
ガンテ
宇宙怪獣・高速型
ラダム艦
バジュラ (ナイト級)
バジュラ (ビショップ級)
ホエールキング

純粋戦闘艦[編集 | ソースを編集]

ここまでの戦艦は、自身の戦闘能力はもちろん高いのだが、大なり小なり部隊を展開することを前提として戦闘を行う、本来の用語の意味で「母艦」として機能している艦である。

しかし中には、艦の戦闘能力のみを前面に押し出した、これまた本来の用語の意味で「戦艦」としての役割を全うしている艦もある(スパロボではゲームバランスの関係上部隊を展開していることが多いが、以下の艦に共通するのは「艦載機動兵器がメインでなく、あくまで艦そのものがメイン」である点である)。

これらの艦は旗艦クラスの強敵として扱われる場合が多く、特にその火力には注意が必要である。

戦艦名 備考
大地魔竜
天空魔竜
奪還後は味方艦として活用可能(K)
ジェイアーク
キングジェイダー
敵対するのは『W』のレプリジンのみ
ピア・デケム・ピット
ピア・デケム・ピーク
大ガミラス帝星の各種戦艦 戦艦だけでなく、巡洋艦、空母、巡洋戦艦も登場する
光子戦闘艦
飛竜戦艦
アルデバル / バン・アルデバル
プレイアデス・タウラ
スリニバーサ
バースカル
アーピエス
アーピエス・アート
アールオール

非戦闘艦[編集 | ソースを編集]

本来は戦闘用でないにも関わらず、スパロボに参戦するにあたって戦闘に駆り出されている艦。

中には戦闘が主目的でないだけで十分戦闘に耐えうる艦もある。

戦艦名 備考
ガルダ級
スードリ
地球連邦軍の輸送艦。スパロボでは様々な武装が付けられている。
ジュピトリス 本来は恒星間航行用の資源採取艦だが、ジオン軍残党の襲撃を考慮しているため高い戦闘力を持つ。
スパロボでは破格の火力と耐久力に加え、シロッコの能力のおかげで凄まじい性能を誇る。
巨大円盤 (鉄人28号)
指揮戦車

余談[編集 | ソースを編集]

  • ゲーム内ではゼードラーIIヴァルドルなど、明らかに戦艦ではないユニットに戦艦扱いのアイコンがついていることもあり、おそらくはスタッフの設定ミスと思われる。逆にシナリオ上で戦艦扱いされてもゲームシステムでは戦艦扱いされていないソディウム級移動要塞などもある。

関連用語[編集 | ソースを編集]

母艦
戦闘の際に用いられる艦船のうち、特定の兵器(航空機等)の艦載・運用を目的とした艦のこと。
スパロボシリーズでは、特に味方部隊の移動拠点として活躍する艦のことを指す。一方、敵軍の艦については「戦艦」ないし「敵戦艦」と呼称して区別されている。