「ミネルバX」の版間の差分
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マジンガーZを倒すべく出撃させたが、戦闘時に内蔵されていたパートナー回路が作動した為に、Dr.ヘルを裏切り、兜博士の本来の目的通りにマジンガーZのパートナーロボットになる。 | マジンガーZを倒すべく出撃させたが、戦闘時に内蔵されていたパートナー回路が作動した為に、Dr.ヘルを裏切り、兜博士の本来の目的通りにマジンガーZのパートナーロボットになる。 | ||
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== 余談 == | == 余談 == |
2020年1月14日 (火) 03:34時点における版
ミネルバX | |
---|---|
外国語表記 | Minerva X |
登場作品 | |
初登場SRW | スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | パートナーロボット |
全高 | 16 m |
重量 | 18 t |
動力 | 原子力 |
装甲材質 | スーパー鋼鉄 |
概要
原作第38話「謎のロボット・ミネルバX」に登場。兜十蔵博士が、マジンガーZのパートナーとして設計した女性型ロボット。兜博士の別荘を襲撃した際に入手した設計図を元にDr.ヘルが製作した。
マジンガーZを倒すべく出撃させたが、戦闘時に内蔵されていたパートナー回路が作動した為に、Dr.ヘルを裏切り、兜博士の本来の目的通りにマジンガーZのパートナーロボットになる。
味方になった時には、マジンガーZ(甲児)とデートしたりと、やたらないちゃいちゃぶりを見せつけており、それを見たさやかがジェラシーを爆発させている。
だが、機械獣アーチェリアンJ5(SRW未登場)の攻撃によりパートナー回路が破壊された為に敵へと戻り、戦意を喪失した甲児を一方的に攻撃してしまう。暴走の末に原子力発電所にブレストファイヤーを発射しようとするが、寸でのところで駆け付けたアフロダイAの光子力ミサイルによりやむを得ず破壊され、海底に水葬された。ミネルバXの最期は、甲児とさやかに深い悲しみをもたらした。
桜多吾作氏の漫画版では概ねTV版と同じ展開を辿るが、光子力研究所の側に渡った際に超合金Zに換装されている、TV版とは真逆にアフロダイの危機を見かねたマジンガーZの攻撃で破壊されるという差異がある。
登場作品と操縦者
SRWではパイロットがミネルバX、つまり無人機の状態で仲間になる場合と、有人機に改造されて仲間になる場合の二通りがある。量産型グレートマジンガーと違い、近年はあまり登場していない。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- シナリオ「マ=クベの罠」で、DC所属の兵器として登場する。隠し要素で兜甲児で説得可能。精神コマンドは根性とド根性しかないがマジンガーの倍近いHPを持ち攻撃力も中々。しかし、僅か2話分で離脱。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 第2次と同様隠し要素で仲間に。今回は最後まで残るが精神コマンドは使えない。命中が低く補正手段もない点は同様だが、二択になる胡蝶鬼の方が総合的には強い。
- 第3次スーパーロボット大戦
- DCの戦力として量産される。中盤マシュマー・セロが引き連れてくるが、今回の甲児は「説得は無理だ」と言って諦めてしまう。能力は機械獣を上回っており、終盤の宇宙まで出てくる。雑魚としては終盤でも通用する硬さだが攻撃は当てやすいので、命中率の乏しいキャラでも倒し易い貴重な相手。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 敵として登場するが、甲児で説得可能。今回は何故か精神コマンドが使える。ユニットはそれなりの性能。パイロットとしては集中、熱血、魂を必ず覚え、2回行動がマジンガー系で一番早いという謎の高性能ぶり。ミネルバXは、人工知能のはずなのだが。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 2回行動も魂も奪われ弱体化。必修は根性と鉄壁。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- 甲児が地上に残っており、さらに地上ルートを通ると説得可能。マジンガー系は誰でも搭乗可能で、機体1段武器2段改造されているのでそこそこ使える。量産型グレートマジンガーとは二択。敵としては量産型グレートより強い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 入手したデータを引き継げば最初から自軍にいる。量産型グレートより微妙に弱いがパーツスロットが1多い3なのでカバーできる。乗機がないマリアあたりが適任か。敵としても登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 暗黒大将軍が出してきて無敵要塞デモニカから操っている(このMAPは同時にミユキの乗るゲッターQも登場し、他にも数多くのフラグが集中している難所)。やはり甲児で説得可能だが、ドラグナー3型のジャミングが必要なのでD-3がマップ上にいないと失敗に終わる。また、説得する前に暗黒大将軍を撃墜または撤退させてしまうと自爆装置が作動してしまい、失敗する。
- 説得に成功して味方にした場合、シナリオ内では味方NPCとなりプレイヤーでコントロールすることは不可能(撃墜されると仲間にならない)。散々コントロール電波やら妨害電波やらを受け続けたせいかシナリオ終了後にパートナー回路が焼き切れてしまうため、アストナージにより有人機に改造される。
- 合体攻撃にも使える射程5・P属性のロケットパンチがかなり便利で、他にも「合体攻撃にも使える射程3のブレストファイヤー」「改造段階15」「パーツスロット4」などもあって陸戦に限ってはマジンガーZよりも強い(合体攻撃は元の武器よりも射程が短くなっているので注意)。 序盤ではボロットが甲児のレベル上げに使われている可能性もあり、地形適応の兼ね合いからもボスが乗ることが多いかと思われる。
- だが、撃墜すれば貴重で有用なV-UPユニット(W)を落とすので、大抵は説得せずに撃墜されてしまうであろう。加入後すぐに分岐する宇宙ルートではスーパーロボットが少ないため火力的には活躍の余地があるが、MSなど回避率高めの敵が多いのに対し、この時点でのマジンガー系パイロットは必中未収得の可能性が高いのも辛い所。
- 味方にするためには全く関連の無い『機甲戦記ドラグナー』の登場メカであるD-3の存在が必須という点が、地味にスパロボらしい展開である。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 入手条件はリメイク前と同じだが、フル改造ボーナスが優秀。空適応を補えばかなり強力。改造による攻撃力の上昇率も高いため、改造次第で化ける隠れた名機。おそらく性能的には歴代最強のミネルバXであろう。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- 敵として登場する。ブレストファイヤーが装備されているので、攻撃力はトップクラス。ぜひ仲間に。
- スーパーロボット大戦64
- 中盤の分岐で完全平和ルートに進むとミケーネ帝国のヤヌス侯爵が出してくる。今回も甲児で説得可能だが、AIが使い物にならなくなったということで有人機に改造される。
装備・機能
武装・必殺武器
基本的にマジンガーZと同様のものを使用。
- 光子力ビーム
- 両目から放つ光線。
- ルストハリケーン
- 口から酸を含んだ突風を吹かせる。
- ロケットパンチ
- 前腕部をロケットのように発射。
- ブレストファイヤー
- 胸部から放つ熱線。放熱板はマジンガーのものと異なり、乳房のような膨らみがある。
合体攻撃
- ダブルマジンガーパンチ
- マジンガーZ、グレートマジンガー、グレンダイザー、量産型グレートマジンガーのいずれかと共にロケットパンチ系の攻撃を繰り出す。
- ダブルバーニングファイヤー
- マジンガーZかミネルバXのブレストファイヤー、グレートマジンガーか量産型グレートマジンガーのブレストバーンを同時に繰り出す。
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 超合金Z
- 『第2次G』にて採用。
- 機体の地形適応「陸」「海」「宇」をSにする
- 『A PORTABLE』にて採用。
パイロットステータス
精神コマンド
特殊技能
余談
- 敵ロボットでありながらも悲劇のゲストヒロインキャラクターとして扱われた事で、当時から人気は高かった。TV本編終了から数年後、水木一郎氏の作詞・作曲による「ミネルバXに捧げる歌」というイメージソングがリリースされている。
- 後年の作品『マジンカイザーSKL』に登場する支援機ウイングルのモチーフは、ミネルバXおよび『マジンガーエンジェル』版ミネルバX(こちらは『デビルマン』のシレーヌをモチーフにしている)である。
- ちなみに、ウイングルは有人機(パイロットは由木翼)で、主人公機・マジンカイザーSKLを支援する。また、主人公機と敵対することが無い。形は異なれど「悲劇のヒロイン機・ミネルバXが、劇中最後まで主人公機・マジンガーのパートナーロボットでいられる」というファンの夢が叶ったと言えなくもない。
- 2014年に放送されたアニメ『ロボットガールズZ』では、マジンガーZや機械獣らが軒並み美少女キャラにされている中、原典で女性型であったミネルバXは男の娘という衝撃的な役柄で登場した。
商品情報
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