「ドラグーン」の版間の差分

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:地上ルート11話「恐怖!無限機動砲」or「シークレット・ウェポン」で初登場するが、'''解説が入った直後に[[無限機動砲]]で全機消滅する'''という、ある意味派手なデビューを飾る。その後、共通ルートでは[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]初登場時の僚機([[NPC]])として登場。その後も[[シャドウミラー]]等に鹵獲されたであろう機体が敵として少数登場する他、各種イベントや会話等でも度々登場するので出番は多いが、味方ユニットとしては一機も入手出来ない。
 
:地上ルート11話「恐怖!無限機動砲」or「シークレット・ウェポン」で初登場するが、'''解説が入った直後に[[無限機動砲]]で全機消滅する'''という、ある意味派手なデビューを飾る。その後、共通ルートでは[[ケーラ・スゥ|ケーラ]]初登場時の僚機([[NPC]])として登場。その後も[[シャドウミラー]]等に鹵獲されたであろう機体が敵として少数登場する他、各種イベントや会話等でも度々登場するので出番は多いが、味方ユニットとしては一機も入手出来ない。
 
:「あちら側」では連邦軍の正規兵が搭乗したドラグナーの試作機が十分なデータを取れないまま撃墜されたため、求められたスペックに到達せず、「人型機動兵器として理想の形」に到った[[ゲシュペンスト]]との生産競争に敗北した経緯がある。「こちら側」ではシャドウミラーの裏工作で生産ラインを操作された事によって量産化されたが、彼ら最大の誤算として「こちら側」の試作パイロットとなった民間兵のケーン・タップ・ライトが予想外の戦果を立てた事で「あちら側」を上回る完成度になってしまい裏目に出てしまう。
 
:「あちら側」では連邦軍の正規兵が搭乗したドラグナーの試作機が十分なデータを取れないまま撃墜されたため、求められたスペックに到達せず、「人型機動兵器として理想の形」に到った[[ゲシュペンスト]]との生産競争に敗北した経緯がある。「こちら側」ではシャドウミラーの裏工作で生産ラインを操作された事によって量産化されたが、彼ら最大の誤算として「こちら側」の試作パイロットとなった民間兵のケーン・タップ・ライトが予想外の戦果を立てた事で「あちら側」を上回る完成度になってしまい裏目に出てしまう。
:ユニット能力は作中で言及される通りドラグナー3機より全て上、飛行も可能で[[EWAC]](大)と[[ジャマー]]も常備、そして距離を選ばない各種武装を備えており、もしもMSパイロットが乗れる機体として味方登録でもされていれば、充分主力運用出来るスペックを秘めているが、NPC時に乗っている[[連邦兵]](今回に限りガンダム世界の連邦兵が使用)の能力があまりに低い為に碌にダメージが与えられない上にすぐに撃墜される、敵として出てきた時には周囲のユニットに比べて耐久力が低いのですぐに落とせてしまう、あげくは各種イベントにてやられ役としてまとめて破壊される事が多く、どうにも弱いという印象しか持たれない悲運の機体(原作通り、と言われればそれまでだが……)。一方で位置取りが良かった場合、ガルンロールなどのミサイルをジャマーで無効化し、しぶとく生き残るなど健闘を見せてくれることも。
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:ユニット能力は作中で言及される通りドラグナー3機より全て上、飛行も可能で[[EWAC]](大)と[[ジャマー]]も常備、そして距離を選ばない各種武装を備えており、もしもMSパイロットが乗れる機体として味方登録でもされていれば、充分主力運用出来るスペックを秘めているが、NPC時に乗っている[[連邦兵]](今回に限りガンダム世界の連邦兵が使用)の能力があまりに低い為に碌にダメージが与えられない上にすぐに撃墜される、敵として出てきた時には周囲のユニットに比べて耐久力が低いのですぐに落とせてしまう、あげくは各種イベントにてやられ役としてまとめて破壊される事が多く、どうにも弱いという印象しか持たれない悲運の機体(原作通り、と言われればそれまでだが……)。一方で位置取りが良かった場合、[[ガルンロール]]などの[[ミサイル]]をジャマーで無効化し、しぶとく生き残るなど健闘を見せてくれることも。
:味方NPC時はそれなりに資金泥棒、敵に回したときもなかなか当てづらく厄介なので[[必中]]を使った攻撃で手早く蹴散らしてしまいたい。
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:味方NPC時はそれなりに[[資金]]泥棒、敵に回したときもなかなか当てづらく厄介なので[[必中]]を使った攻撃で手早く蹴散らしてしまいたい。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 
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::命中の全体的な低さに加え、AIがEWACをしっかり利用するように位置取りするため、かなり避けて当てるようになっている。
 
::命中の全体的な低さに加え、AIがEWACをしっかり利用するように位置取りするため、かなり避けて当てるようになっている。

2023年7月22日 (土) 12:51時点における版

ドラグーン
外国語表記 Dragoon[1]
登場作品 機甲戦記ドラグナー
初登場SRW スーパーロボット大戦A
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 メタルアーマー
生産形態 量産機
型式番号 MBD-1A
頭頂高 17.3 m
運行自重 79.2 t
最大発進重量 116.8 t
動力 IHI-301型 超小型核融合炉
出力 28万ポンド(ドライ)
34万ポンド(CMP)
※アフターバーナー使用時8万ポンドをプラス
最大戦闘出力維持時間 46秒(MAX)【回復時間 CMP≦5 2秒~CMP=46 12秒】
出力・重量比 1.199(ドライ)
1.798(CMP)
メインノズル数 3
アポジモーター 17
最高速度 M0.98/SL(海面速度)
M1.47(32,000フィート)
航続距離 2,920ノーチカルマイル
(5,408 km)
装甲 トリプルハードニス型ヘビーコーティング
装甲厚 MAX250 mm
探知装置 イメージセンサー TAS14型
ハードポイント数 2
(ハイペロード総量:17.5 t)
開発者 ラング・プラート
所属 地球連合軍
乗員人数 1名
主なパイロット ジェームス・C・ダグラス
テンプレートを表示

ドラグーンは『機甲戦記ドラグナー』の登場メカ

概要

連合軍初の量産型メタルアーマー

連合軍がギガノス帝国より奪取したドラグナー123型(所謂『D兵器』)をもとに、帝国から亡命したラング・プラート博士の協力によって開発された、3機の性能を統合・発展させた機体。

モビルスーツでいうところの「ジム」的存在であるが、良い所取りであるが故に試作機よりも強い量産機という、珍しく現実的な演出がなされた機体である。過去には1型に設計思想を同じくする外付け装備キャバリアー0型が存在したが、本機はキャバリアーに依存することなく単独で設計思想を実現した。ただし、実際は搭載コンピュータの差からか、電子戦もできる1型と2型の統合機体というポジションといったところで、作中ではその1型と2型も、ドラグーン登場後すぐドラグナー1型カスタム及びドラグナー2型カスタムに大改修されたため、結果としてこの点は実感しにくい。ちなみに、搭載コンピュータは未熟なパイロットでも性能を生かせるようにサポート方面に手厚い。

機体性能は高く、原型となったD兵器以上のスペックを誇り模擬戦でも主人公たちの乗るD兵器を苦戦させたものの、先述のD兵器の強化、主人公たちや敵パイロットとの経験の差、そして何よりメタ的に言ってしまえば脇役機体であったため、(TV画面上では)お約束通りの味方側のやられメカとなってしまった。特にヤム少佐(SRW未登場)率いるドラグーン部隊がグン・ジェム隊(というよりもグン・ジェム一人)と交戦した際は部下は全滅、ヤム少佐の搭乗機も大破するという有様であった。

しかし、先述のような状況はグン・ジェム隊という相手が悪すぎたのもある。ストーリー全体で見るとケーン・ワカバらの活躍の影で、各地でギガノス軍を駆逐して地球上のミリタリーバランスを覆し、連合軍を勝利に導いた立役者的機体でもある。またギガノス製メタルアーマーと構造パーツの共通化を行う事で、ギガノスから接収した工場でも即座に生産可能とするなど生産効率も高められていたことも一役買っていた。

作中に登場するキャラクターではグン・ジェム隊との戦いでタップ・オセアノライト・ニューマンが一時使用しており、終盤ではジェームス・C・ダグラス大尉とベン・ルーニー軍曹が搭乗、最終回では開発者であるラング・プラート博士がマイヨ・プラートの元へ向かう為に搭乗した。

一部資料では、それぞれ1型・2型・3型を意識した性能の強化型ドラグーンの存在が示唆されているが、本編ならびにSRW未採用。

登場作品と操縦者

基本的に連合兵(多くは連邦兵表記)がパイロットのNPCとして登場する。味方として登場しても敵として登場しても原作通りやられメカの域を出ないが、原作を反映してか機体性能がそれなりに良いことが多く、一般兵搭乗機でもジムなどに比べると多少は強いことが多い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
初登場作品。量産型ゲシュペンストMk-IIと連邦の主力機として競合関係になり、「こちら側」では採用されているがシャドウミラーのいた世界では不採用になっている。
地上ルート11話「恐怖!無限機動砲」or「シークレット・ウェポン」で初登場するが、解説が入った直後に無限機動砲で全機消滅するという、ある意味派手なデビューを飾る。その後、共通ルートではケーラ初登場時の僚機(NPC)として登場。その後もシャドウミラー等に鹵獲されたであろう機体が敵として少数登場する他、各種イベントや会話等でも度々登場するので出番は多いが、味方ユニットとしては一機も入手出来ない。
「あちら側」では連邦軍の正規兵が搭乗したドラグナーの試作機が十分なデータを取れないまま撃墜されたため、求められたスペックに到達せず、「人型機動兵器として理想の形」に到ったゲシュペンストとの生産競争に敗北した経緯がある。「こちら側」ではシャドウミラーの裏工作で生産ラインを操作された事によって量産化されたが、彼ら最大の誤算として「こちら側」の試作パイロットとなった民間兵のケーン・タップ・ライトが予想外の戦果を立てた事で「あちら側」を上回る完成度になってしまい裏目に出てしまう。
ユニット能力は作中で言及される通りドラグナー3機より全て上、飛行も可能でEWAC(大)とジャマーも常備、そして距離を選ばない各種武装を備えており、もしもMSパイロットが乗れる機体として味方登録でもされていれば、充分主力運用出来るスペックを秘めているが、NPC時に乗っている連邦兵(今回に限りガンダム世界の連邦兵が使用)の能力があまりに低い為に碌にダメージが与えられない上にすぐに撃墜される、敵として出てきた時には周囲のユニットに比べて耐久力が低いのですぐに落とせてしまう、あげくは各種イベントにてやられ役としてまとめて破壊される事が多く、どうにも弱いという印象しか持たれない悲運の機体(原作通り、と言われればそれまでだが……)。一方で位置取りが良かった場合、ガルンロールなどのミサイルをジャマーで無効化し、しぶとく生き残るなど健闘を見せてくれることも。
味方NPC時はそれなりに資金泥棒、敵に回したときもなかなか当てづらく厄介なので必中を使った攻撃で手早く蹴散らしてしまいたい。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
命中の全体的な低さに加え、AIがEWACをしっかり利用するように位置取りするため、かなり避けて当てるようになっている。

単独作品

スーパーロボット大戦MX
途中から地球連邦軍の主力機となる。基本的にはかませ犬扱いであり、終盤ではネルフ攻撃のシナリオで敵として登場するが、アスカのほどよい経験値稼ぎにしか過ぎない弱さ。一部シナリオでは原作未搭乗だったケーンも含めたDチームが搭乗し専用台詞もあり。さらに数機が味方NPCとして戦ってくれる。基本的にはお約束のヤラレ役となるが、機体バランスの良さ故か(多少の運にも左右されるが)ザコへのほどよい削り役~数機落とす程度には活躍してくれる。
レーザーソードがあるのでタップとライトに切り払いをさせることが出来るが、ドラグナーでは不可・搭乗期間の短さ(僅か数ターン)・対応した攻撃の少なさ、などから余程周回を積んだ場合のお遊びにしかならない。
スーパーロボット大戦MX PORTABLE
追加シナリオ内でアクア用にDFCシステム[2]を搭載した機体が送られ、同仕様機にアクアが一時的に搭乗。残念ながら追加シナリオ限定で乗り換え不可。彼女は最初からガンファイトorインファイトを持っているためそこそこ強い。
スーパーロボット大戦GCXO
ジムドールと共に中盤より地球連邦軍の主力機体となる。一般兵操縦でもそこそこの強さを発揮し、最終話でもサラミス改との連携でギルガザムネ一機くらいは片付けてくれる。
NPCでの登場以外にも、中盤の34話サブシナリオを2回クリアすると、SRWでは初めて入手できる。3機いっぺんに入手できるが、なにぶん直前にドラグナーもカスタム化しているのでケーン達が乗り換えるのは趣味の範囲かも。とはいえEWACは便利なので細かく部隊分けする場合にはいいかもしれない。また、タップとライトのドラグナーはまともな格闘武器がないので格闘エースを取得したい場合にも役に立つ。後でプラクティーズを乗せかえるのもアリだが、『XO』ではゲルフ3機に合体攻撃があるのでややこちらの立場が弱い。

装備・機能

武装・必殺武器

55.6mmハンドレールガン LPS22型
基本武装となる手持ち式レールガン。発射速度毎分2200発、携行弾数810発。鉄甲弾・爆裂弾を装填可能。
460mmレールキャノン KGX-9型
右肩に装備された1門のキャノン砲。発射速度毎分240発、携行弾数120発。鉄甲弾・爆裂弾・プラズマ化弾を装填可能。
当機の武装では最長射程最高威力のため、NPC時は主にこの武装が使われることが多い。
マルチディスチャージャー
両翼に装備されたミサイルランチャー。
迫兵戦用レーザーソード
接近戦用の白兵戦用非実体剣。互換性があるのか他機体でも使用はでき、撃破されたドラグーンからドラグナー2型カスタムおよびドラグナー3型が本武装を拾って使用したこともある。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
EWAC
全てのドラグーンがこの特殊能力を持つため、固まると補正により命中・回避が大幅に補正される。
ジャマー
ミサイルを無力化する。これにより生存能力が高く、NPCでも意外と生き残ることも。

移動タイプ

リフター装着により飛行可能。この辺りがモビルスーツとの決定的な違い。

サイズ

M

関連機体

ドラグナー1型ドラグナー2型ドラグナー3型
以上三機が本機の元となった試作機。
キャバリアー0型
1型の追加装備。キャバリアーが1型に他2機の性能を追加する外付け装備であり、設計思想が類似する。
ドラグナー1型カスタムドラグナー2型カスタム
ドラグーン開発において使い切れなかった技術を使い切る目的で、1型・2型を母体に大改修した機体。

SRWでの関連機体 

ゲシュペンスト
A』では制式採用の座を争った機体。「こちらの世界」ではドラグーンが勝利したが、「あちらの世界」ではゲシュペンストが勝利した。

余談

  • 「ドラグーン」は英語で竜騎兵を指す。試作機のドラグナーはドイツ語で同単語を指しているため、語源を同じくしている。

脚注

  1. MECHANICS、機甲戦記ドラグナー公式サイト、2022年1月6日閲覧。
  2. ダイレクト・フィーリング・コントロールシステム。ガルムレイドサーベラスに搭載されている機体補助システムのこと。