「気力限界突破」の版間の差分
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なおラムダ・ドライバについては『W』終盤の強化後は攻撃力補正が150で止まるが、強化前であれば気力170で同等の補正が得られる。 | なおラムダ・ドライバについては『W』終盤の強化後は攻撃力補正が150で止まるが、強化前であれば気力170で同等の補正が得られる。 |
2019年5月13日 (月) 00:48時点における版
特殊技能の一種。『V』・『X』以外の作品では技能レベルは存在しない。『第3次スーパーロボット大戦α』より登場。
所持者の気力上限が170になり、最大攻撃力と防御力の補正値をより高められる。『第3次α』や『Z』ではアタッカーやインファイト、ガンファイト、リベンジ等が無い為、貴重な最終ダメージ底上げ技能。ただし、当然ながら気力を151以上にできなければ意味が無い。
所謂「痒いところに手が届く」印象だが、ダメージ計算の関係上コーディネイターなどの気力によって能力値が上昇する特殊技能、ラムダ・ドライバなどの気力によって攻撃力に補正がかかる特殊能力と非常に相性が良く、組み合わせる事で攻撃力を大幅に高められるので決して侮ってはならない。
なおラムダ・ドライバについては『W』終盤の強化後は攻撃力補正が150で止まるが、強化前であれば気力170で同等の補正が得られる。
『V』『X』『T』では最大レベルはL3になっている。L1で+5、L2で+10、L3で+20と気力上限が上昇する。
パイロットの性格やゲーム難易度によっては気力を上げ辛いケースがある為、有効活用するには他に気力上げ手段を用意する事が望ましい。従って「気合」や「気迫」を持つパイロットや、サブパイロットがそれらのコマンドを担える機体のパイロットに覚えさせるのが最適。他のパイロットから「激励」や「希望」等をかけてもらったり、闘争心や戦意高揚、気力+系などの特殊技能を覚えさせるのも手である。
採用作品
シリーズ | 取得に要するリソース |
---|---|
第3次α・OGS・OG外伝 | PP100 |
第2次OG | PP250 |
Z | PP500 |
第2次Z | PP200 |
第3次Z | PP300 |
W・K ・UX・BX | 同名スキルパーツ(アイテム)1つ |
V・X・T | L1につき同名スキルプログラム1つ (生産には1つにつき要TacP100) |
主なパイロット
デフォルト所持パイロットは殆どが敵かNPCで、自軍の場合は基本的に後付けとなる。
- 熱気バサラ
- 『第3次α』で初期状態で習得。彼の熱い魂の表れであろう。また、改造が出来ない歌の攻撃力を底上げ出来るという意味でも重要。
- レントン・サーストン
- 『Z』では、ストーリー進行に伴って習得する。LFOの操縦テクニックの低さを気合でカバーした彼らしい特殊能力といえる。
- ギム・ギンガナム
- 一部マップで使用可能。極やガードと併用すると技能欄の半分が緑色に輝く脅威のパイロット。
- ゼロ(ルルーシュ・ランペルージ)
- ゼロを演じる際のテンションの高さ故か所持。自身の能力値があまり高くないこともあり攻撃力底上げとして有用。ゼロレクイエムルートにおける本名名義での敵対時にも所持しているが、こちらは本心を隠すため故と思われる。
- ルルーシュ名義での参戦となる『X』ではL2止まりになっている。
- ヴィンデル・マウザー
- 『OGs』で所持。性格が大物であるため、気力が常に170であると考えたほうがいい。ガード、見切り、カウンターLv9もありまったく隙がない。26話では中盤にも関わらずMAPWである邪龍鱗で中途半端な味方はあっさりと落としてくる。自滅もないので勘違いしないように。
- 流竜馬 (OVA)
- 初期の段階で所持しており、彼のエースボーナスは気力170以上(『破界篇』のみ150)で攻撃力が30%アップである為かなりの攻撃力になる。気力上げは武蔵がエースボーナスが気合が気迫に変わるのでそれを使おう。一方『V』『T』では最大レベルまで上がらず、フォースブーストやピンクハロ、ソルジャーメダリオン無しではエースボーナスが発動しないため習得推奨パイロットとなっている。
- ロージェノム
- エースボーナス込みで200に達する。カミナと同じだが、こちらはボスであるため、攻撃力以上にとにかく硬くなる。
- アンチスパイラル
- 『第2次Z』で所持。最も完全に原作再現したら数字以上の力(気力200でも生易しい)を引き出せる。
- ロンド・ギナ・サハク、アッシュ・グレイ
- 『W』でコーディネイター+気力限界突破のコンボをやらかしている連中。性格も超大物なので放っておくとあっという間に補正全開である。
- なおカナードも持っているが、味方に加入するとなくなる。
- 呂布トールギス、マスターテリオン
- 『UX』では自部隊に参戦する中でデフォルト所持。敵対時にも当然所持しているが、後者が中盤と最終話の1話前と実質2回の対決に関わらず前者は序盤から持ちイベントで必ず「魂」も使うためまともに当たれば戦艦でも一撃で落されかねない。
養成による習得を推奨するパイロット
搭乗機の武装が格闘と射撃の両方の属性をバランス良く取り揃えている場合、パイロットの能力値を上げる時に頭を悩ませる。そこで、この技能を養成すれば、格闘・射撃の属性を問わずにダメージを底上げ出来るので有効である。他にも、技能欄に余裕のあるパイロットに、ダメージの底上げの為に養成するという手も。また受けるダメージも減少させられるため、装甲で耐えていくスーパー系等にはその点でも好相性。
戦闘終盤に効果を発揮する特殊技能である為、最後に控えているボスクラスの敵を倒す、ボスキラーの役割を果たすパイロットに養成するのがより効率的である。また、パイロットが気力を効率的に上げられる場合も同様に効果的。
- ゼンガー・ゾンボルト
- 技能欄に比較的余裕がある為、超強力な攻撃力を底上げする為に有効。気迫との相性も抜群。
- シュウ・シラカワ、リシュウ・トウゴウ
- 共に性格が「大物」であることから、戦闘中の気力上昇幅が極めて大きいために恩恵を受けやすい。愛機のグランゾン、グルンガスト零式が共に高い攻撃力と装甲値を誇るのもポイント。
- イルムガルト・カザハラ、エスター・エルハス
- エースボーナスを習得して愛を連発するならば、その度に気力が上がっていくので習得して恩恵を大きくしたいところ。
- ジロン・アモス
- 隊長効果と戦意高揚の相乗効果で気力が天井知らずに高まる。頑丈なウォーカー・ギャリアは更に頑丈になるだろう。
- 藤原忍
- 機体の特性と気力の上げ易さの両面で、非常に有効なパイロット。
- ユウキ・コスモ
- イデオンの守りを堅くしつつ、圧倒的な攻撃力の底上げをする事が可能。イデオンはマップ兵器に特化しているので、他に必要な技能も少ない点も大きい。
- カミナ
- これで螺旋力発動の完全な効果を得られる(相方のシモンはデフォルト所持)。エースボーナスと合わせれば気力が200に達する。
- 相良宗介
- 『W』では周回プレイ前提になるが、つけて置くとアーバレストが序盤からでも強化後と同等の火力を発揮できる。「気迫」も覚えるので終盤でも十分有用。
- コーディネイター及びIFS所持者(前者は『W』・『K』のみ)
- 上述の通り効果の高い組み合わせとなる。ただしキラは性格が「普通」で気力を上げにくいので、「初期気力+」等も合わせてつけておいた方がよい。
- 聖戦士(『X』以降の作品)
- 『X』からは戦意高揚と同様の効果がある(さらにうち二人は「気迫」も使える)ため、その効果と相性が良い組み合わせ。初期修得している場合も多く、そのときは惜しまず最大迄補強するとよい。
- ウイングガンダムゼロのパイロット(Zシリーズ・X)
- ゼロシステムが気力に従って段階的強化される仕様になったため有効となる。基本的にはヒイロだが、乗り換え可能なので乗せたいパイロットに付ければ問題ない。
- 刹那・F・セイエイ、ティエリア・アーデ、アレルヤ・ハプティズム、真壁一騎(UX)
- 気力が上がると特殊効果が強化される面々(一騎のみ機体の特殊能力による)。一騎と同じく機体が同化を所持している来主操は対象がいなくなるので除外。
- 『BX』でもCBの三人は続投しているが、ティエリアはクアンタのサブにできるので優先順位は下がるかもしれない。
- 騎士ガンダム、アルガス騎士団一同、キャプテン・アッシュ、ヨウタ・ヒイラギ(BX)
- 上の条件に『BX』で加わった新たな面々(こちらもヨウタのみ機体能力による)。特にアッシュは付加の際補正が桁違いに上げられ、同系統能力で随一の効果になる。
- ロジャー・スミス
- ビッグオーは射撃・格闘武器をバランス良く所持しているだけでなく、マップ兵器まで搭載しており、この技能の長所を余す所無く享受している機体と言える。ただでさえ頑丈なビッグオーが更に頑丈になり、他の技能との組合せ次第では文字通り「難攻不落の要塞」となることも不可能ではない。
- 碇シンジ(V)
- 『擬似シン化第1覚醒形態』への変化するためには、スキルを最大レベルまで強化する事が必須。一方で13号機を主軸にする場合は重要ではない。
- 戦部ワタル、獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風
- 救世主ならびに魔法騎士スキル発動後、完全な効果を得るためには必須であるが、いずれも気力151以上でMAXとなるのでL1養成するだけでも効果的である。強化パーツで代用しても可。
- ヴァン
- YIIの効果を完全に受けられるほか、『T』ではエースボーナスの発動条件が気力170以上であるため実質必修。ただし精神コマンドに「気合」もなくそのままでは気力を上げづらいため、闘争心や気力+系、強化パーツなどで気力を上げる手段は補っておくべきところ。
- GGG勇者ロボ軍団(『T』)
- 特殊能力として導入されたGSライドの効果を完全に得るために必要となる。
- タカヤノリコ(『T』)
- ガッツが気力に従って能力ボーナスが入る技能となったので有効…と思いきや気力150時点の+10で打ち止めとなってしまうのだが、エースボーナスでスーパーガッツに変更されれば気力+ボーナス効果が付加されるため、気力の上げやすさを生かす意味で持たせられる。
- 統率習得者(第2次OG、OGMDでは「MB発動」)
- 単純な破壊力向上の他、マキシマムブレイク後の気力減少というデメリットを軽減する効果もある。
- 気力が最大限になるイベントの多いパイロット
- 『W』では獅子王凱、ブレード(Dボゥイ)らが該当。
- トーヤ・シウン
- 『OGMD』ではグランティード・ドラコデウスの強さが凄まじい上に、エースボーナス込みだと最大気力190になりまさに「Limit Over」。
同様の効果を与えるもの
特殊技能(スキル)
- アーガマの血
- 『NEO』と『OE』で登場した同様の効果を含む特殊スキル。
- 大牙剣、リュウ・ドルクが所有。Lv制で気力上限及び敵撃墜時の気力にプラス補正。気力上限は『NEO』では最大+30、『OE』では最大+45される。
- 気力覚醒
- 『UX』から登場した完全上位互換版。気力上限が200まで上昇する。なおあくまで「上限が200になる」ということなのか、気力限界突破と併せて付けても上限は200に上書きになるだけで、逆にこれを先に付けると気力限界突破は覚えられなくなる。
特殊能力
強化パーツ
- ココロキット
- 『NEO』に登場した強化パーツ。装備したユニットの気力上限+20。
- シェリルのディスク
- 作品ごとに効果が異なっており、『OE』では装備したユニットの気力上限+10の効果となる。
- ザウラーブレス
- 『OE』で登場。気力上限+20。
- ザウラーチェンジャー
- 『OE』で登場。気力上限+30。
- 聖戦士の証
- 『OE』で登場。気力上限+50。
- カイメラ隊員証
- 『時獄篇』で登場。気力上限+30。
- 連獄の紋章
- 『天獄篇』で登場。気力上限+10、出撃時気力+10。
- 天獄の紋章
- 『天獄篇』で登場。気力上限+50、最大SP+50、攻撃力+2000。
- ソルジャーメダリオン
- 『V』、『X』で登場。気力上限+30。なお複数装備しても累積はせず、ピンクハロ等との同時装備の場合も気力上限上昇量はこちらが優先される。
- ピンクハロ
- 作品ごとに効果が異なっており、『V』では最大SP+20・気力上限+10・出撃時の気力+10の効果となる。
- 龍神の首飾り
- 『X』で登場。効果は『V』のピンクハロと同一。
いずれのパーツも、技能の気力限界突破とは効果が重複する。基本的には同技能の効果を更に伸ばすためのものと考えるべきであろう。
エースボーナス
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
-
- 気力上昇の上限+30
- カミナ
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
-
- 出撃時、気力+20。気力上昇の上限+10
- シモン
- スーパーロボット大戦Operation Extend
-
- 撃墜エース/気力(初期気力+5、気力最大値+10)
- 兜甲児 (真マジンガー)、ドモン・カッシュ、日向仁、勇者ラムネス、ミスター・ブシドー、カミナ、トーマ・リヒャルト・シュバルツ、ケロロ軍曹
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
-
- 気力上限+20、自機の全パイロットの最大SP+5
- トーヤ・シウン
戦術指揮・応援
その他
- レベル
- 『OE』ではパイロットのレベルと同値が気力上限にプラスされる。
- TACカスタマイズ/Magicカスタマイズ・ExC(エクストラカウント)
- 『V』『X』で採用されたシステム。カスタマイズの一つ、「フォースブースト」の効果として「ExCが3以上になったパイロットの気力上限+10」の補助を得られる。
- 故に、両作では気力限界を最大で210まで拡張することが可能となる。