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== 搭乗機体 == | == 搭乗機体 == |
2024年7月22日 (月) 18:34時点における最新版
エルマ | |
---|---|
外国語表記 | Erma |
登場作品 | |
声優 | 長谷川知子 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ |
SRWでの分類 | サブパイロット |
スペック | |
---|---|
愛称 |
「エル吉」(モンシア、リュウセイ) 「エル公」(忍、アルバーダ) |
分類 | 自立型小型ロボット |
性別 | 男(少年型の人格をインプットされている) |
年齢 | 製造年数は不明だが、インプットされている人格は10歳~15歳あたりだと思われる |
所属 | セレーナ・レシタールと同行 |
特技 | 家事全般 |
趣味 | 特撮(詳しくは『名台詞』の項を参照) |
エルマは『第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ』の登場キャラクター。
概要[編集 | ソースを編集]
チーム・ジェルバ専属セレーナ・レシタールのパートナーを務める自立型の小型ロボット。
エンジニアにより情報の管理、分析、コ・パイ、家事、料理、『少年の感情』を含む様々な機能が追加された。動力は永久電池。
単なる任務上のパートナーとしてではなく、深い絆で繋がっている。その信頼は家事は勿論、セレーナがスレイ・プレスティのベガリオンを撃墜し、ゼ・バルマリィ帝国へと裏切った(フリをした)時でさえも揺らぐ事無く、セレーナへの不信を募らせ、口々に不満を吐露する仲間達に対して、必死にセレーナを庇っていた姿からも窺う事が出来る。
永久電池を動力としている為、半永久的に動く事が可能。作業用のマニュピレーター(マジックハンド型の簡単な構造のもの)も搭載しているが、本人曰く当初は備え付けられていなかった機能であり、セレーナの面倒を見る内に自然と身に付いてしまったとか。もちろん、自己進化の類ではなく、後から増設されたものである。『身に付いた』というのは、使い方の話なのだろう。子供達に落描きされて怒るグラフィックにも、しっかりと描かれている。諜報活動中の緊急事態に備え、眩惑用のフラッシュグレネードを装備。更に、内蔵されているバッテリーにセレーナのスタンビュートを直結すれば、ビュートの威力を瞬間最大電圧200万Vまで向上させる事が可能となる。脚部が存在せず、移動は浮遊して行う模様。原理は不明だが、ホバー移動ではないと思われる(人間より小型とはいえ騒音と風圧を考えると現実的ではない)。テスラ・ドライブを使用していると考えるのが妥当だが、相当の小型化がなされていなければ搭載することは不可能であろう。ASソレアレスの空の地形適応が低い事を考えると、テスラ・ドライブの技術がチーム・ジェルバにもたらされていない可能性もある為、一概にテスラ・ドライブとは言い切れない。いずれにせよ、そのテクノロジーはバンプレストオリジナルの中でも抜きんでている。ただし、OGシリーズにおいては飛べない事が明らかになっている。
戦闘時はコ・パイロットとして、敵機との相対距離の算出や火器管制、回避データの更新、コンバットデータを基にした作戦の立案などをこなしている。ASアレグリアスに乗り換えてからは、サーバントのコントロールも行なっており、戦闘における貢献度が更に高くなっているといえる。ASアレグリアスの性能をフルに発揮する為には、エルマの存在が必要不可欠である。ちなみに、ASアレグリアスが初登場した第35話では、単独で機体をコントロールしている。この事からも、高性能ぶりが窺える。
少年型の人格をインプットされており、お姉さんタイプの女性が好み。しかし、葛城ミサトやレミー島田は『セレーナさんと同じ匂いがする』(=生活能力が無い)ので守備範囲外。また、スレイは正に理想のタイプだったのだが、実は妹キャラだった事をセレーナに伝えられ、あえなく撃沈している。なお、スレイは『セレーナを信じて尽くす健気さ』にたまらなくなって、エルマにキスをした事がある。
また、ブラックボックス的なものが組み込まれており、ミッション・ドールの秘密を隠している。アスラン・ザラが解析を試みたものの、情報の完全な解明には到らなかった。しかし、キーワード程度の情報を引っ張り出す事には成功している。エルマの高性能ぶりには、メカニックに強いアスランも舌を巻いていた。また、かつて、ハロがマスコット的な役割を果たし、子供達と仲良くしていたように、エルピー・プルを始めとする子供達と仲が良く、時には落書きされてしまう事もあった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- セレーナ・レシタールのパートナー(サブパイロット)として登場。味方とギスギスしがちなセレーナのフォローをしている。
- 精神コマンドの後半3つがかく乱、直撃、補給とやや晩成型ながら有用。ASアレグリアス搭乗時、直撃は装甲ダウンの特殊効果を持つマグナ・テンペスト使用時のブロック貫通に、補給はマップ兵器であるインビジブル・アサシンの補充に相性が良い。さらにかく乱のSP消費は全味方キャラ中最安、という魅力もあるのだが乗機が強力なので、SPはその戦闘用で手一杯かもしれない。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦OG ダークプリズン
- 公式サイトのゲシュテルベン改の項でセレーナと掛け合っている姿が確認できる。下記のチカとのやりとりの他、エルマが出かけるシーンにおいて車輪の駆動音のようなものが鳴っているため、OG世界での移動手段は浮遊ではなく自走式である模様。また、感情が昂ぶると目の色が赤くなる。
- スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
- セレーナとスペクトラの戦闘において破壊されてしまう。その後、ゲシュテルベンを回収したリェータによってメーカーに修理に出されたようだ。
パイロットステータス[編集 | ソースを編集]
精神コマンド[編集 | ソースを編集]
人間関係[編集 | ソースを編集]
チーム・ジェルバ[編集 | ソースを編集]
- セレーナ・レシタール
- パートナー。彼女の事を公私共にサポートしている。
- アルバーダ・バイラリン
- B級グルメやものぐさ料理に精通する彼に対し、ちゃんとした食事を摂るべきと主張している。
プロジェクトTD[編集 | ソースを編集]
- スレイ・プレスティ
- 憧れの女性だが、お姉さんキャラかと思いきや、妹キャラだったので玉砕。だが、キスをしてもらっており、大いに喜んでいた。
- ツグミ・タカクラ
- チームTDの中では、最も精神年齢が高く、エルマの「理想の女性像」に近い人間性を持っている。OGシリーズでは先にヨンに懐かれている。
ゾヴォーク[編集 | ソースを編集]
- ヨン・ジェバナ
- エルマから見た場合「理想の女性像」として愛着を抱いている(αシリーズではツグミ、OGシリーズまで通せば二人もいることに)。
ゼ・バルマリィ帝国[編集 | ソースを編集]
- スペクトラ・マクレディ
- チーム・ジェルバを壊滅に追いやった張本人で、セレーナと共に彼女を追い続ける。
- エツィーラ・トーラー
- 唯一、エルマが「嫌い」とキッパリ言い切った女性。
- クォヴレー・ゴードン
- (恐らく)尊敬している人物。第3次α本編中では競演しないが、スペシャルステージで競演。
- クォヴレーの生き様に感動して「次は人間として生まれ変わりたい」と発言しているが、当のクォヴレーは反応に困って引き気味だった…。
- 残念ながら、エルマは一大劫を経ても人間として生まれ変わることはできなかったが、これにより「ロボットも再有生する」という衝撃の事実が示唆されている。
ラ・ギアス[編集 | ソースを編集]
- サフィーネ・グレイス
- 初対面では彼女にお姉さんキャラへの憧れを見出すが、直後に発揮した女王様キャラに対してはやや引き気味な反応を見せる。なおエルマは知る由もないが、サフィーネも実際には妹キャラである。
- チカ
- 初対面時に馬鹿にされたことから仲が悪く、事あるごとに喧嘩ばかりしているが、周囲からは漫才のようだと認識されている。
版権作品との人間関係[編集 | ソースを編集]
ガンダムシリーズ[編集 | ソースを編集]
- アムロ・レイ
- ハロを開発した繋がりから、エルマに対して興味を抱いている。
- エルピー・プル
- 落書きをされたりもしたが、何だかんだで仲良し。
- アスラン・ザラ
- エルマのメンテナンスを担当した事があり、その際にブラックボックスの存在を発見した。
- ニコル・アマルフィ
- マリュー・ラミアス
- セレーナのαナンバーズへの参入動機を批判した彼女へ、声を荒げて反論する。
スーパー系[編集 | ソースを編集]
名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
第3次α[編集 | ソースを編集]
- 「ボクのデータの中の乙女は鼻ちょうちんなんかしません!」
「ボクのデータの中のレディはお腹なんて鳴らしません!」 - 第2話「フラッシュ・デイ」より。いずれもセレーナの悪癖に対する批難。セレーナが『鼻ちょうちん』を作って眠る事があるという意外な事実が明らかになったのと同時に、彼の集音センサーが会話の最中のお腹の音を拾う程の高性能である事も明らかになった瞬間である。また、彼の『データの中のレディ』が、女性に対する偏った理想像で構築されたデータである事が窺える。ただ、『乙女は鼻ちょうちんなんかしない』という主張は、一般論の範疇である。
- 「そうですよ。ケンカ腰はやめて、いたわりと思いやりを大切にしましょうよ」
- 序盤でαナンバーズに対して、険悪な態度をとっていたコスモをセレーナがたしなめた場面での一言だが、却って彼の怒りを招く結果に。
- セレーナ「エルマ、保有するデータから巨大な敵を相手にした際のデータをロード!」
エルマ「…出ました。一番良いのはこちらも同サイズに巨大化する事です」
セレーナ「エ・ル・マ! トクサツネタはコンバットデータから除外しとけって言ったでしょ!」
エルマ「ラ、ラジャ!」 - の第30話「ロスト・ディーヴァ」より。グラビルと戦闘したときの会話。どうやら、特撮が好きなようである。なお共演はしていないが、かつてαナンバーズには巨大化機能を持った機体が在籍していたこともあった。
- 「セレーナさん…!ニコルさんが…ニコルさんが…!」
セレーナ「見ては駄目、エルマ・・・!」「・・・これは戦争なんだから・・・」 - 第30話「終わらない閃光」より。
- 「子供の工作じゃないんです! くっつければ強くなるって訳じゃないですよ!」
- 第34話「べトレイヤー」より。頭打ち状態のASソレアレスの強化改造に、ツインバスターライフル、フィン・ファンネル、ジェットスクランダー、S2機関を拝借しようと提案するセレーナへ、心底呆れて発した台詞。もっとも、ラピエサージュのような例もあり、各作品から天才科学者が集いやすいスパロボでは、簡単に超高性能機が完成しそうではある。事実、ASアレグリアスはヒュッケバインMk-IIIのAMサーバントとベガリオンのツイン・テスラ・ドライブとウェポン・コンテナなどを継ぎ接ぎして、『くっつけて強くした』機体である。
- 「ボク…ボク…来世もついていきます!」
- 最終話でケイサル・エフェスからの誘惑を、「下衆」と一蹴したセレーナの啖呵に感動して発した台詞。一大劫を経て、実際そうなった。
- 「トウマさん!ボクはセレーナさんのメイドさんじゃありません!」
- スペシャルシナリオで、アレグリアスを「カスタムメイド」と説明したセレーナに「それってエルマみたいなものか?」と返したトウマへの(ずれた)反論。本編では終始セレーナのフォローを行っているため、自分でもそういう役回りであることは自覚しているらしい。…なお、この発言が元で、ツグミにメイド服を作られることが確定してしまった。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 「ボクだって、テスラ・ドライブを積めば…!」
- チカに飛べないことをからかわれた時に。直後セレーナから「そんな小型なものはない」と言われ、しょんぼりしてしまうのであった。ただ、メテオ3のEOTをきっかけに進んだ小型化は、封印戦争の時点でミサイルにすることができるほど進んでいるため(ただしものすごく高価)、もしかすると…?
- 「愛の力が成せる技ですね、セレーナさん」
- サフィーネがヴォルクルスの支配を跳ね除けた際に。確かに(契約が不完全とは言え)シュウへの愛で成せたのは間違いないが、彼女が叫んだのはシュウとラブをメイキングするというもの…
- 「セレーナさん、4321を伝えてください。」
- 中断メッセージより。セレーナは何の暗号なのか、と首をひねった。
搭乗機体[編集 | ソースを編集]
余談[編集 | ソースを編集]
- 名前の由来は、ドイツの銃器メーカー「エルマ・ベルケ」(Erma Werke)。ERMAは元の「エアフルトの機械と工具の~」と続く長いドイツ語の社名の略称で、「ERFURTER」と「MASCHINEN」から頭2文字を取っている 。
- Ermaという人名は一般的には女性名。ただしフィンランドでは男性名としても使われることあり。なお英語圏だとErmaの発音はアーマになる。
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