「超竜神」の版間の差分

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== 超竜神(CHORYUJIN) ==
+
{{登場メカ概要
*登場作品:
+
| 読み = ちょうりゅうじん
**[[勇者王ガオガイガー]]
+
| 登場作品 =  
**[[勇者王ガオガイガーFINAL]]
+
*{{登場作品 (メカ)|勇者王ガオガイガー}}
*[[声優]]:山田真一
+
*{{登場作品 (メカ)|勇者王ガオガイガーFINAL}}
*分類:合体[[勇者ロボ|ビークルロボ]]
+
*{{登場作品 (メカ)|覇界王 ガオガイガー対ベターマン}}
*全高:28.0m
+
| 声優 = {{声優 (登場作品別)|山田真一|勇者王ガオガイガー,勇者王ガオガイガーFINAL|SRW=Y}}
*重量:495.0t
+
| デザイン = {{メカニックデザイン (登場作品別)|大河原邦男|勇者王ガオガイガー,勇者王ガオガイガーFINAL}}
*動力:GSライド(結合Gドライブ)
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
*最大出力:6000000kw(80万馬力)[初期] → 9000000kw[ウルテクエンジン搭載後]
+
| SRWでの分類 = [[機体]]<br />[[パイロット]]
*装甲:レーザーコーティングスーパーG装甲
+
}}
*最高走行速度:195km/h[初期] → 200km/h[ウルテクエンジン搭載後]
 
*最高飛行速度:M0.6[ウルテクエンジン搭載後]
 
*所属:[[GGG]]
 
*構成機体:[[氷竜]]【右半身・頭部】、[[炎竜]]【左半身・胸部】
 
  
[[氷竜]][[炎竜]]がシンメトリカル・ドッキングして完成する[[合体]]ビークルロボット。氷竜が右半身と頭部、炎竜が左半身と胸部を構成する。2体の超AIも統合されて、冷静ではあるが向う見ずな熱血漢としての一面を併せ持つ性格となる。二人のシンパレート値が90%以上にならないと合体できないが、主に誰かを守りたいという気持ち=[[勇気]]で心が一つになり、合体が可能になる。
+
{{登場メカ概要
 +
| タイトル = スペック
 +
| 分類 = 合体[[勇者ロボ|ビークルロボ]]
 +
| 全高 = 28.0 m
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| 重量 = [[重量::495.0 t]]
 +
| 動力 = GSライド(結合Gドライブ)
 +
| 出力 = 6000000 kw(80万馬力)[初期] → 9000000kw[ウルテクエンジン搭載後]
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| 推力 = 750 t × 2
 +
| 最高飛行速度 = M 0.6[ウルテクエンジン搭載後]
 +
| 最高走行速度 = 195 km/h → 200 km/h[ウルテクエンジン搭載後]
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| 装甲材質 = [[装甲材質::レーザーコーティングスーパーG装甲]]
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| 所属 = {{所属 (メカ)|GGG}}
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}}
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'''超竜神'''は『[[勇者王ガオガイガー]]』および『[[勇者王ガオガイガーFINAL]]』の[[登場メカ]]
  
[[ガオガイガー]]のサポート役である為、ゴツイ印象と裏腹にガオガイガーより細身だが単純なパワーはガオガイガー以上で頑丈に出来ている。これを活かした装備が、レスキューマシンとしての性質を色濃く反映したイレイザーヘッドであり、大規模爆発などで市民に被害が及ぶ際に、エネルギーを相殺して宇宙に吹っ飛ばす事で被害を最小限に抑える機能を持つ。レスキューと支援を主体とする設計のため、パワー不足で原種戦ではゾンダーバリアを貫通できないシーンも多々見受けられた。<br/>また合体の関係か、大ダメージを受けた際によく真っ二つになる(特に『FINAL』で顕著)。
+
== 概要 ==
 +
[[氷竜]]と[[炎竜]]がシンメトリカル・ドッキングして完成する[[合体]]ビークルロボット。
  
30話「勇者、暁に死す!」で機能停止した際に強化が行われ、出力の上昇、ウルテクライフル、飛行能力などを得たがゲームでは今のところ再現されていない。また、宇宙ではSPパックという追加スラスターを肩部に装備して行動していたが、これもゲームでは再現されていない。
+
2体の超AIも統合されて、冷静ではあるが向う見ずな熱血漢としての一面を併せ持つ性格となる。
  
勇者シリーズの左右合体兄弟ロボは第1作目の『勇者エクスカイザー』のウルトラレイカーから7年ぶり。ただし、ウルトラレイカーは年が違う兄弟で構成されている。
+
二人のシンパレート値が90%以上にならないと合体できないが、主に誰かを守りたいという気持ち=[[勇気]]で心が一つになり、合体が可能になる。
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 +
[[ガオガイガー]]のサポート役である為、ゴツイ印象と裏腹にガオガイガーより細身だが単純なパワーはガオガイガー以上で頑丈に出来ている。これを活かした装備が、レスキューマシンとしての性質を色濃く反映したイレイザーヘッドであり、大規模爆発などで市民に被害が及ぶ際に、エネルギーを相殺して宇宙に吹っ飛ばす事で被害を最小限に抑える機能を持つ。
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レスキューと支援を主体とする設計のため、パワー不足で原種戦ではゾンダーバリアを貫通できないシーンも多々見受けられた。また2機が左右の半身を構成するその合体機構の関係か、大ダメージを受けた際に(或いは被害を最小限にせんと自ら分離することで)真っ二つになるシーンがよく見られた(特に『FINAL』で顕著)。
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[[EI-01]]戦での[[弾丸X]]のパワーアップの反動で機能停止した際に強化が行われ、出力の上昇、ウルテクライフル、飛行能力などを得たが、スパロボでは今のところ再現されていない。また、宇宙ではSPパックという追加スラスターを肩部に装備して行動していたが、これも再現されていない。
 +
 
 +
第38話「暗黒の大決戦」で[[ZX-06|頭脳原種]]が残した小惑星を押し返しアステロイドベルトの向こうに消えるが、[[木星]]の[[ザ・パワー]]の自衛反応により6500万年前の地球にタイムスリップ。自身の願いに反応したザ・パワーに保護され、それから遥かな時を経た現代、第43話「幻竜神・強龍神」にて奇跡の復活を果たす。
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=== 構成機体 ===
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;[[氷竜]]
 +
:右半身・頭部を構成。
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;[[炎竜]]
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:左半身・胸部装甲を構成。
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=== 強化装備形態 ===
 +
;超竜神(SPパック)
 +
:両肩に[[宇宙]]用推進剤パックであるSPパックを装備した形態。超竜神用のは青と赤で構成されている。正式名称は、「Self Propellant Pack(自己推進剤貯蔵糟)」。
 +
:スパロボでは再現されていない。
 +
;翔超竜神(SRW未登場)
 +
:『[[覇界王 ガオガイガー対ベターマン]]』にて超竜神の背部にグリアノイドの翔竜が合体した形態。超竜神がGGGグリーンに復帰後、翔竜の合体先は基本的に超竜神となっている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[αシリーズ]] ===
 
=== [[αシリーズ]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦α}}
:小隊枠を二つ使わないと超竜神に合体できない割に性能は地味。とはいえガオガイガーと違い、最初から全体攻撃を持ち、獲得経験値・資金増加の小隊長能力を持つので、利点はある。[[精神ポイント]]は合体後で別枠。能力値は二人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。特殊技能はデフォルトで持っているのは二つだけで、氷竜・炎竜につけた技能を引き継ぐ。
+
:初登場作品。小隊枠を2つ使わないと超竜神に合体できない割に性能は地味。合体前より移動力は1減り、P武器も射程の短いダブルトンファーだけになってしまうのも困りどころ。とはいえガオガイガーと異なり最初から[[全体攻撃]]を持ち、獲得経験値・資金増加の小隊長能力を持つのは利点。合体要員の氷竜が[[補給]]持ちである点も大きい。能力値は2人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にLVが低いと能力が下がってしまう。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
+
:デフォルトの特殊技能は[[勇者]]と[[底力]]の2つのみで、共にLV9まで成長する(この点は合体前も同じだが)。残りの4枠は氷竜・炎竜が習得した技能を引き継ぐ…のだが、元の2機を養成するまでは技能が合体前より劣る状態になってしまう。さらに氷竜・炎竜の習得技能が被ると無駄になる。デフォルトで[[援護攻撃]]持ちの炎竜に[[連携攻撃]]を覚えさせたりしても、合体すると連携攻撃しか引っ張ってこないのでまた無駄になる…といった具合で、特徴というよりも制約に近い。
:第2次αと大差無い。精神ポイントは合体後で別枠。前作でもそうだが、[[氷竜]][[補給]]を覚える点の方が重要。14話でアークエンジェルを脱出させるため亜空間に飲み込まれ、宇宙ルート22話にて大破した状態で発見、ザ・パワーの力で蘇った。
+
:合体前の精神コマンドにも有用なものはあるが、合体時はさらに[[加速]]と[[覚醒]]が光る。通常ユニットよりも精神の選択肢が広いことも利点と言えるだろう。ただ、合体時の消費[[精神ポイント|SP]]は分離時に両機から引かれてしまう。例えば消費SP25の加速を使用した場合、炎竜と氷竜、2機分のSP25を消費したことになり、何か損をした気がしないでもない。逆に超竜神でSPを回復すると2機分回復したことになるので、メリットとして生かせなくもないが。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ}}
 +
:『第2次α』から射撃武装の弾数が増え、一斉射撃は射程3-8→1-8になるなど戦闘面では改善が見られるが、覚醒が[[勇気]]に変わったのが痛い。
 +
:また合体前の2機は全体攻撃を持たないため、本作から実装の[[集束攻撃]]は習得できない。同じ仕様で登場した[[天竜神]](及び合体前の2機)と比べるとイマイチな印象。
 +
:シナリオ面では、第14話「[[オペレーション・ハルパー]]」で[[アークエンジェル]]を脱出させるため、亜空間に飲み込まれ、一時離脱する。その後、[[ソロシップ]]がDSドライブ中の亜空間で大破した彼を発見。格納庫に保管されていた。宇宙ルート第22話「発動する力、無限大」にて、[[ザ・パワー]]の力を得て復活を果たす。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦W]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦W}}
:精神ポイントは合体後で別枠。手数が減ってしまう為、異常ステータス攻撃をしたいなら分離した方がいいが、氷竜の能力が振るわないので特に分離しなくても問題ない。撃墜数は合体後で別カウント。ただし気力は必ず合体前の二人の平均になるので出撃時気力ボーナスの恩恵は受けられず、撃墜数を稼いでも意味はない。雑魚が多いときやボス戦では超竜神から分離して、氷竜が[[ひらめき]]をかけて、[[必中]]をかけた炎竜の一撃で攻撃で敵を弱体化。再合体して再び援護攻撃と、異常ステータス及び援護による戦法が使える。
+
:精神ポイントは合体後で別枠。手数が減ってしまう為、異常ステータス攻撃をしたいなら分離した方がいいが、氷竜の能力が振るわないので特に分離しなくても問題ない。撃墜数は合体後で別カウント。ただし気力は必ず合体前の二人の平均になるので出撃時気力ボーナスの恩恵は受けられず、撃墜数を稼いでも意味はない。雑魚が多いときやボス戦では超竜神から分離して、氷竜が「[[ひらめき]]」をかけて、「[[必中]]」をかけた炎竜の一撃で攻撃で敵を弱体化。再合体して再び援護攻撃と、異常ステータス及び援護による戦法が使える。
:第一部後半では下記の名場面が再現されるが地球ではなく[[火星]]に流れ着き、なんと『[[機動戦艦ナデシコ]]』由来の火星遺跡で眠っている。
+
:第1部後半では下記の名場面が再現されるが地球ではなく[[火星]]に流れ着き、なんと『[[機動戦艦ナデシコ]]』由来の[[火星極冠遺跡]]で眠っている。この関係で一時離脱するが、レベルは撃龍神(風龍・雷龍)と連動のため再計算の対象外になる。
:18話では弾丸X状態になるが、この能力の効果は「自軍フェイズ開始時にEN全回復」というものなので、'''弾数&無消費武器のみ、かつこの時点では撃龍神がおらず合体攻撃できない'''超竜神は恩恵を受けられないという落とし穴がある。
+
:第18話では[[弾丸X]]状態になるが、この能力の効果は「[[気力]]200+自軍フェイズ開始時に[[EN]]全回復」というものなので、'''弾数&無消費武器のみ、かつこの時点では撃龍神がおらず合体攻撃できない'''超竜神は後者の恩恵を受けられないという落とし穴がある。
;[[スーパーロボット大戦BX]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦BX}}
:参戦は第16話。本作では分離できず、常時超竜神の状態での運用となる。
+
:参戦は第16話。シナリオでは[[バンプレストオリジナル|オリジナル]](特に[[ファルセイバー]]関連)と絡み、重要な役割を果たしている。
:他の勇者が特殊コマンドを追加される中、竜兄弟は武器に優秀な特殊効果が付くのみとなっており微妙に不遇(しかも竜兄弟ほど強力ではないが他の勇者もステータス低下効果付き武器はある)。「ダブルガン」が攻撃力低下+移動力低下と優秀な追加効果持ち(特に攻撃力低下は他は[[ファルセイバー]]位しかできない)なのだが、精神コマンドに'''直撃がない'''。サポート特化の運用を考えるのであれば直撃持ちと組ませなければいけない。
+
:本作では[[分離]]できず、常時超竜神の状態での運用となる。また撃龍神と改造・養成の共有もなくなった。「ダブルガン」が攻撃力低下+移動力低下と優秀な追加効果持ち(特に攻撃力低下は他は[[ファルセイバー]]と[[バクリュウオー]]しかできない)為、オールキャンセラーやスペック低下無効の無い相手に対する初撃向け。
 +
:[[隠し要素/BX#幻竜神・強龍神アサルト|隠し要素]]の条件を満たせば終盤で[[撃龍神]]との[[合体攻撃]]が追加。'''勇者ロボ軍団トップの火力を出せるようになる'''為なるべく隠し条件は満たしたいところ。
 +
:『ガオガイガー』は原種編がメインのため今作も原作通りしばらく自軍を抜けてしまう(ちなみに今回は[[オウストラル島]]の遺跡に眠っている)が、'''復帰時に改造段階がリセットされる上に資金が戻ってこない'''という[[バグ (ゲーム)|バグ]]がある為、改造は再参入の第35話終了後に行うのが望ましい。なお[[スキルパーツ|スキルアイテム]]による強化はリセットされないため、安心して使用可能。
 +
 
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=== VXT三部作 ===
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦T}}
 +
:地球ルート第12話から参戦。ダブルガンがオミットされたが第39話で撃龍神との合体攻撃が追加される。本作では途中で抜けたりはしない。
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:エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
 +
:能力面は撃龍神とステータス、特殊スキル、精神コマンド、エースボーナス全てが同じ。
 +
 
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=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:サービス初期からの実装ユニット。R・SRディフェンダー。後に大器型のSRシューターが追加。
 +
:2020年2月のイベント「受け継がれる牙」にて大器型SSRディフェンダーが追加。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:序章ワールド2より参戦。防御&命中タイプ。
 +
:[[弾丸X]]が初めて武装として採用された。同武装は超竜神としては初のSSR必殺技ユニットパーツだが、[[ガオガイガー]]および[[ビッグボルフォッグ]]との共用(同作における[[合体攻撃]])での実装となった。
 +
:期間限定イベント「激突、王と王の戦い」では、左右合体ロボの後輩的存在である[[ゼンカイオージュラガオーン]]と共演。『[[機界戦隊ゼンカイジャー]]』の作風(俗に言う「ゼンカイ脳」)に最も呑まれたキャラクターとなってしまった(後述)。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
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;パワークレーン
 
;パワークレーン
 
:右腰に装備した氷竜のクレーン型ユニット。
 
:右腰に装備した氷竜のクレーン型ユニット。
;;フリージングライフル
+
:;フリージングライフル
 
::パワークレーンに内蔵された冷線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
 
::パワークレーンに内蔵された冷線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
;;クレーントンファー
+
:;クレーントンファー
 
::パワークレーンを腕に持ち、トンファーのように使う。
 
::パワークレーンを腕に持ち、トンファーのように使う。
 +
:
 
;パワーラダー
 
;パワーラダー
 
:左腰に装備した炎竜のハシゴ型ユニット。
 
:左腰に装備した炎竜のハシゴ型ユニット。
;;メルティングライフル
+
:;メルティングライフル
 
::パワーラダーに内蔵された熱線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
 
::パワーラダーに内蔵された熱線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
;;ラダートンファー
+
:;ラダートンファー
 
::パワーラダーを腕に持ち、トンファーのように使う。
 
::パワーラダーを腕に持ち、トンファーのように使う。
 +
:
 
;ミラーシールド
 
;ミラーシールド
 
:胸部パーツは一応ミラーシールドとしても使用できる。
 
:胸部パーツは一応ミラーシールドとしても使用できる。
:残念ながらスパロボでは[[シールド防御]]等は無い。
+
:残念ながら、スパロボでは[[シールド防御]]等は無い。
 +
; 千里眼
 +
: ザ・パワー発動時に使用。
 +
: ピラミッドプラント事件において、復活した直後に使用し、戦況を確認。分離して、氷竜は雷龍の炎竜は風龍の加勢に向かった。
  
 
==== 必殺技 ====
 
==== 必殺技 ====
 
;ダブルガン
 
;ダブルガン
:両腕に装備されたフリージングガン、メルティングガンを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる一種の技。
+
:フリージングガン、メルティングガンを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる。
:射程は短めながら攻撃力半減という非常に優秀な追加効果を持ち、対ボス戦に重宝する。
+
:射程は短めながら攻撃力半減(低下)という非常に優秀な特殊効果を持ち、対ボス戦に重宝する。『BX』では移動力低下もこちらに追加された。
 +
:『X-Ω』では「ダブルライフル」の名称で必殺スキルに採用。
 +
:『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「[[狙い撃ち]] I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップ I」。
 
;ダブルライフル
 
;ダブルライフル
:両腰に装備されたフリージングライフル、メルティングライフルを交互に撃ち、熱疲労を起こす。
+
:フリージングライフル、メルティングライフルを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる。
:スパロボでは一斉射撃でしか使われない。
 
 
;ダブルトンファー
 
;ダブルトンファー
:両腕にパワークレーン、パワーラダーを持ってトンファーの様に敵を殴りつける技。
+
:両腕にパワークレーン、パワーラダーを持って、トンファーの様に敵を殴りつける技。
 +
:『X-Ω』では通常攻撃として採用。また、連続攻撃の「ダブルトンファー(乱打)」が必殺スキルとして採用されている。
 +
:『DD』では打撃属性のR必殺技。メインアビリティは「[[重装甲]] I」で、サブアビリティは「照準値アップ I」。
 
;一斉射撃
 
;一斉射撃
:ダブルガン、ダブルライフルを一斉発射する。本来は超竜神の主力。パワーアップ後はビームを放つウルテクライフルも使用できる。
+
:ダブルガンとダブルライフルを一斉発射。パワーアップ後はビームを放つウルテクライフルも使用。
 +
:「αシリーズ」では[[気力]]制の長射程[[全体攻撃]]。『W』ではこちらに(氷竜固有の)移動力半減の[[特殊効果]]がついていたが、『BX』では特殊効果なしになった。
 +
:『DD』ではビーム属性のSR必殺技。メインアビリティは「攻撃力ダウン付与 II(必殺)」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップ II」。
 
;スーパーノヴァ
 
;スーパーノヴァ
:TVシリーズでは、超竜神版シャントゥロンとして設定されていた没ネタ。FINALで捨て身の攻撃に使用される。<br />チェストウォーマーとチェストスリラーの出力を無限大に高めて、対象を熱疲労により破壊する。スパロボでは[[自爆]]技。
+
:テレビシリーズでは、超竜神版シャントゥロンとして設定されていた没ネタ。『FINAL』では、合体前の氷竜と炎竜がチェストウォーマーとチェストスリラーの出力を最大限に高めて、対象を熱疲労により破壊する捨て身の技とされた。その為、スパロボでも[[自爆#武器|自爆]]技になっている。
 +
:『W』ではトンファーで敵を殴り飛ばした後それをパージ、分離して2機で敵に密着しウォーマーとスリラーの最大出力攻撃で大爆発を起こす。
 +
;ザ・パワー(コンボ)
 +
:『X-Ω』での必殺スキル。[[ザ・パワー]]の力を纏い、ダブルガンとダブルトンファーで連続攻撃を行う。
  
 
==== [[ハイパーツール]] ====
 
==== [[ハイパーツール]] ====
;イレイザーヘッド
+
;[[ハイパーツール#イレイザーヘッド|イレイザーヘッド]]
:超竜神の代名詞とも言うべき装備。大爆発やバリアなど、エネルギーを消去する際に使用。エネルギー保存の法則基本中の基本「使えば減る」を超高速で行うための装備であり、その性質上人命救助が用途。より大規模なエネルギーに対応するための「L」、「LL」、「XL」という強化版も存在。発射の際にはダブルトンファーをイレイザーヘッドに添えることが多い。衝撃に耐えるためにダブルトンファーを後ろに突き立てることもある。また、連続使用の際は強襲揚陸補給船から次が射出される(但し、これは[[GGG|ガッツィ・ジオイド・ガード]]の時の場合。ガッツィ・ギャラクシー・ガードの時は連続使用の機会がなかったが、高速転槽射出母艦イザナギのミラーコーティングで射出される)。[[ポロネズ]]からは「'''消しゴム'''」というあんまりだが的確すぎる表現を受けている(そもそもイレイザーヘッドと言う名前自体、「鉛筆の頭についている消しゴム」のことである)。
+
:超竜神の代名詞とも言うべき装備。大爆発やバリアなど、エネルギーを消去する際に使用する。その性質上人命救助が用途。
 +
:発射の際には、ダブルトンファーをイレイザーヘッドに添え、衝撃に耐えるためにダブルトンファーを後ろに突き立てることもある。発射時の反動も軽微なもので無く、EI-18戦では、8連射によってグランドノヴァ全体の2割ほどを削った所で超竜神の耐久限界を超えてしまった。
  
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
=== [[合体攻撃]] ===
 
;超竜神・撃龍神アサルト
 
;超竜神・撃龍神アサルト
:[[撃龍神]]との合体攻撃。一斉射撃とシャントゥロンの合わせ技。
+
:[[撃龍神]]との合体攻撃。一斉射撃とシャントゥロンの合わせ技。『BX』では不採用。
 +
;幻竜神・強龍神アサルト / 幻竜神&強龍神
 +
:撃龍神との合体攻撃。[[幻竜神]]・[[強龍神]]に再[[合体]]して攻撃を行う。
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』にて初実装。超竜神側の武器→撃龍神側の武器で打撃を加え、最後にマキシマムトゥロンを放つ。一斉射撃に合わせてあるのか、こちら側から撃つと[[射撃 (武器属性)|射撃]]属性になる。
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では「幻竜神&強龍神」名義で、第39話で追加される。幻竜神がオーロライリュージョンでかく乱しつつ急降下してのクレーントンファーで殴り、強龍神がラダートンファーで殴ってから龍巻で吹き飛ばし、最後にマキシマムトゥロンを放つ。前2つと比べるとトドメ演出が無くなっており、また超竜神側から発動の場合も格闘属性。
 +
;[[弾丸X]]
 +
:『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。[[ガオガイガー]]、超竜神、[[ビッグボルフォッグ]]との合体攻撃。戦闘演出では[[ゴルディーマーグ]]も登場する。
 +
:一番槍にガオガイガーが拳を突き出し突撃、射出しないままブロウクンマグナムの回転機構を発動。ビッグボルフォッグのメルティングサイレンの援護を受けながら殴り抜け、超竜神が続けて殴打。その隙に上空に飛びあがるガオガイガー、そしてゴルディーマーグが緑色に輝いたまま月を背景にハンマーコネクト。ゴルディオンハンマーを叩きつけると共に2機の拳が、脚が駄目押し気味に敵に突き刺さり、敵は光になる。
 +
:第30話「勇者、暁に死す!」における弾丸X発動後のシーンを再現した必殺技。原作の戦闘シーンがほぼ完璧に再現されている。明確な違いといえば、原作ではバリアを食い破るブロウクンマグナムが最初から敵機に突き刺さる、ゴルディーマーグが肉弾戦に参戦しない、最後の〆が3機揃ってのポーズになる、といったようにいずれも3機の合体攻撃の都合によるものと推測される改変である。
 +
:メインアビリティは「Gストーン」で、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させ、弾丸X命中時、防御力が減少する弱体効果を敵ユニットに付与する。サブアビリティは「攻撃力アップⅢ」。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;[[分離]]
 
;[[分離]]
 
:[[氷竜]]と[[炎竜]]に分離する。
 
:[[氷竜]]と[[炎竜]]に分離する。
 +
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』『[[スーパーロボット大戦T|T]]』では特殊能力としての分離は持っていない。
 +
;[[EN回復]](小)
 +
:『T』で所持。撃龍神と異なり、終盤まではダブルトンファーしかEN消費武装がない。
 +
;[[GSライド]]
 +
:『T』で所持。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
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:
 
:
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
=== 機体ボーナス ===
 +
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 +
:*'''初期段階:[[装甲]]値+100 [[照準値]]+5'''
 +
:*'''第二段階:装甲値+125 照準値+10 [[射撃 (武器属性)|射撃]][[武器]]+100'''
 +
:*'''第三段階:装甲値+150 照準値+20 射撃武器+150'''
 +
:*'''最終段階:装甲値+200 照準値+30 射撃武器+200 [[クリティカル|CRT]]補正+10'''
 +
:当てて耐えるといった感じのボーナス。[[撃龍神]]と対になる内容で、組むと互いに相互補完になる。
 +
 
 +
=== カスタムボーナス ===
 +
;「一斉発射」の攻撃力+300、射程+1
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』で採用。
 +
 
 +
== パイロットステータス ==
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
参戦当初は能力値は二人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。基本的に二人が同レベルなら、[[命中]]・[[回避]]などを除くと平均的に高い能力となる。<br />
+
αシリーズでは能力値は2人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。基本的に2人が同レベルなら、[[命中#命中(能力)|命中]]・[[回避#回避(能力)|回避]]などを除くと平均的に高い能力となる。
Wでは二人のレベル及び養成が[[風龍]]・[[雷龍]]共々リンクしているため、上記のような事態にはなり得ない(能力値も独自に設定)。
+
 
 +
『W』では二人のレベル及び養成が[[風龍]]・[[雷龍]]共々リンクしているため、また『BX』や『T』ではそもそも分離できないので、上記のような事態にはなり得ない(能力値も独自に設定)。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]
:[[必中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
+
:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[覚醒]]'''
;[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
:[[必中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[勇気]]
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:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[友情]]、[[熱血]]、[[勇気]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
:[[必中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[闘志]]、[[熱血]]、[[勇気]]
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:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[鉄壁]]、[[闘志]]、[[熱血]]、[[勇気]]'''
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
:[[必中]]、[[不屈]]、[[闘志]]、[[鉄壁]]、[[勇気]]
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:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[闘志]]、[[鉄壁]]、[[勇気]]'''
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;[[スーパーロボット大戦T|T]]
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:'''[[根性]]、[[不屈]]、[[信頼]]、[[必中]]、[[絆]]、[[勇気]]'''
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;[[X-Ω]]
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:'''[[加速]]、[[鉄壁]]、[[勇気]]'''
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:;パイロットパーツ装備時
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::'''[[不屈]]、[[友情]]、[[覚醒]]'''
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
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:'''[[必中]]、[[不屈]]、[[加速]]、[[闘志]]、[[鉄壁]]、[[勇気]]'''
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]、[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]
:[[勇者|勇者L9]][[底力|底力L9]]
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:'''[[勇者]]L9、[[底力]]L9'''
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
:[[撃ち落とし]]、[[勇者|勇者L9]][[底力|底力L7]][[援護攻撃|援護攻撃L2]][[援護防御|援護防御L2]][[コンボ|コンボL2]]
+
:'''[[撃ち落とし]]、[[勇者]]L9、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[コンボ]]L2'''
 
:撃ち落としは習得してはいるが機体能力の方に「銃装備」が実装されていないため、完全な死に技能である。
 
:撃ち落としは習得してはいるが機体能力の方に「銃装備」が実装されていないため、完全な死に技能である。
 +
;[[スーパーロボット大戦BX|BX]]
 +
:'''[[勇者]]L8、[[底力]]L7、[[援護攻撃]]L2、[[援護防御]]L2、[[全体攻撃]]L2'''
 +
;[[スーパーロボット大戦T|T]]
 +
:'''[[勇者]]L9、[[底力]]L4、[[ガード]]L2、[[援護防御]]L1'''
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;[[スーパーロボット大戦DD|DD]]
 +
:'''[X]勇気ある戦い'''
 +
:移動力・攻撃力・防御力・気力上限が増加する。
 +
:'''[[勇者]](超竜神)'''
 +
: 気力が10上昇する毎に、防御力が増加する。
 +
:'''シンパレート(超竜神)'''
 +
:攻撃力・照準値・HPが増加する。
  
=== [[小隊長能力]](隊長効果) ===
+
=== [[小隊長能力]] ===
;[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]][[第3次スーパーロボット大戦α|第3次α]]
+
;獲得経験値+20%、獲得資金+20%
:獲得経験値+20%、獲得資金+20%
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ|第3次α]]』で採用。
  
== パイロット[[BGM]] ==
+
=== [[エースボーナス]] ===
 +
;出撃時に気力+10。SPに最大値の25%が足される
 +
:『[[スーパーロボット大戦T|T]]』にて採用。撃龍神とはまったく同一のボーナス。
 +
 
 +
=== サポートアビリティ ===
 +
;時を越えた勇気ある誓い
 +
:SR。燃焼状態になりづらい。
 +
 
 +
== 機体BGM ==
 
;「発進!」
 
;「発進!」
:第2次α、第3次α、WのデフォルトBGM。
+
:『第2次α』『第3次α』『W』のデフォルト[[BGM]]。
 
;「最強勇者ロボ軍団」
 
;「最強勇者ロボ軍団」
:選択可能になるBGM。
+
:選択可能になるBGM。『T』限定版ではボーカル版も収録されている。なお、収録されているのは1番だけなのだが、1番では炎竜・氷竜のことを歌っているので、この曲が非常に似合う。
 +
;「勇者王誕生!」
 +
:オープニングテーマ。『BX』『T』で採用。『T』限定版では原曲となる。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
138行目: 260行目:
 
;[[獅子王凱]]
 
;[[獅子王凱]]
 
:GGG機動部隊の隊長。
 
:GGG機動部隊の隊長。
;[[ボルフォッグ]]/[[ビッグボルフォッグ]]
+
;[[ボルフォッグ]]
 
:同僚であり、同じ心を共にする仲間。
 
:同僚であり、同じ心を共にする仲間。
 
;[[ゴルディーマーグ]]
 
;[[ゴルディーマーグ]]
146行目: 268行目:
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
 +
;[[伊佐未勇]]
 +
:『第2次α』では協力して津波からGGG本部を守った。
 
;[[テンカワ・アキト]]
 
;[[テンカワ・アキト]]
:Wでは共に原種に立ち向かい、ピンチを救った。
+
:『W』では共に原種に立ち向かい、ピンチを救った。
 
;[[ヤマサキ・ヨシオ]]
 
;[[ヤマサキ・ヨシオ]]
:Wで火星の遺跡に眠っていた彼を発見し、興味を募らせる。
+
:『W』で火星の遺跡に眠っていた超竜神を発見し、興味を募らせる。ただし復帰後は興味をなくしたのか特に絡んでこない。
 
;[[テッカマンエビル]]
 
;[[テッカマンエビル]]
:Wではボルテッカにイレイザーヘッドで対抗し、これを相殺する。
+
:『W』ではボルテッカにイレイザーヘッドで対抗し、これを相殺する。
 +
;[[ファルセイバー]]
 +
:『BX』での戦友。[[グリッターファルセイバー|彼の復活]]にも大いに関わる事になる。
 +
;[[ロッド・バルボア]]
 +
:彼にも『BX』でオウストラル遺跡で眠っているのに興味を抱かれる。
 +
;[[勇者特急隊]]
 +
:『T』における同じ勇者かつ、超AI搭載のロボットとしての先輩たち。特に[[バトルボンバー]]が超竜神を後輩として強く意識している。
 +
;[[吉永サリー]]
 +
:『T』では、[[ブラックノワール]]の攻撃を受けて[[木星]]に落下した際に、彼女の想いの力と、超竜神の彼女への想いが共鳴し、[[奇跡]]を起こした。
 +
;[[ゼンカイジュラン|ジュラン]]、[[ゼンカイガオーン|ガオーン]]
 +
:『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」で共演する、類似した機構の左右合体形態である[[ゼンカイオージュラガオーン]]を持つ、平行世界の戦隊メンバー。
 +
:同イベントでは彼らの心意気に影響されて超竜神への合体に成功した。その後は彼らの特訓に協力し、左右合体ならではの分離回避の極意を習得させる(ゼンカイジャー側も、過去の戦いで分離回避ができる下地はあった)。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
;「これを撃ち終えるまで下がりませんッ!! イレイザーヘッド、2Lッ……!!!」
 
;「これを撃ち終えるまで下がりませんッ!! イレイザーヘッド、2Lッ……!!!」
:Number.19にて、グランドノヴァに孤立したガオガイガー救出作戦のため、イレイザーヘッドを構えて。この時超竜神は度重なるイレイザーヘッドの使用でボロボロになっており、火麻からも撤退を命じられたが、凱を救出するため従わなかった。結局この一射で半壊してしまったが、ガオガイガーは脱出に成功した。
+
:Number.19より。グランドノヴァに孤立したガオガイガー救出作戦のため、イレイザーヘッドを構えて。この時超竜神は度重なるイレイザーヘッドの使用でボロボロになっており、火麻からも撤退を命じられたが、凱を救出するため従わなかった。結局この一射で半壊してしまったが、ガオガイガーは脱出に成功した。
 +
;「これは私の仕事だ」
 +
:Number.38より。ESウィンドウから現れた巨大小惑星を押し戻すべく、クライマー1とドッキングした際のセリフ。この時、撃龍神も超竜神と同じことを考えており、超竜神は特攻しようとする撃龍神を殴り飛ばして制止し、代わりに自分が特攻した。
 
;「待っています、いつまでも…。信じています、必ず、必ず再会できる日を…。いつか星の海で…。」
 
;「待っています、いつまでも…。信じています、必ず、必ず再会できる日を…。いつか星の海で…。」
:Number.38にて、まさかの超竜神途中退場の際の別れ際のセリフ。
+
:同じくNumber.38より。まさかの超竜神途中退場の際の別れ際のセリフ。番組のEDテーマのタイトルと掛けている。
 +
:『BX』ではDVEで収録されている。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 +
=== 戦闘台詞 ===
 +
;「くたばれぇぇぇぇっ!!」
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』のSSRユニットパーツ「[[弾丸X]]」の演出中に発生する台詞。ドスが効いて印象深い台詞だが、原作では死を覚悟した不退転の状況であるためか、勇者にしては過激な言葉である。
 +
 +
=== [[αシリーズ]] ===
 
;「私にも心がある!その心が、お前達の非道なやり方を許せないと言っているんだ!」<br />「この熱い想いが私の生きている証…生命だ!」
 
;「私にも心がある!その心が、お前達の非道なやり方を許せないと言っているんだ!」<br />「この熱い想いが私の生きている証…生命だ!」
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]より、[[エッガ・ブランカン|エッガ]]との戦闘前会話。無差別な破壊活動で人々を脅かす戦闘狂に、正義の鉄槌を下す。
+
:[[第2次スーパーロボット大戦α|第2次α]]』[[アイビス・ダグラス|アイビス]]編第19話「勇の戦い」に於ける[[エッガ・ブランカン|エッガ]]との[[戦闘前会話]]より。無差別な破壊活動で人々を脅かす戦闘狂に、正義の鉄槌を下す。
  
== 対決 ==
+
=== [[携帯機シリーズ]] ===
;対ZX-05(脊椎原種)
+
;「かつては一軍の長だったとの事だが、我々の隊長とは似ても似つかないな!」
:ただの兵器も同然であった[[風龍]][[雷龍]]に自らの戦いをもって勇者の心を伝授する。
+
:『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』での[[キバ]]との特殊戦闘台詞で檜山キャラの[[声優ネタ]]。
 +
:確かに信念などは似ても似つかず、そっくりなのは声とよく叫ぶところぐらいである。
 +
 
 +
=== 単独作品 ===
 +
;「ああ、敵に斬り付けられた時は、体の中心軸で縦に受け、その瞬間に分離する」<br />「そうすると、ダメージを受けずに敵の目を欺けるというわけだ」<br />「左右合体ロボなら、身につけておくといい。私からのシンメトリカルアドバイスだ」
 +
:『[[スーパーロボット大戦DD|DD]]』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて。真っ二つに割かれたと思われていた[[ゼンカイオージュラガオーン]]が無事だったのを、特訓が活きたと説明した[[ゼンカイジュラン]]に続いて。
 +
:ジュランと[[ゼンカイガオーン|ガオーン]]が超竜神同様の左右合体ロボットかつ、ダイキノコワルド(SRW未登場)との戦いで似たような回避をしていたという下地があった事から2人に特訓を施し、それを戦法として完成させた。超竜神自体、劇中で左右分離を駆使して危機を脱している事が多く、だいぶ誇らしげ。ただし、それを他に伝授できるのはゼンカイジャーの[[ゼンカイブルーン|他の]][[ゼンカイマジーヌ|合体]][[ゼンカイザー|相手]]か、超竜神の弟妹くらいであろう。また、超竜神を始めとした[[撃龍神|二体]][[強龍神|合体]][[幻竜神|の勇]][[天竜神|者ロ]][[ウルトラレイカー|ボは]]'''頭部が一体型'''なので、中心軸の前に頭部が真っ二つに切り裂かれるのも難点。
 +
:突然謎の造語も加えているあたり、超竜神も多少なりともゼンカイ脳に侵され始めているのかもしれない。
 +
 
 +
== 対決・名場面 ==
 +
;その名は超竜神
 +
:[[EI-07]]の爆発からガオガイガーを救いたい一心で初合体を果たした超竜神。イレイザーヘッドで爆発を消去し、ガオガイガーを救うのだった。
 +
;対ガオガイガー
 +
:模擬戦でガオガイガーと対決。パワーとダブルライフルでガオガイガーの両腕を封じた状態からダブルガンを浴びせていくが火事場のバカ力(スワン談)でダブルライフルごと持ちあげられてしまう。直後、模擬戦は終了となった。
 +
;対グランドノヴァ
 +
:グランドノヴァ内部に閉じ込められたガオガイガーを救出すべく、イレイザーヘッドを発射し続ける超竜神だが、イレイザーヘッドをもってしてもグランドノヴァを完全消滅させることは出来ず、連続発射の負荷でボロボロになってしまう。それでも最後の一発でグランドノヴァが小さくなっている間にガオガイガーは凱のハイパーモードで出力を高めて、グランドノヴァからの脱出に成功する。
 +
;フルパワーの激突
 +
:機界四天王との決戦において、ゾンダーメタルプラント担当の[[EI-28]]と[[EI-29]]を倒すべく、超竜神は自身ごと敵を衝突させる捨て身の戦法を決行し、再生不能に追い込む。
 +
;対脊椎原種
 +
:只の兵器も同然であった[[風龍]][[雷龍]]に自らの戦いを持って、勇者の心を伝授する。
 +
;暗黒の大決戦
 +
:[[ZX-06|頭脳原種]]が召喚した最後の隕石から地球を守るべく、超竜神はクライマー1の推力も使って、隕石をESウィンドウの向こう側であるアステロイドベルトに押し戻していくが、それは超竜神がアステロイドベルトに取り残されることも意味していた…
 +
;太古からの帰還
 +
:ESウィンドウから流れ込んできた木星のザ・パワーで超竜神と隕石は6500万年前の地球にタイムスリップ。それにより、地球は氷河期に入るが超竜神の仲間たちに会いたい想いに応えたザ・パワーでAIとGSライドが保護され、6500万年後、太古の地層から発見される。原種のGGG分断作戦で風龍と雷龍以外が戦えない状況にされた際、[[天海護|護]]の涙に反応したザ・パワーが超竜神を目覚めさせ、6500万年の時間で朽ちていたボディも元通りにした。
 +
;対[[スターガオガイガー (レプリジン)]]
 +
:真のヘルアンドヘブンでゴルディオンハンマーを破られた[[ガオファイガー]]を救うべく、割って入った超竜神。イレイザーヘッドを放つも真のヘルアンドヘブンの威力を弱めただけな上、自身が真のヘルアンドヘブンを受けてしまうもシンメトリカルアウトしたことで大破は免れる。
 
;対[[ピーヴァータ]]
 
;対[[ピーヴァータ]]
:レプリ地球において対決。先制攻撃のウルテクライフル全斉射で一蹴したかに思われたが・・・。
+
:レプリ地球において対決。先制攻撃のウルテクライフル全斉射で一蹴したかに思われたが復活し、逆に追い詰められていく。超竜神は最後の手段として、合体を解き、スーパーノヴァを発動した。
 
 
== 名場面 ==
 
;[[幻竜神]]・[[強龍神]]
 
:[[ZX-06]]が召喚した巨大隕石とともにESウィンドウの彼方に消えた超竜神は、65000万年前の[[地球]]に流れ着き、朽ち果てた姿で[[GGG]]の面々と再会する。<br />[[機界31原種]]の策によってGGGの戦力の大半を無力化され、地球が機界昇華の危機にさらされた時、[[天海護|護]]の叫びに応えて超竜神に宿っていた[[ザ・パワー|謎の力]]が奇跡を起こす。
 
  
== メモ ==
+
== 余談 ==
 +
*勇者シリーズの左右合体兄弟ロボは第1作目『[[勇者エクスカイザー]]』の[[ウルトラレイカー]]から7年ぶり。ただし、ウルトラレイカーは年が違う兄弟で構成されている。
 
*超竜神などの一連の竜シリーズの合体シーンは後に問題となった激しい点滅(通称・ポケモンフラッシュ)が使われているため、DVDなどでは修正されているとはいえ視聴時には注意。
 
*超竜神などの一連の竜シリーズの合体シーンは後に問題となった激しい点滅(通称・ポケモンフラッシュ)が使われているため、DVDなどでは修正されているとはいえ視聴時には注意。
  

2024年7月30日 (火) 18:29時点における最新版

超竜神
読み ちょうりゅうじん
登場作品
声優 山田真一
デザイン 大河原邦男
初登場SRW 第2次スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
パイロット
テンプレートを表示
スペック
分類 合体ビークルロボ
全高 28.0 m
重量 495.0 t
動力 GSライド(結合Gドライブ)
出力 6000000 kw(80万馬力)[初期] → 9000000kw[ウルテクエンジン搭載後]
推力 750 t × 2
最高飛行速度 M 0.6[ウルテクエンジン搭載後]
最高走行速度 195 km/h → 200 km/h[ウルテクエンジン搭載後]
装甲材質 レーザーコーティングスーパーG装甲
所属 GGG
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超竜神は『勇者王ガオガイガー』および『勇者王ガオガイガーFINAL』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

氷竜炎竜がシンメトリカル・ドッキングして完成する合体ビークルロボット。

2体の超AIも統合されて、冷静ではあるが向う見ずな熱血漢としての一面を併せ持つ性格となる。

二人のシンパレート値が90%以上にならないと合体できないが、主に誰かを守りたいという気持ち=勇気で心が一つになり、合体が可能になる。

ガオガイガーのサポート役である為、ゴツイ印象と裏腹にガオガイガーより細身だが単純なパワーはガオガイガー以上で頑丈に出来ている。これを活かした装備が、レスキューマシンとしての性質を色濃く反映したイレイザーヘッドであり、大規模爆発などで市民に被害が及ぶ際に、エネルギーを相殺して宇宙に吹っ飛ばす事で被害を最小限に抑える機能を持つ。

レスキューと支援を主体とする設計のため、パワー不足で原種戦ではゾンダーバリアを貫通できないシーンも多々見受けられた。また2機が左右の半身を構成するその合体機構の関係か、大ダメージを受けた際に(或いは被害を最小限にせんと自ら分離することで)真っ二つになるシーンがよく見られた(特に『FINAL』で顕著)。

EI-01戦での弾丸Xのパワーアップの反動で機能停止した際に強化が行われ、出力の上昇、ウルテクライフル、飛行能力などを得たが、スパロボでは今のところ再現されていない。また、宇宙ではSPパックという追加スラスターを肩部に装備して行動していたが、これも再現されていない。

第38話「暗黒の大決戦」で頭脳原種が残した小惑星を押し返しアステロイドベルトの向こうに消えるが、木星ザ・パワーの自衛反応により6500万年前の地球にタイムスリップ。自身の願いに反応したザ・パワーに保護され、それから遥かな時を経た現代、第43話「幻竜神・強龍神」にて奇跡の復活を果たす。

構成機体[編集 | ソースを編集]

氷竜
右半身・頭部を構成。
炎竜
左半身・胸部装甲を構成。

強化装備形態[編集 | ソースを編集]

超竜神(SPパック)
両肩に宇宙用推進剤パックであるSPパックを装備した形態。超竜神用のは青と赤で構成されている。正式名称は、「Self Propellant Pack(自己推進剤貯蔵糟)」。
スパロボでは再現されていない。
翔超竜神(SRW未登場)
覇界王 ガオガイガー対ベターマン』にて超竜神の背部にグリアノイドの翔竜が合体した形態。超竜神がGGGグリーンに復帰後、翔竜の合体先は基本的に超竜神となっている。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦α
初登場作品。小隊枠を2つ使わないと超竜神に合体できない割に性能は地味。合体前より移動力は1減り、P武器も射程の短いダブルトンファーだけになってしまうのも困りどころ。とはいえガオガイガーと異なり最初から全体攻撃を持ち、獲得経験値・資金増加の小隊長能力を持つのは利点。合体要員の氷竜が補給持ちである点も大きい。能力値は2人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にLVが低いと能力が下がってしまう。
デフォルトの特殊技能は勇者底力の2つのみで、共にLV9まで成長する(この点は合体前も同じだが)。残りの4枠は氷竜・炎竜が習得した技能を引き継ぐ…のだが、元の2機を養成するまでは技能が合体前より劣る状態になってしまう。さらに氷竜・炎竜の習得技能が被ると無駄になる。デフォルトで援護攻撃持ちの炎竜に連携攻撃を覚えさせたりしても、合体すると連携攻撃しか引っ張ってこないのでまた無駄になる…といった具合で、特徴というよりも制約に近い。
合体前の精神コマンドにも有用なものはあるが、合体時はさらに加速覚醒が光る。通常ユニットよりも精神の選択肢が広いことも利点と言えるだろう。ただ、合体時の消費SPは分離時に両機から引かれてしまう。例えば消費SP25の加速を使用した場合、炎竜と氷竜、2機分のSP25を消費したことになり、何か損をした気がしないでもない。逆に超竜神でSPを回復すると2機分回復したことになるので、メリットとして生かせなくもないが。
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
『第2次α』から射撃武装の弾数が増え、一斉射撃は射程3-8→1-8になるなど戦闘面では改善が見られるが、覚醒が勇気に変わったのが痛い。
また合体前の2機は全体攻撃を持たないため、本作から実装の集束攻撃は習得できない。同じ仕様で登場した天竜神(及び合体前の2機)と比べるとイマイチな印象。
シナリオ面では、第14話「オペレーション・ハルパー」でアークエンジェルを脱出させるため、亜空間に飲み込まれ、一時離脱する。その後、ソロシップがDSドライブ中の亜空間で大破した彼を発見。格納庫に保管されていた。宇宙ルート第22話「発動する力、無限大」にて、ザ・パワーの力を得て復活を果たす。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦W
精神ポイントは合体後で別枠。手数が減ってしまう為、異常ステータス攻撃をしたいなら分離した方がいいが、氷竜の能力が振るわないので特に分離しなくても問題ない。撃墜数は合体後で別カウント。ただし気力は必ず合体前の二人の平均になるので出撃時気力ボーナスの恩恵は受けられず、撃墜数を稼いでも意味はない。雑魚が多いときやボス戦では超竜神から分離して、氷竜が「ひらめき」をかけて、「必中」をかけた炎竜の一撃で攻撃で敵を弱体化。再合体して再び援護攻撃と、異常ステータス及び援護による戦法が使える。
第1部後半では下記の名場面が再現されるが地球ではなく火星に流れ着き、なんと『機動戦艦ナデシコ』由来の火星極冠遺跡で眠っている。この関係で一時離脱するが、レベルは撃龍神(風龍・雷龍)と連動のため再計算の対象外になる。
第18話では弾丸X状態になるが、この能力の効果は「気力200+自軍フェイズ開始時にEN全回復」というものなので、弾数&無消費武器のみ、かつこの時点では撃龍神がおらず合体攻撃できない超竜神は後者の恩恵を受けられないという落とし穴がある。
スーパーロボット大戦BX
参戦は第16話。シナリオではオリジナル(特にファルセイバー関連)と絡み、重要な役割を果たしている。
本作では分離できず、常時超竜神の状態での運用となる。また撃龍神と改造・養成の共有もなくなった。「ダブルガン」が攻撃力低下+移動力低下と優秀な追加効果持ち(特に攻撃力低下は他はファルセイバーバクリュウオーしかできない)為、オールキャンセラーやスペック低下無効の無い相手に対する初撃向け。
隠し要素の条件を満たせば終盤で撃龍神との合体攻撃が追加。勇者ロボ軍団トップの火力を出せるようになる為なるべく隠し条件は満たしたいところ。
『ガオガイガー』は原種編がメインのため今作も原作通りしばらく自軍を抜けてしまう(ちなみに今回はオウストラル島の遺跡に眠っている)が、復帰時に改造段階がリセットされる上に資金が戻ってこないというバグがある為、改造は再参入の第35話終了後に行うのが望ましい。なおスキルアイテムによる強化はリセットされないため、安心して使用可能。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦T
地球ルート第12話から参戦。ダブルガンがオミットされたが第39話で撃龍神との合体攻撃が追加される。本作では途中で抜けたりはしない。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「防御アップ」。
能力面は撃龍神とステータス、特殊スキル、精神コマンド、エースボーナス全てが同じ。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
サービス初期からの実装ユニット。R・SRディフェンダー。後に大器型のSRシューターが追加。
2020年2月のイベント「受け継がれる牙」にて大器型SSRディフェンダーが追加。
スーパーロボット大戦DD
序章ワールド2より参戦。防御&命中タイプ。
弾丸Xが初めて武装として採用された。同武装は超竜神としては初のSSR必殺技ユニットパーツだが、ガオガイガーおよびビッグボルフォッグとの共用(同作における合体攻撃)での実装となった。
期間限定イベント「激突、王と王の戦い」では、左右合体ロボの後輩的存在であるゼンカイオージュラガオーンと共演。『機界戦隊ゼンカイジャー』の作風(俗に言う「ゼンカイ脳」)に最も呑まれたキャラクターとなってしまった(後述)。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

武装[編集 | ソースを編集]

フリージングガン
右腕に装備した氷竜の冷線銃。
メルティングガン
左腕に装備した炎竜の熱線銃。
パワークレーン
右腰に装備した氷竜のクレーン型ユニット。
フリージングライフル
パワークレーンに内蔵された冷線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
クレーントンファー
パワークレーンを腕に持ち、トンファーのように使う。
パワーラダー
左腰に装備した炎竜のハシゴ型ユニット。
メルティングライフル
パワーラダーに内蔵された熱線砲。ライフルと言うよりはキャノン。
ラダートンファー
パワーラダーを腕に持ち、トンファーのように使う。
ミラーシールド
胸部パーツは一応ミラーシールドとしても使用できる。
残念ながら、スパロボではシールド防御等は無い。
千里眼
ザ・パワー発動時に使用。
ピラミッドプラント事件において、復活した直後に使用し、戦況を確認。分離して、氷竜は雷龍の炎竜は風龍の加勢に向かった。

必殺技[編集 | ソースを編集]

ダブルガン
フリージングガン、メルティングガンを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる。
射程は短めながら攻撃力半減(低下)という非常に優秀な特殊効果を持ち、対ボス戦に重宝する。『BX』では移動力低下もこちらに追加された。
『X-Ω』では「ダブルライフル」の名称で必殺スキルに採用。
『DD』ではビーム属性の通常攻撃及びR必殺技。メインアビリティは「狙い撃ち I」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップ I」。
ダブルライフル
フリージングライフル、メルティングライフルを交互に撃つ事で対象を熱疲労させる。
ダブルトンファー
両腕にパワークレーン、パワーラダーを持って、トンファーの様に敵を殴りつける技。
『X-Ω』では通常攻撃として採用。また、連続攻撃の「ダブルトンファー(乱打)」が必殺スキルとして採用されている。
『DD』では打撃属性のR必殺技。メインアビリティは「重装甲 I」で、サブアビリティは「照準値アップ I」。
一斉射撃
ダブルガンとダブルライフルを一斉発射。パワーアップ後はビームを放つウルテクライフルも使用。
「αシリーズ」では気力制の長射程全体攻撃。『W』ではこちらに(氷竜固有の)移動力半減の特殊効果がついていたが、『BX』では特殊効果なしになった。
『DD』ではビーム属性のSR必殺技。メインアビリティは「攻撃力ダウン付与 II(必殺)」で、サブアビリティは「防御力・照準値アップ II」。
スーパーノヴァ
テレビシリーズでは、超竜神版シャントゥロンとして設定されていた没ネタ。『FINAL』では、合体前の氷竜と炎竜がチェストウォーマーとチェストスリラーの出力を最大限に高めて、対象を熱疲労により破壊する捨て身の技とされた。その為、スパロボでも自爆技になっている。
『W』ではトンファーで敵を殴り飛ばした後それをパージ、分離して2機で敵に密着しウォーマーとスリラーの最大出力攻撃で大爆発を起こす。
ザ・パワー(コンボ)
『X-Ω』での必殺スキル。ザ・パワーの力を纏い、ダブルガンとダブルトンファーで連続攻撃を行う。

ハイパーツール[編集 | ソースを編集]

イレイザーヘッド
超竜神の代名詞とも言うべき装備。大爆発やバリアなど、エネルギーを消去する際に使用する。その性質上人命救助が用途。
発射の際には、ダブルトンファーをイレイザーヘッドに添え、衝撃に耐えるためにダブルトンファーを後ろに突き立てることもある。発射時の反動も軽微なもので無く、EI-18戦では、8連射によってグランドノヴァ全体の2割ほどを削った所で超竜神の耐久限界を超えてしまった。

合体攻撃[編集 | ソースを編集]

超竜神・撃龍神アサルト
撃龍神との合体攻撃。一斉射撃とシャントゥロンの合わせ技。『BX』では不採用。
幻竜神・強龍神アサルト / 幻竜神&強龍神
撃龍神との合体攻撃。幻竜神強龍神に再合体して攻撃を行う。
BX』にて初実装。超竜神側の武器→撃龍神側の武器で打撃を加え、最後にマキシマムトゥロンを放つ。一斉射撃に合わせてあるのか、こちら側から撃つと射撃属性になる。
T』では「幻竜神&強龍神」名義で、第39話で追加される。幻竜神がオーロライリュージョンでかく乱しつつ急降下してのクレーントンファーで殴り、強龍神がラダートンファーで殴ってから龍巻で吹き飛ばし、最後にマキシマムトゥロンを放つ。前2つと比べるとトドメ演出が無くなっており、また超竜神側から発動の場合も格闘属性。
弾丸X
『DD』で打撃属性のSSR必殺技として登場。ガオガイガー、超竜神、ビッグボルフォッグとの合体攻撃。戦闘演出ではゴルディーマーグも登場する。
一番槍にガオガイガーが拳を突き出し突撃、射出しないままブロウクンマグナムの回転機構を発動。ビッグボルフォッグのメルティングサイレンの援護を受けながら殴り抜け、超竜神が続けて殴打。その隙に上空に飛びあがるガオガイガー、そしてゴルディーマーグが緑色に輝いたまま月を背景にハンマーコネクト。ゴルディオンハンマーを叩きつけると共に2機の拳が、脚が駄目押し気味に敵に突き刺さり、敵は光になる。
第30話「勇者、暁に死す!」における弾丸X発動後のシーンを再現した必殺技。原作の戦闘シーンがほぼ完璧に再現されている。明確な違いといえば、原作ではバリアを食い破るブロウクンマグナムが最初から敵機に突き刺さる、ゴルディーマーグが肉弾戦に参戦しない、最後の〆が3機揃ってのポーズになる、といったようにいずれも3機の合体攻撃の都合によるものと推測される改変である。
メインアビリティは「Gストーン」で、気力が10上昇する毎に、攻撃力・防御力・照準値が増加する。戦闘時のみ敵ユニットの攻撃力・運動性を減少させ、弾丸X命中時、防御力が減少する弱体効果を敵ユニットに付与する。サブアビリティは「攻撃力アップⅢ」。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

分離
氷竜炎竜に分離する。
BX』『T』では特殊能力としての分離は持っていない。
EN回復(小)
『T』で所持。撃龍神と異なり、終盤まではダブルトンファーしかEN消費武装がない。
GSライド
『T』で所持。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

機体ボーナス[編集 | ソースを編集]

BX
  • 初期段階:装甲値+100 照準値+5
  • 第二段階:装甲値+125 照準値+10 射撃武器+100
  • 第三段階:装甲値+150 照準値+20 射撃武器+150
  • 最終段階:装甲値+200 照準値+30 射撃武器+200 CRT補正+10
当てて耐えるといった感じのボーナス。撃龍神と対になる内容で、組むと互いに相互補完になる。

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

「一斉発射」の攻撃力+300、射程+1
T』で採用。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

αシリーズでは能力値は2人の能力を足して割ったものとなるので、どちらかが極端にレベルが低いと弱くなってしまう。基本的に2人が同レベルなら、命中回避などを除くと平均的に高い能力となる。

『W』では二人のレベル及び養成が風龍雷龍共々リンクしているため、また『BX』や『T』ではそもそも分離できないので、上記のような事態にはなり得ない(能力値も独自に設定)。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第2次α
必中不屈加速友情熱血覚醒
第3次α
必中不屈加速友情熱血勇気
W
必中不屈鉄壁闘志熱血勇気
BX
必中不屈闘志鉄壁勇気
T
根性不屈信頼必中勇気
X-Ω
加速鉄壁勇気
パイロットパーツ装備時
不屈友情覚醒
DD
必中不屈加速闘志鉄壁勇気

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

第2次α第3次α
勇者L9、底力L9
W
撃ち落とし勇者L9、底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2、コンボL2
撃ち落としは習得してはいるが機体能力の方に「銃装備」が実装されていないため、完全な死に技能である。
BX
勇者L8、底力L7、援護攻撃L2、援護防御L2、全体攻撃L2
T
勇者L9、底力L4、ガードL2、援護防御L1
DD
[X]勇気ある戦い
移動力・攻撃力・防御力・気力上限が増加する。
勇者(超竜神)
気力が10上昇する毎に、防御力が増加する。
シンパレート(超竜神)
攻撃力・照準値・HPが増加する。

小隊長能力[編集 | ソースを編集]

獲得経験値+20%、獲得資金+20%
第2次α』、『第3次α』で採用。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

出撃時に気力+10。SPに最大値の25%が足される
T』にて採用。撃龍神とはまったく同一のボーナス。

サポートアビリティ[編集 | ソースを編集]

時を越えた勇気ある誓い
SR。燃焼状態になりづらい。

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「発進!」
『第2次α』『第3次α』『W』のデフォルトBGM
「最強勇者ロボ軍団」
選択可能になるBGM。『T』限定版ではボーカル版も収録されている。なお、収録されているのは1番だけなのだが、1番では炎竜・氷竜のことを歌っているので、この曲が非常に似合う。
「勇者王誕生!」
オープニングテーマ。『BX』『T』で採用。『T』限定版では原曲となる。

人間関係[編集 | ソースを編集]

『人間』ではないが、テンプレート通り『人間関係』と表記する。

撃龍神
弟にあたる合体ビークルロボ。
幻竜神強龍神
撃龍神と合体相手を交換した姿。
天竜神
妹にあたる合体ビークルロボ。
獅子王凱
GGG機動部隊の隊長。
ボルフォッグ
同僚であり、同じ心を共にする仲間。
ゴルディーマーグ
後輩にあたる同僚。
マイク・サウンダース13世
同僚であり、同じ心を共にする仲間。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

伊佐未勇
『第2次α』では協力して津波からGGG本部を守った。
テンカワ・アキト
『W』では共に原種に立ち向かい、ピンチを救った。
ヤマサキ・ヨシオ
『W』で火星の遺跡に眠っていた超竜神を発見し、興味を募らせる。ただし復帰後は興味をなくしたのか特に絡んでこない。
テッカマンエビル
『W』ではボルテッカにイレイザーヘッドで対抗し、これを相殺する。
ファルセイバー
『BX』での戦友。彼の復活にも大いに関わる事になる。
ロッド・バルボア
彼にも『BX』でオウストラル遺跡で眠っているのに興味を抱かれる。
勇者特急隊
『T』における同じ勇者かつ、超AI搭載のロボットとしての先輩たち。特にバトルボンバーが超竜神を後輩として強く意識している。
吉永サリー
『T』では、ブラックノワールの攻撃を受けて木星に落下した際に、彼女の想いの力と、超竜神の彼女への想いが共鳴し、奇跡を起こした。
ジュランガオーン
『DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」で共演する、類似した機構の左右合体形態であるゼンカイオージュラガオーンを持つ、平行世界の戦隊メンバー。
同イベントでは彼らの心意気に影響されて超竜神への合体に成功した。その後は彼らの特訓に協力し、左右合体ならではの分離回避の極意を習得させる(ゼンカイジャー側も、過去の戦いで分離回避ができる下地はあった)。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「これを撃ち終えるまで下がりませんッ!! イレイザーヘッド、2Lッ……!!!」
Number.19より。グランドノヴァに孤立したガオガイガー救出作戦のため、イレイザーヘッドを構えて。この時超竜神は度重なるイレイザーヘッドの使用でボロボロになっており、火麻からも撤退を命じられたが、凱を救出するため従わなかった。結局この一射で半壊してしまったが、ガオガイガーは脱出に成功した。
「これは私の仕事だ」
Number.38より。ESウィンドウから現れた巨大小惑星を押し戻すべく、クライマー1とドッキングした際のセリフ。この時、撃龍神も超竜神と同じことを考えており、超竜神は特攻しようとする撃龍神を殴り飛ばして制止し、代わりに自分が特攻した。
「待っています、いつまでも…。信じています、必ず、必ず再会できる日を…。いつか星の海で…。」
同じくNumber.38より。まさかの超竜神途中退場の際の別れ際のセリフ。番組のEDテーマのタイトルと掛けている。
『BX』ではDVEで収録されている。

スパロボシリーズの名台詞[編集 | ソースを編集]

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「くたばれぇぇぇぇっ!!」
DD』のSSRユニットパーツ「弾丸X」の演出中に発生する台詞。ドスが効いて印象深い台詞だが、原作では死を覚悟した不退転の状況であるためか、勇者にしては過激な言葉である。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

「私にも心がある!その心が、お前達の非道なやり方を許せないと言っているんだ!」
「この熱い想いが私の生きている証…生命だ!」
第2次αアイビス編第19話「勇の戦い」に於けるエッガとの戦闘前会話より。無差別な破壊活動で人々を脅かす戦闘狂に、正義の鉄槌を下す。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

「かつては一軍の長だったとの事だが、我々の隊長とは似ても似つかないな!」
BX』でのキバとの特殊戦闘台詞で檜山キャラの声優ネタ
確かに信念などは似ても似つかず、そっくりなのは声とよく叫ぶところぐらいである。

単独作品[編集 | ソースを編集]

「ああ、敵に斬り付けられた時は、体の中心軸で縦に受け、その瞬間に分離する」
「そうすると、ダメージを受けずに敵の目を欺けるというわけだ」
「左右合体ロボなら、身につけておくといい。私からのシンメトリカルアドバイスだ」
DD』の期間限定イベント「激突、王と王の戦い」にて。真っ二つに割かれたと思われていたゼンカイオージュラガオーンが無事だったのを、特訓が活きたと説明したゼンカイジュランに続いて。
ジュランとガオーンが超竜神同様の左右合体ロボットかつ、ダイキノコワルド(SRW未登場)との戦いで似たような回避をしていたという下地があった事から2人に特訓を施し、それを戦法として完成させた。超竜神自体、劇中で左右分離を駆使して危機を脱している事が多く、だいぶ誇らしげ。ただし、それを他に伝授できるのはゼンカイジャーの他の合体相手か、超竜神の弟妹くらいであろう。また、超竜神を始めとした二体合体の勇者ロボは頭部が一体型なので、中心軸の前に頭部が真っ二つに切り裂かれるのも難点。
突然謎の造語も加えているあたり、超竜神も多少なりともゼンカイ脳に侵され始めているのかもしれない。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

その名は超竜神
EI-07の爆発からガオガイガーを救いたい一心で初合体を果たした超竜神。イレイザーヘッドで爆発を消去し、ガオガイガーを救うのだった。
対ガオガイガー
模擬戦でガオガイガーと対決。パワーとダブルライフルでガオガイガーの両腕を封じた状態からダブルガンを浴びせていくが火事場のバカ力(スワン談)でダブルライフルごと持ちあげられてしまう。直後、模擬戦は終了となった。
対グランドノヴァ
グランドノヴァ内部に閉じ込められたガオガイガーを救出すべく、イレイザーヘッドを発射し続ける超竜神だが、イレイザーヘッドをもってしてもグランドノヴァを完全消滅させることは出来ず、連続発射の負荷でボロボロになってしまう。それでも最後の一発でグランドノヴァが小さくなっている間にガオガイガーは凱のハイパーモードで出力を高めて、グランドノヴァからの脱出に成功する。
フルパワーの激突
機界四天王との決戦において、ゾンダーメタルプラント担当のEI-28EI-29を倒すべく、超竜神は自身ごと敵を衝突させる捨て身の戦法を決行し、再生不能に追い込む。
対脊椎原種
只の兵器も同然であった風龍雷龍に自らの戦いを持って、勇者の心を伝授する。
暗黒の大決戦
頭脳原種が召喚した最後の隕石から地球を守るべく、超竜神はクライマー1の推力も使って、隕石をESウィンドウの向こう側であるアステロイドベルトに押し戻していくが、それは超竜神がアステロイドベルトに取り残されることも意味していた…
太古からの帰還
ESウィンドウから流れ込んできた木星のザ・パワーで超竜神と隕石は6500万年前の地球にタイムスリップ。それにより、地球は氷河期に入るが超竜神の仲間たちに会いたい想いに応えたザ・パワーでAIとGSライドが保護され、6500万年後、太古の地層から発見される。原種のGGG分断作戦で風龍と雷龍以外が戦えない状況にされた際、の涙に反応したザ・パワーが超竜神を目覚めさせ、6500万年の時間で朽ちていたボディも元通りにした。
スターガオガイガー (レプリジン)
真のヘルアンドヘブンでゴルディオンハンマーを破られたガオファイガーを救うべく、割って入った超竜神。イレイザーヘッドを放つも真のヘルアンドヘブンの威力を弱めただけな上、自身が真のヘルアンドヘブンを受けてしまうもシンメトリカルアウトしたことで大破は免れる。
ピーヴァータ
レプリ地球において対決。先制攻撃のウルテクライフル全斉射で一蹴したかに思われたが復活し、逆に追い詰められていく。超竜神は最後の手段として、合体を解き、スーパーノヴァを発動した。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 勇者シリーズの左右合体兄弟ロボは第1作目『勇者エクスカイザー』のウルトラレイカーから7年ぶり。ただし、ウルトラレイカーは年が違う兄弟で構成されている。
  • 超竜神などの一連の竜シリーズの合体シーンは後に問題となった激しい点滅(通称・ポケモンフラッシュ)が使われているため、DVDなどでは修正されているとはいえ視聴時には注意。

商品情報[編集 | ソースを編集]