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:ニュートロンビーム共々サイズ差無視が付いていないため、大型機との戦闘に参加させるなら強化パーツやパイロットの技能で補強したい。 | :ニュートロンビーム共々サイズ差無視が付いていないため、大型機との戦闘に参加させるなら強化パーツやパイロットの技能で補強したい。 | ||
2024年11月8日 (金) 21:40時点における最新版
ゲシュペンスト | |
---|---|
外国語表記 | Gespenst |
登場作品 | |
デザイン | 大河原邦男[1] |
初登場作品 | ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス |
初登場SRW | 第4次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | パーソナルトルーパー(ゲシュペンストシリーズ) |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 |
PTX-001(COMPACT2) PTX-001~003(αシリーズ、OGシリーズ) |
全高 | 21.2 m |
重量 | 72.4 t |
動力 |
核融合ジェネレーター プラズマ・ジェネレーター |
フレーム | Gフレーム |
基本OS | TC-OS |
主なパイロット |
ギリアム・イェーガー 第4次・スパロボFの主人公と副主人公 Tのサブ主人公 |
ゲシュペンストは「バンプレストオリジナル」の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
共通設定[編集 | ソースを編集]
『ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』におけるギリアム・イェーガーのパワードスーツ。同作のギリアムの出自がゲーム開始時点の1年前からしかないため、所属していたαフォースで運用されていた物と思われる。
「スーパーロボット大戦シリーズ」では『第4次スーパーロボット大戦』で初登場した、史上初のパーソナルトルーパー(PT)。テスラ=ライヒ研究所の博士である主人公の父親が設計の一部を担当した。
リアル系主人公時はティターンズの影響で予算削減されて中断した連邦のヒュッケバイン開発計画のプロトタイプであり、テストパイロットを務めていた主人公と共に新型機としてロンド・ベルに組み込まれた(『F』では計画再開に伴いさらに実験用に試作機としてゲシュペンストMk-IIが作られる)。なおリメイク版の『第4次S』のリアル系ではエネルギーメーターが故障しており、ガス欠に近い状態でロンド・ベルに送り込まれた。 スーパー系主人公時は連邦設立により中断された連邦設立前のアメリカ政府のグルンガスト開発計画の簡易試作機であり、量産PTのテスト機として光子力研究所でテストすることになっていた。
以降の作品では、マオ・インダストリーが開発した全てのパーソナルトルーパーの原点に位置する機体で、試作ラインAを使用して3機が同時にロールアウトした。
「OGシリーズ」では、PTX-001はタイプR、002はタイプS、003はタイプTと呼ばれるが、同系列の機体でナンバリングを3つ占有したのはこの機体が最初で最後であり、認識コードの命名基準がまだ定まっていなかったからと思われる。
なお、ゲシュペンストはドイツ語で幽霊の意。3機とも漆黒の機体であったのが理由のようである。
初のPTではあるものの、開発当初から量産化を目指していたために、機体フレームはGフレームとして一般化されている。このフレームの改良版であるG2フレームは、コストが安いという理由で量産型ヒュッケバインMk-IIなどの主力量産PTに用いられている。また、タイプSのような肉弾仕様にも耐えられるほどの剛性を持っていることから、今現在の最新試作PTであるビルトビルガーにも用いられている。これらの事実から、ゲシュペンストそのものの性能のよさも伺える。ただし人体骨格を模して作られた、フレーム全体が連動する形式であるため、装甲や内部装置の組み換えはできても部位をフレームごと別仕様に取り替えるような組み換えはできない。
なお、直接の後継機はゲシュペンストMk-IIである。
3機のMk-Iは元祖試作機とはいえ、Mk-IIと違って予算度外視で作られた特別な機体であるため、パイロットとチューン次第で現行機を上回ることができる基本性能を秘めており、後に改修されてその性能を存分に引き出されることになった(2号機を除く)。わざわざパイロット次第という条件も付けられるのは、ゲシュペンストが操縦者の技量の多寡をダイレクトに反映してしまう機体であるため。
ゲシュペンスト・タイプR[編集 | ソースを編集]
汎用的な仕様としてロールアウト後に、滞空時間・機動性・運動性を上げるための改修作業が行われ、ニュートロンビームなどの支援用(にしては威力が馬鹿高いが)武器を装備させたゲシュペンスト。
OGシリーズではゲシュペンスト改造計画「ハロウィン・プラン」により、ゲシュペンスト・タイプRVとして強化改装される。
ゲシュペンスト・タイプS[編集 | ソースを編集]
宙間戦闘重視仕様の汎用機としてロールアウト後に、装甲・火力を上げるための改修作業が行われ、さらにエネルギー不足を補うためにEOTI機関が新開発したプラズマ・ジェネレーターを取り付けた。
ゲシュペンスト・タイプT[編集 | ソースを編集]
- 正式名称:PTX-003 ゲシュペンスト・タイプT(Gespenst Type Test)
- 型式番号:PTX-003
地上戦闘重視仕様の汎用機としてロールアウト後に、ゲシュペンストの改修が問題点解決のためタイプRとタイプSの2方向に進んだため、タイプRにする前の汎用的な001の仕様に改修され、後継機開発のテスト用にセンサーデバイスが取り付けられた機体。教導隊に提出された001と002の2機が不慮の事態などにより失われたときの予備機でもあった。
後にATX計画が打ち出されたとき、既に後継機がロールアウトしていて役目を終えていたタイプTは、大幅な改修作業を経てアルトアイゼンとして生まれ変わった。
スーパーロボット大戦T[編集 | ソースを編集]
VTXユニオン特務一課の主導で開発され、ティラネードとは連邦軍次期量産機候補(連邦軍のコンペに提出するための機体を決める社内コンペ)の座を競い合う兄弟でありライバル機といった形。 プロジェクトTNDの立ち上げ直後、ゴタゴタを経て特務三課に出向、実戦データを収集することになる。 後にそれらのデータをもとに「スラッシュ・リッパー」が実装され、本体も強化を受けたが、三課の方はティラネード・レックスのロールアウトにより勢いづき、次期量産機候補がどちらになるかは先が読めない状態となっていた。
が、最終的にはダイマの失脚により、彼の直轄だった特務一課が解散になったことで、一課所属のこの機体はコンペ提出の権利を喪失。 ティラネードの方もティランドの存在とその身勝手な運用、搭載AIの仕様が問題視されたことで同じく候補の話は流れてしまい、次期量産機候補の座を巡る競争は共倒れに終わった。 なお、この機体そのものは専属パイロットと共に三課に配置転換されている。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
主人公設定のタイプ「リアル系/スーパー系」の選択によって性能が大きく変化する。
詳細はゲシュペンスト・タイプR、ゲシュペンスト・タイプSを参照。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- 初登場作品。主人公の初期搭乗機。副主人公も搭乗可能なので、ヒュッケバイン(グルンガスト)入手後も使い続けられる。
- スーパーロボット大戦F/F完結編
- 主人公の初期搭乗機。副主人公も搭乗可能だが、本作ではヒュッケバイン(グルンガスト)入手の前にゲシュペンストMk-IIが後継機として加わるため、最終的にはほぼ確実に倉庫行きとなってしまう。
αシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦α
- 年表に3機作られた歴史が記載されている。
COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦COMPACT2(第1部 / 第2部)
- 主人公機(アルトアイゼン&ヴァイスリッター)の設定において、PTX-002 ゲシュペンストMk-IIの量産前に3機試作されたと出てくる。
- スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
- 敵として登場。アインストが鹵獲したヴァイスリッターのデータから、パーソナルトルーパーの「はじまり」であるゲシュペンストをコピーとして生み出している。アインスト産ではあるが「アインストゲシュペンスト」ではなく単に「ゲシュペンスト」で武装名もドイツ語は未使用。外見も他シリーズのゲシュペンストそのままでアインストらしい生物的要素は持っていない。他シリーズのゲシュペンストが持たない武装を使用しているが、これがCOMPACT2世界のゲシュペンストの標準装備なのか、アインストによるカスタムが加わった結果なのかは不明。アインストシリーズの雑魚の中ではアインストゲミュートを上回る性能を持つ上位種として終盤に多数登場する。ちなみにコンパチシリーズを除くスパロボシリーズでは初めてゲシュペンストシリーズが敵として登場した作品である。
- なお、リメイクである『スーパーロボット大戦IMPACT』では(『α外伝』からのデータ流用の都合上)量産型ゲシュペンストMk-IIに置き換えられており、アインストが「はじまりの機体=初代ゲシュペンスト」に固執して生み出したという件がカットされている。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 3機作られたがシャドウミラーの工作により不採用に終わった。
VXT三部作[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦T
- 『V』のヒュッケバイン&グルンガスト、『X』のサイバスターに続くスペシャルオリジナル参戦。ゲーム開始時に選択しなかった方のオリジナル主人公が搭乗する他、第42話でダイマ・ゴードウィンがアーピエスに特攻する際に予備の機体に搭乗する。
- グラフィック上では、象徴的な漆黒のカラーリングではなく、量産型ゲシュペンストMk-II(一般機)のような、暗めの青のカラーリングなのが特徴。
- VTXユニオンにて主人公機・ティラネードと共に開発された機体。汎用性や拡張性等で競合相手のティラネードより優れていたが、ダイマの逮捕および後任社長の失脚に伴う特務一課の解散により、本機の量産化プロジェクトも白紙化してしまった。
- 早期購入者特典有の場合は第1話の次に入るスペシャルシナリオから参戦する。第25話でHP+400、EN+20、装甲値+100、運動性+10、初期武装の攻撃力+200された上でスラッシュ・リッパーが追加され、強化パーツのスロット数が1つ増える。特典無しの場合は第25話で強化済みの状態で参戦となる。
- 機体性能はバランスは悪く無いが尖ったところもないと平均的。最初から修理装置が付いており、カスタムボーナスで補給装置も付く為、戦える修理補給役として扱うのが無難だろう。『V』『X』のスペシャルオリジナル参戦の機体と比べると、戦力としては控えめな部類。
- なお、本機に搭乗するサブ主人公の精神コマンドは主人公として選んだ場合のデフォルト誕生日・血液型の組み合わせによるものなので、脱力を覚えるサギリはともかく、バリバリの戦闘向きの精神コマンドしかないサイゾウが本機に乗る場合は、戦闘力もサポート力も中途半端。
- スペシャル参戦が決まったのは『T』開発がある程度進んでいる状況であり、最上Pからの提案との事[2]。本作はオリジナルキャラが多く、新たにオリジナルパイロットとセットで設定するのは厳しいため、本来ティラネードの色違いになるはずだった特務一課の機体がゲシュペンストに差し替えられたという経緯がある[2]。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦30
- 2021年11月17日の無料アップデートにて追加参戦。パイロットはギリアム。同アップデートで追加されるサイドミッション「黒い幽霊」[3]にて加入。
- 武装及び演出は『T』準拠になっているが、修理装置・補給装置は装備しておらず、カスタムボーナスもスラッシュリッパーの性能が上がるものに変更されている。
- 最後まで使っていくには火力がやや心もとない分サポート系の精神コマンドが充実しているため、支援運用を重視するならレスキューユニットの装備も視野に入る。
- 旧シリーズから『30』の世界に転移しているが、整合性はつけられていない(旧シリーズでギリアムが乗っていたのは本機ではなくゲシュペンストMk-II。しかも同じ世界から転移してきたイルムがグルンガストに搭乗しているため、ゲシュペンストはスーパー系仕様になっているはずである[4])。
OGシリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION
- 上記に挙げたゲシュペンスト3機が登場。搭乗者などは上記解説参照。
- スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
- ギリアム機のRタイプが登場。パーツスロットが4つ付けられるのが大きな特徴。本作ではテスラ・ドライブが搭載され、標準で飛行可能になった。メキボス曰く「珍品」。ただ、本作での初登場時はいきなりの負け戦となる。
- スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
- 「2」シナリオではスポット参戦に留まり、正式参入時はギリアム専用のカスタマイズ機「ゲシュペンスト・タイプRV」が登場。その他の設定もリメイク時とは変化なし。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ
- テスラ・ドライブが搭載され、飛行可能で、『OG2』と同仕様。なお、タイプSは未登場。
- スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ Record of ATX
- アニメとは違い、タイプSも登場。まさかの初代プラズマカッター改めプラズマスライサーを使い、往年のファンを驚かせた。
- スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
- ギリアムが時計型の音声入力で遠隔操作させて月を背に颯爽と登場。シャイン達を手に乗せてハウゼン城を脱出する際乗った。ちなみにこの場面はOGクロニクル「渡る世界は鬼ばかり」における起動シーンの再現。RoA版でも同様となっている。
コンパチヒーローシリーズ[編集 | ソースを編集]
- ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス
- 初出作品。ギリアム・イェーガーのパワードスーツ。とても頑丈。装備はガンダム系と共有。
- バトルドッジボールII
- ギリアム・イェーガーのパワードスーツ。大会主催者の正体にして最強チームでもある「ゴッドファクトリー」の一員。バトル前のデモでヘルメットを脱いだ状態が描かれている。文字数オーバーのため表示は「ゲシュペン」。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
『第4次』『F』におけるリアル系はタイプR、スーパー系はタイプSの項を参照。
本項目では『COMPACT2』におけるアインスト仕様、および『T』『30』での扱いを記載する。
- スプリットミサイル
- 背中に装備されたパイロンから発射される多弾頭ミサイル。当初は設定画にパイロンが描かれておらず、どこから発射されるのか謎だった。
- ガトリングガン
- 『COMPACT2』のみ採用。
- アルトアイゼンの三連マシンキャノン等と同じグラフィックが使われており、後年、生スパロボチャンネルで森住惣一郎氏がアルトアイゼンの誕生秘話として「(アルトアイゼンの)元となったゲシュペンストのデザインが決定稿の一つ前のもので、そちらは左腕の突起がプラズマカッターではなく砲身のようなものがついていた」と明かしており、その名残で設定されたものと思われる。
- プラズマカッター
- 左腕の突起を引き抜いて使用するビームサーベル。
- 『COMPACT2』ではEN制ではなく弾数制(10発)になっている。一見変に見えるが、「稼働時間が短く使い捨てる前提だった」という設定だったため、実は間違っていなかったりする。
- ニュートロンビーム
- 大型のビームライフル。現状他シリーズと異なりどれも弾数ではなくEN制。
- 『COMPACT2』ではこちらが最強武器。
- 『T』『30』ではスプリットミサイルで牽制しつつ敵機の上空に移動して発射する。このためか、今作では『第4次』以来久々にビーム属性が付いていない。その代わり『OGS』に引き続きバリア貫通が付いており、序盤で自軍入りした場合は第2話の戦闘前会話で「ニュートロンビームにはディストーション・フィールドは通用しない」とバリア貫通について説明が入る。
- スラッシュリッパー
- 三枚の刃を展開して体当たりを繰り出す円盤型のオールレンジ攻撃。他シリーズではゲシュペンストMk-IIの装備として有名。ゲシュペンストが装備しているのは、OGシリーズでのプレイヤーによる換装装備を除けば長らく『COMPACT2』のみだった。
- 『T』『30』で据置機参戦として初めて固定武器として実装され、こちらが最強武装となった。トドメ演出ではプラズマカッターとリッパーによる波状攻撃で追撃する。こちらもバリア貫通属性持ち。射撃属性となっているOGシリーズとは異なり、格闘属性になっている。このため、ギリアム機としては珍しく格闘武器が必殺技となった。「30」ではギリアムが乗ったため、トドメ演出のカッターを敵の中央に刺すモーションや構えモーションがかつてヒーロー戦記で共に戦った仲間である南光太郎/仮面ライダーBLACK RXの必殺技のリボルクラッシュを真似ている様にも見える……が、メタ的にはそもそもトドメ演出は『T』の流用なのでただの偶然であり、ギリアム視点で見ても真似たわけではなくただの偶然である。[5]
- ニュートロンビーム共々サイズ差無視が付いていないため、大型機との戦闘に参加させるなら強化パーツやパイロットの技能で補強したい。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- ビームコート
- バリア。ビーム属性のダメージを軽減する。
- 旧作ではタイプR・タイプS共に実装されているが、「ゲシュペンスト」名義で登場した際は『COMPACT2』でのみ採用。
- HP回復(小)
- 『COMPACT2』でのみ採用。アインストらしく再生能力を持つ。
- 修理装置
- 『T』でのみ採用。
- 一見、型落ちしたかつての主役機に原作無視の修理装置を付けたようにも見えなくもないが、ゲシュペンストは原典からして特殊能力が「リカバー」による味方のHP回復だったので、原点回帰と言えなくもない。修理装置が換装武器扱いの『OGシリーズ』でも再現可能。
- 補給装置
- 『T』でのみカスタムボーナスで追加される。ロボット図鑑においても補給装置が装備可能である事が記されている。修理装置同様に補給装置が換装武器扱いの『OGシリーズ』でも再現可能。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 空・陸
- 『COMPACT2』『T』では飛行可能。『COMPACT2』はアインストによるカスタムがされたため、『OG2』でのタイプRはテスラ・ドライブを標準搭載したためと説明があるが、『T』では特に説明なし。
- またタイプR・S共にある水適応は無し。
- 陸
- 『30』では飛行不可。ロボット図鑑でも飛行できない事が明記されている。旧シリーズのリアル系ゲシュペンストは飛べなかったのでその再現か。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 特殊能力「補給装置」を得る。装甲値+200。
- 『T』にて採用。
- 修理・補給の双方を完備するため、活かすならサブ主人公にはレスキュー技能を養成したいところ。
- 「スラッシュリッパー」の攻撃力+300、弾数+2
- 『30』にて採用。武器未改造・格闘訓練無しでも攻撃力5800・弾数8と中々の性能に到達する。
装備・機能(パワードスーツ)[編集 | ソースを編集]
ヒーロー戦記[編集 | ソースを編集]
武器・防具[編集 | ソースを編集]
装備欄を見る限りでは、ビームサーベルとシールドはガンダム系と共通のものを使用しているようである。
- ビームサーベル
- 左腕に内蔵されたビームサーベル。ガンダムシリーズのビームサーベルや後発作品のプラズマカッターの様な手持ち武器ではなく、左腕から直接ビームの刃を展開する。通常攻撃ではこれで敵を殴りつける。
- シールド
- ガンダムのシールドをオレンジがかった色にしたもので、明らかにゲシュペンストにあっていない。現行のOGで再現しようものなら多分違和感がバリバリだろう。
必殺技[編集 | ソースを編集]
- スプリットミサイル
- ニュートロンビームの砲身からミサイルを発射。どこにそんなものが……。
- 時間差で弾頭が分裂するのではなく、発射した瞬間に既に弾頭が分裂しており、この点は他のスプリットミサイルとの大きな相違点である。
- メガ粒子砲
- ニュートロンビームの砲身からビームを発射。
- プラズマカッター
- 電気らしきものを帯びた右腕でチョップ。他シリーズとは全く違う。この初代プラズマカッターは『Record of ATX』にてタイプSのプラズマ・スライサーとして再現された。
- ニュートロンビーム
- ほぼ他シリーズと同じ。流石に他シリーズではミサイルや後述の武装を扱うほどの多機能性は無い。
- ヴァンピーアレーザー
- ニュートロンビームの砲身から、敵のHPを吸収する謎のレーザーを発射する。長らくOGシリーズへの登場を望む声があったが、ゲシュペンスト・タイプRVの内蔵武装という形で本当に登場してしまった。
- メガ・バスターキャノン
- ニュートロンビームの砲身から、最大出力のレーザーを発射する。オクスタン・ランチャーもビックリのモード切り替えの多いライフルである。ゲシュペンストの最強武器(必殺技)にして全体攻撃。習得レベルが序盤だけの参加にも関わらず9と高いので、ギリアムをきちんと育てないと見る事が出来ない(2度目の加入レベルが8)。後にゲシュペンスト・タイプRVの最強武器として受け継がれる。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- リカバー
- 自身のエネルギーを力場に変換し、他の3人の味方を回復させる特殊能力。そのため自身は逆に若干のダメージを受ける。発動に失敗することがあり、その場合はダメージも受けない。
バトルドッジボールII[編集 | ソースを編集]
必殺技[編集 | ソースを編集]
- ハンドバルカン
- Lv1必殺技。パワードスーツの左腕に内蔵されたバルカン砲で攻撃。左腕の突起物の設定が毎回コロコロ変わり過ぎである。
- 拡散メガ粒子砲
- Lv2必殺技。砲身から幾筋もの細い粒子ビームを拡散。相手のHPにダメージは与えないが、食らった相手は直接殴る力をしばらく出せないダメージを負う(相手に乱闘STOPの効果)。
- しかし相手の必殺技までは封印できず、必殺技と乱闘はゲージを共用しているため「じゃあ乱闘で使えないゲージを必殺技で使えばいい」という事になってしまい、完全な死に技になっている(公式攻略本でもネタにされている)。[6]
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「TIME TO COME」
- 旧シリーズのオリジナルソング。
- 「BORN TO FIGHT」
- 汎用曲。ガルイン機のみこれ。「THE ARROW OF DESTINY」はパイロット曲。
- 「TIME TO COME(Ver.OG)」
- 『T』で採用。
- 「英雄戦記」
- 『30』で採用。
関連機体[編集 | ソースを編集]
本機を原点とするPT群は『ゲシュペンストシリーズ』も参照のこと。
強化型・バリエーション機[編集 | ソースを編集]
- ゲシュペンストMk-II
- 後継型。正当発展型と言っていい機体。
- ゲシュペンスト・タイプRV
- タイプRの強化改造機。
- アルトアイゼン
- ゲシュペンスト・タイプTの改造機。正式量産された暁にはゲシュペンストMk-IIIの名を冠するはずであったが、時代に逆行しているとまで評される凄まじく偏った設計思想とピーキー過ぎる操縦性から正式量産機の座を射止める事は無かった。奇しくもベース機も「3機目のゲシュペンスト」である。
- ゲシュペンスト・ハーケン
- シャドウミラーの存在した平行世界で、W00用に開発されていた専用機だが、日の目を見ることはなかった。この機体のデータを基に後述のファントムが開発されている。
- 『OGMD』では、マリオン・ラドムがグランド・クリスマスで見つけたデータを元に建造し、完成直後にこちら側へ転移したハーケン、アシェンが搭乗する。開発はゲシュペンスト・タイプSがベースになっている。
- ファントム
- 無限のフロンティアに登場する、全長約3mの自律機動型パーソナルトルーパー。パーティーへの加入後は「ゲシュペンスト」と表記されるが、本項の機体群とは別物。詳細なスペックなどは未だ公表されていないが、ゲーム中では格闘兵装が充実しており、「究極! ゲシュペンストキック」やブラスターキャノンに相当する武装を使用していることから、タイプSに近い特性を持つ。その他、高度な電子戦装備やタイプR由来と思われる機能も見られるため、ゲシュペンストシリーズの集大成的側面もある。
関連機[編集 | ソースを編集]
- ビルトシュバイン
- ゲシュペンストをベースに性能向上と量産を想定して作られた試作機。ゲシュペンストとヒュッケバインの中間的な機体。
- ティラネード
- 『T』では、別の部署によって開発されたライバル機。機体性能はほぼ同等とされる。
- XNガイスト
- 『ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス』のラストボスで、ゲシュペンストと似ている部分が多いが詳細は不明。
余談[編集 | ソースを編集]
- 2022年にBANDAI SPIRITSからプラモデル「HGゲシュペンスト」が発売された。キット内の解説文では後にタイプRとして改修される機体(=OG設定のPTX-001)という扱いなのだが、ゲーム中のタイプRはデフォルト装備していないスラッシュリッパーが付属している他、従来の設定であった専用コンテナではなくスプリットミサイルのパイロン裏に同時装着するギミックが新規に設定された。
- これについて2022年5月13日公開の熱血!必中!スパログ![7]にて寺田貴信氏より詳細が語られている。BANDAI SPIRITS側から「スラッシュ・リッパーには専用コンテナの中に収容されているという設定がありますが、プラモアレンジギミックとしてスプリットミサイルと同じくパイロンに装着するのはどうでしょうか?(意訳)」との提案があり、「スパロボの戦闘アニメーションだと背中辺りから(何となく)射出されている描写が多いのですが、それを上手く説明できるということもあって、公式設定にします」と答えている。
- なお専用コンテナの設定が消えたわけではなく、別途存在することも示唆されている。このコンテナはタイプRもOGクロニクル3巻収録「渡る世界は鬼ばかり」で装備している。
脚注 [編集 | ソースを編集]
- ↑ Gzブレイン『スーパーロボット大戦T パーフェクトバイブル』497頁。
- ↑ 2.0 2.1 Gzブレイン『スーパーロボット大戦T パーフェクトバイブル』509頁。
- ↑ 宇宙ルートの場合はキーミッション「混戦」、地上ルートの場合はキーミッション「戦いの宇宙へ」のクリアにて出現する。
- ↑ ちなみにMk-IIはイルムがグルンガストに乗っていたとしても必ずしもスーパー系仕様になるわけではない。
- ↑ 『ヒーロー戦記』のリボルクラッシュは原作とは違いリボルケインで斬りつける攻撃なので、実はギリアムは原作のリボルクラッシュの流れを見た事がない。
- ↑ 何故こんな性能なのかというと、本作のゲシュペンストはラスボスチームの一員、つまり敵側として能力を調整されているから。ゲームバランスの関係からあまり強力な必殺技を搭載できなかったのである。
- ↑ スーパーロボット大戦 オフィシャルブログ 熱血!必中!スパログ!2022年5月18日「プラモデル「HGゲシュペンスト」、2022年5月21日に発売!」
資料リンク[編集 | ソースを編集]
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