「R-GUNパワード」の版間の差分

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しかし、イングラムが裏切って[[ゼ・バルマリィ帝国]]へと帰還途中で、[[リュウセイ・ダテ]]の[[R-1]]により大破。大破した機体は[[月]]の[[マオ・インダストリー]]社で修復され、[[レビ・トーラー]](「[[スーパーロボット大戦α]]」のルートによっては[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]が搭乗)がパイロットとなる。
  
[[バルマー戦役]]後は月の[[マイクロウェーブ送信施設]]に保管されていたが、不慮の事故で未来に飛ばされてそのまま運用(「スーパーロボット大戦α外伝」)。この時は、行方不明となったイングラムの代役として[[ヴィレッタ・バディム]]が搭乗。
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[[バルマー戦役]]後は月の[[マイクロウェーブ送信施設]]に保管されていたが、行方不明となったイングラムの代役として[[ヴィレッタ・バディム]]が搭乗。[[ダカール]]のマクロスシティにおける[[ネオ・グランゾン]]の爆発と、時系列において既に[[ケイサル・エフェス (人物)|まつろわぬ霊]]との戦いで破壊されてしまった[[アストラナガン]]とR-GUNとのT-LINKシステムシステムが同調、時空間ゲートによりアストラナガンが漂着した[[並行世界]]の未来『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』へ飛ばされてしまった。
  
 
未来から帰還後はマオ・インダストリー社で改修作業受け、[[異星人]]の[[EOT]]技術の信頼性を向上させる「[[レイオス・プラン]]」によりトロニウムエンジンが安定稼動を行えるようになり、パイロットもSRXチームの隊長になった[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]の乗機となった。その際、ビームカタールソード、HTBキャノンはオミットされ、安定性は高まったものの代償として戦闘能力は落ちた。
 
未来から帰還後はマオ・インダストリー社で改修作業受け、[[異星人]]の[[EOT]]技術の信頼性を向上させる「[[レイオス・プラン]]」によりトロニウムエンジンが安定稼動を行えるようになり、パイロットもSRXチームの隊長になった[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]の乗機となった。その際、ビームカタールソード、HTBキャノンはオミットされ、安定性は高まったものの代償として戦闘能力は落ちた。

2020年4月3日 (金) 22:28時点における版

R-GUNパワード
読み アールガンパワード
外国語表記 R-GUN Powered
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
正式名称 Real Personal Trooper Type-Gun Powered
分類 パーソナルトルーパー
SRX計画
RWシリーズ
型式番号 RW-1P
全長 29.8 m
重量 66.2 t
動力 トロニウム・エンジン
装甲材質 ゾル・オリハルコニウム
基本OS TC-OS
補助MMI T-LINKシステム
素体 R-GUN
開発者 カーク・ハミル
所属組織

地球連邦軍

  • 極東支部
所属部隊 SRXチーム
パイロット イングラム・プリスケン
ヴィレッタ・バディム
マイ・コバヤシ
テンプレートを表示

R-GUNパワードは『バンプレストオリジナル』の登場メカ

概要

共通設定

SRX計画による「RW計画」においてSRX専用の武装システムとして開発された第一号機。「R-GUN」にプラスパーツを装着して「R-GUNパワード」と呼ぶ。

R-3より高水準のセンサー、R-2より高出力かつ高火力を持つ。メタルジェノサイダーモードにより「ハイパートロニウムキャノン(HTBキャノン)」へと変形して、SRX及び、バンプレイオスの最強兵器「天上天下一撃必殺砲(改)」として使用する。

システム上はパワードになった後は換装不可能だが、整備の際に一時的にR-GUNに戻されることはある。

スーパーヒーロー作戦

イングラム・プリスケンまたはヴィレッタ・プリスケンによってアールガンARGAN)が新西暦155年の地球防衛軍極東基地に持ち込まれ、極東基地を急襲した双頭怪獣パンドンに対抗するためにアヤ・コバヤシ大尉の判断によって急遽放置されていたR-GUN用のプラスパーツを装着した機体。

TP技として絶大な威力を誇るHTBキャノンが開放されるほか、SRXとの合体攻撃で天上天下一撃必殺砲が使用可能になる。

αシリーズ

上記の共通設定と同じで、SRX計画により開発された機体。既にプラスパーツを装着した「R-GUNパワード」で登場。トロニウム・エンジンが安定稼動せず、イングラム・プリスケンで運用試験が行われた。

しかし、イングラムが裏切ってゼ・バルマリィ帝国へと帰還途中で、リュウセイ・ダテR-1により大破。大破した機体はマオ・インダストリー社で修復され、レビ・トーラー(「スーパーロボット大戦α」のルートによってはヴィレッタが搭乗)がパイロットとなる。

バルマー戦役後は月のマイクロウェーブ送信施設に保管されていたが、行方不明となったイングラムの代役としてヴィレッタ・バディムが搭乗。ダカールのマクロスシティにおけるネオ・グランゾンの爆発と、時系列において既にまつろわぬ霊との戦いで破壊されてしまったアストラナガンとR-GUNとのT-LINKシステムシステムが同調、時空間ゲートによりアストラナガンが漂着した並行世界の未来『スーパーロボット大戦α外伝』へ飛ばされてしまった。

未来から帰還後はマオ・インダストリー社で改修作業受け、異星人EOT技術の信頼性を向上させる「レイオス・プラン」によりトロニウムエンジンが安定稼動を行えるようになり、パイロットもSRXチームの隊長になったヴィレッタの乗機となった。その際、ビームカタールソード、HTBキャノンはオミットされ、安定性は高まったものの代償として戦闘能力は落ちた。

OGシリーズ

SRX計画によりマオ・インダストリー社の手で完成され、ヴィレッタが輸送目的で搭乗していたが、後にイングラムが乗り込むことになる。

しかし、イングラムの裏切りにより機体は破棄されて、R-GUNリヴァーレに乗り換えられてしまう。残されたR-GUNは回収され、再度マオ・インダストリー社で修復して再び投入。パイロットは新たにSRXチームの一員となった、マイ・コバヤシの手で運用される事となった。

ただし、バルトール事件の際、マイは量産型ヒュッケバインMk-IIを経てART-1へと乗り換えており、再びヴィレッタの元に還っている。

登場作品と操縦者

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
αでは最初はイングラムの搭乗機。今作では最初からプラスパーツを装着したR-GUNパワードで、R-GUNにはなれない。序盤に加入する味方機にしては中々高性能だが、燃費は悪く、中盤に離脱する。隠し要素の条件次第でヴィレッタ、またはレビが搭乗し復帰、その際はSRXの合体ユニットの1体となる。奇跡を覚えるレビが加入すれば、合体後も含め強力となる。ただ性能はこの時期にしてはそこそこ程度。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
HTBキャノンが1発限りの弾数制になったので若干弱くなった。後は大体αと同じ運用で良い。
スーパーロボット大戦α外伝
廃棄処分と偽ってムーンクレイドルに秘蔵されていた。イングラムが行方不明になったため、代わりにSRXチームの隊長に就任したヴィレッタが搭乗する。序盤月ルート5話で初登場し、8話から正式参入。解散後、未来での合流は終盤となる。攻撃力とパーツ装備数が増えたため強くなってはいるのだが、ハイ・ツインランチャーの燃費は相変わらず悪く、HTBキャノンは1発限りの弾数制に変更されたため使いどころが難しい。またライフルは弾数が減り、移動後攻撃可能武器になったかわりに射程も短くなったため使い勝手が悪くなった。地味にT-LINKブーメランのクリティカル補正が40%へと激増している。
エンディングで廃棄を宣告される。アニメはαの流用のみで済まされている。『第2次α』では解体されてしまった為、登場しない。
第3次スーパーロボット大戦α
他のRシリーズ同様、再び組み立てられセレーナ編では第1話から登場する(セレーナの誤解により敵としての登場だが)。再び基本的な配色は同様だが、青紫が弱く赤が強くなったため、これまでと違う印象がある。パイロットは引き続きヴィレッタ(一応クォヴレーも乗り換え可能だが念動力を持たない事と天上天下一撃必殺砲も使えない事と専用が強力なためほぼ趣味の範囲)。基本は小隊員機として運用するのが良いが、バンプレイオス参戦まで間があるため、全体攻撃による露払い役として運用するのも手。主兵装のHTBキャノンが使用不可能になっているのでボス戦には不向き。
なお、没データには青紫の部分がピンクに変更されている機体が存在する。武装は設定されていない。

単独作品 

スーパーロボット大戦X-Ω
2019年3月のイベント「鋼の魂」の報酬ユニット。SSRシューター。パイロットはイングラムだが、この組み合わせ自体『α』から19年、『αDC』からでも18年振りになる。
2020年3月のイベント「それぞれの大義のために」にて、ヴィレッタがパイロットの大器型SSRブラスターが実装。XΩスキル対応であり(パートナーはSRX[Ω])、XΩユニットも同時に実装されている。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
マイの搭乗機として中盤に登場。パワードとなったはずだが、前作のR-GUNと比べかなり性能が落ちている。引き続き乗り換えも可能で、マイ、ヴィレッタが搭乗すればSRXとの合体攻撃により、自軍でもトップクラスの攻撃力を有する。ただ飛行できないため、SRXと足並みをそろえるのが難しく、単機での攻撃力はいまひとつなので、強化パーツ換装武器で強化すると良い。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
リメイクによるツインバトルシステムにより、戦い方に幅が出来た。全体攻撃やを換装武器で補えば、単機でも使いやすくなる。ART-1が入手できるOG2,5では事実上のヴィレッタ専用機だが、T-LINKブーメランが使えないので、換装武器でP属性の武器を補う必要がある。
スーパーロボット大戦OG外伝
基本的な性能はOGSと同様だが、T-LINKブーメランがスラッシュ・ブーメランに変更され、念動力者ではないヴィレッタでも使用可能になり、ますますヴィレッタ専用機としての色合いが濃くなった。
第2次スーパーロボット大戦OG
一撃必殺砲の威力自体はマイ搭乗時の方が高いのは相変わらずだが、ヴィレッタが「統率」を持っているため、マキシマムブレイクの第一撃として使うことが出来る。ただし固定武装に支援武器(F属性)を持っていないので、換装武器でのフォローが必要。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
OG2ndと運用上の注意点も含めてほぼ変わらず。統率改めMB発動が養成で習得できるため、マイでもマキシマムブレイクの発動が可能になった。
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター
AMガンナーと合体して「R-GUNガンナー」という本来のAMガンナーの使用用途で使用されている。

関連作品

スーパーヒーロー作戦
主人公機として中盤から登場。最後はイベントデモによる「天上天下一撃必殺砲」の使用で、超神ゼストを倒す。会話での表記は「R-GUNパワード」、ステータスでは「アールガンPOWERED」である。
アイドルマスター シンデレラガールズ
OGシリーズとのコラボイベント「スーパーロボット大戦CG-奏鳴の銀河へ-」にて登場。

装備・機能

武装・必殺武器

OGシリーズでは一部換装武器

固定武器

頭部バルカン砲
頭部内蔵の2門のバルカン砲。火力が低くあまり使われる事は無いが無いよりはマシ。OGシリーズでは「バルカン砲」に名称変更。
ビームカタールソード
両肩に装備されたビームソード。通常のビームソードとは異なり、カタール(湾刀)の形状である。パイロットの念動力により自在に遠隔操作が可能な他、機体から離れてもビーム刃を維持できる。αではこの機能を用いて、敵機をXの字に斬り裂く。第3次αでは未装備。
スラッシュ・ブーメラン
ビームカタールソードを連結してブーメランとして使用。『OG外伝』からはT-LINKブーメランに替わってこちらが採用された。実は初登場のSH作戦ではこちらを装備していた為、『OG外伝』で原点回帰した事になる。SH作戦では使用時のムービーがR-GUNのものしかないため、この機体で使うとランチャーが消える。
『X-Ω』ではヴィレッタ機の必殺スキルに採用。
T-LINKブーメラン
T-LINKシステムでブーメランを操作して飛ばす。最後はビームカタールソードで斬り付けるというパターンアタックを採用している。
ハイ・ツイン・ランチャー
バックパックのプラスパーツに装着された重金属粒子砲。バックパックの両側に2門装備。メタルジェノサイダーモードでは銃身前部になる。単独版HTBキャノンが使えない作品では本機の主兵装。αやα外伝ではR-GUNパワードのリアルカットインが表示される。『第3次α』では全体攻撃
『X-Ω』ではイングラム機の必殺スキルに採用。
HTBキャノン「ハイパートロニウムバスターキャノン」
R-GUN及びR-GUNパワードがメタルジェノサイダーモードにより変形して巨大な重金属粒子砲となる。燃費が著しく悪いのが欠点だが、その分威力が高く有用な武装。武装名としてのHTBキャノン名義はαシリーズのみ。なお本来はSRX及びバンプレオスが使用する武器であるが、単独でも使用可能である。第3次α、OGシリーズでは未装備の為、最大火力が落ちた。
余談ながら『α』に於けるHTBキャノンの全長は、ゲッタードラゴンの腕で保持するのに丁度良いサイズであるとの事(SRXとゲッタードラゴンは1m強前者が大きい)。また、ドラゴンの動力炉と直結してエネルギーを供給する事で、ゲッタービームをHTBキャノンから照射する超長距離射撃も可能だったが、作戦遂行前にゼントラーディ軍の襲撃を受けたため中止の憂き目に遭っている。
マシンガン
SH作戦の通常攻撃時に使用している。

換装武器

ツイン・マグナライフル
ビーム・実弾の両方を同時発射する手持ち銃。ビーム属性を持たない。OGシリーズでは換装武器
『X-Ω』では通常攻撃に採用。

合体攻撃

天上天下一撃必殺砲(改)
SRX及び、バンプレイオスが使用時の名称。 バンプレオスが使用する時は『エクスガンナー』と呼ばれる、規格を統一する為のパーツを取り付ける。また、出力の向上に伴い「改」と付ける。
OGシリーズでのSRXとの合体攻撃の場合、ヴィレッタが本機に乗ると燃費や使い勝手に優れ、マイが乗ると燃費が悪く射程に穴があるが、攻撃力に優れるという差別化が測られている。ヴィレッタは兵器としての扱いに長け、マイは強力な念動力を持っている事が、こういった形で差別化が図られている理由だろう。いわゆる「特殊合体攻撃」が第3次α、OGシリーズ共に採用されていないため、R-GUN側から発動することもできる。よって第2次OGではヴィレッタを搭乗させることで「マキシマムブレイク」の初撃に組み込むことができる。これらの作品において単独発射版が装備されていないのはそこにも理由があるのだろう。
SH作戦では最終戦のイベントで使用。この際はSRXチーム+イングラムという組み合わせだが、今に至るまでスパロボではこの組み合わせは再現されていない。
『X-Ω』ではXΩスキルに採用。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
念動フィールド
作品により効果が異なる。
EN回復(小)
OGシリーズのみ。裏切ったイングラムが搭乗するR-GUN限定。

移動タイプ

αのみ飛行可能。本機はT-LINKフライトシステムで飛行する設定なので仕方の無い仕様ではある。

サイズ

M

カスタムボーナス

最大EN+50、武器「ハイ・ツインランチャー」の必要気力-10
OGMDでのカスタムボーナス。ハイ・ツインランチャーの使用機会を早く、そして多く撃てるので「天上天下一撃必殺砲」へのつなぎには充分活用しやすい。

対決・名場面

一撃必殺の絆
SH作戦の最終決戦にて。ガイアセイバーズの猛攻を受けてなお余力を残すゼストを倒すため、躊躇うリュウセイ達を説き伏せたイングラムはSRXのエネルギーを使用してのHTBキャノン使用を決断。放たれるエネルギーに耐えきれずアールガンPOWEREDは自壊寸前まで陥るも、ギリギリでゼストの撃破に成功する。
逆転の一撃
「招かれざる異邦人(後編)」にて。伊豆基地を防衛するハガネとヒリュウ改の前に、指揮官クラスとおぼしき巨大アインストが出現。それに対応すべく合体したSRXだが、一瞬の不意を突かれて捕縛されてしまう。事態を打開するためケンゾウはR-GUNパワードを出撃させるが、乗っていたのはヴィレッタではなく、リハビリ中だったはずのマイであった。戸惑う3人だったが、脱出のためHTBキャノンを使用し、巨大アインストの撃退に成功する。

関連機体

R-1
兄弟機その1。
R-2パワード
兄弟機その2。コンセプトが一部共通。
R-3パワード
兄弟機その3。
SRX
本来この機体の支援が目的。
バンプレイオス
SRXの後継機でも使用可能。
AMガンナー
ある意味での兄弟機。ドッキッグが可能で、トロニウム・エンジンを搭載していることにより「フルインパクト・キャノン」も使用することができる。
ヒュッケバインMk-III
兄弟機である「R-SWORD」を換装パーツとして使用している。