「竜崎一矢」の版間の差分
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;一矢「貴様のせいで、どれだけの地球人とバーム星人が犠牲になったことか!」<br />ヴィンデル「あんな休戦など、すぐに破られる。地球人同士でさえ争っている地球人が、異星人とうまくやっていけると思っているのか!」<br />一矢「やっていける…いや、やっていくのさ!」<br />ヴィンデル「理想だけで戦えると思うな!」<br />一矢「自分勝手な理想だけで、人の心を曲げられると思うな、シャドウミラー! はあああああっ」 | ;一矢「貴様のせいで、どれだけの地球人とバーム星人が犠牲になったことか!」<br />ヴィンデル「あんな休戦など、すぐに破られる。地球人同士でさえ争っている地球人が、異星人とうまくやっていけると思っているのか!」<br />一矢「やっていける…いや、やっていくのさ!」<br />ヴィンデル「理想だけで戦えると思うな!」<br />一矢「自分勝手な理想だけで、人の心を曲げられると思うな、シャドウミラー! はあああああっ」 | ||
:最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」、ヴィンデルとの戦闘前会話。多種族との調和を否定するヴィンデルに対して一矢は力強く道を示し、「自分勝手な理想」を振りかざすヴィンデルへ立ち向かう。 | :最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」、ヴィンデルとの戦闘前会話。多種族との調和を否定するヴィンデルに対して一矢は力強く道を示し、「自分勝手な理想」を振りかざすヴィンデルへ立ち向かう。 | ||
− | + | ;「リヒテルはその上で…俺たちに未来の可能性を残すために…命を投げ出した」<br/>「だが君は…俺たちの…地球の未来のために命をかけ、残った自分の可能性を自分自身の手で消そうというのか? …俺はそんなことは許さない!」 | |
+ | :エンディングにて、アクシズを消滅するために自爆から生存し、罪滅ぼしのために死に急ごうとするアクセルorラミアに対して。 | ||
=== 単発作品 === | === 単発作品 === | ||
;「空手で熊や水牛と戦った男もいるんだ…!俺だって、こいつを押さえてみせる!!」 | ;「空手で熊や水牛と戦った男もいるんだ…!俺だって、こいつを押さえてみせる!!」 |
2015年1月11日 (日) 10:38時点における版
竜崎一矢(Kazuya Ryuzaki)
『闘将ダイモス』の主人公。ダイモスの開発者である竜崎勇博士の息子で、スペースダイモビックで宇宙へダイモライト探索に行っていたが、バーム軍侵攻の際に地球へと戻り、ダイモスに乗って戦うことになる。
そして戦火の中でバーム星人のエリカと出会い、激しい恋に落ちる。様々な困難を乗り越えながら彼女との愛を育み、平和のために戦い続けてゆく。
14歳の頃、宇宙飛行士訓練の最中に事故に遭い全身麻痺という絶望的な状況に陥る。だが、不屈の精神でリハビリに挑み、奇跡的に回復したという壮絶な過去を持つ。
空手の達人であり、ドラムが趣味。また、36日に1度しか髪の手入れをしないらしい。
登場作品と役柄
ニュータイプや念動力といった特殊能力こそ持ち合わせてはいないが、SRWにおいては格闘家ゆえに敵の発する邪な「気」を鋭敏に感じ取るといった描写が多々見受けられる。
また、競演する他作品によっては、一矢の格闘家としての実力のレベルも大きく変わる事があり、特に『機動武闘伝Gガンダム』との競演の場合は、一矢の実力がドモン・カッシュを始めとするガンダムファイター達に匹敵する超一流の実力者として扱われる。また、Gガンダムのキャラクターの中でも、ドモンとは深い因縁を持つ事になり、最終的には互いを理解する良いライバル関係となる。
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 『ダイモス』関連のイベントは多いため、登場シーンは多いものの、ダイモスの烈風正拳突きが宇宙で放てない、武器追加がスーパー系のみと新規参戦の割には不遇。彼自身の能力はスーパー系の中では万丈に次いで技量が高く、精神コマンドのバランスは悪くないが、空適応の悪さや熱血習得の遅さがダイモスの性能と共に足を引っ張る。ダンクーガのように選択次第でエゥーゴに出向という事態がない分マシと言えるが…。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 声が入った。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- リヒテル、アイザムを説得し、仲間にすることができる。本人の攻撃力は高いのだが、ダイモスが非常に撃たれ弱いため、止めを刺せる時のみ攻撃するのが無難。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- COMPACTとほぼ同様。初めから援護が使えるのも魅力。熱血の修得が早いため序盤のボスキラーとして活躍。しかし、一人乗りの性か気力を上げるのに一苦労。必修精神コマンドは熱血、気合、愛。1パターンだけ、命中率上昇系コマンドを覚えないパターンが存在する。
αシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 主人公によって初登場の仕方は異なるが、原作再現イベントの多さから必然的に出番も増えている。強制出撃も多いため、ダイモス共々鍛えておくべき。
- 愛を所持するので後半のボスキラーとして重宝する。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 敵の大半が3機編成の小隊を組んでいるので、全体攻撃の貧弱なダイモスは使いにくくなった。シナリオにおいては、アラスカでは三輪に一方的な私怨による暴力を振るわれ、想い人のエリカが囚われの身になった上にボアザンの皇帝ズ・ザンバジルに求婚されたりと気苦労が多い。合体攻撃「超電磁烈風正拳突き」は本作で初登場。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 烈風ダイモキックの追加で援護攻撃面で有用。ドモンと競演するのは本作から(Aでは格闘値がドモンより若干高い)。コン・バトラーVやボルテスVとは合体攻撃はなく若干攻撃力が劣るが、魂を覚えるのでそれでカバーできる。欠点は防御系精神コマンドを一つも修得しないこと。
- 全身麻痺から回復するためのリハビリの最中に明鏡止水を体得している(技能には反映されないが)。しかし共に血が騒いでしまったようでドモンと艦内で戦ってしまうことも。一撃の重さはドモンも一目置いており、後半では遂にキレて三輪長官をボコボコにしてしまう。余談だが、今作では「竜崎」と名字で呼ばれることが多い。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- GBA版では防御系精神コマンドがなかったが、本作では不屈を修得した。また、新たに設定されたエースボーナスは「切り払いの発生率を100%にする」という強力なもの。そのため、ミサイルはおろかファンネル、果ては戦艦の突撃まで切り払ってしまうので、歴代最強のダイモスを見ることができる。このボーナスは援護防御時も有効なため、援護防御を付加すると面白いように味方を守ってくれる。ちなみに、スーパーロボット大戦UXではこのエースボーナスと同じ効果を持つ特殊スキル「剣豪」が登場しているが入手手段はツメスパロボか隠しキャラクターを入手するしかない。
単独作品
- スーパーロボット大戦MX
- 火星の後継者にエリカとミスマル・ユリカを拉致され、テンカワ・アキトと共に救出するというクロスオーバーがある。また、相変わらずドモンと仲が良く、クロスオーバーが多い(なんと生身での戦いで引き分けていたらしい)。本作では他にも『GEAR戦士電童』ともクロスオーバーがあり、出雲銀河と草薙北斗の修行に付き合う。原作終了後であり、バーム戦争終結の功労者として世間に知られているが、それがエリカとの恋愛関係が切っ掛けである為、敵からは妬みやからかい混じりに「色男」呼ばわりされる事がある。
一時的に敵ユニットとして登場するシナリオがあるが、ダイモスの改造は敵ユニットになった場合もしっかりと適用されるため、ここまででダイモスを強化しすぎると詰んでしまい、先に進めなくなるケースがしばしば見られる。ダイモスに大量の資金を投入し、電童が無改造だった日には目も当てられないことになってしまう。
愛機ダイモスは改造段階が高いため、資金を投入すると強くなるが、それだけ資金を投入する必要があるということでもある。
EDでは諦めかけていた次期「コロニー格闘技選手権大会」へのエントリーが、エリカの配慮により出場可能となったことを喜び、シャッフル同盟の面々との再戦を誓い合った。 - スーパーロボット大戦Card Chronicle
- やはりドモンと仲が良いが、バレンタインデーイベントでは彼のお膳立て(?)が図らずもドモンを窮地に追いやってしまう。
パイロットステータスの傾向
能力値
自軍トップクラスの格闘能力の高さ。また、スーパー系の中では技量が高い傾向にある。
精神コマンド
必中、気合、熱血とスーパー系に必須なものを覚える。一人乗りスーパー系のため、無計画での気合の使用は、すぐにSP切れになってしまうためご法度。また、エリカへの愛を反映してか、愛を覚えることがほぼ定着している。近年では愛が複合・攻撃型の精神コマンドになったため、使い勝手は向上している。
- 第4次
- 根性、気合、必中、集中、ひらめき、熱血
- A
- 愛、努力、必中、気合、熱血、魂
- A PORTABLE
- 努力、必中、気合、熱血、不屈、愛
- 第2次α・第3次α
- 必中、気合、不屈、熱血、直撃、愛
- MX
- 必中、鉄壁、不屈、熱血、直撃、愛
特殊技能(特殊スキル)
格闘家らしいものを取り揃える。
- 第4次(S)
- 底力
- COMPACT
- 切り払いL7、底力
- A
- 底力L8、切り払いL7、カウンターL7
- A PORTABLE
- 底力L8、切り払いL7、カウンター、インファイトL9
- 第2次α・第3次α
- 底力L9、切り払いL8、カウンターL9
- MX
- 底力L9、切り払いL8、カウンターL9、ガード
小隊長能力(隊長効果)
固有エースボーナス
- 切り払い発生確率100%
- A PORTABLEでのボーナス。
パイロットBGM
- 「立て!闘将ダイモス」
- 「バトルターン」
- 第2次αでのパイロットBGM。
人間関係
- エリカ
- 恋人。
- 竜崎勇
- 父。バーム星との交渉が決裂したため、凶弾に倒れる。
- 夕月京四郎
- 友人。
- 和泉ナナ
- 幼なじみ。基本的に妹的な存在として捉えている。7話では一矢とエリカの関係に嫉妬してしまう。
- 和泉振一郎
- 幼少の頃から彼の元に預けられ、以後は父親的存在となり空手の師匠にもなる。
- リヒテル
- 宿敵。
- バルバス
- 敵であるが、36話でオルバン派に追われた彼を助けたことで互いに認め合うようになる。しかし、同話でバルバスは一矢を庇って致命傷を負い、バームの未来を一矢に託して死亡した。
- ガーニィ・ハレック
- 戦いの中で互いを理解し合った相手。
- オルバン大元帥
- バーム側における最大の仇敵。
- 三輪防人
- 常に対立。いわゆる「敵よりも邪魔な味方」の筆頭格であり、ある意味一矢やダイモビックの面々にとっては「最大の敵」と言えなくもない。事実、一矢も彼の暴挙に対して「てめえみたいな奴がこの世に生きている限り、平和は来ねえんだ!」とまで言い切っている。
しかしMXでは、その一方で彼の根底にある地球を守ろうとする信念は信じていたという発言がある(その信頼を最悪なタイミングで裏切られての発言ではあるが。後述)。
他作品との人間関係
スーパー系
長浜作品系
- 剛健太郎
- 第2次αで競演。エリカがバーム星人だったことが一因でピートと殴り合い寸前だった一矢を諭した。共に長浜作品では異なる星の人間と恋愛関係を持った人物同士でもある。
- 剛健一
- 長浜繋がりの仲間。第2次αでは自分の生い立ちもあってか、エリカがバーム側に付いたことで揺れるαナンバーズの中ではいち早く一矢とエリカを信用した。
- 岡防衛長官
- 同じ肩書きの三輪とは真逆に、彼のことを尊敬している様子。第3次αではアラスカで三輪に暴力を振るわれた後に監禁されていたところを、彼に助けられた。
- ド・ベルガン
- 第2次αではオルバン同様に卑劣な手段を好む彼を敵視している。
その他のスーパー系
- ツワブキ・サンシロー
- 第2次αでは何かと共通点の多い彼と親友関係に。
- ピート・リチャードソン
- 第2次αでは初対面時から彼の高圧的な態度に反感を抱き、更にエリカ絡みで激しく対立することとなるが、後に和解。
- ファン・リー
- 第2次αでは既に旧知の仲。過去に彼と異種格闘技対決を行い、互角の勝負を展開したらしい。必殺烈風正拳突き改を使いこなすための特訓にも付き合ってもらう。
- 剣鉄也
- ファン・リー同様、烈風正拳突き改の特訓に協力してもらった。
- 出雲銀河
- MXでは彼に憧れられており、ドモンと共に彼のよき師に。
- デビルサターン6
- MXでは彼らから妬み混じりのイチャモンをつけられるが、返す刀で一蹴した。
- 一色真
- MXでは三輪長官同様に差別と偏見に満ちた彼の態度に激怒する。
- 碇ゲンドウ
- 第3次αにて彼に「君と私は同類だ」といった主旨の言葉を投げかけられる。一矢がエリカのためならどのような苦難にも立ち向かう覚悟があるように、彼にも妻のユイに出会うためなら何でもする覚悟がある。つまり、両者共に行動原理が「愛する者のために」という点では共通している。もっとも、多くの人々を助けるために、平和のために命を張って戦う一矢と、自分の目的のために平然と他人を利用した挙句踏みにじり、そして実の息子すらも野望の駒にしたゲンドウとで、「愛する人のため」にやってきたことは、一矢とゲンドウでは非常に大きな違いがある。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
アナザーガンダムシリーズ
- ドモン・カッシュ
- AとMX、CCで共演。双方の作品とも共に実力を認めあう良き友人・ライバルである。
- ヒイロ・ユイ
- Aにて半ば錯乱した三輪に彼が銃を向けた際、彼を押しのけて三輪を半殺しにした。その際に一矢から発せられた怒気にはヒイロも本気で気圧されていた。
- ゼクス・マーキス、ルクレツィア・ノイン
- 第3次αでは彼らやボルテスチームと共に火星の防衛に赴いている。
リアル系
- フォルモッサ・シェリル
- 第3次αでは、ギジェを失い傷心のあまり自暴自棄を起こして酒浸りになり物騒な物言いを止めようとしない彼女を一喝しようとするが、京四郎に止められ未遂に終わる。
- テンカワ・アキト
- MXでは自分と同じように恋人を捕らえられた(しかも境遇はカップル揃って自分より悲惨)彼に同情を寄せており、北辰との決着を彼に任せ、自身は露払いに徹する。ちなみに、過去形・現在進行形の違いこそあれど、「身体的ハンディを負った経験を持つ」という共通点も有る。
- 北辰
- MXではエリカの救出を阻止されたため、仇敵である。
バンプレストオリジナル
- アクセル・アルマー、ラミア・ラヴレス
- Aではシャドウミラーが父の死の原因を作ったことから彼(女)を怒りにまかせて殴打する場面も。
- しかし、戦うに連れて彼(女)を仲間として認め、シャドウミラーが全滅してその贖罪のために死のうとした際には生きるように諭している。
- エキドナ・イーサッキ
- Aではリオン大元帥暗殺が彼女の仕業であるとラミアの口から語られる。
- ゼオラ・シュバイツァー
- 第2次αでは彼女とアラドの痴話喧嘩を傍らで見物していた際、思わぬ幸運(?)が転がり込み、唖然としていた。
- アイビス・ダグラス
- 第2次α序盤での、やさぐれていた時期の彼女からハレックを擁護する姿勢を揶揄される(もっとも、当人には気付かれていない様子だが)。
- トウマ・カノウ
- 第3次α序盤では彼の組み手に付き合い、学生空手レベル止まりとは思えぬ格闘家としての資質に感心するが、中盤では彼の増長に怒りを募らせる場面も。
- アルベロ・エスト
- MXでは火星圏からの脱出時、ダイモス鹵獲を狙う彼の追撃を受けた。
名台詞
- 「ジャスティーーン!!」
- トランザー後部にトライパー75Sを収納させる際の掛け声。
- 「ダイモス、バトルターーン!!」
- トランザーからダイモスへの変形コール。MXでは北辰衆への怒りの雄叫びとして、DVEによる演出が施されている。
- 「きれいだ…」
- 一矢が始めてエリカを間近に見ての感想。
- 「馬鹿いえ! 敵がいちいち遠慮して攻撃するか?ようし、今度はもみもみしちゃうぞぉ」
- 7話でナナと久しぶりに武術の稽古をした際、冗談交じりで彼女のお尻をさわり、続けて言った台詞。ナナとは兄妹同然の関係とはいえ、セクハラにもとれる迷台詞であるが、実はエリカが去ったことで内心苦しむ中で無理に明るく振舞おうとした状況での台詞である。
- 「バカヤロウ!好きでなけれりゃ誰がこんな思いをして助けるか!」
- ナナを戦闘ロボの攻撃からダイモスでかばった際、エリカへの嫉妬の感情から自分を好きかと問うナナへの台詞。第2次αでもこの台詞が再現されている。
- 「す、すいません…解って下さい鬼頭さん、殺し合いでは問題は解決しません。バーム星にもいいバーム人がいるんです」
- 10話より。バーム星人の攻撃で妻子を失った憎しみでバーム星人を殺すべき鬼であると断じ、隊員にバーム星人殺害の訓練を指導するダイモピックの戦闘隊長である鬼頭の銃剣を蹴り飛ばした際の台詞。
バーム星人全てが悪ではなく、良いバーム星人もいて彼らと手を取り合っていくべきだという一矢の考えは劇中でたびたび登場するが、後に理解するとはいえ、憎しみの心が根強いこの時点での鬼頭には通用せず、三輪には常に否定されることになる。 - 「電気ソロバンは引っ込んでろ!気力は100%だ!」
- 京四郎の危機を救うために怪我を押してダイモスで出撃しようとする一矢に対し、カイロが怪我の回復度30%で無理だと言った際の返答。
- 「いいか、よく聞くんだ… 君がもし、あのバーム星人を殺していたら、君の心に一生悔いが残る。」
「殺したら殺す、それでは何時までたっても終わりは無いんだ。俺達は人間だ、たとえ敵が野獣のような奴でも俺たちまでが野獣に成り下がる事は無い!」 - 21話より。エリカそっくりの地球人の女性サユリが両親をバーム軍に殺された恨みで一矢が運んできた手負いのバーム兵を殺害しようとした際、バーム兵を庇って彼女の放った銃弾を受けながらも彼女を諭した台詞。
- 「俺がお前を殺すつもりだったら、とっくの昔に殺している!」
- 36話より。ダイモピックに保護されながらも頑として一矢らの返答に答えようともせず、食事も拒否して一矢らを疑うバルバスに対し、椅子を空手で破壊しての怒り。さしものバルバスも一矢の気迫に驚かされる。
- 「安らかに眠れ…偉大なる猛将よ…」
- 自分を庇って死んだバルバスを悼んだ際の台詞。
- 「京四郎…お前は相手が何かしてくれなきゃ、何もしてやれないのか?」
「甘いのはお前の方だ!人の心には損得を越えた物があるんだ!愛ってもんがな!お前の様な奴に、俺の気持ちが分かってたまるか!」 - 38話でエリカがオルバンの元へ去った後もエリカを信じる一矢を嘲笑した京四郎への台詞。正論も含まれているこれを言われた京四郎は、逆上しそうになった。
- 「エリカ…君を愛している。それだけだよ」
- 38話で三輪長官によって拘束され、三輪長官の部下に執拗な拷問を受けてエリカに何を喋ったんだと追及された際の返答。
- 「三輪…てめえって奴はそれでも人間か!?てめえって奴はなぜ傷ついた者まで殺すんだ!?」
- 第40話より。海底城での戦いが終わったのにもかかわらず、無抵抗のバーム星人を射殺した三輪に激怒した。
- 「てめえの考えは悪魔の考えだ!てめえみたいな奴がこの世に生きている限り…平和は来ねえんだ!!」
- 上記の台詞の後、バーム星人を敵と決めつけ、一矢の勝利を「根絶やしにしなければ勝利したとは言えん!」と一蹴した三輪に鉄拳制裁を食らわせた。
しかし、それでも三輪は悪あがきをして銃を発砲したため、怒りが頂点に達した拳で容赦なく滅多打ちにした。 - 「お前の為にどれほど多くの地球人が、そしてバーム星人が殺されたか…今その怒りと悲しみを…お前にもたっぷりと味合わせてやる!」
- 最終話でオルバンに迫った際の台詞。ただ、この後に一矢をまだ信じきれていないリヒテルの横槍が入ったため、一矢の怒りの拳が三輪のように直接オルバンに炸裂することはなく、オルバンはリヒテルに討たれることになる。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「黙れ!長官の肩書きなんか関係あるか!お前は宇宙一の最低野郎だ!!」
「立てえっ!俺がお前に痛みを教えてやる!!」 - 第2次αで遂に三輪への怒りを爆発させた際の咆哮。この後、健一の制止がなければ確実に三輪の命はなかったであろう(健一の制止も三輪の命を案じてではなく、一矢を殺人者にさせないためのものである)。
- 「だったら、何故あんた自身が心を通じ合わせようとしないんだ!」
「最初から拳を握っていては、分かり合う事なんか出来るものか!」 - 第2次α終盤でのシャアとの最終決戦に於ける戦闘前会話。相互理解が出来ない故に争い合う人類を革新させるためと主張し、アクシズ落下を完遂させようとするシャアを激しく批難した。
- 「それは違う!地球の平和だけを考えても駄目な時代が来ているんだ!」
- 第2次α最終話の説得イベントより。バーム星人を異物と見做し、彼らとの共存を「一瞬の気の迷い」と言い放つイルイに怒りを表すことなく呼び掛け、ガンエデンという呪縛から脱するように促す。
- 「ガンエデン…!俺はこの拳にエリカとの愛を誓った…!」
「そして、この拳でお前を倒し新しい時代を築いてみせる!」 - ナシム・ガンエデンとの戦闘前会話。人類の未来とイルイを救うべく、ダイモス乾坤一擲の一撃が人造神に炸裂する。
- 「お前達が宇宙の何処にいても、俺達の絆は変わりないさ」
- 第2次αEDで、アイビスにとっての重要なキーワードである絆という言葉を交えて、彼女達の旅立ちを見送る。
- 「このタイトなビート!やっぱり、ビヒーダのドラムは最高だ!」
「俺も拳でビートを刻むぜ!!」 - 第3次αでのゲペルニッチとの最終決戦における戦闘前会話。ほとんど触れられることのない一矢の趣味に絡めた発言で、彼が「FIRE BOMBER」の中でも特にビヒーダを評価していたことが分かる。
- 「憎しみでしか物事を見れないお前が、世直しなど考えるな!」
- ヤキン・ドゥーエ内部に於けるクルーゼとの戦闘前会話。直後、クルーゼから「世界自体が不要だから世直しなど考えていない」との屁理屈を返される。
- 「人は愛によって力を持ち、誰かを守ろうと思う強い心を手に入れるんだ!」
「その事を知らないお前は、俺に勝つ事は出来ない!」 - エイスとの戦闘前会話。「愛」を糧にする者と、それを「非生産的」と一蹴する者、決して相容れない存在同士の激突である。
- 「俺の拳がお前達を叩き潰すたびに人類の未来が拓けるんだ!」
「この身体がバラバラになるまで戦い続けてやる!!」 - STMCとの最終決戦に於ける咆哮。
- 「エリカ…もう君に会うことはできないのか…」
「リヒテル、すまない…」 - 「銀河に君と」での台詞。「カルネアデス計画」は崩壊し、ダメ押しと言わんばかりに迫り来るSTMCの大群を目にした彼の闘志はここで尽きてしまう…。愛する人とその兄に謝罪しながら…。
- 「ケイサル・エフェス!俺の魂に満ちる想いがわかるか!」
「…ダイモスの拳はお前の邪気を払う!」
「そして、俺の心はお前の邪悪を討つ!!」 - 第3次α最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話。霊帝が恐れる「不確かで計り知れない力」――「愛」を最大の武器に、一矢の拳が唸りを上げる。
携帯機シリーズ
- (この連打…一発目が入ったら…倒れるまで、もらうことになる…!)
- 第5話「二人の艦長」or「ロンド・ベルvsナデシコ」、ドモンとの第1ラウンドにて。直後のドモンの台詞と合わせて見ると、さしずめ今作の二人は「力の一矢、技のドモン」といったところか。
- 「え…?なぜわかる?身体が少し動くようになってからは…もうどうでもよかった。ただ、自分の感覚が自分のものになる事だけを考えた。そうしたら…」
「自分の周りで起こること…額から流れ落ちた汗の粒が床に落ちる音までわかるようになった。その音がもっとよく聞こえるようにリハビリを続けていたような気がするよ」 - 第17話ギアナ高地ルート「我が心、明鏡止水」or「されどこの掌は烈火のごとく」より、シュバルツに過去のリハビリのことを問われて明かしたエピソード。明鏡止水を既に会得していたという驚きの展開である。
- 一矢「…ドモン、お前の気持ちを伝えてやればいい。」
ドモン「竜崎…俺の…気持ち?」
一矢「格闘家同士でなくても…心は通じ合える。そのかわり、使うのは拳じゃない。…俺はもう伝えることもできないけど、お前にはある…!」 - 第26話(デビル機動要塞ルート)「星灯りの小夜曲」or「スターライト・セレナーデ」のクライマックスにて、ドモンに贈ったアドバイス。
- 「三輪長官…てめえってやつぁ…てめえってやつぁ…人間じゃねえッ!」
「てめえは…ッ!てめえってやつはァッ!」
「三輪ァァァッ!」 - 第30話「父と子の絆」or「父よ、わが子よ」終了後のシナリオデモにて、平和解放軍を独断で処刑しようとした三輪に怒りを爆発させ、感情のままに拳を振るう。その怒気はヒイロも気圧されるほど。
- 原作では「それでも人間か!」だったが、今回に至っては完全否定である。
- 一矢「貴様のせいで、どれだけの地球人とバーム星人が犠牲になったことか!」
ヴィンデル「あんな休戦など、すぐに破られる。地球人同士でさえ争っている地球人が、異星人とうまくやっていけると思っているのか!」
一矢「やっていける…いや、やっていくのさ!」
ヴィンデル「理想だけで戦えると思うな!」
一矢「自分勝手な理想だけで、人の心を曲げられると思うな、シャドウミラー! はあああああっ」 - 最終話「極めて近く、限りなく遠い世界に」、ヴィンデルとの戦闘前会話。多種族との調和を否定するヴィンデルに対して一矢は力強く道を示し、「自分勝手な理想」を振りかざすヴィンデルへ立ち向かう。
- 「リヒテルはその上で…俺たちに未来の可能性を残すために…命を投げ出した」
「だが君は…俺たちの…地球の未来のために命をかけ、残った自分の可能性を自分自身の手で消そうというのか? …俺はそんなことは許さない!」 - エンディングにて、アクシズを消滅するために自爆から生存し、罪滅ぼしのために死に急ごうとするアクセルorラミアに対して。
単発作品
- 「空手で熊や水牛と戦った男もいるんだ…!俺だって、こいつを押さえてみせる!!」
- MX中盤の捕獲作戦におけるラゴウとの戦闘前会話。元ネタは『空手バカ一代』だが、一矢の言う「男」が漫画版の大山倍達とアニメ版の飛鳥拳、どちらのことを指しているのかは謎。後にかつて同じ声だった人物の平行存在も同じ事を言っている。
- 「彼の素性が何であろうが、そんなことは俺達には関係がない!」
- MXの中盤でムーリアンと判明した綾人を「地球人どころか、人間ですらない」と差別した一色に対して。直後、一色は一矢を「バーム星人に取り入った男」と嘲笑し、更に立て続けにマグネイト・テンの特殊な生い立ちのメンバーを嘲笑し、その差別と偏見に満ちた態度は一矢を更に激怒させた。
- 「…彼の無念と苦しみに比べれば、俺は…」
「だから…男として、奴との決着は彼につけさせてやりたい…!」 - 火星の後継者との最終決戦で、怨敵・北辰との決着をアキトへと委ねた際の台詞。
- 「お前達の掲げる理想の為に、何人の生命が奪われてきた!?」
「どんな綺麗な言葉で飾ろうと俺は認めない…悲しみや涙を生むような戦いを認めてなるものか!!」 - かぐらづきとの戦闘前会話。アキト達の運命を狂わせた元凶である草壁の独善的な思想を完全否定し、アキトの心情を代弁するかの如く激しい怒りを叩きつける。
- 「バーム戦争の時、俺やエリカは三輪長官に何度も苦しめられた…」
「だが、心のどこかでは奴も歪んだ形とは言え、地球を守るという信念を持っていると思っていた…!」
「しかし、今は…!今のあの男は…!」 - MXの54話より三輪が敵として立ちはだかった際に。世界がサードインパクトの危機に陥る非常事態でありながらも個人的な私怨で一矢とマグネイト・テンを打倒しようとし、未だに宇宙人皆殺しをのたまう三輪に対する一矢の怒りと失望の感情を露にした。
- 「安心してくれよ、レインさん。 俺が責任をもって…」
「ちゃんとドモンの奴にチョコを用意させてもらうよ」 - CCのバレンタインイベントにて。本作では男性が女性にチョコをプレゼントをする風習となっているため。なお、ドモンの方は大いに狼狽したそうな。
- 「さっさとこいつらを片付けて、準備を始めるか! ドモン!」
ドモン「俺は…お断りだあああああ!!」 - バレンタインイベントを邪魔するだけでなく平和を乱そうとするマリーメイア兵と闘う際に。準備とは言うまでもなく、「ドモンが恋人にプレゼントするチョコ」のこと。
- で、ドモンの方は冷静を失って叫んでいた。原作において一矢以上にすごい告白をしたというのに……