「劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-」の版間の差分

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『[[機動戦艦ナデシコ]]』の続編。TVシリーズから数年後の世界観を、同作の準[[ヒロイン]]であった[[ホシノ・ルリ]]の視点から見るという内容。1999年度の第30回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。
 
『[[機動戦艦ナデシコ]]』の続編。TVシリーズから数年後の世界観を、同作の準[[ヒロイン]]であった[[ホシノ・ルリ]]の視点から見るという内容。1999年度の第30回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。
  
明るいノリが特徴だったTV版とは打って変わって(ギャグ描写自体は存在するものの)暗くシリアスな展開となっている。特筆すべきは、'''TV版の主人公で明るく純情な青年だった[[テンカワ・アキト]]が自分の五感、そして妻である[[ミスマル・ユリカ]]を奪われたことから冷徹な復讐鬼と化してしまう'''ことである。エンディングも決してハッピーエンドとは呼べない描かれ方となっており、このようなTV版からの変化は、現在でもファンの間では賛否両論となっている。一応、TV版も話の骨格、設定、ギャグに隠れた端々の描写はシリアスかつ重め(救助に行った火星の人々を結局自分たちで押し潰さなければならなかった場面などもあった)なのだが本筋からギャグを抜いた結果、劇場版はひたすら重い雰囲気になってしまった。
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明るいノリが特徴だったTV版とは打って変わって(ギャグ描写自体は存在するものの)暗くシリアスな展開となっている。特筆すべきは、'''TV版の主人公で明るく純情な青年だった[[テンカワ・アキト]]が自分の五感、そして妻である[[ミスマル・ユリカ]]を奪われたことから冷徹な復讐鬼と化してしまう'''ことである。エンディングも決してハッピーエンドとは呼べない描かれ方となっており、このようなTV版からの変化は、現在でもファンの間では賛否両論となっている。佐藤監督は上映後に反響がある事は予想していたが、劇場版制作が決定した時点で「TV版のままだとアキトが人間的な成長を全くしないで終わっているのは可哀想だな」と思った事で、こういった路線の物語にする事は最初から決めていたと語っている。TV版も話の骨格、設定、ギャグに隠れた端々の描写はシリアスかつ重め<ref>救助に行った火星の人々を結局自分たちで押し潰さなければならなかった場面など。</ref>なのだが、劇場版ではアキト周辺の背景は特にギャグを薄めたため、シリアスな要素がより強まっている。
  
TV版から劇場版へ至る3年間の空白に関しては、[[小説]]『機動戦艦ナデシコ ルリ AからBへの物語』とゲーム『機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years』にて双方、多少の差異があるもののキチンと劇場版に繋がるように描かれている。後者は恋愛シミュレーションであるが、各キャラクターの掘り下げがかなり丁寧に行われているため、プレイヤーからの評価は高い。
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TV版から劇場版へ至る3年間の空白に関しては、[[小説]]『機動戦艦ナデシコ ルリ AからBへの物語』とゲーム『機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years』にて双方、多少の差異があるもののキチンと劇場版に繋がるように描かれている。後者は恋愛シミュレーションであるが、各キャラクターの掘り下げがかなり丁寧に行われているため、プレイヤーからの評価は高い。また、『BからCへの物語』の時系列で佐藤監督自らが手掛けた小説版の刊行も予定されていたがこちらは中止となった<ref>佐藤監督の手元に残っていたデータから途中までは書かれた『機動戦艦ナデシコ・ノベルテ+』にて一部が収録されている(アキトとユリカの表向きの死亡後、ルリがミナトに引き取られ、大磯ロングビーチでサブロウタがルリのガードの為に初接触を計った頃まで)。</ref>。
  
本来は更なる続編が予定されており<ref>[http://dragonbrave.blog49.fc2.com/blog-category-5.html サトウタツオ通信_diary] 2020年3月12日閲覧。</ref>、バッドエンドに見える終わり方は次の物語へ続ける意図があったからとも推測される。小説版の刊行も中止となってしまったが、『機動戦艦ナデシコ・ノベルテ+』にて一部が収録されている。
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本来は更なる続編が予定されており<ref>[http://dragonbrave.blog49.fc2.com/blog-category-5.html サトウタツオ通信_diary] 2020年3月12日閲覧。</ref>、バッドエンドに見える終わり方は次の物語へ続ける意図があったからとも推測される。
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また上映時間が80分と短いが人物描写が多く描かれている為、作画スタッフからは「もっとメカに愛を」と訴えられたと佐藤監督は回顧している<ref>上映時間のほとんどが人物描写に当てられており、戦闘シーンはわずか15分ほど。主役戦艦のナデシコに至っては一度も直接戦闘に参加していない。</ref>。
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==ストーリー==
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[[西暦]]2201年盛夏。[[太陽系]]を[[ボソンジャンプ]]で繋ごうとする「ヒサゴプラン」を研究していたスペースコロニーが、神出鬼没の黒いロボットに襲撃されるという怪事件が宇宙を騒がせていた。調査に当たる[[ナデシコB]]艦長[[ホシノ・ルリ]]であったが、彼女が訪れたアマテラスコロニーに、突如として怪ロボットが出現。黒いロボット「[[ブラックサレナ]]」を駆るのは、ルリを引き取り育て、3年前に新婚旅行の事故で死亡したと思われていた[[テンカワ・アキト]]であった…。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
 
スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/W]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/T]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]
*[[メカ&キャラクターリスト/W]]
 
 
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
 
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
*[[メカ&キャラクターリスト/T]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
  
 
=== アキトの協力者([[ネルガル重工|ネルガル]]関係者) ===
 
=== アキトの協力者([[ネルガル重工|ネルガル]]関係者) ===
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:通称「ハーリー君」。
 
:通称「ハーリー君」。
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
:元[[木連]]パイロット。アキト同様にもの凄く変わってしまった人。
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:元[[木連]]パイロット。アキトに次いでキャラクターが大きく変わった人。
 
;[[スバル・リョーコ]]
 
;[[スバル・リョーコ]]
 
:統合軍のパイロット。
 
:統合軍のパイロット。
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:バーの店長。
 
:バーの店長。
 
;[[メグミ・レイナード]]
 
;[[メグミ・レイナード]]
:有名な声優。
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:有名なアイドル声優。
 
;[[ハルカ・ミナト]]
 
;[[ハルカ・ミナト]]
 
:高校教師。
 
:高校教師。
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:木連高官から転じて、[[テロリスト]]の総帥に。
 
:木連高官から転じて、[[テロリスト]]の総帥に。
 
;[[北辰]]
 
;[[北辰]]
:
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:木連の暗殺者。
 
;[[北辰衆]]
 
;[[北辰衆]]
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:北辰の傘下の暗殺者部隊。
 
;[[ヤマサキ・ヨシオ]]
 
;[[ヤマサキ・ヨシオ]]
 
:
 
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スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/R]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/W]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/T]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/MX]]
*[[メカ&キャラクターリスト/W]]
 
 
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/学園]]
*[[メカ&キャラクターリスト/V]]
 
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/X-Ω/期間限定]]
*[[メカ&キャラクターリスト/T]]
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*[[メカ&キャラクターリスト/DD]]
  
 
=== ナデシコ級戦艦 ===
 
=== ナデシコ級戦艦 ===
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;[[火星の後継者]]
 
;[[火星の後継者]]
 
:本作の敵勢力。
 
:本作の敵勢力。
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;[[熱血クーデター]]
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:TV版最終回から映画にかけての間に勃発した[[木連]]の若手将校によるクーデター。[[草壁春樹]]率いるタカ派が失脚し、木連は地球連合に加盟した。
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;[[連合宇宙軍]]
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:TV版で[[ミスマル・コウイチロウ]]らが所属していた地球連合内の宇宙方面軍。本作では[[ナデシコB]]のクルーたちが所属。統合軍に押され気味。
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;[[統合平和維持軍]]
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:地球連合再編成において、陸海空軍と木連軍の一部が加わった地球連合軍内での最強の派閥。[[スバル・リョーコ]]らが所属。
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:実は火星の後継者に裏から利用されており、クーデターに巻き込まれてしまう。
  
 
== 楽曲 ==
 
== 楽曲 ==
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:;「ブラックサレナIII」
 
:;「ブラックサレナIII」
 
::『MX』『W』『V』『T』『X-Ω』『DD』で採用。主に[[ブラックサレナ]]専用[[BGM]]として採用されている。「III」のタイトル通り、サレナが登場する3場面の内の3つ目かつ最後となる火星極冠遺跡で使われたアレンジ。見せ場としては一騎討ち時に流れる「エステバリスII」の方が印象深いので、実は劇伴として多くの視聴者の耳に残っているアレンジはマトモに初戦闘を行ったアマテラス強襲時の「II」の方である。
 
::『MX』『W』『V』『T』『X-Ω』『DD』で採用。主に[[ブラックサレナ]]専用[[BGM]]として採用されている。「III」のタイトル通り、サレナが登場する3場面の内の3つ目かつ最後となる火星極冠遺跡で使われたアレンジ。見せ場としては一騎討ち時に流れる「エステバリスII」の方が印象深いので、実は劇伴として多くの視聴者の耳に残っているアレンジはマトモに初戦闘を行ったアマテラス強襲時の「II」の方である。
::『X-Ω』ではイベント「じぶんらしくあるために」「Nearest and...」にて、『DD』ではイベント「一角獣と黒百合」にてクエストBGMに採用。
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::『X-Ω』ではイベント「じぶんらしくあるために」「Nearest and…」にて、『DD』ではイベント「一角獣と黒百合」にてクエストBGMに採用。
 
:;「ナデシコのテーマII」
 
:;「ナデシコのテーマII」
 
::『W』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
 
::『W』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
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:;「GO!エステバリス」
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::『R』『MX』『V』『T』で採用。ナデシコクルーの戦闘曲。
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:;「なぜなにナデシコ」
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::[[なぜなにナデシコ]]のBGM。『MX』『W』『V』で採用。
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::TV版から存在する楽曲だが、TV版のサウンドトラックにこの曲が収録されておらず、劇場版のサウンドトラックにて初収録となった。
  
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
== 登場作と扱われ方 ==
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
 
;[[スーパーロボット大戦R]]
:ストーリー序盤までが劇場版で、[[主人公]]が過去に行ってからはTV版のストーリーで進む。ただし、機体は一部を除いて後半で劇場版のものへと乗り換える。[[タイムスリップ]]して以降も劇場版への伏線は全くなく、実質TV版のキャラを劇場版の機体に乗せるためだけの参戦である。
+
:初参戦作品。ストーリー序盤では劇場版の話が再現されるものの、[[デュミナス|黒幕]]の加担により'''ナデシコCが撃沈される'''(ガンダムルートでは[[ラー・カイラム]]が同じ目に遭ってしまう)という原作以上の[[トラウマイベント|バッドエンド]]を迎える。その衝撃により[[主人公]]が過去に行ってからは、TV版のストーリーで進む。ただし、機体は一部を除いて後半で劇場版のものへと乗り換える。[[タイムスリップ]]して以降も劇場版への伏線は全くなく、実質TV版のキャラ([[北辰]]含む)を劇場版の機体に乗せるためだけの参戦であり、TV版としての扱いが良い一方、劇場版としては扱いが非常に悪い。迎えたエンディングでは火星の後継者は存在しない未来となり、アキトとユリカは1児の親となっている。
:[[ブラックサレナ]]と[[アルストロメリア]]が相転移エンジンを搭載していたり、アキトとラピスが五感を共有しているかのような描写が戦闘台詞にあったりと、'''公式設定と誤解されやすい二次創作のオリジナル設定'''が採用されている。オリジナル設定だと承知した上で採用したのか、素で勘違いしたのかは不明。
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:余談だが、[[ブラックサレナ]]と[[アルストロメリア]]が相転移エンジンを搭載していたり、アキトとラピスが五感を共有しているかのような描写が戦闘台詞にあったりと、'''公式設定ではない二次創作の設定'''が採用されている。スタッフが二次設定だと承知した上で採用したのか、素で勘違いしたのかは不明。
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
 
;[[スーパーロボット大戦W]]
:第1部はTV版、第2部から劇場版のストーリー。これまで微妙だった点は概ね改善されており、一番扱いが良い作品。ガイと九十九も使える。劇場版仕様のアカツキも始めて使えるようになったが、その扱いはそれ程良くない。ただし仲間の加入時期にかなりバラつきがあり、中々[[合体攻撃]]を使えないのが痛い。前作『MX』で不評だったアキトの加入は更に遅くなっているが、シナリオ上の扱いは大きく向上しており、アキトが復讐者からヒーローへと覚醒していく様が熱く描かれる(そのためか、劇場版ナデシコ勢の決着シナリオのタイトルは'''「黒衣の復讐鬼の最期」'''となっている)。EDでは徐々にではあるがアキトの五感が治っている様子が描かれている。
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:第1部はTV版、第2部から劇場版のストーリー。これまで微妙だった点は概ね改善されており、扱いは良い方。TV版で死亡した[[ダイゴウジ・ガイ|ガイ]]と[[白鳥九十九|九十九]]も使える。特にガイに至っては劇場版をイメージした顔グラフィックとオリジナルエステバリスも用意されている優遇っぷり。劇場版仕様のアカツキも始めて使えるようになったが、[[エステバリスII|乗機]]が最弱など扱いは悪い。ただし仲間の加入時期にかなりバラつきがあり、中々[[合体攻撃]]を使えず、前作『MX』で不評だったアキトに至っては最終話付近と更に遅くなっており、過去作と比べてブラックサレナやエステバリス、ナデシコが下方修正されたため性能面ではあまり良くない。一方、シナリオ上の扱いは大きく向上しており、アキトが復讐者からヒーローへと覚醒していく様が熱く描かれる(そのためか、劇場版ナデシコ勢の決着シナリオのタイトルは'''「黒衣の復讐鬼の最期」'''となっている)。EDでは徐々にではあるがアキトの五感が治っている様子が描かれている。
  
 
=== VXT三部作 ===
 
=== VXT三部作 ===
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
;[[スーパーロボット大戦V]]
 
:『W』以来10年ぶり、『スパロボ学園』も含めると8年ぶりに参戦している。音声の新録も多い。
 
:『W』以来10年ぶり、『スパロボ学園』も含めると8年ぶりに参戦している。音声の新録も多い。
:火星での決戦はかなり早い段階で再現されるも、そのシナリオのラストでプレイヤー部隊が別の世界に転移することになり、火星の後継者との決着は中盤部隊が戻ってから。しかしこの構成のおかげでアキトが序盤から自軍に加入できることになった。旧ナデシコクルーの出番はかなり少なく、一部のキャラに至ってはEDにしか出番がない。
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:火星での決戦はかなり早い段階で再現されるも、そのシナリオのラストでプレイヤー部隊が別の世界に転移することになり、火星の後継者との決着は中盤部隊が戻ってから。しかしこの構成のおかげでアキトが序盤から自軍に加入できることになった。この影響か、原作とは異なりアキトとユリカの再会が描かれ、ユリカはナデシコCのクルーとなる。その一方旧ナデシコクルーの出番はかなり少なく、一部のキャラに至ってはEDにしか出番がない。
 
:本作では何故か自軍に加入するメンバーが'''誰も[[集中]]を覚えない'''という特徴がある。
 
:本作では何故か自軍に加入するメンバーが'''誰も[[集中]]を覚えない'''という特徴がある。
 
:また[[北辰]]や[[北辰衆]]との決着はいろいろな作品とのクロスオーバーにより終盤に持ち越される。
 
:また[[北辰]]や[[北辰衆]]との決着はいろいろな作品とのクロスオーバーにより終盤に持ち越される。
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
;[[スーパーロボット大戦T]]
 
:スパロボ学園以来10年振りの任天堂ハードに参戦及び『[[機動武闘伝Gガンダム]]』と共演。
 
:スパロボ学園以来10年振りの任天堂ハードに参戦及び『[[機動武闘伝Gガンダム]]』と共演。
:今作でも『V』同様、火星の後継者との決着は中盤で付くが、北辰との決着は後に持ち越される。アキトの加入は第4話からと、第8話から第15話までの間に離脱はあるものの歴代最速。
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:今作でも『V』同様、火星の後継者との決着は中盤で付くが、北辰との決着は後に持ち越される。アキトの加入は第4話からと、第8話から第15話までの間に離脱はあるものの歴代最速。『V』とはまた違ったアキトとユリカの再会が描かれた。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
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:2020年1月のイベント「Nearest and...」で再度復刻。
 
:2020年1月のイベント「Nearest and...」で再度復刻。
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
 
;[[スーパーロボット大戦DD]]
:ワールド5の構成作品として追加参戦。原作開始前にアキトが別の世界から転移してきたという設定。
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:ワールド5の構成作品として追加参戦。原作開始前にアキトが別の世界から転移してきた。2章Part6より原作再現が開始され、アキト以外のキャラも登場する。
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:3章part2にて[[火星の後継者]]を倒すも、直後に[[メナケブ]]等の別次元の敵の侵攻が始まり、以降はゲートの問題に対処する為ナデシコクルーが本格的にプレイヤー部隊の一員として同行する。
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:尚、アキトやユリカは本作では別世界の組織である[[GGG]]で治療を受ける事になった。
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=== 関連作品 ===
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;[[Another Century's Episode]]
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:
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;[[Another Century's Episode Portable]]
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== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
=== [[DVD]] ===
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=== [[DVD]]・[[Blu-ray]] ===
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=== その他 ===
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=== 楽曲 ===
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2024年2月26日 (月) 11:54時点における最新版

劇場版 機動戦艦ナデシコ
-The prince of darkness-
監督 佐藤竜雄
脚本 佐藤竜雄
キャラクターデザイン 後藤圭二
メカニックデザイン 中原れい
鈴木雅久
武半慎吾
森木靖泰
音楽 服部隆之
制作 XEBEC
公開日 1998年8月8日
前作 機動戦艦ナデシコ
初登場SRW スーパーロボット大戦R
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劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』はXEBEC制作による劇場用アニメ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

機動戦艦ナデシコ』の続編。TVシリーズから数年後の世界観を、同作の準ヒロインであったホシノ・ルリの視点から見るという内容。1999年度の第30回『星雲賞』映画演劇部門・メディア部門受賞作品。

明るいノリが特徴だったTV版とは打って変わって(ギャグ描写自体は存在するものの)暗くシリアスな展開となっている。特筆すべきは、TV版の主人公で明るく純情な青年だったテンカワ・アキトが自分の五感、そして妻であるミスマル・ユリカを奪われたことから冷徹な復讐鬼と化してしまうことである。エンディングも決してハッピーエンドとは呼べない描かれ方となっており、このようなTV版からの変化は、現在でもファンの間では賛否両論となっている。佐藤監督は上映後に反響がある事は予想していたが、劇場版制作が決定した時点で「TV版のままだとアキトが人間的な成長を全くしないで終わっているのは可哀想だな」と思った事で、こういった路線の物語にする事は最初から決めていたと語っている。TV版も話の骨格、設定、ギャグに隠れた端々の描写はシリアスかつ重め[1]なのだが、劇場版ではアキト周辺の背景は特にギャグを薄めたため、シリアスな要素がより強まっている。

TV版から劇場版へ至る3年間の空白に関しては、小説『機動戦艦ナデシコ ルリ AからBへの物語』とゲーム『機動戦艦ナデシコ The blank of 3 years』にて双方、多少の差異があるもののキチンと劇場版に繋がるように描かれている。後者は恋愛シミュレーションであるが、各キャラクターの掘り下げがかなり丁寧に行われているため、プレイヤーからの評価は高い。また、『BからCへの物語』の時系列で佐藤監督自らが手掛けた小説版の刊行も予定されていたがこちらは中止となった[2]

本来は更なる続編が予定されており[3]、バッドエンドに見える終わり方は次の物語へ続ける意図があったからとも推測される。

また上映時間が80分と短いが人物描写が多く描かれている為、作画スタッフからは「もっとメカに愛を」と訴えられたと佐藤監督は回顧している[4]

ストーリー[編集 | ソースを編集]

西暦2201年盛夏。太陽系ボソンジャンプで繋ごうとする「ヒサゴプラン」を研究していたスペースコロニーが、神出鬼没の黒いロボットに襲撃されるという怪事件が宇宙を騒がせていた。調査に当たるナデシコB艦長ホシノ・ルリであったが、彼女が訪れたアマテラスコロニーに、突如として怪ロボットが出現。黒いロボット「ブラックサレナ」を駆るのは、ルリを引き取り育て、3年前に新婚旅行の事故で死亡したと思われていたテンカワ・アキトであった…。

登場人物[編集 | ソースを編集]

スパロボごとの登場人物一覧については以下を参照して下さい。

アキトの協力者(ネルガル関係者)[編集 | ソースを編集]

テンカワ・アキト
TV版の主人公。復讐鬼としてブラックサレナを駆る。
ラピス・ラズリ
アカツキ・ナガレ
エリナ・キンジョウ・ウォン
イネス・フレサンジュ
プロスペクター
ゴート・ホーリー
月臣元一朗
ゲーム中の戦闘台詞に関してはアキトと同レベルで物凄く変化している。

新ナデシコクルー、地球連合[編集 | ソースを編集]

ホシノ・ルリ
本作主人公ナデシコBナデシコC艦長。蜥蜴戦争終結後にテンカワ夫妻の養子となったが、直後に二人を事故で失ってしまうことに。
マキビ・ハリ
通称「ハーリー君」。
タカスギ・サブロウタ
木連パイロット。アキトに次いでキャラクターが大きく変わった人。
スバル・リョーコ
統合軍のパイロット。
アマノ・ヒカル
漫画家。
マキ・イズミ
バーの店長。
メグミ・レイナード
有名なアイドル声優。
ハルカ・ミナト
高校教師。
アオイ・ジュン
新型戦艦の艦長。
白鳥ユキナ
日本の高校生。
ウリバタケ・セイヤ
町工場に戻った。
ホウメイ
食堂経営者。
ミスマル・コウイチロウ
ムネタケ・ヨシサダ
ムネタケ・サダアキの父親。SRW未登場。
秋山源八郎
アズマ准将
オモイカネ

火星の後継者[編集 | ソースを編集]

草壁春樹
木連高官から転じて、テロリストの総帥に。
北辰
木連の暗殺者。
北辰衆
北辰の傘下の暗殺者部隊。
ヤマサキ・ヨシオ
シンジョウ・アリトモ
火星の後継者 (一般兵)

その他[編集 | ソースを編集]

ミスマル・ユリカ
火星の後継者によって拉致され、演算ユニットとして組み込まれる。
ダイゴウジ・ガイ
TV版で死亡しているため故人となっているが、『W』では劇場版の時代まで生き延びたという設定となっており、顔グラフィックも劇場版作画仕様になっている。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボごとの登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

ナデシコ級戦艦[編集 | ソースを編集]

エステバリス[編集 | ソースを編集]

火星の後継者の機動兵器[編集 | ソースを編集]

その他[編集 | ソースを編集]

用語[編集 | ソースを編集]

火星の後継者
本作の敵勢力。
熱血クーデター
TV版最終回から映画にかけての間に勃発した木連の若手将校によるクーデター。草壁春樹率いるタカ派が失脚し、木連は地球連合に加盟した。
連合宇宙軍
TV版でミスマル・コウイチロウらが所属していた地球連合内の宇宙方面軍。本作ではナデシコBのクルーたちが所属。統合軍に押され気味。
統合平和維持軍
地球連合再編成において、陸海空軍と木連軍の一部が加わった地球連合軍内での最強の派閥。スバル・リョーコらが所属。
実は火星の後継者に裏から利用されており、クーデターに巻き込まれてしまう。

楽曲[編集 | ソースを編集]

主題歌
「Dearest」
作詞:有森聡美、作曲・編曲:大森俊之、歌:松澤由美
『V』限定版で原曲を収録。
イメージソング
「ROSE BUD」
作詞:有森聡美、作曲・編曲:大森俊之、歌:松澤由美
「Dearest」のカップリングに収録された映画のイメージソング。『T』限定版で原曲を収録。
ドリームキャストで発売されたゲーム『機動戦艦ナデシコ NADESICO THE MISSION』では主題歌として使用されている。
劇中BGM
「ブラックサレナIII」
『MX』『W』『V』『T』『X-Ω』『DD』で採用。主にブラックサレナ専用BGMとして採用されている。「III」のタイトル通り、サレナが登場する3場面の内の3つ目かつ最後となる火星極冠遺跡で使われたアレンジ。見せ場としては一騎討ち時に流れる「エステバリスII」の方が印象深いので、実は劇伴として多くの視聴者の耳に残っているアレンジはマトモに初戦闘を行ったアマテラス強襲時の「II」の方である。
『X-Ω』ではイベント「じぶんらしくあるために」「Nearest and…」にて、『DD』ではイベント「一角獣と黒百合」にてクエストBGMに採用。
「ナデシコのテーマII」
『W』で採用。『V』限定版では原曲を収録。
「GO!エステバリス」
『R』『MX』『V』『T』で採用。ナデシコクルーの戦闘曲。
「なぜなにナデシコ」
なぜなにナデシコのBGM。『MX』『W』『V』で採用。
TV版から存在する楽曲だが、TV版のサウンドトラックにこの曲が収録されておらず、劇場版のサウンドトラックにて初収録となった。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

今現在のところ、スパロボではエンディングの部分が原作から改変され、どれもが希望を持たせる終わり方で締めくくられている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦R
初参戦作品。ストーリー序盤では劇場版の話が再現されるものの、黒幕の加担によりナデシコCが撃沈される(ガンダムルートではラー・カイラムが同じ目に遭ってしまう)という原作以上のバッドエンドを迎える。その衝撃により主人公が過去に行ってからは、TV版のストーリーで進む。ただし、機体は一部を除いて後半で劇場版のものへと乗り換える。タイムスリップして以降も劇場版への伏線は全くなく、実質TV版のキャラ(北辰含む)を劇場版の機体に乗せるためだけの参戦であり、TV版としての扱いが良い一方、劇場版としては扱いが非常に悪い。迎えたエンディングでは火星の後継者は存在しない未来となり、アキトとユリカは1児の親となっている。
余談だが、ブラックサレナアルストロメリアが相転移エンジンを搭載していたり、アキトとラピスが五感を共有しているかのような描写が戦闘台詞にあったりと、公式設定ではない二次創作の設定が採用されている。スタッフが二次設定だと承知した上で採用したのか、素で勘違いしたのかは不明。
スーパーロボット大戦W
第1部はTV版、第2部から劇場版のストーリー。これまで微妙だった点は概ね改善されており、扱いは良い方。TV版で死亡したガイ九十九も使える。特にガイに至っては劇場版をイメージした顔グラフィックとオリジナルエステバリスも用意されている優遇っぷり。劇場版仕様のアカツキも始めて使えるようになったが、乗機が最弱など扱いは悪い。ただし仲間の加入時期にかなりバラつきがあり、中々合体攻撃を使えず、前作『MX』で不評だったアキトに至っては最終話付近と更に遅くなっており、過去作と比べてブラックサレナやエステバリス、ナデシコが下方修正されたため性能面ではあまり良くない。一方、シナリオ上の扱いは大きく向上しており、アキトが復讐者からヒーローへと覚醒していく様が熱く描かれる(そのためか、劇場版ナデシコ勢の決着シナリオのタイトルは「黒衣の復讐鬼の最期」となっている)。EDでは徐々にではあるがアキトの五感が治っている様子が描かれている。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
『W』以来10年ぶり、『スパロボ学園』も含めると8年ぶりに参戦している。音声の新録も多い。
火星での決戦はかなり早い段階で再現されるも、そのシナリオのラストでプレイヤー部隊が別の世界に転移することになり、火星の後継者との決着は中盤部隊が戻ってから。しかしこの構成のおかげでアキトが序盤から自軍に加入できることになった。この影響か、原作とは異なりアキトとユリカの再会が描かれ、ユリカはナデシコCのクルーとなる。その一方旧ナデシコクルーの出番はかなり少なく、一部のキャラに至ってはEDにしか出番がない。
本作では何故か自軍に加入するメンバーが誰も集中を覚えないという特徴がある。
また北辰北辰衆との決着はいろいろな作品とのクロスオーバーにより終盤に持ち越される。
スーパーロボット大戦T
スパロボ学園以来10年振りの任天堂ハードに参戦及び『機動武闘伝Gガンダム』と共演。
今作でも『V』同様、火星の後継者との決着は中盤で付くが、北辰との決着は後に持ち越される。アキトの加入は第4話からと、第8話から第15話までの間に離脱はあるものの歴代最速。『V』とはまた違ったアキトとユリカの再会が描かれた。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦MX
本作で本格的な原作再現がなされる。ほぼ原作通りだが、短い原作の決着を序盤から終盤に引っ張ったため、シナリオ再現は散発的になっている。ナデシコをメインとした最後の回のサブタイトル、「キミノオモイデニ、サヨナラ」やアキトが加入するオリジナルシーンはファンからも評価を得ている。EDでは五感を治療したアキトがユリカの元へ帰還するハッピーエンドとなる。
アキトの加入は遅く、当時のゲーム雑誌で不評点として取り上げられている。
スパロボ学園
初の劇場版単独参戦。
スーパーロボット大戦X-Ω
2017年4月の期間限定参戦作品として登場。OGシリーズを除けば初の参戦済み作品からの限定参戦となる。参戦イベントでは『無限のリヴァイアス』とクロスオーバーする。
2019年2月にリバイバルガシャとして復刻。
2020年1月のイベント「Nearest and...」で再度復刻。
スーパーロボット大戦DD
ワールド5の構成作品として追加参戦。原作開始前にアキトが別の世界から転移してきた。2章Part6より原作再現が開始され、アキト以外のキャラも登場する。
3章part2にて火星の後継者を倒すも、直後にメナケブ等の別次元の敵の侵攻が始まり、以降はゲートの問題に対処する為ナデシコクルーが本格的にプレイヤー部隊の一員として同行する。
尚、アキトやユリカは本作では別世界の組織であるGGGで治療を受ける事になった。

関連作品[編集 | ソースを編集]

Another Century's Episode
Another Century's Episode Portable

商品情報[編集 | ソースを編集]

DVDBlu-ray[編集 | ソースを編集]

書籍[編集 | ソースを編集]

楽曲[編集 | ソースを編集]

レンタルビデオ・動画配信[編集 | ソースを編集]

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脚注 [編集 | ソースを編集]

  1. 救助に行った火星の人々を結局自分たちで押し潰さなければならなかった場面など。
  2. 佐藤監督の手元に残っていたデータから途中までは書かれた『機動戦艦ナデシコ・ノベルテ+』にて一部が収録されている(アキトとユリカの表向きの死亡後、ルリがミナトに引き取られ、大磯ロングビーチでサブロウタがルリのガードの為に初接触を計った頃まで)。
  3. サトウタツオ通信_diary 2020年3月12日閲覧。
  4. 上映時間のほとんどが人物描写に当てられており、戦闘シーンはわずか15分ほど。主役戦艦のナデシコに至っては一度も直接戦闘に参加していない。