偽物

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偽物(Imitation)

ロボットアニメにおける定番の一つ。 主人公メカまたはパイロットにそっくりな敵が登場する。

視聴者に見分けがつくように、外見は本物より凶悪な外見を持つことが多い。しかし、作中の一般市民にとっては本物と見分けがつかないので、視聴者から疑問視される事も多い(瓜二つでほとんど見分けがつかないなどの『例外』も多数存在するが)。

尤も、『空想科学読本』でも著者に指摘されてるよう「“神の視点”である視聴者は兎も角、劇中の人物達が『激しく動き回る巨大な存在』を正しく認識できるとは限らない」という意見もある。

また、稀に本物の身を守るために成り代わる場合=影武者も存在する。

この他、鹵獲した敵機を元に作られたコピー機体なども、コピーされた側からすれば「偽物」になると言えなくもない(例:『コードギアス』に登場するグラスゴーのコピー機体である無頼など)。この例ではジェニオンも一応該当する(ジェミニスからは一貫してジェミニアの偽物扱いされている)。

主な偽物メカ

偽グレンダイザー
ベガ獣ベニベニ(SRW未登場)がグレンダイザーへと変身した姿で、スペイザー合体した状態にも化けられる。極めて再現度の高い偽者。
ギルディーン
ライディーンに似せた化石獣。色が違う。
偽コン・バトラーV
どれい獣ザンギャル(SRW未登場)にコン・バトラーVそっくりの装甲を装備させ、悪事を働いた。
別のエピソードではケロットがコン・バトラーそっくりの装甲を被り、囮役になった事も。
偽ダイターン3
コマンダー・トーレスが繰り出したダイターン3の偽物。大きさは本物の半分程度。
ゴーナグール
ケルナグールジッター博士に造らせた、ゴーショーグンそっくりのドクーガメカ。外見は似ているがビムラーは使えない他、カラーリングが異なる。
ドスハード
ゴーショーグンで登場のメカ。原作では偽物扱いされないが、その特徴あるデザインとカラーリングの為、『第2次α』ではとある作品のキャラクター が悲鳴に近い叫びを上げている。
偽ダンクーガ
ムゲ帝王の作り出した偽物。足首など一部を除き、外見が全く同じという、精巧な偽者。
デスマスター
マスターガンダムの姿をしたデスアーミー。他にもドラゴンガンダムに化けた、デスドラゴン(SRW未登場)も存在している。
また、『MX』ではシャッフル同盟の4機をDG細胞で忠実にコピーした偽者が登場する。
漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では、さらにガンダムマックスターガンダムローズボルトガンダムの姿をしたデスアーミーが登場する。
EI-15
GGGメンバーの犬吠崎が変身したゾンダーロボ勇者ロボの予備パーツを取り込んで、ガオガイガーそっくりの姿になった。
W』ではホリスにより「カオカイカー」と命名される。
ジャークライジンオー
ベルゼブアークダーマに「ライジンオーは迷惑だ」と吹き込んで生み出した偽物。
ダークゴウザウラー
原子王ギルターボの頭脳から得たデータを用いて作りだしたキングゴウザウラーの偽物。カラーリングが異なるものの、外見は同じである。
なお、機体性能はオリジナルより上だが、機体の弱点までも忠実にコピーしていた。その点がアダとなり敗北してしまうのは、皮肉としか言えない。
メタルビースト・ドラゴン
ゲッタードラゴンの偽物だが、量産型ゲッターGを融合させた真ドラゴン内部で発生したので、ある意味では本物とも言える要素を持っている。早乙女博士らが操縦する。
なお、原作漫画版ではゲッターチームの面々や真ゲッターロボの偽物も登場している。
ミラーソーラーアクエリオン
ミラーアクエリオンマーズ
ミラーアクエリオンルナ
アクエリオンの姿をした神話獣。当然三形態に変形できる。
偽キングゲイナー
リオンネッターオーバースキルによって出現したキングゲイナーによく似た機体。ただし、手だけはリオンネッターと同様で王冠を被っている(ゲームキングを表していると思われる)為、見分けはすぐにつく。
ガスコン専用ロボ (偽)
ガスコン専用ロボの偽物。
ゴッドマーズ (OVA)
原作ではTV版とはデザインが違うだけの同一機体扱いだったが、『スーパーロボット大戦D]』においてはギシン帝国マーグ用に作り上げたもう1つのゴッドマーズという扱いになっている。偽物というよりは同系機というのが適切か。
また、原作では完全にゴッドマーズそっくりな贋物も登場。破壊活動を行いマーズに罪を擦り付けた(SRW未登場)。
ブラックダイ・ガード
ダイ・ガードの偽物……と言うよりは形がよく似ている敵と言うべきか。
デモンペイン
デモンベインのコピーとして建造された破壊ロボ。しかし、能力はほぼ同等。
偽サイバスター
サイバスターの偽物で、没データとして存在。

主な偽者

偽デューク・フリード
ベガ星連合軍の兵士が変装。『第2次』ではマ・クベの作戦でDC兵士が変装した。
オルドナ・ポセイダル
本物の恋人ミアンが成り代わった影武者。本物とは似ても似つかない(そもそも性別からして違う)が、本物のポセイダルであるアマンダラが正体を隠しているため、影武者である事には気づかれない。
ミーア・キャンベル
ギルバート・デュランダル議長が人心掌握の為に用意した偽のラクス・クライン。(整形手術によって)外見や声までほぼそっくり。声優もラクス役の田中理恵氏が兼任している。
偽兜甲児
眼からレーザーを放つサイボーグ(もしくはアンドロイド?)の偽甲児が、ブロッケン伯爵の指揮の下、光子力研究所を撹乱する。SRW未登場。
ゲーム本編に関わりのある所では、αシリーズの前日談に相当する漫画作品『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』においてブロッケン伯爵が変装した兜甲児の偽物が登場。
ズール皇帝 (偽)
ズール皇帝が作り出した分身。複数登場する。SRWでは敵ユニットとして登場することもあり、大抵の場合偽者ながらかなりの強敵。
ガスコン (偽)
ガスコンの偽者。
剛健太郎 (偽)
剛兄弟の動揺をさそうため、ボアザン軍が用意したサイボーグ。『スーパーロボット大戦α』でもイベントとして再現された。
ジン・ジャハナム (偽)
リガ・ミリティアの指導者を務める、本物のジン・ジャハナムにしてウッソの父、ハンゲルグ・エヴィンの偽物。臆病で口先だけ大きい太った中年男で、「置物のタヌキ」と揶揄されている。劇中で「ジン・ジャハナム」と言った場合この「置物のタヌキ」のおじさんを指すが、リガ・ミリティアには同じ名前を使う人間が他に何十人も存在する。
D』では(「ジン」繋がりで)神隼人もこの役割を務めた。
第2次スーパーロボット大戦G』では、ビアン・ゾルダークが本物のジン・ジャハナムというクロスオーバーがあった為に、この作品では「原作では本物だったハンゲルグ・エヴィンも偽物」という事に(そもそも彼は未登場なので、彼が原作同様にリガ・ミリティアに所属しているのかも不明であるが)。
トロワ・バートン
本編に登場したのは、本当のガンダムヘビーアームズのパイロットである真のトロワ・バートン(デキム・バートンの息子)が殺害されたために、代わりに立候補してきた代役。なお、彼は元々は「名無し」と呼ばれていた一般兵である。
シャア・アズナブル
本名はキャスバル・レム・ダイクン。親の仇であるジオン公国に入りこむ為に使用。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では、キャスバルの逃亡先にシャア・アズナブルという瓜二つの風貌をした人物がいて、キャスバル(この時はエドワゥ・マスと名乗っている)はジオンの追及を逃れるために彼と入れ替わり、その為事故を装った爆破工作によって「本物のシャア・アズナブルは、エドワゥ・マスとして死亡」した。
こうして、世に言う「赤い彗星」として有名になるシャア・アズナブルが誕生することとなる。
なお、シャア(キャスバル)は後年のグリプス戦役でもクワトロ・バジーナと名乗るなど、都合四つの名前を持つことになる。
フル・フロンタル
シャア・アズナブルを失ったネオ・ジオン残党軍「袖付き」を束ねるシャアと瓜二つの人物。外見はもちろんのこと、声までもがあまりにもよく似ている(声優はシャアと同じ池田秀一氏)。当の本人はシャアである事を否定しているが、シャア本人でしか知り得ないような事まで把握している節もあり、その正体には謎が多い。
シャアと共演している『時獄篇』では、彼の影武者とされており、シャアの偽者と自他ともに認めている。
ミネバ・ラオ・ザビ
『ΖΖ』では影武者が擁立されていた。スパロボでは『第3次Z時獄篇』で一部設定を拾われている。
行政特区日本の百万人のゼロ
コードギアス 反逆のルルーシュR2』劇中にてブリタニアとの密約で「百万人の日本人を行政特区日本に参加させる代わりに、自分(ゼロ)を国外追放の形で見逃せ」と取引をしたゼロが仕掛けた計略。黒の騎士団メンバーのみでなく百万人の日本人全員にゼロの衣装を着用させて、全員を国外脱出させることに成功する。
ダイゴウジ・ガイ
原作では彼の没後に登場した白鳥九十九と容姿が非常に似通っていたが(声優も同じ)、その繋がりか『W』では彼の影武者として暗殺の魔の手を切り抜ける役割を果たす(真相としては元一郎が暗がりでガイと九十九を間違えたのだが)。
バーサルシャドウ、アレックスシャドウゼータシャドウダブルゼータシャドウニューシャドウ
ティターンの魔塔の銀の間の魔力によって生み出された、バーサル騎士ガンダム並びにアルガス騎士団の幻影。
BX』では、ドラゴンベビージャーク帝国から提供されたアークダーマを使って作り出した(この内ダブルゼータシャドウとニューシャドウのみ魔法で姿を本物に似せた)が、騎士ガンダムがバーサルになる前から作っている為かバーサルシャドウのみ未登場。なお昨今では珍しく本物と姿が左右反転しているが、元々原作の時点でも鏡写しで左右反転している。

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