ライネック

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概要

ドレイク軍が使用するオーラバトラー

アの国とクの国で共同開発された機体で、バストールをベースに両国の主力機であったレプラカーンビアレスの長所を採り入れて設計されている。その結果、高い機動性・操縦性を持ち、遠近両方に対応したバランスの良い機体に仕上がっている。両国の次期主力機として量産されるはずだったが、その前に戦争が終結、少数が生産されただけだった。

初の実戦投入はドレイク軍のラウの国侵攻戦であり、トッド・ギネスが搭乗しマーベル・フローズンボチューンと交戦している(この戦い以降トッドは乗機をビアレスに戻している)。その後ショウ・ザマとマーベルがシルキー・マウ救出の為ラース・ワウへ潜入を試みた際ミュージィ・ポーが搭乗しマーベルのダンバインを圧倒したが、ショウのビルバインに押され撤退させられた。その後は全てのオーラマシンが地上へ「浮上」するまで活躍は見られなかった。

浮上後、パリでの戦いでは黒騎士ガラバ整備中の為借りる形で搭乗。ビルバインと激突した。 その後ショット・ウェポンの幼なじみであるジャバが搭乗しグラン・ガランのブリッジに一撃を与えシーラ・ラパーナに重症を負わせ、ビルバイン相手に善戦するなど戦果を挙げるも、最後はビルバインに敗れた。 終盤にて再びトッドが乗り込み、ショウへの憎しみで高まったオーラ力によってハイパー化し、ハイパーライネックと化した。圧倒的な力とトッドの怨念によりショウを心身ともに追い詰めるも仲間の想いによりハイパー化を抑制したショウの放った一撃により爆散、トッドも炎に散る。 最終決戦では一般兵が搭乗するライネック部隊が登場するも、最早ショウの敵ではなかった。

PS用ソフト『聖戦士ダンバイン 聖戦士伝説』では、赤いカラーリングの強化型ライネックが登場している。

登場作品と操縦者

旧シリーズ

スーパーロボット大戦EX
マサキの章でレプラカーンと共に1機手に入るほか、隠し要素の選択肢次第で最終話直前にリムルが乗って来て合計2機になる。トッドが仲間にいるのなら、ビアレスから乗り換えさせてやるといい。SFC版ではオーラ斬り時、通常のオーラソードと違う形状の剣を使用している。
第4次スーパーロボット大戦
隠し要素の条件次第でやはりリムルが乗って来る。5段階まで改造されている…が、サーバインズワウスを手に入れている場合、ベンチ入りしている可能性が高い。一応オーラソードも無改造オーラ斬りに匹敵する程に強化されているため、非聖戦士でもそれなりの戦力にはなる。
ガラリアと排他でなければ使ってもらえたかもしれないのだが。
第4次スーパーロボット大戦S
基本的にはSFC版と同じだが、本作の仕様によりオーラ斬りとハイパーオーラ斬りがEN消費式になっており、更に武器が無改造となっている。このため使われない可能性は更に高い。
なお書籍『一生楽しむ本』には「バストールと交換してしまおう」と書かれているが、同じルートで入手できないので不可能である。
スーパーロボット大戦F
敵として登場。ダンバイン勢の初登場ステージで、いきなりトッドが乗っている。
スーパーロボット大戦F完結編
隠し要素でトッドを仲間にすると持ってくる。NPCから自軍入りすると性能がダウンするのは御愛嬌だが、それでも基本ステータスは自軍のオーラーバトラーでは最強。敵のままの場合はハイパー化する。

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
トッドの他、一般兵も搭乗。敵オーラバトラーの中では上位クラスだが一般兵はオーラ斬りをつかえないため、回避性能のよさ以外に警戒すべき点はない。
隠し要素でトッドを仲間にすると熟練度が高い場合に持ってくるが、一緒に手に入る専用ダンバインの方が地形適応等の面で強い。しかも、トッド専用ダンバインの他にショウの乗っていたダンバインもある為、ライネックの存在意義はゼロに等しい。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
HP、装甲が強化されオーラバトラーにもかかわらずボルテスVを上回る耐久力を持つようになった。攻撃力も上昇したがユニットの宇宙適応がBのままなのが困りもの。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT
トッドを説得すると、シーン2から使える。宇宙はともかく、地上でなら活躍させられる。
スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
バイストンウェルルートを通ると入手できる他、同ルートで敵として出てくる。仲間にしていたら、地上ルートで頑張っていたトッドを乗せてあげるのがファンのつとめ。攻撃力はビルバインに次ぐ高さ。
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
攻略本のユニット一覧に載っていなかったり、バグでアベルが乗っていたりと色々不遇なユニット。アベルが乗っている状態で誰かを乗せかえるとそのパイロットが増殖する。ゲーム本編では一般兵の機体ばかりだが、中にはミュージィ・ポーが乗っている機体もあるので注意。
スーパーロボット大戦IMPACT
バイストンウェルルートでバーンが乗っている機体を落とすとコンテナから手に入る。性能はダンバインとどっこいなので、拘りがあるならトッドを乗せても充分活躍出来るが、合体攻撃が使えないのが痛い。
なお、ダンバインとビルバイン以外で唯一(ハイパー)オーラ斬り用のモーションが用意されている機体であり、その点では優遇されている。
スーパーロボット大戦COMPACT3

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
強さの割にもらえる経験値が豊富(1体につき9EXP)なので、フリーバトルにおいてクァドラン・ロードラムロリーオーなどと共に狩られ続ける運命にある。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦BX
トッド機が登場。隠し要素の条件を満たすとトッド共々味方に参入する。またイベントでのみ鹵獲された機体にトルストールが搭乗する場面もあるが、こちらは参入しない。
数値上の機体性能はズワァースの完全下位互換なものの、機体ボーナスで命中回避が上がり使いやすい。トッドがUX仕様の「聖戦士」を持っているため火力は高く、さらにショウとの合体攻撃が可能。今作でのツインオーラアタックは終盤のボス戦を乗り切る貴重な火力源なので、使える回数を増やす意味でも是非仲間にしたいところ。ちなみにトッドがビルバイン、ショウがライネックに搭乗しても合体技は使用可能。
戦闘前会話で「ハイパーの力は失ったはず」というビショットに対してトッドが「ハイパーの力を制御したって考えはないのかね!」と言い放つが、その台詞の通りに敵仕様の場合ではハイパーライネックの状態でしか使用できなかったハイパーオーラ斬りが使用可能となっている。
オーラ斬りでビルバインのハイパーオーラ斬り同様の横斬りカットインが入るので、オーラ力が足りずハイパーオーラ斬りが使えないニー、キーン、リムル達もこのカットインが見られる。

単独作品

スーパーロボット大戦64
スーパーロボット大戦Card Chronicle

関連作品

リアルロボット戦線
基本的には敵だが、ポセイダルシロッコルートではトッド機がスポット参戦の味方として操作可能。ハイパー化はしない。

装備・機能

武装・必殺武器

武器

ワイヤークロー
オーラバトラーの標準装備である両腕に内蔵された射出式のワイヤー付き鉤爪。
大型ワイヤークロー
オーラ・コンバーターにある大型の鉤爪も射出できる。
BX』ではハイパーオーラ斬りで使用。
オーラバルカン
両腕に内蔵した機関砲。
6連装ミサイルポッド
両肩に内蔵されたロケットランチャー。
連装ミサイルポッド
腰の両側に内蔵されたロケットランチャー。
オーラソード
オーラバトラーの標準装備である長剣。右のオーラコンバーターに専用の収納スペースがある。
スローダガー
両脚に短刀1本ずつを内蔵。本来は投擲用だが、ジャバはビルバインに対して至近距離でのトドメとばかりに振り下ろしていた。SRW未実装。

必殺攻撃

オーラ斬り
オーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。
ハイパーオーラ斬り
強大なオーラ力を纏ったオーラソードで敵を斬る。『IMPACT』では専用モーションあり。
『BX』では味方時限定の必殺技で、内容は武装一斉攻撃パターンになっており、まず一撃⇒離脱して回り込みながら6連装ミサイル連射⇒煙に紛れて近づきもう一撃⇒トドメ演出でもう一撃⇒至近距離から大型ワイヤークローと連装ミサイルで粉砕、という流れ。ビルバインよりも力の入ったモーションになっている。なおトッドの戦闘前会話から察するに、ハイパー化の力で放っているらしい。

合体攻撃

ツインオーラアタック
『BX』で実装。トッド・ギネスのライネックとショウ・ザマビルバインでの連携攻撃。

特殊能力

剣装備
切り払いを発動する。
オーラバリア
射撃兵器及びビーム兵器を軽減する。
分身

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

S

機体ボーナス

BX
  • 初期段階:照準値+5 運動性+5
  • 第二段階:照準値+10 運動性+10 CRT補正+10
  • 第三段階:照準値+20 運動性+20 CRT補正+15
  • 最終段階:照準値+30 運動性+30 CRT補正+20 格闘武器+100

機体BGM

「ダンバインとぶ」

関連機体

バストール
ライネックの原型機。
ビアレス
開発の際に参考にされた機体。
レプラカーン
開発の際に参考にされた機体。
ハイパーライネック
ハイパー化した形態。

商品情報