錦織つばさ
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錦織つばさ | |
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外国語表記 | Tsubasa Nishikiori |
登場作品 | |
声優 | 一城みゆ希 |
デザイン |
永井豪(原案) 竹内進二 |
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 女 |
所属 | くろがね屋 |
役職 | 女将 |
概要
豪胆さと強かさを併せ持つ姉御肌の女傑で、懐に超合金Z製の短刀「くろがね丸Z」を忍ばせているが、宿泊客には女将として物腰柔らかく対応する。
出自は以下にある通り過去の永井作品であるが、今川泰宏監督により今回大きくフィーチャーされたキャラクターであり、あしゅら男爵と並んで本作を牽引する最重要人物である。
中盤にて彼女の正体は甲児とシローの母親である事が明かされた。また、Dr.ヘル一派と並々ならぬ因縁を持っている。
登場作品と役柄
Zシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 今作では戦術指揮を担当する他、「くろがね屋軍団一斉攻撃」の締めを飾る召喚攻撃要員として登場。サブマシンガンを手に機動兵器等と渡り合う。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- スーパーロボット大戦V
- NPC。剣造を発見した後、彼の真意を理解して協力することに。
ステータス設定の傾向
戦術指揮
- 反撃時の攻撃力上昇、気力限界10上昇、バリア無効
- てっきり「対Dr.ヘル一派への攻撃力・防御力上昇」があるかと思いきや、ヘルに限らず敵は迎え撃つと言いたいような汎用的に攻撃力の上がる構成。
- 『BX』にてバグで自軍側まで無効になってしまうバリア無効持ちの一人であり、他の二人と違ってそこを補える防御的効果がないため完全に守りを捨てている。
人間関係
- クロス
- くろがね屋の番頭で、くろがね五人衆のリーダー格。
- イタチの安
- くろがね屋の湯殿担当。
- ジャンゴ
- くろがね屋の送迎担当。
- 先生
- くろがね屋の料理番。
- 菊ノ助
- くろがね屋の仲居頭。つばさが五人衆中、唯一敬称付けで呼ぶ人物。
- 兜甲児
- 熱海戦で光子力ビームの操作法をレクチャーした後、彼を「くろがね屋」に住まわせ五人衆に鍛えさせる。中盤にて自身が母親である事を知られてしまう。
- 兜シロー
- 兄の甲児共々、熱海戦後に彼を「くろがね屋」へと住まわせる。
- 兜十蔵
- 物語開始以前より付き合いがあり、親しかった間柄。
- 兜剣造
- バードス島に纏わる研究者の同胞で、甲児とシローの父親……ではあるが、つばさと正式な夫婦関係を結んでいたかは定かでない。
- 剣鉄也
- 生き別れの実弟にして血縁上、甲児とシローの叔父に当たる人物。故人。
- ボス、ヌケ、ムチャ
- 宿代がわりに彼らをこき使うが、時には重要な役割を与える事も。
- のっそり博士、もりもり博士、せわし博士
- 彼らとは旧知の間柄で、さばけた口調で応対する。
- 弓弥之助
- 三博士と異なり彼とは面識が無かったらしく、出会った当初は敬語で接していた。
- あしゅら男爵
- 原作では彼を信じてしまったばかりに……
- 一方で『BX』ではボスやくろがね五人衆、暗黒寺刑事、ガミアと共に彼に引導を渡した。
他作品との人間関係
- 明神タケル
- 第2次Z破界篇では己の過酷な運命を呪うあまり、静子に責任転嫁する彼を厳しく叱責した。
- 明神静子
- 第2次Z破界篇ではタケルへの叱責で、他所様の家庭事情に首を突っ込む形となった事を彼女へ詫びる。彼女との対話を通して、つばさは「母親」の役割と責任の重さを教わった。
- 青山圭一郎
- 第2次Z破界篇序盤では、戦う事に消極的な彼へ痛烈な皮肉を浴びせた。
名セリフ
- 「終わりだ・・・世界の終わりだー!」
- 最終回のエンディングであしゅらの策略により空から復活したミケーネ帝国の七大軍団を見て絶望し叫んだセリフ。あしゅらを信じてしまったことによりミケーネの復活に手を貸してしまったつばさはただ見ることしかできなかった……。
スパロボシリーズの名台詞
- 「ふん…うちにお泊りのお客さんに無礼を働かれちゃ、さすがに黙ってられないよ」
「ましてや、子供を守ろうとする母親に手を出す外道が相手ならね」 - 第2次Z破界篇序盤、宿泊客として滞在していた竹尾母子を鉄仮面軍団から守り抜く。
- 「あんたらは面白いね。やりたくない奴は引き止めてるくせに…」
「地球を守りたいって言ってる奴には駄目出しするとはさ」
「覚悟を決めな。星からも、違う世界からも、敵は攻めて来るんだ」
「迷っている奴は、これからの戦いじゃ足手纏いになる。あんたらは、それだけのものを背負うんだよ」 - 一向に戦うつもりの無い青山や、ギシン星人という偏見でタケルを敵視するナオトらなど統制の取れていないクラッシャー隊の現状を皮肉り、覚悟を促す。
- 「泣いてる暇があったら、出来る事をやんな。お袋さんを助けたいんだろ」
- 第2次Z破界篇の中盤、義母・静子が敵に廻った兄・マーグに浚われるという非情な現実に打ちのめされたタケルを叱咤し、奮起を促す。
- 「あんたは好む好まざるに関わらず、他人様を守る為に戦ってんだろ」
「相手が肉親だろうと関係ない。殺らなきゃ殺られんだよ」
「そして、あんたが殺られりゃ困る人間、泣く人間がいんだよ」 - マーグとの交戦後、静子に責め寄るタケルの甘さを容赦無く詰る。「他人様の子供でも、悪い事をすれば叱り付ける」という古き良き時代の肝っ玉精神が、つばさには具わっている。
- 「その先は言いっこなしさ。今夜の話はお月さんとあたし達だけのもの…」
「そう…あの子に知らせる訳にはいかないからね…」 - つばさと甲児との関係に気付いた静子の言葉を制し、ZEXISへと戻る甲児とタケルを見送る。
- 「飛んで行きな!ジェットスクランダー!」
- つばさの台詞を受け、ダイグレンがマジンガーZ目掛けてジェットスクランダーを投擲する。
- 「あいつらは漢だよ…誰が悪党を倒したかなんてのは関係ない」
「望むのは、誰もが気持ちよく生きていける世の中が来る事…ただ、それだけだろうさ」 - ZEXISの挙げた功績が、全て国連軍のものになってしまう事で大塚長官に不平を漏らすシローを制し、甲児達の勝利を信じる。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「お帰りなさい、甲児」
「どうしたの、おかしな子ね。母さんの顔に何かついているかしら?」 - 第3次Z時獄篇において、アンチスパイラルの多元宇宙迷宮において現れた穏やかな母としての姿。
- ……なのだが、いつも通りのダイナミックな笑顔で普通の母親らしい台詞を言うので全く似合っていない。一部のプレイヤーからはいつも以上に怖いと評されている。
関連機体
- マジンガーZ
- 光子力ビームの操作法など、マジンガーについて或る程度の知識を具えている模様。
余談
- 錦織つばさのルーツは永井作品『ガクエン退屈男』に登場する女学生ゲリラのリーダーだが、キャラクターデザイン的には『バイオレンスジャック』「黄金都市編」登場時の女組長に準拠している。『ガクエン~』ではヒロイン然とした役どころであったつばさだが、『ジャック』では実質的な悪役としての役どころであり、主人公のバイオレンスジャックに一刀両断されて死亡する末路を辿っている。
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