ロイ・フォッカー
ロイ・フォッカー(Roy Focker)
- 登場作品:マクロスシリーズ
- 声優:神谷明
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:26~29歳(『マクロスゼロ』と初代で若干設定が異なる)
- 身長:216 cm
- 体重:118 kg
- 所属:地球統合軍スカル小隊
- 階級:少佐
- 出身:アメリカ
- キャラクターデザイン:美樹本晴彦
地球統合軍政府樹立前の統合戦争で、180機の敵を落としたエースパイロット。マクロスのバルキリースカル小隊の隊長を務める。
軍に入る前はスタントパイロットで、その操縦技術の多くは輝の父親から学んだものである。その為、輝の父親を実の父親と同じ様に尊敬しており、輝に対しても兄弟のように接している。輝が行方不明になった時はクローディアに職権乱用気味に捜索を頼み、捜索を拒否されてグローバル艦長にさえ食って掛ったり、また入院した時はミンメイに見舞いを頼む等の気遣いも見せた。
酒と女と大空を愛し、陽気で、小さな事には拘らない豪胆な性格。劇場版では、輝が訓練用のVT‐1をミンメイとのデートにて無断使用した際、飲酒にて出撃し、輝を叱責する以上に「よくやった」と褒めており自身も統合戦争時、二日酔いにて敵機を5機撃墜し、『マクロスゼロ』の時は艦内は禁酒であるのに酒を飲み、マニュアル無視やシンとともに無断出撃などを行っている。
だが影の部分もあり、統合戦争終結後には輝の父親のスタントチームに戻る約束ではあったが、戦闘の興奮が忘れられず、戦争終結後も軍に所属しており、ゼントラーディと戦闘状態に突入しバルキリーに乗り込んだ際、戦闘する興奮を抑えられない表情を浮かべていた。また繊細な部分もあり、それを打ち明けたのは恋人のクローディアのみである。
TV版では、地球上の戦いでバルキリーのコクピットに飛び込んできた敵の弾が致命傷となり、恋人クローディアの部屋で、出撃前に約束していたパインサラダを食べる事無く息を引き取る。フォッカー死後、彼が乗ったVF-1Sは輝に受け継ぐ事になる。
劇場版では、ゼントラーディ軍の捕虜となり、ブリタイ艦から脱出する際に、ゼントラーディ兵カムジン03350の攻撃をバルキリーのコクピットに受けて重傷を負いながらも、カムジンをガンポッドで射殺し、相討ちとなって戦死した。
戦死した後は彼に敬意を評した勲章「ロイ・フォッカー章」が制定され、エースパイロットに授与されるようになった。
登場作品と役柄
アムロやバニングと並ぶ自軍まとめ役の立ち位置で、彼らとは一風違った上官像が描かれている。神谷明氏の演じるキャラの中では唯一のリアル系であるが、一部の武装使用時にはスーパー系的な雄叫びを聞く事も可能。死亡イベントありの金竜と違って死亡イベントはこれまで用意されていないが、その為、輝の陰が相対的に薄くなる。
余談だがαシリーズのEDでは主人公である輝を差し置いて、キャスト欄の一番上にクレジットされる事が多い。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初出演作品。飲酒運転イベントがある。ガッツがあるのでVF-1J アーマードバルキリーに向いている。2回行動の早さも自軍最速。なお、EDでのスタッフロールでは輝を差し置いて一番目にクレジットされている。
- スーパーロボット大戦α外伝
- ガッツ、指揮官技能を持つ事に加え、今作からバルキリー系パイロットは全員が低レベルながら防御技能を持つようになっているので、シールドを装備しているVF-11 サンダーボルトに乗せてもよい。なお、今回も懲りずに飲酒運転するなど、酒絡みの出番も多い。今作も輝を差し置いてスタッフロールで一番目にクレジットされている。オープニング戦闘デモでは殆んどの作品は主役キャラクターに対して、こちらは輝ではなくフォッカーだった。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- シナリオは終了しているものの、ベテランパイロットである為にアムロやバニング同様にみんなをまとめ上げる事が多い。
輝、柿崎との合体攻撃や士気、小隊長能力で隊長ぶりを遺憾無く発揮している。反面、指揮官技能は持っていない。続編の『マクロス7』と共演している為、プロトデビルン及び『マクロス7』参戦のパイロットと特殊セリフがある。ちなみに、宇宙怪獣にもある。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 今回工藤シンと奇跡の再会を遂げる。そして、彼を再びスカル小隊に配属させた。
パイロットステータスの傾向
能力値
射撃、命中、回避が高くリアル系パイロットとして申し分ない。ベテランエースパイロットという事で技量の高さが特に目を引く。また、格闘が非常に低かったが、第3次αより格闘も高く設定された。
精神コマンド
集中、熱血、魂と扱いやすいものを揃える。第3次αでは隊長らしく士気を修得する。α外伝以降から主役及び、そのライバルのみが魂を持つようになったが、彼はα外伝においても魂を習得する。
特殊技能
α、α外伝は強力なガッツを持ち重宝した。α外伝では隊長らしい指揮官を修得。
小隊長能力(隊長効果)
- 第3次α
- 小隊攻撃の攻撃力+30%
人間関係
超時空要塞マクロス
- 一条輝
- 後輩であり部下でもある。軍に入る前のフォッカーは、彼の父のスタントチームに在籍していた。
- クローディア・ラサール
- 数多くの浮名を流すフォッカーが唯一心開いている恋人だが、SRWでは彼女に一途。
- 柿崎速雄
- 部下。スカル小隊のお荷物的存在だが、合体攻撃や強制出撃の為に出撃する機会がある。
- マクシミリアン・ジーナス
- 部下。
- ミリア639(ミリア・ファリーナ・ジーナス)
- 劇中ではフォッカーが死亡しているため会っていないが、スパロボではマックスが部下であるため、恐らく部下であろう。なお、第3次αではフォッカーより年上である事と、市長という役職ゆえ無礼な態度を改めるよう求められた。
- リン・カイフン
- TV版ではあまり絡みは無かったが、軍人嫌いの彼から辛辣な言葉を投げかけられた。
- なお、αでカイフンから軍人への批判を受けるが、フォッカーはそんな彼に対して、戦争の現実を突き付けることで反論している。
マクロスゼロ
- 工藤シン
- 『マクロスゼロ』時代での部下。SC2では新生スカル小隊に配属させた。
- アリエス・ターナー
- 大学時代の恋人。文化人類学者で博士号も取得。『マクロスゼロ』では、エイフォス(鳥の人)調査の為、空母アスカに軍のアドバイザーとして乗艦。SC2ではすでに死亡しており名前のみ登場。
- エドガー・ラサール
- シンの同僚、シンとともにスカル小隊へ配属し部下になる。
- 中島雷蔵
- VF-0の技術主任。「神の耳」の異名を持つエンジニア。フォッカーは「おやっさん」と言って慕っていた。SC2では名前のみ登場。
- D・D・イワノフ
- 反統合同盟のエースパイロット。一時期、統合軍にてフォッカーに空戦技術を教え込んだ人物。『マクロスゼロ』ではフォッカーと何度も熾烈なドッグファイトを繰り広げる。
他作品との人間関係
マクロスシリーズ
- イサム・ダイソン
- αシリーズでは同時代で部下に当たる。流石にやや生意気なイサムを貫禄で黙らせている。
- ガルド・ゴア・ボーマン
- αシリーズではイサムと同様に同時代の人物で部下に当たる。αで自身が不在となる際、機体のYF-21が小隊指揮に向いていないという理由で隊長代理に選ばなかったものの、適任者として彼の能力を評価している。
- 熱気バサラ
- 第3次αでは彼の歌を認めており、怒りに駆られる彼を諭す場面もある。
- ガムリン木崎
- 第3次αでは「伝説のスカル小隊」の小隊長として、彼から輝共々敬意を表されている。
リアル系
ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- 共にリアル系パイロットのリーダー格として部隊を引っ張る。
- α外伝では、出撃前に酒を飲んで酔っ払ったまま出陣したのを咎められるが、聞き入れるどころか彼に絡み出す一幕も。
- SC2では前大戦の英雄仲間である。
- 第3次αEDの新メガロード船団出発式では、彼からメッセージを送られた。
- サウス・バニング
- アムロ同様、彼とも上官ポジションとして絡む事が多い。
- ウッソ・エヴィン
- αでは彼に期待しており、色々と気にかけていた。
- ヒイロ・ユイ
- αでは彼の暴走ぶりに困っていた。
- ロアビィ・ロイ
- α外伝では、フリーデンの娯楽室にあるバーで彼に酒を注がせた。
スーパー系
- 碇シンジ
- αシリーズでは後輩として可愛がる。彼の成長を楽しみとし、嬉しく思っていた。
- アイザック・ゴドノフ
- α外伝にて、彼が下戸であることを音声付でからかうイベントが存在する。
- 藤原忍
- SC2では以前からの同僚(階級はフォッカーの方が上)で、かつて共に反連邦勢力と戦った際に鳥の人の力を目の当たりにしている。
- エルフィ・ハディヤット
- SC2では元同僚。
- ひびき洸
- SC2では「若い頃の自分に色々と(声とか)似ている」として、将来を期待する。
- 神宮寺力
- SC2では一条輝の父の同門という設定になっている。
バンプレストオリジナル
- ゼンガー・ゾンボルト
- α外伝のコミカライズ作品『鋼の救世主』においては、彼と旧友同士という設定。
名台詞
TV版
- 「君の親父さんにはすまないと思っている…。でもな、一度戦闘機に乗っちまうと…。ま、お前も一度やってみれば分かるさ…」
- TV版第1話での輝との会話。「戦争終結後は輝の父親のスタントチームへ戻るのを約束していたはず」との輝の質問に答えて。
- フォッカーの影の部分が出ている珍しいシーン。
- 「なあ、輝ゥ。こうやって飛んでると昔を思い出すなぁ」
「俺が前でお前が後ろをチョロチョロ飛んでたっけ」 - TV版第1話。戦場を初めて経験してうろたえる輝に戦闘中とは思えない程のんきなことを言って輝を落ち着かせた。
- 「よーし! お前は死んでもいいが、その娘だけは助けろよ」
- TV版第2話。ミンメイと共に逃げている輝に向けて冗談を入れての台詞。
- 「俺が軍隊に入っていたのはな、女が好きだからだ! 好きな女を守る! いい仕事じゃないか!」
- TV版第28話における輝の回想での台詞。
- 「パイロットってのはそんなもんだ…」
「平気な顔をして乗ってるように思うだろうが、明日死ぬんじゃないかってフッと思う時もある」
「バカやってなきゃやり切れん時もある」
「前の基地で一緒だった時、俺が君んところへ花束を持って出かけたのも、正直言ってそんな気持ちからだ…。怒らないでくれ…」 - TV版第33話のクローディアの回想にて。VF-1の試作機「VF-X」の初飛行を行った後、酒で酔った状態でクローディアを呼び出して「自分は不安だからこそバカをやってしまう」と語り、以前の自分の行動を詫びた。
- 「君も知っての通り女友達は沢山いる。でも、こんな愚痴を聞いてもらいたいと思ったのは君しかいなかったんだ…」
- TV版第33話の前述でクローディアに詫びた後、最後に漏らした言葉。この言葉を聞いて、クローディアは「フォッカーの事を本当に好きになった」と語っている。
劇場版
- 「いいか、早瀬。いくら士官学校主席とは言ってもお前は女だ…。時には男の言うことが間違っていても『そうですか』って認めるのも大事なんだ」
「おい! 輝ゥ! …男ってのはな時には強引さってのが必要なんだ…。女の気持ちを考えてグダグダするな! 本当に好きならば力づくにでもモノにしちまうくらいの積極性が大事なんだ!」 - 輝、未沙、クローディアと交えてバーで酒を飲んでる時に厳格な未沙と優柔不断な輝に対してそれぞれ恋愛観に関しての指摘をする。
- 「コルァ! 輝ゥ! 散々面倒かけやがって! ヒック!」
「だが、よくやった! 男はそのぐらい積極的じゃなかったら女はものにはできん! ヒック!」 - 劇場版にて輝がミンメイとのデートにてVT-1を無断使用した際、敵の襲撃を受けフォッカーが救援に駆けつけた時の台詞。
- VF-1の無断使用を叱責する以上に、輝の積極的な部分を褒めていた。
- 「バァーロォッ! 酒が怖くて戦争が出来っかぁっ!」
- 彼が酒好きである事だけでなく、軍規に縛られない自由さや豪胆さが窺い知れる台詞。
- 「なぁ…輝よぉ…クローディアに…よろしくなぁ…」
- 劇場版のフォッカーの最後の台詞。最後に恋人のクローディアのことを思い、機体と共に果てた。
マクロスゼロ
- 「どんなパイロットでも、始めての戦場は怖いモノだ」
「しかし、初めて女を抱く時と同じく焦りは禁物。大胆かつ繊細に行け」 - 『マクロスゼロ』第1話。史上初めての可変戦闘機同士の戦闘前のブリーフィング時にて、部下に対して自分が戦闘機を扱う時の信条を語った台詞。
- なお、フォッカーの師匠でありライバルのイワノフは「処女の如く、羽毛の如く繊細に扱え」である。
- 「聞け!!」
「これからの戦いはただ空を飛んでればいいってもんじゃない!!」
「変化する状況に瞬時に合せていく、水のような柔軟性が必要だ!!」 - 『マクロスゼロ』第2話。VF-0のステップアップ訓練を受けているシンが、「地べた這いずる為に、パイロットになったワケじゃない。」とぼやいた時に言った台詞。
- その後シンは、戦闘でこの台詞とマオと遊泳した時に見たタコの擬態などを思い出し、危機を脱した。
- 「…マイケル、覚えてるか?」
「アイツな、最初の爆撃に巻き込まれて死んだんだ…俺と別れた五分後だった…」
「理屈じゃあないんだよ…」 - 『マクロスゼロ』第2話。アリエスに「なぜ、戦争を嫌っていたのに軍に入ったのか?」の質問への返答。
- 「時間が無い。早くガンポッドをよこせ!」
(「少佐! 給油中のガンポッド射出はマニュアルの厳重禁止事項ですよ」)
「マニュアル大事にしてる奴は、早死にするぞ!」 - 空中で給油している最中に。この直後、輸送機が銃撃されて本当に言葉通りになった。
- 「工藤…一生に一度は女の為に命を捨ててみるモンだぜ。」
- 『マクロスゼロ』第5話。
超時空要塞マクロス THE FIRST
- 「俺はな…守る為の行為とその行為によって守られた者、その両者が背負わなければならない業の重さに違いはない! …そう思っている。」
- 漫画版『超時空要塞マクロス THE FIRST』#4における輝を軍に誘う際に言った台詞。ここまでなら格好良く決まっているのだが、直後……(迷台詞参照)。
迷台詞
- 「指示たのんますよ! オバハン!」
- TV版第3話で輝に「おばさん」呼ばわりされた未沙に向けて、マクロスへの着艦の際に悪ノリして言った台詞。なお、未沙は輝より年上とはいえ、まだ19歳である。
- 「あんたクローディアって言ったっけ? なかなか可愛いぜ」
「今度デートしないか? こんな片田舎でも上手いモン食わせる店があるんだ…いつがイイ?」
「いや、イイな。その感じ! 新入隊員はすべからくそうじゃなきゃあなー!」 - TV版第33話のクローディアの回想にて。クローディアとの初会話…と言ってもフォッカーは出撃中の状態で新米オペレータとしてクローディアが対応した時の会話である。敵機が近づいている状態でデートに誘おうとするフォッカーに当然クローディアが「不謹慎です」と言うが、軽いノリで返されてしまった(会話途中に戦端が開かれていたがフォッカーは敵機を撃墜している)。
- 「どうだった? 我らがアイドル、ミンメイちゃんのお味は?」
- 劇場版、輝がミンメイとともに1週間ぶりにマクロス内の閉鎖空間から救出された後、フォッカー、マックス、柿崎と再会し1週間二人きりですでに輝がミンメイに手を出したと思い、猥談を輝より聞き出そうとした台詞。αでも前述の三人にモンシア、ブリッジ3人娘、マヤを交えた形で再現されており。この台詞の後マヤからは「不潔…」と言われてしまう。
- 「なんだぁ!? …お前! それでも男かぁ!?」
- 1週間も二人っきりで過ごしたにも関わらず、キス一回だけしかしていない輝に対しての台詞。その後マックスと柿崎を含めた3人より輝は「バカ」呼ばわりされる。
- 「戦う? 冗談じゃない。女は喧嘩するよりも抱くほうがいいに決まってるだろ!」
- 劇場版にてゼントラーディの捕虜になった時に女と「なぜ戦わん?」との質問に答えた台詞。その後「ダークーとはなんだ?」との問いに「こうすることさ!」とミンメイを抱き寄せてブリタイ達を驚かせていた。
- 「俺のは一人乗りだッ! ここに乗せたら…シェルターに着く頃には子供ができちまうぞッ!」
- 漫画版『超時空要塞マクロス THE FIRST』で輝がリン・ミンメイをシェルターに送るのをフォッカーに任せようとした時に言った台詞。TV版で言えば2話目。
- 「女かァッ!?」
「でかしたゾッ輝! 女は全ての活力源だッ!! 許すぞ早く行けッ!!」
「そこは一度勝つために何度負けても恥じることのない男の戦場だッ!!」 - 漫画版『超時空要塞マクロス THE FIRST』第6話、上記名台詞直後、輝の携帯にミンメイからのメールが着信した時に言った台詞。上記の名台詞とのギャップ(フォッカー自身のテンションも含め)の差がすごい台詞である。
スパロボシリーズの名台詞
αシリーズ
- 「だが、奴らと戦うことが俺達ロンド=ベル隊…そしてSDFの任務だ」
「馬鹿げていて結構! 俺は何もせず、奴らの手にかかって死にたくはないからな」 - αにて。カイフンから自軍が(結果的に)民間人を巻き込んでしまった件について無神経に批判された際には、流石のフォッカーも怒り心頭に発して、彼に現実を突きつけた。
- 「バーロー! 子供とは言え、女を見捨てられるか!」
「お前らみたいに個人を犠牲にする奴は、結果的に人類全体も見捨てるに決まっている!」 - αにてハマーンがリィナを人質に武装解除を要求、受け入れようとした際、ハマーンより愚かと言われた時の台詞。
- 「バーロー! 泣き言を言ってる暇があったら、ミサイルの1発でも撃て!」
「それがどうした! こんなもん、ボドルザー艦隊との最終決戦に比べたら屁の河童だ!」 - 第3次α外宇宙ルートより。ガビル率いるプロトデビルン軍にメガロード船団を壊滅させられ、絶望を口にする柿崎への叱咤。この言葉に輝と柿崎は、萎えかけていた戦意を再び奮い立たせる。
- 「決まっている! ペットの不始末は飼い主に責任を取ってもらうぞ!」
- ガビルとの初対決時に於ける戦闘前会話。因みに、このステージではペット(グラビル)→ガビルの順に倒さなければ熟練度が稼げない。
- 「俺達は戦う…お前は歌う…それは同じ意味だと思っていたんだがな…」
- 一向に歌を聴こうとしないプロトデビルンへの苛立ちから、思わずミサイルを発射しようとするバサラに失望感を露わにして発した台詞(DVE)。
- 「お前みたいなヒヨッ子が、いっぱしの男になっていく姿は微笑ましかったぜ」
「だから心配するな! お前も世界も、こんな所で終わりにさせやしないぜ!」 - EVA初号機ヨリシロVerとの戦闘前会話。フォッカーなりにシンジの成長を見守り続けていた事が判明し、その未来にも期待を寄せているのが窺い知れる。
- 「あんたの計画が完成しちゃ、世界から面白みが消えちまうぜ!」
「人間ってのは傷つけ合って、理解し合って、愛し合うから面白いんじゃねえか!」 - EVA初号機悪魔Verとゲンドウと対峙した時の戦闘前会話。
- 至極正論だが、それ故に興味を引かれる言葉では無かったようで、ゲンドウの反応も極めて薄い。
- 「ちっ…! これほどの規模の戦闘は流石の俺でも未体験の領域だぜ!」
- バッフ・クラン艦隊とSTMCを相手に、さしものフォッカーも苦戦を覚悟する。
- 「聞こえるか、悪霊の王様よ! 生命の歌声が!」
「スカルリーダーより各機へ! 最後の大勝負だ! 全弾、撃ち尽くせ!!」
「ケイサル・エフェス! 俺が引導を渡してやる!」 - 第3次α最終話の逆襲時に於けるケイサル・エフェスとの戦闘前会話、及び特殊戦闘台詞。
- 「輝やイサムやべス艦長にあてられたからな。俺も独り身は堪えるぜ」
- 第3次αEDで、第二次超長距離移民船団に同行を志願するクローディアへ発した台詞。
Scramble Commanderシリーズ
- 「まだ飽きもせず戦い続けてるこの汚ねえ世界の為とは言わん」
「ホレた女を取り戻すためだけでいい。もう一度戦ってみろ、シン」 - SC2にてシンと再会した後、シンがスカル小隊へ復帰した時に言った台詞。先述の原作の台詞に通ずる台詞を再び語る。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「あン!? 俺の酒が飲めないってのか!?」
「なんだぁ、オレンジジュースだあ!?」
「情けねえこと言いやがって…だったら俺が酒のうまさってやつを教えてやるぜ、ヒック!」 - α外伝にてアイザックが酒が飲めないと言った時にからんできた台詞(DVE)。
- 「固いこと言うな、大尉! 俺はな、酔っ払った方が調子がいいんだよ!」
「あン? 文句のある奴ァ、かかって来い!!」 - α外伝にて飲酒にて出撃するフォッカーにアムロが苦言を言った時に言い放った台詞。酔っ払い理論でアムロをも圧倒していた。実際スパロボではフォッカーは酔っ払った時の方が強いので言ってることは間違いではない…当然あくまでもフィクションの話なので、現実では絶対真似しないように。
- 「ヒャッホー! ミンメイちゃんの次はバサラか! 最高のメドレーだぜ!!」
- 第3次αでのゲペルニッチとの最終決戦に於ける戦闘前会話。復活したバサラの『TRY AGAIN』にテンションが上がり、大はしゃぎする様は微笑ましくもあるのだが、小隊長としての威厳は…。
- ちなみに、部下であるイサムの戦闘前会話も「イィヤッホー!!」と、フォッカーと大差ない。
- 「ま、操縦は荒いし乱暴だし…おまけに酒癖まで最悪ときた。確かに出世できるタマじゃねえよな…。」
- SC2でエルフィと再会した時に軍階級の話になり、出世できない部分を指摘した台詞。操縦はともかく酒癖の悪さに関してはフォッカーには言われたくない。
- ちなみに、二人とも酒絡みのイベントはSC2で再現されている。
- 「なんだなんだ? ゴオよ。意外とシャイなんだな。じゃあ俺が代わりに杏奈ちゃんと…」
「ああ? いいじゃねえかよ、減るもんじゃなし…。じゃあ早瀬でいいや。ほら、こい中尉」 - SC2にて、ゼントラーディの捕虜になり、キスをしろと言われ杏奈がゴオにキスをしようと促したが、ゴオが人前では出来ないと嫌がった時に言った台詞。当然ゴオは怒り、その後の台詞にて未沙も怒ってしまった。まだ酒が残っていたのか、かなり暴走気味である。
余談
- ロイ・フォッカーは、マクロスシリーズの中でも特に人気のあるキャラクターの一人である。漫画雑誌『マクロスエース』Vol.6にて掲載されたマクロスシリーズの人気男性キャラクターランキングでは、初代主人公の輝を筆頭に早乙女アルト・熱気バサラ・イサム・ダイソンなどの主人公達を退けて、一位を獲得している。
- パインサラダのエピソードは、先に戦死した部下の柿崎のステーキと並べて死亡フラグの代名詞となっており、何かとネタにされる。
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