勇者王ガオガイガー

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概要

勇者シリーズ』アニメの最終作(※)にして唯一SRWシリーズに参戦している作品である。後の同監督作品である『ベターマン』と世界観を共有している。

ギャレオン天海護の飛来から話は始まり、本編前半はゾンダーとの戦い、後半は機界31原種との戦いとなっている。

2000年に続編OVAとして『勇者王ガオガイガーFINAL』が製作された。

※ただし、ゲームオリジナルの『勇者聖戦バーンガーン(SRW未参戦)』は勇者シリーズの公式サイトではシリーズの一つとして数えられている(こちらは後発)ため。厳密に本作は勇者シリーズの最終作ではないと思われる。

ストーリー

西暦2003年、スペースシャトルスピリッツ号と衝突事故をおこした謎の機械生命体は、東京に墜落。地下へとその姿を消した。
2年の後、機械生命体は『ゾンダー』として正体を現し地球侵略を開始、人間のストレスを力に変えるゾンダーメタルによって、人類は機界昇華の危機に立たされる。
それに立ち向かうのは日本政府下の秘密防衛組織『GGG』が擁する最強勇者ロボ軍団、そして緑の星の遺産であり真の勇者『ガオガイガー』が今ここに誕生する。

登場人物

スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。

獅子王凱役の檜山修之氏以外の声優は全員兼ね役を持っているが、これは予算等の都合ではなく、意図的であるとのこと。 また原種以外の固有名詞を持つ敵キャラクターはパ行から始まるネーミングで統一されている。

GGG(ガッツィー・ジオイド・ガード/ガッツィー・ギャラクシー・ガード)

獅子王凱
天海護
卯都木命
大河幸太郎
獅子王麗雄
火麻激
牛山一男
猿頭寺耕助
スワン・ホワイト
獅子王雷牙
スタリオン・ホワイト
犬吠埼実
平田昭子
ヤン・ロン・リー

勇者ロボ登場メカの項を参照。

護の家族、同級生

天海勇
天海愛
初野華
牛山末男
狐森レイコ
数納鷹泰
よーぜふ

赤の星

戒道幾巳
ソルダートJ
トモロ0117

その他

小宝山金蔵
ウッポくん
磯貝桜
戒道の母
獅子王絆
カイン

ゾンダー / ゾンダリアン

ピッツァ
ペンチノン
ポロネズ
プリマーダ
パスダー
ゾンダー人間
ゾンダーメタル

機界31原種

パリアッチョ
腕原種
腸原種
肝臓原種
瞳原種
肋骨原種
耳原種
爪原種
合体原種
Zマスター

機界新種

ゾヌーダ

登場メカ

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

GGG勇者ロボ

ガオガイガー
物語途中でスターガオガイガーとなる。テンプレート:br他、ガオーマシン各機(ステルスガオー、ライナーガオー、ドリルガオー、ステルスガオーII)がユニットアイコンのみの登場。
ガイガー
ギャレオン
氷竜
炎竜
超竜神氷竜炎竜
風龍
雷龍
撃龍神風龍雷龍
幻竜神氷竜雷龍
強龍神風龍炎竜
ゴルディーマーグ
ボルフォッグ
ビッグボルフォッグ
マイク・サウンダース13世

GGGエリア/ディビジョンフリート

弾丸X
超翼射出司令艦ツクヨミ
最撃多元燃導艦タケハヤ
極輝覚醒複胴艦ヒルメ
全域双胴補修艦アマテラス

これらは今のところユニットアイコンのみの登場(第3次α他)。

赤の星の勇者ロボ

ジェイアーク
機界31原種用の主力戦艦
キングジェイダー
ジェイアークの人型形態。テンプレート:br他、分離形態のジェイダーがユニットアイコンのみ登場。

ゾンダーロボ(Extra-Intelligenceシリーズ)

EI-02
1話に登場。通称「廃品集合体ロボ」。
EI-05
4話に登場。通称「スペースシャトルロボ」。
EI-07
6話に登場。通称「タンカーロボ」。
EI-13
13話に登場。通称「絶叫マシーンロボ」。SRWにはウッポくん形体で登場。
EI-15
15話に登場。通称「GGGメカパーツロボ」。所謂偽者
EI-20
21話に登場。通称「重力制御装置ロボ」。
EI-21
22話に登場。通称「爆撃機B-52ロボ」。
EI-26
27話の東京決戦から登場。ピッツァが超音速機HSTと同化して誕生。
EI-27
同じく27話から登場。ペンチノンがフリゲート艦と同化して誕生。
EI-28
同上、ポロネズが山手線と同化して誕生。
EI-29
同上、プリマーダが首都高を走る自動車群と同化して誕生。
EI-01
パスダーそのもの。

機界31原種(Zonder-Exceptionシリーズ)

機界原種
六角柱形体。
ZX-01
「巨腕原種」。
ZX-02
「鉄髪原種」。
ZX-03
「顎門原種」。
ZX-06
「頭脳原種」。
合体原種
機界最強七原種のうち、肝臓を除いた六体(腕原種、瞳、耳、爪、肋骨、腸)の合体形態。六体の能力が全て使える。
ZX-07
「腕原種」が木星の衛星・エウロパと融合。
ZX-16
「翼原種」がイオと融合。
ZX-19
「ひざ原種」がアマルテアと融合。
ZX-26
「腎臓原種」がアナンケと融合。
Zマスター
ZX-31・心臓原種(=パリアッチョ)が全ゾンダークリスタル、及びパスダーの力を吸収。更に木星ザ・パワーの力をも得て辿り着いた最終形態。

機界新種

ゾヌーダロボ

主題歌とBGM

「勇者王誕生!」
(作詞:米たにヨシトモ、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸、歌:遠藤正明)テンプレート:brオープニング。戦闘BGMに採用されている他、原作の第1話タイトルでもある。
「いつか星の海で」
(作詞:前田耕一郎、作曲:田中公平、編曲:根岸貴幸、歌:下成佐登子)テンプレート:brエンディング。最終回タイトルでもある。凱、GGGのメンバー、勇者ロボ軍団は一切登場しない。

登場作と扱われ方

第2次スーパーロボット大戦α
地球圏をゾンダー含む様々な脅威から守るために超科学を結集させた基地としてGGGが登場。原作TVアニメにおける前半(東京決戦まで)のストーリ-が展開された。前半までに区切られたのは「(作品としての濃さが)強すぎて全部を再現すると主役になってしまうから」とのことらしい。なお、元々は『スーパーロボット大戦α』から参戦させる予定だったのが諸事情で登場できなくなった為、GGGの代わりとなる「超科学を結集させた基地」としてディバイン・クルセイダーズを登場させたと寺田プロデューサーは語っている。そのため、GGGが登場した第2次スーパーロボット大戦α以降はαシリーズでのDCの登場頻度が極端に減った。アニメと異なり、勇者ロボの音声にはエコーがかかっていない。
第3次スーパーロボット大戦α
TVアニメの後半にあたる機界新種戦と『勇者王ガオガイガーFINAL』のシナリオが連続で展開された。サブシナリオでは、公式外伝である「獅子の女王」のシナリオが展開された。また、ソルダートJらの声にエコーが、勇者ロボの声にエフェクトがかかった(ただしトモロ0117の声にはエフェクトがかかっていない)。DVEもかなり多い。風龍雷龍は未登場。ガオガイガー初登場のオープニング戦闘デモではTVアニメ版では唯一この作品のみ台詞が固定をされていており、ランダムでは無い。
スーパーロボット大戦W
第1部のかなりの部分を割き、ゾンダー出現から機界新種戦まで、更に第2部では『勇者王ガオガイガーFINAL』のシナリオを、ほぼ全編のシナリオが展開される。収録曲数が非常に多く、第3次αで未登場だった風龍雷龍も参戦。満遍なく揃った状態異常付与武器も非常に便利で、第3次α以上に待遇が良い。

用語

フュージョン
生身の知性体がメカに融合する行為。実態は神経接続に近いが、ソール11遊星主は体そのものが融け込んでいる。あらかじめ組み合わせ(というか融合されるメカ)が決まっている場合が多く、ゾンダーが機械と融合するのは含めない。
GGG
勇者ロボ達の属する防衛組織。後半から世界中に支部ができる。
オービットベース
後半から登場したGGGの宇宙基地。
富士宇宙学校
凱の母校。
Gストーン
緑の星にてラティオ=天海護の持つ浄解能力を基に造られた宝石。実態は無限情報サーキットで、勇気次第でエネルギーを発揮する(その為、勇気が無ければただの石)。
Jジュエル
Gストーンを基に複製、改良された赤い石。Gストーンよりも出力が高い。
弾丸X
Gストーンの出力を過剰に放出させる。
三重連太陽系
緑の星、赤の星、紫の星で構成されたが、機界31原種により機界昇華されてしまった。
緑の星
三重連太陽系の惑星の一つ。ガオガイガー(正確にはコピー元のジェネシックガオガイガー)を作り出した。
赤の星
三重連太陽系の惑星の一つ。ジェイアーク師団とソール11遊星主を作り出した。
ザ・パワー
木星に眠る謎の超エネルギー。基本色はオレンジ。
ゾンダー
ゾンダーロボ
ゾンダーメタル
原種
機界新種
勝利の鍵
次の2つの意味が存在する。
  1. 次回予告後のミニコーナー。次回初登場のツールや重要な役割のキャラを紹介する。某有名少年探偵が主人公のアニメの次回予告後のミニコーナーの形式に近い。
  2. ゴルディオンクラッシャー起動用キーの通称。2つ存在し、普段はペンダントの形に偽装されている。大河幸太郎スワン・ホワイトが所持している。

主要スタッフ

制作会社
サンライズ(第7スタジオ)
監督
米たにヨシトモ
キャラクターデザイン
木村貴宏
メカニカルデザイン
大河原邦男
音楽
田中公平

商品情報

DVDBOX

DVD

サウンドトラック

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