「チボデー・クロケット」の版間の差分
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2013年9月3日 (火) 20:30時点における版
チボデー・クロケット(Chibode Croquette)
- 登場作品:機動武闘伝Gガンダム
- 声優:大塚芳忠(少年時代:松井摩味(現・摩味))
- 種族:地球人(ネオ・アメリカ)
- 性別:男
- 生年月日:F.C39年6月7日
- 身長:192m
- 体重:87kg
- 血液型:0型
- 星座:双子座
- 役職:第13回大会ガンダムファイト ネオ・アメリカ代表ガンダムファイター
- 所属:ネオ・アメリカ
- 得意技:ボクシング、拳銃の早撃ち
- キャラクターデザイン:逢坂浩司
ネオ・アメリカ代表のガンダムファイターで、種目はボクシング。そのボクシングでコロニー大会百連勝の記録を持つ。幼少時は母と共に地球に住んでいたが、ある事件で離れ離れとなる(決勝大会でそれを敵に知られ、それを突かれた作戦で苦戦するも克服して勝利している)。その後ニューヨークのスラム街で大人相手にストリートファイトに明け暮れて、それがネオ・アメリカの目に留まりスペースコロニーに居を構える。愛機はガンダムマックスター。
第13回大会でニューヨークに凱旋。地球のボクシングチャンピオンと対峙するが、それはドモンの変装であり、不意打ちでノックダウンされた彼は激昂。ドモンにガンダムファイトを申し込むが、お互いの拳による対決はドモンに軍配が挙がり、彼は敗れて意気消沈するがニューヨーカーの熱い声援で再び戦う心を取り戻す。
性格は陽気なアメリカン気取り。表情豊かだが、内心はナイーブな一面をもつ。戦いの際は正々堂々と正面からぶつかって行く。その闘争本能は東方不敗マスター・アジア曰く「野獣」となぞらえられた。
彼のサポートクルーはキャス・ロナリー、バニー・ヒギンズ、ジャネット・スミス、シャリー・レーンの美女4人組(チボデーギャルズ)で、彼女らもチボデーと同じ境遇のニューヨーカーである。
ちなみに、苦手なものはピエロ。幼少期にピエロによって怖い思いをしており、その事がトラウマになっている。それが原因で対ジェスターガンダム戦では苦戦する事になった。
ガンダムマックスターのコックピットにバーボン(酒)を忍ばせており、ガンダムファイト優勝の暁には飲ませる(機体にかける)つもりだったが、グランドガンダムとの決戦に望む前に飲ませていた。
演者の大塚芳忠氏は「アメリカ人以上にアメリカ人っぽい演技をする人」という言われるが、海外ドラマの吹き替え(『フルハウス』のダニー、『新スタートレック』のデータなど)などとともにこのチボデーの演技も印象付けに一役買っているといえる。
スパロボシリーズにおいて
アメリカ関係のネタではジャック・キングなどに絡んだりすることがある。 その他にも出雲銀河の傷ついた少年の心を元気づけるなどイイ兄貴的存在。 ピエロが苦手という要素はトロワ・バートンの駆るガンダムヘビーアームズカスタムがピエロの仮面を付けているので、クロスオーバーとして用いられてもおかしくないのだが、現在の所、そのようなイベントは用意された事はない。
登場作品
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- 集中を持たないため、回避率を上げつつ戦うことができず、使いづらい。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 今回のエースボーナスは「初期気力+10、カウンター攻撃時のダメージ+50%」というもので、技量を養成しカウンター発動率を上げれば強力なエースボーナスとなる。また、本作は敵の回避率が尋常でないほど高いため、必中(しかも消費SP:10と低い)をもつことが利点となる。但しシールド防御はデフォルトで修得しない。スーパーモード時はガンダムマックスターの盾がなくなるためシールド防御の付加の優先順位は低い。
- スーパーロボット大戦R
- 落ち込んだ出雲銀河を励ます。また、ジャックとメリーの兄妹のおかしな言葉遣いにツッコミを入れるという、一風変わったやり取りがある。
- スーパーロボット大戦J
- シールド防御による援護防御役として使える。ガンダムマックスターが遠距離にも対応可能という仕様変更を受け、闘志を使った反撃役として使いたい所だが集中や鉄壁を持たない為難しい。またガンダムマックスターの性能が振るわない。Gガンダム勢はどの分岐を選択しても主人公と同行するので、このゲームの「分岐時に別ルートに行ったパイロットのレベルは合流時に自軍パイロット上位16人の平均レベルになる」仕様を利用してのレベル上げができない。以上のことから倉庫入りになる可能性が高い。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。最初はDG細胞に侵された状態で敵として登場するが、イベントで仲間になる。集中を覚え、努力もあるためレベルが上がりやすい。
- スーパーロボット大戦MX
- 搭乗機であるガンダムマックスターの燃費が良く、扱いやすい。また、出撃枠の圧迫と燃費の悪さが難点だが、合体攻撃である『シャッフル同盟拳』は強力であり、火力面の不安も無い。ただし、気力を上げる精神コマンドを持たない為、激励や強化パーツで優先的に補わないと、スーパーモードを発動させにくい点には注意が必要。
パイロットステータスの傾向
能力値
Gガンダム系らしく格闘や防御が高い。ガンダムマックスターがガンマンの要素を取り入れられた機体であるため、射撃も割と高めである。
精神コマンド
集中を覚えることが少ないのが残念だが、必中・ひらめき(不屈)を覚える為、雑魚戦よりもボス戦に向く精神コマンドを修得する。ハングリー精神ゆえか当初は努力も覚えたが、応援登場以後は覚えない傾向にもある。
- リンクバトラー
- 気合、集中、努力、熱血、挑発、ド根性
- 64
- 熱血、集中、努力、気合、ド根性、挑発
- MX
- 必中、加速、集中、熱血、不屈、直撃
- A、A PORTABLE
- 必中、努力、ド根性、気合、熱血、覚醒
- R
- 必中、努力、ド根性、不屈、気合、熱血
- J
- 必中、不屈、闘志、熱血、気合、友情
特殊技能(特殊スキル)
Gガンダム系では珍しいシールド防御を修得する。作品によっては自力でシールド防御を修得しない場合もある。ボクサーらしくカウンターレベルが高い場合が多い。
固有エースボーナス
PSP版Aにて実装。ボクサーのカウンターパンチを想起させる個性的、かつ強力なボーナス。
- 初期気力+10、カウンター攻撃時のダメージ+50%
パイロットBGM
- 「FLYING IN THE SKY」
- 前期OPテーマ。64で採用。
- 「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」
- MXにて採用。
- 「勝利者達の挽歌」
- 第24話で流れたシャッフル同盟との共闘での選曲。MX終盤に変更される。
人間関係
- ドモン・カッシュ
- ネオジャパンのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。文字通り、『拳で語り合った』仲である。
- ジョルジュ・ド・サンド
- ネオフランスのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。礼儀を重んじる彼とは正反対の性格だが、心の底では認め合っており、共闘することも多い。チボデーと同様、機体にシャンパンを忍ばせる点まで同じ。
- アルゴ・ガルスキー
- ネオロシアのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
- サイ・サイシー
- ネオチャイナのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
- キャス・ロナリー
- サポートクルー。
- バニー・ヒギンズ
- サポートクルー。
- ジャネット・スミス
- サポートクルー。
- シャリー・レーン
- サポートクルー。
- ショーン・ダグラス、ケディ・グラマン
- ネオ・アメリカ国防総省の一員。チボデーのガンダムファイト優勝を手柄にコロニー進出を狙う。そのためにドモンを始末しようとするが、真相を知ったチボデーに乗機を撃墜される
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
- カミーユ・ビダン
- Aでは、ギガノス軍に捕らえられたフォウやロザミィを助け出そうとする余り焦る彼と、アレンビーの事でナーバスになっていたドモンが揉めた時に、カミーユがドモンの減らず口から、ニュータイプ能力からアレンビーの事で悩んでいた事を見抜いた時に驚き、彼の力に舌を巻いていた。
スーパー系
- ジャック・キング
- AではTV版、RではOVA版の彼と競演しているが、極端なインチキアメリカ人口調に辟易する。
- デューク・フリード
- MXでは周囲の非難からマサトを擁護する彼へ、鉄也と共に辛辣な言葉をぶつける。
- 明神タケル
- 64では彼の監視をバニーに任せることになったのだが…。
- 出雲銀河
- Rでは落ち込んでいる彼を諭す一幕も。
バンプレストオリジナル
- エルデ・ミッテ
- MXにて彼女の行動に強い不信感を抱いていた。
名台詞
- 「シャラップ! このネオアメリカの、恥さらしがぁ!」
- 第2話より。ガンダムファイト前にドモンを始末しようとした、国防省のダグラスに対しての台詞。猪突猛進ながらも、フェアファイトが身上のチボデーの姿勢が伺える。
- 「奴は俺のように悩んでいるだけじゃない。前へ前へ、進んで進んで!真正面から戦う事だけを考えているんだ!わかったぜ、俺もあのデビルガンダムの恐怖を叩きのめしてやる!このファイター魂でな!」
- ギアナ高地で修行するドモンを見て感嘆した際の台詞。デビルガンダムの恐怖に取り付かれていたチボデーだが、彼の修行とこの後行うファイトを経て立ち直る。
- 「やめろぉ! その笑いはやめろぉぉっ! やめてくれぇぇぇ!!」
- 31話。ロマリオが化けた偽のチボデーと対峙し、錯乱して。嘲笑うような笑いと共に「ママはどうした?」と過去のトラウマを刺激されてしまう。
- 「そう、なんたって俺が五つの頃の話だからな。俺がママと一緒に暮らしていた頃の事さ。あん時のニューヨークは、今よりもっとひどい混乱期だった…」
「数少ないコロニーへのチケットを争い、よく暴動になったもんだ。俺もママもやっとの事で、コロニー行きのチケットを手にする事ができたんだ」
「その日ママは、地球での最後の思い出に、サーカスに連れて行ってくれた。その時だった…シャトルを条件に、観客を人質に取ろうとした襲撃だった…」 - 31話。レインに自分の過去を打ち明けるチボデー。
- チボデー「そのパニックの中で、俺は人質になっちまった…その怖さがわかるか?」
レイン「お母様は?」
チボデー「銃声はずっと鳴り続いていた。生きているとは思えない…それにママの事を思い出すたびに…くっ。…一人ぼっちで取り残された子供によ…!あいつは笑いかけるんだっ!」 - 前述の回想の後半部分。幼少のチボデーはピエロに扮したテロリストに人質にされてしまい、その事がずっと彼の心にトラウマとして深く刻み込まれていた。
- 「どうした・・・もう一度笑ってみなよ!」
- 第31話にてロマリオ・モニーニの乗るジェスターガンダムにバーニングパンチを打ち込んだ時の台詞。
- 「おもしれぇ!あんたとはいっぺん、ガンでやり合って見たかったのよ!」
- 第43話より。ジェントル・チャップマンの乗るグランドガンダムと対峙した際の台詞。単純に銃を使う者同士の闘いと見れば結構だが、拳銃とライフルでは距離が大違いである。
- 「グッバイ、チャンプ。」
- 第43話にてグランドガンダムへラストショットを撃ちながら。
迷台詞
- 「けっ、どっかの監督みたいな事言ってるぜ」
- ドラマCD「世界高達骨牌拳」内で、アルゴの「一番前で映画を見る」主義に対してのぼやき。今川監督のことを言っていると思われる、メタ的な台詞。
- 「異次元不敗?」
- 量産された不敗その4。大塚芳忠氏の独特な言い回しが印象的。
スパロボシリーズの名台詞
- 「勘弁してくれ! 全宇宙のアメリカ人が誤解されるじゃねえか!」
- 『A』より。ジャック・キングのスパロボオリジナルのインチキアメリカ人口調への反応。お前が言うな。というか「全宇宙のアメリカ人」という表現も何かおかしい。
- 「お前の力はお前の一人の力じゃねえ。それに気づけば、お前はもっと強くなる」
- 『R』より。アルテアに敗れて落ち込んだ銀河に自身の経験をふまえてアドバイスした。
- 「あの言い回し何とかならねえのか。アメリカが誤解されちまう!」
- 『R』より。こちらのジャック兄妹はOVA版設定のため、ジャックのみならず妹のメリーまでがインチキアメリカ人口調になってしまっている。
- 「ありゃあ血筋だな。きっと、先祖か身内に凄腕がいるんだろうぜ」
- MX中盤でのダイモスVS電童の模擬戦で、呑み込みの早い北斗にも格闘家としての資質が備わっている事を見抜いての一言。大正解である。
- 「それに何よりもあの女…! エルデ・ミッテが信用できんぜ!」
- MX終盤にて、アルベロがEVA量産機戦でマグネイト・テンに対して共闘を申し出た際、アルベロと同乗していたエルデに対して、嫌悪感を露わにしていた。後のエルデの行動を考えると、至極正論とも言える。