「強運」の版間の差分
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この手の能力のお約束だが、育成が進むと最終的に死にスキルと化してしまい、貴重な技能枠を無駄に占有するだけの存在となってしまう(Zシリーズのみ上書きが可能)。というか後半だと大半の敵を幸運効果で倒すのは無養成でも割と現実的になり、中盤までは資金の多い雑魚がそこまで出ないため、よほど極端な使い方をしない限り元から1枠使う価値があるかというとかなり厳しかったりする。技能枠の制限が緩い作品ではそういう問題は起きない。 | この手の能力のお約束だが、育成が進むと最終的に死にスキルと化してしまい、貴重な技能枠を無駄に占有するだけの存在となってしまう(Zシリーズのみ上書きが可能)。というか後半だと大半の敵を幸運効果で倒すのは無養成でも割と現実的になり、中盤までは資金の多い雑魚がそこまで出ないため、よほど極端な使い方をしない限り元から1枠使う価値があるかというとかなり厳しかったりする。技能枠の制限が緩い作品ではそういう問題は起きない。 | ||
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効果の特性上、戦闘面には全く寄与しないスキルだが敵パイロットも頻繁に所持している。仕様変更前の[[精神耐性]]と同様に敵が持っていても単なる死にスキルに過ぎず、あくまでキャラ付け程度の扱いである。 | 効果の特性上、戦闘面には全く寄与しないスキルだが敵パイロットも頻繁に所持している。仕様変更前の[[精神耐性]]と同様に敵が持っていても単なる死にスキルに過ぎず、あくまでキャラ付け程度の扱いである。 |
2022年9月29日 (木) 12:20時点における版
強運は特殊技能(特殊スキル)のひとつ。
概要
所持者が敵ユニットを撃墜した時の獲得資金がアップする。ただし、一部作品では一定条件下で「幸運」が発動する効果になっている。
現行の作品では資金が1.2倍UPする効果が多く、エースになると1.4(or1.44)倍UP、さらにエースボーナスや小隊長能力(隊長効果or艦長効果)等を加えると最大2倍に達する。ただし、精神コマンドの「幸運」と重複する作品は殆ど無く、2倍で打ち止めになる。
原則的に先天型の技能となっておりパイロット養成による取得は不可能。携帯機シリーズでは『スーパーロボット大戦UX』からスキルパーツ(アイテム)で付与可能な汎用スキル(ただし、パーツ・アイテムの入手に特殊な条件を要するレアスキル)となっている。
基本的に、元々獲得資金の多い敵には幸運などを使うことが多いため、それが使えない場合や、獲得資金が多目だが幸運を使うほどでもない敵相手に効果を発揮することになる。
この手の能力のお約束だが、育成が進むと最終的に死にスキルと化してしまい、貴重な技能枠を無駄に占有するだけの存在となってしまう(Zシリーズのみ上書きが可能)。というか後半だと大半の敵を幸運効果で倒すのは無養成でも割と現実的になり、中盤までは資金の多い雑魚がそこまで出ないため、よほど極端な使い方をしない限り元から1枠使う価値があるかというとかなり厳しかったりする。技能枠の制限が緩い作品ではそういう問題は起きない。
全滅プレイを繰り返すプレイヤーにとっては確実に無縁なスキルとなる。
効果の特性上、戦闘面には全く寄与しないスキルだが敵パイロットも頻繁に所持している。仕様変更前の精神耐性と同様に敵が持っていても単なる死にスキルに過ぎず、あくまでキャラ付け程度の扱いである。
『スーパーロボット大戦Operation Extend』では基本倍率が低下した代わりに、戦闘に役立つクリティカル率上昇効果が付いた。また、Lv制になりLv上昇に伴い効果がアップする。
『スーパーロボット大戦X-Ω』ではアビリティのひとつとして採用。敵ユニットが落とすアイテムコンテナのドロップ率を上げる効果を持つ。
作品 | 効果 |
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IMPACT | 1.5倍(幸運と重複可能) |
第2次α/第3次α | 1.2倍 |
OGシリーズ | 1.2倍 |
COMPACT3 | プレイヤーフェイズ時に気力130で精神コマンド「幸運」発動 |
Zシリーズ、V、X、T、30 | +20%UP(『第2次Z』からは「1.2倍」表記) |
UX/BX | 1.5倍 |
OE | +4%~(「幸運」と重複可能)、CT率+6%~ |
X-Ω | 敵のコンテナドロップ率が上昇 |
無限のフロンティア | 戦闘時、SP50%以下だと10%の確率で「幸運」発動(獲得G1.5倍) |
無限のフロンティアEXCEED | 戦闘時、SP50%以下だとランダムに「幸運」発動(獲得G1.5倍) |
主なパイロット
主に奇跡の生還を果たした人物、金稼ぎ及び裕福な職業へ就いている人物が所持していることが多い(なお前者の場合、人物によっては「味方を死なせて自分だけ生き残った」という皮肉もありうる)。中には「女性にモテる」ためと思われる人物も含まれ、逆に「男性にモテる女性」だから持っているといったケースは殆ど見受けられない(全くいないわけでもないが)。
敵パイロットが所持している場合は、キャラ付けの意味合いしか持たない。その反面、所持しているキャラは皆、一癖ある者ばかりである。
版権作品
- 一条輝
- ゼントラーディに捕まっても生還したからか。あるいは、『2人の女性に想いを寄せられた』という事から、という可能性も。
- 桂木桂
- 多くの女性と浮き名を流した、女性関係における運の良さを示したものだろう。
- バーナード・ワイズマン
- 原作では戦死しているが、同僚が戦死しても生き残っているのは相当の強運だろう。逆に小説版では生き残って見せた事や、ガンダムをザクで破壊した事からの習得とも受け取れる。SRWでの強運ぶりは別の所で発揮している。
- ジェリド・メサ
- 何度撃墜されても生き残っている…同僚は逆に戦死しているので彼自身は複雑な心境だろう。実装は『Z』のみで、『V』ではむしろ「不幸」になってしまっている。
- ジュドー・アーシタ
- たまたまアーガマがシャングリラに来たからガンダムに乗れたことからか、はたまた先代のアーガマのエースと違って無事に戦いを終えられたからか。
- 『V』『X』『T』で所持しており、Zシリーズにおけるガロードに代わるポジションのようなニュアンスも感じる。
- キンケドゥ・ナウ
- コックピットをビームサーベルで貫かれて地球に蹴り落とされても生きていた彼には相応しい技能だろう。
- 『V』では持っておらず、代わって底力L7があるので「運ではなく胆力の賜物」とでも解釈が変わったのかもしれない。
- ヒイロ・ユイ
- 自爆しても死に切れないからかもしれない。現在のところTV版設定のヒイロはいずれも強運を持っていないため、彼の強運は後天的なものらしい。
- ガロード・ラン
- 『Z』では隊長効果とエースボーナスに、艦長効果も組み合わせればカンスト。しかし、その為に修得した「幸運」の立場が無くなる。
- ソシエ・ハイム
- ハイム家のお嬢さん。未熟ながら最後まで戦い抜いたからかもしれないが、寧ろ彼女の境遇は(『Z』の精神コマンドも)「不幸」なのが…。
- パトリック・コーラサワー
- ガンダムシリーズ最大の死亡フラグブレイカー。何度撃墜されようと生き残る(しかも、どんな状況であろうとも必ず無傷で生還する)彼には相応しい技能だろう。
- 『UX』では彼(とアンドレイ)の自軍加入フラグを成立させることでスキルパーツとして入手できる。
- キッド・ホーラ/ゲラバ・ゲラバ/ケジナン・ダッド
- 何回やられようと復活するギャグキャラ体質のせいだろうか?
- キッズ・ムント
- シベリア鉄道警備隊の社長。過去作で社長が強運と同効果だったからか?
- アマノ・ヒカル
- 漫画家で儲けているからか。あるいはいわゆる「オタサーの姫」(=オタクの男達に持て囃される女子)っぽいからという可能性も…。
- 蒼斧蛍汰
- オカルト的描写の多い作品ゆえ、上記の「奇跡の生還」に近い位置づけ。また、本当に普通の少年であった彼に与えても特に誤解を招かない技能はこれしかなかったのかもしれない。
- シモン
- カミナがグレンの頭にラガンを叩きつけると偶然合体してしまったように、結果的に新しい道へと導かれる天運の持ち主。
- ジェイソン・ベック
- 何度捕まっても脱獄し、問答無用でOサンダーをぶち込まれ撃墜されてもまた復活する敵役。
- 『第3次Z天獄篇』ではエースボーナスに絡むのでうっかり上書きしてしまわないよう注意。
- 早乙女アルト
- 女性関係だけでなく、才能・容姿・家柄など彼がさまざまな面で恵まれているためか。
- 玉城真一郎
- おそらくコードギアス本編被撃墜数No.1。でも死なない。
- ダレ・コチャック
- 技術者あがりで大した戦闘能力もないのに幾度となく死地を生き延びた強運の持ち主。でも結局最後は自らの強運を異能生存体と過信しすぎて死ぬあたり、アストラギウス銀河における柿崎ポジションと言うべきか。
- 相良宗介
- 過酷な戦場を幾度もなく生き延びてこれたからか。原作小説でも運が良かったと書かれている。もっともごく普通の家庭に生まれ、家族からの愛を受けていた彼が幼少期から壮絶な人生を送って生きてきたのは不幸としか言いようがない。
- 破嵐万丈
- ロボット物の作品でも上位に入るであろう裕福さ故か、近時の作品では修得する傾向がある。エースボーナスを含め、旧作のオリジナル設定である「破嵐財閥」の内容を一部引き継ぐ形となった。
バンプレストオリジナル
- リン・マオ
- マオ・インダストリーの社長。残念ながら『OG2』では所持してない。
- マイ・コバヤシ
- レビ時代からの生還を果たしたゆえだろう。先天技能に恵まれる反面、技能養成の幅がきつくなってしまっているのも確か。
- ヴィレッタ・バディム
- 『OG1』のみ取得。
- キョウスケ・ナンブ
- 死の淵から幾度となく生還している、SRW随一の強運持ち。
- リルカーラ・ボーグナイン
- エアロゲイターの襲撃で家族は命を落としたが、彼女だけは生き残っている。また『α』にてデフォルト誕生日では社長(後述)を所持していたことを引き継いだ可能性も。
- アラド・バランガ
- 撃墜され王を自称し、何度も生還している。強運とラッキーを両方習得することから、本人は敗北宣言しているが実はキョウスケより凄いのかもしれない。
- ヒューゴ・メディオ
- 一度瀕死の再起不能となるが、復帰している。
- フォルカ・アルバーク
- 『COMPACT3』では所持。
- シャイン・ハウゼン
- リクセント公国のプリンセス。エースとエースボーナス込みで1.728倍となる。さらに『第2次OG』では資金+のアビリティをつけると1.9倍に。戦闘能力は低いので、パイロットやフェアリオン・タイプGの強化が必須。
- 『OGS』以降はツインユニットを組んで同調を使う事でもフォロー可能。また、合体攻撃があるので火力自体は高い。
- ちなみに洗脳された時のみラッキーも両立している。これは強運だからというより予知能力によるものと思われる。
- 楠舞神夜
- 『EXCEED』で所持。姫でもあるが、わざわざ追加されたことからすると1作目で死ぬはずだったところを生き延びたからかもしれない。
- 錫華姫
- 無限のフロンティア1作目で所持。
- ツィーネ・エスピオ
- マップ兵器が使いやすいからか、正式参戦時には無いのが残念。
- クロウ・ブルースト
- 前述の金持ち人物とは真逆に、大量な借金を抱えており貧乏人…が、エースとエースボーナス込みで1.8倍となる。前述のシャインと違い、彼は同作の主人公(また元特殊部隊に所属)であるため、戦闘能力の心配がない。
- ミオ・サスガ
- 旧シリーズでは底力かガッツがデフォルトだったが、OGシリーズでは強運を習得。その代わり、底力に相当するスキルを失い、上書き不可能な仕様も合わさって戦闘能力が低下してしまった。
- 叢雲総司、如月千歳
- 『V』の主人公二人。どちらもガミラスの攻撃で仲間や家族を亡くしながらも本人が生き延びてきたが故か(こちらも実際は不幸だという見方もありうるが)。
- いずれも当人が主人公として選ばれている場合のみ習得しており、サブ主人公時には習得しない。『T』のゲスト参戦時はそれぞれ後期主人公機に乗るので両者とも主人公扱いになっているのか、二人して所持している。
敵パイロット
関連項目
- エース
- 多くの作品で、獲得資金アップのボーナスがある。
- 社長
- かつてはこの名称で強運と同じ効果が採用されていた。Zシリーズや『VXT三部作』では別の効果を持つ。
- メイルライダー
- 強運と同じ効果。『V』では強運も存在するがこの境遇に置かれた者達はむしろ明らかに不運・薄幸なので、これで正解であろう。
- カウボーイ
- 強運の上位互換であり、気力により倍率が上昇する。また、獲得資金により気力上昇もあるなど強力である。作品的には、上記のメイルライダーと「賞金稼ぎ」というイメージが重なっている。
- ラッキースター
- 『T』で採用されたL2は『COMPACT3』の強運と同じ効果となっている。
- 一攫千金、一挙両得
- 強運と同様の効果(ただし、Lvにより1.1倍~1.3倍に変化)。こちらは「幸運」と重複する。
- 小隊長能力 / 隊長効果 / 艦長効果
- 一部キャラに資金アップの効果がある。
- 機体ボーナス
- パートナーバトルシステム採用のシリーズで一部機体が資金アップの効果を持つ。この効果を持つ機体同士を組ませても累積はせず、高い方が優先される。
- ラッキー
- 強運と名前は似ているが、全く別の効果を持つ技能。
- EXPアップ
- 実質的に強運の経験値版。こちらは後天技能で、パイロット養成で取得可能。
- ガンバリ屋
- こちらも実質的に強運の経験値版であり、『UX』から汎用スキルとしてスキルパーツ(アイテム)で付与可能。