「ヒュッケバインボクサー」の版間の差分

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:初登場作品。[[ヒュッケバインMk-III]]入手から数話後に[[換装]]可能になる。高威力の格闘武器が追加され、運動性は若干下がるが装甲が大きく上昇している上にG・テリトリーを持つため、'''スーパー系の火力・耐久力とリアル系の回避力を兼ね備える'''何気にとんでもない機体。また機体、パイロット、追加武器は全て海A、最強武器は空もAと苦手な地形も無く、追加武装が格闘ばかりのため[[ヒュッケバインMk-II|Mk-II]]で鍛えられた格闘をそのまま活かせるのもメリット。ただし、射程1に偏っていて貴重な有射程P武器のファング・スラッシャーは射撃扱いなので格闘一辺倒で良いとは言い切れない。何より'''[[ヒュッケバインガンナー|ガンナー]]がもっと強い'''ので使う理由を見出しにくい不遇の存在。
 
:追加武装のうち威力が低いガイスト・ナックルは気力制限もあるが命中補正が高く消費が軽く、威力が高いカタパルト・キックは気力制限は無いが消費が少し重く命中補正がロシュセイバーと同程度とやや扱いがちぐはぐ。Gソード・ダイバー共々どちらも射程1なので使い分けも難しい。
 
:追加武装のうち威力が低いガイスト・ナックルは気力制限もあるが命中補正が高く消費が軽く、威力が高いカタパルト・キックは気力制限は無いが消費が少し重く命中補正がロシュセイバーと同程度とやや扱いがちぐはぐ。Gソード・ダイバー共々どちらも射程1なので使い分けも難しい。
 
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 
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2024年2月18日 (日) 09:28時点における最新版

ヒュッケバインボクサー
外国語表記 Huckebein Boxer
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦α
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 パーソナルトルーパー
ヒュッケバインシリーズ
型式番号 RTX-011AMB
全高 23.4m
重量 113.7t
動力 トロニウム・エンジン
基本OS TC-OS
補助システム グラビコン・システム
補助MMI T-LINKシステム
素体 ヒュッケバインMk-III
所属
主なパイロット
  • スーパーロボット大戦α主人公
  • リョウト・ヒカワ(OGシリーズ)
  • テンプレートを表示

    ヒュッケバインボクサーは『スーパーロボット大戦α』の登場メカ。

    概要[編集 | ソースを編集]

    ヒュッケバインMk-IIIが換装パーツのAMボクサーと合体した形態。機体各部に姿勢制御用のスラスターが取り付けられていて、近接戦闘用の武装が追加され装甲も強化される。

    巨大な腕と脚で構成されたAMボクサーの中央に、バックパックを外したMk-IIIが収まるようにして合体する。MK-IIIとAMボクサーの合体は、Gソード・ダイバーの描写を見るにバックパックさえ外しておけば自由に行える模様。

    AMボクサーの腕はMk-IIIがボクサーの腕に取り付けられているグリップを掴んで使用する。それ以外の場面ではMk-III側の両腕が自由なため、Mk-IIIの固定兵装がほぼ全て問題なく使用できる。

    Mk-IIIは「小型・高性能化したSRX」をコンセプトに開発された機体で、SRXの武装を参考にして、より扱いやすく低燃費を実現したこのボクサー形態はまさに「小型・高性能化したSRX」となる。SRXが一撃必殺型であるならば、ボクサーは長時間継戦型であるといえよう。

    AMボクサー[編集 | ソースを編集]

    ヒュッケバインMk-III専用の換装パーツとして開発されたAMパーツ(アーマード・モジュール)

    SRX用のRWシリーズの2号機「R-SWORD」として開発されていたが、ヒュッケバインMk-IIIのロールアウトが早まったため、急遽Mk-III用のAMパーツへの改修が行われた。R-SWORDはSRX用の大型剣「重力剣Gソード」に変形する機体で、Gソード・ダイバーはこの変形機構を流用した武装。このAMボクサー自体にもジェネレーターが搭載されているが、Gソード・ダイバーを使用するにはトロニウム・エンジンを搭載したMk-IIIのように、高出力のジェネレーターを搭載した機体との合体が必要になる。

    急遽開発されたAMパーツであったためか戦線への投入はMk-IIIよりやや遅れる形となり、αシリーズではMk-IIIの戦線投入からしばらくして後、リン・マオによってAMガンナーと共にロンド・ベルに届けられる。OGシリーズではAMガンナーは完成していたが、こちらは月のマオ・インダストリーからの脱出後に地球連邦軍の伊豆基地に運ばれ、カーク・ハミルロバート・H・オオミヤに協力を仰いで完成する。

    Mk-IIIのテスト機であるエクスバインとも合体が可能で、その際には「エクスバインボクサー」と呼称される。封印戦争後に2機のエクスバインが新造された際には、赤いタイプL用に赤いAMボクサーが用意されている。こちらではトロニウム・エンジンを搭載していないため、新型コンデンサー等で出力を強化する事で稼働時間を延ばして運用される。

    登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

    αシリーズ[編集 | ソースを編集]

    スーパーロボット大戦α
    初登場作品。ヒュッケバインMk-III入手から数話後に換装可能になる。高威力の格闘武器が追加され、運動性は若干下がるが装甲が大きく上昇している上にG・テリトリーを持つため、スーパー系の火力・耐久力とリアル系の回避力を兼ね備える何気にとんでもない機体。また機体、パイロット、追加武器は全て海A、最強武器は空もAと苦手な地形も無く、追加武装が格闘ばかりのためMk-IIで鍛えられた格闘をそのまま活かせるのもメリット。ただし、射程1に偏っていて貴重な有射程P武器のファング・スラッシャーは射撃扱いなので格闘一辺倒で良いとは言い切れない。何よりガンナーがもっと強いので使う理由を見出しにくい不遇の存在。
    追加武装のうち威力が低いガイスト・ナックルは気力制限もあるが命中補正が高く消費が軽く、威力が高いカタパルト・キックは気力制限は無いが消費が少し重く命中補正がロシュセイバーと同程度とやや扱いがちぐはぐ。Gソード・ダイバー共々どちらも射程1なので使い分けも難しい。
    スーパーロボット大戦α for Dreamcast
    ガイスト・ナックルの威力が少し増えた反面、カタパルト・キックの威力が大きく減少して配置順序が入れ替わった。更にGソード・ダイバーの威力が落ちたうえに消費ENが50から60に増加、また装甲もやや減少しているとかなり弱体化。
    ガンナーも武装の威力が低下しているがEN消費も軽減されているのと、逆にこちらは装甲が増加している等、ガンナーの優位性がより際立つことになった。

    OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

    スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
    Mk-III入手から数話後に換装可能になる。本作からボクサー形態でも分身が可能になった。
    条件を満たせばMk-IIIを2機入手できるが、両方をボクサー形態に換装することはできない。先に入手できるタイプLのカスタムボーナスが装甲上昇なので、ボクサーにするならこちらがお勧め。
    本作のガンナーは様々な面で下方修正がなされたため、ボクサーは相対的に価値が上がったことになる。射程が極端に短いのは弱点のままだが、Gソード・ダイバーの攻撃力は合体攻撃を除けばサイバスターのコスモノヴァと共に屈指の破壊力を誇り、同じくαが初出の龍虎王虎龍王)よりも火力が上で燃費は良好。装甲ジガンスクード並みに分厚くバリアも有している。運動性はMk-IIIよりも低くなってしまうが、全く問題にならないレベルで、ちゃんと避ける事が出来る上にαでは使えなかった分身が使えるようになっている。
    スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
    『OG2』に準拠。
    スーパーロボット大戦OG外伝
    MK-III登場時から換装可能。修羅神の機体など、機体特性が格闘の機体が増えたので、本機にリョウトを乗せてツインユニットのサブとして運用すると良い。パートナーとなるツインユニットの相方は、SRXダイゼンガービレフォールグルンガスト参式(この場合、メインパイロットはリオ・メイロンがベスト)、ソウルゲインあたりが良いだろう。

    装備・機能[編集 | ソースを編集]

    武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

    ヒュッケバインMk-IIIの両腕が使えることもありMk-IIIの武装も使用可能。ただしOGシリーズでMK-IIIに装備させた換装武器はボクサーには反映されない。

    ツインバルカン / バルカン砲
    Mk-IIIの頭部に装備された二門装備のバルカン砲。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
    ロシュセイバー
    Mk-IIIが装備している非実体剣。Mk-III側の腕で使用する。OGシリーズでは換装武器扱いのためか使用不可。
    グラビトン・ライフル
    Mk-IIIが装備しているライフル。Mk-IIIと同様に『α』ではワームホールから出現したライフルを、OGシリーズではどこからか射出されたライフルをMk-III側の腕で掴んで使用する。
    『OG2』からはMk-IIIやガンナーとは異なる仕様になり、射程は短くなるが移動後に使用可能な武器になった。
    ファング・スラッシャー
    Mk-IIIが装備している十文字ブーメラン。Mk-IIIの左腕から射出され、ボクサー側の腕で掴んで投擲する。
    ガイスト・ナックル
    AMボクサーの両腕にMk-IIIの腕をリンクさせて巨大な拳で殴りつける。OGシリーズにおけるモーション作成者はリョウト・ヒカワ
    拳部分にR-1のT-LINKナックルのようなフィールドを展開している描写があるが、使用するのに念動力は必要ないため、重力系の技術が用いられていると思われる。武装名称やエフェクトからゼ・バルマリィ帝国の機体であるエゼキエルのガイスト・ブローを元にしているのかもしれない。
    Gソード・ダイバーに念動力が必要ため、念動力持ち以外のキャラを乗せるプレイヤーは少ないだろうが、それらのキャラにも専用台詞が用意されている。
    カタパルト・キック
    カタパルトで射出されたかのような勢いで、AMボクサーの巨大な脚で飛び蹴りを浴びせる。
    OGシリーズでは単独使用は不可で、Gソード・ダイバーの演出に組み込まれている
    Gソード・ダイバー (グラビティソード・ダイバー)
    Mk-IIIとAMボクサーが分離し、重力剣に変形したAMボクサーを切っ先から重力場を発生させた状態で相手に突貫させる。Mk-IIIは分離直後はAMボクサーの上に乗り、相手に狙いを付けて突貫させる直前に離脱する。
    使用にはトロニウム・エンジンの出力上昇が必要であり、出力調整にはT-LINKシステムを用いているため、使用には一定値以上の念動力Lvが必要になる。
    『OGs』以後はバリア貫通能力が付加。

    特殊能力[編集 | ソースを編集]

    グラビティ・テリトリー / G・テリトリー
    Mk-IIIと同様の重力場のバリア。全属性のダメージを一定値以下まで無効化する。Mk-IIIから装甲が強化されるので、多少の攻撃には有効。『α』では前者、OGシリーズでは後者の表記。
    分身
    Mk-IIIと同様の機能だが、ボクサー形態ではOGシリーズから使用可能になった。
    換装
    インターミッションでMk-IIIに戻すか、ヒュッケバインガンナーに形態変更を行う。OGシリーズではガンナーは合体扱いになったので、Mk-IIIに戻すだけになった。

    移動タイプ[編集 | ソースを編集]

    サイズ[編集 | ソースを編集]

    M
    AMボクサーを装着することで大きくなるが、ゲーム上ではMK-IIIと同様のサイズ。

    カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

    Mk-IIIがタイプLかタイプRで異なるカスタムボーナスが付与される。

    タイプL
    装甲値+10%、最大EN+10%
    タイプR
    運動性+10%、最大EN+10%

    機体BGM[編集 | ソースを編集]

    「Ace Attacker」
    ヒュッケバインMk-IIIのテーマ。

    関連機体[編集 | ソースを編集]

    ヒュッケバインガンナー
    ヒュッケバインMk-IIIのもう一つの換装形態。
    SRX
    MK-IIIのコンセプトは「小型・高性能化したSRX」。『α』では文字通り、SRX以上の性能を発揮した。
    R-GUN
    RWシリーズの1号機。AMボクサーの兄弟機ともいえる。

    余談 [編集 | ソースを編集]

    脚注[編集 | ソースを編集]

    1. ソフトバンクパブリッシング『スーパーロボット大戦α パーフェクトガイド』482頁より。