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'''イーグレット・アンサズ'''は『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』の登場人物。
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== 概要 ==
 
[[イーグレット・フェフ]]により生み出された[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。自律金属細胞「[[マシンセル]]」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。OGシリーズでは強靭な肉体を有する[[ブーステッド・チルドレン]]、[[アラド・バランガ]]が肉体のベースとなっている。
 
[[イーグレット・フェフ]]により生み出された[[人造人間]]「[[マシンナリー・チルドレン]]」の一人。自律金属細胞「[[マシンセル]]」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。OGシリーズでは強靭な肉体を有する[[ブーステッド・チルドレン]]、[[アラド・バランガ]]が肉体のベースとなっている。
  
 
常に相手を小馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべており、チルドレンの中では他者を見下している印象が最も強い。また、三人の中では最も狡猾な性格(その辺りはOG2の性格設定でも再現されている)。
 
常に相手を小馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべており、チルドレンの中では他者を見下している印象が最も強い。また、三人の中では最も狡猾な性格(その辺りはOG2の性格設定でも再現されている)。
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名前の由来は[[ルーン文字]]4番目の「アンスズ」から。意味は「口、オーディーン神、英語のanswer(ansuz)」。由来の番号から彼が4号と思われる。
  
 
専用機体の[[ベルゲルミル]]は銀色([[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では青色だが、これは設定ミスらしい)。
 
専用機体の[[ベルゲルミル]]は銀色([[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]では青色だが、これは設定ミスらしい)。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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=== [[αシリーズ]] ===
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦α外伝}}
 +
:初登場作品。ウルズ、スリサズほど言動が目立っておらず、本人と[[ベルゲルミル|専用機]]の能力も若干控え目と、3人の中では扱いが少し寂しい。とはいえ全体で見ればかなりの強敵であり、非常に厄介な存在である。
  
=== [[αシリーズ]] ===
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=== 単独作品  ===
;[[スーパーロボット大戦α外伝]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
:彼自身の能力・機体性能の両面において、兄弟3人の中では最弱。とはいうもののそこらの版権ボスを遥かに上回る強敵であることには変わりなく、中ボス格として登場するにはあまりにも突出した性能で苦戦を強いられる。熟練度によっては精神コマンドや量産機による援護も使いこなしてくるため、更に厄介に。
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:第12回制圧戦「蒼き隼」のボスユニット。
  
 
=== [[OGシリーズ]] ===
 
=== [[OGシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}}
 
:スリサズと必ずペアで登場し、暴走しがちなスリサズの抑え役に回ることが多い。全キャラクターのうち、性格設定が唯一「狡猾」であり、実質彼専用の性格となっている。<br />尚、OG設定ではマシンナリー・チルドレンの中では3号体とされている。
 
:スリサズと必ずペアで登場し、暴走しがちなスリサズの抑え役に回ることが多い。全キャラクターのうち、性格設定が唯一「狡猾」であり、実質彼専用の性格となっている。<br />尚、OG設定ではマシンナリー・チルドレンの中では3号体とされている。
;[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATIONS]]
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;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}}
 
:リメイク版でも内容は概ね同様。ストーリー的には中ボスクラスの立ち位置なのだが、相変わらずそんなことをまるで感じさせない図抜けた能力値で味方を苦しめる。スリサズ同様、能力値はラスボスに匹敵する。
 
:リメイク版でも内容は概ね同様。ストーリー的には中ボスクラスの立ち位置なのだが、相変わらずそんなことをまるで感じさせない図抜けた能力値で味方を苦しめる。スリサズ同様、能力値はラスボスに匹敵する。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
 
 
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
他のチルドレン同様に全能力が非常に高い。スリサズと比べると、技量を除く全ての能力値が劣っている。と言っても敵パイロットの中でも能力がかなり高く、厄介な敵であることに変わりはない。(α外伝)
+
全体的に非常に高い能力値を持つ。多少の優劣はあるが、チルドレン3人の能力値はほぼ同じになっている。
  
嫌になるくらい能力が高い。スリサズ同様に回避はOGsの全パイロットの中で最も高く、その他の能力もトップクラス。スリサズと比べると、格闘を除く全て能力が勝っている。α外伝とは立場が逆転してしまった。当然、格闘の能力値もゼンガーやウォーダンより高い。(OGs)
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『OGs』では3人並んで回避が作中トップ。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
;[[集中]] [[ひらめき]] [[加速]] [[かく乱]] [[奇襲]] [[魂]](α外伝)
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;[[α外伝]]
:奇襲を除く他の精神は各チルドレン共通で、5つ目の精神だけは異なり、各チルドレンの個性が設定されている。アンサズの場合、狡猾な性格を反映したのか、奇襲になっている。
+
:'''[[集中]][[ひらめき]][[加速]][[かく乱]][[奇襲]][[魂]]'''
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:5つ目の精神以外はチルドレン3人とも共通。
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:なお、イベントで使用する機会があるのは「[[熱血]]、[[必中]]、ひらめき、[[根性]]、[[ド根性]]、[[気合]]」となっている。
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[ガッツ]] [[指揮官|指揮官L1]] [[援護|援護L4]] (α外伝)
+
;[[α外伝]]
:チルドレン共通のガッツを所持しているのでHPが減る度、装甲が徐々に上昇し、一定値を下回ると最終命中率・回避率も大幅に上昇し、高い能力値と合わさってゲーム中屈指の強さ。指揮官の技能Lがチルドレンの中で最も低いが、援護だけはL4まで到達する。
+
:'''[[ガッツ]][[指揮官]]L1、[[援護]]L4'''
 
+
:習得技能はチルドレン3人とも共通。指揮官は一番劣る。
;[[天才]] [[リベンジ]] [[援護攻撃]] [[底力]] [[ガンファイト]] [[カウンター]] (OGs)
+
;[[OGs]]
:天才、リベンジ、底力等凶悪な技能が豊富。ガンファイトで底上げされた攻撃力はリベンジを併用すると致命的なダメージになりやすい。スリサズに能力値で勝ってる分、特殊技能面ではアタッカーの変わりにリベンジを所持しているため、プレイヤーフェイズでは若干攻撃力が低いが、気力制限がなく常時発動している面では勝っている。エネミーフェイズではスリサズと変わらない状態になるため、自軍が危険になる。回避、防御を確実に。彼と戦う時に精神コマンドは必須。α外伝の時に所持していた指揮官はなくなったが、援護は援護攻撃に形を変えて残った。
+
:'''[[天才]][[リベンジ]][[援護攻撃]]L4、[[底力]]L9、[[ガンファイト]]L9、[[カウンター]]L9'''
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:凶悪な技能を多く習得する。チルドレン3人の中で唯一援護が残っている。
  
 
=== [[エースボーナス]] ===
 
=== [[エースボーナス]] ===
;「クリティカル発生率+20%
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;クリティカル発生率+20%
:OGsでのエースボーナス。パイロットのレベルの都合上、これが適用されるのはEX-Hardのみ。高い攻撃力がクリティカルにより底上げされる。装甲が低いユニットでは撃墜を免れないだろう。[[ひらめき]]、[[不屈]]で確実に防ぎたい。
+
:『OGs』でのエースボーナス。ただし、適用されるのはEX-Hardのみ。
 
 
== 搭乗機体 ==
 
;[[ベルゲルミル]]
 
:α外伝では青色のベルゲルミルに搭乗。OGシリーズでは銀色のベルゲルミルに変更された。
 
  
== [[BGM|パイロットBGM]] ==
+
== パイロットBGM ==
 
;「THE GATE OF MAGUS」
 
;「THE GATE OF MAGUS」
:α外伝におけるアンセスターのデフォルトBGM。マシンナリー・チルドレンは全員このBGM。OGsでは[[ウォーダン・ユミル]]の専用BGMになってしまったので、変わりに汎用のBGMが設定されている。
+
:『α外伝』における専用[[BGM]]。
 +
:『OGs』では本曲は[[ウォーダン・ユミル|ウォーダン]]専用BGMとなっているため、汎用BGMが設定されている。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[メイガス]]
 
;[[メイガス]]
:アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。α外伝ではその指示に従っていた。
+
:アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。『α外伝』では彼女の指示に従っている。
 +
;[[イーグレット・ウルズ]]、[[イーグレット・スリサズ]]
 +
:同じマシンナリー・チルドレン。
 +
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 +
:『α外伝』ではアンセスターの一員として共闘しているが、「洗脳処置された人間」であるため危険視もしている。
 
;[[イーグレット・フェフ]]
 
;[[イーグレット・フェフ]]
:生みの親であり、OGシリーズでは「パパ」と呼んでいた。
+
:自身の創造主。「OGシリーズ」では「パパ」と呼んでいる。
;[[イーグレット・ウルズ]]
 
:マシンナリー・チルドレンの一人で、リーダー。
 
;[[イーグレット・スリサズ]]
 
:マシンナリー・チルドレンの一人。
 
;[[ゼンガー・ゾンボルト]]
 
:α外伝では洗脳された彼と共闘するものの、その存在を快くは思っておらず、最終的には敵対する。
 
 
;[[アラド・バランガ]]
 
;[[アラド・バランガ]]
:彼の肉体のベースとなった存在。新人類たるべき自身が[[ブーステッド・チルドレン]]の中でも落ちこぼれである彼から生まれているという事実が許せず、彼を殺害し、自身の出自を葬りさることで新人類としてのアイデンティティーを確かなものにしようとしている。
+
:「OGシリーズ」では彼の肉体が自身のベースとなっているが、[[ブーステッド・チルドレン]]の落ちこぼれが元になっているという事実が許せないでいる。
 
;[[オウカ・ナギサ]]
 
;[[オウカ・ナギサ]]
:OG2で彼女を救助した際、[[ブーステッド・チルドレン]]である彼女を「出来損ないの人形」と見下していた。
+
:『OG2』で彼女を救助した際に、ブーステッド・チルドレンである彼女を「出来損ないの人形」と見下していた。
 
 
== 他作品との人間関係 ==
 
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
+
;「敵対勢力のせん滅に何のためらいもないところは評価できるんだけどねえ…」
=== αシリーズ ===
+
:『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』第34話「この星は僕らのものだ」より。地球にもダメージの出る手段ではあるが、暴走した[[メカギルギルガン]]を放つという[[ガレリィ長官]]の作戦に多少の理解を示している。
 
;「自らの手で大地を汚染し、再生させ…また汚染する。まったく、困った住人達だねえ…」<br />「かつて、この星を救った存在が誰であるかも知らずに…」
 
;「自らの手で大地を汚染し、再生させ…また汚染する。まったく、困った住人達だねえ…」<br />「かつて、この星を救った存在が誰であるかも知らずに…」
:[[α外伝]]の第37話で核を使おうとした[[フロスト兄弟]]に対して。
+
:『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。上記のイベントを見ていない場合に発生する。こちらでは同じ過ちを犯す人類にあきれ果てている。
 +
;「愚かだねえ…。お前達は自分達のなすべきことを見失っているよ」<br />「ムーンクレイドルの管理者は彼らに未来を託したようだけど…。確かに結果はすでに見えているかも知れないねえ」
 +
:『α外伝』第34話or第37話より。プリベンターの排除を訴えるスリサズの意見に乗るように賛同している。
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;「なら、彼らに見切りをつけて僕達やゼンガーで地下勢力を排除すればいい。そう、昔のようにね…」<br />「それに、同じ過ちを繰り返すだけだということは歴史が証明しているじゃないか…」<br />「やはり、僕達はこの時代に目覚めた以上…自然環境だけでなくこの星の全てを管理するべきだ」
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:上記の続き。スリサズとは違い、冷静にハッキリと人類を抹殺するべきだと意見している。
 +
;スリサズ「それで…メイガスの具合はどうなんだ?」<br />ウルズ「あの後、特に変わった様子はない」<br />アンサズ「…ゼンガーはともかく、メイガスまで過去の記憶をリロードするとはねえ」<br />スリサズ「前回の地下勢力との戦いでこのようなことはなかった」<br />アンサズ「やはり、同時代の人間と接触したのがまずかったか…」<br />スリサズ「まさか、メイガスまで以前の人格を取り戻しはしないだろうな?」<br />ウルズ(………)「…それはあり得ない」<br />アンサズ「となると、ゼンガーの方が危険だねえ」
 +
:『α外伝』第41話「恐竜帝国の滅びる日」or「黒歴史の終焉」より。メイガスに忠実な三人だが、[[ソフィア・ネート|元は人間]]である彼女に対しては注意もしていた。
 +
;アンサズ「ここはアースクレイドルの人工冬眠施設…もっとも、誰もその中で眠ってはいないけどね」<br />スリサズ「全ての人工冬眠者はメイガスによって処理されたのさ」<br />アンサズ「旧人類の生き残りなど、僕らが管理する世界には不要な存在だったからねえ、フハハハハ!!」
 +
:『α外伝』第43話「眠れ、地の底に」or「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。今までとは逆にスリサズよりも感情的になっている。
 +
;アンサズ「ぜい弱なタンパク質の固まりだろ? そして、僕達マシンナリーチルドレンの足下にも及ばない…取るに足らない存在…」<br />スリザス「そう。愚かな争いを繰り返し、地球を汚染するだけの存在でもある」<br />アンサズ「お前達では地球を存続させることは出来ない…メイガスはそう判断したんだよ」<br />スリザス「だから、僕達はお前達をこの星から消去するんだ」<br />アンサズ「さあ、来るがいい…愚かな旧人類達よ。この星の管理者として相応しい者が僕達だということを…」<br />アンサズ「その命と引き換えに教えてやる!!」
 +
:上記の続き。彼らが人間をどのように見ているかがよくわかる。
 +
:ちなみに『OG2』の「眠れ、地の底に」でもメイガス周りの台詞を改変した上でほぼそのまま使われている。
 +
;「僕達がフェフと同じだと思うなよ! あんな人間とマシンナリーチルドレンは根本から違うんだ!!」
 +
:『α外伝』第43話「人類死すべし」より。ゼンガーに対しての台詞だが、同時に自身の創造主でもあるフェフも見下している。
 +
;「こ、これは何かの間違いだ…! この僕が…マシンナリーチルドレンが旧人類に倒されるなんて…!!」<br />「そうだ、間違いだ! 何かの間違いだぁぁぁぁぁ…!!」
 +
:『α外伝』第43話での撃墜時の台詞。上記のいくつかの台詞も含め、スリサズよりも感情が破綻している印象を受ける。
 +
:ちなみに『OG2』における「眠れ、地の底に」ではこの断末魔はアレンジの上でスリサズに回されている。
 +
;「馬鹿な! 僕はマシンナリー・チルドレン! 地球の後継者だ!」<br/>「そ、それがなぜ!? 愚かな旧人類如きにぃぃぃ!?」
 +
:その『OG2』での断末魔はこちら。
 +
;「…アラド・バランガの言う通りだったね、スリサズ」<br/>「だが、僕は君とは違う……僕は感情に飲まれたりはしない……」
 +
:同シナリオでスリサズを先に撃破した場合。
  
;「ムーンクレイドルの管理者は彼らに未来を託したようだけど…。確かに結果はすでに見えているかも知れないねえ」
+
== 搭乗機体 ==
:上の場面の後、ウルズがプリベンター達にこの星を救う意思があるかどうか尋ねたが、彼らは地球の守護よりも人類同士の争いを終結させる事を優先させる道を選んだため、ウルズ達と共も人類抹殺を決意した。<br />何千年という気の遠くなるような年月を過ごし人類の戦いの歴史を知っている彼らにとって、プリベンターが人類同士の戦いを収めることなど出来はしないと思っていたため、彼らが前述の結論に至るのも無理は無いだろう。事実、α外伝の続編では皮肉にもアンサズの言葉が的中することに…。
+
;[[ベルゲルミル]]
 +
:自身の専用機に搭乗する。『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』ではチルドレン3人の専用機は[[マシンセル]]の散布機能を持っており、[[メカギルギルガン]]や[[核ミサイル]]を消滅させる際に使用していた。
 +
:機体色は『α外伝』では青、「OGシリーズ」では銀になっている。
  
;「その例えは正しいよ、イレギュラーの諸君…」<br />「ここはアースクレイドルの人工冬眠施設…もっとも、誰もその中で眠ってはいないけどね」<br />「全ての人工冬眠者はメイガスによって処理されたのさ」<br />「旧人類の生き残りなど、僕らが管理する世界には不要な存在だったからねえ、フハハハハ!!」
 
:プリベンターがアースクレイドル内に侵入した時の台詞。アースクレイドルの内部を「墓場みたいだ」と評したガロードに対して、内部の状態を述べた。
 
;「ぜい弱なタンパク質の固まりだろ? そして、僕達マシンナリーチルドレンの足下にも及ばない…取るに足らない存在…」
 
:上記の台詞の後、「人間を何だと思っている」と怒りを露わにしたプリベンターに対して。
 
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<!-- == 資料リンク == -->
 
<!-- *[[一覧:イーグレット・アンサズ]] -->
 
 
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[[Category:バンプレストオリジナルの登場人物あ行]]
 
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[[Category:OGシリーズ]]
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[[Category:OGシリーズの登場人物]]

2023年8月17日 (木) 00:07時点における最新版

イーグレット・アンサズ
外国語表記 Eagret Ansuz
登場作品

バンプレストオリジナルOGシリーズ

声優 石田彰
初登場SRW スーパーロボット大戦α外伝
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 マシンナリー・チルドレン
性別
年齢 15歳に設定
所属
テンプレートを表示

イーグレット・アンサズは『スーパーロボット大戦α外伝』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

イーグレット・フェフにより生み出された人造人間マシンナリー・チルドレン」の一人。自律金属細胞「マシンセル」を投与された結果、通常の人間を上回る身体能力と反応速度を有する。OGシリーズでは強靭な肉体を有するブーステッド・チルドレンアラド・バランガが肉体のベースとなっている。

常に相手を小馬鹿にしたような薄ら笑いを浮かべており、チルドレンの中では他者を見下している印象が最も強い。また、三人の中では最も狡猾な性格(その辺りはOG2の性格設定でも再現されている)。

名前の由来はルーン文字4番目の「アンスズ」から。意味は「口、オーディーン神、英語のanswer(ansuz)」。由来の番号から彼が4号と思われる。

専用機体のベルゲルミルは銀色(α外伝では青色だが、これは設定ミスらしい)。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝
初登場作品。ウルズ、スリサズほど言動が目立っておらず、本人と専用機の能力も若干控え目と、3人の中では扱いが少し寂しい。とはいえ全体で見ればかなりの強敵であり、非常に厄介な存在である。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
第12回制圧戦「蒼き隼」のボスユニット。

OGシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
スリサズと必ずペアで登場し、暴走しがちなスリサズの抑え役に回ることが多い。全キャラクターのうち、性格設定が唯一「狡猾」であり、実質彼専用の性格となっている。
尚、OG設定ではマシンナリー・チルドレンの中では3号体とされている。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
リメイク版でも内容は概ね同様。ストーリー的には中ボスクラスの立ち位置なのだが、相変わらずそんなことをまるで感じさせない図抜けた能力値で味方を苦しめる。スリサズ同様、能力値はラスボスに匹敵する。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

全体的に非常に高い能力値を持つ。多少の優劣はあるが、チルドレン3人の能力値はほぼ同じになっている。

『OGs』では3人並んで回避が作中トップ。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

α外伝
集中ひらめき加速かく乱奇襲
5つ目の精神以外はチルドレン3人とも共通。
なお、イベントで使用する機会があるのは「熱血必中、ひらめき、根性ド根性気合」となっている。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

α外伝
ガッツ指揮官L1、援護L4
習得技能はチルドレン3人とも共通。指揮官は一番劣る。
OGs
天才リベンジ援護攻撃L4、底力L9、ガンファイトL9、カウンターL9
凶悪な技能を多く習得する。チルドレン3人の中で唯一援護が残っている。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

クリティカル発生率+20%
『OGs』でのエースボーナス。ただし、適用されるのはEX-Hardのみ。

パイロットBGM[編集 | ソースを編集]

「THE GATE OF MAGUS」
『α外伝』における専用BGM
『OGs』では本曲はウォーダン専用BGMとなっているため、汎用BGMが設定されている。

人間関係[編集 | ソースを編集]

メイガス
アンセスターの指導者としての役割を持つメインコンピュータ。『α外伝』では彼女の指示に従っている。
イーグレット・ウルズイーグレット・スリサズ
同じマシンナリー・チルドレン。
ゼンガー・ゾンボルト
『α外伝』ではアンセスターの一員として共闘しているが、「洗脳処置された人間」であるため危険視もしている。
イーグレット・フェフ
自身の創造主。「OGシリーズ」では「パパ」と呼んでいる。
アラド・バランガ
「OGシリーズ」では彼の肉体が自身のベースとなっているが、ブーステッド・チルドレンの落ちこぼれが元になっているという事実が許せないでいる。
オウカ・ナギサ
『OG2』で彼女を救助した際に、ブーステッド・チルドレンである彼女を「出来損ないの人形」と見下していた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「敵対勢力のせん滅に何のためらいもないところは評価できるんだけどねえ…」
α外伝』第34話「この星は僕らのものだ」より。地球にもダメージの出る手段ではあるが、暴走したメカギルギルガンを放つというガレリィ長官の作戦に多少の理解を示している。
「自らの手で大地を汚染し、再生させ…また汚染する。まったく、困った住人達だねえ…」
「かつて、この星を救った存在が誰であるかも知らずに…」
『α外伝』第37話「僕らが求めた戦争だ」より。上記のイベントを見ていない場合に発生する。こちらでは同じ過ちを犯す人類にあきれ果てている。
「愚かだねえ…。お前達は自分達のなすべきことを見失っているよ」
「ムーンクレイドルの管理者は彼らに未来を託したようだけど…。確かに結果はすでに見えているかも知れないねえ」
『α外伝』第34話or第37話より。プリベンターの排除を訴えるスリサズの意見に乗るように賛同している。
「なら、彼らに見切りをつけて僕達やゼンガーで地下勢力を排除すればいい。そう、昔のようにね…」
「それに、同じ過ちを繰り返すだけだということは歴史が証明しているじゃないか…」
「やはり、僕達はこの時代に目覚めた以上…自然環境だけでなくこの星の全てを管理するべきだ」
上記の続き。スリサズとは違い、冷静にハッキリと人類を抹殺するべきだと意見している。
スリサズ「それで…メイガスの具合はどうなんだ?」
ウルズ「あの後、特に変わった様子はない」
アンサズ「…ゼンガーはともかく、メイガスまで過去の記憶をリロードするとはねえ」
スリサズ「前回の地下勢力との戦いでこのようなことはなかった」
アンサズ「やはり、同時代の人間と接触したのがまずかったか…」
スリサズ「まさか、メイガスまで以前の人格を取り戻しはしないだろうな?」
ウルズ(………)「…それはあり得ない」
アンサズ「となると、ゼンガーの方が危険だねえ」
『α外伝』第41話「恐竜帝国の滅びる日」or「黒歴史の終焉」より。メイガスに忠実な三人だが、元は人間である彼女に対しては注意もしていた。
アンサズ「ここはアースクレイドルの人工冬眠施設…もっとも、誰もその中で眠ってはいないけどね」
スリサズ「全ての人工冬眠者はメイガスによって処理されたのさ」
アンサズ「旧人類の生き残りなど、僕らが管理する世界には不要な存在だったからねえ、フハハハハ!!」
『α外伝』第43話「眠れ、地の底に」or「時の流れの果てに」or「人類死すべし」より。今までとは逆にスリサズよりも感情的になっている。
アンサズ「ぜい弱なタンパク質の固まりだろ? そして、僕達マシンナリーチルドレンの足下にも及ばない…取るに足らない存在…」
スリザス「そう。愚かな争いを繰り返し、地球を汚染するだけの存在でもある」
アンサズ「お前達では地球を存続させることは出来ない…メイガスはそう判断したんだよ」
スリザス「だから、僕達はお前達をこの星から消去するんだ」
アンサズ「さあ、来るがいい…愚かな旧人類達よ。この星の管理者として相応しい者が僕達だということを…」
アンサズ「その命と引き換えに教えてやる!!」
上記の続き。彼らが人間をどのように見ているかがよくわかる。
ちなみに『OG2』の「眠れ、地の底に」でもメイガス周りの台詞を改変した上でほぼそのまま使われている。
「僕達がフェフと同じだと思うなよ! あんな人間とマシンナリーチルドレンは根本から違うんだ!!」
『α外伝』第43話「人類死すべし」より。ゼンガーに対しての台詞だが、同時に自身の創造主でもあるフェフも見下している。
「こ、これは何かの間違いだ…! この僕が…マシンナリーチルドレンが旧人類に倒されるなんて…!!」
「そうだ、間違いだ! 何かの間違いだぁぁぁぁぁ…!!」
『α外伝』第43話での撃墜時の台詞。上記のいくつかの台詞も含め、スリサズよりも感情が破綻している印象を受ける。
ちなみに『OG2』における「眠れ、地の底に」ではこの断末魔はアレンジの上でスリサズに回されている。
「馬鹿な! 僕はマシンナリー・チルドレン! 地球の後継者だ!」
「そ、それがなぜ!? 愚かな旧人類如きにぃぃぃ!?」
その『OG2』での断末魔はこちら。
「…アラド・バランガの言う通りだったね、スリサズ」
「だが、僕は君とは違う……僕は感情に飲まれたりはしない……」
同シナリオでスリサズを先に撃破した場合。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ベルゲルミル
自身の専用機に搭乗する。『α外伝』ではチルドレン3人の専用機はマシンセルの散布機能を持っており、メカギルギルガン核ミサイルを消滅させる際に使用していた。
機体色は『α外伝』では青、「OGシリーズ」では銀になっている。