「アポロ」の版間の差分
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:Zシリーズの正史を追えば、多元戦争で人柱になるも帰還→エグゼクターと戦う→ADWで戦った後アビスで帰還……という流れになるが、その後何がどうなって次元の狭間にいたのかは全く語られず、ぼかされている。 | :Zシリーズの正史を追えば、多元戦争で人柱になるも帰還→エグゼクターと戦う→ADWで戦った後アビスで帰還……という流れになるが、その後何がどうなって次元の狭間にいたのかは全く語られず、ぼかされている。 | ||
2017年8月5日 (土) 15:51時点における版
アポロ | |
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外国語表記 | Apollo |
登場作品 | |
声優 | 寺島拓篤 |
デザイン |
金田榮路(原案) 藤川太 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 推定13歳 |
所属 | DEAVA / エレメントスクール |
好きなこと | 食べること |
概要
12000年前の戦いにおける最強の天翅・アポロニアスの転生とされる少年。本人にその自覚はないが、時折アポロニアスとしての人格が出現することがある。アポロという名前は親友のバロンが名付けた。
四つん這いになって相手を威嚇したり、食い意地が誰よりも強かったり、何でも臭いで判断したりする野生児でまさにケダモノ。シルヴィア・ド・アリシアからは嫌がられ、シリウス・ド・アリシアからは野良犬呼ばわりされることが多い。次第にエレメントスクールでの訓練により仲間との絆を深め、そして仲間思いとその行動力こそが彼の力であり、メンバーからも信頼されている。
しかし、堕天翅族への復讐心は抑えきれず猪突猛進してしまい、暫しエレメントの仲間を危険に晒すことがあるが、仲間からの叱咤激励など受けて成長。最終局面でのアトランディアの決戦では自らアクエリオンの人柱となり、一万二千年後の世界へと輪廻転生した。
強力なエレメント能力者であるとはされてはいるが、彼のエレメント能力の詳細について劇中で明言されたことはなく、不明となっている。アクエリオン搭乗時に鼻の利きが増しているシーンがあることから、嗅覚に関する能力であるかもしれないと辛うじて推測できる。
OVA版ではTV版同様の野生児だが、精神面は熟成されており基本的に冷静かつ理知的な性格で、威嚇や臭いを嗅ぐなどの言動はほとんど見せていない。また、こちらの世界では終盤戦で世界を救うために「創星拳」を放った結果、それが並行世界である「創聖」の世界に影響を与え、結果始まったのが「創聖のアクエリオン」の物語である、ということになっている(つまり「創星」⇒「創聖」⇒「EVOL」⇒「創勢」)。
登場作品と役柄
劇中では本当にアポロニアスの転生者なのかは最後まで明言されていないものの、当人のものと思われる人格が現れる場面が多々あった。そのため、スパロボ登場にあたっては第2次Z再世篇まではTV版の描写をもとに過去生=アポロニアスという設定が組まれている(ネタバレ後の再世篇キャラクター時点では「アポロニアスの転生体とみなされていた少年」と表記されている)。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 担当声優の寺島拓篤氏はOGsのコウタ・アズマ役を経て、版権作品へは初の参加である。概ね原作通りの行動。アウトサイダー組のメンバーからも慕われている。隊長効果に「堕天翅への攻撃力+40%」を持つ堕天翅キラー。
- エレメントシステムのおかげで能力のパイロット養成が比較的楽になっている。養成に当たっては格闘、再攻撃、ヒット&アウェイのみで十二分に生かせる。技量の育成についてはシリウス、シルヴィア、麗花の三者が候補となる。
- EDではシリウス、レントン、エウレカと共に世界を救って行方不明となる。進め方次第では仲間の下へ帰ってくるが、場合によっては帰ってこないまま物語が終了する。
- スーパーロボット大戦Z スペシャルディスク
- 最初は機体がないため留守番役だが、最終局面でニルヴァーシュ type ZERO spec2が戻ってきたレントンと共に戦線復帰。
- 神話型アクエリオンが強攻型アクエリオンの改造を引き継ぎ、アポロらエレメント達も先行して養成可能と、準備を怠らなければ復帰次第即戦力になる。
- ただし、上記の隊長効果は出番が無くなってしまったが…。
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 能力に変化はなく、地形適応が悪いのが問題。前作のZEUTHのメンバーの中では唯一戦闘シーンで本作のラスボスのガイオウの名前を声付きで呼ぶ。
- 本作では同じ食事ネタを使っていた『無敵ロボ トライダーG7』と初共演なので、竹尾ゼネラルカンパニーの社員にご馳走をしてくれる場面も少々は有る。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 序盤のフロンティア船団ルートより登場。本作では各作品のボスクラスの敵との戦闘前会話にて、過去生の人格となる場面が多々見られる。
- 今回から太陽剣を解禁。太陽つながりで真ゲッターを導くことに。エースボーナスのおかげで初動が早く、シモンと並んでいきなり全開で攻めて行けるアタッカー。
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 未登場だが、終盤で不動ZENとクレアにより彼らの戦いが語られる。プロローグの新生時空震動による時の獄からUCWを守るため、ソーラーアクエリオンで世界を繋ぎ止めるのと引き換えに犠牲となったらしい。
- なお、プレイヤーから注目された転生に関しては、「翅犬ポロンの転生体。ただし、何者かの意志によりアポロニアスの意志の一部を宿されていた」という形で解決されている。
- 上述の通り本人は未登場だが、シリウス共々顔グラフィックだけは内部データに存在。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 顔グラフィックが全て書き直され「EVOL」風に変えられている。シリウスや頭翅共々次元の狭間で眠っており、第34話で覚醒して参戦。今回はソーラー固定のため終始メイン。固有のエレメント能力は「野生の勘」であると解釈された。再世篇以前とは違い、アポロニアスの人格が出ることはなくなった。
- Zシリーズの正史を追えば、多元戦争で人柱になるも帰還→エグゼクターと戦う→ADWで戦った後アビスで帰還……という流れになるが、その後何がどうなって次元の狭間にいたのかは全く語られず、ぼかされている。
単独作品
パイロットステータス設定の傾向
能力値
格闘のみ尻上がりに上昇するが、それ以外は平凡。彼の強みはエレメントの同調と後述の精神コマンドにある。
精神コマンド
攻撃型の構成となっている。
特殊技能(特殊スキル)
- Z、第2次Z
- 超能力、底力、精神耐性
- 『Z』では超能力の成長こそ最初は遅いものの後半から急激な勢いで成長し、エレメント達の中では最も早くL9に到達する。底力と精神耐性の恩恵で堕天翅達にも怯まず戦闘を行える。『第2次Z』では超能力の伸びが悪いのが悩みどころ。
- 第3次Z天獄篇
- 野性の勘、底力L6、精神耐性
- 専用能力「野生の勘」は気力130以上で命中・回避・クリティカルが+10%というものだが、ソーラーは受けるタイプなので使いにくい。そもそも効果自体は見切りの下位互換でしかなく(しかも最終補正ですらない)、超能力が消えた事により結果的に命中率・回避率・クリティカル率が減少しているのが痛い。エレメントシステムが発動すればシリウスとシルヴィアの「振動剣」「念力」の効果である程度は強化されるのでそこからが本番。
小隊長能力(隊長効果)
- 対堕天翅への攻撃力+40%
- Zでの隊長効果。頭翅、両翅といった強敵は言うに及ばず、ケルビム兵や神話獣にも適用されるため、「アクエリオン」系の敵には無類の強さを発揮する。精神耐性のおかげで行動不能も能力半減も受けないのも大きい。小隊員の攻撃力も激増する為、うまく使いこなせば大半の堕天翅にほぼ一撃で致命傷を与えられる。
固有エースボーナス
- 出撃時、気力+20
- 第2次Z、第3次Z天獄篇のエースボーナス。これを獲得したと言う事はエースになっているため、出撃するだけで気力125。一機落とせば130に達するため、いきなり全開で攻めていける。闘争心でも持たせていれば、最初から全開である。ただし、変形するとメインの気力不足でエレメントシステムが解除されるのに注意。
- 天獄篇ではソーラーのカスタムボーナスでシステムの気力制限が下がるので両方取れば最初から全開で戦えるが、ソーラーアクエリオンのページにもある通り同時入手の旨みは薄い。
人間関係
- バロン
- アポロの名付け親で孤児仲間の親友。収穫獣に取り込まれ、当初彼らを救い出すことがアポロの目的だったが、堕天翅族の人質作戦に使われた挙句死亡。
- 祖父
- OVA版に登場。かつて共に過ごしていた唯一の肉親。物語開始前に既に亡くなっている。
- シルヴィア・ド・アリシア
- エレメントの仲間だが、アポロ曰く「ボケ姫」。お互いいがみ合っているものの、物語が進むにつれ、過去世もあってか次第に惹かれあってゆく。
- なお、アポロの過去生がアポロニアスである、という推測を補強していたのは、過去生憑依時(=セリアンの人格が前面に出ている)状態の彼女が、同じく過去生憑依状態のアポロを「アポロニアス」と呼んだ場面。
- シリウス・ド・アリシア
- エレメントの仲間だが、アポロ曰く「クソ王子」(シリウスからは「野良犬」呼ばわりされる)と犬猿の仲。シルヴィア同様アポロとは折り合いが悪い。
- ピエール・ヴィエラ
- エレメントの仲間。なんだかんだで気の合う相手。シルヴィアたちに次いで合体する機会も多い。
- 紅麗花
- エレメントの仲間。前世にて深い因縁(アポロニアス殺害犯)がある…とされている。もっとも、麗花が過去世を全く思い出していない為、一切の蟠り無く日々を過ごしている。
- ジュン・リー
- エレメントの仲間。
- つぐみ・ローゼンマイヤー
- エレメントの仲間。彼女のトラウマを克服する手助けをする。
- リーナ・ルーン
- エレメントの仲間。彼女からはアポロが「翅の生えた子犬」に見えるらしいが、これは過去生に関する答えと言ってもいい伏線になっている。
- 不動GEN
- DEAVA司令。彼の上官にしてある種の教師役。話の展開に伴い、それ以上の存在であることが分かってくる。
- 頭翅
- 宿敵。深い因縁がある。この因縁は続編でも形を変えて再燃することに。
- 双翅
- 堕天翅族の子供で、一度は彼の「けがれなき悪戯」によってシルヴィア、シリウス、麗花と共に変な世界に飛ばされ、”みっともない姿”にされた事も。
- その後、執拗な悪戯に怒り、無限叱責掌(むげんビンタ)をかました後、彼が改心することを望んでいたが…。
- アポロニアス
- 12000年前の戦いで最強の天翅と呼ばれた存在。アポロは彼の転生体と目されており、時折彼の人格が現れることがある。ベクターソルに魂を宿しており、アポロを通じてその意志を現す。
- ちなみに初合体の際に叫んだ「創聖合体」のコールはベクターソルの中の彼の魂から聞いたもの。またOVA『創星』では実際に彼の転生体である。
- アマタ・ソラ、カグラ・デムリ
- 続編『アクエリオンEVOL』の主人公とそのライバル。
- 分断された魂それぞれの転生体。野性味や攻撃性はカグラに、本質的な優しさや人を思う心はアマタに受け継がれている。
- 『創勢EVOL』と天獄篇では彼らと共演。天獄篇ではアポロ本人はカグラと意気投合し、アマタに対しては「お前は本当に俺の転生者か?」とあまりにも気の弱い彼の姿を見て呆れていた。一方『創勢EVOL』ではカグラとは対面するなり殴り合っていた。
- ポロン
- アポロニアスの飼い犬であった翅犬。明言されなかった過去生の正体だが、これが明かされたのは続編。
他作品との人間関係
スーパー系
- 流竜馬
- Zにて共演。同じコンセプトの機体に乗る者同士だが、当初はいがみ合いもあった。
- 流竜馬 (OVA)
- 第2次Z再世篇では彼と早乙女が駆るメタルビースト・ドラゴンとの激闘に割り込み、ストナーサンシャイン発動の一助を担う。
- 剣鉄也
- Zで訓練をサボっていた時に、連れ戻しに来た彼の無言の笑顔に畏怖し、大人しく訓練に戻った。
- 第2次Z再世篇ではZEXIS世界の鉄也が既に故人である事を知り、斗牙ともども衝撃を受ける。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- 第2次Z再世篇序盤で菊ノ助相手の特訓に手こずる彼へ、「裸足」になって挑むようアドバイスを送る。
- 風見博士
- Zでは彼の双翅達への非道に激怒し、彼を咎めた。
- 竹尾ゼネラルカンパニーの社員
- アポロは飯オンチの為、飯をご馳走をしてくれる。
ガンダムシリーズ
リアル系
- ジロン・アモス
- Zにて共演。彼のトカゲの丸焼きを奪って逃げ去った事から根性を認められ、意気投合する。
- レントン・サーストン
- Zの最終局面では、彼と共に崩壊しつつある世界を支えた。
- ランカ・リー
- 第2次Zにて彼女の歌を気にいる。
- 熱気バサラ
- 戦場で歌う彼の姿に最初は面喰らうもすぐに受け入れ、「どこで聞いてもいい歌」と称賛した。
バンプレストオリジナル
- アサキム・ドーウィン
- 第2次Z 破界篇では彼と共闘せざるを得ない状況に怒りを露にしつつ、次元獣の群れへと挑む。
- エルガン・ローディック
- 第2次Z 破界篇での初対面時、彼に名状し難い感覚を覚え戸惑う。
名台詞
- 「俺の辞書に食い過ぎはねぇ!」
- アポロの大食いを象徴する台詞。
- 「創聖合体…GO! アクエリオーン!」
- アポロニアスの「唱えよ、創聖合体」に対応した初合体時の台詞。原作での過去生憑依時は『念心合体』ではなく『創聖合体』になる。
- 「無限パーンチ!」
- おなじみ無限拳使用時の台詞。
スパロボシリーズの名台詞
通常時
戦闘台詞
Z
- 「ジュン、ゲイナー…他にも奴らの情報がないか調べとけ」
「あんな連中は、もう仲間でもダチでもねえ! 見つけたらぶん殴ってやる!」 - ランド編第31話「引き裂かれる過去」においてUNを検索した際にザフト側のZEUTHが数々の非道を行っていた記事(偽情報であるが)を閲覧した後の台詞。
- もっとも、この時点ではカイメラの工作の為、事実上UNの使用制限がかけられていたのだが…。
- 「何だ、てめえは…!? まったく匂いがしやがらねえ!」
「お前、本当にいるのか? 幻じゃねえだろうな!?」 - ランド編第32話「俺が俺であるために」に於けるアサキムとの戦闘前会話。アポロのこの感想は天獄篇終盤において、真実であった事が明かされた。
- 「この所、誰かさんの不機嫌でイライラさせられてたんだ。そいつをぶつけさせてもらうぜ!」
- 第33話留守番ルート「遠き友へ」より。ホランドの身勝手な行動・言動にはアポロも腹が立って、その怒りを百鬼帝国にぶつけようとした時の台詞。それを聞いたホランドはふてくされたが、ランドになだめられた。
- 「へ…どうしてだろうな…? お前らと戦うとなるとなぜだかワクワクしてくるぜ! 行くぜ! 燃え滾る俺の魂ってやつをくらいやがれ!!」
- 第38話「仕組まれた決戦」における、初戦闘時のセリフ。前後の状況はともかく、純粋にかつての仲間達と全力でぶつかれる事には少なからず楽しんでいたようだ。
- 「おい、知ってるか? 食い物がないときに独り占めしようとする奴が一番恨まれるんだぜ。そういう時は少しずつでもいいからみんなに食べ物を配るんだよ! 欲張り野郎は俺が相手をしてやる!」
- 第41話「クロス・ポイント」に於けるチラムとの戦闘前会話。他国との協力を拒み、自分の国だけが助かればいいと考えていた彼らを非難した。
- 「任務だ、命令だって言えば、関係ない奴らを巻き込んで戦争してもいいってわけかよ」
「そういう考えが気に食わねえから、俺達は日本でてめえらと別れたんだよ」
「…やっぱり軍ってのとは上手くやってくのが出来ねえみたいだな…」 - 第46話「混迷の中の正義」より。シン達がオーブを討つか討たないかを話し合っていた際、民間人が巻き込まれる可能性を「任務だから」と割り切っていたレイに対して嫌悪感を隠せなかった。
- 「覚悟しろよ、風見のオッサン! あの堕天翅のガキにしでかした事を俺が倍にして返してやるぜ!」
「堕天翅も俺が倒す! その前にまずお前からだ! 言っておくが、お前はオッサンなんだ! ビンタで済むと思うなよ!」 - 第53話ミネルバ一時残留ルート「月面決戦」に於ける風見博士との戦闘前会話。
- 確かにアポロは親友であるバロンを殺した堕天翅が憎いが、風見博士は堕天翅といえど、子供である双翅に手を出そうとした。ならば、双翅を倒した無限叱責掌のようにはいかないと風見博士に怒りを込めて言い放った。
- 「だがよ! それはあの女が悪いんだ! あいつは絶望に負けたんだ!」
- 第59話より。軌道エレベーターでの戦いでツィーネを撃破した後の台詞。彼女が時空崩壊で全てに絶望して可能性と己を殺した事を知った際に上の台詞でばっさりと斬り捨てた。
- 元々いた世界があまりにも過酷だった上で、その世界で甘えずにたくましく生きていたアポロ達には世界が過酷になっただけで悪の道に走ったカイメラの面々があまりにも情けなく思え、同時に尚更その悪行が許せなかったのだろう。制圧完了後にはエニルも別の台詞でカイメラの面々をばっさり斬り捨てている。
- 「うるせえんだよ!! 同じ事ばかり繰り返しやがって、お前は壊れた人形かよ!!」
- 最終話より。司令クラスター近くに現れたエーデルを一喝して。しかしこの後、それが真実だったことが直後に明らかに…。
- 「どこまで腐ってやがるんだ、てめえは!」
- 同上。ジ・エーデルのあまりにも自己中極まりない物言いに対して。まったく、その通りである。
ZSPD
- 「悪党をぶっ飛ばすのは後でも出来る。まずは、みんなの居場所をどうにかしないとな」
- 時空修復作業を6時間後に控えZEUTHクルーが安定後の世界について思いを巡らせる中、「戦闘」よりも「復興」を優先させるという珍しく建設的な意見を述べる。
- 「クソ喰らえだぜ…! そんなモノの為に人が死ぬのは沢山なんだよ!」
「進化だか何だか知らねえが、前に進みたいんだったら幾らでも他に方法が有るぜ!」 - 不動司令から「破壊の為の再生と進化の輪廻を否定するのか?」と問われるも、返す刀でエグゼクターの方法論を否定する。
- 「戦う事しか知らねえオッサンに、世界にはもっと大事な事が有るのを教えてやるんだ!」
- アクエリオン同様、再び「守る為の力」を入手したレントンと共に、ギンガナムの愚挙を止めるべく戦場に突撃する。
- 「俺達の話を聞いてるか、真っ黒野郎!」
「俺達はこの星で生きてるんだ! 過去の亡霊の言いなりになってたまるかよ!!」 - XAN-斬-相手に発生する戦闘前会話。エレメントの仲間達と共に理不尽な人類への審判へ抗う意志を示す。
- 「あれだけ大見得を切ったんだ。きちんとやらねえと、ただの嘘吐きになっちまうな」
- 戦闘終了後、XAN-斬-相手に示した主張を実現させるべく「平和維持」という新たな戦いに意欲を燃やす。
第2次Z
- 「違うな…! この嫌な臭いの正体はてめえそのものの存在だ!生まれながらの悪党特有のドブ以下の臭いがプンプンしやがるぜ!」
- 破界篇のソレスタルビーイングルート第35話にて「俺の身体には死臭と血の臭いがしみついているのさ」と嘯くサーシェスに対して。
- 元ネタはおそらく人気漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』第1部のロバート・E・O・スピードワゴンの名台詞と思われる。
- 「あれ、やってくれ、あれ! 久々に会ったんだからよ!!」
- 再世篇第21話宇宙ルートでのシナリオデモにてランカと実際に対面した際の台詞。アポロの言う「あれ」とは勿論「キラッ☆」の事である。
- 「くそっ! くそっ! こんなものが地上に落ちたら、とんでもない事になるぞ!アロウズのくそ野郎が! 自分達が何をやったか、わかってるのかよ!」
- 再世篇第33話宇宙ルートにて、自分たちに歯向かったクーデター派が占拠する軌道エレベーターの低軌道ステーション部をメメントモリで破壊し、その破片で甚大な被害と犠牲を出してしまうアロウズに対してアポロは怒りを顕にした。
- 「ふざけた野郎だぜ…だが、お陰でビビってるのが馬鹿らしく思えてきた」
- アポロですら気圧された、ゲシュタルトが放つ「暗黒の波動」にも全く動じないバサラの出現に面喰らいながらも、彼のシャウトによって戦意を取り戻す。
第3次Z
- カグラ「そんな立派なもんかよ! 不動のおっさんは俺達の事をペット扱いしているだけだぜ!」
アポロ「俺もカグラに同感だ。どうも不動っておっさんは、時を越えてそういう所がある!」 - 天獄篇日本ルート第38話「永遠の戦士」にて。なお、アマタは「不動総司令は厳しい時もあるけど、それは全て俺達のためだった」と好意的に解釈しており、不動に対する見解でもカグラの方がアポロの血を強く受け継いでいることがわかる。
過去生憑依時
前述の通り、基本的にこの状態の台詞はアポロニアスのものとして扱われている。第3次Zの情報から、この状態は御使いの目を逸らすために不動ことアポロニアス本人によって与えられた意志によるものだったことが明かされている。
- 「…この者も遥かな時を越え、再び破壊の限りを尽くすか…かつては共に戦ったとは言え、使命を忘れ、世界を破滅に導く者を私は許しはしない…!消えろ、氷の悪魔よ!この世界にお前の居場所は無い!」
- Zのオーバーデビルとの決戦時でのオーバーデビルとの戦闘前台詞。
- アポロの過去生が蘇るシーンがあるランド編をプレーした人はともかく、過去生が蘇るシーンが無いセツコ編を遊んだ人は、普段のアポロとはまるで違う厳かな口調に驚かされたであろう。
- 「バアルよ。やはり、お前たちは獣だ」
「人間の持つ優しさや愛を理解できないお前達は、太陽を抱くことは許されない」
「バアルよ! 機械天使アクエリオンはその存在を滅する!」 - 再世篇44話「降臨! 終末を呼ぶ邪神!」にて。ゲッターチームを精神支配から脱したのは、かつて螺旋の王や次元の将と共にバアルと戦った天翅だった。
- 彼は、今また目の前に在るバアルの一角インベーダーの歪んだ進化を真っ向から否定し、その力を受けた機械天使アクエリオンの背には、最強の天翅の証たる太陽の翼が広がる。
- 「礼には及ばん。次元の果てで戦って来た同志よ」
- 救援に礼を言う竜馬に対して。かつてバアルと戦っていたうちの一人は、どうやら並行世界の(おそらく『虚無戦記』あたりの)竜馬らしい。
- 「安らかに眠れ、呪われし放浪者よ」
- エルガンの最期を看取った際の台詞。
スパロボシリーズの迷台詞
- 「へへ…俺も歌いたくなるぜ。キラッてな!」
- 『第2次Z 破界篇』ソレスタルビーイングルート第34話「メモリアル・デビュー」にて。ランカがガリア基地で歌った「星間飛行」を聴いて言った一言。
- それを聞いたジュンに「やめてよ、アポロ君! ランカさんが汚される!」と注意された。直後の戦闘前会話で実際に歌ってシルヴィアが引いていた。ちなみに『ACE:R』でも似たような発言をしていた。
- 「言っとくが、そこの出店で買ったクレープは俺んだ。欲しければ自分で買え」
- 『第2次Z再世篇』第18話「アッシュフォード・ラプソディ」に於けるアッシュフォード学園で開催された学園祭にて、シルヴィアの微妙な乙女心に気付く事無く発した朴念仁発言。
- お陰で、シルヴィアは照れ隠しの為に「食いしん坊キャラ」を演じる羽目に陥った。
- 「細かい話はおいおい聞く。まずは…腹が減った」
- 『第3次Z天獄篇』第35話「1万2千年を超えて」にて、戦闘終了後。眠りから覚めて早々、平常運転なアポロにZ-BLUE一同は逆に安心していた。
搭乗機体
余談
- 前述の通り「アポロの過去生が翅犬ポロンである」ことが『アクエリオンEVOL』で明かされたが、それが明かされるエピソードの放送日が第2次Z再世篇発売から約2か月後の事だったのでファンの間は「Zシリーズの続編のアポロの扱いがどうなるのか」と議論されていたが、その答えは#登場作品と役柄の通りである。