「テキサスマック」の版間の差分
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== 概要 == | == 概要 == |
2017年2月3日 (金) 22:53時点における版
ここでは『ゲッターロボ』に登場するテキサスマックについて説明する。
『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』版については「テキサスマック (OVA)」を参照。
テキサスマック | |
---|---|
外国語表記 | Texas Mac |
登場作品 | |
全長 | 38m |
重量 | 250t |
開発者 | キング博士 |
主なパイロット |
概要
『ゲッターロボ』第21話「アメリカから来たロボット」に登場したアメリカのスーパーロボット。
銃を片手にテンガロンハットをかぶり、その風貌はまさにテキサスのガンマン。パイロットはキング博士の息子のジャック・キング。主武装は両腰に差された拳銃で、これは非常に柔軟な変形機構を持ち、状況に応じて剣やライフル、ショットガン、ハンマーと姿を変える。
頭部の帽子はサポートメカ兼武装のハットマシンで、ジャックの妹のメリー・キングが搭乗する。この機体には拳銃と同様の変形機能があり、シールドの役割も果たす。また、アルカリ性のレインコートを内部に収納しており、機体に着せることで、溶解液に耐えることが出来る。
OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』にも大幅にリメイクされて登場している。
登場作品と操縦者
初期のSRWではチョイ役で出番が少なく、たった数ステージしか使用出来ない事が多かった。尤も、元々アニメでも一話限りの登場に過ぎなかったが…。
機体性能は基本的に低め。しかし、近年のシリーズでは能力が見直されたり、改造段階が高く設定されていたりしている為、以前よりは強くなっている。機体の地形適応は宇宙Aだが、何故かジャックが宇宙Bなので、宇宙戦が多いと活躍は難しい。
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- ジャックが搭乗。第1話から参戦するが、第2話で早速離脱する。
- プレイステーション版では最後まで参戦するうえに、ジャックが幸運を覚えるので役に立つ。メリーは激励も覚えるが最大SPが低く、ある程度無理をしないと最後まで使用できるレベルまで届かない。射程6のライフルで序盤から活躍できるが、敵一般兵がエリート兵になる頃には集中をかけても命中に不安が残る。射程は短いもののライアットが+60%という高い命中補正を持つため、後半も使うならこちらを強化した方が高額機体に乗る敵エースの相手もし易いだろう。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- 『第2次』と違い、最後まで自軍ユニットとして使用可能。何故かライフルが無いため射程が2しかないが、精神が充実しているので改造すればそこそこ戦える。
- 第3次スーパーロボット大戦
- 完全なスポット参戦。削り役に徹しよう。SFC版のパッケージ裏の画面写真をよく見てみるとテキサスマックが2機いるので持っている人は必見。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- スポット参戦。今回からメリーがサブパイロットになった。登場ステージではゲッター3と共に海底要塞ブードと戦うことになるが、この時点でのゲッターチームは幸運未収得の可能性が高いため、資金重視ならトドメは幸運持ちのこちらに譲ろう。ロボット大図鑑では「アメリカのスーパーロボットがこれなら、日本のスーパーロボットはチョンマゲ付けないといけなくならないか?」などと突っ込まれ、「○ッドバロン」や「G○ンダム」のノリであると解説されていた。
- スーパーロボット大戦F
- スーパー系のみ登場、仲間になる。2人乗りでそれなりの攻撃力や射程を誇るのでFの間は中々に使いやすい。
- 今回『機動武闘伝Gガンダム』が参戦した為、ロボット図鑑での伏字も修正されている。
- スーパーロボット大戦F完結編
- スーパー系のみ登場。下記の武装をフル改造するとマップ兵器が追加される。…が攻撃範囲は恐ろしく狭い。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 中盤でゲッターGに乗り換えるタイミングで仲間に。武装が増え性能も向上した。装甲も主役格のスーパーロボット勢に負けていない。が、もっと強い機体が多い……
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- PS版より強力になっている。特に攻撃力が全体的に向上。本機の最強武器テキサスハンマーの攻撃力はダンクーガの断空砲と同等(初期値が同じ。改造の上昇率は断空砲より低い)。そんな武器が無消費で使用可能だと思うと中々の性能。ただし、ジャックが相変わらず宇宙Bな為、終盤などでは使用に耐えない。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- シーン2「大激突」から自軍に参加。装甲・運動性共に低く扱いにくい。長い射程のマックライフル、P属性有射程で命中率+20%のマックライアットと武器の性能自体は悪くないのだが……
- なにげに、全ての地形適応がA。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部 - 第1部シーン5の選択順により登場。2人乗りで精神コマンドは恵まれているが性能はイマイチ。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 本作での自軍加入は、ムービー「初代ゲッターVSゲッターG」の入手と二択であり、両方手に入れたい人は分岐点から2度やり直すという手順を踏む必要がある。今回は2人乗り・長射程・高火力(ジャックに魂があるので)・シールド持ち・ジャックが援護持ち・パーツ4つ装備可能とかなり優遇されており、資金はかかるが十分に改造を施せば十二分に一軍として活躍出来る。本作では戦闘デモにも登場している。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- レインコート装備状態のグラフィックになった。酸の武器がそんなにないせいか、ビームコートになっている。ゲッターとの模擬戦イベントもあり。パーツスロットは3。
- ユニットが少ない序盤は射程6のマックライフルでの味方の援護、マックリボルバーか気力110で使えるテキサスハンマーで他ユニットからの援護攻撃の引出(どちらも射程3の移動後攻撃)等で活躍は出来る。ビームコートがあるのでデスアーミーにも強く、また地形適応が全Aである(しかしパイロットのジャックが宇宙B)。
- パイロットも水適応Aなので(移動タイプに水はないが)グレンダイザーやゲッターと共に水に沈めてやると、今作では貴重な水適応Aで遠距離攻撃が出来る援護ユニットとして一応活躍が見込めるかも知れない。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- グラフィックからレインコートの描写は消えたが対ビームコーティングは健在。GBAで全Aだった地形適応は、陸B 海Cに落ちた。
- 本作ではジャックがシールド防御を修得しないので、盾を活かすにはスキルパーツにて覚えさせないといけない。
- 援護についても同様でジャックは援護攻撃も援護防御も修得しないので、GBAと同感覚で使うには、彼にスキルパーツをつぎ込まないといけない。
単独作品
- スーパーロボット大戦
- ゲッターチームを選ぶと自軍ユニットとして選べる。なんというか、1話限りの出番のこいつやゲッターQまでいる辺りにゲッターチームの人手のなさがよくわかる(当時シリーズ2作で、マジンガーのようなサポートロボットもいないので仕方ないが…)。ガンダムチームやマジンガーチームを選ぶと敵として登場。初期は射程1しかないが、ホーミングミサイルを装備できるので、それなりに使える。
- HDリメイク版ではゲッターチーム唯一の射程5持ち(さらに狙撃もある)で、武器も実弾メインであるため水中戦での活躍も見込める(ただしマックライフルは海B)などやや武器攻撃力が低めではあるが使いやすい。また、既に変な外人訛りが入っている。
装備・機能
武装・必殺武器
- マックリボルバー
- その名の通りリボルバー式拳銃。微妙な射程なのでイマイチ使われない。F完結編ではこれをフル改造すると機体の上下左右、斜め4方向の1マス、つまり自機周辺8マスしか攻撃できないという前代未聞のマップ兵器版が追加される(が、後に上下左右1マスのみのMAPWが登場した)。
- マックライアット
- 散弾銃。命中補正が高い。作品によっては極端に射程が短いが、移動後に使えて命中率もまずまずなのでリボルバーより使いやすい。
- マックライフル
- テキサスマックの主力武器。ビームバリアが猛威を振るった旧シリーズではオーラバトラーやヘビーメタル相手に使える。劇中ではメカザウルス・ゴラのブースターを1発で破壊するなど、高い威力を誇る。
- テキサスソード
- 初期の作品ではナイフのような小刀に見えるが、実際には西洋風の両刃の長剣。テキサスマックが遠距離戦志向なのであまり使われない(というか格闘武器が2種類しかない)。これのおかげで切り払いが出来るのはありがたいが。
- テキサスハンマー
- 紐付きの鉄球。ソードよりもパンチ力が欲しいときに使われる。IMPACTやAにおける最強武器。援護攻撃などで役に立つ。採用されないことも多いが、これもリボルバーが変形したものである。
- シールド
- メリーが搭乗するハットマシンが変形する盾。
- テキサスビーム
- シールド中央から放たれるビーム。劇中でも地味な出番だったためか、ハンマー共々採用率は低め。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
カスタムボーナス
- 第2次G
- 超合金Z(装甲値+100)
- A PORTABLE
- 射程1の武器以外の全武器の射程+2
余談
- PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』においては、同じアメリカのスーパーロボットでもステルバーより格上の存在となっていた。
- シナリオ上では自軍との別行動も多いと描写されているのだが、実際には参戦後は常に行動を共にしており、共闘回数が少ないことに不安を漏らす武蔵の台詞などに矛盾が生じている。
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