ピグマン子爵
ピグマン | |
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外国語表記 | Pygman |
登場作品 | |
声優 |
矢田耕司(マジンガーZ) 望月健一(真マジンガー) |
デザイン |
永井豪(原案) 森下圭介(マジンガーZ) 竹内進二(真マジンガー) |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇 |
SRWでの分類 |
機体 パイロット |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(サイボーグ)(マジンガーZ) |
性別 | 男 |
所属 | Dr.ヘル一派 |
役職 | 幹部 |
爵位 | 子爵 |
ピグマン子爵は「マジンガーシリーズ」の登場人物。
概要
Dr.ヘル配下の幹部で、妖術・呪術などのシャーマン的な能力を具える。
マジンガーZ
あしゅら男爵、ブロッケン伯爵に続きDr.ヘルが第三の幹部として造りあげたサイボーグで、マサイ族の戦士の屈強さとピグミー族の呪術師の超能力を併せ持つ。爵位は子爵。
「妖怪参謀」の異名が示す通り、妖術・幻術を駆使した多彩かつ強力な戦闘能力を誇り、機械獣や機動要塞の類を用いる事無く単独(それも生身)で作戦行動を行なえるポテンシャルを秘める。 本体である小男の上半身と大男の胴体部分は任意で分離可能であり、上半身さえ無事ならば胴体を破壊されてもスペアパーツを換装する事で機能が回復する。 斯様なまでに強力すぎる能力を有してはいるが、それ故に自惚れが強く創造主たるヘルへの忠誠心は薄い。
第87話でヘルに反旗を翻し、世界征服への第一歩として光子力研究所を制圧するも兜甲児の反撃に遭い失敗。進退窮まったピグマンは生身でマジンガーZに挑み得意の超能力を駆使して追い詰めるが、フルパワーで放たれた光子力ビームに貫かれ爆死。四散した頭部が五重塔の先端へ刺さり、晒し首状態になるという凄惨な最期を迎えた。
僅か4回の活躍に終わった事もあり、幹部キャラとは言えあしゅらやブロッケンに比べると知名度も低くマイナーな存在ではあるが、彼等をはるかに凌駕するキャラデザインの奇怪さ(大男の首から上に小男の上半身が乗っている)はインパクト絶大である。また、登場時期が夏季に集中している事から彼の存在には「納涼企画」的な意味合いも含まれており、(悪役とはいえあまりにも猟奇的な結末込みで)ピグマンがメインのエピソードは何れもホラー色が強い。
真マジンガー 衝撃! Z編
Dr.ヘル五大軍団の一角を一人で受け持ち、森羅万象を司る呪術者。スタイリッシュに背広を着こなす紳士然とした容姿を具えるが、これは一種の鎧のようなものであり内部に本体である小男(こちらは東映版に酷似)を収納している。
強力な超能力を発揮し、単独(生身)での作戦行動を好むという東映版と共通する基本設定は有るものの、性格付けは大幅に変更されヘルへの忠誠心が厚く、野心を抱く事も無い有能な部下として描かれている。
最終決戦で光子力研究所を陥落させるも、暗黒寺から撃ち込まれた「スペシャル弾」によってダメージを受け小男の姿を曝し逃亡を図るが、突如出現した「勇者ブレード」なる謎の存在に全身を切り刻まれ絶命する。
紳士然とした風貌は、永井作品『バイオレンスジャック』に登場する盲目の空手家「ジム・マジンガ」をモチーフにしているが、その内部に同作でジムを死に至らしめたピグマンを本体として忍ばせる辺り、今川泰宏監督の遊び心が窺える。
登場作品と役柄
旧作版設定ではSRW未登場。登場する際は全て『真マジンガー 衝撃! Z編』設定となっている。
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 初登場参戦。今回は物語の展開上NPC扱いであり、音声収録も行われていない。
- 第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
- 音声収録が果たされ、生身ユニットとしてZEXISとZEUTHの前に立ちはだかり原作同様の猛威を振るう。サイズの都合上、ノットバスターが頭に直撃する。ちなみに撃破された際は携帯機のような爆散デモは入らず、画面が白く発光してそのまま消える。なお、最期は逃亡前に暗黒寺がしっかり引導を渡すため、本作では勇者ブレードの直接の登場はない。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦BX
- 今回はNPC扱い。
- 最終決戦では、あしゅら男爵の目論みに気づいたDr.ヘルの命を受け、ヘルに化けて地獄王ゴードンを操縦し、マジンガーZのロケットパンチ100連発の直撃で死亡している。
VXT三部作
- スーパーロボット大戦V
- 今回はNPC。光子力研究所に潜入したところを暗黒寺と鉄也に葬り去られた。
単独作品
装備・機能
武装・必殺武器
- 投槍
- 無数の槍を投擲して攻撃。
- 暗黒呪術
- 暗黒の力で巨大化し、敵を押しつぶす。能力半減の効果があるので、精神耐性がないユニットは絶対に手を出さないように。
移動タイプ
サイズ
パイロットステータス
能力値
さすがに生身で機動兵器を相手取るだけあり、各能力とも高く、大ボスクラスに迫る勢い。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 戦闘した相手の気力を-5する
- 『第2次Z再世篇』で採用。
人間関係
マジンガーZ
- Dr.ヘル
- 主君ではあるが彼への忠誠心は薄く、後に謀反を起こす。
- 『テレビマガジン』連載の漫画版では打って変わって忠実な部下であり、ヘルが母親に虐待されていたと聞いて貰い泣きをした。
- ブロッケン伯爵
- 同僚。不遜な態度を彼から常々疎ましく思われており、爆死を遂げた際にも「自業自得だ」と斬り捨てられる。
- あしゅら男爵
- 東映版では彼の死後に着任したため直接的な交流は無いが、妖術で彼の幻影を出現させている。
- 兜甲児
- 宿敵。超能力で幾度と無く彼を窮地に陥れる。
- 弓弦之助
- 瞬間移動する際の動きに一定の法則性が有る事を彼に見抜かれてしまい、それがピグマンの敗因へと繋がった。
- 弓さやか、ボス
- 催眠光線で操ったり人質に取るなど、ピグマンにとっては有効な「駒」と言える。
真マジンガー 衝撃! Z編
- Dr.ヘル
- 主君。東映版と異なり絶対的な忠誠心を抱いている。
- あしゅら男爵、ブロッケン伯爵
- 同僚。彼等が劣勢の時には積極的に助力するなど仲間意識が強い。
- 兜甲児 (真マジンガー)
- 宿敵。
- 錦織つばさ
- 彼女の暗殺を目論み、あしゅら男爵に化けて「くろがね屋」に潜り込む。
- 剣鉄也 (真マジンガー)
- 彼の亡霊を召喚し、つばさを精神的に追い詰める。
- 暗黒寺闇太郎
- 最終決戦で、彼から「ちょっとしたスペシャル」な弾丸を撃ち込まれ撤退するが、『第2次Z再世篇』では彼に直接引導を渡された。
- 勇者ブレード
- 逃亡中、突如現れた彼によって引導を渡される。『V』では鉄也と同一人物ということになっている。
他作品との人間関係
スパロボシリーズの名台詞
余談
- 『マジンガーZ』本編で、彼はアフリカ支部から地獄城へ招かれていたが、そのアフリカ支部の詳細は不明である。第91話で地獄城を失ったヘルが「我々にはもう帰る所は無い」と発言しているが、アフリカ支部がどうなったのかは言及がない。
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