世界観/DD
『スーパーロボット大戦DD』の世界観。
概要
複数の「ワールド」で構成されており、それぞれの世界を転移して回りながらストーリーが進行する。1つのワールドに複数の世界を内包している場合は、便宜上末尾に英字を付けて区別をしておく。
ワールド1
「旧シリーズ」をイメージした世界観。
いわゆる「昭和アニメ」の世界観であり、監視カメラや携帯電話などといった現代的な文化は発達していない(所属作品の登場人物も「昭和」と発言している)。他世界の登場人物からは、古き良き時代だとも考え方が旧時代的だとも言われる。バイストン・ウェルに召喚された人物もこの世界出身。
スーパーロボットの技術が発達している日本をよく思わない国も少なくないらしい。
バイストン・ウェル
直接の舞台にはなっていないが、オーラバトラーがワールド1へ転移してしまうという現象が発生している。
『聖戦士ダンバイン』のバイストン・ウェルではドレイク・ルフトによる世界制覇が行われていることが語られている。『New Story』のバイストン・ウェルでは原作終盤のミサイル発射が起きたことが語られる。2つのバイストン・ウェルの関係については、第1章Part8の時点では並行世界ではないかと登場人物に推測されている。
ワールド2
「αシリーズ」をイメージした世界。
- 所属作品
いわゆる宇宙世紀の世界観をベースとしている。
15年前にゲッター線の暴走と早乙女博士の反乱が起き、その直後にセカンドインパクトが勃発。地球が大変なことになっている中、それに乗じて一年戦争が起こる。人間同士の戦いは続き、グリプス戦役を経て現在は原作でいう第2次ネオ・ジオン抗争の最中となっている(第1次ネオ・ジオン抗争は確認されていない)。
また、ボアザン星人やゾンダーといった宇宙からの脅威も迫っている。
ワールド3
「Zシリーズ」をイメージした世界。ワールドで括られているが、二つの並行世界が内包されている。
ワールド3a
- 所属作品
ナチュラル中心の地球連合軍とコーディネイター中心のプラントの国軍ザフトによる戦争が起きている世界。日本はどちらの陣営にも属しておらず、戦争はニュースの中の出来事でしかない模様。
ワールド3b
神聖ブリタニア帝国による世界侵略が行われている世界。神聖ブリタニア帝国とユニオンの同盟ブリタニア・ユニオンのほか、人類革新連盟、AEU・ユーロピア共和国連合の三大勢力が覇を競い合っている。
ワールド4
『DD』独自の世界。
ワールド4a
『ヴァルヴレイヴ』と『鉄血のオルフェンズ』をベースとした世界観で、ギャラルホルンによる治安維持が行われている世界。
外宇宙に『レイズナー』と『ボトムズ』の宇宙が存在する。
ワールド4b
『ゼーガペイン』単独の世界。人類が現実世界で絶滅し、量子サーバーの世界だけで存続している世界。街は廃墟になっているが、人がいないので空や海は美しい。
ワールド5
ワールド5a
『アルドノア・ゼロ』をベースとした世界観。地球と火星国家「ヴァース帝国」との間で戦争状態となっている。破嵐創造がヴァース皇帝レイレガリア・ヴァース・レイヴァースの盟友となっており、メガボーグはヴァース帝国と協力関係にある。
また、外宇宙からベガ星連合軍が攻めてきている。
ワールド5b
過去にあった蜥蜴戦争の後、マリーメイア軍による反乱が勃発。ガンダムパイロットたちによってマリーメイア軍は鎮圧された。
直接の舞台にはなっていないが、ワールド5aとは火星で発見された古代文明の技術を利用しているという共通点がある。
オリジナルの世界
本作のオリジナルキャラクターたちの出身世界。南極の氷の下に異星人の戦艦「エルツァード」が存在しており、それを調査する目的で多国籍南極氷床下調査隊「MART」が結成されている。そして得られたデータを元にドミナントトルーパー(DT)が開発された。暦は西暦2021年。
MARTとDTの存在は隠匿されているほか、大国が南極の領有権を巡って争っている。この為DTの存在が明らかになれば新たな争いの火種になることが懸念されている。
境界空間
ワールド1~4のキャラクターがディド、もしくは光球により転移させられた空間。世界の壁を超えて4つの世界の主要人物達が集結する事になる。呼称は葛城ミサトが命名。地平線や重力がなく宇宙空間に似ているが空気が存在している。北小介や赤木リツコは亜空間の類ではないかと仮説を立てている。
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