エキセドル・フォルモ
エキセドル・フォルモ | |
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外国語表記 | Exsedol Folmo |
別表記 |
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登場作品 | |
声優 | 大林隆之介(現:大林隆介) |
種族 | ゼントラーディ |
性別 | 男 |
所属 |
ゼントラーディブリタイ艦隊所属 ⇒ 新統合軍 マクロス7船団 |
役職 | 記録参謀 |
好きな物 | 曲「私の彼はパイロット」 |
概要
ゼントラーディの記録参謀で、知識を記録するタイプ。劇場版では『エキセドル4970』。第67グリマル級分岐艦隊(劇場版では第425基幹艦隊)のブリタイ司令の補佐役的な存在。
ブリタイと共に地球文明に接触し、地球人がプロトカルチャーであると確信して必要以上の攻撃を加えなかった。そして、地球人がプロトカルチャーである以上に「自分たちが失った文化」を持っていることを知り、上官であるボドル・ザー(劇場版ではゴルグ・ボドルザー)に反旗を翻した。経緯については、TV版ではプロトカルチャーに汚染されたものとして排除される危機感を感じて、劇場版ではリン・ミンメイの歌に導かれ、最終的にボドル・ザーを討ち取ったあとは新統合軍の智謀として活躍した。
『マクロス7』の時代にはマクロス7船団の参謀として、マクシミリアン・ジーナスの副官に着任。一連のプロトデビルン戦においては唯一それを知る人物として、アドバイザー及びその解析を行った。
参謀という地位およびその容姿から、冷徹なインテリを想起しがちであるが、実際にはゼントラーディを代表する文化への理解者故、ユーモアや茶目っ気にあふれた人物として描かれる。
TV版と劇場版では容姿が違い、TV版では人間とほぼ同じだが、劇場版及びマクロス7では腕が触手型の手に変わっている。また、マクロス7に至るまでマイクローン化をせずにゼントラーディ標準の巨人サイズのままであるが、これは脳が収縮することによる記録の喪失を防ぐためである。バトル7のブリッジは地球人サイズの為、エキセドルはブリッジに首から上だけ出す形で乗艦しており、普段はブリッジの女の子相手に膨大な数の昔話をしたりして過ごしているとの事(女の子達にも退屈しないと評判らしい)。
マクロス7ではその巨体故に収めることができる乗り物が存在せず、長距離を移動する際にはバルキリー等の飛行できる乗り物にロープ等で身体を引き上げられ空中を移動する形になっている。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。「エキセドル4970」名義。今回はゼントラーディに止まらず、ゼ・バルマリィ帝国や宇宙怪獣対策のアドバイザーとして活躍する。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- 「エキセドル4970」名義。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- 『マクロス7』時代のエキセドル。外宇宙に多くの敵がいることから、彼の知識は全開。また、独自にガオガイガーの機界昇華を考察する場面も。後述の『D』と同様にマックスのバルキリーパイロット化に伴い、彼がバトル7の艦長に。能力値がマックスよりも低いが、彼のPPを引き継ぐ為、周回プレイで加速度的に強くなる。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- マクロス7時代のエキセドル。今回はNPC。
Scramble Commanderシリーズ
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦D
- マクロス7時代のエキセドル。今回の謎の敵であるルイーナことペルフェクティオの危険性も察知している。マックスのバルキリーパイロット化に伴い、彼がバトル7の艦長に。やはり能力値はマックスとは比べ物にならないくらい低い。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
防御以外の能力はマックスに劣る。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- D
- 援護攻撃L2、援護防御L3、指揮L3
- 第3次α
- 気力+ (ダメージ)、援護攻撃L3、指揮官L3、連携攻撃
- 初期状態で使い勝手の良いものが揃っている。養成するならば、集束攻撃やSPアップが良いだろう。
小隊長能力(隊長効果)
- 第3次α
- 命中率+10%
人間関係
超時空要塞マクロス時代
- ブリタイ・クリダニク(ブリタイ7018)
- 彼の部下であり、様々な知識で手助けをしている。
- ブルーノ・J・グローバル
- ボドル・ザーとの対決後は彼の腹心として活躍。
- リン・ミンメイ
- 彼女の歌で「文化」に目覚めファンに。彼の持ち歌は「私の彼はパイロット」。
マクロス7時代
- マクシミリアン・ジーナス(マックス)
- 彼の参謀として大いに活躍した。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- マックス不在時にはミリアの参謀となっている。
- 熱気バサラ
- 多くのマクロス7船団の生命がゲペルニッチによりスピリチアを吸われて気を失っていく中、エキセドルだけは辛うじて意識を保ちバサラの歌を聞き遂げた。
他作品との人間関係
- アムロ・レイ、ブライト・ノア、ゼクス・マーキス
- Dにてエキセドルの姿を見てとても驚いていた。
- トモロ0117、ボルフォッグ
- 第3次αでは彼らと機界昇華に関する考察を行なう。
- ひびき洸、サコン・ゲン、フォルモッサ・シェリル、リュウセイ・ダテ、ヴィレッタ・バディム
- 第3次α外宇宙ルートでは彼らと共に、惑星ラクスのプロトカルチャー遺跡に関する調査・解析作業に就く。
名台詞
超時空要塞マクロス
- 「ヤック・デカルチャー!?」
- 今では有名なこの言葉であるが、主に彼から聞くことが多い。ゼントラン語で「なんと恐ろしい」「信じられない」と言う意味である。
- 「ここには、重要なファクターとなる者が、二人欠けている」
「我々に、これまでの事を為さしめる要因となった、シャオパイロンなる超能力者と、心理攻撃の中核となった女だ」
「あれほどの者が重要人物でない。やはりプロトカルチャー」
「ほれ、あの、きゅーんきゅーん、私の彼は、パイロット」 - 第26話。マクロスに使節として訪問し、主要メンバーとの会談に際して、映画を事実と誤認してカイフン及びミンメイの召喚を要求した。ミンメイはまだしもカイフンに関しては文化を知らなかったが故の誤解であり、この時歌を大真面目に振り付け込みで歌い、話題の人物がミンメイであることを示す。
マクロス7
- 「プロトデビルン…うう」
「プロトデビルン…ゼントラーディの血を惑わす…語ってはならぬこと」 - 23話でシビルの映像を見た時のセリフ。怯えるように表情を歪ませ、頭を引っ込めてしまう。
- 「プロトデビルン僅か一体が我らゼントラーディの一個艦隊を全滅させた」
- マックスにプロトデビルンとは何かと聞かれて、回答したのがこの言葉。ゼントラーディ一個艦隊とは地球を破壊した艦隊数370万であり、その言葉を聞いたマックスは驚愕する。ちなみに、エキセドルはボドル・ザーの艦隊数を正確に答えていただけあり、説得力がありすぎる。
- 「おじさん恥ずかしいですな」
- 特典映像「最強の女艦隊」において。バサラの歌で狂喜乱舞しているクロレ以下メルトランディを見て、統合軍の命令を無視してバトル7のマクロスキャノンを的外れな方向に撃った際、オペレーターのサリーや美保に褒められたときの一言。
- 「バサラが歌っていますなぁ」
- ゲペルニッチによってスピリチアを吸い取られていくなか、エキセドル一人が堪えていた際の台詞。最終決戦時にバサラの歌を最後まで聞いていたのは彼である。
スパロボシリーズの名台詞
- ボルフォッグ「人々を苛むストレスからの脱却…それこそが機界昇華であり、ゾンダーの究極の使命と聞いていますが…」
トモロ「だが、それはマスタープログラムの暴走によって生じた事故だ」
エキセドル「では、マスタープログラムが正常に機能していた場合、人々はストレスから逃れることが出来たのだろうか?その答えの前に、私は生命体にとって最大のストレスとは何かを考えてみたい」
ボルフォッグ「……それは死でしょう」
エキセドル「その通り。個人で見れば死、種として見れば絶滅…それこそが生命体の最大のストレスだろう」
「マスタープログラムの暴走…もしかするとそれは暴走ではなく、結論であったのかも知れない…生命体最大のストレスである死…それからの回避のためにマスタープログラムが造られたとしたならば…機界昇華は、その危機からの回避策だったのかも知れない」 - 第3次αの第24話「戦神の星で」における機界昇華についての論考。この考え方は原作にはないオリジナル設定であるが、非常に興味深い仮説である。
- 「家庭も戦場だという方の場合、どうすればいいのですかな」
- 同作の中断メッセージにおいてマックスの「プレイヤーの諸君は戦場から家庭へ戻り、ゆっくりと休養してくれたまえ」という言葉に対しての痛烈なツッコミで、見事にマックスを撃沈させた。
搭乗機体
- バトル7
- 普段はマックスが指揮しているが、緊急時には彼に権限が与えられている。
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