ゲッターチーム
2012年9月8日 (土) 17:15時点における211.131.90.148 (トーク)による版
ゲッターチーム(Getter Team)
『ゲッターロボシリーズ』に於いて、ゲッターロボを構成する3機の小型戦闘機・ゲットマシンのパイロット3人を指すユニット名。
媒体によっては、早乙女ミチルらサポート要員を含めて総称するものも有る。
学生、軍属、アウトローと媒体によってパイロットの設定が変化するのも特徴。
SRW登場のゲッターチーム
イーグル号に該当する1号機、ジャガー号に該当する2号機、ベアー号に該当する3号機の順に各機のパイロット名を記す。尚、「チーム」というカテゴリ上、単独操縦機であるブラックゲッター等のパイロット名は割愛する。
- 流竜馬、神隼人、巴武蔵
- 所謂「初代ゲッターチーム」。熱血漢のリーダー、クールなリアリスト、ムードメーカーの巨漢という布陣で構成された基本形だが、TV版『ゲッターロボ號』以降は必ずしも当て嵌まらない法則である。SRWに於いては高確率で武蔵が途中退場、或いは生存しても後輩の弁慶に後釜を譲ってしまう為、無条件で最後まで3号機パイロットとして使える第2次(第2次G)の存在は貴重。第3次の序盤では、このメンツでプロトゲッターロボにも搭乗する。
- 流竜馬、神隼人、車弁慶
- 武蔵の戦死により再編成された「新生ゲッターチーム」。SRWでは圧倒的にこの布陣が多く、最もユーザーに馴染みの有るメンツであろう。最大のトピックはやはり、平成の世に誕生した真ゲッターロボに、昭和ゲッターチームの彼らが搭乗する事である。また、第3次αでは戦闘アニメの演出上とは言え、遂にゲッターエンペラーとの共演まで果たすという快挙を達成している。
- 巴武蔵、神隼人、車弁慶
- 第2次αスーパー系ルート序盤で見られる、SRWオリジナルの特別編成。久々にゲッターGを駆る武蔵の勇姿が拝めるかと思いきや、ゼンガー、クスハ両ルートともゲッターライガーにガッチリ固定され変形不可能。以後、武蔵の愛機は竜馬と交代する形でブラックゲッターに…。
- 流竜馬(原作漫画版)、神隼人(原作漫画版)、車弁慶(原作漫画版)
- 漫画版『ゲッターロボG』から『真ゲッターロボ』中盤にかけてのゲッターチーム。現時点では新のみの登場。グラフィックは故・石川賢氏の描き下ろしで、攻略本などの関連書籍には設定画も掲載されている。本編では隼人のみ序盤から出番が多いものの、チームとして本格的に活躍するのは後半以降。ルートによっては最終話の数話手前まで竜馬&弁慶が登場しないので、シナリオ的な扱いは最悪。声はTV版キャストが担当。余談だが石川氏による学年誌版では、恐竜帝国との最終決戦はこのメンバーで行われた。
- 流竜馬 (OVA)、神隼人 (OVA)、車弁慶 (OVA)
- 携帯機のDで参戦を果たすも、それ以外では原作OVAを考慮して非戦闘キャラとしての役割を担う事もあり、作品によって立ち位置にブレがあるのは否めない。しかし編成の異なる『新ゲッターロボ』名義とはいえ、OVAシリーズのゲッターチームがNEOで据え置き機に本格的な参戦を果たした事で、今後の動向が注目される。
- 流竜馬 (OVA)、神隼人 (OVA)、巴武蔵 (OVA)
- 携帯機のDでは武蔵がスポット参戦という扱いでプロローグで使える(ただし3人とも単独でゲッターに乗っている)。第2次Zにてまさかの本格運用が可能となった。
- 流竜馬 (OVA)、神隼人 (OVA)、武蔵坊弁慶
- 『新ゲッターロボ』におけるゲッターチーム。同作では「巴武蔵」及び「車弁慶」が存在せず(あるいは2人が統合されて)「武蔵坊弁慶」となっている。
- ゴウ(號)、ケイ(渓)、ガイ(剴)
- クールなリーダー、熱血漢の女性キャラ、巨漢という珍しい組み合わせ。
- 早乙女博士 (OVA)、コーウェン、スティンガー
- 異色の科学者トリオ。もっとも乗ってるのがメタルビースト・ドラゴンで3人ともインベーダーなので、ちゃんと操縦しているのか疑問ではあるが。
- 一文字號、橘翔、大道剴
- 所謂「ネオゲッターチーム」。OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』準拠の設定ゆえ、原作漫画版ともTV版ともキャラは異なる。
SRW未登場のゲッターチーム
イーグル号に該当する1号機、ジャガー号に該当する2号機、ベアー号に該当する3号機の順に各機のパイロット名を記す。尚、「チーム」というカテゴリ上、単独操縦機であるブラックゲッター等のパイロット名は割愛する。
- 早乙女達人、テストパイロットA(仮称)、テストパイロットB(仮称)
- TV版第1話のみに登場したプロトゲッターロボのパイロット達で、3人とも竜馬と同型のパイロットスーツを着用。合体訓練中にメカザウルス・サキの奇襲を受け、非業の死を遂げる。
- 流竜馬、早乙女ミチル、車弁慶
- 『ゲッターロボG』最終回での限定ユニット。行方不明の隼人に代わってミチルがライガー号に搭乗し、百鬼ロボに立ち向かう。隼人不在という最終回のシチュエーションをモチーフにしたMXでも、この編成までは再現されずに終わった。ちなみに台詞だけだが、隼人の代理として早乙女博士が搭乗の意志を示しており、実現すれば流竜馬、早乙女博士、車弁慶というSRWオリジナルの布陣が拝めたのだが…。
- 流竜馬(原作漫画版)、神隼人(原作漫画版)、早乙女博士(原作漫画版)
- 漫画版の序盤では、武蔵がレギュラー入りするまでこの布陣。ゲッター3の初登場は、早乙女博士の操縦によって果たされる。
- 流竜馬(原作漫画版)、神隼人(原作漫画版)、巴武蔵(原作漫画版)
- 説明不要なもう一つの「初代ゲッターチーム」。石川氏の逝去により、氏の新規描き下ろしによるSRWへの参戦が望めなくなったのが、返す返すも悔やまれる。
- ゲッター1のジャンボマシンダー、愛犬ロボ、巴武蔵(原作漫画版)
- 番外編『がんばれ!ムサシ!!』での「即席ゲッターチーム」で、最も異色な編成。実際は武蔵の単独操縦に等しいのだが、愛犬ロボもジャガー号のボタンを弄くり回し、結果的に通常では有り得ない変形の数々を披露するのに貢献(?)している。余談だが、愛犬ロボのモデルになったのは、故・石川賢氏の飼っている犬(名前もそのまま)である。
- 流竜馬(原作漫画版)、矢部明、小野田勉
- 漫画版『真ゲッターロボ』「新たなる戦い」でのゲッターロボG搭乗者。弁慶操縦のゲッター1と共同で、隕石の爆破作戦に就くが…。
- 車弁慶(原作漫画版)、宮崎翔、内藤剛夕
- 漫画版『真ゲッターロボ』「新たなる戦い」でのゲッターロボ搭乗者。隕石の中から出現した百鬼獣軍団の前に撤退を余儀なくされる。宮崎は戦闘中に致命的とも思える傷を負うが、生死は不明。
- 流竜馬(原作漫画版)、神隼人(原作漫画版)、伊賀利三佐
- 漫画版『真ゲッターロボ』「ファーストコンタクト」での編成。骨折した弁慶の代理で搭乗する伊賀利は、ベテラン2人の荒っぽい操縦にも対応出来るほどのパイロット適正を発揮。真・ゲッター3への合体も成功させている。
- 一文字號(TV版)、橘翔(TV版)、大道剴(TV版)
- TV版『ゲッターロボ號』に於けるゲッターチーム。SRWには未だに未登場(詳細は『未参戦作品』の項を参照)。物語中盤から登場するGアームライザーが4号機扱いされている為、これに搭乗する武藤由自や吉井レミといった準メンバーも含め、「ゲッターチーム」として捉えられる事も有る。
- 一文字號(原作漫画版)、橘翔(原作漫画版)、大道剴(原作漫画版)
- ゲームメディアではPSソフト『ゲッターロボ大決戦!』に登場済み。
- 一文字號(原作漫画版)、メシア・タイール、流竜馬(原作漫画版)
- 漫画版『ゲッターロボ號』で、最終的に真ゲッターロボに搭乗したメンツ。真ゲッターと一体化して恐竜帝国の女帝ジャテーゴ一味と戦い、すべてを取り込んだのちに火星へ旅立った。
- 流拓馬、カムイ・ショウ、山岸獏
- 『ゲッターロボアーク』におけるゲッターチーム。拓馬は竜馬の息子であり、カムイはゴールの息子、獏はメシア・タイールの弟と、全員がサーガの過去作品に登場したキャラクターの血縁者である。
- 水樹茜、秋山椿、柴崎楓
- PSソフト『ゲッターロボ大決戦!』に登場する女性で構成されたゲッターチームで、橘博士制作のゲッターロボ斬を駆る。キャラの立ち位置は初代ゲッターチームと同様で、『鋼鉄神ジーグ』に於けるビルドエンジェル隊の雛型と見る事も出来る。
- 竜牙剣、天草弾、鋼轟鬼
- 『ゲッターロボ飛焔 ~THE EARTH SUICIDE~』に登場するゲッターチーム。
- 了、ハヤト、ムサシ
- 『偽書ゲッターロボ ダークネス』でのゲッターチーム(作中では「チーム・ゲッター」と呼称)。了は竜馬を幼くしたようなキャラクターで、ハヤトは普段は冷静な性格のビジュアル系美青年だが、一度キレると漫画版や『新ゲッターロボ』初登場時の如き(ある意味その二作品以上の)狂気ぶりを発揮する。何よりも特筆すべきはムサシで、名前こそ巴武蔵と共通しているものの、なんと女性(しかも美少女)である。また、彼らの司令官は、物語開始直後に物語から退場してしまう他シリーズとは違い、幾多の苦難を乗り越えながらも生き続け、戦い続ける、あの「早乙女達人」である。
|