H.I.A.W.D
H.I.A.W.D(ハイアード)とは、『スーパーロボット大戦X-Ω』に登場するプレイヤー部隊。
概要
元々は黒の騎士団とソレスタルビーイング、エゥーゴやミスリルに日本各所のスーパーロボット軍団のパイロットが加わった、主に神聖ブリタニア帝国やティターンズやブルーコスモスといった体制側と戦う事を目的とした組織が前身。第3章25話にてメガノイドとZマスターが突如現れ地球の3分の1を侵略、これに対抗する為に地球連邦政府によって正式な部隊として結成された。部隊の名前はアリストテレスの言葉、「希望とは、目覚めて抱く夢をいう」(英語でHope is a waking dream)が由来。第3章28話で主人公のイヌイ・アサヒとシャッテ・ジュードヴェステンがヴァンアインと共に並行世界に転移したため、正式な登場は第4章9話から。
『X-Ω』ではストーリー進行とは無関係に、プレイヤーが入手したユニットを自由に編成できる。そのため、本項ではストーリー上での描写について記載する。
参加団体・協力者
- アルファオメガ
- 火星のメガノイドとオルブロの襲撃で組織は事実上の解散となったが、ヴァンアインの転移によりイヌイ・アサヒ、シャッテ・ジュードヴェステン、ミリュー・ジュストが地球に逃れ、黒の騎士団とソレスタルビーイングに拾われる形で参加[1]。
- ワクカガ
- アサヒ達がヴァンアインの中で幾度となく見た謎の男。第5章10話で現出し、オルブロの目的とその対抗策として各地に隠された遺跡を巡るよう助言をする。
- 黒の騎士団
- ソレスタルビーイング
- 国際連合が地球連邦政府へ改組される折に壊滅したと思われていたが、ミスリルに加入していた。
- エゥーゴ
- ミスリル
- 光子力研究所
- 剣鉄也はソレスタルビーイングに協力した事の責任を取る形で連邦に出向、極秘にミスリルに加わりそこから参加。
- 早乙女研究所
- 南原コネクション
- GGG
- 立場上、当初は部分的に協力という形をとっていたが、H.I.A.W.D結成後は正式に協力関係となる。
- 獣戦機隊
- 鉄也の手引きでミスリルと共に参加。
- 円条寺大作、神哲也、水木ほたる
- 3人の故郷はオーブ連合首長国という設定で、クワトロ・バジーナの演説によりオーブが戦場となった際に仲間に加わる。
- ボルテスチーム
- 破嵐万丈
- グッドサンダーチーム
- ドルバック隊
- ツナシ・タクト
- 南十字島がエゥーゴとティターンズの戦場になった事をきっかけに参加。
- キラ・ヤマト
- キラもストライクガンダムと共に南十字島に流れ付いていた為、タクトと共に参加。
- ラクス・クライン
- ザフトからフリーダムガンダムを強奪、キラに届ける。
- アークエンジェル隊
- ティターンズの関連組織であり当初は敵対関係だったが、ティターンズがアークエンジェルを道連れにアラスカ基地を爆破しようとした為、味方に加わる。
- アスラン・ザラ
- ザフト所属の為にキラとは敵同士だったが後に和解。
- ソルダートJ
- ザフトとの決戦時に突如出現したZマスターとの戦いによる共闘から参加。
- イヌイ・ホノカ
- シャッテがクン・インユェによって消滅させられた後、ヴァンアイン・アルヴァのサブパイロットとして兄に協力する。
- デューク・フリード
- ベガ星連合軍との戦いに疲れ果て、妹のグレース・マリア・フリードと共に南十字島に潜伏、宇門大介として南十字学園の演劇部の顧問をしながら普通の生活を送ろうとしていたが、リボンズ・アルマークが日死の巫女を見つける為に島を焼き払おうとした事を切っ掛けに戦場に復帰、H.I.A.W.Dに加わる。
- 枢木スザク、オルドリン・ジヴォン、オルフェウス・ジヴォン、ズィー・ディエン
- 南十字島から脱出出来なくなっていた所をデュークに助けられ、リボンズの凶行を止める為に協力関係となる。
- 綺羅星十字団、あしゅら男爵
- H.I.A.W.D結成以前から敵対関係にあり、リボンズの作戦にも渋々従っていたものの、日死の封印を解放するという目的を果たした後は彼を裏切り、H.I.A.W.Dと一時的に共闘する。
並行世界からの参加者
以下、アサヒとシャッテが並行世界に転移し、その後元の世界に戻る際に巻き込まれる形で仲間に加わる。
- ディーバ
- アポロ、シルヴィア・ド・アリシア、シリウス・ド・アリシアが参加。
- セレブラム
- ソゴル・キョウ、カミナギ・リョーコ、ミサキ・シズノ、シマ、ミナトが参加。
- ヒイロ・ユイ
- キリコ・キュービィー
- ゲッコーステイト
- ヤーパンの天井
戦死者
行方不明者
関連用語
- 光武X
- 帝国華撃団が建造した試作量産型光武。スパロボオリジナルの霊子甲冑。期間限定イベントでアサヒ達が『サクラ大戦』の世界に一時的に転移したという設定の為、帝撃は参加団体ではないが、搭乗者のアサヒに合わせてこの機体の胴体には「H.I.A.W.D」の文字が刻まれている。
注釈
- ↑ ただし、シャッテについては転移先の並行世界で消息不明となり、その後元の世界でH.I.A.W.Dが正式に発足したという流れの為、厳密には当初はH.I.A.W.Dのメンバーではなかった。その後生存が確認され、紆余曲折あったものの最終的にはメンバーとして合流する。
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