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+ | :フロスト兄弟にさらわれたティファを助けるためにガンダムXに乗り込もうとして、ジャミルに「何故戦うか」を問いただされた際の答え。彼のまっすぐな気持ちがあらわれている。彼にとってはティファのためなら他の理由はいらない。 | ||
;「ガンダム、売るよ!」 | ;「ガンダム、売るよ!」 | ||
:第7話タイトル。船出(家出)したガロードがガンダムXを売りに出そうとした時の台詞。 | :第7話タイトル。船出(家出)したガロードがガンダムXを売りに出そうとした時の台詞。 |
2013年1月7日 (月) 20:20時点における版
ガロード・ラン(Garrod Ran)
- 登場作品:機動新世紀ガンダムX
- 声優:高木渉
- 種族:地球人
- 性別:男
- 年齢:15歳
- 身長:161cm
- 体重:53kg
- 瞳色:エメラルドグリーン
- 髪の色:ダークグリーン
- 所属:バルチャー⇒フリーデン
- キャラクターデザイン:西村誠芳
『機動新世紀ガンダムX』の主人公。
第7次宇宙戦争で両親を失った戦災孤児でバルチャーの少年。ガンダムエックスのパイロット、後にガンダムダブルエックスに搭乗。自称『炎のMS乗り』。名前の由来は『我(=ガ)が道(=ロード)を行く(=ラン)』から。
父がメカニックであったせいかメカの扱いに長け、MSの操縦もこなす。荒廃した世界の中で、ジャンク屋やMS回収を生業として生きてきた。ティファ・アディールに出会って一目惚れし、彼女を守る為に行動するようになる。
一人での生活が長かった為、当初、集団行動が不得意でフリーデンの船員からは反感を買ったり、優しくされる事に不慣れであったりして、ガンダムエックスを持ち出し脱走した事もあった。
MS操縦センスは高く、ジャミルやキッドが太鼓判を押すほど。フロスト兄弟からの刺客を何度も退け、そのフロスト兄弟とも幾度となく戦っている。人工ニュータイプのカリス・ノーティラスにはサテライトキャノンが破壊される程の完膚無き大敗を喫し、パイロットとしての自信を失う事もあったが、ジャミルの叱責、ガロードの努力と工夫により、これに打ち勝っている。後に前大戦のエースパイロット・ランスローとも渡り合っている。 また、ガンダムエックス・ティバイダーの一新された武装を初搭乗から把握し活用、ダブルエックス初搭乗時は格闘とビームサーベルのみでバリエントの部隊を圧倒、宇宙に上った際も最初の戦闘のうちに無重力空間での戦い方をこなせるようになるなどといった、新しく対面した状況に対する適応能力の高さも印象深い。
ニュータイプが登場するガンダム作品においては珍しい非ニュータイプ主人公。コウ・ウラキやシン・アスカのような軍人でも無く、ヒイロ・ユイのような特殊訓練の類も受けていない、普通の人間である。しかし純粋な民間人とも言いがたく、荒廃した世界で生き抜く為にMSハントや報酬を貰い非正規な依頼を受けるなどティファと出会うまではアウトロー寄りの日々を過ごしていた。
スパロボシリーズにおいて
明るくポジティブな性格から、他作品のキャラとも仲が良い。大きな特徴としてガンダム系パイロットでは珍しい専用のサブパイロットティファ・アディールの存在がある。彼女の存在により二人分の精神が使えるメリットの他、有用な特殊技能(ガッツや強運)を持っている事が多い。基本的にティファのサブパイロット参入にはフラグ立てが必要で参戦時期も中盤以降なためウッソ・エヴィンのハロのように無条件でくっ付いてくる訳ではないが、その分非常に優秀なサポート精神を持つのでガロードを使うなら是非参入させたい。
登場作品と役柄
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α外伝
- 初参戦作品。未来の世界の住人として登場。能力が高くガンダム系主人公で唯一ガッツを修得するので上手く発動できれば無双も可能。ただし魂は修得しない。専用のサブパイロットが付くのが最大の強み。最後の修得する精神コマンドはティファへの思いが反映され、愛を修得する。後半にサブパイロットしてティファ(とGビット)が付くのは以降お約束となった。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- ランド編ではフリーデンのクルーとは離れ離れで、ガンダムを売ろうとしてる状態(ストーリー上、原作とは違いGXディバイダー)で第1話から参戦する。機体性能や精神コマンドの幸運、強運と小隊長能力(獲得資金+20%)も相まって今作の資金王。後半ティファが加われば更に使い勝手が良くなる。ゲイナー、レントンと仲が良く、「少年恋愛団」と呼ばれる。また、ランド編ではバザーで彼を中心にしたイベントが存在。ティファへのプレゼントを色々と買い進めていくが…。今回は愛、献身は修得せず、代わりに勇気を修得するようになった(ちなみに「少年恋愛団」は全員最終的に勇気を修得する)。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 中盤にウィッツやロアビィ、ロラン達∀ガンダムの面々と共に次元震に巻き込まれ、自軍に加入。また当然ながら登場当初はサテライトキャノンが使えないというピンチに陥るが後にイベントが発生して使用可能になる。前作と違い単体戦なので通常兵器は単体攻撃専門のダブルエックスでも十分に戦える。元々強運持ちなうえにエースボーナスの優秀さのため、Zに引き続き資金稼ぎ要員としてはクロウと肩を並べる自軍のトップエース。ただ、今回は彼の強みであるティファがサブパイロットにならないのでいつもより使い勝手は落ちた。
- 第2次スーパーロボット大戦Z 再世篇
- 序盤にゲイナー、サラと共に出稼ぎで竹尾ゼネラルカンパニーにやってきて自軍編入。「ガンダム売るよ!」の呪縛なのか、アロウズのアーバ・リントにガンダムの売り渡しを迫られるが拒否する。ちなみに、今回序盤に登場するガンダムパイロットの中で唯一国連軍の正式な協力者(所謂「表部隊組」)だったりする(他は全員テロリストか軍の脱走者となっているため)。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦R
- 過去の世界で登場。α外伝では射撃と格闘が高かったが、本作では平凡になった。一方今回はティファがサブパイロットになると彼女の高いニュータイプ能力がガロードの能力に加算されるので命中・回避が非常に高くなる(他のシリーズではGビット関連のみにしか効果が及ばない)。フリーデンやルクレツィア・ノインと共にネオ・ジオンに捕らわれたティファとアムロ・レイを助けに来る。幸運・必中を持つのでサテライトキャノンでの資金稼ぎに使える。本作ではα外伝とは違い愛ではなく献身を修得する。
パイロットステータスの傾向
能力値
ガンダム系パイロットらしい射撃・命中・回避が高い安定した能力を持つ。リアル系にしては防御もそこそこ高い。また、底力、ガッツ等の技能を所持し追い込まれるほど飛躍的に強くなるタイプといえる。Rのみ格闘・射撃が主役級にしては平凡だった。原作では主にビームソードを使った格闘戦で活躍する場面も度々あったが、スパロボではα外伝以外では格闘は高くない。
精神コマンド
集中、不屈、幸運など使いやすいものを一通り覚える。ただし、ガンダム系主人公だが、これまで魂を修得したことはない。また条件を満たせばティファが専属サブパイロットとなり、使い勝手が上昇する。
特殊技能(特殊スキル)
α外伝にてガッツを修得するためジロンやイサム等と共に発動すれば無双も可能なキャラクターの一人だった。α外伝以降の作品ではガッツが登場しないので代わりに底力を習得する。またZでは強運と自身の隊長効果により、自軍屈指の稼ぎ手となる。ティファが専属サブパイロットとなると、NT専用武器も使えるようになる。
小隊長能力
- 獲得資金+20%、ダメージ-10%
- Zで採用。
固有エースボーナス
- 気力120以上で自軍フェイズ開始時に『幸運』が掛かる
- 第2次Zで採用。元から強運かつ幸運持ちで、さらにこのエースボーナスにより毎ターンノーコストで幸運がかかると、Zで無消費カンストを実現した資金稼ぎ能力に勝るとも劣らない優秀さ。連続攻撃対象を常に幸運で討ち取っていくだけでも数万という資金があっという間に溜まっていく。連続攻撃+マップ兵器サテライトキャノンを使う場合は幸運を使う必要があるので自分の幸運も腐らない非常に優秀なエースボーナス。
パイロットBGM
人間関係
- ティファ・アディール
- 一目惚れした相手。彼女を守るために行動し続ける。
- ジャミル・ニート
- ガンダムエックスの先代パイロットで、尊敬すべき存在。ジャミルにとってガロードは自分の少年時代を思い起こさせる(15歳当時のジャミルの顔はガロードに瓜二つ)存在で、ティファと共にガロードを導く。戦意を喪失したガロードをスパルタで立ち直らせたことも。
- ウィッツ・スー
- 仲間。
- ロアビィ・ロイ
- 仲間。
- テクス・ファーゼンバーグ
- 若い頃の経験から、ガロードの心情を察してくれる船医。
- キッド・サルサミル
- 喧嘩仲間。彼から「ガンダム坊や」と呼ばれていたが、次第にその腕を認められていった。
- エニル・エル
- 彼女に諸事情から愛憎の混じった感情を抱かれ、追われるが、後に和解した。
- カトック・アルザミール
- ガロードとティファに未来への希望を託す。彼に助けてもらうが、彼は命を落とす事に…。
- フロスト兄弟(シャギア・フロスト、オルバ・フロスト)
- 彼らが主張するようにライバル的関係。しかし、ガロード個人と直接的な因縁があるというよりは、ティファを付け狙うとってもうざったい仇敵といった関係である。
- カリス・ノーティラス
- 元は敵対していたが、パトゥーリアから救出された後は良き仲間となる。
- パーラ・シス
- 宇宙に上がってから相棒的存在となった少女。ティファとは様々な面で正反対。
他作品との人間関係
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- アムロ・レイ
- Rでは、アルタネイティブ社やフォートセバーンにティファと共に囚われている彼を救出した。
- シャア・アズナブル(クワトロ・バジーナ)
- Rでは、ニュータイプ研究所にさらわれた彼をシャッフル同盟と共に救出した。
- カミーユ・ビダン
- α外伝では、ティファと同じニュータイプであるため、何かと序盤から共闘する兄貴分。Rではアムロやティファと共にフォートセバーンに囚われている彼を竜馬共に救出した。
- ファ・ユイリィ
- Rでは、ニュータイプ研究所にさらわれた彼女をシャッフル同盟と共に救出した。
- フォウ・ムラサメ
- α外伝では、一時フリーデンから家出(?)した彼がすぐに戻ってくるであろうと見抜いていた。Rでは、カロン・ラットが所長を務めるニュータイプ研究所にシャッフル同盟と共に潜入した際、彼女からDXのGコンを受け取る。
- ジュドー・アーシタ
- α外伝とRにて共演。α外伝では彼と共にガンダムを売ろうとした。
- エルピー・プル
- α外伝ではGXで荷物を運搬中、誤ってジュドーに掠り傷を負わせてしまった際、素直に謝れず彼女から顰蹙を買ってしまう。
- ウッソ・エヴィン
- α外伝では彼とも共にガンダムを売ろうとした。
アナザーガンダムシリーズ
- シャッフル同盟(ドモン・カッシュ、チボデー・クロケット、ジョルジュ・ド・サンド、サイ・サイシー、アルゴ・ガルスキー)
- Rでは、彼らと共にニュータイプ研究所に囚われたアムロ、カミーユ、クワトロ、ファ、ジャミル、ティファ、そしてフォウを救出するべく生身で潜入した。
- ヒイロ・ユイ
- α外伝では、フォートセバーンの市長官邸から脱出する際、ウイングゼロにティファを同乗させた事により、彼にヤキモチを妬いていた。Rでは彼を制止する一幕もあった。
- デュオ・マックスウェル
- α外伝では、フォートセバーンの市長官邸から脱出する際、彼のデスサイズヘルに同乗。また、ヒイロの機体にティファを乗せる事を提案した彼に食って掛かっていた。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- α外伝では、フォートセバーンでカリスに連れて行かれたティファを奪回するべくジェニスで出撃した際、彼に援護してもらった。ガロード曰く「心配性でお節介焼き」
正暦作品
ガンダムSEEDシリーズ
西暦作品
- イオリア・シュヘンベルグ
- 第2次Zでは彼と直接絡む場面こそないが、彼のお陰で第2次Zの世界でもサテライトキャノンを使うことができた。
- アーバ・リント
- 第2次Z 再世篇では序盤にアロウズのイメージ戦略に利用する為にガンダムダブルエックスの売り渡しを迫られる。その一件もあり、ちょっとした因縁のある間柄に。
- リボンズ・アルマーク
- 第2次Z 再世篇では人類の支配者となる事で自らの力を世界に認めさせようともしている彼に対してフロスト兄弟と同質の愚かさを覚え、後述の台詞で彼らの同類と断じた。
富野作品
- ジロン・アモス
- ロランと同じくα外伝やZにて共演。彼とも気が合う。
- ゲラバ・ゲラバ
- Zではランドと一緒に序盤から彼と対決する機会が多く、ちょっとした因縁のある関係に。
- ゲイナー・サンガ
- レントンと共に恋するあの娘のために戦う少年同士仲が良く、親友同士に。ゲイン曰く「少年恋愛団」。ちなみにスパロボZに先駆けて共演したA.C.E.3でも彼らとは仲が良く、専用の合体攻撃も存在した。
- ゲイン・ビジョウ
- Zではランドと同様に序盤から彼に色々とお世話になり、仲が良い。
リアル系
- レントン・サーストン
- ゲイナーと共に恋するあの娘のために戦う少年同士仲が良く、親友同士に。ゲイン曰く「少年恋愛団」。第2次Z 破界篇で出会った平行世界のレントンに対しても友情を示し、エウレカと離れ離れになっても決して挫けない彼を応援する。ちなみにスパロボZに先駆けて共演したA.C.E.3でも彼らとは仲が良く、専用の合体攻撃も存在した。
- ホランド・ノヴァク
- Zの中盤での彼の荒れっぷりにはガロードも腹立たしさを隠せなかった。第2次Z 破界篇で出会った平行世界の彼に対してもZEUTHメンバー中で最も怒りを露にしており、人間としての記憶を失ったエウレカを目の当たりにした時は、掴み掛からんばかりの勢いで彼を責めた。
- 桂木桂
- Zでは彼と行動を共にする事も多い。わりと彼の事を頼っていたようである。
スーパー系
- 流竜馬 (OVA)
- Rでは当初は彼を「クソ中年」呼ばわりし、喧嘩になってしまう場面もあったが、ティファ達の救出を手助けしてくれる。憎まれ口を叩きあいながらも、お互いを信頼し合っていた。
- 竹尾ワッ太
- 第2次Z 再世篇では序盤にゲイナー達と共に彼の元に就職する。
バンプレストオリジナル
- ランド・トラビス
- Zでは揺らぎの事で色々と世話になる。第1話からの付き合いで、仲が良い。
- レーベン・ゲネラール
- 彼の散際に、エーデルへの忠誠心と愛を声高に叫ぶ彼に対し、「そんなものは愛ではない」とゲイナーやレントンと共に否定した。
名台詞
- 「いわゆる、ホールドアップってヤツ?」
- 第1話での最初の台詞。金と食糧を求めジェニスで暴れるバルチャーを咄嗟の機転で、コクピットハッチを開け銃を突きつけて。
- 「それは、その…ニュータイプが…ああっ、ウザったいっ!俺はティファを助けたいんだ!好きになっちゃったんだからあったり前だろ!」
- フロスト兄弟にさらわれたティファを助けるためにガンダムXに乗り込もうとして、ジャミルに「何故戦うか」を問いただされた際の答え。彼のまっすぐな気持ちがあらわれている。彼にとってはティファのためなら他の理由はいらない。
- 「ガンダム、売るよ!」
- 第7話タイトル。船出(家出)したガロードがガンダムXを売りに出そうとした時の台詞。
- 「俺の声が聞こえるか!」
- 第14話タイトル。ガロードに敗れたカリスは、ノモア市長の手により巨大MAパトゥーリアに半ば生体パーツとして乗せられる。意識が消えかかっているカリスに対して目を覚まして巨大MAを停止させるよう呼びかけた声。
- 「ジーエックス(ダブルエックス)、出るぜえ!!」
- フリーデンクルーになってからの出撃時のセリフ。このセリフと共にガチャコン!とGコンをセットするシーンが印象的。
- 「俺よ、最近ようやく分かってきたぜ。大人ってのはどういうものか。戦争だ、連邦だ、ニュータイプだ、産まれる前のゴタゴタにこっちを巻き込んで引っ掻き回す…けっ、それがアンタ達の言う大人なんだろ!」
- 第23話にてアイムザット達に投降せざるを得ない原因を作ったカトックに反発して殴られた後に返した反論。
- 「撃つしかないのか!」
- 第28話タイトル。新連邦の大部隊に迫られて、残月を見上げながら。
最初の一発を撃って以降、ガロードはサテライト・キャノンを撃つ事に抵抗感を抱いていたが、更にカトックの死に際の言葉を聞いてから尚のこと、撃つ事に躊躇いを覚えるようになった。人の命を奪う可能性のある場面では尚更。
結局、この場は亡命しようとしていたウィリスが新連邦に対し投降の意志を示すことで砲火が開くことは無かった。 - 「月が見えた!」
- 第34話タイトル。ゲームではツインサテライトキャノン使用時の台詞に使われている。
- 「俺はただ…ティファの事を守りたいと思っただけで…特別な力なんて無いし…」
- 第39話にてD.O.M.E.に「新しい未来を作る力」の例としてガロードがティファの予見した未来を悉く変えてきた事を挙げたのに対して。
- 「過ちは繰り返させない!」
- 第39話にて、あくまで戦乱を望むフロスト兄弟に対して。この後ツインサテライトキャノンとサテライトランチャーの撃ち合いとなり、双方の機体は大破する。
スパロボシリーズの名台詞
戦闘台詞
- 「こいつ…あのパトゥーリアと同じだ!」
「くはぁ!でっけぇガンダム!」
「人を不幸にするようなガンダムを放っておけるかよ!」 - Zにて、サイコガンダム、デストロイガンダムとの戦闘台詞。
- 「ジ・エーデル! お前みたいな最低野郎は絶対に許さない!!」
「こいつで決着をつけるぜ! 最低野郎!」 - Zにて、ジ・エーデルとの戦闘台詞。後者はサテライトキャノン使用時の台詞で、これを含めればジ・エーデルに二回「最低野郎」と罵声を浴びせた事になる。まあ、ジ・エーデルは己の快楽のために世界と命を弄んでいるのでそう言いたくなるのも無理はない。
余談ではあるが、続編において最低野郎のフレーズで有名なロボットアニメが参戦した。さらに言うと、ガロードが担当した高木氏はPS2版「装甲騎兵ボトムズ」においてバイマンの代役を務めている。
αシリーズ
- 「おい! 何であっちにティファが乗ってんだよ!?」
- α外伝の第18話にて、フォートセバーンの市長官邸に捕まっていたティファを奪回し脱出する際に、ティファがヒイロの乗るウイングゼロに同乗しているの見て組み合わせを提案したデュオに食って掛かった時の台詞。やはり、同年代の男と一緒にいるのが面白くないのであろう。ちなみにガロードはデュオのデスサイズヘルに同乗している。
- 「XはXでも、こっちはダブルエックスだぜ!!」
- α外伝にて、ギンガナムに対して。
- 「お前達は世界に存在を否定されたと言っていたな!」
「だが、それに押し潰されて他人を否定しようとするお前達は最低の弱虫だ!」
「そうだ! もう一度言ってやる! ティファは力に負ける事なく自分の生き方を見つけた…」
「だが、他人に痛みを返すことでしか自分の存在理由を見つけられないお前達は甘ったれの弱虫野郎だ!」 - α外伝の第41話「黒歴史の終焉」より。自身の存在を否定されたという理由だけで世界を滅ぼそうとするフロスト兄弟を原作以上に非難した。
携帯機シリーズ
- 「ヒイロとか言ったな。ツインバスターライフルとツインサテライトキャノンの力比べなんて、したくないだろ!!」
- Rの中盤でティファの制止を聞かずにツインバスターライフルでシェルターを攻撃し続けるヒイロをツインサテライトキャノンで止めようとした時の台詞。このガロードの気迫を認めてか、ヒイロも攻撃を中止する。
Zシリーズ
- 「そりゃあいつも調子に乗ってたけどよ…だからって、ああまで八つ当たりされりゃたまったもんじゃないぜ!」
「いい加減にしろよな!俺達はあんた達のことを仲間だと思って手を貸してるけど…」
「そっちは俺達に事情も何も話さず兵隊として使うだけかよ!」 - Zより。ホランドの身勝手な態度や暴行にさすがのガロードも頭に来ていた。実はガロードもレントンと同じくフリーデンに馴染めず、船から出た(家出した)ことがある。そのためにレントンを放っとけなかったらしい。
- 「氷の下から塩漬けの人間が発見されたってよ」
- ZにてUNの噂話にある情報で元ネタは格闘漫画『バキシリーズ』の登場人物ピクル。
- 「何たって、俺達の世界にはあんたやレントンの同一人物がいたんだからな」
- 『第2次Z 破界篇』の暗黒大陸ルート第27話「呪われし放浪者」より。ZEUTHのマナーをうっかり破りかけてしまい、その直後にアデットに止められた。
- 「能力があるとか、ないとか、そんな事にこだわって歪んじまった奴を俺は知っている!」
「お前もそいつ等と同じだよ!」 - 第2次Z 再世篇における戦闘前会話にて。ガロードをただの人間と見下し嘲笑するリボンズに対して、能力の有無でしか物事を図れない狭量さにかつての仇敵を想起し、切り捨てる。
スパロボシリーズの迷台詞
αシリーズ
- 「す、すげえ…ガンダムがいっぱい…あれを全部売ったら、大もうけ出来そうだな」
- α外伝にて、フリーデンに集結しつつあるプリベンターの数多くのガンダムを見たときに漏らした台詞。確かにこの世界のバルチャー達から見たら宝の山で狂喜乱舞しそうな眺めである。全部売り捌いたら間違いなく一生遊んで暮らしていけるであろう(ガンダムに並々ならぬ思い入れを持つ彼や彼女が黙っていないだろうが…)。しかしこの後キッドから「まだそんな事考えてんのか」と呆れられてしまう。ちなみにこの時点でガロードの目の前にあるのは、ガンダム試作1号機Fb、Ζガンダム、スーパーガンダム、ΖΖガンダム、Vダッシュガンダム、ガンダムサンドロックカスタム、∀ガンダムの7機である。高木渉氏によるDVEで収録されている。
Zシリーズ
- 「レントン!こっちはフォーメーションXで行くぞ!GXはフォローに回る!」
「レントン…!作戦成功の鍵はお前が握っている。お前の本当の力を見せてくれ!」 - エウレカに良いところを見せたいというレントンを汲んでガロードが提案した戦術。レントンは「サテライトシステムのアミタドライブ的リミッター解除」を担当し、エウレカをサポートするらしい。もちろんこれらは全てハッタリで、年相応のセンスにグランナイツの面々からは呆れられていた。
- ガロード「おれなら、そんなケチくさい事言わないで2万年でも3万年でも愛するけどな」
ティファ「ありがとう、ガロード」
ガロード(き、来た! 俺のハートにマイクロウェーブが!) - 第2次Z破界篇のズール皇帝との決戦直前において、シルヴィアが口にした「1万2000年の愛」という言葉に便乗して、ティファへと遠回しにラブコールを送った際、満更でもない反応が返ってきた事で舞い上がる。
主な搭乗機
余談
ガンダムXのDVD-BOX付録小冊子によると、彼を演じた高木渉氏は元々フロスト兄弟役でオーディションを受けていたとの事。「ダミ声」とまで言われた氏の声質も、たくましいガロードのキャラクター性演出に一役買っている。
またこのガロードというキャラクターは、『機動新世紀ガンダムX』の高松信司監督が、それ以前に監督を務めた2作品に似たキャラクターが存在する。具体的には髪型は『勇者警察ジェイデッカー』(1994年)の主人公である友永勇太に、服装は『黄金勇者ゴルドラン』(1995年)の原島タクヤにそっくりである。高松氏はこの件について先のDVD-BOX付録小冊子でキャラクターのイメージラフを自分が描いていたことを明かした上で、「意識したというより、僕の好みのスタイルだったんでしょう」とも語っている。