「グレートマジンガー (桜多吾作版)」の版間の差分

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:(1)~(8)まで発番されている場合もある。飛行能力はオミットされている。
 
:(1)~(8)まで発番されている場合もある。飛行能力はオミットされている。

2016年4月13日 (水) 00:35時点における版

  • 双葉社「アクションコミックス」より単行本全4巻(現在は絶版)

概要

秋田書店刊『冒険王』に連載されていた、桜多吾作による『グレートマジンガー』のコミカライズ作品で、所謂『桜多版マジンガーシリーズ』の二作目である。

この時代の児童向け漫画としては珍しく、世相を反映したシニカルな内容や、掲載雑誌の対象年齢を無視したハードな展開、及び人体破壊などの凄惨な描写が特徴である。

桜多氏のマジンガーシリーズは、原作漫画版やTVアニメ版から逸脱した独自の展開で描かれる事が多く、作家の個性が良い意味でも悪い意味でも前面に出過ぎているため難色を示す者も居るが、設定や登場人物の台詞廻し、及び心理描写などが大変凝っており、ストーリーテリングの絶妙さも相まって支持するファンは多い。

一方で、ジェットスクランダーを初めとする新兵器登場によるパワーアップイベントなどを極力織り込む姿勢も見せており、原作ではTV版とはパラレル設定だった『対デビルマン』や『対暗黒大将軍』も、物語の一エピソードとして違和感なく挿入している。

特に『グレートマジンガー』は総合的な完成度の点に於いて最も高い評価を受けており、双葉社から単行本として纏められた際には『マジンガーZ』に先駆けて出版されている。

登場人物・メカ

登場人物はTV版『グレートマジンガー』と殆ど同じである。
それに加え、自衛隊やアメリカ軍、新住日重工の関係者が登場している。

登場メカ

グレートマジンガー(元祖)
量産型と区別する為、本家グレートの股間に「元祖」と白いペンキで書いた状態。
量産型グレートマジンガー
(1)~(8)まで発番されている場合もある。飛行能力はオミットされている。
ブラック・グレート
量産型グレートのプロトタイプ。飛行能力を有するが、SRWでは削除。
GMFA1
新住日重工がプロモーション用に作った「マジンガーに似せたロボット」。科学要塞研究所に拿捕された後は、兜シローが操縦した。
SRWではαの第51話「あしゅら男爵、散る」にて、新住日重工が数年前に開発していた事が語られている(名前のみ)。

新住日重工

桜多吾作版に登場する企業。日本でも指折りの兵器産業で、裏ルートからグレートマジンガーの設計図を入手し、量産型グレートマジンガーを世界各国に売りさばこうとした。

基本的に自社の富と名誉を欲しているが、社長の思惑は別にあり、衰退していく日本の貿易を、量産型グレートを輸出することで活性化させることを目指していた。

登場作と扱われ方

スーパーロボット大戦α』第52話「魔神皇帝」にて、「量産型グレートの開発を委託された新住日重工が、ミケーネ帝国に買収され、超合金ニューZを引き渡した」というゴーゴン大公の台詞が出てくる。
他は全て機体のみの登場である。

COMPACTシリーズ

スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
スーパーロボット大戦IMPACT

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
上記の通りの扱い。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦A
スーパーロボット大戦R

単独作品

スーパーロボット大戦64
量産型グレートマジンガーが初登場。
スーパーロボット大戦MX
ベガ星連合軍に製造されたブラック・グレートが初登場。

商品情報