「奇跡」の版間の差分

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複合系の[[精神コマンド]]。一般的な作品では、自分に[[ド根性]]、[[気合]]x3、[[加速]]、[[幸運]]、[[努力]]、[[必中]]、[[ひらめき]]、[[魂]]が同時にかかる。各種コマンドの一括使用なので略字は無い。
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'''奇跡'''は、[[精神コマンド]]のひとつ。
  
初出の第4次では、総SPコスト245に対して消費SPが'''40'''。まさに奇跡の精神コマンドだったが、[[スーパーロボット大戦F完結編]]からは消費SPが100と激増した。それでも十分すぎるほどお得。
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==概要==
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複合系精神コマンドの一つで、採用作品の多くは「[[ド根性]]」「[[気合]]」x3「[[加速]]」「[[幸運]]」「[[努力]]」「[[必中]]」「[[ひらめき]]」「[[魂]]」が同時にかかるという効果。各種コマンドの一括使用なので略字は無い。
  
あまりに強力すぎた為か、[[]]の使い勝手を見直しての事か、スパロボR以降は殆どの作品で仕様変更された[[]]に役割を譲って登場しなくなった。以後の採用はCOMPACT3や無限のフロンティアシリーズなど、少数作品に留まっている。再世篇ではゼロのエースボーナスという形で登場した。効果は奇跡を調整したものとなっている。
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初出の『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』では総SPコスト245に対して消費SPが'''40'''とまさに奇跡の精神コマンドだったが、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』からは消費SPが100と激増した。それでも十分すぎるほどお得。
  
その存在感からボス戦まで取っておきがちだが、気力が30上がる効果を最大限活かすことを考えると、開幕で使って適当な雑魚を倒しても良い。
+
『[[スーパーロボット大戦R|R]]』で「[[愛]]」が本精神を少し弱めたような複合系精神として入れ替わりで採用されて以降は登場機会が減少している。
  
 
== 登場作品 ==
 
== 登場作品 ==
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;[[第4次スーパーロボット大戦]]
 +
:初登場作品。「[[ド根性]]」「[[気合]]」x2「[[加速]]」「[[幸運]]」「[[必中]]」「[[ひらめき]]」「[[魂]]」がかかる<ref>本作は「気合」は[[気力]]+15、[[幸運]]は獲得資金・経験値共に2倍であるため、効果自体は概要のものと同じ。</ref>。
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:習得するのは[[チャム・ファウ|チャム]]と[[誕生日 #特殊誕生日|特殊誕生日]]の[[主人公]]の二人。[[スタッフ:阪田雅彦|阪田雅彦]]氏の誕生日はLv23で習得と最速になっている。
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:;[[第4次スーパーロボット大戦S]]
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::特殊誕生日の設定が変更されたため、SFC版とは異なった入力が必要となる。
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;[[新スーパーロボット大戦]]
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:基本的には『[[第4次スーパーロボット大戦|第4次]]』と変わらず。
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:習得パイロットは[[ムチャ]]、[[レイン・ミカムラ|レイン]]、[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ|ジュリア]]の3人。ただしレイン以外の習得は現実的とは言いがたい。
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;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
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:気合がx3になった点以外は『第4次/S』『新スパ』と同じラインナップだが、消費SPが100になった。ただし今作では幸運から努力が分離し、その努力を入れ忘れたのか、経験値2倍効果が無くなってしまった。
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:習得パイロットはノリコ・チャム・フォウの3人。チャムは努力を使用できるトッドかマーベルに乗せ換えた上で相当無理をしないと覚えられず、フォウは補給装置によるレベリングが必須となる。従って現実的なレベルで習得するパイロットはノリコのみとなる。
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;[[スーパーロボット大戦A]]
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:『F完結編』と同じラインナップ。今回の習得者はアムロとフォウの2人。現実的レベルで覚えられるので終盤の数シナリオは使える。リメイクの『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』では削除された。
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:バグでド根性のエフェクトが[[熱血]]のものになっている。
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]まで
 
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]まで
:効果は上記参照。F完結編より前は基本SP消費40、F完結編以後は基本SP消費100(80のことも)。
+
:消費SP100で概要と同じ効果が基本になっているが、作品によっては「[[ド根性]]」が入らない場合もある。
<!-- F完結編でも、HPが減っていればド根性もかかります。ノリコで確認済。 -->
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<!-- F完結編でも、HPが減っていれば「[[ド根性]]」もかかります。ノリコで確認済。 -->
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
 
;[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]
:[[ド根性]][[気合]]x3、[[加速]][[幸運]][[見切り]][[必中]][[ひらめき]])、[[熱血]][[努力]][[修行]]がかかる。総SPコスト355に対してSP消費80と高性能。
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:[[ド根性]]」「[[気合]]」x3「[[加速]]」「[[幸運]]」「[[見切り]]」(「[[必中]]」「[[ひらめき]]」)「[[熱血]]」「[[努力]]」「[[修行]]」がかかる。総SPコスト355に対して消費SP80と高性能。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
:[[ゼロ]]の[[エースボーナス]]という形で登場する。効果は「気力150以上で自軍フェイズ開始時に何か精神が掛かる」というもの。対象はランダムで選択され、コストは不要。既に効果がある精神は対象外となる。発動する精神は「[[必中]]」「[[ひらめき]]」「[[集中]]」「[[不屈]]」「[[鉄壁]]」「[[直撃]]」「[[突撃]]」「[[努力]]」「[[幸運]]」「[[かく乱]]」「[[熱血]]」「[[魂]]」「[[覚醒]]」のどれか1つ。鉄壁・魂・覚醒辺りが非常に強い。かく乱も地味に優秀。過去作の奇跡の調整版といった所だが、掛かる精神の数は大幅に増えており、時間さえ掛ければ文字通り奇跡が起こる。<br />手っ取り早く言うとノーリスクの「[[式占]]」といったところだろうか。
+
:登場はしないが、[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]の[[エースボーナス]]に「気力150以上で、自軍フェイズ開始時に奇跡が起きる」というものがあり、効果はノーコストでランダムに精神コマンド<ref>「[[必中]]」「[[ひらめき]]」「[[集中]]」「[[不屈]]」「[[ド根性]]」「[[鉄壁]]」「[[直撃]]」「[[突撃]]」「[[努力]]」「[[幸運]]」「[[かく乱]]」「[[熱血]]」「[[魂]]」「[[覚醒]]」の中から一つ。ただし既に効果がある精神は対象外となる。</ref>を発動させるというもの。
 +
:様々な精神コマンドが発動するという点では通じるものがあるが、あくまで一つしか発動しないので、「[[無限のフロンティア]]」シリーズに登場している精神コマンド「[[式占]]」と同じような効果である。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 +
:直接は登場しないが「奇跡の欠片」という消費型[[強化パーツ]]が登場。「[[愛]]、[[勇気]]、[[魂]]、[[闘志]]、[[覚醒]]、[[狙撃]]、[[突撃]]、[[鉄壁]]、[[集中]]」が同時にかかる。
 +
:また、[[タカヤノリコ|ノリコ]]の[[エースボーナス]]が「気力150以上で、一度だけ「奇跡」をおこす」というものになっており、条件を満たすと「奇跡の欠片」と同じ効果が発動する。
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
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:直接は登場しないが[[ソーラリアン]]の[[特殊能力]]・Dコマンドの一つ「フルミラクル」として登場。効果は『[[第3次スーパーロボット大戦Z|時獄篇]]』の「奇跡の欠片」と同じで、同パーツは入れ替わる形で廃止されている。
 +
:また、[[タカヤノリコ|ノリコ]]も引き続き同じ[[エースボーナス]]が採用されているが、必要気力が170へと上昇している。
 +
;[[スーパーロボット大戦T]]
 +
:直接は登場しないが「奇跡の証」という[[強化パーツ]]が登場。武器攻撃力+200、移動力+2、射程+1([[マップ兵器]]と射程1武器を除く)という装備効果と、「[[気合]]x2、[[熱血]]、[[魂]]、[[閃き]]、[[不屈]]、[[集中]]、[[必中]]、[[加速]]、[[覚醒]]、[[狙撃]]、[[突撃]]、[[幸運]]、[[努力]]」がかかるという使用効果の二つの効果がある。その上、使用後も装備効果は継続するという、本作を代表する超強力な強化パーツである。
 +
:なお、本作はノリコも登場するが、彼女のエースボーナスは「奇跡」と関係ないものに変更された。
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;[[スーパーロボット大戦30]]
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:『T』同様に直接は登場しないが、「奇跡の証」が同様の内容で登場。相変わらず非常に強力である。
 
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]
 
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]
:[[ド根性]][[気合]]x2、[[復活]][[幸運]][[努力]][[必中]][[ひらめき]][[魂]]がかかる。消費SP100。
+
:[[ド根性]]」「[[気合]]」x2「[[復活]]」「[[幸運]]」「[[努力]]」「[[必中]]」「[[ひらめき]]」「[[魂]]」がかかる。消費SP100。
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:通常のシリーズとはゲーム性が全く違うためか、久々に本精神自体が復活。
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:通常モードでは「HPを中回復、さらに一定時間、攻撃力、回避率小アップ」、VSモードでは「1ターン、命中率、回避率、CRT率100%アップし、敵のバリアを無効」。元の面影を残しながら調整されている。それもあってか、習得者数は他作品と比べかなり多く、過去作で習得していたキャラクターらも久々に習得する。
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ]]
:久々に登場した本作では、気合が1回分のみでド根性の効果も削除されている。味方では[[楠舞神夜]]が修得し、消費SPは120。隠しボスもHPが少なくなると使用。
+
:久々に登場。「[[加速]]」「[[必中]]」「[[ひらめき|閃き]]」「[[気合]]」「[[魂]]」「[[幸運]]」がかかる。消費SP120。
 +
:味方では[[楠舞神夜|神夜]]が修得。隠しボスもHPが少なくなると使用。
 
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
 
;[[無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ]]
:[[ド根性]][[気迫]][[加速]][[努力]][[幸運]][[魂]][[見切り]]がかかるように変更された。今回も神夜が修得。消費SPは200に激増。戦闘後にSPが回復するようになったために通常戦闘では使いやすくなったが、ボス戦では使い所をより慎重に見極める必要がある。なお、[[両断]]も使うと消費SPは240になる。
+
:[[ド根性]]」「[[気迫]]」「[[加速]]」「[[努力]]」「[[幸運]]」「[[魂]]」「[[見切り]]」がかかるように変更され、消費SP200に激増。
 +
:今回も[[楠舞神夜|神夜]]が修得。
  
 
== 主な使用者 ==
 
== 主な使用者 ==
極めて強力な[[精神コマンド]]だけにレア度は非常に高く、[[スパロボ]]1作品につき修得者は1~3人程度しかいない。また、キャラによっては修得レベルが非現実的な数値に設定されている場合もある。
+
極めて強力な[[精神コマンド]]だけに、『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』の例外を除き習得者はどの作品でも少数に限られており、修得Lvが非現実的な数値に設定されている場合も多い。
 
;[[チャム・ファウ]]
 
;[[チャム・ファウ]]
:[[第4次スーパーロボット大戦]]、[[スーパーロボット大戦F完結編]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]より。習得レベルは多少高め。意識的にレベルを上げないと難しいだろう。COMPACT3では[[補給]]や[[修理]]で簡単に覚えられる。
+
:奇跡といえば彼女、というほど多くの作品で最後に習得する。だが、実際に習得するのは困難な高さのLvに設定されていることが多い。
 
;[[タカヤノリコ]]
 
;[[タカヤノリコ]]
:[[スーパーロボット大戦F完結編]]より。「奇跡は起きます、起こしてみせます!」のセリフや、劇中の活躍などを見るにまさに「ふさわしい」精神。修得レベルは高いものの、普通に習得可能な範囲なので最終戦辺りでは使用可能。奇跡のダブルバスターコレダーを超える攻撃力を持つのは、もうあの[[イデオン]]のみである。
+
:「奇跡は起きます、起こしてみせます!」のセリフと劇中の活躍から、まさにこの精神コマンドに相応しい人物。
 +
:登場作品で採用されていれば必ず習得、『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』では唯一現実的なLvで習得可能となっており、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]/[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』では[[エースボーナス]]として「奇跡」を起こす……と、チャムと並んで「奇跡」使いの代表と言える。
 
;[[明神タケル]]
 
;[[明神タケル]]
:[[スーパーロボット大戦64]]より。原作で[[反陽子爆弾]][[ズール皇帝]]との戦いで武器として使い、奇跡的に生存した事の表現と思われる。[[ゴッドマーズ]]の最強ぶりの所以。Dでは奇跡がない代わりに[[愛]]を習得する。
+
:原作で[[反陽子爆弾]]を武器として使い、奇跡的に生存したことからか。『[[スーパーロボット大戦64|64]]』『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]』以降の作品では複合精神へと変化した「[[愛]]」を習得する。
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:[[スーパーロボット大戦A]](GBA版)、[[スーパーロボット大戦IMPACT]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]より。「たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」を表現しているのだろう。ガンダム系パイロットでは他にも何人かいるが、主人公に限ればアムロのみ。やはりガンダムシリーズ真の主人公といったところか。
+
:「たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」を表現しているのだろう。一部作品のみとはいえ、[[ガンダムシリーズ]]の主人公で唯一習得する。
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
:[[スーパーロボット大戦F完結編]][[スーパーロボット大戦α]]で仲間にした場合のみ使用可能。F完結編では習得レベルが高すぎるので[[補給]]や[[修理]]で延々とレベル上げに勤しむ必要がある。αでは特定ルートで撃墜するだけで仲間になる上に、UCガンダム系の機体に自由に乗せ換えられるので強力。習得レベルもレビに次いで低い。
+
:一部の作品で習得。[[スパロボ補正|彼女が生存して仲間になる展開]]そのものが奇跡ということだろうか。『[[スーパーロボット大戦α]]』では現実的なLvで習得可能となっている。
 
;[[ビーチャ・オーレグ]]
 
;[[ビーチャ・オーレグ]]
:[[スーパーロボット大戦64]]より。まさかの習得でなんとか戦力にできる。
+
:[[スーパーロボット大戦64|64]]』で何故か習得。しかも習得Lvが38と異常に低い。
 
;[[レイン・ミカムラ]]
 
;[[レイン・ミカムラ]]
:[[新スーパーロボット大戦]]で習得。現実的なレベルで覚えるので大変便利。お陰でアレンビーの扱いが悪くなっている気がしなくもない。
+
:[[新スーパーロボット大戦|新]]』で習得。ギリギリとはいえ現実的なLvで習得可能。お陰で[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の扱いが悪くなっている気がしなくもない。
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;[[アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ]]
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:『[[新スーパーロボット大戦|新]]』で習得。とはいえ隠しシナリオでの加入かつ習得までは少しかかるため、活用する機会は殆ど無い。
 
;[[ボス]]
 
;[[ボス]]
:[[スーパーロボット大戦α]]、[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]より。習得レベルが極めて高い(Lv90)が、覚えてしまえばボスを対ボス戦要員にすることも可能。C2では1パターンのみLv'''21'''で習得。ボスはSPも多いので集中力をつければ2発は撃てる。
+
:一部の作品で習得。『[[スーパーロボット大戦COMPACT2|COMPACT2]]』では'''習得Lv21'''という[[パーソナルデータテーブルシステム|パターン]]もある。
;[[ムチャ]]
+
:また、子分の[[ムチャ]][[ヌケ]]は一部の作品では'''Lv80になると強力な精神を一気に習得し、かつ少ないSP消費で使用可能'''と奇跡のような成長を遂げる。ちなみにムチャは通常パイロットとして登場していた『[[新スーパーロボット大戦|新]]』では実際に「奇跡」も習得する。
:[[新スーパーロボット大戦]]より。[[マジンガーZ(TV)|マジンガーZ]]に登場する[[ボス]]の子分の片割れ。修得レベルが極めて高く、普通は覚えられない。新は[[補給]][[修理]]で経験値が貰えないので、地道に戦うしかない。
+
;[[野原しんのすけ]]
 +
:[[映画]]などの作品では頻繁に奇跡のような活躍を見せている。そもそも『X-Ω』におけるコラボレーション自体が奇跡とも呼べるキャラクターである。
 
;[[主人公]]
 
;[[主人公]]
:[[第4次スーパーロボット大戦]]の主人公は[[誕生日]]と血液型で使える精神コマンドが決定するが、特定の誕生日・血液型の組み合わせ(ある製作スタッフのもの)にすると特別な精神コマンドの組み合わせになり、そのうちの幾つかに奇跡を覚えるものが含まれている。しかも、これらのうち最も早く奇跡を覚えるものはなんとレベル23と他の拾得者に比べて非常に早く、中盤から猛威を振るう事が出来る。[[スーパーロボット大戦α]]の主人公も特殊誕生日&血液型で習得し、更に組み合わせ次第では[[SP回復]]も所持する為、回復を待てば何回でも発動できるという反則な展開に。
+
:作品によっては[[誕生日 #特殊誕生日|特殊誕生日]]&血液型によって習得する場合があり、Lv30前に習得するパターンもそこそこある。『[[スーパーロボット大戦α]]』では[[SP回復]]持ちが習得することもあるため、終盤では開幕「奇跡」使用があまり負担にならないことも。
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
 
;[[キョウスケ・ナンブ]]
:[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]、[[スーパーロボット大戦IMPACT]]より。シャトル事故から純粋な奇跡のみで生き残った事を表現していると思われる。後の[[OG]]シリーズでは他にも数々の事故を奇跡で乗り越えており、代わりに[[強運]]を持っている。確かに奇跡というより自分で分の悪い方に突っ込んでいる気がする。
+
:登場初期と『X-Ω』で習得。「[[OGシリーズ]]」からは代わりに[[強運]]を持つように変更された。
 
;[[レビ・トーラー]]
 
;[[レビ・トーラー]]
:[[スーパーロボット大戦α]]で仲間にした場合のみ使用可能。特定ルートと[[説得]]、[[熟練度]]が絡むだけあって見返りは非常に大きい。シリーズ全体を通して最も低いレベルで習得可能な部類に位置するキャラクター。
+
:[[スーパーロボット大戦α]]』で習得。普通に育てていればラストまでに十分間に合うLvで習得する。『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版]]』では味方にすると精神が変化するため習得不可能になってしまった。
 
;[[フォルカ・アルバーク]]
 
;[[フォルカ・アルバーク]]
:[[スーパーロボット大戦COMPACT3]]より。最後に覚える精神コマンドである。奇跡を使うまでもなく圧倒的に強いので、使わないかもしれない。
+
:[[スーパーロボット大戦COMPACT3|COMPACT3]]』で習得。余談ではあるが、同作では「パラメーターの打ち間違い」により彼のステータスが異様に高くなっているという奇跡的な状況が起きている。
 
;[[楠舞神夜]]
 
;[[楠舞神夜]]
:[[無限のフロンティア]]シリーズで最後に覚える。燃費が悪いが神夜のSPは高く、終盤では装備品の最大SP上昇効果を重ねると上限値の999まで上げられるので、覚える頃には連発も可能。奇跡・[[直撃]](EXCEEDでは[[両断]])をかけて通常攻撃を5発全て繋いだ後の必殺技は、何もかもを一刀両断にしてしまう。全体技でザコを一掃しての[[経験値]]と[[資金|ゴールド]]稼ぎにも最適。
+
:[[無限のフロンティア]]」シリーズでの習得者。
  
 
'''敵キャラ'''
 
'''敵キャラ'''
 
;[[カテジナ・ルース]]
 
;[[カテジナ・ルース]]
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』にて最終決戦で[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]の[[リグ・コンティオ]]を撃墜すると使用。カテジナの[[ゴトラタン]]を先に撃墜してしまえば使われる心配はない。
+
:『[[スーパーロボット大戦α|α]]』の最終決戦で[[クロノクル・アシャー|クロノクル]]が先に撃墜されると使用する。
 
;[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]
 
;[[ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ]]
:『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]』にて新規EDルートに登場するオリジナルのラオデキヤが1回だけ使用する。
+
:『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]』の新規EDルートに登場するオリジナルのラオデキヤが1回だけ使用する。
 
;[[シュウ・シラカワ]]
 
;[[シュウ・シラカワ]]
:『DC版α』にてHPが減る度に[[ド根性]]などと併用して5回まで使用。精神コマンドを使いきらせるまで倒せないため苦戦は必至。
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:『[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast|DC版α]]』の新規EDルートで[[ラストボス|ラスボス]]として立ちはだかった際に「[[ド根性]]」などと併用して5回まで使用。精神コマンドを使いきらせるまで倒せないため苦戦は必至。
 
;[[アインストカグヤ]]
 
;[[アインストカグヤ]]
:[[無限のフロンティア]]の中ボスで、楠舞神夜の[[アインスト]]版コピー。HPが少なくなると、本物同様に奇跡を使用することがある。一度に4体出るが、個々はさほど強くないので、1体ずつ確実に倒すこと。
+
:[[無限のフロンティア]]の中ボスで[[楠舞神夜|神夜]]の[[アインスト]]版コピー。HPが減少すると本物同様に「奇跡」を使用することがある。
;[[ヴェーゼント・リヒカイト|???]]
+
;[[ヴェーゼント・リヒカイト]]
:[[無限のフロンティア]]の隠しボス。HPが10%以下になると毎ターン必ず使用する。しかも本作の敵にはSPの概念がないので回数も無限。HPをギリギリまで調整して集中攻撃で使われる前に倒さないと、それまでの苦労が水泡に帰す危険性が高い。尤も、対決する頃には神夜も奇跡を覚えており、さらに場合によってはハーケンが毎ターンランページを使う事になると思われるので意識せずとも見る事無く倒せたりもする。
+
:[[無限のフロンティア]]の隠しボス。HPが10%以下になると毎ターン必ず使用する。しかも本作の敵にはSPの概念がないので回数も無限。
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== 脚注 ==
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<references />
  
 
{{DEFAULTSORT:きせき}}
 
{{DEFAULTSORT:きせき}}
 
[[Category:精神コマンド]]
 
[[Category:精神コマンド]]

2024年10月21日 (月) 12:37時点における最新版

奇跡は、精神コマンドのひとつ。

概要[編集 | ソースを編集]

複合系精神コマンドの一つで、採用作品の多くは「ド根性」「気合」x3「加速」「幸運」「努力」「必中」「ひらめき」「」が同時にかかるという効果。各種コマンドの一括使用なので略字は無い。

初出の『第4次』では総SPコスト245に対して消費SPが40とまさに奇跡の精神コマンドだったが、『F完結編』からは消費SPが100と激増した。それでも十分すぎるほどお得。

R』で「」が本精神を少し弱めたような複合系精神として入れ替わりで採用されて以降は登場機会が減少している。

登場作品[編集 | ソースを編集]

第4次スーパーロボット大戦
初登場作品。「ド根性」「気合」x2「加速」「幸運」「必中」「ひらめき」「」がかかる[1]
習得するのはチャム特殊誕生日主人公の二人。阪田雅彦氏の誕生日はLv23で習得と最速になっている。
第4次スーパーロボット大戦S
特殊誕生日の設定が変更されたため、SFC版とは異なった入力が必要となる。
新スーパーロボット大戦
基本的には『第4次』と変わらず。
習得パイロットはムチャレインジュリアの3人。ただしレイン以外の習得は現実的とは言いがたい。
スーパーロボット大戦F完結編
気合がx3になった点以外は『第4次/S』『新スパ』と同じラインナップだが、消費SPが100になった。ただし今作では幸運から努力が分離し、その努力を入れ忘れたのか、経験値2倍効果が無くなってしまった。
習得パイロットはノリコ・チャム・フォウの3人。チャムは努力を使用できるトッドかマーベルに乗せ換えた上で相当無理をしないと覚えられず、フォウは補給装置によるレベリングが必須となる。従って現実的なレベルで習得するパイロットはノリコのみとなる。
スーパーロボット大戦A
『F完結編』と同じラインナップ。今回の習得者はアムロとフォウの2人。現実的レベルで覚えられるので終盤の数シナリオは使える。リメイクの『A PORTABLE』では削除された。
バグでド根性のエフェクトが熱血のものになっている。
スーパーロボット大戦IMPACTまで
消費SP100で概要と同じ効果が基本になっているが、作品によっては「ド根性」が入らない場合もある。
スーパーロボット大戦COMPACT3
ド根性」「気合」x3「加速」「幸運」「見切り」(「必中」「ひらめき」)「熱血」「努力」「修行」がかかる。総SPコスト355に対して消費SP80と高性能。
第2次スーパーロボット大戦Z再世篇
登場はしないが、ゼロエースボーナスに「気力150以上で、自軍フェイズ開始時に奇跡が起きる」というものがあり、効果はノーコストでランダムに精神コマンド[2]を発動させるというもの。
様々な精神コマンドが発動するという点では通じるものがあるが、あくまで一つしか発動しないので、「無限のフロンティア」シリーズに登場している精神コマンド「式占」と同じような効果である。
第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
直接は登場しないが「奇跡の欠片」という消費型強化パーツが登場。「勇気闘志覚醒狙撃突撃鉄壁集中」が同時にかかる。
また、ノリコエースボーナスが「気力150以上で、一度だけ「奇跡」をおこす」というものになっており、条件を満たすと「奇跡の欠片」と同じ効果が発動する。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
直接は登場しないがソーラリアン特殊能力・Dコマンドの一つ「フルミラクル」として登場。効果は『時獄篇』の「奇跡の欠片」と同じで、同パーツは入れ替わる形で廃止されている。
また、ノリコも引き続き同じエースボーナスが採用されているが、必要気力が170へと上昇している。
スーパーロボット大戦T
直接は登場しないが「奇跡の証」という強化パーツが登場。武器攻撃力+200、移動力+2、射程+1(マップ兵器と射程1武器を除く)という装備効果と、「気合x2、熱血閃き不屈集中必中加速覚醒狙撃突撃幸運努力」がかかるという使用効果の二つの効果がある。その上、使用後も装備効果は継続するという、本作を代表する超強力な強化パーツである。
なお、本作はノリコも登場するが、彼女のエースボーナスは「奇跡」と関係ないものに変更された。
スーパーロボット大戦30
『T』同様に直接は登場しないが、「奇跡の証」が同様の内容で登場。相変わらず非常に強力である。
スーパーロボット大戦リンクバトラー
ド根性」「気合」x2「復活」「幸運」「努力」「必中」「ひらめき」「」がかかる。消費SP100。
スーパーロボット大戦X-Ω
通常のシリーズとはゲーム性が全く違うためか、久々に本精神自体が復活。
通常モードでは「HPを中回復、さらに一定時間、攻撃力、回避率小アップ」、VSモードでは「1ターン、命中率、回避率、CRT率100%アップし、敵のバリアを無効」。元の面影を残しながら調整されている。それもあってか、習得者数は他作品と比べかなり多く、過去作で習得していたキャラクターらも久々に習得する。
無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ
久々に登場。「加速」「必中」「閃き」「気合」「」「幸運」がかかる。消費SP120。
味方では神夜が修得。隠しボスもHPが少なくなると使用。
無限のフロンティアEXCEED スーパーロボット大戦OGサーガ
ド根性」「気迫」「加速」「努力」「幸運」「」「見切り」がかかるように変更され、消費SP200に激増。
今回も神夜が修得。

主な使用者[編集 | ソースを編集]

極めて強力な精神コマンドだけに、『X-Ω』の例外を除き習得者はどの作品でも少数に限られており、修得Lvが非現実的な数値に設定されている場合も多い。

チャム・ファウ
奇跡といえば彼女、というほど多くの作品で最後に習得する。だが、実際に習得するのは困難な高さのLvに設定されていることが多い。
タカヤノリコ
「奇跡は起きます、起こしてみせます!」のセリフと劇中の活躍から、まさにこの精神コマンドに相応しい人物。
登場作品で採用されていれば必ず習得、『F完結編』では唯一現実的なLvで習得可能となっており、『第3次Z時獄篇/天獄篇』ではエースボーナスとして「奇跡」を起こす……と、チャムと並んで「奇跡」使いの代表と言える。
明神タケル
原作で反陽子爆弾を武器として使い、奇跡的に生存したことからか。『64』『リンクバトラー』以降の作品では複合精神へと変化した「」を習得する。
アムロ・レイ
「たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」を表現しているのだろう。一部作品のみとはいえ、ガンダムシリーズの主人公で唯一習得する。
フォウ・ムラサメ
一部の作品で習得。彼女が生存して仲間になる展開そのものが奇跡ということだろうか。『α』では現実的なLvで習得可能となっている。
ビーチャ・オーレグ
64』で何故か習得。しかも習得Lvが38と異常に低い。
レイン・ミカムラ
』で習得。ギリギリとはいえ現実的なLvで習得可能。お陰でアレンビーの扱いが悪くなっている気がしなくもない。
アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
』で習得。とはいえ隠しシナリオでの加入かつ習得までは少しかかるため、活用する機会は殆ど無い。
ボス
一部の作品で習得。『COMPACT2』では習得Lv21というパターンもある。
また、子分のムチャヌケは一部の作品ではLv80になると強力な精神を一気に習得し、かつ少ないSP消費で使用可能と奇跡のような成長を遂げる。ちなみにムチャは通常パイロットとして登場していた『』では実際に「奇跡」も習得する。
野原しんのすけ
映画などの作品では頻繁に奇跡のような活躍を見せている。そもそも『X-Ω』におけるコラボレーション自体が奇跡とも呼べるキャラクターである。
主人公
作品によっては特殊誕生日&血液型によって習得する場合があり、Lv30前に習得するパターンもそこそこある。『α』ではSP回復持ちが習得することもあるため、終盤では開幕「奇跡」使用があまり負担にならないことも。
キョウスケ・ナンブ
登場初期と『X-Ω』で習得。「OGシリーズ」からは代わりに強運を持つように変更された。
レビ・トーラー
α』で習得。普通に育てていればラストまでに十分間に合うLvで習得する。『DC版』では味方にすると精神が変化するため習得不可能になってしまった。
フォルカ・アルバーク
COMPACT3』で習得。余談ではあるが、同作では「パラメーターの打ち間違い」により彼のステータスが異様に高くなっているという奇跡的な状況が起きている。
楠舞神夜
無限のフロンティア」シリーズでの習得者。

敵キャラ

カテジナ・ルース
α』の最終決戦でクロノクルが先に撃墜されると使用する。
ラオデキヤ・ジュデッカ・ゴッツォ
DC版α』の新規EDルートに登場するオリジナルのラオデキヤが1回だけ使用する。
シュウ・シラカワ
DC版α』の新規EDルートでラスボスとして立ちはだかった際に「ド根性」などと併用して5回まで使用。精神コマンドを使いきらせるまで倒せないため苦戦は必至。
アインストカグヤ
無限のフロンティアの中ボスで神夜アインスト版コピー。HPが減少すると本物同様に「奇跡」を使用することがある。
ヴェーゼント・リヒカイト
無限のフロンティアの隠しボス。HPが10%以下になると毎ターン必ず使用する。しかも本作の敵にはSPの概念がないので回数も無限。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 本作は「気合」は気力+15、幸運は獲得資金・経験値共に2倍であるため、効果自体は概要のものと同じ。
  2. 必中」「ひらめき」「集中」「不屈」「ド根性」「鉄壁」「直撃」「突撃」「努力」「幸運」「かく乱」「熱血」「」「覚醒」の中から一つ。ただし既に効果がある精神は対象外となる。