「スタッフ:寺田貴信」の版間の差分
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2011年のB.B.スタジオ設立以来同社の取締役を務めていたが、2015年4月に同職を辞任(後任は菊池康彦氏)し、以後はいちプロデューサーとしてゲーム開発に専念することとなった<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=6162 「第3次Z 天獄篇」発売から1週間……] 2020年7月12日閲覧。</ref>。 | 2011年のB.B.スタジオ設立以来同社の取締役を務めていたが、2015年4月に同職を辞任(後任は菊池康彦氏)し、以後はいちプロデューサーとしてゲーム開発に専念することとなった<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=6162 「第3次Z 天獄篇」発売から1週間……] 2020年7月12日閲覧。</ref>。 | ||
− | 2021年12月10日配信の「生スパロボチャンネル」において同年8月31日をもってB.B. | + | 2021年12月10日配信の「生スパロボチャンネル」において同年8月31日をもってB.B.スタジオを退職し、シリーズプロデューサーからも退いたことを公表。今後はフリーランスの立場でスーパーバイザーとしてシリーズに携わる<ref>[https://automaton-media.com/articles/newsjp/20211211-185475/ 『スーパーロボット大戦』シリーズプロデューサーの寺田貴信氏が、B.B.スタジオからの退社を報告。フリーランスとなり、以降はスーパーバイザーに] 2021年12月12日閲覧。</ref>。 |
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*ロボットアニメの嗜好について「どマイナー系がむちゃくちゃ好き」としている(1997年公表時点)<ref>ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』105頁。</ref>。 | *ロボットアニメの嗜好について「どマイナー系がむちゃくちゃ好き」としている(1997年公表時点)<ref>ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』105頁。</ref>。 | ||
* 誕生日設定が有る作品で寺田氏の[[誕生日]]&血液型である'''「11/11のB型」'''に設定すると、非常に強力な[[精神コマンド]]ばかりを持ったキャラクターが作れるのは、ファンの間ではあまりにも有名。 | * 誕生日設定が有る作品で寺田氏の[[誕生日]]&血液型である'''「11/11のB型」'''に設定すると、非常に強力な[[精神コマンド]]ばかりを持ったキャラクターが作れるのは、ファンの間ではあまりにも有名。 | ||
− | * | + | *『第4次』開発当時、スパロボはユーザー層の幅を広げるのが難しくマイナーなゲームだと思っていたため、当時のバンプレスト社長・杉浦幸昌氏に「20年続けろ」「もっと売れるようにしろ」と言われた際には「無理です」と返答したが、「そういうものが売れる文化を作れ」と叱られたという。なぜ20年なのかは、20年続ければ親子で楽しめるようになるので、そのような流れを作るためだという。寺田Pはこの言葉を受け、「継続は力なり」ということを念頭に置くようになった<ref name="ブックレット20" />。 |
* [[R-1]]等、作品中の固有用語にベタな名前を付ける傾向が有る<ref name="PB269">エンターブレイン『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』269頁。</ref>。 | * [[R-1]]等、作品中の固有用語にベタな名前を付ける傾向が有る<ref name="PB269">エンターブレイン『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』269頁。</ref>。 | ||
** ネーミングセンスは「社内外で'''低評'''が有る」と自虐的に話す<ref name="PB269" />ほどで、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]』や[[マグネイト・テン]]、[[ダイゼンガー]]といった命名はスタッフの反発や困惑を招いている(それぞれの記事参照)。 | ** ネーミングセンスは「社内外で'''低評'''が有る」と自虐的に話す<ref name="PB269" />ほどで、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]』や[[マグネイト・テン]]、[[ダイゼンガー]]といった命名はスタッフの反発や困惑を招いている(それぞれの記事参照)。 |
2023年6月13日 (火) 00:45時点における最新版
- 読み:てらだ たかのぶ
スーパーロボット大戦シリーズの元プロデューサー。
『第2次スーパーロボット大戦』をユーザーとしてプレイし、「面白い会社だ」と思いバンプレストに入社[1]。『スーパーロボット大戦EX』や『第4次スーパーロボット大戦』にデバッガーとして参加し、『第2次スーパーロボット大戦G』からプロデュースを担当[2]。αシリーズやOGシリーズではシナリオも手がける。
プロデューサーという役職柄メディアへの露出も多く、B.B.スタジオ設立後は管理職として現場からは離れているにも関わらず、スパロボシリーズの広報担当のような位置づけが保たれていた。
2011年のB.B.スタジオ設立以来同社の取締役を務めていたが、2015年4月に同職を辞任(後任は菊池康彦氏)し、以後はいちプロデューサーとしてゲーム開発に専念することとなった[3]。
2021年12月10日配信の「生スパロボチャンネル」において同年8月31日をもってB.B.スタジオを退職し、シリーズプロデューサーからも退いたことを公表。今後はフリーランスの立場でスーパーバイザーとしてシリーズに携わる[4]。
エピソード[編集 | ソースを編集]
- バンプレストの入社前、スパロボに興味はあったが作るのは大変そうだと思っていたため、面接でスパロボを作りたいか聞かれた際に否定したが、これがきっかけで採用された[5]。
- ロボットアニメの嗜好について「どマイナー系がむちゃくちゃ好き」としている(1997年公表時点)[6]。
- 誕生日設定が有る作品で寺田氏の誕生日&血液型である「11/11のB型」に設定すると、非常に強力な精神コマンドばかりを持ったキャラクターが作れるのは、ファンの間ではあまりにも有名。
- 『第4次』開発当時、スパロボはユーザー層の幅を広げるのが難しくマイナーなゲームだと思っていたため、当時のバンプレスト社長・杉浦幸昌氏に「20年続けろ」「もっと売れるようにしろ」と言われた際には「無理です」と返答したが、「そういうものが売れる文化を作れ」と叱られたという。なぜ20年なのかは、20年続ければ親子で楽しめるようになるので、そのような流れを作るためだという。寺田Pはこの言葉を受け、「継続は力なり」ということを念頭に置くようになった[5]。
- R-1等、作品中の固有用語にベタな名前を付ける傾向が有る[7]。
- ネーミングセンスは「社内外で低評が有る」と自虐的に話す[7]ほどで、『スーパーロボット大戦Scramble Commander』やマグネイト・テン、ダイゼンガーといった命名はスタッフの反発や困惑を招いている(それぞれの記事参照)。
- このようなセンスは昔偉い人に言われた「ネーミングってのはな、ワザとダサめにするもんなんだ」という教えを守っているためとのこと[8]。気に入っているネーミングはダイゼンガー、アストラナガン、R-GUN、ART-1、『スーパーロボット大戦α』[8]。
- OGシリーズで既存作品の設定を再構築する際、森住惣一郎氏の手がけた作品には特に手を焼いているようである(森住氏がドイツ語マニアだったり、一見無関係そうな別作品で似通った姓名のキャラや機動兵器等を出したりする為)。
- かつてSRW開発の為に会社に泊まり込んでいた際に、誤ってTシャツとパンツのみの格好でビルの外に出てしまった上に、セキュリティロックがかかっていた為に締め出されてしまった。その為、出社してきたスタッフに発見してもらうまで監視カメラから隠れながら十数時間そのまま耐え忍ぶハメになった事が有る。後に上司からこの件について、RPG『ドラゴンクエスト』の初期装備に例えて「こんぼうくらいは持っているだろ」と言われたという。この一件は周囲から「寺田貴信布の服事件」と呼ばれている[9]。
- ギャルゲー製作を目論んでいたらしい[10]。
- なお、ギャルゲーを作りたいと言ったら「一生スパロボ作ってろ」と返されたという逸話がある。しかし独立した現在はギャルゲーを作る気はないらしい。
- SNSなどにおいてロボットの話題をしない理由として「あいつ呟くと、スーパーロボット大戦決定(出演決定)」と誤解を与えかねないとして自重しているとのこと。なお『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』第766回にて、この件について杉田智和氏よりTwitterの扱いについてレクチャーを受けており、その後前述の「生スパロボチャンネル」2021年12月10日配信分の放送内において自身のTwitterアカウントを開設した。
プロデュース[編集 | ソースを編集]
脚本[編集 | ソースを編集]
作品 | 発売日 |
---|---|
スーパーロボットスピリッツ | 1998年7月17日 (金) |
スーパーヒーロー作戦 | 1999年1月28日 (木) |
スーパーロボット大戦α | 2000年5月25日 (木) |
スーパーロボット大戦α外伝 | 2001年3月29日 (木) |
スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION | 2002年11月22日 (金) |
第2次スーパーロボット大戦α | 2003年3月27日 (木) |
スーパーロボット大戦MX | 2004年5月27日 (木) |
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ | 2005年7月28日 (木) |
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS | 2007年6月28日 (木) |
第2次スーパーロボット大戦OG | 2012年11月29日 (木) |
スーパーロボット大戦OG ダークプリズン | 2013年11月28日 (木) 2014年4月17日 (木) |
スーパーロボット大戦X-Ω | 2015年10月5日 (月) |
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ | 2016年6月30日 (木) |
スーパーロボット大戦DD | 2019年8月21日 (水) |
スーパーロボット大戦30 | 2021年10月28日 (木) |
メカニックデザイン[編集 | ソースを編集]
メカニック | 主な登場作品 |
---|---|
アルブレード | スーパーヒーロー作戦 |
脚注[編集 | ソースを編集]
- ↑ 勁文社『全スーパーロボット大戦シリーズ大百科』36頁。
- ↑ メディアワークス『スーパーロボット大戦F プレイステーション版 完全攻略ガイド』169頁。
- ↑ 「第3次Z 天獄篇」発売から1週間…… 2020年7月12日閲覧。
- ↑ 『スーパーロボット大戦』シリーズプロデューサーの寺田貴信氏が、B.B.スタジオからの退社を報告。フリーランスとなり、以降はスーパーバイザーに 2021年12月12日閲覧。
- ↑ 5.0 5.1 バンダイナムコゲームス『スーパーロボット大戦シリーズ生誕20周年記念特製ブックレット』34 - 35頁。
- ↑ ケイブンシャ『新スーパーロボット大戦を一生楽しむ本』105頁。
- ↑ 7.0 7.1 エンターブレイン『無限のフロンティア スーパーロボット大戦OGサーガ パーフェクトバイブル』269頁。
- ↑ 8.0 8.1 ネーミングセンス 2021年9月18日閲覧。
- ↑ トピックス | スーパーロボット大戦 公式サイト[SRW] 2020年7月12日閲覧。
- ↑ スパロボ学園! って何!?