「テキサスマック」の版間の差分

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== テキサスマック(Texas Mac) ==
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{{Otheruseslist|『[[ゲッターロボ]]』に登場するテキサスマック|『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』版|テキサスマック (OVA)}}
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{{登場メカ概要
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| 登場作品 = [[ゲッターロボシリーズ]]
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*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ}}
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*{{登場作品 (メカ)|ゲッターロボ大決戦!}}
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|スーパーロボット大戦}}
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| SRWでの分類 = [[機体]]
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}}
  
*[[登場作品]]:[[ゲッターロボ]]
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{{登場メカ概要
*全高:38 m
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| タイトル = スペック
*重量:250 t
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| 全長 = 38m
*開発者:キング博士
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| 重量 = 250t
*主なパイロット
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| 開発者 = キング博士
**[[ジャック・キング]]【メイン】
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| パイロット =
**[[メリー・キング]]【サブ】
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;【テキサスマック】
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:[[ジャック・キング]]
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;【ハットマシン】
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:[[メリー・キング]]
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}}
  
=== 機体概要 ===
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'''テキサスマック'''は『[[ゲッターロボ]]』の登場メカ。
[[ゲッターロボ]]』第21話「アメリカから来たロボット」に登場したアメリカの[[スーパーロボット]]。銃を片手にテンガロンハットをかぶり、その風貌はまさにテキサスのガンマン。パイロットはキング博士の息子の[[ジャック・キング]]。主武装は両腰に差された拳銃で、これは非常に柔軟な[[変形]]機構を持ち、状況に応じて剣やライフル、ショットガン、ハンマーと姿を変える。
 
  
頭部の帽子はサポートメカ兼武装のハットマシンで、ジャックの妹の[[メリー・キング|メリー]]が搭乗する。この機体には拳銃と同様の変形機能があり、シールドの役割も果たす。また、アルカリ性のレインコートを内部に収納しており、機体に着せることで、溶解液に耐えることが出来る。
+
== 概要 ==
 +
第21話「アメリカから来たロボット」に登場するアメリカの[[スーパーロボット]]
  
OVA『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』にも大幅にリメイクされて登場している。<br />
+
銃を片手にテンガロンハットをかぶり、その風貌はまさにテキサスのガンマン。パイロットはキング博士の息子の[[ジャック・キング]]。主武装は両腰に差された拳銃で、これは非常に柔軟な[[変形]]機構を持ち、状況に応じて剣やライフル、ショットガン、ハンマーと姿を変える。
詳細は「'''[[テキサスマック (OVA)]]'''」の項を参照。
 
  
=== スパロボシリーズにおいて ===
+
頭部の帽子はサポートメカ兼武装のハットマシンで、ジャックの妹の[[メリー・キング]]が搭乗する。この機体には拳銃と同様の変形機能があり、シールドの役割も果たす。また、アルカリ性のレインコートを内部に収納しており、機体に着せることで、溶解液に耐えることが出来る。
初期のスパロボではチョイ役で出番が少なく、たった数ステージしか使用出来ない事が多かった。尤も、元々アニメでも一話限りの登場だったので仕方が無いとは思うが……。
+
 
機体性能は基本的に低め。しかし、近年のシリーズでは能力が見直されたり、改造段階が高く設定されていたりしている為、以前よりは強くなっている。ユニットの地形適応は宇宙Aだが、何故かジャックが宇宙Bなので、宇宙戦が多いと活躍は難しい。
+
なお、続編の『[[ゲッターロボG]]』では[[ゲッターチーム]]がアメリカまで遠征するエピソードこそ有るものの、残念ながら再登場していない。
 +
 
 +
OVA『[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]』にも大幅にリメイクされて登場している。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
=== 旧シリーズ ===
+
初期のSRWでは、出番も使用可能ステージも僅かで、性能も芳しくなく、[[経験値]]を与えるのは勿体無い代表のようなチョイ役だった。尤も、元々アニメでも1話限りの登場に過ぎず、原作マニアでなければ知りもしない存在だったろう。
;[[第2次スーパーロボット大戦]]
+
 
:ジャックが搭乗。第1話から参戦するが、第2話で離脱する。[[プレイステーション]]版では、最後まで参戦するうえに、メリーが[[激励]]を覚えるので役に立つ。
+
しかし、良くも悪くも制作時代を感じさせるセンスのインパクトがよほど強かったか、登場回数が重ねられると途中離脱しなくなり、併せて性能も強化されていく。原作での活躍度相対でなら[[ボスボロット]]をも超える、スパロボの恩恵を受けた出世株と言える。
;[[第2次スーパーロボット大戦G]]
+
 
:第2次と違い、最後まで自軍ユニットとして使用可能。何故かライフルが無いため射程が2しかないが、精神が充実しているので改造すればそこそこ戦える。
+
上述の強化により原作装備をアレンジした[[ビームコート]]を有したり、サブパイロット付きという強みもあり、準一線級に届く作品も見られるようになったが、多くの場合[[地形適応]]には難がある。特に、機体側は[[宇宙]]Aだが何故かジャックが宇宙Bなので、宇宙戦が多いと活躍は難しい。
;[[第3次スーパーロボット大戦]]
+
 
:完全なスポット参戦。削り役に徹しよう。SFC版のパッケージ裏の画面写真をよく見てみるとテキサスマックが2機いるので持っている人は必見。
+
=== [[旧シリーズ]] ===
;[[第4次スーパーロボット大戦]][[第4次スーパーロボット大戦S|S]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦}}
:スポット参戦。今回からメリーがサブパイロットになった。[[ロボット大図鑑]]では「○ッドバロン」や「[[機動武闘伝Gガンダム|G○ンダム]]」のノリであると解説されていた。
+
:ジャックが搭乗。第1話から参戦するが、第2話で早速離脱するため非常に影が薄い。
;[[スーパーロボット大戦F]]
+
:;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}}
:スーパー系のみ登場、仲間になる。2人乗りでそれなりの攻撃力や射程を誇るのでFの間は中々に使いやすい。なお、今回『[[機動武闘伝Gガンダム]]』が参戦した為、ロボット図鑑での伏字も修正されている。
+
::FC版とは違って最後まで自軍ユニットとして使用可能。『第1次』を除くと初のレギュラー参戦が本作。武装は射程1のテキサスソードと射程2・非P属性のマックリボルバーしかなく、必然的に接近戦を挑む事になる。精神が充実しているので改造すればそこそこ戦える。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦}}
:スーパー系のみ登場。下記の武装をフル改造するとマップ兵器が追加される。…が攻撃範囲は恐ろしく狭い。
+
:完全な[[スポット参戦]]。削り役に徹しよう。SFC版のパッケージ裏の画面写真をよく見てみるとテキサスマックが2機いるので持っている人は必見。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦}}({{参戦作品 (メカ)|第4次スーパーロボット大戦S|S}})
 +
:スポット参戦。今回はルート次第では登場しない。
 +
:今回からメリーがサブパイロットになった。登場ステージでは[[ゲッター3]]と共に[[海底要塞ブード]]と戦うことになるが、この時点でのゲッターチームは幸運未収得の可能性が高いため、資金重視ならトドメは幸運持ちのこちらに譲ろう。[[ロボット大図鑑]]では「アメリカのスーパーロボットがこれなら、日本のスーパーロボットはチョンマゲ付けないといけなくならないか?」などと突っ込まれ、「○ッドバロン」や「[[機動武闘伝Gガンダム|G○ンダム]]」のノリであると解説されている。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F}}
 +
:主人公をスーパー系に選んだ場合のみ第2話で加入、リアルロボット系の場合は加入どころか登場すらしない。
 +
:2人乗りでそれなりの攻撃力と射程を備えた実弾武器を持ち、飛行可能で更に海適正A。対ヘビーメタル戦や海マップが多い序盤に限定すれば一線級のユニットである。
 +
:今回『[[機動武闘伝Gガンダム]]』が参戦した為、ロボット大図鑑での伏字も修正されている。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦F完結編}}
 +
:同じくスーパー系のみ登場。メリーの精神コマンドが優秀だが、敵味方共にインフレしている『完結編』では出番はないだろう。下記の武装をフル改造すると[[MAP兵器]]が追加される…が攻撃範囲は恐ろしく狭い。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦コンプリートボックス}}
 +
:『第2次』と『第3次』に登場。システムが『F』仕様になったため、メリーの精神コマンドを使用できるようになった。
 +
:『第2次』ではFC版と違って最後まで使用可能。他のスパロボではまず二軍落ちするテキサスマックであるが、獲得資金が極めて少ないCB版『第2次』において、ジャックがLv13で[[幸運]]を覚えるのが非常に大きい。『F』と違ってジャックの射撃値が他スーパー系パイロットの格闘値と遜色ない高さなので、武器を改造すれば戦闘面でも意外と役立ってくれる。武装は射程6・命中補正+6%のマックライフルと、射程3・命中補正+60%のマックライアットが主力となるが、どちらを改造するか悩みどころ。中盤からエリート兵が増えてくるので、当てやすさであればマックライアットに軍配が上がるが…。ちなみにメリーはLv19で[[激励]]を覚えてくれるが、初期SPがたったの25しかなく、残念ながらある程度無理をしないと最後まで使用できるレベルまで届かない。
 +
:『第3次』はSFC版と同じくスポット参戦となる。もう終盤という時期であり、流石に戦闘には参加させられない。メリーの激励を使い、目の前のゼンIIに[[熱血]]を使って一発かましたら、大人しく後ろに下がろう。今作では[[偵察]]が貴重なので、『第2次』と同じく序盤から参戦してくれればよかったのだが。
 +
 
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=== [[αシリーズ]] ===
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α}}
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:中盤で[[ゲッターロボG (ロボット)|ゲッターG]]に乗り換えるタイミングで仲間に。武装が増え性能も向上した。[[装甲]]も主役格のスーパーロボット勢に負けていない。が、もっと強い機体が多い……。なお続編の『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』には登場しないが登場予定はあったのか没データが確認されている。
 +
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦α for Dreamcast}}
 +
::PS版より強力になっている。特に攻撃力が全体的に向上。本機の最強武器テキサスハンマーの攻撃力は[[ダンクーガ]]の断空砲と同等(初期値が同じ。改造の上昇率は断空砲より低い)。そんな武器が無消費で使用可能だと思うと中々の性能。ただし、ジャックが相変わらず宇宙Bな為、終盤などでは使用に耐えない。
  
 
=== COMPACTシリーズ ===
 
=== COMPACTシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦COMPACT]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT}}
:シーン2「大激突」から自軍に参加。[[装甲]]・[[運動性]]共に低く扱いにくい。長い射程のマックライフル、P属性有射程で命中率+20%のマックライアットと武器の性能自体は悪くないのだが…
+
:シーン2「大激突」から自軍に参加。[[装甲]]・[[運動性]]共に低く扱いにくい。長い射程のマックライフル、P属性有射程で命中率+20%のマックライアットと武器の性能自体は悪くないのだが……。
;[[スーパーロボット大戦COMPACT for WSC]]
+
:なにげに、全ての地形適応がA。
:オリジナルとほぼ同様で[[装甲]]・[[運動性]]はかなり低い。ただし、[[援護]]システムにより序盤は援護攻撃で活躍できる。強化パーツスロットも4つなので[[V-UPユニット]]と相性がよく、[[援護]]メインで使えばそこそこ使える。ただし、ジャックもメリーも一切攻撃力アップの[[精神コマンド]]を修得しないのが最大のネック。
+
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor}}
;[[スーパーロボット大戦COMPACT2]]第1部・第3部
+
::オリジナルとほぼ同様で[[装甲]]・[[運動性]]はかなり低い。ただし、[[援護]]システムにより序盤は援護攻撃で活躍できる。強化パーツスロットも4つなので[[V-UPユニット]]と相性がよく、[[援護]]メインで使えばそこそこ使える。ただし、ジャックもメリーも一切攻撃力アップの[[精神コマンド]]を修得しないのが最大のネック。
:第1部シーン5の選択順により登場。2人乗りで精神コマンドは恵まれているが性能はイマイチ。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦COMPACT2}}
;[[スーパーロボット大戦IMPACT]]
+
:第1部シーン4のステージ22を三番目、四番目に選択すると増援として登場し、第3部でも使用可能となる。前作に比べて攻撃力や地形適応が下がってしまい、かなり厳しい能力に。それでも下手なMSに比べれば強く、相変わらず[[V-UPユニット]]との相性も良い。キング兄妹の精神コマンドは相変わらず有用な物が揃っているので、そちらを目当てに使うのもあり。
:本作での自軍加入は、ムービー「初代ゲッターVSゲッターG」の入手と二択であり、両方手に入れたい人は分岐点から2度やり直すという手順を踏む必要がある。今回は2人乗り・長射程・高火力(ジャックに[[魂]]があるので)・シールド持ち・ジャックが援護持ち・パーツ4つ装備可能とかなり優遇されており、資金はかかるが十分に改造を施せば十二分に一軍として活躍出来る。また、本作では戦闘デモにも登場している。
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦IMPACT}}
 
+
:本作での自軍加入は「Gの咆吼」を1-2番目に選択することだが、ムービー「初代ゲッターVSゲッターG」(3-4番目選択)の入手と二択であり、両方手に入れたい人は分岐点から2度やり直すという手順を踏む必要がある。なお戦闘デモにも登場している。
=== αシリーズ ===
+
:今回はシールド・長射程+狙撃・高火力([[]]持ち、しかも最強武器は無消費)・2人乗りで多様性のある精神コマンド・援護持ち・パーツスロット4とかなり優遇されている。高い改造段階によって一線級の性能を持てるのだが、フル改造時の装甲はダイターンより40低い程度と全体で見ても高い方。HPも高くなるので、盾があるうちはスーパー系でも上位の耐久力(鉄壁を除く)。さっさと気力110に上げてやる他、高性能レーダーで利便性を強化するのも選択肢の内。地形適応の問題か、空に対してはテキサスハンマーよりもテキサスビームの方が最終威力が高くなる場合がある。欠点としては、装甲無改造状態では[[ダイアナンA]]と同等程度しかなく、鉄壁を覚えない。またパイロット側の能力と主力武器の命中補正が低いところ。なお修理費が1800と妙に安く、例えばガンダムMk-IIは2000、ダイアナンAは4000もある。帽子の変幻自在ぶりといい、いったいどんな技術なのだろうか。
;[[スーパーロボット大戦α]]
 
:中盤で[[ゲッターロボG(ロボット)|ゲッターG]]に乗り換えるタイミングで仲間に。武装が増え性能も向上した。[[装甲]]も主役格のスーパーロボット勢に負けていない。が、もっと強い機体が多い…
 
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
 
:PS版より強力になっている。特に攻撃力が全体的に向上。本機の最強武器テキサスハンマーの攻撃力は[[ダンクーガ]]の断空砲と同等(初期値が同じ。改造の上昇率は断空砲より低い)。そんな武器が無消費で使用可能だと思うとなかなかの性能。ただし、ジャックが相変わらず宇宙:Bな為、終盤などでは使用に耐えない。
 
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}
:レインコート装備状態のグラフィックになった。酸の武器がそんなにないせいか、[[対ビームコーティング|ビームコート]]になっている。ゲッターとの模擬戦イベントもあり。パーツスロットは3。<br />ユニットが少ない序盤は射程6のマックライフルでの味方の援護、マックリボルバーか気力110で使えるテキサスハンマーで他ユニットからの援護攻撃の引出(どちらも射程3の移動後攻撃)等で活躍は出来る。ビームコートがあるので[[デスアーミー]]にも強く、また地形適応が全Aである(しかしパイロットの[[ジャック・キング|ジャック]]が宇宙B)。<br />パイロットも水適応Aなので(移動タイプに水はないが)グレンダイザーやゲッターと共に水に沈めてやると、今作では貴重な水適応Aで遠距離攻撃が出来る援護ユニットとして一応活躍が見込めるかも知れない。
+
:SRWでも珍しいレインコート装備状態のグラフィックになった。ただし酸の武器がそんなにないせいか、独自設定で[[対ビームコーティング|ビームコート]]になっている。ゲッターとの模擬戦イベントもあり、ルート次第ではわりと目立つ。
 +
:スーパー系では珍しい剣・盾の両方装備ユニット(しかも前述のバリア付き)で、パーツスロットは3。改造段階も13と多めで、2人乗りなので精神コマンド要員としてもザコ戦用援護要員としても使える器用なユニット。飛行可能な事もあり、ユニットが少ない序盤は射程6のマックライフルでの味方の援護、マックリボルバーか気力110で使えるテキサスハンマーで他ユニットからの援護攻撃の引出(どちらも射程3の移動後攻撃)等で活躍は出来る。ビームコートがあるので[[デスアーミー]]にも強い。
 +
:地形適応が全Aであり(だがパイロットの[[ジャック・キング|ジャック]]は宇宙B)、パイロットも水適応Aなので(移動タイプに水はないが)[[グレンダイザー]]やゲッター3と共に水に沈めてやると、今作では貴重な水適応Aで遠距離攻撃が出来る援護ユニットとして活躍が見込める。この場合「EWAC装置」や「ジャマー」などを装備しておけば尚良し。ジャック、メリーともに気力アップ系の精神コマンドを持たないので、ハンマーを主体にしたいのであれば「激励」をかけてもらおう。
 +
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}}
 +
::グラフィックからレインコートの描写は消えたが対ビームコーティングは健在。GBA版で全Aだった地形適応は、陸B 海Cに落ちた。
 +
::本作ではジャックが[[シールド防御]]を修得しないので、盾を活かすには[[スキルパーツ]]にて覚えさせないといけない。
 +
::援護についても同様でジャックは[[援護攻撃]]も[[援護防御]]も修得しないので、GBA版と同感覚で使うには、彼にスキルパーツをつぎ込まないといけない。
  
 
=== 単独作品 ===
 
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦}}
:[[ゲッターチーム]]を選ぶと自軍ユニットとして選べる。なんというか、1話限りの出番のこいつやゲッターQまでいる辺りにゲッターチームの人手のなさがよくわかる(当時シリーズ2作で、マジンガーのようなサポートロボットもいないので仕方ないが…)。ガンダムチームやマジンガーチームを選ぶと敵として登場。初期は射程1しかないが、ホーミングミサイルを装備できるので、それなりに使える。
+
:初登場作品。[[ゲッターチーム]]を選ぶと自軍ユニットとして選べる。なんというか、1話限りの出番のこいつや[[ゲッターQ]]までいる辺りにゲッターチームの人手のなさがよくわかる(当時シリーズ2作で、マジンガーのようなサポートロボットもいないので仕方ないが…)。ガンダムチームやマジンガーチームを選ぶと敵として登場。初期は射程1しかないが、ホーミングミサイルを装備できるので、それなりに使える。SRWの処女作ながら、'''既に変な外人訛りが入っている'''。
 +
:HDリメイク版ではゲッターチーム唯一の射程5持ち(さらに狙撃もある)で、武器も実弾メインであるため水中戦での活躍も見込める(ただしマックライフルは海B)などやや武器攻撃力が低めではあるが使いやすい。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:UC・Rのシューター。パイロットのジャックはOVA版に近いデザインだが、テキサスマックはTV版のデザイン。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 射撃兵装 ====
+
実は、後の[[リアル系]]ロボの定番武装である「銃・剣・盾」の三種の神器を初めて装備したロボットだったりする。
;マックライアット
+
==== 武装 ====
:散弾銃。命中補正が高い。作品によっては極端に射程が短いが、移動後に使えて命中率もまずまずなのでリボルバーより使いやすい。
 
 
;マックリボルバー
 
;マックリボルバー
:その名の通りリボルバー式拳銃。微妙な射程なのでイマイチ使われない。'''F完結編ではこれをフル改造すると機体の上下左右、斜め4方向の1マス、つまり自機周辺8マスしか攻撃できないという前代未聞のマップ兵器版が追加される'''(が、後に[[VF-19改 ファイアーバルキリー|上下左右1マスのみのMAPWが登場した]])。
+
:その名の通りリボルバー式拳銃で、2挺装備している。下記のように様々な形態に変形する万能武器。
;マックライフル
+
:SRWにおいては、基本形態のこれは微妙な射程なのでイマイチ使われない。'''『[[スーパーロボット大戦F完結編|F完結編]]』ではこれをフル改造し、更に資金を費やす事で機体の上下左右、斜め4方向の1マス、つまり自機周辺8マスしか攻撃できないという前代未聞の[[MAP兵器]]版が追加される'''<ref>が、後に[[VF-19改 ファイアーバルキリー|上下左右1マスのみのMAPWが登場した]]。</ref>。しかもこの射程で移動後使用不可で命中補正は-10。とてもではないが実用に耐えない…。
:テキサスマックの主力武器。ビームバリアが猛威を振るった旧シリーズでは[[オーラバトラー]]や[[ヘビーメタル]]相手に使える。劇中ではメカザウルス・ゴラのブースターを1発で破壊するなど、高い威力を誇る。
+
:『X-Ω』では通常攻撃に採用。
;テキサスビーム
+
:;マックライアット
:メリーが搭乗するシールドに変形したハットマシンの中央から放たれる謎のビーム。劇中でも地味な出番だったためか、ハンマー共々採用率は低め。
+
::散弾銃形態。
==== 格闘兵装 ====
+
::命中補正が高く、旧シリーズでは'''+60'''というとんでもない数値になったことも。作品によっては極端に射程が短い。ちなみに劇中では未使用。
;テキサスソード
+
:;マックライフル
:初期の作品ではナイフのような小刀に見えるが、実際には西洋風の両刃の長剣。テキサスマックが遠距離戦志向なのであまり使われない(というか格闘武器が2種類しかない)。これのおかげで[[切り払い]]が出来るのはありがたいが。
+
::狙撃銃形態。テキサスマックの主力武器。
;テキサスハンマー
+
::ビームバリアが猛威を振るった『[[旧シリーズ]]』では[[オーラバトラー]]や[[ヘビーメタル]]相手に使える。劇中ではメカザウルス・ゴラのブースターを1発で破壊するなど、高い威力を誇る。
:紐付きの鉄球。ソードよりもパンチ力が欲しいときに使われる。IMPACTやAにおける最強武器。援護攻撃などで役に立つ。採用されないことも多いが、これもリボルバーが変形したものである。
+
::『X-Ω』では必殺スキルに採用。
 +
:;テキサスソード
 +
::長剣形態。西洋風の両刃剣。
 +
::初期の作品ではナイフのような小刀に見える。テキサスマックが遠距離戦志向なのであまり使われない(というか格闘武器が2種類しかない)。これのおかげで[[切り払い]]が出来るのはありがたいが。
 +
:;テキサスハンマー
 +
::紐付きの鉄球形態。
 +
::ソードよりもパンチ力が欲しい時に使われる。SRWでは『α』以降採用され、『[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]』や『[[スーパーロボット大戦A|A]]』では最強武器。援護攻撃などで役に立つ。採用されないことも多いが、これもリボルバーが変形したものである。
 +
:
 +
;シールド
 +
:メリーが搭乗するハットマシンが変形する盾。よりによって妹の乗るマシンのため、ジャックは'''「妹を盾にする外道兄貴」'''とネタにされることがある。
 +
:;テキサスビーム
 +
::シールド中央から放たれるビーム。
 +
::劇中でも地味な出番だったためか、ハンマー共々採用率は低め。『α』以降の作品で採用されていることが多い。
 +
;コート
 +
:溶解液などの酸から身を守るコート。
 +
 
 +
==== その他 ====
 +
;ホーミングミサイル
 +
:[[スーパーロボット大戦|初代]]』にのみ登場するスパロボオリジナル武器。マップ上の特定のマスに[[隠し要素|隠されている]]
 +
:[[ゲッターQ]]にも装備できるが、テキサスマックに与えた方が使い勝手は良いだろう。
 +
 
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
 
;剣装備、盾装備
 
;剣装備、盾装備
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動する。
 
:[[切り払い]]、[[シールド防御]]を発動する。
 
;[[対ビームコーティング|ビームコート]]
 
;[[対ビームコーティング|ビームコート]]
:溶解液などの酸から身を守るコートだが、ゲームバランスからビーム全般をはじくコートとして扱われている。
+
:上記のコートが、SRWではゲームバランスからビーム全般をはじくコートとして扱われている。
 +
:他の機体のビームコートがコーティング(表面処理)を指すのに対し、本機のそれは衣類の一種であるコートとなっている。
 +
 
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
;空・陸
+
;[[空]]・[[陸]]
:[[飛行]]可能。何気に飛行速度はゲッター1を上回る。
+
:[[飛行]]可能。劇中で見る限り、何気に飛行速度は[[ゲッター1]]を上回る。
 +
 
 
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;M
 
;M
 
:
 
:
=== 機体フル改造時のカスタムボーナス ===
+
 
;[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]
+
=== カスタムボーナス ===
:[[超合金Z]]……装甲値に+100する
+
;[[超合金Z]]
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
+
:[[第2次スーパーロボット大戦G|第2次G]]』で採用。装甲値+100。
:射程1の武器以外の全武器の射程+2
+
;射程1の武器以外の全武器の射程+2
 +
:『[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]』で採用。
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』においては、同じアメリカの[[スーパーロボット]]でも[[ステルバー]]より格上の存在となっていた。
+
*PSゲーム『[[ゲッターロボ大決戦!]]』においては、同じアメリカの[[スーパーロボット]]でも[[ステルバー]]より格上の存在となっている。ライフルの長射程は相変わらずだが攻撃力はバルカン並みであり、むしろ剣による接近戦の方が得意。追加武装としてハットマシンを分離して攻撃させる直線[[MAP兵器]]も持つ。
 +
*『[[熱血ロボ ゲキ・ガンガー3]]』には、明らかに本機をモデルとしたアメリカ製ロボ「テキサスロボ」が登場している。
 +
 
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
  
<!-- !対決 -->
 
<!-- !名場面 -->
 
<!-- !商品情報 -->
 
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
 
{{ゲッターロボシリーズ}}
{{バンプレストオリジナル}}
 
 
{{DEFAULTSORT:てきさすまつく}}
 
{{DEFAULTSORT:てきさすまつく}}
 
[[Category:登場メカた行]]
 
[[Category:登場メカた行]]
<!-- *<amazon>B0002U3GEU</amazon> -->
+
[[Category:ゲッターロボシリーズ]]
<!-- !話題まとめ -->
 
<!-- !資料リンク -->
 

2024年10月13日 (日) 19:19時点における最新版

テキサスマック
登場作品

ゲッターロボシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
全長 38m
重量 250t
開発者 キング博士
パイロット
【テキサスマック】
ジャック・キング
【ハットマシン】
メリー・キング
テンプレートを表示

テキサスマックは『ゲッターロボ』の登場メカ。

概要[編集 | ソースを編集]

第21話「アメリカから来たロボット」に登場するアメリカのスーパーロボット

銃を片手にテンガロンハットをかぶり、その風貌はまさにテキサスのガンマン。パイロットはキング博士の息子のジャック・キング。主武装は両腰に差された拳銃で、これは非常に柔軟な変形機構を持ち、状況に応じて剣やライフル、ショットガン、ハンマーと姿を変える。

頭部の帽子はサポートメカ兼武装のハットマシンで、ジャックの妹のメリー・キングが搭乗する。この機体には拳銃と同様の変形機能があり、シールドの役割も果たす。また、アルカリ性のレインコートを内部に収納しており、機体に着せることで、溶解液に耐えることが出来る。

なお、続編の『ゲッターロボG』ではゲッターチームがアメリカまで遠征するエピソードこそ有るものの、残念ながら再登場していない。

OVA『真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ』にも大幅にリメイクされて登場している。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

初期のSRWでは、出番も使用可能ステージも僅かで、性能も芳しくなく、経験値を与えるのは勿体無い代表のようなチョイ役だった。尤も、元々アニメでも1話限りの登場に過ぎず、原作マニアでなければ知りもしない存在だったろう。

しかし、良くも悪くも制作時代を感じさせるセンスのインパクトがよほど強かったか、登場回数が重ねられると途中離脱しなくなり、併せて性能も強化されていく。原作での活躍度相対でならボスボロットをも超える、スパロボの恩恵を受けた出世株と言える。

上述の強化により原作装備をアレンジしたビームコートを有したり、サブパイロット付きという強みもあり、準一線級に届く作品も見られるようになったが、多くの場合地形適応には難がある。特に、機体側は宇宙Aだが何故かジャックが宇宙Bなので、宇宙戦が多いと活躍は難しい。

旧シリーズ[編集 | ソースを編集]

第2次スーパーロボット大戦
ジャックが搭乗。第1話から参戦するが、第2話で早速離脱するため非常に影が薄い。
第2次スーパーロボット大戦G
FC版とは違って最後まで自軍ユニットとして使用可能。『第1次』を除くと初のレギュラー参戦が本作。武装は射程1のテキサスソードと射程2・非P属性のマックリボルバーしかなく、必然的に接近戦を挑む事になる。精神が充実しているので改造すればそこそこ戦える。
第3次スーパーロボット大戦
完全なスポット参戦。削り役に徹しよう。SFC版のパッケージ裏の画面写真をよく見てみるとテキサスマックが2機いるので持っている人は必見。
第4次スーパーロボット大戦S
スポット参戦。今回はルート次第では登場しない。
今回からメリーがサブパイロットになった。登場ステージではゲッター3と共に海底要塞ブードと戦うことになるが、この時点でのゲッターチームは幸運未収得の可能性が高いため、資金重視ならトドメは幸運持ちのこちらに譲ろう。ロボット大図鑑では「アメリカのスーパーロボットがこれなら、日本のスーパーロボットはチョンマゲ付けないといけなくならないか?」などと突っ込まれ、「○ッドバロン」や「G○ンダム」のノリであると解説されている。
スーパーロボット大戦F
主人公をスーパー系に選んだ場合のみ第2話で加入、リアルロボット系の場合は加入どころか登場すらしない。
2人乗りでそれなりの攻撃力と射程を備えた実弾武器を持ち、飛行可能で更に海適正A。対ヘビーメタル戦や海マップが多い序盤に限定すれば一線級のユニットである。
今回『機動武闘伝Gガンダム』が参戦した為、ロボット大図鑑での伏字も修正されている。
スーパーロボット大戦F完結編
同じくスーパー系のみ登場。メリーの精神コマンドが優秀だが、敵味方共にインフレしている『完結編』では出番はないだろう。下記の武装をフル改造するとMAP兵器が追加される…が攻撃範囲は恐ろしく狭い。
スーパーロボット大戦コンプリートボックス
『第2次』と『第3次』に登場。システムが『F』仕様になったため、メリーの精神コマンドを使用できるようになった。
『第2次』ではFC版と違って最後まで使用可能。他のスパロボではまず二軍落ちするテキサスマックであるが、獲得資金が極めて少ないCB版『第2次』において、ジャックがLv13で幸運を覚えるのが非常に大きい。『F』と違ってジャックの射撃値が他スーパー系パイロットの格闘値と遜色ない高さなので、武器を改造すれば戦闘面でも意外と役立ってくれる。武装は射程6・命中補正+6%のマックライフルと、射程3・命中補正+60%のマックライアットが主力となるが、どちらを改造するか悩みどころ。中盤からエリート兵が増えてくるので、当てやすさであればマックライアットに軍配が上がるが…。ちなみにメリーはLv19で激励を覚えてくれるが、初期SPがたったの25しかなく、残念ながらある程度無理をしないと最後まで使用できるレベルまで届かない。
『第3次』はSFC版と同じくスポット参戦となる。もう終盤という時期であり、流石に戦闘には参加させられない。メリーの激励を使い、目の前のゼンIIに熱血を使って一発かましたら、大人しく後ろに下がろう。今作では偵察が貴重なので、『第2次』と同じく序盤から参戦してくれればよかったのだが。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
中盤でゲッターGに乗り換えるタイミングで仲間に。武装が増え性能も向上した。装甲も主役格のスーパーロボット勢に負けていない。が、もっと強い機体が多い……。なお続編の『α外伝』には登場しないが登場予定はあったのか没データが確認されている。
スーパーロボット大戦α for Dreamcast
PS版より強力になっている。特に攻撃力が全体的に向上。本機の最強武器テキサスハンマーの攻撃力はダンクーガの断空砲と同等(初期値が同じ。改造の上昇率は断空砲より低い)。そんな武器が無消費で使用可能だと思うと中々の性能。ただし、ジャックが相変わらず宇宙Bな為、終盤などでは使用に耐えない。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT
シーン2「大激突」から自軍に参加。装甲運動性共に低く扱いにくい。長い射程のマックライフル、P属性有射程で命中率+20%のマックライアットと武器の性能自体は悪くないのだが……。
なにげに、全ての地形適応がA。
スーパーロボット大戦COMPACT for WonderSwanColor
オリジナルとほぼ同様で装甲運動性はかなり低い。ただし、援護システムにより序盤は援護攻撃で活躍できる。強化パーツスロットも4つなのでV-UPユニットと相性がよく、援護メインで使えばそこそこ使える。ただし、ジャックもメリーも一切攻撃力アップの精神コマンドを修得しないのが最大のネック。
スーパーロボット大戦COMPACT2
第1部シーン4のステージ22を三番目、四番目に選択すると増援として登場し、第3部でも使用可能となる。前作に比べて攻撃力や地形適応が下がってしまい、かなり厳しい能力に。それでも下手なMSに比べれば強く、相変わらずV-UPユニットとの相性も良い。キング兄妹の精神コマンドは相変わらず有用な物が揃っているので、そちらを目当てに使うのもあり。
スーパーロボット大戦IMPACT
本作での自軍加入は「Gの咆吼」を1-2番目に選択することだが、ムービー「初代ゲッターVSゲッターG」(3-4番目選択)の入手と二択であり、両方手に入れたい人は分岐点から2度やり直すという手順を踏む必要がある。なお戦闘デモにも登場している。
今回はシールド・長射程+狙撃・高火力(持ち、しかも最強武器は無消費)・2人乗りで多様性のある精神コマンド・援護持ち・パーツスロット4とかなり優遇されている。高い改造段階によって一線級の性能を持てるのだが、フル改造時の装甲はダイターンより40低い程度と全体で見ても高い方。HPも高くなるので、盾があるうちはスーパー系でも上位の耐久力(鉄壁を除く)。さっさと気力110に上げてやる他、高性能レーダーで利便性を強化するのも選択肢の内。地形適応の問題か、空に対してはテキサスハンマーよりもテキサスビームの方が最終威力が高くなる場合がある。欠点としては、装甲無改造状態ではダイアナンAと同等程度しかなく、鉄壁を覚えない。またパイロット側の能力と主力武器の命中補正が低いところ。なお修理費が1800と妙に安く、例えばガンダムMk-IIは2000、ダイアナンAは4000もある。帽子の変幻自在ぶりといい、いったいどんな技術なのだろうか。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
SRWでも珍しいレインコート装備状態のグラフィックになった。ただし酸の武器がそんなにないせいか、独自設定でビームコートになっている。ゲッターとの模擬戦イベントもあり、ルート次第ではわりと目立つ。
スーパー系では珍しい剣・盾の両方装備ユニット(しかも前述のバリア付き)で、パーツスロットは3。改造段階も13と多めで、2人乗りなので精神コマンド要員としてもザコ戦用援護要員としても使える器用なユニット。飛行可能な事もあり、ユニットが少ない序盤は射程6のマックライフルでの味方の援護、マックリボルバーか気力110で使えるテキサスハンマーで他ユニットからの援護攻撃の引出(どちらも射程3の移動後攻撃)等で活躍は出来る。ビームコートがあるのでデスアーミーにも強い。
地形適応が全Aであり(だがパイロットのジャックは宇宙B)、パイロットも水適応Aなので(移動タイプに水はないが)グレンダイザーやゲッター3と共に水に沈めてやると、今作では貴重な水適応Aで遠距離攻撃が出来る援護ユニットとして活躍が見込める。この場合「EWAC装置」や「ジャマー」などを装備しておけば尚良し。ジャック、メリーともに気力アップ系の精神コマンドを持たないので、ハンマーを主体にしたいのであれば「激励」をかけてもらおう。
スーパーロボット大戦A PORTABLE
グラフィックからレインコートの描写は消えたが対ビームコーティングは健在。GBA版で全Aだった地形適応は、陸B 海Cに落ちた。
本作ではジャックがシールド防御を修得しないので、盾を活かすにはスキルパーツにて覚えさせないといけない。
援護についても同様でジャックは援護攻撃援護防御も修得しないので、GBA版と同感覚で使うには、彼にスキルパーツをつぎ込まないといけない。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦
初登場作品。ゲッターチームを選ぶと自軍ユニットとして選べる。なんというか、1話限りの出番のこいつやゲッターQまでいる辺りにゲッターチームの人手のなさがよくわかる(当時シリーズ2作で、マジンガーのようなサポートロボットもいないので仕方ないが…)。ガンダムチームやマジンガーチームを選ぶと敵として登場。初期は射程1しかないが、ホーミングミサイルを装備できるので、それなりに使える。SRWの処女作ながら、既に変な外人訛りが入っている
HDリメイク版ではゲッターチーム唯一の射程5持ち(さらに狙撃もある)で、武器も実弾メインであるため水中戦での活躍も見込める(ただしマックライフルは海B)などやや武器攻撃力が低めではあるが使いやすい。
スーパーロボット大戦X-Ω
UC・Rのシューター。パイロットのジャックはOVA版に近いデザインだが、テキサスマックはTV版のデザイン。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

実は、後のリアル系ロボの定番武装である「銃・剣・盾」の三種の神器を初めて装備したロボットだったりする。

武装[編集 | ソースを編集]

マックリボルバー
その名の通りリボルバー式拳銃で、2挺装備している。下記のように様々な形態に変形する万能武器。
SRWにおいては、基本形態のこれは微妙な射程なのでイマイチ使われない。F完結編』ではこれをフル改造し、更に資金を費やす事で機体の上下左右、斜め4方向の1マス、つまり自機周辺8マスしか攻撃できないという前代未聞のMAP兵器版が追加される[1]。しかもこの射程で移動後使用不可で命中補正は-10。とてもではないが実用に耐えない…。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。
マックライアット
散弾銃形態。
命中補正が高く、旧シリーズでは+60というとんでもない数値になったことも。作品によっては極端に射程が短い。ちなみに劇中では未使用。
マックライフル
狙撃銃形態。テキサスマックの主力武器。
ビームバリアが猛威を振るった『旧シリーズ』ではオーラバトラーヘビーメタル相手に使える。劇中ではメカザウルス・ゴラのブースターを1発で破壊するなど、高い威力を誇る。
『X-Ω』では必殺スキルに採用。
テキサスソード
長剣形態。西洋風の両刃剣。
初期の作品ではナイフのような小刀に見える。テキサスマックが遠距離戦志向なのであまり使われない(というか格闘武器が2種類しかない)。これのおかげで切り払いが出来るのはありがたいが。
テキサスハンマー
紐付きの鉄球形態。
ソードよりもパンチ力が欲しい時に使われる。SRWでは『α』以降採用され、『IMPACT』や『A』では最強武器。援護攻撃などで役に立つ。採用されないことも多いが、これもリボルバーが変形したものである。
シールド
メリーが搭乗するハットマシンが変形する盾。よりによって妹の乗るマシンのため、ジャックは「妹を盾にする外道兄貴」とネタにされることがある。
テキサスビーム
シールド中央から放たれるビーム。
劇中でも地味な出番だったためか、ハンマー共々採用率は低め。『α』以降の作品で採用されていることが多い。
コート
溶解液などの酸から身を守るコート。

その他[編集 | ソースを編集]

ホーミングミサイル
初代』にのみ登場するスパロボオリジナル武器。マップ上の特定のマスに隠されている
ゲッターQにも装備できるが、テキサスマックに与えた方が使い勝手は良いだろう。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

剣装備、盾装備
切り払いシールド防御を発動する。
ビームコート
上記のコートが、SRWではゲームバランスからビーム全般をはじくコートとして扱われている。
他の機体のビームコートがコーティング(表面処理)を指すのに対し、本機のそれは衣類の一種であるコートとなっている。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

飛行可能。劇中で見る限り、何気に飛行速度はゲッター1を上回る。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]

超合金Z
第2次G』で採用。装甲値+100。
射程1の武器以外の全武器の射程+2
A PORTABLE』で採用。

余談[編集 | ソースを編集]

  • PSゲーム『ゲッターロボ大決戦!』においては、同じアメリカのスーパーロボットでもステルバーより格上の存在となっている。ライフルの長射程は相変わらずだが攻撃力はバルカン並みであり、むしろ剣による接近戦の方が得意。追加武装としてハットマシンを分離して攻撃させる直線MAP兵器も持つ。
  • 熱血ロボ ゲキ・ガンガー3』には、明らかに本機をモデルとしたアメリカ製ロボ「テキサスロボ」が登場している。

脚注[編集 | ソースを編集]