「偽グレンダイザー」の版間の差分
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− | + | 外見は完全にグレンダイザーそのものとなっているだけでなく、「スペースサンダー」や「スクリューパンチ」等、武装に関しても本物と遜色無い物を使う事が出来、元が円盤獣の強化型と言えるベガ獣である事もあってか、国連軍等では全く歯が立たない程の高い戦闘力を発揮する。通常形態の他、[[スペイザー]]と合体した状態にも変形する事が出来るが、あくまでも姿を変えるだけで、本物の様に合体・分離する事は出来無い。また、元はベガ獣である為に、[[グレース・マリア・フリード]]の所有している本物のグレンダイザーに反応するペンダントも反応はせず、これが偽物とばれてしまう事に繋がっている。 | |
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+ | 偽グレンダイザーの真の姿であるベガ獣の一体。緑色のトカゲのようなボディに猫のような顔をもった姿をしている。 | ||
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+ | 最大の特徴は、自らの構造を変える形で自由自在に変身出来るという恐るべき能力にあるが、特定の対象に変身する為には目から発射する光線で対象をスキャニングしなければならないという欠点がある。しかし、コピーする対象は本物や立体物である必要はなく、劇中ではグレンダイザーの通常形態とスペイザー形態の描かれた二枚のパネルからコピーしていた。一方、自由自在に変身し、変身後はロケットパンチの様に機体の一部を飛ばす武器も使用可能である反面、大掛かりな分離・合体の再現は流石に不可能となっており、劇中ではグレンダイザーの通常形態とスペイザー形態を使い分ける形で変身をしていた。なお、コピー対象の資料となる画像さえあれば、この変身能力は自身のみでなく自分以外の者さえも変身させる事が可能となっており、パネルに描かれたデューク・フリードをコピーして、[[ベガ兵]]の親衛隊の一人を偽デュークへと変身させている。しかし、「身体の構造を強制的に変えてしまう形で変身させる」というかなり無茶な方法である為か、自分以外を変身させる際にはかなりの激痛が伴ってしまうらしく、変身させられた親衛隊は凄まじい悲鳴を挙げていた。 | ||
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+ | なお、変身していない本来の形態でも戦闘は可能で、武器は目から放つ強力な怪光線と口から吐く炎である。 | ||
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+ | ベガ大王自らが考案した「グレンダイザーデビル作戦」の実行役のベガ獣として、ベガ星連合軍の基地に送り込まれた後、本物のグレンダイザーの通常形態とスペイザー形態、そしてデューク・フリードの画像のスキャニングを行い、自身の姿をグレンダイザーに、搭乗するベガ兵の親衛隊をデューク・フリードに変身させる。作戦実行の準備段階として、本物のデューク・フリードが搭乗するグレンダイザーを囮の[[ミニフォー]]部隊で宇宙にまで誘き寄せ、電磁隕石によって拘束している隙を突く形でスペイザー形態で地球へと降下する。 | ||
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+ | しかし、電磁隕石の拘束から逃れた本物のデュークの駆るグレンダイザーが地球へ帰還し、誤解した甲児の駆るダブルスペイザーとの一悶着の末、偽物であった事実がばれてしまう(撃墜されたひかるもコックピット越しに見えたデュークの邪悪な目つきから偽物と確信した)。そして刺し違える形でデュークを倒す覚悟を秘めていたマリアも、グレンダイザーに反応するペンダントが全く反応しなかった事で偽物である事実に気付かれてしまい、そこへ駆けつけた本物のグレンダイザーのスペースサンダーによって、本来のベガ獣ベニベニの姿へ戻ってしまう。 | ||
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+ | 最後は本来の姿でグレンダイザーと激突する中、スクリュークラッシュパンチで両目を潰され、ダブルハーケンでとどめを刺される形で撃破。かくして「グレンダイザーデビル作戦」は、成功まで後一歩の所で完全に失敗する形で終わった。 | ||
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
− | + | 元の姿であるベニベニそのものはSRWには未登場。SRWではベガ獣の変身態なのか、偽グレンダイザーとして開発された機体なのかは特に言及されていない。 | |
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− | : | + | :初登場作品。[[マ・クベ]]が用意した機体で、[[グレンダイザー|本物]]とは色味や武装が異なる。 |
− | : | + | :PS版では本物と同じ武装になっている<ref>スペースサンダーは未搭載だが、この時点では本物にも搭載されていない。[[カラオケモード]]では本物相手に使用している。</ref>。また、色味も本物に近いものになっている。 |
− | : | + | :なお『[[全スーパーロボット大戦電視大百科|電視大百科]]』では「登場作品は『グレンダイザー』」と扱われているが、後に発売された『コンプリートボックス』のロボット大図鑑ではバンプレストオリジナル扱いになっていた。 |
− | ; | + | :;{{参戦作品 (メカ)|第2次スーパーロボット大戦G}} |
− | : | + | ::FC版とは異なり本物と同じ武装に変更されたが、スペースサンダーを搭載していない点が本物と異なる。 |
=== 携帯機シリーズ === | === 携帯機シリーズ === | ||
− | ;[[ | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}}({{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE|PORTABLE}}) |
− | : | + | :久々の参戦。今回はベガ星が用意した機体で、武装は本物と同じ。攻撃力は低くなっているが、機体性能は高い。 |
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+ | :ユニットとしては未登場だが、2023年3月の期間限定イベント「憑・依」にて『第2次』の件が過去の話として言及される。 | ||
== 装備・機能 == | == 装備・機能 == | ||
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2024年9月10日 (火) 20:19時点における最新版
偽グレンダイザー | |
---|---|
登場作品 | UFOロボ グレンダイザー |
初登場SRW | 第2次スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | ベガ獣 |
全高 | 30 m(推定) |
所属 | ベガ星連合軍 |
パイロット | 偽デューク・フリード |
偽グレンダイザーは『UFOロボ グレンダイザー』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
原作58話「悪魔にされたグレンダイザー」に登場したグレンダイザーの偽物。
変身能力を持ったベガ獣ベニベニ(SRW未登場)がグレンダイザーに変身した姿で、本物のデューク・フリードを陥れるべく、偽デューク・フリードが搭乗し、地球で破壊活動を行う。
機体概要 [編集 | ソースを編集]
ベガ星連合軍の度重なる地球侵攻作戦の失敗に業を煮やしていたベガ大王は、グレンダイザーとそのパイロットであるデューク・フリードを仲間達と対立させて完全に孤立させるべく、「グレンダイザーデビル作戦」を自ら考案。それは、本物のグレンダイザーとデュークを宇宙におびき寄せて拘束し、その隙に偽物のグレンダイザーとデュークを地球に降下させて各地で破壊活動を行わせ、最終的に地球へ帰還したデュークと地球人類が修復不可能な対立関係になるよう追い込み地球から完全に追放させるという恐るべき作戦であった。この作戦の要となる偽物のグレンダイザーを用意する為、ベガ星の本星からガンダル司令とズリル長官の元へ送り込まれた変身能力を持つベガ獣ベニベニが、偽のグレンダイザーへと変異する形で誕生した。
外見は完全にグレンダイザーそのものとなっているだけでなく、「スペースサンダー」や「スクリューパンチ」等、武装に関しても本物と遜色無い物を使う事が出来、元が円盤獣の強化型と言えるベガ獣である事もあってか、国連軍等では全く歯が立たない程の高い戦闘力を発揮する。通常形態の他、スペイザーと合体した状態にも変形する事が出来るが、あくまでも姿を変えるだけで、本物の様に合体・分離する事は出来無い。また、元はベガ獣である為に、グレース・マリア・フリードの所有している本物のグレンダイザーに反応するペンダントも反応はせず、これが偽物とばれてしまう事に繋がっている。
ベガ獣ベニベニ[編集 | ソースを編集]
偽グレンダイザーの真の姿であるベガ獣の一体。緑色のトカゲのようなボディに猫のような顔をもった姿をしている。
最大の特徴は、自らの構造を変える形で自由自在に変身出来るという恐るべき能力にあるが、特定の対象に変身する為には目から発射する光線で対象をスキャニングしなければならないという欠点がある。しかし、コピーする対象は本物や立体物である必要はなく、劇中ではグレンダイザーの通常形態とスペイザー形態の描かれた二枚のパネルからコピーしていた。一方、自由自在に変身し、変身後はロケットパンチの様に機体の一部を飛ばす武器も使用可能である反面、大掛かりな分離・合体の再現は流石に不可能となっており、劇中ではグレンダイザーの通常形態とスペイザー形態を使い分ける形で変身をしていた。なお、コピー対象の資料となる画像さえあれば、この変身能力は自身のみでなく自分以外の者さえも変身させる事が可能となっており、パネルに描かれたデューク・フリードをコピーして、ベガ兵の親衛隊の一人を偽デュークへと変身させている。しかし、「身体の構造を強制的に変えてしまう形で変身させる」というかなり無茶な方法である為か、自分以外を変身させる際にはかなりの激痛が伴ってしまうらしく、変身させられた親衛隊は凄まじい悲鳴を挙げていた。
なお、変身していない本来の形態でも戦闘は可能で、武器は目から放つ強力な怪光線と口から吐く炎である。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
ベガ大王自らが考案した「グレンダイザーデビル作戦」の実行役のベガ獣として、ベガ星連合軍の基地に送り込まれた後、本物のグレンダイザーの通常形態とスペイザー形態、そしてデューク・フリードの画像のスキャニングを行い、自身の姿をグレンダイザーに、搭乗するベガ兵の親衛隊をデューク・フリードに変身させる。作戦実行の準備段階として、本物のデューク・フリードが搭乗するグレンダイザーを囮のミニフォー部隊で宇宙にまで誘き寄せ、電磁隕石によって拘束している隙を突く形でスペイザー形態で地球へと降下する。
作戦はかなり巧妙に行われ、地球への到着後に兜甲児、牧場ひかる、マリアの三人が搭乗したマリンスペイザー、ダブルスペイザー、ドリルスペイザーの三機と合流。あらかじめ頭部に仕掛けておいた爆弾をわざと彼等の眼前で爆発させ、墜落事故に見せかける形で大勢の乗客が乗った列車へ陸橋ごと故意に激突し、大惨事を招く。更に搭乗する偽デュークが「地球の支配者」を自称して街中で破壊活動を行い、涙を流しながら説得しようとしたひかるのダブルスペイザーをも容赦無く攻撃して墜落させた結果、宇門源蔵を始めとするデュークの関係者達は「爆発のショックでデューク・フリードとグレンダイザーは悪魔の化身へと堕ちた」と思い込んでしまう事態となった。
しかし、電磁隕石の拘束から逃れた本物のデュークの駆るグレンダイザーが地球へ帰還し、誤解した甲児の駆るダブルスペイザーとの一悶着の末、偽物であった事実がばれてしまう(撃墜されたひかるもコックピット越しに見えたデュークの邪悪な目つきから偽物と確信した)。そして刺し違える形でデュークを倒す覚悟を秘めていたマリアも、グレンダイザーに反応するペンダントが全く反応しなかった事で偽物である事実に気付かれてしまい、そこへ駆けつけた本物のグレンダイザーのスペースサンダーによって、本来のベガ獣ベニベニの姿へ戻ってしまう。
最後は本来の姿でグレンダイザーと激突する中、スクリュークラッシュパンチで両目を潰され、ダブルハーケンでとどめを刺される形で撃破。かくして「グレンダイザーデビル作戦」は、成功まで後一歩の所で完全に失敗する形で終わった。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
元の姿であるベニベニそのものはSRWには未登場。SRWではベガ獣の変身態なのか、偽グレンダイザーとして開発された機体なのかは特に言及されていない。
旧シリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。マ・クベが用意した機体で、本物とは色味や武装が異なる。
- PS版では本物と同じ武装になっている[1]。また、色味も本物に近いものになっている。
- なお『電視大百科』では「登場作品は『グレンダイザー』」と扱われているが、後に発売された『コンプリートボックス』のロボット大図鑑ではバンプレストオリジナル扱いになっていた。
- 第2次スーパーロボット大戦G
- FC版とは異なり本物と同じ武装に変更されたが、スペースサンダーを搭載していない点が本物と異なる。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 久々の参戦。今回はベガ星が用意した機体で、武装は本物と同じ。攻撃力は低くなっているが、機体性能は高い。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦DD
- ユニットとしては未登場だが、2023年3月の期間限定イベント「憑・依」にて『第2次』の件が過去の話として言及される。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
基本的には本物と同じ武装を持つ。ただし、一部の武装が省略されている場合や、威力が劣っている場合がある。
- 熱光線
- FC版『第2次』で搭載。
- レーザー
- FC版『第2次』で搭載。
- ショルダーブーメラン
- スクリュークラッシャーパンチ
- 反重力ストーム
- ダブルハーケン
- スペースサンダー
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- 剣装備
- 切り払いを発動する。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M / L
- PS版『第2次』ではMサイズ。
対決・名場面[編集 | ソースを編集]
- VSグレンダイザー
脚注[編集 | ソースを編集]
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