「柿崎速雄」の版間の差分
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:ゼントラーディの捕虜になった際に、子孫を残す方法を聞かれて。妙に曖昧な表現。 | :ゼントラーディの捕虜になった際に、子孫を残す方法を聞かれて。妙に曖昧な表現。 |
2023年5月13日 (土) 19:57時点における版
柿崎速雄 | |
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読み | かきざき はやお |
登場作品 | |
声優 | 鈴木勝美 |
デザイン | 美樹本晴彦 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦α |
SRWでの分類 | パイロット |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 17歳 |
所属組織 | 統合軍 |
所属部隊 | スカル小隊 |
軍階級 | 伍長 → 少尉 |
柿崎速雄は『超時空要塞マクロス』及び『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の登場人物。
概要
スカル小隊に所属するパイロット。TV版では一条輝の部下、劇場版では同僚。
大柄な大食漢で、憎めないムードメーカー。輝やマクシミリアン・ジーナスと比べると技量は高いと言えず[1]、TV版ではオンタリオ市上空戦においてマクロスが展開した全方位バリアの暴走に巻き込まれて死亡し、劇場版ではメルトランディ軍との戦いで、ミリアの攻撃を受けて戦死する。
登場作品と役柄
基本的に劇場版準拠の設定で登場。撃墜イベントはあるが、結果的に生きて帰ってくるので離脱はしない。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 初登場作品。デストロイド・モンスターとアーマードバルキリーの入手条件に関わっているが、それを満たす際に専用顔グラフィック+DVEで派手に撃墜されるという妙な扱いを受けている。ちなみに彼を落としたミリアも条件次第で加入するが、この件についてはお互い全く触れることは無かった。
- 能力、2回行動可能Lv共にバルキリー系の中では一人だけ劣っているが、2回行動可能になるのはバルキリー系以外の味方で最速のジュドーと同じLv56で、能力自体もリアル系全体で見れば十分な数値と決して弱くはない。
- 最終的に捨て身を覚えるので、瞬間的な火力ではむしろバルキリー系最大である。
- スーパーロボット大戦α for Dreamcast
- ひらめきが追加されたおかげでボス戦に気兼ねなく起用できるようになった。相変わらず2回行動可能になる時期が遅いのがネック。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 『α』から精神が大きく入れ替わった。バルキリー系の中で唯一、早々に援護を習得しているのが特徴。
- 能力面での立ち位置は『α』と変わらないが、捨て身を失っているので爆発力は無くなってしまった。だが、バルキリー系で唯一ひらめき・必中が揃っているので、ボス相手に安心して攻撃できるのが長所と言える。脱力も捨てがたい。
- なお、搭乗機であるVF-1A(S)柿崎機のみ、反応弾が増加するバグがある。
- 第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
- 初登場時に撃墜されたと思われたが、その後捕虜として回収されたバロータ兵部隊の中で発見されるという意外な復活を遂げる。
- 今回もバルキリー系の中では少し劣る感が否めないが、合体攻撃のためにスカル小隊の小隊員を勤め上げる程度の実力は十分にある。ただし集中・ひらめきを持たないので、特殊効果のある武器は少々怖い。
- 中断メッセージでは死亡フラグの注意をプレイヤーにしてくるが、その後自らフラグを立ててしまう。
Scramble Commanderシリーズ
- スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd
- 初期能力は低く、最大値もそれなりだが成長コストも低いので育てやすい。本作のバルキリーは使いやすいユニットであり、さらに彼は希少な脱力持ちなので従来よりも存在意義が高く、育てれば充分に活躍してくれる。また輝やマックスと違い途中離脱がないのも良いポイント。ファン待望のカットインが採用された。
単独作品
- スーパーロボット大戦Card Chronicle
- イベント「君を見つめて」ではあわや機体をELSに取り込まれてしまうが、すんでのところで何者かに攻撃を加えられたことで九死に一生を得た。
- 「カイルスの青い夏」ではランカのライブに熱狂するコミカルなシーンも。
パイロットステータス
能力値
フォッカーらと比較していまいち感がぬぐえない微妙な能力に設定されていることが多い。といっても搭乗機の性能が高く、ユニットを鍛えてやれば十分一線を張れる実力はある。
精神コマンド
リアル系パイロットであるにもかかわらず、集中を頑なに覚えないのが特徴。その代わりに必中を必ず覚えるため回避能力に長けるボス格を相手にしやすい利点もある。
特殊技能
小隊長能力
- ダメージ-10%
- 『第3次α』で採用。
人間関係
- 一条輝
- TV版では上官であり、劇場版では同僚。
- マクシミリアン・ジーナス
- 劇場版では彼がフォッカーの後任として隊長になったので、上官になる。
- ロイ・フォッカー
- 尊敬している。
- リン・ミンメイ
- TV版で出会った時に握手を求めるも、拒否された。
- ミリア・ファリーナ・ジーナス
- 劇場版で自分を殺した張本人であり、『α』でも撃ち落とされた。『第3次α』の援護台詞では若干その点を意識しているような台詞が存在する(後述)。
他作品との人間関係
マクロスシリーズ
- イサム・ダイソン
- αシリーズでは同僚。時折彼に「頼りにならない」と言われてしまうことも。
- ドッカー
- 『第3次α』で援護時に彼を「似たもの同士」と評する。
- ゲペルニッチ
- 『第3次α』では一時期バロータ軍の捕虜になっていた頃、彼に洗脳されて部下にされていた。
- ガビル
- 『第3次α』において「コイツには美が欠片もない」と酷評される。
- イリーナ早川
- 『マクロス7』に登場する一般兵。SRW未登場。彼が捕虜になったことによりバロータ軍の正体が洗脳された地球人であることが判明する。
- 『第3次α』での柿崎は彼の代役になったといえる。
- 工藤シン
- 原作シリーズでの面識はないが、柿崎の操縦技量自体は彼より上であるらしい。『SC2』では彼がスカル小隊に復帰する為、先輩である。
- 早乙女アルト
- 原作では当然面識はないが、彼の死亡フラグを有名なジンクスとして語っている。
ガンダムシリーズ
- チャック・キース
- αシリーズでは何かと彼と絡む場面が多い。『第3次α』のEDで柿崎に別れ言葉を贈ったのも彼だった。
- カトル・ラバーバ・ウィナー
- 『SC2』のEDでは彼の姉目当てで彼の護衛に就いている。尚、カトル曰く「姉達は趣味がいいからご安心を」とのこと。「趣味がいい」って……。
スーパー系
- 藤村静流
- 『SC2』で彼女にアプローチをかけまくるも、全く相手にされない。
- 光司鉄也
- 『SC2』では静流にアプローチをかけまくる柿崎の事を疎んでいた。
- ミラ・アッカーマン
- 『SC2』では輝に彼女も交えて、共にケイジの訓練に付き合った。
バンプレストオリジナル
- ケイジ・タチバナ
- 不断の努力を続ける彼に、柿崎とミラも交えて親身に彼の訓練に付き合う。
名(迷)台詞
- 「うわ!隊長!なんとかしてください!」
- TV版で敵を見つけて輝が止めるのも聞かずに勝手に突撃してピンチになり輝に助けを求める。
- 「う~ん…隊長まだ食べれますよ…」
- TV版で敵の捕虜となり捕まって気絶していた時の寝言。寝言の定番「もう食べられない」という台詞でない辺り、柿崎の大食いぶりがうかがえる。これを見た輝はあきれていた。
- 「そんな事も知らないのかよ。男と女が愛し合うと子供ができるんだよ」
「それは…キスしたり…抱き合ったり…」 - ゼントラーディの捕虜になった際に、子孫を残す方法を聞かれて。妙に曖昧な表現。
- 「早瀬中尉。ここはひとつ一条隊長に成り代わりまして、この私が。んー…」
- 第12話。隙を作るためにキスするかしないかと揉める中で。これには輝も「アホかぁ」と呆れた。
- 「そうっすね、頑張らなきゃ。我々が隊長の後釜狙ってるんだから!うぁははははははは!」
- 第18話、入院中の輝をスカル小隊メンバーがお見舞いに訪れる場面。マックスの失言に輝が湿気ての一言。実に不謹慎だが、この鈍さと豪快な笑いに柿崎らしさを禁じえない。
- 「あ~あ…俺のステーキが…」
- 第19話。特大ステーキを食べようとしたら敵襲で出撃。この後、下の台詞に。出撃前に食べ物を残すと死亡フラグになるというお約束を生み出した。元々脚本ではステーキを一口も食べられない予定だったらしいが、彼を哀れに思った作画監督の平野俊弘(平野俊貴)氏が一口くらいは食べさせてやろうという事で改変され、結果一口は食べる事が出来たとの事。
- 「ダメです!! 隊長、間に合いません!! うおあああああ!!」
- TV版での最期の台詞。彼だけ数秒変形が遅れたせいで暴走したバリアからの離脱が間に合わず爆散してしまう…。瞑目して十字を切るマックスがクール。
- 「マックス隊長の言う通り! もしかすると女が出来たせいかな…ハハハハハっうわぁぁっ!!」
- 劇場版での最期の台詞。作戦中に関係の事で輝をからかって笑うが、その最中にミリアの攻撃を受けて爆死した。『α』ではこの場面でDVE+無茶苦茶怖い顔グラが用意されている。
- 後の歴史でもバルキリー乗りのジンクスとして「作戦中に女のことで人をからかうと、いきなり撃墜される」と有名となった。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
αシリーズ
α(α for Dreamcast)
- 「ふぅ、死ぬかと思ったぜ」
- 何があっても死なない、それがスパロボの柿崎である。
α外伝
- 「大丈夫、大丈夫。ゴーストなんざ俺がバーッと片付けてやるよ」
- 第9話「愚者の祭典」より。敵の新兵器ゴーストX-9の存在を知った時の自信満々な台詞だが、後のシナリオで出てくると怖がっている描写がある。事実、そこらのエースパイロットすら精神コマンド抜きで当てるのが厳しいような相手なのだから仕方ない。それでもバルキリー系の中では必中を持っており相性はいいのかもしれない。
第3次α
- 「タンマタンマ!俺を打ち落とすなよ!?」
- ミリアに援護すると発生する特殊台詞で、実はトラウマである事が窺える。
- 「あの凶暴そうな面構え…どこの異星人の戦艦だ!」
- 第30話外宇宙ルート「ロスト・ディーヴァ」より、救援に現れた大空魔竜を見て。確かに強面だが、異星人扱いは無いだろうと言いたいユーザーもいるだろうが、大空魔竜は初参戦では初登場時から序盤は度々ボアザン軍の戦艦の同類と勘違いされているのでスカールークの存在を知っている柿崎の反応も当然っちゃ当然ではある。
- 「ちぇ…俺もどうせなら、もう少し色気の有る送る言葉が欲しいぜ」
- エンディングの新メガロード船団出発式で、キースから送られたエールに愚痴をこぼす。
単独作品
- 「このままじゃ俺もELSに…。 ステーキを残すんじゃなかった」
「しまった!?」
輝「柿崎ぃぃぃぃぃ!」 - 『CC』「君を見つめて」にて、機体をELSに取り込まれかけて。出撃前にステーキを残すという死亡フラグを立ててしまい、輝も絶叫するが、何者かの攻撃によって生還した。
- 「あいつのせいだぜ…あの識別不明機…何だったんだよ、あのVF-19は!?」
ルカ「急に現れたかと思ったら、好き勝手に暴れていましたね」
美沙「けど、いい意味でどことなく楽しんでいる感じがしたわ」 - 『CC』「宇宙を守ってきた者達」にて。マクロスクルーとS.M.Sとの模擬戦は突如現れたVF-19の乱入によって中止になったようだ。そのバルキリーのパイロットとは…。
搭乗機体
SRWでの搭乗機体
余談
- スパロボを始めとするアンソロジーコミック等でもネタキャラ扱いされる事が多く、PSPの『マクロスエースフロンティア』での必殺技が先述の全方位バリアだったり(アイコンがステーキで、しかもやたら威力が高い)、続編の『マクロストライアングルフロンティア』ではVF-0からVF-27までの全てのパイロットが柿崎であるステージが存在したり、妙にスタッフに愛されている。
- PS2用ゲーム『超時空要塞マクロス』において、原作での柿崎の死亡シナリオに該当するステージに柿崎機を駆って出撃した場合ステージ開始と同時にゲームオーバーになるという隠し演出がある。御丁寧にもスコア画面の背景は一口食べた状態のステーキ皿。愛されている……のだろうか。
脚注
- ↑ スカル小隊所属である辺り、技量は相当なものである可能性もあるが詳しい設定はない。TV版では成績評定A(マックスも同様)となっているが、飛行時間は少なく輝からはヒヨッコ扱いされている。
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