「地球連邦軍 (OG)」の版間の差分

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== 地球連邦軍(OG)(Terra Federation Force) ==
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{{Otheruses|『[[OGシリーズ]]』における'''地球連邦軍'''|その他|地球連邦軍}}
[[バンプレストオリジナル]]の中でも[[新西暦]]を舞台とする『[[OGシリーズ]]』において、[[地球連邦政府 (OG)|地球連邦政府]]が保有する正規軍。地球全域を複数の支部に分割して区域分けしている。『OG2』以降は組織改編が行われたのか「方面軍」となっている。連邦政府に比べて組織としての統一が図られている。総合的な戦略立案は統合参謀本部が統括しており、現実のアメリカ合衆国と類似した体制と見られる。
 
  
優秀な人物もそれなりに登場しており、殆どのシリーズにおいて内部腐敗の激しい[[ガンダムシリーズ]]のそれに比べればまだ組織は健全である。しかし、[[DC戦争]]では多くの軍人が[[DC]]に内応したり、[[イスルギ重工]]との癒着が進んでいたりと、脆弱な一面があるのも事実である。また、[[異星人]]や正体不明の[[組織]]が次々と現れているため、傾向としては後手に回りやすい。
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'''地球連邦軍'''は、『[[OGシリーズ]]』において[[地球連邦政府 (OG)|地球連邦政府]]が保有する正規軍。
  
前述の通り組織としては統一されているのだが、各支部はそれぞれ地域の特色がそのまま出ている。服装に関しては恐ろしく多種多様で、統一された制服だけでも複数のパターンがあり、カチーナのように独自のパイロットスーツを身に着けている者も多かったが、『第2次OG』では全員が制服を着用するようになった。ただしインナーや開襟など着こなしには個人で差異がある。また『OG外伝』まで制服組のトップが登場していなかったが、こちらも『第2次OG』でようやく最上位の人物が登場した。
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== 概要 ==
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地球全域を複数の支部に分割して区域分けしている。『OG2』以降は組織改編が行われたのか「方面軍」となっている。連邦政府に比べて組織としての統一が図られている。総合的な戦略立案は統合参謀本部が統括しており、現実のアメリカ合衆国と類似した体制と見られる。
  
== 人物 ==
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優秀な人物もそれなりに登場しており、殆どのシリーズにおいて内部腐敗の激しい[[ガンダムシリーズ]]の[[地球連邦軍]]に比べればまだ組織は健全である。しかし、[[DC戦争]]では多くの軍人が[[ディバイン・クルセイダーズ]](DC)に内応したり、[[イスルギ重工]]との癒着が進んでいたりと、脆弱な一面があるのも事実である。また、[[異星人]]や正体不明の[[組織]]が次々と現れているため、傾向としては後手に回りやすい。
=== 元帥 ===
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制服組のトップは[[ギャスパル・ギラン]]。第2次OGでようやくの登場となっている。
;[[ギャスパル・ギラン]]
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:元帥。清濁を併せ呑み、智謀に優れた知将。
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他、各企業や軍のプロジェクトで次々に新技術、新機動兵器の開発はされているものの、戦火のゴタゴタや、開発側が自身の思惑によって敵対あるいは敵側に協力していた、上層部の政治的な力などでコンペが出来レースになるなどで次期主力量産機の採用、配備が中々進んでおらず、『MD』時点でもかなり旧式の機体に乗って対応する部隊の姿が確認できる。
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前述の通り組織としては統一されているのだが、各支部はそれぞれ地域の特色がそのまま出ている。服装に関しては恐ろしく多種多様で、統一された制服だけでも複数のパターンがあり、カチーナのように独自のパイロットスーツを身に着けている者も多かったが、『第2次OG』では全員が制服を着用するようになった。ただしインナーや開襟など着こなしには個人で差異がある。これに関しては[[鋼龍戦隊]]が部隊内の規律に厳しい気風ではない事も関係しているのかもしれない。
  
=== 将官 ===
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なお軍部隊としては量産型機を乗機として基地や市街地の防衛、大規模作戦に参加する、言い方は悪いが所謂「モブ」の部隊や兵士である一般部隊と、各基地あるいは各方面軍が運用している少数精鋭の、エース級パイロットが集められ、更に特機や試験運用のためのカスタム機などが与えられた特殊作戦やプロジェクト完遂の為に活動する所謂「花形」である特殊作戦部隊の二種類に分かれているようである。
;[[ダニエル・ハウエル]]
 
:大将。統合参謀本部議長。ギャスパルの懐刀的存在。
 
;[[ジェイコブ・ムーア]]
 
:中将。情報部長官。ギリアムの上司。
 
;[[ノーマン・スレイ]]
 
:少将。統合参謀本部所属。地球圏防衛委員会議長。地球圏防衛計画を立案した人物。[[L5戦役]]時の[[オペレーションSRW]]において戦死。
 
;[[レイカー・ランドルフ]]
 
:少将。[[日本]]にある伊豆基地および極東方面軍の司令官で、[[SRX計画]]の責任者。しかし、[[インスペクター事件]]を前後に軟禁状態に置かれている。ガイアセイバーズが瓦解した後ようやく復任する。
 
;[[ケネス・ギャレット]]
 
:少将。極東方面軍司令のレイカーを蹴落とし、その後釜に収まる。自己の保身と功績しか頭になく、融通の利かない人物。第2次OGのEDにて失脚。
 
;[[グレッグ・パストラル]]
 
:少将。北米方面および[[ラングレー基地]]司令官。[[ATX計画]]を推進した責任者。DC戦争において敵の大軍に襲われた際に、[[ATXチーム]]を逃がすべく基地にとどまり、戦死する。
 
;[[マウロ・ガット]]
 
:少将。統合参謀本部所属。[[バルトール事件]]では主力機選定でイスルギの子会社と癒着し私腹を肥やそうとしたが、ジジや[[ヴィルヘルム・V・ユルゲン|ユルゲン]]に利用された挙句、[[ミツコ・イスルギ|ミツコ]]には裏切りと判断され暗殺される。
 
;[[ムスタファ・ケセル]]
 
:トルコ地区インジリスク基地の司令官。レイカーとは古くからの付き合い。
 
;[[カルロ・サッキ]]
 
:少将。南欧地区アビアノ基地の司令官。FDXチームの責任者。中道派。
 
  
=== 佐官 ===
+
特殊作戦部隊には兵器開発を行っている軍の部門や協力企業が、試作機などの試験運用のためパイロットを派遣して貰い結成というケースもある。
;[[ダイテツ・ミナセ]]
 
:[[ハガネ]]艦長。個性的な面々を纏め上げ、[[DC戦争]]や[[L5戦役]]を戦い抜いた。[[インスペクター事件]]において[[オペレーション・プランタジネット]]の最中に戦死。
 
;[[テツヤ・オノデラ]]
 
:ハガネ副長。ダイテツ死後に後を継ぎ艦長に。
 
;[[レフィーナ・エンフィールド]]
 
:[[ヒリュウ改]]の艦長。士官学校を主席で卒業後に大抜擢された。佐官としては最年少。[[鋼龍戦隊]]結成と共に戦隊司令となる。
 
;[[ギリアム・イェーガー]]
 
:情報部所属で元教導隊員。[[バルトール事件]]について調査を行うギリアムに対し、さしものケネスも警告をする程度で直接の妨害は出来なかった。ギリアムは伝手を用いて[[ラウル・グレーデン]]達の戸籍も用意しており、情報部の独立性の高さやアンタッチャブルな一面が伺える。また、ハッキングもお手のもので連邦軍だけに関わらず様々な機密情報を入手できるが、特に重用している「XN666」なる'''どんなプロテクトでもあっさり突破できる'''ハッキングソフトを使用しているのが大きい。
 
;[[カイ・キタムラ]]
 
:現[[教導隊]]の隊長。機動兵器の新しいモーションパターン制作とそのための人材発掘を行っている。
 
;[[アルベロ・エスト]]
 
:特殊作戦PT部隊[[クライ・ウルブズ]]の隊長。部隊壊滅後は[[ガイアセイバーズ]]へ。
 
;[[ハンス・ヴィーパー]]
 
:伊豆基地の戦闘指揮官。スパイ行為を働いており、L5戦役中にDC残党へと寝返る。
 
;[[リー・リンジュン]]
 
:[[シロガネ]]艦長。士官学校を主席で卒業し「パーフェクト」と呼ばれるが、家族を失ったトラウマと偏狭な性格が災いして連邦軍を嫌悪するようになり、[[シャドウミラー]]へ寝返る。後に[[カーリー・ナウマン]]の偽名でガイアセイバーズに参加した。
 
;[[イングラム・プリスケン]]
 
:[[SRXチーム]]初代隊長。その正体は[[エアロゲイター]]のスパイ。[[L5戦役]]で死亡。
 
  
=== 尉官 ===
+
== 人物 ==
;[[キョウスケ・ナンブ]]
+
[[/人物|人物]]」を参照。
:[[ATXチーム]]隊長。現・ペトロパブロフスクカムチャッキー基地所属。
 
;[[エクセレン・ブロウニング]]
 
:ATXチームのメンバー。[[L5戦役]]では撃墜数No.1の[[エース]]として知られている。
 
;[[ヴィレッタ・バディム]]
 
:[[SRX計画|SRXチーム]]隊長。現・極東支部所属。
 
;[[アヤ・コバヤシ]]
 
:SRXチームのメンバーで、[[SRX]]パイロット3人組のリーダー。
 
;[[カチーナ・タラスク]]
 
:[[ヒリュウ改]]所属の[[オクトパス小隊]]隊長。
 
;[[ラミア・ラヴレス]]
 
:[[インスペクター事件]]後にカイのスカウトで[[教導隊]]に入隊、チーフとなる。
 
;[[ヒューゴ・メディオ]]
 
:ツェントル・プロジェクトから教導隊へ出向。封印戦争後も教導隊預かりとなった。
 
;[[セレーナ・レシタール]]
 
:チーム・ジェルバのメンバー。
 
  
 
== 兵器 ==
 
== 兵器 ==
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:『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』では量産型ヒュッケバインMk-IIの代役という形で登場。
 
:『[[スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター]]』では量産型ヒュッケバインMk-IIの代役という形で登場。
 
;[[リオンシリーズ]]
 
;[[リオンシリーズ]]
:元は[[DC]]が開発したものだが、[[L5戦役]]において連邦軍でも採用され、多くの数が運用されている。
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:元は[[ディバイン・クルセイダーズ]]が開発したものだが、[[L5戦役]]において連邦軍でも採用され、多くの数が運用されている。
  
 
=== 艦船 ===
 
=== 艦船 ===
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:[[アステロイド・ベルト]]に存在する宇宙基地。
 
:[[アステロイド・ベルト]]に存在する宇宙基地。
 
;[[コーツランド基地]]
 
;[[コーツランド基地]]
:[[南極]]に存在する基地で、[[ゲスト]]との[[南極会談]]が行われた。
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:[[南極]]に存在する基地で、[[ゲスト]]との南極会談が行われた。
  
== 関連用語 ==
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== 部隊 ==
;[[テスラ・ライヒ研究所]]
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;[[鋼龍戦隊]]
:[[OG]]では後のDC総裁[[ビアン・ゾルダーク]]により設立。しかし連邦との関連も深い。
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:[[修羅の乱]]後に結成。それまでの[[ハガネ]][[ヒリュウ改]]の戦力を正式に部隊として編成したもの。
;[[マオ・インダストリー]]
 
:[[PT]]の開発・製造を行う。[[SRX計画]]や[[ATX計画]]にも深く関わる。
 
;[[イスルギ重工]]
 
:[[AM]]・艦船の製造を担う。色々と不穏な噂が絶えない。
 
;[[プロジェクトTD]]
 
:DCで始まったプロジェクトだが、[[DC戦争]]後も[[イスルギ重工]]の後援の下、連邦軍、そして[[テスラ・ライヒ研究所]]で開発が継続されている。
 
 
;[[特殊戦技教導隊]]
 
;[[特殊戦技教導隊]]
 
:かつてPTの運用テストやモーションパターンの構築に携わった伝説の部隊。隊長[[カーウァイ・ラウ]]が行方不明となり、部隊は解散する。[[L5戦役]]後、[[カイ・キタムラ]]以外のメンバーを一新して再結成された。
 
:かつてPTの運用テストやモーションパターンの構築に携わった伝説の部隊。隊長[[カーウァイ・ラウ]]が行方不明となり、部隊は解散する。[[L5戦役]]後、[[カイ・キタムラ]]以外のメンバーを一新して再結成された。
 
;[[PTXチーム]]
 
;[[PTXチーム]]
:[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が隊長を務めた部隊で、教導隊がやり残したTC-OSのブラッシュアップにも関わったが、すでに解散。活動期間は短かったとみられる。
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:[[イングラム・プリスケン|イングラム]]が隊長を務めた部隊で、教導隊がやり残したTC-OSのブラッシュアップにも関わったが、すでに解散。活動期間は短かったとみられる。後に当時の隊員であったイルムが『OGMD』にて自身を隊長とした新生PTXチームを結成している。
;[[ツェントル・プロジェクト]]
 
:連邦が進めている秘密の兵器開発プロジェクト。詳細は謎に包まれている。
 
 
;[[クライ・ウルブズ]]
 
;[[クライ・ウルブズ]]
 
:第3特殊作戦PT部隊。戦闘力も高いが、何よりもミッションの完遂と生還を至上の目的とする。『[[OG外伝]]』で[[イェッツトレジセイア]]と交戦し部隊は壊滅した。
 
:第3特殊作戦PT部隊。戦闘力も高いが、何よりもミッションの完遂と生還を至上の目的とする。『[[OG外伝]]』で[[イェッツトレジセイア]]と交戦し部隊は壊滅した。
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;[[FDXチーム]]
 
;[[FDXチーム]]
 
:第7特殊作戦PT部隊。『[[スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記|告死鳥戦記]]』に登場。ダニエル・インストゥルメンツ社製の兵器を試験運用している。[[修羅の乱]]終結後に解散し、生き残ったメンバーは第13特殊作戦PT部隊へ転属している。
 
:第7特殊作戦PT部隊。『[[スーパーロボット大戦OG 告死鳥戦記|告死鳥戦記]]』に登場。ダニエル・インストゥルメンツ社製の兵器を試験運用している。[[修羅の乱]]終結後に解散し、生き残ったメンバーは第13特殊作戦PT部隊へ転属している。
;[[鋼龍戦隊]]
 
:修羅の乱後に結成。それまでのハガネとヒリュウ改の戦力を正式に部隊として編成したもの。
 
 
;第3人型機動兵器開発実験隊
 
;第3人型機動兵器開発実験隊
 
:地球連邦軍開発実験団の特殊部隊で、軍単独での新型装備の開発とデータ取得が任務。[[インスペクター事件]]においてMIA認定を受けているが、実際は既に壊滅している。
 
:地球連邦軍開発実験団の特殊部隊で、軍単独での新型装備の開発とデータ取得が任務。[[インスペクター事件]]においてMIA認定を受けているが、実際は既に壊滅している。
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== プロジェクト ==
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;[[プロジェクトTD]]
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:DCで始まったプロジェクトだが、[[DC戦争]]後も[[イスルギ重工]]の後援の下、連邦軍、そして[[テスラ・ライヒ研究所]]で開発が継続されている。
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;[[ツェントル・プロジェクト]]
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:連邦が進めている秘密の兵器開発プロジェクト。詳細は謎に包まれている。
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== 関連組織 ==
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;[[テスラ・ライヒ研究所]]
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:[[OG]]では後のDC総裁[[ビアン・ゾルダーク]]により設立。しかし連邦との関連も深い。
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;[[マオ・インダストリー]]
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:[[PT]]の開発・製造を行う。[[SRX計画]]や[[ATX計画]]にも深く関わる。
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;[[イスルギ重工]]
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:[[AM]]・艦船の製造を担う。色々と不穏な噂が絶えない。
  
 
{{バンプレストオリジナル}}
 
{{バンプレストオリジナル}}

2022年8月4日 (木) 18:48時点における最新版

地球連邦軍は、『OGシリーズ』において地球連邦政府が保有する正規軍。

概要[編集 | ソースを編集]

地球全域を複数の支部に分割して区域分けしている。『OG2』以降は組織改編が行われたのか「方面軍」となっている。連邦政府に比べて組織としての統一が図られている。総合的な戦略立案は統合参謀本部が統括しており、現実のアメリカ合衆国と類似した体制と見られる。

優秀な人物もそれなりに登場しており、殆どのシリーズにおいて内部腐敗の激しいガンダムシリーズ地球連邦軍に比べればまだ組織は健全である。しかし、DC戦争では多くの軍人がディバイン・クルセイダーズ(DC)に内応したり、イスルギ重工との癒着が進んでいたりと、脆弱な一面があるのも事実である。また、異星人や正体不明の組織が次々と現れているため、傾向としては後手に回りやすい。 制服組のトップはギャスパル・ギラン。第2次OGでようやくの登場となっている。

他、各企業や軍のプロジェクトで次々に新技術、新機動兵器の開発はされているものの、戦火のゴタゴタや、開発側が自身の思惑によって敵対あるいは敵側に協力していた、上層部の政治的な力などでコンペが出来レースになるなどで次期主力量産機の採用、配備が中々進んでおらず、『MD』時点でもかなり旧式の機体に乗って対応する部隊の姿が確認できる。

前述の通り組織としては統一されているのだが、各支部はそれぞれ地域の特色がそのまま出ている。服装に関しては恐ろしく多種多様で、統一された制服だけでも複数のパターンがあり、カチーナのように独自のパイロットスーツを身に着けている者も多かったが、『第2次OG』では全員が制服を着用するようになった。ただしインナーや開襟など着こなしには個人で差異がある。これに関しては鋼龍戦隊が部隊内の規律に厳しい気風ではない事も関係しているのかもしれない。

なお軍部隊としては量産型機を乗機として基地や市街地の防衛、大規模作戦に参加する、言い方は悪いが所謂「モブ」の部隊や兵士である一般部隊と、各基地あるいは各方面軍が運用している少数精鋭の、エース級パイロットが集められ、更に特機や試験運用のためのカスタム機などが与えられた特殊作戦やプロジェクト完遂の為に活動する所謂「花形」である特殊作戦部隊の二種類に分かれているようである。

特殊作戦部隊には兵器開発を行っている軍の部門や協力企業が、試作機などの試験運用のためパイロットを派遣して貰い結成というケースもある。

人物[編集 | ソースを編集]

人物」を参照。

兵器[編集 | ソースを編集]

機動兵器[編集 | ソースを編集]

量産型ゲシュペンストMk-II
連邦軍初の主力機となったPT。しかし降伏派のEOT特別審議会による妨害で殆ど量産できずに終わった。
量産型ゲシュペンストMk-II改
少数生産を前提としたエース用の高級機。
量産型ヒュッケバインMk-II
量産型ゲシュペンストMk-IIの後を継いで主力機の座を勝ち取ったが、敵勢力に奪われて量産・運用される憂き目に会う。その為かインスペクター事件後に連邦軍は再度主力機の選定に入るが、これがバルトール事件のきっかけとなる。
量産型ビルトシュバイン
スーパーロボット大戦OG ジ・インスペクター』では量産型ヒュッケバインMk-IIの代役という形で登場。
リオンシリーズ
元はディバイン・クルセイダーズが開発したものだが、L5戦役において連邦軍でも採用され、多くの数が運用されている。

艦船[編集 | ソースを編集]

ペレグリン級
宇宙巡洋艦。
アルバトロス級
大型の宇宙戦艦。艦隊の旗艦となることが多い。総じて戦闘力は高いが、スペースノア級のように地上で運用することは出来ない。
スペースノア級
あらゆる環境で運用可能な万能戦闘母艦。現在連邦軍に残っているのはハガネのみ。現在、で三隻が新たに建造中。
ヒリュウ改
かつて外宇宙探査艦だったヒリュウを戦闘母艦として大改修したもので、スペースノア級と同格のスペックを有する。

主要基地[編集 | ソースを編集]

伊豆基地
極東方面軍が置かれる基地。登場回数も多い。
ラングレー基地
北米方面軍が置かれる基地。ATXチームの元所属基地。
アビアノ基地
南欧方面軍が置かれる基地。α時代から名前は登場している。OGでも度々名前は出ており、『OGS』の「OG2.5」及び『OG外伝』で実物が登場した。
テクネチウム基地
月面基地。ブラックホールエンジンの暴走事故により消滅した。
イカロス基地
アステロイド・ベルトに存在する宇宙基地。
コーツランド基地
南極に存在する基地で、ゲストとの南極会談が行われた。

部隊[編集 | ソースを編集]

鋼龍戦隊
修羅の乱後に結成。それまでのハガネヒリュウ改の戦力を正式に部隊として編成したもの。
特殊戦技教導隊
かつてPTの運用テストやモーションパターンの構築に携わった伝説の部隊。隊長カーウァイ・ラウが行方不明となり、部隊は解散する。L5戦役後、カイ・キタムラ以外のメンバーを一新して再結成された。
PTXチーム
イングラムが隊長を務めた部隊で、教導隊がやり残したTC-OSのブラッシュアップにも関わったが、すでに解散。活動期間は短かったとみられる。後に当時の隊員であったイルムが『OGMD』にて自身を隊長とした新生PTXチームを結成している。
クライ・ウルブズ
第3特殊作戦PT部隊。戦闘力も高いが、何よりもミッションの完遂と生還を至上の目的とする。『OG外伝』でイェッツトレジセイアと交戦し部隊は壊滅した。
チーム・ジェルバ
第5特殊作戦PT部隊。『OGDP』にてミッション・デビル遂行中、セレーナとアルバーダの両名がラ・ギアスへと召喚され、シュウの動向を見届けた。『OGMD』にてゴラー・ゴレム隊によって壊滅した。
FDXチーム
第7特殊作戦PT部隊。『告死鳥戦記』に登場。ダニエル・インストゥルメンツ社製の兵器を試験運用している。修羅の乱終結後に解散し、生き残ったメンバーは第13特殊作戦PT部隊へ転属している。
第3人型機動兵器開発実験隊
地球連邦軍開発実験団の特殊部隊で、軍単独での新型装備の開発とデータ取得が任務。インスペクター事件においてMIA認定を受けているが、実際は既に壊滅している。

プロジェクト[編集 | ソースを編集]

プロジェクトTD
DCで始まったプロジェクトだが、DC戦争後もイスルギ重工の後援の下、連邦軍、そしてテスラ・ライヒ研究所で開発が継続されている。
ツェントル・プロジェクト
連邦が進めている秘密の兵器開発プロジェクト。詳細は謎に包まれている。

関連組織[編集 | ソースを編集]

テスラ・ライヒ研究所
OGでは後のDC総裁ビアン・ゾルダークにより設立。しかし連邦との関連も深い。
マオ・インダストリー
PTの開発・製造を行う。SRX計画ATX計画にも深く関わる。
イスルギ重工
AM・艦船の製造を担う。色々と不穏な噂が絶えない。