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2017年2月16日 (木) 23:35時点における版
ブラッキー | |
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外国語表記 | Commander Blaki |
登場作品 | |
声優 |
緒方賢一(TV版) 富田耕生(TV版第1話) |
種族 | ベガ星人 |
性別 | 男 |
所属 | ベガ星連合軍 |
役職 | 地球攻撃隊長 |
概要
本人はこずるい性格なのだが、作戦の稚拙さと計画性の無さが災いして、敗北を重ねる。親衛隊のゴーマン大尉が活躍すると、彼を背後から攻撃させて死亡の要因を作るなど、敵だけでなく身内にも卑怯な男である。
基本的にマザーバーンで作戦の指揮を執っているが、二度ほど円盤獣を操縦してグレンダイザーと戦った事もある。
第27話においてマザーバーンでグレンダイザーに特攻するも倒すことができず爆死した。この時も宇宙科学研究所を制圧するなど活躍するものの、牧葉ひかるに出し抜かれて失敗するなど最期まで間抜けな面が目立つ。
TVシリーズのプレ作品となった劇場映画『宇宙円盤大戦争』にも、同名で役職も同じキャラとして登場しているが、痩せぎすで卑屈そうなTV版とは異なり、がっしりとした体型の武人然といった風貌をしている。本作に於いては事実上のボスキャラであった。
視聴率90%以上をマークしたという逸話で有名なフランスでの放送では、全キャラの中で意外にもブラッキー隊長に人気が集中したそうである。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A(PORTABLE)
- 中盤から登場し、以降は小バームルートでしか登場しない。本作では終盤近くまで生き延びるが、結局は倒される。今回は戦闘母艦に乗艦しているが、本人の能力がパっとしないためユニットの能力を活かせていない。
- スーパーロボット大戦D
- ベガ艦隊の攻撃隊長。ガンダル司令と共にズール皇帝に仕えており、ルートにもよるが終盤まで登場。今回はマザーバーンを指揮している。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- 初登場作品。顔グラが栗のようなシルエットになっており、攻略本などでもネタにされていた。原作アニメで謀殺したゴーマン大尉と競演しているが、特に絡みはない。
- スーパーロボット大戦MX
- 何故かNPC。ベガ星連合軍の幹部連では最も格下。劇場版で偉そうな事を言われたバレンドスに戦死扱いで謀殺されてしまった。
- シナリオの扱い的にも戦闘に参加できそうな活躍なのだが、NPCという事で声もつかない、オマケにコマンダー・ジグラにトンガリ頭をバカにされたりと不遇である。
パイロットステータス設定の傾向
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
- ベガ大王
- 主君。
- ガンダル司令
- 上司。作戦が失敗しては、よく怒られていた。第27話では上司である彼を逃がし、漢らしくグレンダイザーと戦った。
- 桜多吾作氏の漫画版では彼の横暴に悩まされ、殺し合いを展開して返り討ちになる。
- ゴーマン大尉
- 彼の名前の通り傲慢なやり方に怒り心頭。ブン殴られた上にマザーバーンの指揮権まで剥奪された恨みから、グレンダイザーを追い詰めた彼を攻撃するという暴挙を犯している。
- バレンドス親衛隊長
- 『MX』では彼に失態をなすり付けられ、謀殺される。
- コマンダー・ジグラ
- 原作ではブラッキー戦死後に登場したキャラなので、『MX』で初共演。彼からも見下されており「トンガリ頭」と揶揄される。
他作品との人間関係
名台詞
- 「ゴーマン大尉! 俺にとって目下の敵は貴様だ!」
「貴様がグレンダイザーを倒せばブラッキー隊は無能の烙印を押されて俺は隊長の地位を失うのだ! ミニフォー! 敵はゴーマン大尉だ! 奴を叩き潰せ!」 - 第7話で自分の地位を危うくするゴーマン大尉を背後から攻撃した際の台詞。
- 作中でゴーマンに理不尽な仕打ちを受けた恨みがあったとはいえ、保身の為に味方を攻撃するブラッキーの小物振りが如実に出ている。
- 一方でミニフォー隊が躊躇することなくゴーマンを攻撃した事から、ブラッキー隊の隊員達もゴーマンを嫌っていたのが伺える。
- 「デューク・フリードは誰にも倒させん! 奴はこの俺が倒すのだ! このブラッキーがな!」
- 第7話のラスト、自分がゴーマン大尉の敗北を招いた原因を作った事をガンダルに隠匿した後の台詞。しかし、この言葉通りにはならなかった。
スパロボシリーズの名台詞
- 「うぐぐ、リヒテルめ、バーム星人の分際でよくも…」
- 『A』で、リヒテルに作戦を妨害された際の捨て台詞。「流浪の民族であるバーム星人は、超大国の中心民族であるベガ星人(である自分)よりも劣る存在」だという民族的偏見が窺い知れる。
- 「お、おのれ、バレンドス!! よくも、この俺を!! う、うおおおおっ…!!」
- 『MX』第19話「偉大な翼、そして天の光」より。バレンドスに見捨てられ、マザーバーンと運命を共にした際の断末魔。その哀れな結末は、ひかるを慄然とさせた。
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