ドラグナー3型
(ドラグナー3型カスタムから転送)
ナビゲーションに移動
検索に移動
ドラグナー3型 | |
---|---|
外国語表記 | DRAGONAR-3[1] |
登場作品 | 機甲戦記ドラグナー |
初登場SRW | スーパーロボット大戦A |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | メタルアーマー |
生産形態 | 試作機 |
型式番号 | XD-03 |
頭頂高 | 18.2 m |
運行自重 | 44.5 t |
最大発進重量 |
82.3 t (重量増加分のほとんどがプロペラント剤) |
動力 | FPW-2F型 超小型核融合炉×2 |
出力 |
19.2万ポンド(ドライ) 36.0万ポンド(CMP) |
最大戦闘出力維持時間 | 12秒(MAX)【回復時間 CMP≦5 2秒~CMP=129秒】 |
出力・重量比 |
1.166(ドライ) 2.186(CMP) |
メインノズル数 | 4 |
アポジモーター数 | 12 |
装甲 | マルチプルハイブリッド型ゼライトコーティング済 |
装甲厚 | MAX112 mm |
探知装置 |
重力場探知システム WG11S型 イメージセンサー TAS3SR型 |
開発者 | ラング・プラート |
所属 | 地球連合軍 |
所属部隊 | ドラグナー遊撃隊(第27話以降) |
乗員人数 | 1名 |
パイロット | ライト・ニューマン |
スペック (リフター3) | |
---|---|
分類 | フライトユニット |
型式番号 | XDFU-03 |
全幅 | 25.6 m |
基本重量 | 17.2 t |
動力伝達システム | DFGS-AFN |
出力 |
19.2万ポンド(ドライ) 36万ポンド(CMP) ※アフターバーナー時は8.2万ポンドをプラス。 |
メインノズル数 | 3 |
アポジモーター数 | 2 |
最高速度 |
M0.95/SL(海面速度) M1.31(16,000フィート) |
航続距離 |
2,700ノーチカルマイル (5,001 km) |
ハードポイント数 |
2 (ハイペロード総量:8.7 t) |
この項目では飛行ユニット「リフター3」を装備した形態についても説明する。
概要[編集 | ソースを編集]
D-3とも呼称。電子戦特化型の機体で、レドーム(レーダードーム)の役割に特化した、円盤状の大型の頭部が特徴。武装は最小限に抑えられている。
各D兵器の共通装備で対話式コンピュータ(D-3のものの愛称はマギー)を内蔵しており、マギーの場合は電子戦用機なだけに他の2機のそれ(クララ・ソニア)より比較的名前が良く出てくる(さすがにレイズナーのレイほどでしゃばらないが)。コクピットには本機のみ専用のコンソールを備える。
D-1、D-2同様にリフターを装備して飛行能力を得た後、重慶基地で2機のカスタム化に合わせ改造が行われているが、マギーのカスタマイズや機体性能の強化はあれど、外見そのものに変化はない。(ライト曰く「中身で勝負」)
実際、作中でも電子戦担当の機体は多く登場、本機のデータも反映された量産型ドラグーンも登場していたが、本機は純粋な電子戦性能では他の追随を許さない最強の電子戦専用機として君臨していた。が、ドラグナー遊撃隊の中でも抑え役のライト・ニューマンがパイロットのため、不憫なポジションに落ち着きやすい。
強化装備形態[編集 | ソースを編集]
- ドラグナー3型 (リフター装備)
- 飛行ユニット「リフター3」を装備した大気圏内飛行形態。ステルス性に優れた形状で、3機の中でも最高の飛行速度と低速での安定性を誇る。
- 行動範囲の拡大により、索敵や偵察などで有用性が大きく高まった他、両翼のミサイルで弱点だった火力も強化された。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
SRWでは初のEWAC能力とジャマーを持ったユニットであり、おまけで修理装置もつけられている。攻撃力の低さも合体攻撃のおかげで補う事ができ、合体攻撃の都合上後半は単体で火力を出せる光子バズーカ砲まで実装される為、重宝するユニットとなっている。
また、高い情報戦・電子戦能力の再現か、シナリオにおける戦闘前の敵の情報収集やジャミングおよびハッキングなど、パイロットであるライトともども見えない所で自軍を支える縁の下の力持ちでもある。
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦A
- 初登場作品。その電子戦能力を生かしてミネルバXの入手にも関わってくる。序盤から加入している為か、リフターは少しの間お預けで、段階を踏んで強化される。本作のみ強化後は「ドラグナー3型カスタム」表記(リメイク後も同様)。
- 上述したようにサポート機体としては規格外の性能を持っており、援護防御で脆いD-3をある程度周囲が守ることもできるが、自分自身のEWAC補正は受けられないため広範囲マップ兵器で密集地帯を焼かれないように注意。特にカスタム化直前に相手をするマスターガンダムとの相性は最悪。
- 余談だが、リアル系かつ主人公がアクセルの場合、その特徴的な頭部をいきなり「どら焼き」呼ばわりされている。
- スーパーロボット大戦A PORTABLE
- 各種仕様変更によりとにかく命中率不足に悩まされるゲームバランスとなっているため、高いEWAC能力で周囲をサポートする本機は部隊の要になりえる。一方自分自身は補正を受けられないというEWACの仕様上の欠点がリメイク前よりも重く響いており、相対的に攻撃性能が落ちているという点には留意しておきたい。特に命中率補正の悪い光子バズーカ砲を扱いづらくなっているのが逆風。それでもなお武装性能はサポート機の中でも群を抜いているが、攻撃はせずに修理と回避に徹するのも1つの手。
- 本作ではカスタムボーナスにてEWAC補正が本機に並ぶ機体が複数存在する。裏を返せば、キャバリアー0型の喪失以降も本機が他機体からEWAC(大)補正を受けられるということであり、そういう面では追い風。
単独作品[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦MX
- 序盤から加入し、最初からリフター装着状態。ギガノス機動要塞攻略戦ではドルチェノフの御高説を機動要塞内に生中継し、実質的にギガノス帝国を崩壊させるという、電子戦用機ならではの大活躍を見せた。
- 中断メッセージでライトが『噂の新型! D-3カスタム、見参』と冗談で予告する事がある。
- スーパーロボット大戦GC
- 再びリフターなしからスタート。ジャマーを発動させるとレドームの頭をグルグル回転させる姿が見られる。
- スーパーロボット大戦XO
- カスタム後の合体攻撃のDフォーメーションアタックが2種類に変更された。
- スーパーロボット大戦X-Ω
- イベント・演出でのみ登場。
関連作品[編集 | ソースを編集]
- Another Century's Episode
- 使用可能機体。他2機がカスタム化前で戦う都合上、光子バズーカ砲は未装備。
- 後の『ACE2』では改修を経て「ドラグナー3型(後期型)」の名称になると光子バズーカ砲が使用可能に。外見はそのままに機体性能やECMの持続時間が向上する。
- 『ACE3』ではD-1、D-2がカスタム後のみで登場するため、D-3は最初から後期型表記。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]
本体装備[編集 | ソースを編集]
- 迫兵戦用アサルトナイフ
- 格闘戦用武器。ふくらはぎに2本装備。
- SRW未採用だが、『ACE』シリーズで使用可能。
- 各D兵器共通の装備。神田武幸監督の「ナイフは少年犯罪を連想させる」という意向から、原作劇中では使用を控えられていたが、第26話の模擬戦において1回だけ本武装を使用したかのような描写がある。
- 50mm ハンドレールガン LPS3型
- 主兵装の手持ち式実弾マシンガン。発射速度毎分2400発、携行弾数320発。徹甲弾を装填。
- リメイク前の『A』では使いやすい移動後攻撃可能武器だったが、『AP』では移動後攻撃可能武器の全体的な増加により優位性を失う。
リフター[編集 | ソースを編集]
- 対レーダーミサイル
- リフターの両翼に装備。
- 『A』でのみ、こっそりとジャマーに引っかからなかった。『MX』では敵の命中率を下げる特殊効果を持つ。
オプション装備[編集 | ソースを編集]
- 3連105mmハンドレールキャノン
- 第22話などで使用されたD-3専用のバズーカ。
- SRW未採用だが、『ACE』シリーズで使用可能。
- 光子バズーカ砲
- メタルアーマーにはレアなエネルギー兵器。本機の物は黄色のビームを発射、三機の砲撃が重なるとビームが白色化する。
- ギガノスの秘密基地の外壁を破壊するために第39話にて装備した、拠点攻撃用の武器。
- SRWではビーム兵器扱いで、他D兵器のカスタム化に合わせて追加される(『A』では本機も同時にD-3カスタム表記になる)。本機において特に貴重な高火力武装であり、重宝する。
- レーザーソード
- 本来は付属していないが、撃破されたドラグーンから拝借する形で使用。
合体攻撃[編集 | ソースを編集]
- Dフォーメーションアタック
- ドラグナー1型[2](カスタム)、ドラグナー2型(カスタム)、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。
- カスタム前はハンドレールガンの一斉射撃。
- カスタム後は『GC(XO)』ではハンドレールガンの一斉射撃。それ以外では光子バズーカによる一斉射撃。
- DフォーメーションアタックS
- ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。原作第39話にてギガノスの秘密基地の外壁に行った攻撃の再現で、光子バズーカによる一斉射撃を行う。
- 『MX』や『XO』では、この名称が採用されている。この場合攻撃力が恐怖のトリプルアタック以上だが、ビーム兵器扱いになる。また『XO』ではP属性でなくなり長射程に。
- 恐怖のトリプルアタック
- ドラグナー1型[2](カスタム)、ドラグナー2型(カスタム)、ドラグナー3型のコンビネーション攻撃。2型と3型で組み付いて動きを封じた所に、1型のレーザーソードによる一閃で斬り捨てる。
- 原作では3機で組み付き垂直降下して地面に叩きつける「恐怖のトリプル子泣き爺」で、ドラグーン2機とケーンが奪ったドーラで敢行した。
- 『A』や『MX』ではカスタム前でも可能。
特殊能力[編集 | ソースを編集]
- EWAC
- 本機の代名詞的能力で、『A』では「EWAC(大)」、『MX』では「EWAC(強)」。どの作品でも自身には補正がつかないため、援護防御のできないマップ兵器を用いる敵には注意が必要。
- 『MX』ではユニットコマンドとして偵察が使用可能になる。修理や合体攻撃と仕事が多い本機では、行動終了になってしまうユニットコマンドの使いどころは少ないが、頭部のレドームを稼働させる専用演出が存在するため、一度は見ておきたい。
- ジャマー
- 誘導属性のミサイルの狙いをそらす。効果のレベルは作品でそれぞれ。原作では撃ってきた相手にそのまま送り返す凶悪極まりない戦法も披露していたが、ゲームではさすがにそこまではしない。
- 修理装置
- 原作では本機が修理を行った描写は特にないが、第32話では本機の破損したアンテナをドラウの部品を流用してライトが応急修理するという場面があり、パイロットの行動を機体に反映させたものと思われる。あるいは電子戦用ということでプログラムやソフトウェア面のダメージの修復という解釈かも知れない。SRWでは一貫して装備する。
移動タイプ[編集 | ソースを編集]
- 陸→空・陸
- リフター装着で飛行能力を獲得し、同時に移動力も上昇。
- EWACの存在から僚機と固まって移動しがちで、D-3が周りを遅れを取ることがなくなると部隊全体の行軍速度も上がるため、本機の移動タイプ変更は特に意義が大きい。
サイズ[編集 | ソースを編集]
- M
カスタムボーナス[編集 | ソースを編集]
- 修理の回復量2倍
- 『A PORTABLE』で採用。同作では修理で得られる経験値が半減しているため、2倍回復して漸く元の経験値近くを得られる。単純にサポート性能が強化されるだけでもありがたい。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ドラグナー1型、ドラグナー2型
- 同じドラグナーに属する機体。
- ドラグナー1型カスタム、ドラグナー2型カスタム
- それぞれのカスタム後の姿。D-3のみカスタムタイプに変化しなかった。
- ドラグーン
- 本機含めたドラグナーの量産型。ただし、電子戦能力は本機ほど高くない。