グレートマジンガー (桜多吾作版)

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グレートマジンガー
(桜多吾作版)
作画 桜多吾作
掲載誌 冒険王(秋田書店)
出版社 双葉社
レーベル アクションコミックス
発表期間 1974年10月号 -
1975年9月号
巻数 全4巻
シリーズ マジンガーシリーズ
アニメ版 グレートマジンガー
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グレートマジンガー』とは、桜多吾作著の漫画作品。テレビアニメ『グレートマジンガー』のコミカライズ作品。

概要[編集 | ソースを編集]

秋田書店刊『冒険王』に連載されていた、『グレートマジンガー』のコミカライズ作品で、所謂「桜多吾作版マジンガーシリーズ」の2作目。

この時代の児童向け漫画としては珍しく、世相を反映したシニカルな内容や、掲載雑誌の対象年齢を無視したハードな展開、及び人体破壊などの凄惨な描写が特徴である。

桜多氏のマジンガーシリーズは、原作漫画版やTVアニメ版から逸脱した独自の展開で描かれる事が多く、作家の個性が良くも悪くも前面に出過ぎているため難色を示す者も少なくない一方、設定や登場人物の台詞廻し、及び心理描写などが大変凝っており、ストーリーテリングの絶妙さも相まって支持するファンは多い。

一方で、ジェットスクランダーを初めとする新兵器登場によるパワーアップイベントなどを極力織り込む姿勢も見せており、原作ではTV版とはパラレル設定だった『対デビルマン』や『対暗黒大将軍』も、物語の1エピソードとして違和感なく挿入している。

特に『グレートマジンガー』は総合的な完成度の点に於いて最も高い評価を受けており、双葉社から単行本として纏められた際には『マジンガーZ』に先駆けて出版されている。

登場メカ[編集 | ソースを編集]

スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。

登場人物についてはTV版『グレートマジンガー』を参照。漫画には自衛隊やアメリカ軍、新住日重工の関係者が登場しているが、スパロボには登場していない。

グレートマジンガー(元祖)
量産型と区別する為、本家グレートの股間に「元祖」と白いペンキで書いた状態。
量産型グレートマジンガー
(1)~(8)まで発番されている場合もある。飛行能力はオミットされている。
ブラック・グレート
量産型グレートのプロトタイプ。飛行能力を有するが、SRWでは削除。
GMFA1
新住日重工がプロモーション用に作った「マジンガーに似せたロボット」。科学要塞研究所に拿捕された後は、兜シローが操縦した。
SRWでは『α』の第51話「あしゅら男爵、散る」にて、新住日重工が数年前に開発していた事が語られている(名前のみ)。

用語[編集 | ソースを編集]

新住日重工
桜多吾作版に登場する企業。日本でも指折りの兵器産業で、裏ルートからグレートマジンガーの設計図を入手し、量産型グレートマジンガーを世界各国に売りさばこうとした。

登場作と扱われ方[編集 | ソースを編集]

漫画版の要素が登場する作品でもクレジットはTV版となっており、漫画版名義でクレジットされたことはない。

基本的には機体のみの登場だが、『α』では一部漫画版の要素がある。

αシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α
第52話「魔神皇帝」にて、「量産型グレートの開発を委託された新住日重工が、ミケーネ帝国に買収され、超合金ニューZを引き渡した」というゴーゴン大公の台詞が出てくる。

COMPACTシリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦COMPACT2 第1部:地上激動篇
スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部:銀河決戦篇
スーパーロボット大戦IMPACT

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦A
スーパーロボット大戦R

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦64
量産型グレートマジンガーが初登場。
スーパーロボット大戦MX
ベガ星連合軍に製造されたブラック・グレートが初登場。

関連作品[編集 | ソースを編集]

リアルロボットレジメント
量産型グレート、ブラック・グレートが登場。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 同じくダイナミックプロ関連作品である『Cutie Honey Universe』第5話では、本作の登場人物である藤獰のキャラクターデザインそのままの人物がバイヤー役として登場している。

商品情報[編集 | ソースを編集]