「ゲイツ (フルメタル・パニック!)」の版間の差分

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== ゲイツ(Gates) ==
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{{Otheruses|『フルメタル・パニック! The Second Raid』の登場人物|「[[機動戦士ガンダムSEED]] シリーズ」の登場メカ|ゲイツ (SEED)}}
*[[登場作品]][[フルメタル・パニックシリーズ]]
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{{登場人物概要
**[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]
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| タイトル = ゲイツ
*[[声優]]:大塚芳忠
+
| 登場作品 = [[フルメタル・パニック! シリーズ]]
*種族:地球人
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*{{登場作品 (人物)|フルメタル・パニック! The Second Raid}}
*性別:男
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| 声優 = {{声優|大塚芳忠|SRW=Y}}
<!-- *身長:---cm -->
+
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|堀内修}}
<!-- *体重:---kg -->
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| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦W}}
*所属:[[アマルガム]]
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| SRWでの分類 = [[パイロット]]
*階級:幹部クラス、コードネーム「ミスタ・K(カリウム)」
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}}
  
[[アマルガム]]の幹部で、アニメ化に当たり、原作小説から最もイメージが改変された(むしろ後述する原作小説での扱いから、原作小説の設定を膨らませたとも言える)キャラクター。
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{{登場人物概要
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| タイトル = プロフィール
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| 種族 = [[種族::地球人]]
 +
| 性別 = [[性別::男]]
 +
| 所属 = {{所属 (人物)|アマルガム}}
 +
| 役職 = 幹部クラス
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}}
  
明るくおちゃらけたコミカルな振る舞いが多い愉快な男ではあるが、その本質は残虐非道。口答えする部下は問答無用で撃ち殺したりするなど、かなり危ない男。そのクレイジーさはあの[[ガウルン]]にすら「'''イカレ野郎'''」と言われてしまうほど。<br/>ただ、状況証拠から何が起こったかを完璧に推測する他、驚異的な速度での早撃ちやASの操縦技能も長けているなど戦闘員としては相当の実力を誇っている。
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'''ゲイツ'''は『[[フルメタル・パニック! The Second Raid]]』の登場人物。
  
禿げあがった頭とかなり長い揉み上げが特徴で、揉み上げへの思い入れも深い。
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== 概要 ==
 +
[[アマルガム]]の幹部。
  
部下の扱いが非常に悪い点では、ゲイツと同じ[[声優]]の版権キャラである[[ヤザン・ゲーブル]]とはある意味で正反対な上司と言える(ヤザンも相当に凶暴なキャラではあるが、部下の面倒見は良く優しい一面もあり、ゲイツとは異なり人間的な良心も持ち合わせてはいる)。
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明るくおちゃらけたコミカルな振る舞いが多い愉快な男ではあるが、その本質は残虐非道。口答えする部下は問答無用で撃ち殺したりするなど、かなり危ない男。そのクレイジーさはあの[[ガウルン]]にすら「'''イカレ野郎'''」と言われてしまうほど。ただ、状況証拠から何が起こったかを完璧に推測する他、驚異的な速度での早撃ちやASの操縦技能も長けているなど戦闘員としては相当の実力を誇っている。また、'''可愛らしい動物に欲情する'''<ref>作中でも、愛くるしい子猫が戯れる動画を大画面かつ全裸で鑑賞していた。</ref>という変態性癖を持つ。
  
===小説版での扱い===
+
禿げあがった頭とかなり長い揉み上げが特徴で、揉み上げへの思い入れも深い。
小説版ではラムダ・ドライバを自在に使いこなせるようになった宗介の初対戦の相手として登場。
 
  
相当な実力者であるという設定とコードネームが仰々しく語られ、ミスリルの機体を強襲するが、そこにヒーロー然として駆け付けた宗介によってあっさりやられてしまう…という、いわゆる典型的な「'''かませ犬'''」なキャラであった。<br/>
+
== 登場作品と役柄 ==
ミスリルを強襲するために初登場してから宗介に撃墜されるまでわずか数ページ。しかも最後までアームスレイブに載ったままだったので、キャラクターとしての外見描写も一切されていない(ただしアニメ版のゲイツ以上に残虐なシーンが書かれている)。揉み上げという特徴もアニメ版で初めて判明した。<br />
+
コミカルでクレイジーなキャラクター性もあってか「救いようの無い外道だが、面白みもあってどこか憎み切れない」キャラ付けになっていることが多い。また、『第3次Z天獄篇』以前では'''フルメタシリーズの長編に登場した敵キャラの中ではスパロボにおいて[[ボン太くん]]と交戦できる作品が存在する唯一のキャラであった'''(『V』では[[DLC]]限定ながらサビーナ、ファウラー、カスパーも交戦機会がある)。
それどころか、あまりにあっさりやられたため作中ではコードネームしか描写されなかった。「ゲイツ」という名前はアニメが初出である。
 
  
これらのことから、小説版の読者であってもゲイツが小説にも出てきていたこと自体に気付けない人も多数いる。
 
 
== 登場作品と役柄 ==
 
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:後半のミスリルルートから登場し、今作では[[ジェイソン・ベック|同じ声のチンピラ]]と共演する。ある意味期待(?)を裏切らず、意味不明且つクレイジーな言動や振る舞いから敵味方問わず周囲からドン引きされている。
+
:音声初収録。後半のミスリル部隊ルートから登場し、今作では同じ声の[[ジェイソン・ベック]]と共演する。原作以上に意味不明且つクレイジーな言動や振る舞いが強調されており、自軍からは「妖怪」「理解不能」「色々な意味で危険」等と散々な評価を受ける。
:立ち居振る舞いはおおむね原作に準じ、玉芳に披露した人形遊びも若干簡略化されたが再現。最後は「終わらないデイ・バイ・デイ」で宗介に倒されて退場……かと思いきや、42話で'''[[ファイヤバグ]]としてまさかの再登場。'''[[ジェイソン・ベック|]][[カン・ユー|ら]]と三馬鹿を組むが、凶悪なスキルと機体性能もあり他の二名とは比べ物にならない強さを誇る。更に最終盤の55話でも再登場し撃墜するとおかしな台詞と共にその場から撤退するため'''今回は最後まで死亡しない'''。
+
:原作どおり宗介に倒されて退場かと思いきや、第42話で'''[[ファイヤバグ]]としてまさかの再登場。'''ベック、[[カン・ユー]]の3人で三馬鹿トリオを組むが、凶悪なスキルと機体性能もあり他の二名とは比べ物にならない強さを誇る。更に第55話でも再登場し、撃墜するとその場から撤退する為、今回は死亡しない。
 +
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 +
:今回は出番は少なめであり、フルメタ関連のルートでしか登場しない。このためルートによっては一度も戦えず、いつの間にか死亡したことになっていることも。敵としてはやはり前作までと変わらず強い。
 +
:『時獄篇』終盤の流れから[[アマルガム]]に雇われ続けており、宗介たちと2回も再戦。一応立場としてはフリーランスなのだが、アマルガムの人間を射殺したり顎で使ったりと態度は相変わらず。最期は[[ARX-8 レーバテイン]]初登場の回で死亡するが、生存していた前科が存在するためか本当に死亡したのかとミスリルの面々からは疑われた。
 +
:なお本来ならば彼は『TSR』終盤で死亡しているため、『時獄篇』・『天獄篇』合わせても生存期間は原作や『W』より長め。また、『時獄篇』ではコミカルさを強調し過ぎた反省か、今作ではコミカル面は多少控えめとなっている。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦W]]
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦W}}
:第2部で登場。殆ど分岐ルートでのみの活躍で、ルートによっては戦えない。原作でのヤバい描写は大分薄められているので、原作以上にいい感じにコミカルでクレイジーな敵役の印象が強い(それでも名セリフの項にある通り下ネタも言っていたりするが)。活躍自体は概ねアニメ本編をなぞっており、最期は[[香港]]ではなく[[月|月面]]都市にて戦死する。敵としてはガウルンと同等な位強く、例に漏れず[[ラムダ・ドライバ]]の効果で機体も硬いので生半可な攻撃ではまともなダメージも通らなかったりするので、全力で集中攻撃を仕掛けよう。
+
:初登場作品。第2部で登場。活躍自体は概ね原作をなぞっているが、殆ど分岐ルートでのみの活躍でルートによっては戦えない。原作でのヤバい描写は大分薄められているので、いい感じにコミカルな敵役の印象が強い<ref>それでも名セリフの項にある通り下ネタも言っていたりするが。</ref>。最期は[[香港]]ではなく[[月|月面]]都市にて戦死する。敵としてはガウルンと同等な位強く、例に漏れず[[ラムダ・ドライバ]]の効果で機体も硬いので生半可な攻撃ではまともなダメージも通らないため、全力で集中攻撃を仕掛けよう。分岐中ゆえに特殊効果武器持ちがいないので相対的にはガウルンより強い。特にオーブルートでは修理装置がないので危険極まりない。
:なお、原作アニメの最終話でゲイツが行った人形遊びは再現されなかった。
+
:なお、原作最終話で行った人形遊びは再現されない。
  
== パイロットステータス設定の傾向 ==
+
=== VXT三部作 ===
=== [[能力]]===
+
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦V}}
 +
:フルメタが『TSR』後の時系列から始まるが、生存している設定で登場。登場するのがルート限定と[[隠し要素/V|シークレットシナリオ]]「想いの形」のみなので選択によっては出会わないまま終わる可能性も。残念ながら中の人が同じ[[ヤザン・ゲーブル]]との絡みはない。最後は中盤で戦死する。
 +
 
 +
=== 単独作品 ===
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 +
:シナリオNPC。
 +
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 +
:2章Part8より登場するエネミーユニット。原作通りに宗介に倒される。
 +
 
 +
== パイロットステータス ==
 +
=== [[能力|能力値]] ===
 +
クレイジーなキャラだが実力は本物。フルメタ勢の敵としてはガウルンと並ぶ強敵。
 +
 
 +
=== [[精神コマンド]] ===
 +
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 +
:'''[[脱力]]、[[かく乱]]、[[直感]]、[[激励]]、[[愛]]'''
 +
:アニメ版の彼を思わせる構成。「脱力」があるのはらしいっちゃらしいが、「愛」はひょっとして自分のモミアゲに対してなのだろうか?
 +
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 +
:'''[[脱力]]、[[かく乱]]、[[直感]]、[[激励]]、[[希望]]、[[愛]]'''
 +
:『第3次Z』でのラインナップとほぼ同じだが、新たに追加された[[希望]]が一際異彩を放っている。
  
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
;[[スーパーロボット大戦W|W]]
+
<!--;[[スーパーロボット大戦W|W]]
:
+
:-->
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
:[[底力]]L7、[[極]]、[[気力+ボーナス]]、[[戦意高揚]]、[[ガード]]、[[精神耐性]]、[[サイズ差補正無視]]L3、[[マルチターゲット]]
+
:'''[[底力]]L7、[[極]]、[[気力+ボーナス]]、[[戦意高揚]]、[[ガード]]、[[精神耐性]]、[[サイズ差補正無視]]L3、[[集束攻撃|マルチターゲット]]'''
:初登場時点で[[ガウルン]]より効率的なスキルが揃っている。底力とガードに加えてラムダ・ドライバの効果でかなり硬く、気力+ボーナス(と戦意高揚)で気力も上がりやすいので要注意。
+
:初登場時点で[[ガウルン]]より効率的なスキルが揃っている。[[底力]]と[[ガード]]に加えてラムダ・ドライバの効果でかなり硬く、[[気力+ボーナス]](と[[戦意高揚]])で気力も上がりやすいので要注意。
 +
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
 +
:'''[[底力]]L6、[[極]]、[[精神耐性]]、[[サイズ差補正無視]]L3、[[気力限界突破]]L2、[[気力+系技能|気力+(DEF)]]'''
 +
:『第3次Z』と比べて弱体化している。しかし[[極]]やラムダ・ドライバを持つため、危険な相手であるのは変わらない。
  
=== [[精神コマンド]] ===
+
=== [[エースボーナス]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]
+
;ダメージを与えた相手の気力・SP-5。
:[[脱力]]、[[かく乱]]、[[直感]]、[[激励]]、[[愛]]
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』『[[スーパーロボット大戦V|V]]』で採用。
:アニメ版の彼を思わせる構成。「脱力」があるのはらしいっちゃらしいが、「愛」はひょっとして自身のモミアゲに対するものなのだろうか?
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 +
;ダズー
 +
:部下、副官的立場にある人物。総じてろくな目にあっていないが、ゲイツの無軌道振りにほとんど動じない辺りはさすがと言うべきか。SRW未登場。
 
;[[レナード・テスタロッサ]]
 
;[[レナード・テスタロッサ]]
 
:同僚。
 
:同僚。
 
;[[ガウルン]]
 
;[[ガウルン]]
 
:同僚。相当にクレイジーな人物である彼からも「イカレ野郎」と呼ばれている。
 
:同僚。相当にクレイジーな人物である彼からも「イカレ野郎」と呼ばれている。
 +
:『V』では玉芳達に行った仕打ちもあってか彼から快く思われていない。
 
;[[夏玉芳]]
 
;[[夏玉芳]]
 
:部下。後に反逆されるも、返り討ちにする。
 
:部下。後に反逆されるも、返り討ちにする。
 
;[[夏玉蘭]]
 
;[[夏玉蘭]]
 
:部下。死亡した彼女の死体を弄び、玉芳の怒りを買う。
 
:部下。死亡した彼女の死体を弄び、玉芳の怒りを買う。
 +
;マレス大佐
 +
:SRW未登場。ミスリルの介入対象となったバリク共和国政府軍の指揮官。アマルガムから兵器の供与を受けていたが、それでもミスリルの攻撃を防ぎ切れず惨敗した。その後の取引現場にて、このことを理由に兵器の代金の支払いを拒否したところ、ゲイツによって呆気なく頭部を撃ち抜かれ射殺された。なお、ゲイツはこの際にその凄まじい早撃ちの腕前を初めて披露し、相手側を唖然とさせた。
 +
;[[相良宗介]]
 +
:宿敵…とすら思われていない。
 +
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|第3次Z天獄篇]]』ではガウルンの宗介に対する呼び名「カシム」を使い、彼に対しそう呼んで不愉快にさせている。
 +
:『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では既に『TSR』終了後の設定なので、「お前などと話す言葉は無い」と鬱陶しがられた。
 +
;[[ボン太くん]]
 +
:原作では全く絡まないが、スパロボでは共演。動物性癖のあるゲイツには好みのデザインのようだが、皮を剥ぎたい(Zシリーズ)や剥製にしたい(『V』)などやはりクレイジーな感想であった。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
===スーパー系===
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=== スーパー系 ===
 
;[[デッド・エンド]]
 
;[[デッド・エンド]]
:[[W]]では一時的に部下だった。彼の事を「ベイビーちゃん」と呼んでいる。夏姉妹と同じく、彼にもウザがられており、後に'''「揉み上げを引っこ抜いてやる」'''と言われてしまう。
+
:[[W]]』では一時的に部下だった。彼の事を「ベイビーちゃん」と呼んでいる。夏姉妹と同じく彼にも嫌悪されており、後に'''「揉み上げを引っこ抜いてやる」'''と言われてしまう。
 
;[[ユミ・フランソワ]]
 
;[[ユミ・フランソワ]]
:[[W]]ではユミにナンパ(?)を仕掛けようとするが、彼女からは'''「おかしなオジサンはお断り」'''と返されてしまう。
+
:『W』ではユミにナンパを仕掛ける。ちなみに彼女からは'''「おかしなオジサンはお断り」'''と返されてしまう。
 
;[[ギムレット]]
 
;[[ギムレット]]
:[[W]]では彼からかなめとテッサの身柄を引き渡される。
+
:『W』では彼からかなめとテッサの身柄を引き渡される。
 
;[[ロジャー・スミス]]
 
;[[ロジャー・スミス]]
:時獄篇40話では彼から「妖怪」扱いされ、「交渉の余地がない」と言わせている。。
+
:『[[第3次Z時獄篇]]』第40話では彼から「妖怪」扱いされ、「交渉の余地がない」と言わせている。
 
;[[ジェイソン・ベック]]
 
;[[ジェイソン・ベック]]
:時獄篇で競演した、同じ声のチンピラ。意気投合して互いを兄弟と呼び合う。「終わらないデイ・バイ・デイ」で撃破された際に彼に救助されていたらしく、一緒になって再登場を遂げる。ストーリー的には面白い展開と言えるが、ゲーム的には本当に厄介なことをしてくれたもんである。
+
:『第3次Z時獄篇』では意気投合して互いを兄弟と呼び合う。「終わらないデイ・バイ・デイ」で撃破された際に彼に救助されていたらしく、一緒になって再登場を遂げる。
:なお時獄篇以前でも、[[W]]で[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]のことを「[[ロジャー・スミス|カラス野郎]]」と呼ぶ[[声優ネタ]]が仕込まれていた。
+
:なお『第3次Z時獄篇』以前でも、『W』で[[ベルファンガン・クルーゾー|クルーゾー]]のことを「[[ロジャー・スミス|カラス野郎]]」と呼ぶ[[声優ネタ]]が仕込まれていた。
  
===リアル系===
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=== リアル系 ===
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
 
;[[タカスギ・サブロウタ]]
:[[W]]では彼に「ハイテンション野郎」と称される。
+
:[[W]]』では彼に「ハイテンション野郎」と称される。
;[[ヒルデ・シュバイカー]]
 
:時獄篇の香港で見せた件のイベントには、その異常さに嫌悪感を通り越して戦慄していた。
 
 
;[[キラ・ヤマト]]
 
;[[キラ・ヤマト]]
:[[W]]では「裏社会では懸賞金がかけられている」との事で、彼を知っていた。時獄篇ではフリーランスとなった自身を「フリーダム」と妙なテンションで表現した事で彼から「おかしな人」呼ばわりされる(まぁ、実際その通りだが)。
+
:『W』では「裏社会では懸賞金がかけられている」との事で、彼を知っていた。
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:『第3次Z時獄篇』ではフリーランスとなった自身を「フリーダム」と妙なテンションで表現した事で彼から「おかしな人」呼ばわりされる。
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
 
;[[刹那・F・セイエイ]]
:時獄篇にて、対話は出来るのかと悩んだがあまりのブッ飛び具合から匙を投げ、最後には'''「理解不能」'''とまで言う。彼にとってはかつての[[アリー・アル・サーシェス|仇]][[リボンズ・アルマーク|敵]]とは違ったベクトルでわかり合えない人間である。
+
:『第3次Z時獄篇』にて、初対面の時から対話は出来るのかと悩んだが、最後には'''「わかり合えない」'''とまで言う。彼にとってはかつての[[アリー・アル・サーシェス|仇]][[リボンズ・アルマーク|敵]]とは違ったベクトルでわかり合えない人間である。
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
 
;[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]
:時獄篇にて、度々ぶっ飛ばした発言をしては彼を'''絶望顔で唖然とさせる。'''
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:『第3次Z時獄篇』にて、度々ぶっ飛ばした発言をしては彼を'''絶望顔で唖然とさせる。'''
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;[[ヒルデ・シュバイカー]]
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:『第3次Z時獄篇』の香港で見せた件のイベントには、その異常さに嫌悪感を通り越して戦慄していた。
 
;[[カン・ユー]]
 
;[[カン・ユー]]
:時獄篇ではベック共々彼に拾われていたらしく、[[ファイヤバグ]]として行動を共にする事に。
+
:『第3次Z時獄篇』ではベック共々彼に拾われていたらしく、[[ファイヤバグ]]として行動を共にする事に。
 
;[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ]]
 
;[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ]]
:時獄篇にて、たびたびアプローチをかけていたが尽く無視される。
+
:『第3次Z時獄篇』にて、初対面の際に、早撃ちを避けられる。その後はモミアゲつながりでたびたびアプローチをかけていたが尽く無視される。
 +
;[[キリコ・キュービィー]]
 +
:『第3次Z時獄篇』では彼にちょっかいを出す度に無視される。
 +
;[[アンジュ]]
 +
:『V』では彼女に執着するも、軽くあしらわれ続ける。
  
===バンプレストオリジナル===
+
=== バンプレストオリジナル ===
 
;[[カズマ・アーディガン]]
 
;[[カズマ・アーディガン]]
:カズマからは「妖怪」・「(存在自体が)ミヒロに悪影響」と、とにかく嫌われている。
+
:カズマからは「妖怪」・「存在自体がミヒロに悪影響」と、とにかく嫌われている。
 
;[[西条涼音]]
 
;[[西条涼音]]
:時獄篇にて、セクハラ紛いの発言を散々受ける羽目になった。
+
:『第3次Z時獄篇』にて、セクハラ紛いの発言を散々受ける羽目になった。
 
;[[FB隊員]]
 
;[[FB隊員]]
:時獄篇では共に行動するが、彼らから「疫病神」扱いを受けていた。
+
:『第3次Z時獄篇』では共に行動するが、[[ジェイソン・ベック|同]][[カン・ユー|僚]]共々彼らから「疫病神」扱いを受けていた。
 +
;[[叢雲総司]]/[[如月千歳]]
 +
:初めて交戦した際、あまりのクレイジーさから前者には'''「ああいうのは触れちゃ駄目」'''、後者からは'''「見るだけでも害悪」'''と散々な評価を下された。
 +
;[[ナイン]]
 +
:総司達と同じく、その破天荒っぷりに唖然としていた。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;「あれが、奴らの落としてった装備か……ハハ、ミスリルだな。」
+
;「あれが、奴らの落としてった装備か……ハハ、ミスリルだな」
:初登場時(2話)、ヘリの上から1話での戦闘の痕跡を観察しながら。このあと彼は上空から双眼鏡で観察しただけで、まるで実際の戦闘を目撃したかのように正確に戦況の変遷を分析していく。このときなんと足跡だけでミスリル側のASは「[[M9 ガーンズバック|M9タイプ]][[ARX-7 アーバレスト|が3機]]」と見抜いている。相当な切れ者である事を窺わせるシーン。
+
:第2話での初登場時、ヘリの上から1話での戦闘の痕跡を観察しながら。このあと彼は上空から双眼鏡で観察しただけで、まるで実際の戦闘を目撃したかのように正確に戦況の変遷を分析していく。このときなんと足跡だけでミスリル側のASは「[[M9 ガーンズバック|M9タイプ]][[ARX-7 アーバレスト|が3機]]」と見抜いている。相当な切れ者である事を窺わせるシーン。
;ゲイツ「さあ!白のAS、群がるディフェンスを突破して逃げる逃げる逃げる!!おーっとォ!敵の砲火も追いかけてくるぞぉ!?どうだい?解説のダズー。」<br/>部下「な……え?」<br/>ゲイツ「おーっ武器を捨てたぁ!弾切れかぁ!?橋の上まで来たところで両側から挟み討ちィ!ピーンチ!!おっ!なんと!ここで河に向かってダーイブ!!」<br/>部下「うぉ!?ぎゃああああああ!!」<br/>ゲイツ「――ハァ。ま、戦況はこんなもんだろ。さて、お客様に会うとするか……」
+
;「さあ!白のAS、群がるディフェンスを突破して逃げる逃げる逃げる!!おーっとォ!敵の砲火も追いかけてくるぞぉ!?どうだい?解説のダズー」<br/>「おーっ武器を捨てたぁ!弾切れかぁ!?橋の上まで来たところで両側から挟み討ちィ!ピーンチ!!おっ!なんと!ここで河に向かってダーイブ!!」<br/>「――ハァ。ま、戦況はこんなもんだろ。さて、お客様に会うとするか……」
:分析を続けるうち、唐突に実況ごっこを始めるゲイツ。いきなり話を振られて困惑する部下を、なんと彼はそのままヘリから河へ蹴落としてしまう。因みにこの部下、この後の話でも何事もなかったかのように登場し、最終話直前まで彼の副官のような立場を務めているが、総じてろくな目に遭っていない。
+
:分析を続けるうち、唐突に実況ごっこを始めるゲイツ。いきなり話を振られて困惑する部下を、なんと彼はそのままヘリから河へ蹴落としてしまう(「河に向かってダーイブ!」のシーン)。因みにこのダズーという名の部下、この後の話でも何事もなかったかのように登場し、最終話直前まで彼の副官のような立場を務めているが、総じてろくな目に遭っていない。
;「お前はママに教わらなかったのかぁ? 怖い人に出会ったら、サイフとケツの穴を守りなさいってな」
+
;「お前はママに教わらなかったのかぁ?怖い人に出会ったら、サイフとケツの穴を守りなさいってな」
:取引の現場で代金の支払いを拒否した相手を射殺する前の台詞。この台詞の直後に驚異的な早撃ちでその相手を撃ち殺してしまう。
+
;マレス「何が…言いたい?」
;「何だこれは? …全員死んでる? これでは残金を回収できんではないか! うわあ! あああああああ!」
+
;「別にぃ?特に意味はない…」
:上述で射殺した相手の一味を皆殺しにした後、全員殺してしまっては代金を回収できないことに気付いて激しく後悔してしまい…。
+
:取引の現場で代金の支払いを拒否したバリク共和国政府軍の指揮官であるマレス大佐を射殺する前の台詞。この台詞の直後に驚異的な早撃ちでマレスを撃ち殺してしまう。この後夏姉妹を含めた自分の部下達にマレス大佐の部下達の皆殺しを命じる。ちなみにその最中ゲイツは何もせずに'''アヴェマリアを熱唱する。'''『[[第3次Z時獄篇]]』ではアヴェマリアの熱唱は[[キャラクター事典]]や戦闘台詞で聞ける。
 +
;「何だこれは?…全員死んでる?これでは残金を回収できんではないか!うわあ!あああああああ!」
 +
:射殺したマレス大佐の部下達を皆殺しにした後、全員殺してしまっては代金を回収できないことに気付いて激しく後悔してしまい…。
 
;「デタラメを言うな! 人のせいにしちゃいけないって、ママにいつも、言ってるでしょ!」<br/>「あーあー、聞こえますかー!? なんと…死んでる、また死んだ!」<br/>「ああ、この世界はどうなっとるんだあ! 残酷な死で満ち溢れているではないかあ! ああ、私は悲しい、とても悲しい…!」
 
;「デタラメを言うな! 人のせいにしちゃいけないって、ママにいつも、言ってるでしょ!」<br/>「あーあー、聞こえますかー!? なんと…死んでる、また死んだ!」<br/>「ああ、この世界はどうなっとるんだあ! 残酷な死で満ち溢れているではないかあ! ああ、私は悲しい、とても悲しい…!」
:上の場面の直後に「あなたが命じたのでは?」とツッコミをいれた部下を射殺したときの台詞。その光景を見ていた玉蘭から唾棄されてしまった。
+
:直後に「あなたが命じたのでは?」と指摘した部下を即座に射殺したときの台詞。その光景を見ていた玉蘭から「馬鹿みたい」と唾棄されてしまった。
 
;「危ない危ない!モミアゲがもう少し短かったら死んでいたところだ!」
 
;「危ない危ない!モミアゲがもう少し短かったら死んでいたところだ!」
 
:アーバレストとの初の対決時、宗介の放った攻撃をラムダドライバで防ぎながら。彼にとっては一種のゲン担ぎなのだろう。
 
:アーバレストとの初の対決時、宗介の放った攻撃をラムダドライバで防ぎながら。彼にとっては一種のゲン担ぎなのだろう。
 
;「……くそぉ、前言撤回!ポチッと!」<br/>「ふん!私はちっとも悔しくなんかないぞ!悔しくなんかないんだからなぁ!覚えてろーっとぉ!!」
 
;「……くそぉ、前言撤回!ポチッと!」<br/>「ふん!私はちっとも悔しくなんかないぞ!悔しくなんかないんだからなぁ!覚えてろーっとぉ!!」
:ラムダドライバを使いこなせないアーバレストを圧倒するも、乗機もオーバーヒートを起こし、撤退を余儀なくされて。
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:ラムダドライバを使いこなせないアーバレストを圧倒するも、乗機もオーバーヒートを起こし、撤退を余儀なくされて。このセリフを言う直前の百面相(かなり悔しそう)は必見。
:このセリフを言う直前の百面相(かなり悔しそう)は必見。
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;「大切なのはバランスだ。人も国もな」<br/>ダズー「は?」<br/>「どっかに傾きすぎるのはよくなーい、つーか、よくなーい!バランスを崩すとー…」<br/>ダズー「!!」<br/>「こうなる…」
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:第11話冒頭で、戦争のコントロールについて解説中、ダズーの頭の上で所謂ウィリアムテルを決めながら。目にもとまらぬ早さであっさり決めてみせるゲイツの腕も脅威だが、リンゴまみれになりながら無表情でジト目を向けるダズーが非常にシュール。
 
;「美少女の死体か……いろいろ、使い道はあるわなぁ?」
 
;「美少女の死体か……いろいろ、使い道はあるわなぁ?」
:レナードが殺害した[[夏玉蘭|玉蘭]]の遺体を引き取りに行く途中、引き取った遺体をどうするか部下から問われて。そして……
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:レナードが殺害した[[夏玉蘭|玉蘭]]の遺体を引き取りに行く途中、引き取った遺体をどうするか部下から問われて。そして……。
 
;「よぉーし!仔猫ちゃんの始末に行くぞぉー!」
 
;「よぉーし!仔猫ちゃんの始末に行くぞぉー!」
:原作アニメ12話にて。[[夏玉芳|玉芳]]が現れたとの報告を受けて、その粛清に向かう際に。Wでは玉芳に対する専用の戦闘台詞にも採用されている。
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:12話にて。[[夏玉芳|玉芳]]が現れたとの報告を受けて、その粛清に向かう際に。Wでは玉芳に対する専用の戦闘台詞にも採用されている。
:ちなみにこの時コダールの足元にいた、前述の副官と思しき部下が吹き飛ばされてビルから落ちている。その後の彼の生死は不明である……
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:ちなみにこの時ヴェノムの足元にいた、前述の副官と思しき部下が吹き飛ばされてビルから落ちている。その後の彼の生死は不明である……。
 
;「んっふっふ~やっと会えたね王芳ちゃ~ん。予定外の地域で好き勝手暴れてくれちゃってェ、どういうつもりだァ?戦争の発生は計画的にしないとダメダメェ~~~ん。だから………こういうのは非常に困るんだよォォ!!」
 
;「んっふっふ~やっと会えたね王芳ちゃ~ん。予定外の地域で好き勝手暴れてくれちゃってェ、どういうつもりだァ?戦争の発生は計画的にしないとダメダメェ~~~ん。だから………こういうのは非常に困るんだよォォ!!」
:原作最終話にて。ヴェノムを5機引き連れ、ファルケと交戦中の王芳の前に粛清のために現れた際の台詞。相変わらずふざけた口調であるが、王芳の勝手な行動には相当ご立腹だったようで、だから~の部分からはブチギレ気味に喋っている。
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:最終話にて。コダールを5機引き連れ、ファルケと交戦中の王芳の前に粛清のために現れた際の台詞。相変わらずふざけた口調であるが、王芳の勝手な行動には相当ご立腹だったようで、だから~の部分からはブチギレ気味に喋っている。
 
;「ハ~イ、ごた~いめ~ん! ハイ、妹さんで~す! 君のために特別に連れてきました」<br/>「でもちょっと元気無いなあ…あ~玉蘭ちゃん、どしたのかな~? う~ん、だってとっても強くてセクシーなゲイツたまに捕まっちゃったから、あたちションボリ…でもあたちうれちいの、だってやっとお姉たまに会えたんだもの」<br/>「おお、そうかそうか良かったねえ…ぐすっ。ねえお姉た~ん、もう戦いはやめて~。争いは何にも生まないよ~。それにあたち、ゲイツ様にメロメロなの~♪」<br/>「あらゴメン、折れちゃったみたい」
 
;「ハ~イ、ごた~いめ~ん! ハイ、妹さんで~す! 君のために特別に連れてきました」<br/>「でもちょっと元気無いなあ…あ~玉蘭ちゃん、どしたのかな~? う~ん、だってとっても強くてセクシーなゲイツたまに捕まっちゃったから、あたちションボリ…でもあたちうれちいの、だってやっとお姉たまに会えたんだもの」<br/>「おお、そうかそうか良かったねえ…ぐすっ。ねえお姉た~ん、もう戦いはやめて~。争いは何にも生まないよ~。それにあたち、ゲイツ様にメロメロなの~♪」<br/>「あらゴメン、折れちゃったみたい」
:原作アニメ最終話にて、玉芳と対面して。この時点で玉芳は、その口ぶりと前後の経緯(玉蘭と連絡を取ろうとした際、電話に出たのは彼女ではなくゲイツだった)から既に玉蘭が死んでいることは覚悟していたものと思われるが、そんな彼女の目の前でゲイツは'''玉蘭の死体で人形遊びをする'''という狂行に出て、その最中'''玉蘭の腕を折ってしまう'''。彼はとぼけたように謝罪してたが、これを見ていたミスリルの面々を戦慄させ、無感情を貫いていた玉芳をついに激昂させた。
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:最終話にて、玉芳と対面して。この時点で玉芳は、その口ぶりと前後の経緯(玉蘭と連絡を取ろうとした際、電話に出たのは彼女ではなくゲイツだった)から既に玉蘭が死んでいることは覚悟していたものと思われるが、そんな彼女の目の前でゲイツは'''玉蘭の死体で人形遊びをする'''という狂行に出て、その最中'''玉蘭の腕を折ってしまう'''。彼はとぼけたように謝罪してたが、これを見ていたミスリルの面々を戦慄させ、無感情を貫いていた玉芳をついに激昂させた。
:数々の奇行・狂行が目立つゲイツだが、中でも特に強烈な狂行であり、[[W]]ではCERO的にヤバかったのかこのシーンが再現される事は無く、[[時獄篇]]では最後の台詞のものをカットしてあったが再現されている。
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:数々の奇行・狂行が目立つゲイツだが、中でも特に強烈な狂行。スパロボでもマズイと判断されたのか『[[W]]』では再現自体されず、『第3次Z時獄篇』では'''既に原型を留めていない上に'''腕をへし折る件はカットされ、『DD』では人形遊びをせずに元気が無いのは死んでいるから当然かととぼける形に変更された。
:ちなみにそれに相当する原作小説版では飛鷲の目の前で、'''飛鴻の生首を取り出してそれを投げ捨てていた'''(漫画版でもこれに準じている)。
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:ちなみにそれに相当する原作小説版では飛鷲の目の前で、'''飛鴻の生首を取り出してそれを投げ捨てている'''(漫画版でもこれに準じている)。
 
;「青いんだよおおおおおおおお!!!…消し飛べっ!!!」
 
;「青いんだよおおおおおおおお!!!…消し飛べっ!!!」
 
:上記の台詞の後に激怒して反撃してきた玉芳を軽くあしらい、この台詞と共に彼女を完膚なきまでに叩きのめし妹の後を追わせた。
 
:上記の台詞の後に激怒して反撃してきた玉芳を軽くあしらい、この台詞と共に彼女を完膚なきまでに叩きのめし妹の後を追わせた。
 +
;「お、おいおい、こっちには人質が…!もしも~~し!?……!!!!」
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:4機のコダールをあっという間に撃破した宗介とアーバレストを前にクルーゾーを人質にとるゲイツだが、全く躊躇なく突き進んでくるアーバレストに対し。これまであっさりと殺人を繰り返してきたゲイツだったが、この時ばかりはアーバレストに対する恐怖と混乱から人質を殺す事を完全に忘れてしまっている。
 
;「ちょっと、短かったかな…」
 
;「ちょっと、短かったかな…」
:最期の台詞。もみあげを軽く撫でながら呟き、ASごと消滅するのであった。宗介に追い詰められた際には激しく取り乱したゲイツだが、死の間際ではこのようにマイペースながら、どこか達観しているようで潔く自分の死を受け入れるかのようであった。
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:上記から最期の台詞。宗介に追い詰められた際には激しく取り乱したゲイツだが、死の間際では潔く自分の死を受け入れるかのようにもみあげを軽く撫でながら呟き、ASごと消滅するのであった。
  
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名(迷)台詞 ==
===戦闘台詞===
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クレイジーなキャラクターからかプレイヤーを噴き出させるような迷言が原作よりも圧倒的に多い。とはいえ、中には下ネタ全開だったり、ゲーム内の相手のみならずプレイヤーもドン引きさせる様な発言も……。
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=== 戦闘台詞 ===
 
;「偉そうにEVAってんじゃねえよ!」
 
;「偉そうにEVAってんじゃねえよ!」
:[[エヴァンゲリオン]]系への特殊戦闘台詞。いわゆるダジャレであるが、これを聞いたパイロットはどう思ってるのやら。
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:[[エヴァンゲリオン]]系への[[特殊戦闘台詞]]。いわゆるダジャレであるが、これを聞いたパイロットはどう思ってるのやら。ちなみに、[[FB隊員]]もゲイツと似た趣旨の戦闘台詞を言う。
=== 携帯機作品 ===
+
;「かーわいいなぁ! 剥製にしたくなっちゃう!」
;「可愛い顔して言うねぇ! どうせむしってくれるんなら、ケツの毛をお願いしてぇなぁ!」
+
:『V』でのボン太くんに対する特殊戦闘台詞。後述するZシリーズでの「皮をはぎたい」を踏まえての台詞だろう。
:[[W]]の中盤に足抜けしようとした[[デッド・エンド|デッド]]を追い詰めた際に「揉み上げをむしってやる」と言われて。
+
 
;ゲイツ「さあ!ディーフェンス!ディーフェンス!」<br/>アキト「……」<br/>ゲイツ「ピッチャー、びびってる!ヘイヘヘイ!」<br/>アキト「……」<br/>ゲイツ「はっけよい…のこった!のこった、のこった!」<br/>アキト「消えろ…」<br/>ゲイツ「何だよ、ノリが悪すぎるぜ!あんた!」
+
=== [[Zシリーズ]] ===
:第38話「彼と彼女の問題」での[[テンカワ・アキト|アキト]]との戦闘前会話。この時点でのアキトは一応劇場版であるためにこんな反応だが、TV版だとしてもゲイツのノリにはついていけなかっただろう。
+
;[[第3次Z時獄篇]]
;「あんた、知ってるか!?赤い機体は3倍速いって伝説があるのをよ!」<br/>ブレード「俺の知っている[[テッカマンエビル|赤い男]]は悪魔だ。それに比べれば、お前は小悪党に過ぎん!」<br/>「ちょっと待った!俺のモミアゲが長い内は小物扱いさせはしねえぜ!!」
+
:
:W第44話月面ルートにて、[[テッカマンブレード|ブレード]]と対峙して。この世界にも[[赤い彗星]]の噂はあるのだろうか?
+
:;「何だ、何だ、これは!私は悲しいぞ!仲間割れしてるって話を聞いたから、最前列で観戦しようと思ったのに…せっかく持ってきたポップコーンとコーラ、どうしてくれんだよ!とりあえず、コーラは一気飲みだ!」
;「うほ!いいねえ、妹萌えだねえ! そういうのだ~い好きだよ!」
+
::第37話「戦士の資質」で本格的に顔を出しての初セリフ。これではトロワとロジャーに「アブノーマル」と呼ばれるのもむべなるかな。
:W第44話月面ルートにて、「お前の存在はミヒロに悪影響だ」と言う[[カズマ・アーディガン|カズマ]]の言葉に対しての返答。当人はすごく嬉しそうである。
+
:;「ならば教えてやろう。不滅という言葉は、このゲイツ様のモミアゲにこそふさわしいという事を!」
:その[[ミヒロ・アーディガン|]]はこんな変なクレイジーなおっさんとよりによってクリスマスに戦う事になってしまったため、それはそれは嫌そうであった。
+
::同じく「戦士の資質」での[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]との戦闘時。この台詞を聞いたゼロは'''絶望顔で'''唖然とする。だが悲しいことに、唖然とするのはこれで終わりでは無かった……。
;「元気だったかい、ベイビーちゃん!サンタのおじさんが君のために地獄への片道切符を持ってきたよ!」<br/>デッド「あんたのオデコのまぶしさはもう見飽きたよ。 そのモミアゲを抜いてやるからとっとと帰りな!」<br/>「駄目だっての!おじさん、モミアゲを抜かれると死んじゃうんだからよ!」
+
:;「ちょ! あんた、メチャクチャだよ!」
:W第44話月面ルートにて、[[デッド・エンド|デッド]]と再び対峙し、またも「揉み上げを抜いてやる」と言われて。…彼の場合、揉み上げを抜いたら本当に死んでしまいそうな気がしないでもない。
+
::同じく「戦士の資質」での[[ロジャー・スミス|ロジャー]]との戦闘前会話。'''「[[ジェイソン・ベック|下品なモミアゲやヒゲにこだわるようなダミ声の男]]は私の美学に反するのだよ!」'''と言われてこうツッコむ。…お互い同レベルな気がしないでもない。
;「カワイコちゃん!聖夜にかっこよくてステキなゲイツ様とデートしないかい!」<br/>イーベル「い~だ!あんたみたいなおかしなオジサン、絶対にイヤよ!」<br/>「おいおいおいおい!俺はおかしなオジサンじゃなくヘンなオジサンだっての!」
+
:;「ん! んん! カワイコちゃんを感じる!」<br/>「これがゲイツ様のもみあげセンサーよ! コックピットに小粋でセクシーな悪女がいると見た!」
:W第44話月面ルートにて、[[ユミ・フランソワ|テッカマンイーベル]]との戦闘前に。ユミからは断られてしまうが、ゲイツは見当違いの反論を返す。…「おかしなオジサン」と言われるのは嫌なのだろうか?
+
::同じく「戦士の資質」での[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]との戦闘前会話。最初の台詞を聞いたヒビキはゲイツを[[ニュータイプ]]と評したが、こんなニュータイプは嫌過ぎる。
 +
::しかし(涼音は否定しているが)セクシーな女性(&格好)というのは事実であり、そして天獄篇で判明した彼女の別人格「アムブリエル」がまさにゲイツの指摘通りの人物であった為彼の勘は当たっていた事になる……恐るべし、もみあげセンサー。
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:;「…残念だったな。お前もモミアゲを伸ばしていれば、死ななかったのに」
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::同話でのシナリオエンドデモにて、部下を射殺しておいて。時獄篇では上述された取引のシーンが再現されていないためと思われる。直後、テイタニアから無益な殺生を咎められる。
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:;ベック「それじゃ行こうか、兄弟!」<br/>ゲイツ「楽しくやろうぜ!兄弟!」
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::第40話C「終わらないデイ・バイ・デイ」で原作通り玉芳を始末した事で、彼女から依頼を受けていたベックから「まだ代金を貰ってなかったんだぜ!」と文句を言われるが、仕事を手伝ってくれれば彼女の代わりに代金を払う事を提案、それ以外にも[[ベックビクトリーデラックス|彼のマシン]]を「ステキなマシン」と褒めた事で一転、あっという間に意気投合して互いを'''兄弟'''呼ばわりし、ロジャー曰く'''最悪のコンビ'''がここに誕生したのであった。
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:;「知ってるぜ!お前、刹那・F・セイエイだろ?」<br/>「それではご一緒に!刹那・F・SAY YEAH!!ノリが悪いなぁ!もう一度いくぜ!刹那・F・SAY YEAH!!」
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::「終わらないデイ・バイ・デイ」での[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との戦闘前会話。初戦闘の時からゲイツとわかり合えるかどうか疑問に思っていた刹那だったが、あまりのブッ飛び具合にとうとう匙を投げる事に。
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::前述の通り[[ジェイソン・ベック|兄弟と呼び合い意気投合したヤツ]]がいる以上彼とわかり合う事は決して不可能ではないだろうが、それが出来る人間は極少数と思われる。と言うより彼とは関わらない方が身の為か?
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:;「前から気になってた事、言っていいかね?」<br/>「お前のゼロって名前…Z-ERO…要するに『最後のエロス』って意味か?」<br/>「いぃやっほぉぉぉぉ!あのゼロから、一本取ったぜ!」
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::同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのゼロとの戦闘前会話。この一連の発言にゼロはまたしても絶望顔で唖然とし、改めてゲイツを'''色々な意味で危険な存在'''と認識する。
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::[[ゼロ (電童)|他のゼロ]]がこの発言を聞けばどう思うであろうかは分からないが、「ゼロ」の意味をこう解釈したのは、後にも先にもゲイツだけであろう。
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:;「もしかして、お前さん…ドーリアン事務次官のアレ?」<br/>「やっぱり、そっか! いやぁ…マリーメイアの反乱は私も興奮したなぁ! あの記念館の中でリリーナちゃんとナナリーちゃんがヒヒ爺のデキム・バートンにバニーガールをさせられていたと思うと…」<br/>「続き聞く?」
 +
::同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」での[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との戦闘前会話。この発言を聞いたヒイロは静に怒気を顕にしてゲイツに「消えろ」と照準を向けた。
 +
::…それにしても、ヒイロがリリーナのアレという俗っぽい台詞もさることながら、デキムが人質にしたリリーナとナナリーを'''あの格好'''にしたとこれまたブッ飛んだ解釈をしている([[カン・ユー|どこかの無能生存体]]の手で[[紅月カレン|バニーガールにされた人]]はいたが)。そして続きの内容は分からないが、彼のことだからマトモなものじゃないのは確かであろう。無論、ゼロとゼクスがこの台詞を耳にしたら間違いなくゲイツを消しにかかるのは容易に想像できてしまう。
 +
::余談だが、『フルメタ』原作での、人質の女性にバニーガールの衣装を着せるなどの奇妙な犯行に及んだテロ組織『こだわりのある革命家の集い』を意識しているのかもしれない。
 +
:;「お前達の事も調べさせてもらったぞ、このハレンチボーイ&ティーチャー」<br/>「やらしいんだぁ! 教え子の美少年と狭いコックピットでイチャついちゃって!ぬふふ…ゲイツ様にもプライベートレッスンをして欲しいな~!」<br/>「おちち突いてください、スズネ先生…だって! まあ、そのコスチュームじゃ、そっちの彼もおかしな気分になるわな」<br/>「情け容赦なく、おっぱいジンに…だって! やらしいなぁ、ほんと!」
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::同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのヒビキとの戦闘前会話。セクハラ全開の台詞に耐えられなかった涼音は憤慨してしまうが、あの露出度の高い格好とジェニオンの操縦席の内部構造を考えてしまうと、そう言われても仕方が無い…。
 +
:;「ふう…ちょっと、短かったかな…もみあげが…」
 +
::同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのアーバレストとのイベント戦闘後、撃墜セリフの後に続く形で。再起した宗介によって呆気なく敗れ去り、一部始終を見たベックからは「もみあげなんぞに頼っているからそうなるんだよ!」と吐き捨てられていた。しかし…。
 +
:;「今からこの場は、アマルガム改めファイヤバグのゲイツ様が仕切らせてもらう!!」
 +
::第42話休暇ルート「女神の来日」で再登場を遂げた際の台詞。明らかに「終わらないデイ・バイ・デイ」で撃破されていた描写があっただけに、まさかの展開に噴出したユーザーも。ちなみに、ここからのゲイツは一気にギャグキャラ化が加速していく。
 +
:;「でもざ~んねん!ゲイツ様、アマルガムをトンズラしてフリーになっちゃったから![[ストライクフリーダムガンダム|フリーダム]]!ア~ンド、[[インフィニットジャスティスガンダム|ジャスティス]]!これがゲイツ様の[[デスティニーガンダム|デスティニー]]ってわけ!」
 +
::同じく「女神の来日」にて、アンナロッタが登場した際の台詞。この発言に[[シン・アスカ|シン]]は不快を露わにする。「正義」と「運命」はともかく、'''ゲイツが(悪い意味で)「自由」なのは間違いないだろう'''。
 +
::過去のZシリーズでも、[[ジ・エーデル・ベルナル|この3機の]][[グラハム・エーカー|名前に]][[リボンズ・アルマーク|関連する台詞]]はあったが、これは特にブッ飛んだものとなっている。
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:;「あいにくだったな。 あれは私のモミアゲの長さあってのものだ。故に私は生き残り、このように頭の天辺から下半身までピンピンしている!」
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::第42話にて、ベックから「誰に助けられたのか忘れたのか」と言われてこう返した。
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:;「うおおお! 可愛い! 可愛いぞ、ボン太くん!」<br />「今すぐ血祭りにあげて、その皮をはいでぺろぺろしてやるぞ!」
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::「女神の来日」での[[ボン太くん]]との戦闘前会話。愛情表現が過激すぎる。最初の台詞の後のボン太くんの反応が「ふもっふ!?」だった辺り、宗介もドン引きしていた模様。
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:;「では、諸君!私のモミアゲが肩まで伸びたら、結婚しよう!」
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::「女神の来日」での撤退時の発言。吉田拓郎氏の「結婚しようよ」のパロディ。モミアゲが肩まで伸びたぐらいで、コイツと結婚しようとする女性は現れるのだろうか?
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:;「冗談はよしてくれ。このゲイツ様…今の生活に満足してるんだよ。この世で最も大事なもの!それは自由!何者にも囚われない自由な心!ビバ・フリーダム!」
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::第55話「飛べ、宇宙へ」で、先述の香港の件の黒幕にも関わらずお咎め無しだったガウルンに文句を言うも、彼から「ならアマルガムに戻るかい?」と聞かれた時の答え。
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::ただ、彼が案外満足している一方でファイヤバグの残党は彼等[[ジェイソン・ベック|3]][[カン・ユー|]]を拾った事を'''心底後悔している'''模様。
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:;「見ぃつけたぜ、白いの! お前と出会ってから、どうにも私の人生、ケチをつけ始めた!」<br/>「ハッハッハ! さっきのは嘘だぜ、白いの! 私は内心お前に感謝している!お前にやられたおかげでアマルガムをやめたが、そうしたら世界が無限に広がったからな!」
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::同じく「飛べ、宇宙へ」での宗介との戦闘前会話。この台詞に[[アル]]は'''「私には彼の言ってる事が理解できません」'''と匙を投げられてしまう。
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:;「ハッハーッ!なかなかやるではないか、諸君!だが、今日はここまでだ!潮風は私のモミアゲの敵だ!そういうわけなので、ここは帰らせてもらおう!」
 +
::同じく「飛べ、宇宙へ」でゲイツを撃破もしくはHPを10000以下にすると、上記の言葉を残して撤退する。この発言に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]すら呆然とし、刹那に至っては「理解不能だ」と断言した。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』第25話でも同様の発言をしている。
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:
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;[[第3次Z天獄篇]]
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:
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:;「フ…。どうやら私のモミアゲも知らぬ間にすり減っていたようだ…」<br/>「グッバイ、人生…。ゲイツ様よ、永遠なれ…」
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::第36話「世界への挑戦」で撃破された時の台詞。最期までモミアゲを気にしていた。
  
=== [[第3次Z時獄篇]] ===
+
=== 携帯機シリーズ ===
;「ええい!悪霊退散!亡者は地獄へ帰れ!」<br/>ゼロ「あいにくだったな。奇跡と未来を望む者がいる限り、ゼロは不滅だ」<br/>「なんと!そんな不条理が許されると思ってるのか!」<br/>「ならば教えてやろう。不滅という言葉は、このゲイツ様のモミアゲにこそふさわしいという事を!」
+
;[[W]]
:第37話C「戦士の資質」での[[ゼロ (コードギアス)|ゼロ]]との戦闘前会話。4行目の台詞を聞いたゼロは思わず「何だ、それは…!?」と'''絶望顔で唖然とする。'''
+
:
;「ちょ! あんた、メチャクチャだよ!」
+
:;「さっきはよくもやってくれたな、[[ロジャー・スミス|このカラス野郎]]!」
:同じく「戦士の資質」での[[ロジャー・スミス|ロジャー]]との戦闘前会話。'''「[[ジェイソン・ベック|下品なモミアゲやヒゲにこだわるようなダミ声の男]]は私の美学に反するのだよ!」'''と言われてこうツッコむ。<br/>…お互い同レベルな気がしないでもない。
+
::第37話でクルーゾーに妨害されたのを根に持って。クルーゾーが乗っている機体名がファルケ(=鷹)であるためか、彼に指摘される。何気に声優ネタでもある。
;「ん! んん! カワイコちゃんを感じる!」<br/>ヒビキ「こいつ…! ニュータイプか!」<br/>「これがゲイツ様のもみあげセンサーよ! コックピットに小粋でセクシーな悪女がいると見た!」<br/>スズネ「大ハズレです!」
+
:;「可愛い顔して言うねぇ! どうせむしってくれるんなら、ケツの毛をお願いしてぇなぁ!」
:同じく「戦士の資質」での[[ヒビキ・カミシロ|ヒビキ]]との戦闘前会話。こんな[[ニュータイプ]]は嫌過ぎる。しかしスズネは否定しているものの、少なくともセクシーな女性(&格好)、というのは当たっているようだが……?
+
::第37話のシナリオエンドデモで足抜けしようとした[[デッド・エンド|デッド]]を見つけた際に「揉み上げをむしられに来たのか」と言われて。
;ベック「それじゃ行こうか、兄弟!」<br/>「楽しくやろうぜ!兄弟!」
+
:;「さあ!ディーフェンス!ディーフェンス!」<br/>「ピッチャー、びびってる!ヘイヘヘイ!」<br/>「はっけよい…のこった!のこった、のこった!」
:第40話C「終わらないデイ・バイ・デイ」で原作通り玉芳を始末した事で、彼女から依頼を受けていたベックから「まだ代金を貰ってなかったんだぜ!」と文句を言われるが、彼女の代わりに代金を払う事以外にも[[ベックビクトリーデラックス|彼のマシン]]を「ステキなマシン」と褒めた事で一転、あっという間に意気投合して互いを'''兄弟'''呼ばわりし、ロジャー曰く'''最悪のコンビ'''がここに誕生したのであった。
+
::第38話「彼と彼女の問題」での[[テンカワ・アキト|アキト]]との戦闘前会話。この時点のアキトは劇場版設定であるためか「消えろ」と一蹴されたが、TV版だとしてもゲイツのノリにはついていけなかっただろう。
;「知ってるぜ!お前、刹那・F・セイエイだろ?」<br/>刹那「………」<br/>「それではご一緒に!刹那・F・SAY YEAH!!」<br/>「ノリが悪いなぁ!もう一度いくぜ!刹那・F・SAY YEAH!!」<br/>刹那「…お前とはわかり合えない…」
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:;ゲイツ「あんた、知ってるか!?赤い機体は3倍速いって伝説があるのをよ!」<br/>ブレード「俺の知っている[[テッカマンエビル|赤い男]]は悪魔だ。それに比べれば、お前は小悪党に過ぎん!」<br/>ゲイツ「ちょっと待った!俺のモミアゲが長い内は小物扱いさせはしねえぜ!!」
:「終わらないデイ・バイ・デイ」での[[刹那・F・セイエイ|刹那]]との戦闘前会話。初戦闘の時からゲイツとわかり合えるかどうか疑問に思っていた刹那だったが、あまりのブッ飛び具合にとうとう匙を投げる事に。<br/>前述の通り[[ジェイソン・ベック|兄弟と呼び合いバッチリ仲良くなったヤツ]]がいる以上彼とわかり合う事は決して不可能ではないだろうが、それが出来る人間が'''極少数'''である事も確かであろう…。
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::第44話月面ルートにて、[[テッカマンブレード|ブレード]]と対峙して。この世界にも[[赤い彗星]]の噂はあるのだろうか?
;「前から気になってた事、言っていいかね?」<br/>「お前のゼロって名前…Z-ERO…要するに『最後のエロス』って意味か?」<br/>「いぃやっほぉぉぉぉ!あのゼロから、一本取ったぜ!」
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:;「うほ! いいねえ、妹萌えだねえ! そういうのだ~い好きだよ!」
:「終わらないデイ・バイ・デイ」でのゼロとの戦闘前会話。この一連の発言にゼロはまたしても絶望顔で唖然とし、改めてゲイツを'''色々な意味で危険な存在'''と認識する。<br/>[[ゼロ (電童)|他のゼロ]]がこの発言を聞けばどう思うであろうか…「ゼロ」の意味をこう解釈したのは、後にも先にもゲイツだけであろう。
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::第44話月面ルートにて、「お前の存在はミヒロに悪影響だ」と言う[[カズマ・アーディガン|カズマ]]の言葉に対しての返答。当人はすごく嬉しそうである。
;「もしかして、お前さん…ドーリアン事務次官のアレ?」<br/>「やっぱり、そっか! いやぁ…マリーメイアの反乱は私も興奮したなぁ!」<br/>「あの記念館の中でリリーナちゃんとナナリーちゃんがヒヒ爺のデキム・バートンにバニーガールをさせられていたと思うと…」<br/>「続き聞く?」
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::その[[ミヒロ・アーディガン|]]はこんな変なクレイジーなおっさんとよりによって[[クリスマス]]に戦う事になってしまったため、それはそれは嫌そうであった。
:同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」での[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]との戦闘前会話。この発言を聞いたヒイロは静に怒気を顕にしてゲイツに「消えろ」と照準を向けた。
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:;「元気だったかい、ベイビーちゃん!サンタのおじさんが君のために地獄への片道切符を持ってきたよ!」<br/>デッド「あんたのオデコのまぶしさはもう見飽きたよ。 そのモミアゲを抜いてやるからとっとと帰りな!」<br/>「駄目だっての!おじさん、モミアゲを抜かれると死んじゃうんだからよ!」
:…それにしても、ヒイロがリリーナのアレという俗っぽい台詞もさることながら、デキムが人質にしたリリーナとナナリーを'''あの格好'''にしたとこれまたブッ飛んだ解釈をしている([[カン・ユー|どこかの無能生存体]]の手で[[紅月カレン|バニーガールにされた人]]はいたが)。
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::第44話月面ルートにて、[[デッド・エンド|デッド]]と再び対峙し、またも「揉み上げを抜いてやる」と言われて。…彼の場合、揉み上げを抜いたら本当に死んでしまいそうな気がしないでもない。
:そして続きの内容は分からないが、彼のことだからマトモなものじゃないのは確かであろう。無論、ゼロとゼクスがこの台詞を耳にしたら間違いなくゲイツを消しにかかるのは容易に想像できてしまう。
+
:;ゲイツ「カワイコちゃん!聖夜にかっこよくてステキなゲイツ様とデートしないかい!」<br/>イーベル「い~だ!あんたみたいなおかしなオジサン、絶対にイヤよ!」<br/>ゲイツ「おいおいおいおい!俺はおかしなオジサンじゃなくヘンなオジサンだっての!」
;「お前達の事も調べさせてもらったぞ、このハレンチボーイ&ティーチャー」<br/>「やらしいんだぁ! 教え子の美少年と狭いコックピットでイチャついちゃって!」<br/>「ぬふふ…ゲイツ様にもプライベートレッスンをして欲しいな~!」<br/>「おちち突いてください、スズネ先生…だって! まあ、そのコスチュームじゃ、そっちの彼もおかしな気分になるわな」<br/>「情け容赦なく、おっぱいジンに…だって! やらしいなぁ、ほんと!」
+
::第44話月面ルートにて、[[ユミ・フランソワ|テッカマンイーベル]]との戦闘前に。ユミからは断られてしまうが、ゲイツは見当違いの反論を返す。同じことだ。おそらく、元ネタは志村けんの「変なおじさん」であろう。
:同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのヒビキとの戦闘前会話。セクハラ全開の台詞に耐えられなかった涼音は憤慨してしまうが、あの露出度の高い格好とジェニオンの操縦席の内部構造を考えてしまうと、そう言われても仕方が無かったりする…。
+
 
;「もみあげが…」
+
=== VXT三部作 ===
:同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのアーバレストとのイベント戦闘後、撃墜セリフの後に続く形で。再起した宗介によって呆気なく敗れ去り、一部始終を見たベックからは「もみあげなんぞに頼っているからそうなるんだよ!」と吐き捨てられていた。しかし…。
+
;[[スーパーロボット大戦V|V]]
;「今からこの場は、アマルガム改めファイヤバグのゲイツ様が仕切らせてもらう!!」
+
:
:第42話休暇ルート「女神の来日」で再登場を遂げた際の台詞。明らかに「終わらないデイ・バイ・デイ」で撃破されていた描写があっただけに、まさかの展開に噴出したユーザーも。
+
:;「ヒーローは不滅…。そして、私のモミアゲもだよ」
;「でもざ~んねん!ゲイツ様、アマルガムをトンズラしてフリーになっちゃったから!」<br/>[[ストライクフリーダムガンダム|フリーダム]]!ア~ンド、[[インフィニットジャスティスガンダム|ジャスティス]]!これがゲイツ様の[[デスティニーガンダム|デスティニー]]ってわけ!」
+
::独自ルート第25話より、生きていたことに驚愕するミスリルの面々に対して。ゲイツ様は今作でも平常運転であった。
:同じく「女神の来日」にて、アマルガムから抜けた発言に続けての台詞。この発言に[[シン・アスカ|シン]]は不快を露わにする。「正義」と「運命」はともかく、'''ゲイツが(悪い意味で)「自由」なのは間違いないだろう'''<br/>過去のZシリーズでも、[[ジ・エーデル・ベルナル|この3機の]][[グラハム・エーカー|名前に]][[リボンズ・アルマーク|関連する台詞]]はあったが、これは特にブッ飛んだものとなっている。
+
:;「ノリが悪いな~。もしかして、香港での事…怒ってる?」<br>「でも、[[レナード・テスタロッサ|ミスタ・Ag]]もゲイツ様も子猫ちゃん達をいたぶりはしたけど、殺さなかったんだから、感謝してほしいな」
;「あいにくだったな。 あれは私のモミアゲの長さあってのものだ」<br/>「故に私は生き残り、このように頭の天辺から下半身までピンピンしている!」
+
::同じく独自ルート第25話より、[[夏玉蘭|玉蘭]][[夏玉芳|玉芳]]に号令をかけるもスルーされて。
:第42話にて、ベックから「誰に助けられたのか忘れたのか」と言われてこう返した。
+
::この遣り取りから原作と異なり玉蘭はレナードに粛清されず、必然的に例の「人形遊び」も無かったことが分かる(それなりの制裁を受けた様ではあるが)。
;「うおおお! 可愛い! 可愛いぞ、ボン太くん!」<br />「今すぐ血祭りにあげて、その皮をはいでぺろぺろしてやるぞ!」
+
:;「う~ん、やはりジャングルの湿気も潮風も私のモミアゲによろしくないな…」<br>「というわけで、さらばだ!また会おう、諸君!」
:「女神の来日」での[[ボン太くん]]との戦闘前会話。愛情表現が過激すぎる。最初の台詞の後のボン太くんの反応が「ふもっふ!?」だった辺り、宗介もドン引きしていた模様。
+
::独自ルート第25話での撤退時の台詞。
;「では、諸君!私のモミアゲが肩まで伸びたら、結婚しよう!」
+
::なお、あまりのクレイジーっぷりに[[ナイン]]は唖然とし、[[叢雲総司|主人]][[如月千歳|公達]]からは'''触れてはいけない人'''認定された。
:「女神の来日」での撤退時の発言。吉田拓郎氏の「結婚しようよ」のパロディ。
+
:;「いいもんだな...。青い海ってのは...」<br>「こんな潮風にさらされて、モミアゲが散っていくのも、また一興だろう...」
;「冗談はよしてくれ。このゲイツ様…今の生活に満足してるんだよ」<br/>「この世で最も大事なもの!それは自由!何者にも囚われない自由な心!ビバ・フリーダム!」
+
::西暦ルート第37話より。相変わらず最期までモミアゲに拘っていたが、『V』の[[世界観/V#宇宙世紀世界|フルメタ世界]]では青い海が失われているので、従来と比べたらしんみりした内容となっている。
:第55話「飛べ、宇宙へ」で、先述の香港の件の黒幕にも関わらずお咎め無しだったガウルンに文句を言うも、彼から「ならアマルガムに戻るかい?」と聞かれた時の答え。<br/>この発言に真っ先に反応したのは(案の定というべきか)[[キラ・ヤマト|]]であるが、「おかしな人」と言われてしまう(同時に、[[シュウ・シラカワ|自由を愛する彼]]がこの発言にどう反応するかも気になる所である)。<br/>ただ正直ゲイツこそ(色んな意味で)'''一番野放しにしてはマズい人間'''と言えており、彼が案外満足している一方でファイヤバグの残党は彼等[[ジェイソン・ベック|3]][[カン・ユー|]]を拾った事を'''心底後悔している'''模様。
+
 
;「見ぃつけたぜ、白いの! お前と出会ってから、どうにも私の人生、ケチをつけ始めた!」<br/>「ハッハッハ! さっきのは嘘だぜ、白いの! 私は内心お前に感謝している!」<br/>「お前にやられたおかげでアマルガムをやめたが、そうしたら世界が無限に広がったからな!」
+
=== 単独作品 ===
:同じく「飛べ、宇宙」での宗介との戦闘前会話。一連の台詞に[[アル]]は'''「私には彼の言ってる事が理解できません」'''と匙を投げられてしまう。
+
;[[X-Ω]]
;「ハッハーッ!なかなかやるではないか、諸君!だが、今日はここまでだ!」<br/>「潮風は私のモミアゲの敵だ!そういうわけなので、ここは帰らせてもらおう!」
+
:
:同じく「飛べ、宇宙へ」でゲイツを撃破もしくはHPを10000以下にすると、上記の言葉を残して撤退する。最後までモミアゲを気にしており、この発言に[[ヒイロ・ユイ|ヒイロ]]すら「…何だ、あれは?」と呆然とし、刹那に至っては「理解不能だ」と断言する。これにて時獄篇での出番は終了となるが、生きている以上天獄篇でも恐らく出番はあるだろう…。
+
:;「嘘だあぁぁぁぁぁ!!」
 +
::クリスマスイベント「聖夜の前のハプニング」にて、[[ペロリーナ]]から姿を現した[[アンジュ]]を見ての絶叫。余程ショックだったらしい。
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::ちなみに、『V』でもペロリーナを着るアンジュと共演したが、こちらではボン太くんに自慢の射撃をかわされ続けてたため、代わりにアンジュを攻撃するも現れた[[ヴィルキス]]に防がれて周囲に気づかれないまま着ぐるみを脱いだアンジュがそのまま搭乗するという流れになっており、ペロリーナの中身には気づかなかった。
 +
::アンジュでこれなのだから、[[Zシリーズ]]での[[ボン太くん]]の[[相良宗介|中の]][[ヒイロ・ユイ|]][[キリコ・キュービィー|達]]を見ていたらどうなっていた事やら…。
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== 搭乗機体 ==
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;[[プラン1058 コダールi]]
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== 余談 ==
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*ゲイツはアニメオリジナルキャラクター。[[フルメタル・パニック! (原作小説版)|原作小説版]]には同じポジションの登場人物「ミスタ・K(カリウム)」が登場しており、彼をベースに描写を膨らませたのがゲイツと言える。
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**ミスタ・Kはラムダ・ドライバを自在に使いこなせるようになった宗介の初対戦の相手として登場。相当な実力者であるという設定とコードネームが仰々しく語られ、ミスリルの機体を強襲するが、そこにヒーロー然として駆け付けた宗介によってあっさりやられてしまう…という、いわゆる典型的な「'''かませ犬'''」なキャラ。ちなみにこっちが宗介に対して人質にとったのはファルケでは無く中国軍のM6である(その後の展開は同じ)。
 +
**初登場から宗介に撃墜されるまでわずか十数ページ。しかも最後までアームスレイブに載ったままだったので、キャラクターとしての外見描写も一切されていない<ref>ただしゲイツ以上に残虐なシーンが書かれている。</ref>
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== 脚注 ==
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<references/>
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2024年4月8日 (月) 22:57時点における最新版

ゲイツ
登場作品

フルメタル・パニック! シリーズ

声優 大塚芳忠
デザイン 堀内修
初登場SRW スーパーロボット大戦W
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 地球人
性別
所属 アマルガム
役職 幹部クラス
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ゲイツは『フルメタル・パニック! The Second Raid』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

アマルガムの幹部。

明るくおちゃらけたコミカルな振る舞いが多い愉快な男ではあるが、その本質は残虐非道。口答えする部下は問答無用で撃ち殺したりするなど、かなり危ない男。そのクレイジーさはあのガウルンにすら「イカレ野郎」と言われてしまうほど。ただ、状況証拠から何が起こったかを完璧に推測する他、驚異的な速度での早撃ちやASの操縦技能も長けているなど戦闘員としては相当の実力を誇っている。また、可愛らしい動物に欲情する[1]という変態性癖を持つ。

禿げあがった頭とかなり長い揉み上げが特徴で、揉み上げへの思い入れも深い。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

コミカルでクレイジーなキャラクター性もあってか「救いようの無い外道だが、面白みもあってどこか憎み切れない」キャラ付けになっていることが多い。また、『第3次Z天獄篇』以前ではフルメタシリーズの長編に登場した敵キャラの中ではスパロボにおいてボン太くんと交戦できる作品が存在する唯一のキャラであった(『V』ではDLC限定ながらサビーナ、ファウラー、カスパーも交戦機会がある)。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
音声初収録。後半のミスリル部隊ルートから登場し、今作では同じ声のジェイソン・ベックと共演する。原作以上に意味不明且つクレイジーな言動や振る舞いが強調されており、自軍からは「妖怪」「理解不能」「色々な意味で危険」等と散々な評価を受ける。
原作どおり宗介に倒されて退場かと思いきや、第42話でファイヤバグとしてまさかの再登場。ベック、カン・ユーの3人で三馬鹿トリオを組むが、凶悪なスキルと機体性能もあり他の二名とは比べ物にならない強さを誇る。更に第55話でも再登場し、撃墜するとその場から撤退する為、今回は死亡しない。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
今回は出番は少なめであり、フルメタ関連のルートでしか登場しない。このためルートによっては一度も戦えず、いつの間にか死亡したことになっていることも。敵としてはやはり前作までと変わらず強い。
『時獄篇』終盤の流れからアマルガムに雇われ続けており、宗介たちと2回も再戦。一応立場としてはフリーランスなのだが、アマルガムの人間を射殺したり顎で使ったりと態度は相変わらず。最期はARX-8 レーバテイン初登場の回で死亡するが、生存していた前科が存在するためか本当に死亡したのかとミスリルの面々からは疑われた。
なお本来ならば彼は『TSR』終盤で死亡しているため、『時獄篇』・『天獄篇』合わせても生存期間は原作や『W』より長め。また、『時獄篇』ではコミカルさを強調し過ぎた反省か、今作ではコミカル面は多少控えめとなっている。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦W
初登場作品。第2部で登場。活躍自体は概ね原作をなぞっているが、殆ど分岐ルートでのみの活躍でルートによっては戦えない。原作でのヤバい描写は大分薄められているので、いい感じにコミカルな敵役の印象が強い[2]。最期は香港ではなく月面都市にて戦死する。敵としてはガウルンと同等な位強く、例に漏れずラムダ・ドライバの効果で機体も硬いので生半可な攻撃ではまともなダメージも通らないため、全力で集中攻撃を仕掛けよう。分岐中ゆえに特殊効果武器持ちがいないので相対的にはガウルンより強い。特にオーブルートでは修理装置がないので危険極まりない。
なお、原作最終話で行った人形遊びは再現されない。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦V
フルメタが『TSR』後の時系列から始まるが、生存している設定で登場。登場するのがルート限定とシークレットシナリオ「想いの形」のみなので選択によっては出会わないまま終わる可能性も。残念ながら中の人が同じヤザン・ゲーブルとの絡みはない。最後は中盤で戦死する。

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
シナリオNPC。
スーパーロボット大戦DD
2章Part8より登場するエネミーユニット。原作通りに宗介に倒される。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

能力値[編集 | ソースを編集]

クレイジーなキャラだが実力は本物。フルメタ勢の敵としてはガウルンと並ぶ強敵。

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

第3次Z時獄篇
脱力かく乱直感激励
アニメ版の彼を思わせる構成。「脱力」があるのはらしいっちゃらしいが、「愛」はひょっとして自分のモミアゲに対してなのだろうか?
V
脱力かく乱直感激励希望
『第3次Z』でのラインナップとほぼ同じだが、新たに追加された希望が一際異彩を放っている。

特殊技能(特殊スキル)[編集 | ソースを編集]

第3次Z時獄篇
底力L7、気力+ボーナス戦意高揚ガード精神耐性サイズ差補正無視L3、マルチターゲット
初登場時点でガウルンより効率的なスキルが揃っている。底力ガードに加えてラムダ・ドライバの効果でかなり硬く、気力+ボーナス(と戦意高揚)で気力も上がりやすいので要注意。
V
底力L6、精神耐性サイズ差補正無視L3、気力限界突破L2、気力+(DEF)
『第3次Z』と比べて弱体化している。しかしやラムダ・ドライバを持つため、危険な相手であるのは変わらない。

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

ダメージを与えた相手の気力・SP-5。
第3次Z時獄篇』『V』で採用。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ダズー
部下、副官的立場にある人物。総じてろくな目にあっていないが、ゲイツの無軌道振りにほとんど動じない辺りはさすがと言うべきか。SRW未登場。
レナード・テスタロッサ
同僚。
ガウルン
同僚。相当にクレイジーな人物である彼からも「イカレ野郎」と呼ばれている。
『V』では玉芳達に行った仕打ちもあってか彼から快く思われていない。
夏玉芳
部下。後に反逆されるも、返り討ちにする。
夏玉蘭
部下。死亡した彼女の死体を弄び、玉芳の怒りを買う。
マレス大佐
SRW未登場。ミスリルの介入対象となったバリク共和国政府軍の指揮官。アマルガムから兵器の供与を受けていたが、それでもミスリルの攻撃を防ぎ切れず惨敗した。その後の取引現場にて、このことを理由に兵器の代金の支払いを拒否したところ、ゲイツによって呆気なく頭部を撃ち抜かれ射殺された。なお、ゲイツはこの際にその凄まじい早撃ちの腕前を初めて披露し、相手側を唖然とさせた。
相良宗介
宿敵…とすら思われていない。
第3次Z天獄篇』ではガウルンの宗介に対する呼び名「カシム」を使い、彼に対しそう呼んで不愉快にさせている。
V』では既に『TSR』終了後の設定なので、「お前などと話す言葉は無い」と鬱陶しがられた。
ボン太くん
原作では全く絡まないが、スパロボでは共演。動物性癖のあるゲイツには好みのデザインのようだが、皮を剥ぎたい(Zシリーズ)や剥製にしたい(『V』)などやはりクレイジーな感想であった。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

スーパー系[編集 | ソースを編集]

デッド・エンド
W』では一時的に部下だった。彼の事を「ベイビーちゃん」と呼んでいる。夏姉妹と同じく彼にも嫌悪されており、後に「揉み上げを引っこ抜いてやる」と言われてしまう。
ユミ・フランソワ
『W』ではユミにナンパを仕掛ける。ちなみに彼女からは「おかしなオジサンはお断り」と返されてしまう。
ギムレット
『W』では彼からかなめとテッサの身柄を引き渡される。
ロジャー・スミス
第3次Z時獄篇』第40話では彼から「妖怪」扱いされ、「交渉の余地がない」と言わせている。
ジェイソン・ベック
『第3次Z時獄篇』では意気投合して互いを兄弟と呼び合う。「終わらないデイ・バイ・デイ」で撃破された際に彼に救助されていたらしく、一緒になって再登場を遂げる。
なお『第3次Z時獄篇』以前でも、『W』でクルーゾーのことを「カラス野郎」と呼ぶ声優ネタが仕込まれていた。

リアル系[編集 | ソースを編集]

タカスギ・サブロウタ
W』では彼に「ハイテンション野郎」と称される。
キラ・ヤマト
『W』では「裏社会では懸賞金がかけられている」との事で、彼を知っていた。
『第3次Z時獄篇』ではフリーランスとなった自身を「フリーダム」と妙なテンションで表現した事で彼から「おかしな人」呼ばわりされる。
刹那・F・セイエイ
『第3次Z時獄篇』にて、初対面の時から対話は出来るのかと悩んだが、最後には「わかり合えない」とまで言う。彼にとってはかつてのとは違ったベクトルでわかり合えない人間である。
ゼロ
『第3次Z時獄篇』にて、度々ぶっ飛ばした発言をしては彼を絶望顔で唖然とさせる。
ヒルデ・シュバイカー
『第3次Z時獄篇』の香港で見せた件のイベントには、その異常さに嫌悪感を通り越して戦慄していた。
カン・ユー
『第3次Z時獄篇』ではベック共々彼に拾われていたらしく、ファイヤバグとして行動を共にする事に。
テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ
『第3次Z時獄篇』にて、初対面の際に、早撃ちを避けられる。その後はモミアゲつながりでたびたびアプローチをかけていたが尽く無視される。
キリコ・キュービィー
『第3次Z時獄篇』では彼にちょっかいを出す度に無視される。
アンジュ
『V』では彼女に執着するも、軽くあしらわれ続ける。

バンプレストオリジナル[編集 | ソースを編集]

カズマ・アーディガン
カズマからは「妖怪」・「存在自体がミヒロに悪影響」と、とにかく嫌われている。
西条涼音
『第3次Z時獄篇』にて、セクハラ紛いの発言を散々受ける羽目になった。
FB隊員
『第3次Z時獄篇』では共に行動するが、共々彼らから「疫病神」扱いを受けていた。
叢雲総司/如月千歳
初めて交戦した際、あまりのクレイジーさから前者には「ああいうのは触れちゃ駄目」、後者からは「見るだけでも害悪」と散々な評価を下された。
ナイン
総司達と同じく、その破天荒っぷりに唖然としていた。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「あれが、奴らの落としてった装備か……ハハ、ミスリルだな」
第2話での初登場時、ヘリの上から1話での戦闘の痕跡を観察しながら。このあと彼は上空から双眼鏡で観察しただけで、まるで実際の戦闘を目撃したかのように正確に戦況の変遷を分析していく。このときなんと足跡だけでミスリル側のASは「M9タイプが3機」と見抜いている。相当な切れ者である事を窺わせるシーン。
「さあ!白のAS、群がるディフェンスを突破して逃げる逃げる逃げる!!おーっとォ!敵の砲火も追いかけてくるぞぉ!?どうだい?解説のダズー」
「おーっ武器を捨てたぁ!弾切れかぁ!?橋の上まで来たところで両側から挟み討ちィ!ピーンチ!!おっ!なんと!ここで河に向かってダーイブ!!」
「――ハァ。ま、戦況はこんなもんだろ。さて、お客様に会うとするか……」
分析を続けるうち、唐突に実況ごっこを始めるゲイツ。いきなり話を振られて困惑する部下を、なんと彼はそのままヘリから河へ蹴落としてしまう(「河に向かってダーイブ!」のシーン)。因みにこのダズーという名の部下、この後の話でも何事もなかったかのように登場し、最終話直前まで彼の副官のような立場を務めているが、総じてろくな目に遭っていない。
「お前はママに教わらなかったのかぁ?怖い人に出会ったら、サイフとケツの穴を守りなさいってな」
マレス「何が…言いたい?」
「別にぃ?特に意味はない…」
取引の現場で代金の支払いを拒否したバリク共和国政府軍の指揮官であるマレス大佐を射殺する前の台詞。この台詞の直後に驚異的な早撃ちでマレスを撃ち殺してしまう。この後夏姉妹を含めた自分の部下達にマレス大佐の部下達の皆殺しを命じる。ちなみにその最中ゲイツは何もせずにアヴェマリアを熱唱する。第3次Z時獄篇』ではアヴェマリアの熱唱はキャラクター事典や戦闘台詞で聞ける。
「何だこれは?…全員死んでる?これでは残金を回収できんではないか!うわあ!あああああああ!」
射殺したマレス大佐の部下達を皆殺しにした後、全員殺してしまっては代金を回収できないことに気付いて激しく後悔してしまい…。
「デタラメを言うな! 人のせいにしちゃいけないって、ママにいつも、言ってるでしょ!」
「あーあー、聞こえますかー!? なんと…死んでる、また死んだ!」
「ああ、この世界はどうなっとるんだあ! 残酷な死で満ち溢れているではないかあ! ああ、私は悲しい、とても悲しい…!」
直後に「あなたが命じたのでは?」と指摘した部下を即座に射殺したときの台詞。その光景を見ていた玉蘭から「馬鹿みたい」と唾棄されてしまった。
「危ない危ない!モミアゲがもう少し短かったら死んでいたところだ!」
アーバレストとの初の対決時、宗介の放った攻撃をラムダドライバで防ぎながら。彼にとっては一種のゲン担ぎなのだろう。
「……くそぉ、前言撤回!ポチッと!」
「ふん!私はちっとも悔しくなんかないぞ!悔しくなんかないんだからなぁ!覚えてろーっとぉ!!」
ラムダドライバを使いこなせないアーバレストを圧倒するも、乗機もオーバーヒートを起こし、撤退を余儀なくされて。このセリフを言う直前の百面相(かなり悔しそう)は必見。
「大切なのはバランスだ。人も国もな」
ダズー「は?」
「どっかに傾きすぎるのはよくなーい、つーか、よくなーい!バランスを崩すとー…」
ダズー「!!」
「こうなる…」
第11話冒頭で、戦争のコントロールについて解説中、ダズーの頭の上で所謂ウィリアムテルを決めながら。目にもとまらぬ早さであっさり決めてみせるゲイツの腕も脅威だが、リンゴまみれになりながら無表情でジト目を向けるダズーが非常にシュール。
「美少女の死体か……いろいろ、使い道はあるわなぁ?」
レナードが殺害した玉蘭の遺体を引き取りに行く途中、引き取った遺体をどうするか部下から問われて。そして……。
「よぉーし!仔猫ちゃんの始末に行くぞぉー!」
12話にて。玉芳が現れたとの報告を受けて、その粛清に向かう際に。Wでは玉芳に対する専用の戦闘台詞にも採用されている。
ちなみにこの時ヴェノムの足元にいた、前述の副官と思しき部下が吹き飛ばされてビルから落ちている。その後の彼の生死は不明である……。
「んっふっふ~やっと会えたね王芳ちゃ~ん。予定外の地域で好き勝手暴れてくれちゃってェ、どういうつもりだァ?戦争の発生は計画的にしないとダメダメェ~~~ん。だから………こういうのは非常に困るんだよォォ!!」
最終話にて。コダールを5機引き連れ、ファルケと交戦中の王芳の前に粛清のために現れた際の台詞。相変わらずふざけた口調であるが、王芳の勝手な行動には相当ご立腹だったようで、だから~の部分からはブチギレ気味に喋っている。
「ハ~イ、ごた~いめ~ん! ハイ、妹さんで~す! 君のために特別に連れてきました」
「でもちょっと元気無いなあ…あ~玉蘭ちゃん、どしたのかな~? う~ん、だってとっても強くてセクシーなゲイツたまに捕まっちゃったから、あたちションボリ…でもあたちうれちいの、だってやっとお姉たまに会えたんだもの」
「おお、そうかそうか良かったねえ…ぐすっ。ねえお姉た~ん、もう戦いはやめて~。争いは何にも生まないよ~。それにあたち、ゲイツ様にメロメロなの~♪」
「あらゴメン、折れちゃったみたい」
最終話にて、玉芳と対面して。この時点で玉芳は、その口ぶりと前後の経緯(玉蘭と連絡を取ろうとした際、電話に出たのは彼女ではなくゲイツだった)から既に玉蘭が死んでいることは覚悟していたものと思われるが、そんな彼女の目の前でゲイツは玉蘭の死体で人形遊びをするという狂行に出て、その最中玉蘭の腕を折ってしまう。彼はとぼけたように謝罪してたが、これを見ていたミスリルの面々を戦慄させ、無感情を貫いていた玉芳をついに激昂させた。
数々の奇行・狂行が目立つゲイツだが、中でも特に強烈な狂行。スパロボでもマズイと判断されたのか『W』では再現自体されず、『第3次Z時獄篇』では既に原型を留めていない上に腕をへし折る件はカットされ、『DD』では人形遊びをせずに元気が無いのは死んでいるから当然かととぼける形に変更された。
ちなみにそれに相当する原作小説版では飛鷲の目の前で、飛鴻の生首を取り出してそれを投げ捨てている(漫画版でもこれに準じている)。
「青いんだよおおおおおおおお!!!…消し飛べっ!!!」
上記の台詞の後に激怒して反撃してきた玉芳を軽くあしらい、この台詞と共に彼女を完膚なきまでに叩きのめし妹の後を追わせた。
「お、おいおい、こっちには人質が…!もしも~~し!?……!!!!」
4機のコダールをあっという間に撃破した宗介とアーバレストを前にクルーゾーを人質にとるゲイツだが、全く躊躇なく突き進んでくるアーバレストに対し。これまであっさりと殺人を繰り返してきたゲイツだったが、この時ばかりはアーバレストに対する恐怖と混乱から人質を殺す事を完全に忘れてしまっている。
「ちょっと、短かったかな…」
上記から最期の台詞。宗介に追い詰められた際には激しく取り乱したゲイツだが、死の間際では潔く自分の死を受け入れるかのようにもみあげを軽く撫でながら呟き、ASごと消滅するのであった。

スパロボシリーズの名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

クレイジーなキャラクターからかプレイヤーを噴き出させるような迷言が原作よりも圧倒的に多い。とはいえ、中には下ネタ全開だったり、ゲーム内の相手のみならずプレイヤーもドン引きさせる様な発言も……。

戦闘台詞[編集 | ソースを編集]

「偉そうにEVAってんじゃねえよ!」
エヴァンゲリオン系への特殊戦闘台詞。いわゆるダジャレであるが、これを聞いたパイロットはどう思ってるのやら。ちなみに、FB隊員もゲイツと似た趣旨の戦闘台詞を言う。
「かーわいいなぁ! 剥製にしたくなっちゃう!」
『V』でのボン太くんに対する特殊戦闘台詞。後述するZシリーズでの「皮をはぎたい」を踏まえての台詞だろう。

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次Z時獄篇
「何だ、何だ、これは!私は悲しいぞ!仲間割れしてるって話を聞いたから、最前列で観戦しようと思ったのに…せっかく持ってきたポップコーンとコーラ、どうしてくれんだよ!とりあえず、コーラは一気飲みだ!」
第37話「戦士の資質」で本格的に顔を出しての初セリフ。これではトロワとロジャーに「アブノーマル」と呼ばれるのもむべなるかな。
「ならば教えてやろう。不滅という言葉は、このゲイツ様のモミアゲにこそふさわしいという事を!」
同じく「戦士の資質」でのゼロとの戦闘時。この台詞を聞いたゼロは絶望顔で唖然とする。だが悲しいことに、唖然とするのはこれで終わりでは無かった……。
「ちょ! あんた、メチャクチャだよ!」
同じく「戦士の資質」でのロジャーとの戦闘前会話。下品なモミアゲやヒゲにこだわるようなダミ声の男は私の美学に反するのだよ!」と言われてこうツッコむ。…お互い同レベルな気がしないでもない。
「ん! んん! カワイコちゃんを感じる!」
「これがゲイツ様のもみあげセンサーよ! コックピットに小粋でセクシーな悪女がいると見た!」
同じく「戦士の資質」でのヒビキとの戦闘前会話。最初の台詞を聞いたヒビキはゲイツをニュータイプと評したが、こんなニュータイプは嫌過ぎる。
しかし(涼音は否定しているが)セクシーな女性(&格好)というのは事実であり、そして天獄篇で判明した彼女の別人格「アムブリエル」がまさにゲイツの指摘通りの人物であった為彼の勘は当たっていた事になる……恐るべし、もみあげセンサー。
「…残念だったな。お前もモミアゲを伸ばしていれば、死ななかったのに」
同話でのシナリオエンドデモにて、部下を射殺しておいて。時獄篇では上述された取引のシーンが再現されていないためと思われる。直後、テイタニアから無益な殺生を咎められる。
ベック「それじゃ行こうか、兄弟!」
ゲイツ「楽しくやろうぜ!兄弟!」
第40話C「終わらないデイ・バイ・デイ」で原作通り玉芳を始末した事で、彼女から依頼を受けていたベックから「まだ代金を貰ってなかったんだぜ!」と文句を言われるが、仕事を手伝ってくれれば彼女の代わりに代金を払う事を提案、それ以外にも彼のマシンを「ステキなマシン」と褒めた事で一転、あっという間に意気投合して互いを兄弟呼ばわりし、ロジャー曰く最悪のコンビがここに誕生したのであった。
「知ってるぜ!お前、刹那・F・セイエイだろ?」
「それではご一緒に!刹那・F・SAY YEAH!!ノリが悪いなぁ!もう一度いくぜ!刹那・F・SAY YEAH!!」
「終わらないデイ・バイ・デイ」での刹那との戦闘前会話。初戦闘の時からゲイツとわかり合えるかどうか疑問に思っていた刹那だったが、あまりのブッ飛び具合にとうとう匙を投げる事に。
前述の通り兄弟と呼び合い意気投合したヤツがいる以上彼とわかり合う事は決して不可能ではないだろうが、それが出来る人間は極少数と思われる。と言うより彼とは関わらない方が身の為か?
「前から気になってた事、言っていいかね?」
「お前のゼロって名前…Z-ERO…要するに『最後のエロス』って意味か?」
「いぃやっほぉぉぉぉ!あのゼロから、一本取ったぜ!」
同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのゼロとの戦闘前会話。この一連の発言にゼロはまたしても絶望顔で唖然とし、改めてゲイツを色々な意味で危険な存在と認識する。
他のゼロがこの発言を聞けばどう思うであろうかは分からないが、「ゼロ」の意味をこう解釈したのは、後にも先にもゲイツだけであろう。
「もしかして、お前さん…ドーリアン事務次官のアレ?」
「やっぱり、そっか! いやぁ…マリーメイアの反乱は私も興奮したなぁ! あの記念館の中でリリーナちゃんとナナリーちゃんがヒヒ爺のデキム・バートンにバニーガールをさせられていたと思うと…」
「続き聞く?」
同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのヒイロとの戦闘前会話。この発言を聞いたヒイロは静に怒気を顕にしてゲイツに「消えろ」と照準を向けた。
…それにしても、ヒイロがリリーナのアレという俗っぽい台詞もさることながら、デキムが人質にしたリリーナとナナリーをあの格好にしたとこれまたブッ飛んだ解釈をしている(どこかの無能生存体の手でバニーガールにされた人はいたが)。そして続きの内容は分からないが、彼のことだからマトモなものじゃないのは確かであろう。無論、ゼロとゼクスがこの台詞を耳にしたら間違いなくゲイツを消しにかかるのは容易に想像できてしまう。
余談だが、『フルメタ』原作での、人質の女性にバニーガールの衣装を着せるなどの奇妙な犯行に及んだテロ組織『こだわりのある革命家の集い』を意識しているのかもしれない。
「お前達の事も調べさせてもらったぞ、このハレンチボーイ&ティーチャー」
「やらしいんだぁ! 教え子の美少年と狭いコックピットでイチャついちゃって!ぬふふ…ゲイツ様にもプライベートレッスンをして欲しいな~!」
「おちち突いてください、スズネ先生…だって! まあ、そのコスチュームじゃ、そっちの彼もおかしな気分になるわな」
「情け容赦なく、おっぱいジンに…だって! やらしいなぁ、ほんと!」
同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのヒビキとの戦闘前会話。セクハラ全開の台詞に耐えられなかった涼音は憤慨してしまうが、あの露出度の高い格好とジェニオンの操縦席の内部構造を考えてしまうと、そう言われても仕方が無い…。
「ふう…ちょっと、短かったかな…もみあげが…」
同じく「終わらないデイ・バイ・デイ」でのアーバレストとのイベント戦闘後、撃墜セリフの後に続く形で。再起した宗介によって呆気なく敗れ去り、一部始終を見たベックからは「もみあげなんぞに頼っているからそうなるんだよ!」と吐き捨てられていた。しかし…。
「今からこの場は、アマルガム改めファイヤバグのゲイツ様が仕切らせてもらう!!」
第42話休暇ルート「女神の来日」で再登場を遂げた際の台詞。明らかに「終わらないデイ・バイ・デイ」で撃破されていた描写があっただけに、まさかの展開に噴出したユーザーも。ちなみに、ここからのゲイツは一気にギャグキャラ化が加速していく。
「でもざ~んねん!ゲイツ様、アマルガムをトンズラしてフリーになっちゃったから!フリーダム!ア~ンド、ジャスティス!これがゲイツ様のデスティニーってわけ!」
同じく「女神の来日」にて、アンナロッタが登場した際の台詞。この発言にシンは不快を露わにする。「正義」と「運命」はともかく、ゲイツが(悪い意味で)「自由」なのは間違いないだろう
過去のZシリーズでも、この3機の名前に関連する台詞はあったが、これは特にブッ飛んだものとなっている。
「あいにくだったな。 あれは私のモミアゲの長さあってのものだ。故に私は生き残り、このように頭の天辺から下半身までピンピンしている!」
第42話にて、ベックから「誰に助けられたのか忘れたのか」と言われてこう返した。
「うおおお! 可愛い! 可愛いぞ、ボン太くん!」
「今すぐ血祭りにあげて、その皮をはいでぺろぺろしてやるぞ!」
「女神の来日」でのボン太くんとの戦闘前会話。愛情表現が過激すぎる。最初の台詞の後のボン太くんの反応が「ふもっふ!?」だった辺り、宗介もドン引きしていた模様。
「では、諸君!私のモミアゲが肩まで伸びたら、結婚しよう!」
「女神の来日」での撤退時の発言。吉田拓郎氏の「結婚しようよ」のパロディ。モミアゲが肩まで伸びたぐらいで、コイツと結婚しようとする女性は現れるのだろうか?
「冗談はよしてくれ。このゲイツ様…今の生活に満足してるんだよ。この世で最も大事なもの!それは自由!何者にも囚われない自由な心!ビバ・フリーダム!」
第55話「飛べ、宇宙へ」で、先述の香港の件の黒幕にも関わらずお咎め無しだったガウルンに文句を言うも、彼から「ならアマルガムに戻るかい?」と聞かれた時の答え。
ただ、彼が案外満足している一方でファイヤバグの残党は彼等3を拾った事を心底後悔している模様。
「見ぃつけたぜ、白いの! お前と出会ってから、どうにも私の人生、ケチをつけ始めた!」
「ハッハッハ! さっきのは嘘だぜ、白いの! 私は内心お前に感謝している!お前にやられたおかげでアマルガムをやめたが、そうしたら世界が無限に広がったからな!」
同じく「飛べ、宇宙へ」での宗介との戦闘前会話。この台詞にアル「私には彼の言ってる事が理解できません」と匙を投げられてしまう。
「ハッハーッ!なかなかやるではないか、諸君!だが、今日はここまでだ!潮風は私のモミアゲの敵だ!そういうわけなので、ここは帰らせてもらおう!」
同じく「飛べ、宇宙へ」でゲイツを撃破もしくはHPを10000以下にすると、上記の言葉を残して撤退する。この発言にヒイロすら呆然とし、刹那に至っては「理解不能だ」と断言した。『V』第25話でも同様の発言をしている。
第3次Z天獄篇
「フ…。どうやら私のモミアゲも知らぬ間にすり減っていたようだ…」
「グッバイ、人生…。ゲイツ様よ、永遠なれ…」
第36話「世界への挑戦」で撃破された時の台詞。最期までモミアゲを気にしていた。

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

W
「さっきはよくもやってくれたな、このカラス野郎!」
第37話でクルーゾーに妨害されたのを根に持って。クルーゾーが乗っている機体名がファルケ(=鷹)であるためか、彼に指摘される。何気に声優ネタでもある。
「可愛い顔して言うねぇ! どうせむしってくれるんなら、ケツの毛をお願いしてぇなぁ!」
第37話のシナリオエンドデモで足抜けしようとしたデッドを見つけた際に「揉み上げをむしられに来たのか」と言われて。
「さあ!ディーフェンス!ディーフェンス!」
「ピッチャー、びびってる!ヘイヘヘイ!」
「はっけよい…のこった!のこった、のこった!」
第38話「彼と彼女の問題」でのアキトとの戦闘前会話。この時点のアキトは劇場版設定であるためか「消えろ」と一蹴されたが、TV版だとしてもゲイツのノリにはついていけなかっただろう。
ゲイツ「あんた、知ってるか!?赤い機体は3倍速いって伝説があるのをよ!」
ブレード「俺の知っている赤い男は悪魔だ。それに比べれば、お前は小悪党に過ぎん!」
ゲイツ「ちょっと待った!俺のモミアゲが長い内は小物扱いさせはしねえぜ!!」
第44話月面ルートにて、ブレードと対峙して。この世界にも赤い彗星の噂はあるのだろうか?
「うほ! いいねえ、妹萌えだねえ! そういうのだ~い好きだよ!」
第44話月面ルートにて、「お前の存在はミヒロに悪影響だ」と言うカズマの言葉に対しての返答。当人はすごく嬉しそうである。
そのはこんな変なクレイジーなおっさんとよりによってクリスマスに戦う事になってしまったため、それはそれは嫌そうであった。
「元気だったかい、ベイビーちゃん!サンタのおじさんが君のために地獄への片道切符を持ってきたよ!」
デッド「あんたのオデコのまぶしさはもう見飽きたよ。 そのモミアゲを抜いてやるからとっとと帰りな!」
「駄目だっての!おじさん、モミアゲを抜かれると死んじゃうんだからよ!」
第44話月面ルートにて、デッドと再び対峙し、またも「揉み上げを抜いてやる」と言われて。…彼の場合、揉み上げを抜いたら本当に死んでしまいそうな気がしないでもない。
ゲイツ「カワイコちゃん!聖夜にかっこよくてステキなゲイツ様とデートしないかい!」
イーベル「い~だ!あんたみたいなおかしなオジサン、絶対にイヤよ!」
ゲイツ「おいおいおいおい!俺はおかしなオジサンじゃなくヘンなオジサンだっての!」
第44話月面ルートにて、テッカマンイーベルとの戦闘前に。ユミからは断られてしまうが、ゲイツは見当違いの反論を返す。同じことだ。おそらく、元ネタは志村けんの「変なおじさん」であろう。

VXT三部作[編集 | ソースを編集]

V
「ヒーローは不滅…。そして、私のモミアゲもだよ」
独自ルート第25話より、生きていたことに驚愕するミスリルの面々に対して。ゲイツ様は今作でも平常運転であった。
「ノリが悪いな~。もしかして、香港での事…怒ってる?」
「でも、ミスタ・Agもゲイツ様も子猫ちゃん達をいたぶりはしたけど、殺さなかったんだから、感謝してほしいな」
同じく独自ルート第25話より、玉蘭玉芳に号令をかけるもスルーされて。
この遣り取りから原作と異なり玉蘭はレナードに粛清されず、必然的に例の「人形遊び」も無かったことが分かる(それなりの制裁を受けた様ではあるが)。
「う~ん、やはりジャングルの湿気も潮風も私のモミアゲによろしくないな…」
「というわけで、さらばだ!また会おう、諸君!」
独自ルート第25話での撤退時の台詞。
なお、あまりのクレイジーっぷりにナインは唖然とし、主人公達からは触れてはいけない人認定された。
「いいもんだな...。青い海ってのは...」
「こんな潮風にさらされて、モミアゲが散っていくのも、また一興だろう...」
西暦ルート第37話より。相変わらず最期までモミアゲに拘っていたが、『V』のフルメタ世界では青い海が失われているので、従来と比べたらしんみりした内容となっている。

単独作品[編集 | ソースを編集]

X-Ω
「嘘だあぁぁぁぁぁ!!」
クリスマスイベント「聖夜の前のハプニング」にて、ペロリーナから姿を現したアンジュを見ての絶叫。余程ショックだったらしい。
ちなみに、『V』でもペロリーナを着るアンジュと共演したが、こちらではボン太くんに自慢の射撃をかわされ続けてたため、代わりにアンジュを攻撃するも現れたヴィルキスに防がれて周囲に気づかれないまま着ぐるみを脱いだアンジュがそのまま搭乗するという流れになっており、ペロリーナの中身には気づかなかった。
アンジュでこれなのだから、Zシリーズでのボン太くん中のを見ていたらどうなっていた事やら…。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

プラン1058 コダールi

余談[編集 | ソースを編集]

  • ゲイツはアニメオリジナルキャラクター。原作小説版には同じポジションの登場人物「ミスタ・K(カリウム)」が登場しており、彼をベースに描写を膨らませたのがゲイツと言える。
    • ミスタ・Kはラムダ・ドライバを自在に使いこなせるようになった宗介の初対戦の相手として登場。相当な実力者であるという設定とコードネームが仰々しく語られ、ミスリルの機体を強襲するが、そこにヒーロー然として駆け付けた宗介によってあっさりやられてしまう…という、いわゆる典型的な「かませ犬」なキャラ。ちなみにこっちが宗介に対して人質にとったのはファルケでは無く中国軍のM6である(その後の展開は同じ)。
    • 初登場から宗介に撃墜されるまでわずか十数ページ。しかも最後までアームスレイブに載ったままだったので、キャラクターとしての外見描写も一切されていない[3]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 作中でも、愛くるしい子猫が戯れる動画を大画面かつ全裸で鑑賞していた。
  2. それでも名セリフの項にある通り下ネタも言っていたりするが。
  3. ただしゲイツ以上に残虐なシーンが書かれている。