「グラトニオス」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
原作第92話「デスマッチ!甦れ我等のマジンガーZ!!」に登場した人間型[[戦闘獣]]。
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原作アニメ最終回の第92話「デスマッチ!甦れ我等のマジンガーZ!!」に登場した人間型[[戦闘獣]]。
  
 
[[ゴーゴン大公]]からの進言で[[闇の帝王]]の直々の命令により、[[Dr.ヘル]]との最終決戦で疲弊した[[マジンガーZ]]の隙を突き、魚類型戦闘獣ビラニアス(SRW未登場)と共に[[光子力研究所]]を襲撃する。
 
[[ゴーゴン大公]]からの進言で[[闇の帝王]]の直々の命令により、[[Dr.ヘル]]との最終決戦で疲弊した[[マジンガーZ]]の隙を突き、魚類型戦闘獣ビラニアス(SRW未登場)と共に[[光子力研究所]]を襲撃する。
  
ビラニアスと協力してマジンガーZを完膚なきまでに叩きのめし、ほぼ全壊滅状態にまで追い詰めたシーンは非常に衝撃的である。実際にマジンガーZは完全に動作不能で、[[ジェットパイルダー]]も放り出されてしまっているので事実上マジンガーZを撃破したと言っても差し支えないだろう。
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ビラニアスと協力してマジンガーZを完膚なきまでに叩きのめし、マジンガーZをほぼ全壊滅状態にまで追い詰めたシーンは非常に衝撃的であった。実際にマジンガーZは完全に動作不能であり、[[ジェットパイルダー]]も放り出されてしまっている状態で事実上、マジンガーZを撃破したと言っても差し支えない。
しかし、その実力を見せつけて間も無く颯爽と登場した[[グレートマジンガー]]のグレートブーメランによって頭部を切断され、サンダーブレークを受けてとどめを刺されあっけなく爆散した。
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だが、その実力を見せつけて間も無く颯爽と登場した[[剣鉄也]]の操縦する[[グレートマジンガー]]のグレートブーメランで頭部を切断され、サンダーブレークを受けてとどめを刺され、あっけなく爆散した。
  
永井豪の漫画版(『テレビマガジン』連載版)では[[ダンテ]]らと同様に人語を喋り、[[兜甲児]]を驚かせた。ビラニアスの仇を討とうと飛びかかった際、マジンガーブレードで一刀両断された。
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永井豪の漫画版(『テレビマガジン』連載版)では[[ダンテ]]らと同様に人語を喋り、[[兜甲児]]を驚かせた。ビラニアスの仇を討とうと飛びかかった際、グレートマジンガーのマジンガーブレードで一刀両断された。
  
[[OVA]]『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』でも戦闘獣軍団の1体として登場しているが、ターボスマッシャーパンチの一撃で瞬殺されている。このバージョンはSRW未登場。
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[[OVA]]『[[マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍]]』でも戦闘獣軍団の1体として登場しているが、[[マジンカイザー]]のターボスマッシャーパンチの一撃で瞬殺されている。このバージョンは未だにSRW未登場のままである。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
マジンガーZを倒した実績があるためか、旧シリーズでは戦闘獣の中でも特に能力が高く出演も多いなど優遇されていた。特に『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』では[[シグ]]と並ぶ2大強敵として恐れられた。
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マジンガーZを倒した実績があるためか、旧シリーズでは戦闘獣の中でも特に能力が高く出演も多いなど優遇されていた。特に『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』では[[メカザウルス]]の[[シグ]]と並ぶ2大強敵として恐れられた。
 
以降のシリーズではめっきり出番は減り、ウィンキー時代との扱いの差が激しい。
 
以降のシリーズではめっきり出番は減り、ウィンキー時代との扱いの差が激しい。
  
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:この頃から[[戦闘獣]]の中でも高い能力を持ち、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。HPと装甲が高く、とにかくしぶとい。後半になっても出現するが、2回行動ができない為か、その頃にはただの雑魚である。
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:この頃から戦闘獣の中でも高い能力を持ち、[[ディバイン・クルセイダーズ|DC]]の戦力として登場する。HPと装甲が高く、とにかくしぶとい。後半になっても出現するが、2回行動ができない為か、その頃にはただの雑魚。
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
 
;[[スーパーロボット大戦EX]]
:[[シグ]]や[[デモンゴーレム]]と並び、作中の雑魚ユニットの中でも最も厄介な部類に入る。その高いHPと装甲には半端な武器による攻撃はほとんど効果がない。特に近接武器の「ムチ」が非常に強力で、無改造の[[グランゾン]]をも2発で沈める攻撃力を持っている。ムチ以外も侮れない武器を持ち、グラトニオスの移動範囲には注意しよう。距離を詰められる前にヴェスバーやブラックホールクラスターといった強力な武器で倒してしまいたい。しかしPS版ではHPと装甲が低下し、だいぶ倒しやすくなっている。
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:[[シグ]]や[[デモンゴーレム]]と並び、作中の雑魚ユニットの中では最も厄介な部類に入る。ただし、その高いHPと装甲には半端な武器による攻撃はほとんど効果がない。特に近接武器の「ムチ」が非常に強力で、無改造の[[グランゾン]]をも2発で沈める攻撃力を持っている。ムチ以外も侮れない武器を持ち、グラトニオスの移動範囲には注意しよう。距離を詰められる前にヴェスバーやブラックホールクラスターといった強力な武器で倒してしまいたい。しかしPS版ではHPと装甲が低下し、だいぶ倒しやすくなっている。
 
;[[第4次スーパーロボット大戦]]([[第4次スーパーロボット大戦S|S]])
 
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:他の戦闘獣やシグ・[[デキデキ]]らと共に登場する事が多い。序盤から登場し威力・射程の両方に優れた武器・破壊光線を使う為、後半まではかなりの強敵でもある。戦闘獣としては今回も最も強い。
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:他の戦闘獣やシグ・[[デキデキ]]らと共に登場する事が多い。序盤から登場し威力・射程の両方に優れた武器・破壊光線を使う為、後半まではかなりの強敵でもある。戦闘獣としては今回最も強い。
 
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:DCの戦力として登場し、今回もやはり性能が高いので注意。後半になってからかなり強い性能で登場する。
 
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:『F』と同じ扱いでやはりかなり高い性能で、基本的に地上ルートで戦う。だが、味方がインフレ状態で出現するためいくら性能が高くても既に敵ではない。
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
 
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:HDリメイク版では移動力が高く、[[加速]]があって空を飛べるためアイテム回収役として優秀。
 
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:両腕の先端がドリルになっている。SRWでは普通の接近武器。
 
:両腕の先端がドリルになっている。SRWでは普通の接近武器。
 
;振動波
 
;振動波
:角から発射し、マジンガーZを苦しめた。SRWでは基本的にはそれほど目立たないが、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』では周囲の敵を2秒間スタンさせる厄介な攻撃となっている。
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:角から発射し、マジンガーZ、[[ダイアナンA]]、[[ボスボロット]]を苦しめた。SRWでは基本的にはそれほど目立たないが、『[[スーパーロボット大戦Scramble Commander|SC]]』では周囲の敵を2秒間スタンさせる厄介な攻撃となっている。
 
;ムチ
 
;ムチ
:ドリルの両腕はゴムのように伸縮し、ムチとして振るう(漫画版では右)。省略されることもあるが、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』では一変して強烈な武器となっているので戦うときには注意が必要。
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:ドリルの両腕はゴムのように伸縮し、ムチとして振るう(漫画版では右)。省略されることもあるが、『[[スーパーロボット大戦EX|EX]]』では一変して強烈な武器となっているのでグラトニオスと戦うときには注意が必要。
 
;破壊光線
 
;破壊光線
:グラトニオスの胸部にある二つの顔の目から発射するピンク色の光線。一撃でマジンガーZと[[ダイアナンA]]の腕を破壊するなど高い破壊力を持つ。が、グレートマジンガーのサンダーブレークには押し返された。顔自体が自在に浮遊できるため、変幻自在に発射できる。
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:グラトニオスの胸部にある二つの顔の目から発射するピンク色の光線。一撃でマジンガーZの腕を破壊するなど高い破壊力を持っている。が、グレートマジンガーのサンダーブレークには押し返された。顔自体が自在に浮遊できるため、変幻自在に発射も可能。
  
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===

2017年5月13日 (土) 20:21時点における版

グラトニオス
外国語表記 Gratonios
登場作品

マジンガーシリーズ

分類 人間型戦闘獣
全高 25m
重量 310t
所属 ミケーネ帝国
テンプレートを表示

概要

原作アニメ最終回の第92話「デスマッチ!甦れ我等のマジンガーZ!!」に登場した人間型戦闘獣

ゴーゴン大公からの進言で闇の帝王の直々の命令により、Dr.ヘルとの最終決戦で疲弊したマジンガーZの隙を突き、魚類型戦闘獣ビラニアス(SRW未登場)と共に光子力研究所を襲撃する。

ビラニアスと協力してマジンガーZを完膚なきまでに叩きのめし、マジンガーZをほぼ全壊滅状態にまで追い詰めたシーンは非常に衝撃的であった。実際にマジンガーZは完全に動作不能であり、ジェットパイルダーも放り出されてしまっている状態で事実上、マジンガーZを撃破したと言っても差し支えない。 だが、その実力を見せつけて間も無く颯爽と登場した剣鉄也の操縦するグレートマジンガーのグレートブーメランで頭部を切断され、サンダーブレークを受けてとどめを刺され、あっけなく爆散した。

永井豪の漫画版(『テレビマガジン』連載版)ではダンテらと同様に人語を喋り、兜甲児を驚かせた。ビラニアスの仇を討とうと飛びかかった際、グレートマジンガーのマジンガーブレードで一刀両断された。

OVAマジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』でも戦闘獣軍団の1体として登場しているが、マジンカイザーのターボスマッシャーパンチの一撃で瞬殺されている。このバージョンは未だにSRW未登場のままである。

登場作品と操縦者

マジンガーZを倒した実績があるためか、旧シリーズでは戦闘獣の中でも特に能力が高く出演も多いなど優遇されていた。特に『EX』ではメカザウルスシグと並ぶ2大強敵として恐れられた。 以降のシリーズではめっきり出番は減り、ウィンキー時代との扱いの差が激しい。

上述の通り、登場作品は『マジンガーZ』なのだが、シリーズによっては『グレートマジンガー』が出典作品として表記されている場合も多い。

なお、グラトニオスの相方であるビラニアスは未だにSRW出演を果たしていない。

旧シリーズ

第3次スーパーロボット大戦
この頃から戦闘獣の中でも高い能力を持ち、DCの戦力として登場する。HPと装甲が高く、とにかくしぶとい。後半になっても出現するが、2回行動ができない為か、その頃にはただの雑魚。
スーパーロボット大戦EX
シグデモンゴーレムと並び、作中の雑魚ユニットの中では最も厄介な部類に入る。ただし、その高いHPと装甲には半端な武器による攻撃はほとんど効果がない。特に近接武器の「ムチ」が非常に強力で、無改造のグランゾンをも2発で沈める攻撃力を持っている。ムチ以外も侮れない武器を持ち、グラトニオスの移動範囲には注意しよう。距離を詰められる前にヴェスバーやブラックホールクラスターといった強力な武器で倒してしまいたい。しかしPS版ではHPと装甲が低下し、だいぶ倒しやすくなっている。
第4次スーパーロボット大戦S
他の戦闘獣やシグ・デキデキらと共に登場する事が多い。序盤から登場し威力・射程の両方に優れた武器・破壊光線を使う為、後半まではかなりの強敵でもある。戦闘獣としては今回最も強い。
スーパーロボット大戦F
DCの戦力として登場し、今回もやはり性能が高いので注意。後半になってからかなり強い性能で登場する。
スーパーロボット大戦F完結編
『F』と同じ扱いでやはりかなり高い性能で、基本的に地上ルートで戦う。しかし、味方がインフレ状態で出現するためいくら性能が高くても既に敵ではない。

Scramble Commanderシリーズ

スーパーロボット大戦Scramble Commander
マジンガーZを破壊した経歴を反映して、かなり強めな設定で登場する。
スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦R
久々の出演。初登場ステージでマジンガーZを追い詰める、のではなく身動きの取れないグレートマジンガーを追い詰める。今回は特筆すべき性能ではなく、かなりおとなしい印象。

単独作品

スーパーロボット大戦
第10話に登場する。武器の攻撃力はそれほどでもないが、本体の攻撃力が高いので侮れない。
HDリメイク版では移動力が高く、加速があって空を飛べるためアイテム回収役として優秀。
スーパーロボット大戦64
序盤からムゲ・ゾルバドス帝国の戦力として登場する。
戦闘獣の中ではHPなどが最も低いが、流石に最序盤は油断できない。

装備・機能

武装・必殺武器

ドリル
両腕の先端がドリルになっている。SRWでは普通の接近武器。
振動波
角から発射し、マジンガーZ、ダイアナンAボスボロットを苦しめた。SRWでは基本的にはそれほど目立たないが、『SC』では周囲の敵を2秒間スタンさせる厄介な攻撃となっている。
ムチ
ドリルの両腕はゴムのように伸縮し、ムチとして振るう(漫画版では右)。省略されることもあるが、『EX』では一変して強烈な武器となっているのでグラトニオスと戦うときには注意が必要。
破壊光線
グラトニオスの胸部にある二つの顔の目から発射するピンク色の光線。一撃でマジンガーZの腕を破壊するなど高い破壊力を持っている。が、グレートマジンガーのサンダーブレークには押し返された。顔自体が自在に浮遊できるため、変幻自在に発射も可能。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

VSマジンガーZ
全ての攻撃を水際で防ぎ、ビラニアスと連携してマジンガーZを破壊寸前まで追い込んだ。
VSグレートマジンガー
攻撃が全てグレートマジンガーに押し返され、あっけなくやられてしまった。