「エルプスユンデ」の版間の差分

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エルプスユンデとは、『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』に登場する[[人造人間]]製造の技術。名前は「'''原罪'''」の意。
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'''エルプスユンデ'''は『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』に登場する[[人造人間]]製造の技術。名前は[[ドイツ語]]で「'''原罪'''」の意。
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スパロボではこの名称で表記されているが、[[OVA]]本編での呼称や[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』での表記は「エルプ'''ズュ'''ンデ」となっている。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[OVA]]本編においては[[ガラン]]の口から語られる程度で、その詳細が明確に言及される機会は無かったが、各種外伝作品においてその出自や製造目的などが鮮明に描写されている(ただし、漫画版と小説版共にパラレル設定)。
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[[OVA]]本編においては[[ガラン]]が名称を口にする程度で詳細は明言されないが、各種外伝作品においてその出自や製造目的などが鮮明に描写されている(ただし、漫画版と小説版共にパラレル設定)。
  
 
[[漫画]]『マジンカイザーSKLヴァーサス』では世界征服を企む[[科学者・技術者|科学者]]ファウスト(SRW未登場)が造り出した「戦力」とされ、真上以外にもファウスト麾下のエルプスユンデが複数登場。最終的には自身らを消耗品として扱う創造主に反逆した彼らが、[[海動剣|海動]]と[[真上遼|真上]]に決着を挑むこととなる。
 
[[漫画]]『マジンカイザーSKLヴァーサス』では世界征服を企む[[科学者・技術者|科学者]]ファウスト(SRW未登場)が造り出した「戦力」とされ、真上以外にもファウスト麾下のエルプスユンデが複数登場。最終的には自身らを消耗品として扱う創造主に反逆した彼らが、[[海動剣|海動]]と[[真上遼|真上]]に決着を挑むこととなる。
  
[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)では「'''エルプズュンデ'''」表記。こちらでは物語開始よりも遥か以前に勃発した大戦の中で開発された、[[マジンカイザーSKL]]等といった兵器を扱う為に製造された、一種のロストテクノロジーの産物であるかのような示唆がされている。
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[[小説]]『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)では、物語開始よりも遥か以前に勃発した大戦の中で開発された[[マジンカイザーSKL]]などといった兵器を扱うために製造された、一種のロストテクノロジーの産物であるかのような示唆がされている。
  
 
== 該当人物 ==
 
== 該当人物 ==
 
;[[真上遼]]
 
;[[真上遼]]
:[[マジンカイザーSKL]]のパイロット。実は、人造人間エルプスユンデ「ナンバーMK174」であり、そのことにトラウマを持つ。
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:[[マジンカイザーSKL]]のパイロット。人造人間エルプスユンデ「ナンバーMK174」であり、そのことにトラウマを持つ。OVA第2話では[[ガラン]]にこのことを知られたことが原因で攻撃にスキが生まれ敗北する。
:劇中では、強敵[[ガラン]]にこのことを知られたことが原因で攻撃にスキが生まれ、敗北する一幕があった。
 
  
 
== 登場作品 ==
 
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=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
 
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:本作オリジナル要素である[[オデュサイト]]と深い関連を持っており、[[サヤ・クルーガー]]と[[アユル・ディラン]]が、[[真上遼|真上]]と同じエルプスユンデとしての出自を持っている。
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:本作オリジナル要素である[[オデュサイト]]と深い関連を持っており、[[サヤ・クルーガー]]と[[アユル・ディラン]]がエルプスユンデとしての出自を持っている。
 
:本作におけるエルプスユンデ技術の開発目的は漫画や小説と異なるものとなっているが、どちらかと言えば「機動兵器や超エネルギーを扱う為の端末」という小説設定に近い形で描写されている。
 
:本作におけるエルプスユンデ技術の開発目的は漫画や小説と異なるものとなっているが、どちらかと言えば「機動兵器や超エネルギーを扱う為の端末」という小説設定に近い形で描写されている。
:また、誕生において人の手を加えられているという共通点があるため、ファフナー系のユニットでガランと戦闘をすると、ガランがこちらを「我らと同じエルプスユンデ」と呼ぶ、特殊戦闘セリフが用意されている。
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:また誕生において人の手を加えられているという共通点があるため、[[蒼穹のファフナー|ファフナー]]系のユニットでガランと戦闘をすると、ガランがこちらを「我らと同じエルプスユンデ」と呼ぶ[[特殊戦闘台詞]]が用意されている。
 
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:今作でのエルプスユンデたちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出されており、[[キバ]]はそのうちの一つである[[ミケーネ帝国|古代ミケーネ人]]のDNAから生み出されているため、ミケーネ復活の儀を執り行う事が可能だったとされている。
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:今作でのエルプスユンデたちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出されており、[[キバ]]はそのうちの一つである[[ミケーネ帝国|古代ミケーネ人]]のDNAから生み出されているため、ミケーネ復活の儀を執り行うことが可能だったとされている。
  
 
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2024年4月13日 (土) 22:06時点における最新版

エルプスユンデは『マジンカイザーSKL』に登場する人造人間製造の技術。名前はドイツ語で「原罪」の意。

スパロボではこの名称で表記されているが、OVA本編での呼称や小説『PROJECT KAISER 誕生編』での表記は「エルプズュンデ」となっている。

概要[編集 | ソースを編集]

OVA本編においてはガランが名称を口にする程度で詳細は明言されないが、各種外伝作品においてその出自や製造目的などが鮮明に描写されている(ただし、漫画版と小説版共にパラレル設定)。

漫画『マジンカイザーSKLヴァーサス』では世界征服を企む科学者ファウスト(SRW未登場)が造り出した「戦力」とされ、真上以外にもファウスト麾下のエルプスユンデが複数登場。最終的には自身らを消耗品として扱う創造主に反逆した彼らが、海動真上に決着を挑むこととなる。

小説『PROJECT KAISER 誕生編』(書籍『魔神大戦21』に収録)では、物語開始よりも遥か以前に勃発した大戦の中で開発されたマジンカイザーSKLなどといった兵器を扱うために製造された、一種のロストテクノロジーの産物であるかのような示唆がされている。

該当人物[編集 | ソースを編集]

真上遼
マジンカイザーSKLのパイロット。人造人間エルプスユンデ「ナンバーMK174」であり、そのことにトラウマを持つ。OVA第2話ではガランにこのことを知られたことが原因で攻撃にスキが生まれ敗北する。

登場作品[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
本作オリジナル要素であるオデュサイトと深い関連を持っており、サヤ・クルーガーアユル・ディランがエルプスユンデとしての出自を持っている。
本作におけるエルプスユンデ技術の開発目的は漫画や小説と異なるものとなっているが、どちらかと言えば「機動兵器や超エネルギーを扱う為の端末」という小説設定に近い形で描写されている。
また誕生において人の手を加えられているという共通点があるため、ファフナー系のユニットでガランと戦闘をすると、ガランがこちらを「我らと同じエルプスユンデ」と呼ぶ特殊戦闘台詞が用意されている。
スーパーロボット大戦BX
今作でのエルプスユンデたちはそれぞれ異なる遺伝子を使い生み出されており、キバはそのうちの一つである古代ミケーネ人のDNAから生み出されているため、ミケーネ復活の儀を執り行うことが可能だったとされている。