偽物
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偽物(Imitation)
ロボットアニメにおける定番の一つ。
主人公メカまたはパイロットにそっくりな敵が登場する。
視聴者に見分けがつくように、外見は本物より凶悪な外見を持つことが多い。しかし、作中の一般市民にとっては本物と見分けがつかないので、視聴者の「そんなわけねーよ」「気付くだろフツー」というツッコミが入るのが定番である(例外も多数存在するが)。
また、稀に本物の身を守るために成り代わる場合=影武者も存在する。
この他、鹵獲した敵機を元に作られたコピー機体なども、コピーされた側からすれば「偽物」になると言えなくもない(例:『コードギアス』に登場するグラスゴーのコピー機体である無頼など)。
主な偽物メカ
- 偽グレンダイザー
- ベガ獣ベニベニ(SRW未登場)がグレンダイザーへと変身した姿で、スペイザーと合体した状態にも化けられる。極めて再現度の高い偽者。
- ギルディーン
- ライディーンに似せた化石獣。しかし色が違う。
- 偽コン・バトラーV
- どれい獣ザンギャル(SRW未登場)にコン・バトラーVそっくりの装甲を装備させ、悪事を働いた。
逆にケロットがコン・バトラーそっくりの装甲を被り、囮役になった場合も。 - 偽ダイターン3
- コマンダー・アントンが繰り出したダイターン3の偽物。大きさは本物の半分程度。
- ゴーナグール
- ケルナグールがジッター博士に造らせた、ゴーショーグンそっくりのドクーガメカ。外見は似ているが、ビムラーは使えない。また、カラーリングが異なる。
- ドスハード
- ゴーショーグンで登場のメカ。原作では偽物扱いされないが、その特徴あるデザインとカラーリングの為、第2次αではとある作品のキャラクター が悲鳴に近い叫びを上げている。
- 偽ダンクーガ
- ムゲ帝王の作り出した偽物。足首など一部を除き、外見が全く同じという、精巧な偽者。
- デスマスター
- マスターガンダムの姿をしたデスアーミー。他にもドラゴンガンダムに化けた、デスドラゴン(SRW未登場)も存在している。
また、MXではシャッフル同盟の4機をDG細胞で忠実にコピーした偽者が登場する。 - 漫画『超級!機動武闘伝Gガンダム』では、さらにガンダムマックスターやガンダムローズ、ボルトガンダムの姿をしたデスアーミーが登場する。
- EI-15
- 元GGGメンバーの犬吠崎が変身したゾンダーロボ。勇者ロボの予備パーツを取り込んで、ガオガイガーそっくりの姿になった。
- ジャークライジンオー
- ベルゼブがアークダーマに「ライジンオーは迷惑だ」と吹き込んで生み出した偽物。
- ダークゴウザウラー
- 原子王がギルターボの頭脳から得たデータを用いて作りだしたキングゴウザウラーの偽物。カラーリングが異なるものの外見は同じく。機体性能はオリジナルより上だが、機体の弱点も忠実にコピーした。
- メタルビースト・ドラゴン
- ゲッタードラゴンの偽物だが、量産型ゲッターGを融合させた真ドラゴン内部で発生したので、ある意味では本物とも言える要素を持っている。早乙女博士らが操縦する。
なお、原作漫画版ではゲッターチームの面々や真ゲッターロボの偽物も登場している。 - ミラーソーラーアクエリオン
ミラーアクエリオンマーズ
ミラーアクエリオンマルナ - アクエリオンの姿をした神話獣。当然三形態に変形できる。
- 偽キングゲイナー
- リオンネッターのオーバースキルによって出現したキングゲイナーによく似た機体。ただし手だけはリオンネッターと同様で、王冠を被っている(ゲームキングを表していると思われる)為、見分けはすぐにつく。
- ガスコン専用ロボ (偽)
- ガスコン専用ロボの偽物。
- ブラックダイ・ガード
- ダイ・ガードの偽物…と言うよりは形がよく似ている敵と言うべきか。
- デモンペイン
- デモンベインのコピー。しかし能力はほぼ同等。
- 偽サイバスター
- サイバスターの偽物で、没データとして存在。
主な偽者
- 偽デューク・フリード
- ベガ星連合軍の兵士が変装。第2次ではマ・クベの作戦でDC兵士が変装した。
- オルドナ・ポセイダル
- 本物の恋人ミアンが成り代わった影武者。本物とは似ても似つかない(そもそも性別からして違う)が、本物のポセイダルであるアマンダラが正体を隠しているため、影武者である事には気づかれない。
- ミーア・キャンベル
- ギルバート・デュランダル議長が人心掌握の為に用意した偽のラクス・クライン。外見や声までほぼそっくり。ちなみに、ミーアの声優はラクス役の田中理恵氏が兼任している。
- 偽兜甲児
- 眼からレーザーを放つサイボーグ(もしくはアンドロイド?)の偽甲児が、ブロッケン伯爵の指揮の下、光子力研究所を撹乱する。SRW未登場。
ゲーム本編に関わりのある所では、αシリーズの前日談に相当する漫画作品『スーパーロボット大戦α THE STORY 竜が滅ぶ日』においてブロッケン伯爵が変装した兜甲児の偽物が登場。 - ズール皇帝 (偽)
- ズール皇帝が作り出した分身。複数登場する。
- ガスコン (偽)
- ガスコンの偽者。
- 剛健太郎 (偽)
- 剛兄弟の動揺をさそうため、ボアザン軍が用意したサイボーグ。スーパーロボット大戦αでもイベントとして再現された。
- ジン・ジャハナム (偽)
- 本物のジン・ジャハナムである、ウッソの父、ハンゲルグ・エヴィンの偽物。Dでは神隼人もこの役割を務めた。
『第2次スーパーロボット大戦G』では、ビアン・ゾルダークが本物のジン・ジャハナムというクロスオーバーがあった為に、この作品では原作では本物だったハンゲルグ・エヴィンも偽物という事に(そもそも彼は未登場なので、彼が原作同様にリガ・ミリティアに所属しているのかも不明であるが)。 - トロワ・バートン
- 本編に登場したのは、本当のガンダムヘビーアームズのパイロットである真のトロワ・バートン(デキム・バートンの息子)が殺害されたために、代わりに立候補してきた代役。なお、彼は元々は「名無し」と呼ばれていた一般兵である。
- シャア・アズナブル
- 本名はキャスバル・レム・ダイクン。親の仇であるジオン公国に入りこむ為に使用。
漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』(SRW未参戦)では、キャスバルの逃亡先にシャア・アズナブルという瓜二つの風貌をした人物がいて、キャスバル(この時はエドワゥ・マスと名乗っている)はジオンの追及を逃れるために彼と入れ替わり、その為事故を装った爆破工作によって「本物のシャア・アズナブルは、エドワゥ・マスとして死亡」した。こうして、「赤い彗星」として有名になるシャア・アズナブルが誕生する。
なお、シャア(キャスバル)は後年のグリプス戦役でもクワトロ・バジーナと名乗るなど、都合四つの名前を持つことになる。 - 行政特区日本の百万人のゼロ
- コードギアス 反逆のルルーシュR2劇中にてブリタニアとの密約で百万人の日本人を行政特区日本に参加させる代わりに自分(ゼロ)を国外追放の形で見逃せと取引をしたゼロが仕掛けた計略。黒の騎士団メンバーのみでなく百万人の日本人全員にゼロの衣装を着用させて全員を国外脱出させることに成功する。