もりもり博士
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もりもり博士 | |
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外国語表記 | Dr.Morimori |
登場作品 | |
声優 |
矢田耕司(マジンガーZ) 宇垣秀成(マジンカイザー) 中西英樹(真マジンガー) |
初登場SRW |
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SRWでの分類 | NPC |
プロフィール | |
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種族 | 地球人(日本人) |
性別 | 男 |
年齢 | 52歳(TV版の享年) |
所属 | 光子力研究所 |
役職 | 助手(所長直属) |
趣味 | ボウリング |
もりもり博士は「マジンガーシリーズ」の登場人物。
概要
『マジンガーZ』第3話より登場する弓弦之助教授の助手。恰幅の良い体型。黒いあごひげが生えており、禿頭である事は共通しているが、作品次第では後頭部やもみあげなど頭頂部以外には毛が残っている事も。
多くの場合、のっそり博士、せわし博士達と三人一緒に登場する。三人の名前(本名ではなく通称であろうが)は第9話で判明。三人とも兜十蔵博士の弟子であった。趣味はボウリングだが、三人揃って恐ろしく下手。特にもりもり博士はアイアンカッター設計・開発の中心として活躍が目立っていたが、第79話にてブロッケン伯爵と鉄十字軍の罠にかかり地雷で爆死。
このため、その後の東映版マジンガーシリーズには登場しないものの、のっそり博士とせわし博士からは今なお偲ばれているようで、『劇場版 マジンガーZ / INFINITY』では二人が乗り込んだ多脚砲台「重戦車Z改」にもりもり博士の遺影が持ち込まれている。
『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』ではDr.ヘル一派との抗争は生き延びたものの、猛獣将軍ライガーンの追撃から甲児達を日本へ逃すために捨て身で核ミサイルを発射。基地諸共消し飛んだ。
漫画『真マジンガーZERO』最終部でもDr.ヘル一派の打倒後、単身渡欧中の身を戦闘獣にさらわれ、『真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍』では二博士達より先に死亡している。
登場作品と役柄
旧作版設定
旧シリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦
- 初登場作品。ミネルバXの不調を調べるシーンでせわし・のっそりと共に登場する他、インターミッションの修理シーンで他の二人と揃って登場する。どうやらホワイトベースクルーとして、常に乗艦しているようだ。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- キャラクター事典で「それまで目立たなかった人物に、急にスポットライトが当たると、危ないという事を、実証した」と書かれてしまっているが、実際はアイアンカッターを設計するなど、元々せわしやのっそりよりは目立っていた。
- スーパーロボット大戦F
- ジェットスクランダーに爆弾を仕掛けるヒイロとニアミスするシーンがあるため、もしかして爆死するのか、と思わせたが、特に何も無かった。
- スーパーロボット大戦F完結編
αシリーズ
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- 原作準拠で死亡している為、珍しく登場しない(せわし、のっそり両博士は登場する)。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- ボスに脅され、他の2博士と共にボスボロットをスーパーボスボロットにパワーアップした…という設定だが、本編には登場せず。
マジンカイザー設定
単独作品
- スーパーロボット大戦DD
- 1章Part3より登場。シナリオNPC。
真マジンガー版設定
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
- 『真マジンガー』設定で初登場。せわし博士と顔グラフィックが間違われている。
携帯機シリーズ
VXT三部作
その他
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- シナリオNPC。リリース当初からTV版設定で登場していたが、マジンカイザー(死闘!暗黒大将軍版)のユニットクエストからOVA設定でも登場。
人間関係
- 兜十蔵
- 科学者としての師匠。『真マジンガー』では昔馴染み。
- 弓弦之助
- 同じ兜十蔵の弟子。現在は上司。
- せわし博士、のっそり博士
- 同僚。
- 兜甲児
- TV版ではブロッケンに囚われた彼を車で迎えに行ったところ、ブロッケン伯爵によって道に仕掛けられていた地雷に突っ込んでしまい、爆死する事に。
- ブロッケン伯爵
- 彼の策略により、命を落とす。
- 猛獣将軍ライガーン
- 『マジンカイザー 死闘!暗黒大将軍』では彼を倒すために命を落とす。
- 錦織つばさ
- 菊ノ助
- 『真マジンガー』では三博士にとってのアイドル的存在。
名台詞
- 「甲児君、死ぬな、死ぬんじゃない! ワシの魂は、君の命の中に生きておる! 君の命の中に、君の命の中に! 頼む、どうか死なないでくれ!」
- TV版『Z』第79話より。死後、ジェットファイアーP1に苦しめられる甲児の脳裏によぎったモノローグ。厳密にはもりもり博士本人の台詞ではない。
- 尚、この時の回想で幼い甲児がさやかやもりもりと過ごすシーンが流れているが甲児がさやかと初めて会ったのはマジンガーに乗るようになってからなので辻褄が合っていないのでもしもを描いたイメージ図だろう。
- ボス「ちょっと待ったぁ!」
- 爆弾回収ロボット「ビビビビビビビ、ビビビビー!!」
- あしゅら男「なにぃ!?」(ボタンを押す)
- 甲児「ああ…!」
- (爆弾が爆発)
- あしゅら男爵「ぬああっ!?…ぬうう、くそう…!!」
- ボス「へっへー!ハッハッハッハッ!上手くいったぜ!」
- せわし博士「よし。セーフじゃセーフじゃ!」
- もりもり博士「爆弾回収ロボットへの改造、大成功ですな!」
- のっそり博士「研究所内の爆弾は全て回収したぞい!」
- 甲児「やったぜ!ボス!3博士!」
- ボス+3博士「にーん!」
- 『マジンカイザー』5巻より。弓教授に変装したあしゅら男爵によって、光子力研究所内の動力炉に爆弾を仕掛けられてしまう。
- あしゅら男爵の変装を暴いた甲児達だったが、あしゅら男爵によって起動スイッチを押されてしまう。そこからの会話が上記。
- 3博士がアシスタントロボを改造して造った爆弾回収ロボットによって、爆弾を事前に全て回収。更にそれらをあしゅら男爵に投げつけた。
- するとあしゅら男爵は起動スイッチを押したため自分で起動させて爆発を受けるというマヌケな展開を迎えたと同時に、3博士も研究所の破壊を阻止するという大きな活躍を成し遂げた。
- 甲児に話しかけられた後は、4人で「にーん!」と言うと同時に甲児に向かってピースをする。特にもりもり博士の場合は、『続編』での活躍を知っていると、このシーングッとくるものがあることだろう。
- 「甲児君、君は一刻も早くマジンカイザーに乗らなければならないはずだ。死んでいった、ローリィとロールのためにもな…!」
- 『マジンカイザー』より。もりもり博士を置いていくのをためらう甲児を説得した時の言葉。
- この言葉により、甲児は葛藤の末、断腸の思いでもりもり博士を置いて行く事を決めた。
- 「甲児君、せわし博士とのっそり博士に…よろしくな…」
- 同上。甲児に伝えた、もりもり博士の最期の言葉。
- 「人類が作った最も愚かな遺産だ、食らうがいい!」
- 同上。猛獣将軍ライガーンとその配下の戦闘獣を倒すために核ミサイルを発射した時の台詞。
- 核兵器への皮肉を込めた表現に、科学者もりもり博士の思想を知る事ができよう。
迷台詞
- 「バカ!スクラップのロボットがブレストファイヤーを使ったら、自分の方が先に溶けちまうわい!」
「発射の反動でバラバラに成っちまうわい!」
「研究所が直らなきゃエネルギーが造れんわい!」
「それもダメだわい!」 - TV版『Z』第48話で完成間近のボスボロットを見据えつつ、上から順にブレストファイヤー・ロケットパンチ・光子力ビーム・ルストハリケーンの搭載を確認してくるボスへと容赦なく放つダメ出しの数々。非武装である事を知ったボスは大いに凹むが…。
- ただし、3行目の光子力ビームに関しては搭載出来ない理由がボロットのスペックとは関係のない理由であるため、研究所の状況が良ければ光子力ビームは搭載出来た可能性がある。
- 「だが、力だけは強いぞ。マジンガーZに勝るとも劣らん!」
- 直後、パワー面に関してのみ太鼓判を押した事でボスのテンションは回復する。
- 問題はZに匹敵するだけのパワーを生み出すパーツを、3博士達がスクラップ置場の何処から調達してきたのか全くの「謎」に包まれている事だが…。
- ボス「博士ー!これ昔のなんて人がやったのー?」
もりもり博士「お前さんが初めてやんの!」 - 第62話、ボスボロットをどうにかして飛行させたいボスに、さやか・のっそり博士・せわし博士と共に、実在した人物が行った実験を参考にあれこれ協力した際の台詞。
- 二宮忠八が行った和傘による浮遊実験、リリエンタールが行ったハングライダーによる飛行実験を試したものの悉く失敗。仕舞いには巨大なパチンコ状の設備を使用してボスボロットを吹っ飛ばすというあまりにも原始的な手段を取った際のやりとり(前述の通り、和傘やハングライダーは実在した人物が行った実験に則ったものであったが、パチンコに関してはなぜこんな方法を思いついたのかは一切説明されなかった)。
- 結果、飛ばしたはいいが姿勢制御や方向転換など案の定不可能で、ボスボロットはそのまま猛スピードで岩壁に激突。ボスに散々痛い思いをさせた挙げ句三博士は諦めた。
スパロボシリーズの名台詞
- 「あ、あれが…『皇帝』が暴走したら、何が起きるかわからんぞ!!」
- 『α(『DC』)』(ゴラオン隊ルート)第52話「魔神皇帝」で、「開かずの場所」たる光子力研究所第7格納庫から鳴り響く「皇帝」の咆哮を耳にし、戦慄する。
- 「そうじゃ。あれは自らの力で今の姿と力を造り上げておる。これから先、何が起きても不思議ではありませんぞ」
- 同上。せわし博士が口にした不安要素を受ける形で、今後のマジンカイザー解析に注意を促す。何気に、αシリーズに於けるカイザーの特記事項にも言及した台詞でもある。
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