デビルマン (原作漫画版)

『デビルマン』は、永井豪作の漫画作品。

概要

永井豪の『魔王ダンテ』をベースにした変身ヒーローものとして企画され、テレビアニメ版と同時に展開された作品。

原作者が書いた漫画版ということで「原作漫画版」と呼ばれることは多いが、アニメ・漫画ともにそれぞれがオリジナルストーリーであり、どちらがどちらの原作というわけではない（マジンガーZやゲッターロボも同じケース）。

企画通り変身ヒーローものとしての趣が強かったアニメ版に比べるとバイオレンスな描写、救いのない展開、衝撃的な終盤……と非常に永井豪テイストの強い作品で、本作に影響を受けたという漫画家も多く輩出している伝説的な作品である。

永井豪の自伝的フィクション漫画「激マン!」で執筆当時の状況やセルフリメイクが描かれている。

デーモン: 太古の昔、地球を支配していた悪魔の一族。他の生物との合体能力を有し、自らを強力な肉体に作り変えて弱肉強食の争いを行っていた。; 氷河期の到来によって氷の中に閉じ込められていたが、復活してしまう。
デビルマン: デーモンと合体しながら自我を保つ人間の総称。人間がデーモンに唯一対抗する手段だが、合体するためには理性を失くす必要がある。
悪魔特捜隊: デーモンの存在が一般に知られるようになった際、日本政府が結成した特殊警察隊。