リルカーラ・ボーグナイン

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概要

スーパーロボット大戦αの女性主人公の一人。歌とダンスのレッスンを欠かさない明るい少女。愛称は『α』の設定上、カーラもしくはリルカとなっているが、今のところ劇中でリルカと呼ばれた事は無く、専らカーラと呼ばれている。

陽気な楽天家。将来はダンサーを目指したが、OGではエアロゲイターの侵攻で家族を失っており、その際にユウキ・ジェグナンに命を救われたのが切っ掛けとなり、そのまま1.ディバイン・クルセイダーズに加わる。自分と同じ境遇の人間を出したくないという想いが、彼女の戦いの理由となっている。

パートナーのユウキと同様に『OG1』には登場せず、『OG2』から初参戦。『OG外伝』でも;レーツェル・ファインシュメッカー率いるクロガネ隊の一員として登場。

『α』女性主人公の中ではクスハが巨乳の代表格であるが、実はカーラの方が私服からして最も強調している。

OGシリーズで登場している『α』主人公達の中では、カーラとユウだけは一度もお互いに敵対関係の上での対決をした事がない(最初はノイエDC所属の為)。

登場作品と役柄

αシリーズ

スーパーロボット大戦α
主人公の1人として登場。デフォルト設定での習得技能は社長。これが影響してか、後のOGシリーズでのエースボーナスは獲得資金が増えるものになっている。

OGシリーズ

スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2
ノイエDCのパイロットとして、度々敵として登場する。しかし、オペレーション・プランタジネットの最終局面において共闘する。その際、バン大佐の遺志に従い、自軍に加わる。なお、彼女とユウキのみOG1には未登場だった。後にレーツェル率いる経歴に訳有りな面々が集うクロガネ隊へ身を寄せる。
スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS
リメイク作品。主にサブに特化しており、激励が使えるのとデフォルトで援護攻撃、援護防御とも3まで覚えているのが強み。戦闘をこなすだけの能力もある為、器用な立ち回りが出来る。その分、PPを使った養成には頭を悩ませる。
スーパーロボット大戦OG外伝
序盤から登場し、最速で激励を覚える。今回もサブに特化している。前作以上に激励の使用頻度が上がった為、普段は育てていなくても、強制出撃時に彼女の激励が役に立つ事もしばしば。後半になると強力なパイロットが増えるので、メインパイロットよりもサポート要員としての方が活用しやすい。全体的に能力の高いユウキや修行を覚えるリオとパートナーを組んで、ヒュッケバインガンナーAMガンナー)やグルンガスト参式のサポート要因にすると、非常に役立つ。
第2次スーパーロボット大戦OG
シアンシオを追っている最中にユウと共にラ・ギアスへと召喚される。
スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ
今回もクロガネ隊所属。

パイロットステータス設定の傾向

能力値

精神コマンド

第2次OGOGMD
集中突撃必中激励同調(ツイン)

特殊技能(特殊スキル)

第2次OGOGMD
念動力強運援護攻撃L1、援護防御L2

エースボーナス

獲得資金+10%、最終命中率+10%
強運と合わせると幸運無しでも結構な入手資金となる。
自部隊の全パイロットの初期気力+5
『OGMD』ではこちら。今作は闘争心での初期気力上昇が+5しかないこともあり、気力に依存する特殊能力を持つパイロットやユニットの相方として需要がある。

パイロットBGM

「絆を信じて」
『OGS』の専用戦闘曲。元々はユウキの専用曲。
「DANCE & BRACE」
『OG外伝』で新規製作された戦闘曲。

人間関係

ユウキ・ジェグナン
『α』では恋人。OGシリーズでは命の恩人で戦友。カーラは日頃からアプローチをかけているが、ユウキの反応はまだ微妙。
アーチボルド・グリムズ
ノイエDC時代の上官。彼の邪悪さをカーラはよく認識しており、嫌っていた。また、ノイエDCを離れれば、アーチボルドに殺されると考えていたようである。
アラド・バランガ
ノイエDC時代の部下。陽気で楽天的な性格なので、馬が合う。また、ユウに言わせれば弟と面影を重ねているようである。
ゼオラ・シュバイツァー
ノイエDC時代の部下。
レーツェル・ファインシュメッカー
クロガネ隊の指揮官。
ゼンガー・ゾンボルト
クロガネ隊における仲間。
バン・バ・チュン
ノイエDCの指揮官。オペレーション・プランタジネットの最終局面でアーチボルドの裏切りに遭い、それが遠因となって戦死した。彼の遺志により、カーラは連邦軍に協力する事に。
タスク・シングウジ
上記のバン・バ・チュンの戦死に伴い、連邦軍へ合流した際に同じ楽天家としてノリが合う事に。その光景にユウとレオナが一緒に呆れる程である。
シアン・アルジャンシオ・アルジャン
『第2次OG』にて彼らを追っている最中に転移してしまう。
ルスラン・マカロフ
クロガネ隊の協力者。彼に気に入られている。

版権作品との人間関係

リン・ミンメイ
後述にある通り、EDで彼女に歌とダンスの勉強を勧められる。

名台詞

「す、凄い…3機の息がぴったり合ってる…いいダンスチームになれるかも…」
α』リアル編第5話「ジオンの亡霊」より。黒い三連星の「ジェットストリームアタック」を食らった直後の台詞。
「! あたしのこの胸を見てまだガキだっていうの!?」
『α』の序盤でにガキ扱いされたときの台詞。ちなみに、忍とカーラは同い年である。
「こうして、あたしの戦いは終わった。これからどうするか色々考えたんだけど、ミンメイさんの勧めもあって、歌とダンスの勉強をしようと思ってる。月並みかもしれないけど、私も人を感動させられるような歌手になりたいんだ。あ、でも、なにかあったら、いつでもロンド=ベル隊に戻ってくるつもりだよ。じゃ、また会える日を楽しみにしてるからね」
『α』のEDより。DVE。
(す、すっごいナイスバディ……あたし、負けちゃったかも)
OG2』第10話「忘れ得ぬ記憶」より。エキドナと初対面した時の台詞。
「あたしはもう復讐のために戦ってるんじゃない……あたし以外の人達のために……戦ってるんだよ……」
『OG2』第33話(『OGS』では第40話)「会者定離の理」より。ユウキに、復讐は終わっているのだから艦を降りろといわれて。ユウキから離れたくないという思いもあり、少々演技が入っていたらしいが、本心でもある。
「……血はつながってなくても、あの人はあんた達の姉さんなんだろ? まだ間に合う……まだ取り返せるよ。あたしとは違ってね」
『OG2』第36話(『OGS』では第44話)アースクレイドルルート「眠れ、地の底に」より。アギラの手により記憶操作されたオウカを助け出すべく奮起したアラド達に対して。
「あんたみたいに性根の腐った奴、あたしは許せない!」
アーチボルドとの特殊戦闘台詞。以前から抱いていた彼への怒りが一気に沸き立つ瞬間である。
「あ~、やだやだ。たまにはクロスゲートから正義の味方とか出て来てくんないかな」
『OGMD』より。カルヴィナからはあり得ないと否定されるが、直後の戦闘中に心強い仲間がクロスゲートから現れる。

迷台詞

「撃墜マーク、ゲットだよ!」
OG2』と『OGS』兼用のセリフ。
「アインスト、ゲットだぜ!」
『OGS』以降の対アインスト戦闘用のセリフ。どちらもアニメ『ポケットモンスター』絡みの声優ネタ。後者はイェッツトには言わないが、声色がいつものカーラと少し異なる…というか松本氏が演じるキャラクター、サトシそのものである
さしずめアインストグリートなら「しょくぶつポケモン」か…?そもそもゲットしてどうするつもりなのだろうか?
余談であるが、カーラとしてではないものの『GC』のCMで松本梨香氏が「ゲットだぜ」と言っている。そして、元ネタとなる『ポケットモンスター』にも「ゴッドバード」や「トライアタック」、「ボルテッカー」等、ロボットアニメ(最後は厳密に言うと違うが)が由来とみられる技や、挙げ句の果てには「ポケモンファイト、レディーゴー!」とか言う人物までいる始末である。
「行くよ、ジガン!あんたの拳は百万ボルト!!」
上記同様『OGS』以降の、ジガンスクード・ドゥロにおけるジガンテ・ウンギアのセリフ。確かに電撃を使う上に元ネタの十倍であるのだが……某有名歌手の代表曲ともかけているのかも知れない(ただし、こちらは元ネタの百倍になるが)。
「グルンガスト、お前の力を見せてやれ!」
GBA版『OG2』におけるグルンガストの計都羅喉剣の攻撃セリフ。スレスレという意味では上記とどっこいどっこいだが、『OGS』ではなぜか採用されなかった。
「プラズマステーク! レディ・ゴーッ!」
ジェット・マグナムS使用時。どこぞの審判を彷彿させるそのかけ声はマズイ。
「あたしの拳が光って唸っちゃうよ!」
「ジェェェェット!! ファントムッ!!」
量産型ゲシュペンストMk-II改のジェット・ファントム使用時。どこかのガンダムファイターを思い起こすその光り方もマズイ。
「モンスター退治はお手の物!」
「さーて、モンスター退治だよ!」
「モンスター相手だと、血が騒いじゃうな~、何故か!」
『第2次OG』での異形の敵に対する特殊セリフ。ちなみにポケモンバトルは「相手の無力化」ないし「相手の支配権を得る」ことが主であり退治という言い方はやや不適。
「出たね、ボスモンスター!」
ヴォルクルス
「チャイニーズ・モンスターだって、怖くないよ!」
『第2次OG』の対妖機人戦闘用のセリフ。
「キモ可愛いけど、コレクションにはしたくないなぁ」
「モンスターのあしらいは得意なんだ!」
こちらは妖機人の攻撃を回避時の台詞。妖機人をはじめとした異形の敵をモンスターと呼ぶのは彼女だけだったりする(他はたいてい正式名称。妖機人の場合はコードであるデモン呼びの場合もある)。…どちらかというと妖機人やヴォルクルスもポケモンというよりむしろバケモンである(ポケモンにも非生物はおろか半生物にしか思えないのはいるにはいるのだが)。しかし、「コレクションにしたくない」と発言しているため彼女の言う「コレクション」の内容が気になるところである。妖機人に至ってはある意味不気味さを無視してデザインを見ると、割とポケモンにありそうなデザインなので、彼女的には何か感じるものだけはあるのだろう。
この調子ではいずれ機体を持ち運び可能な結晶体に変化させるオニキス化も「モ○スターボールみたい」などと発言するのだろうか…?
「メリオルエッセだか、マリハリメッセだか知らないけど!」
メリオルエッセ用台詞。後者は幕張メッセが由来である。
「いかにもって感じのラスボスだね……!」
対ユーゼス。『第3次α』のフェイ・イェンの対ラスボス台詞に近いものを感じる。

搭乗機体

ヒュッケバインMk-II / ヒュッケバインMk-III
αシリーズのリアル系機体。
グルンガスト弐式 / 龍虎王 虎龍王
αシリーズのスーパー系機体。
ガーリオン・カスタムエルアインス
ノイエDC時代の搭乗機。
ランドグリーズ
ノイエDC時代の搭乗機。OGSでは、条件を満たせなかった場合、こちらに搭乗して自軍に加わる。
ランドグリーズ・レイブン
クロガネ隊での搭乗機。OGSでは条件を満たすとこちらで自軍に加わる。OG外伝ではレイブンへの換装が自由に出来るようになった。