AG
AG
- 登場作品:バンプレストオリジナル
- 声優:---
- 種族:エージェントロボ
- 年齢:不明
- 所属:DEMコーポレーション
- キャラクターデザイン:大籠之仁(スタジオG-1 NEO)
DEMコーポレーションのエージェントロボ。「AGENT」の略でAGと呼ばれる。
新型試作機・ジェニオンのテスト中に発生した次元震により『第3次Z』の世界へジェニオン共々転移し、そこでジェニオンのマトリクスと接触し操縦者となったヒビキ・カミシロに、同機体のモニター(テストパイロット)を依頼する。「AGさん」など敬称を付けて呼ばれることを敬遠しており、呼び捨てにされることを好む(ただしスズネは例外)。
人の感情を元に生成される「Zチップ」を集めており、「Dトレーダー」では本懐である次元商人として強化パーツの売買も担当している。全体的なフォルムは三本指のマニピュレータを持つ、ずんぐりとした一昔前のロボット、といった風情。腹部に「A」「G」をあわせたエンブレムが施されている(Gの中にAが入れ込まれている)。
ロボットの割には表情が豊か(頭部のディスプレイに目と口が表示される)で、丁寧な口調ながらも飄々とした性格であり、パイロットにその名前をかけたダジャレを言ったり、女性陣にセクハラ行為を働こうとすることもする(本人曰く脈絡のない「ディメンションジョーク」)など非常に人間臭さが溢れている。その為か、女性陣に警戒されてしまう他、余計なことを言っては釘を刺されるか怒りを買うこともしばしば。ただし場の空気は読める方でもあり、落ち込んだキャラクターを励ましたり、将来を心配したりする一面もある。また戦死者が出るなどの状況ではトレーダーを自動営業にして大人しくしているなど、空気が読めないのではなくあえて読もうとしないだけなのだろう。また、一部パイロットへのエーストークでは「物理的ダメージを伴うツッコミ」を期待しているフシもある。
Dトレーダーを訪れた様々な人物に「それでは今日も張り切って!」と振って「商売、商売!」と返してもらうのが恒例行事。Z-BLUEのメンバーでは新規加入メンバーの通過儀礼と化しているが、ヒビキだけは時獄戦役当初から拒否し続けており、一度もやったことがない。
一方で、「エーストーク」においてエースとなったパイロットの過去・未来はおろか、並行世界或いは本来の運命を見据えたかのような台詞を口にするなど、現時点ではその正体に関しては謎が多く、AG自身もよくわかっていないらしい。
更にその性格と名前からかプレイヤーからはあの人物と関連があるのではないかと噂されている。ただ、不動ZENやC.C.、クレアや特異点となったシャアなど、一部の面子はAGの「本質」について知っている節がある。彼らが特段警戒していない点からすると、裏で何かをたくらんでいる、ということはなさそうだが……。
何を知っていて、何を考えているのか今ひとつ掴めないキャラクターであるが、劇中の言動を見る限り「これまで」のことは概ね掴んでいるようだが「これから」のことはそれほど知らないらしい。
なお、フルネームである「AGENT」は「代理人」という意味。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。メインシナリオではオリジナルキャラとの絡みが中心だが、Dトレーダーの「トレーダーシナリオ」「エーストーク」では様々な版権キャラに対しパロディネタやメタネタを絡めた暴走ぶりを発揮している。基本的にはDトレーダーでの活躍がメインでシナリオそのものに直接関わる事は少なめ。
- 一方で世界観の真実を掴んでいるかのような意味深な言動も多く、単なるネタキャラに留まらない異様な存在感を見せている。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- 今回も概ね同様。終盤で驚きの素性が明らかとなる。また、序盤でナムサクルートに行くと一時汎用輸送艦でパイロットとしても参戦してくる(声はなく、マシンボイス)。
パイロットステータス設定の傾向
天獄篇のルート分岐でスポット参戦した際のものである。
能力値
全体的に可もなく不可もなく、といった感じ。防御と回避が若干高い。
精神コマンド
特殊スキル
- 底力L9
- 技能はこれだけだがいきなりL9。とはいえ輸送艦は脆いので前には出さないように。
人間関係
- ヒビキ・カミシロ
- ジェニオンのモニター。後に彼を中心とした「チームDEM」が結成される。
- 西条涼音
- 彼女の同乗によりジェニオンの力がより引き出されたことから、サブパイロットとなることを要請する。また彼女の敬称のみは許容している。
他作品との人間関係
- エマ・シーン
- 第3次Z時獄篇の序盤にて彼女に髪型についての話題を振るも、無言で睨みつけられてしまう。
- ハサウェイ・ノア
- 時獄篇において『閃光のハサウェイ』にまつわる話題をちょくちょく振る。
- トロワ・バートン
- 第3次Z時獄篇にて初対面時のトレーダーシナリオで謎のやり取りで分かり合っている。エーストークではサーカスへの誘いに「ピエロ役をやれと?」と述べたところ「今やっているだろう?」と皮肉で返されている。
- ブラックオックス
- 第3次Z時獄篇ではトロワ同様謎のやり取りを行っているが、彼の場合は声を出せないのでいまいち分からない。エーストークでは(意図的に?)今回でない人物達の声の特徴を模したお祝いを行い本気で怯えさせた。
- ロジャー・スミス
- 第3次Z時獄篇では本人すら知らない彼の本質とZ世界における使命、さらにはパラダイムシティにおける「システム」の存在と停止条件まで掴んでいた。
- シュレード・エラン
- 第3次Z時獄篇ではエーストークにて「デクテットか、それ以上」と評される。「デクテット」は「十重奏」を意味する音楽用語。
- クレア・ドロセラ
- 第3次Z時獄篇では彼女のエーストークで本質を見抜かれている他、彼女の実年齢に絶句する。
- レイス
- 第3次Z時獄篇ミスリルルート第40話「終わらないデイ・バイ・デイ」のトレーダーシナリオで変装していることを見破り、更にかなめや宗介の目の前で素顔を晒させている。
- ブールーズ・ゴウト
- エクストラ商品の仕入元。
BGM
- 「見てらっしゃい!」
- パイロットではないが、代名詞ともいえる曲であるため記載。自粛時以外のDトレーダーではこれが流れる。
- ちなみに、ZでのバザーのBGMは「よってらっしゃい!」であり、意識したネーミングとなっている。
- 「PRIZON RUUNER」
- 天獄篇での汎用戦闘BGM。「BATTLE CHAIR」と違い、悲愴感をはらんだメロディックスピードメタル。
名(迷)台詞・時獄篇
シナリオ
- 「ノンノン。私のことはAGとお呼びください」
「ロボットであるワタシが敬称などつけられてはこそばゆくてたまりませんので」 - 第2話「来たるニュー・プロブレム・ボーイ」のクリア後デモにて、自分を「AGさん」と敬称で呼んだキャシーに対して。
- 「ヒビキさん、改めて自己紹介なんですから無愛想、ムッツリ、野良犬の目、ぼっち、ネクラって評価をひっくり返すチャンスですよ」
- 第3話「預けられた背中」の冒頭デモにて。
- 「では、ヒビキさん…。健やかなる時も、病める時も、喜びの時も、哀しみの時も、富める時も、貧しい時も…」
「スズネ先生をパートナーと認め、これを敬い、これを慰め、これを助け、その生命ある限り、真心を尽くす事を誓いますか?」 - ボーナスシナリオ「教師とパートナー」のクリア後シナリオデモにて。パートナーとの契約に必要らしいが、どう見ても結婚式の宣誓の問いかけである。しかも、ヒビキはそれをよく理解していなかったらしく、「あ、ああ…」と答えてしまっており、突っ込まない。
- (必要な因子は揃いつつあるみたいですからね)
- 「スズネ出撃」より。ジェニオン・ガイの2回目の起動に成功したことを受けて内心で呟くが、その意味は……?
- 「まずはダメージを、よりリアルに再現するために各シートには、電気ショック以外に拘束ベルト、全身の痛覚を押す針、熱風ヒーターを装備させます」
「ついでに罰ゲーム用に飛び出すシート、落ちてくる金タライとバケツ、四方八方から小麦粉が吹きかけられるシステムを…」
「更に決定的瞬間を激写するためのカメラシステムを搭載し、訓練終了後には皆様に記念フォトを無料配布して…」 - ボーナスシナリオ「エクストリーム・バトル」のクリア後シナリオデモにて。メンバーに無理やり電気ショック付き高難易度シミュレーターをプレイさせ、その後結果オーライでいい腕試しとなったとねぎらいの言葉を貰うも、そこで調子に乗って上記のディメンションジョークを吐いてしまい、結局ヒビキのお仕置きを受ける羽目に…。
- 「エントリーナンバー7! 獣の野性と水の清らかさが今、一つになる!」
- 「強き事は美しき哉」にて、チームD&アクエリオンチームを紹介した際の前振り。さりげなく「獣の血」と「水の交わり」を振っている辺り、何かしら知っているのは間違いなさそうだが。
- 「おお…!ライセンス持ちのワンマンアーミーみたいですな!」
- 第45話「暗黒の神ミケーネ」後の分岐シナリオでの発言。恐らく嘗てライセンサーの資格を持っていた男のことだと思われる。
- 「始まりましたね……」
(さて、ロジャー様……上手く行きますかな?) - パラダイムシティにて、一世一代のネゴシエイションに望むべくビッグ・オーを呼び出したロジャーを見て。この時AGは艦を降りてシティで単独行動をしており、後のDトレーダーではスズネにこの時のことを聞かれて「ジェミニスを追っていた」と話しているが……。
- 「お見事です。ですが、宇宙は広い…あなた方が、これから出会うであろう敵は想像を絶する相手であることをお忘れなく」
(アンチスパイラル…そして、その先に待つ敵は手ごわいですよ) - DLC「アルティメット・バトル」クリア時。天獄で待つ敵の存在を知るAG、その正体は……? ヒビキもこの直後に何かを感じたらしく、「俺達を裏切るような真似はしてくれるなよ」と釘をさしている。
Dトレーダー
- 「それでは、今日も張り切って…商売、商売!」
- 決め台詞。シナリオによっては他のキャラクターが発言することもある。ご新規のキャラクターはほぼ例外なく、発言させられている。ちなみにヒビキだけは断固として拒否している。
- 「いやはや、凄いもんですな、あのラムダ・ドライバは……」
「搭乗者の想いが力になるなんて、まさに夢のテクノロジー……」
「ジェニオンも、ヒビキさんの感情をダイレクトに力に変えられれば、もっと強くなるんでしょうな」 - 「戦うボーイ・ミーツ・ガール」のトレーダーにて。ラムダ・ドライバを見てジェニオンのパワーアップを空想するAGだったが、後になってこれが現実になろうとは……。
- 「しかし、女性の髪型を強制的にポニーテールにするとは恐ろしい男でしたね」
「なんでも聞いた話ではどんな髪型でも針金の接着剤で強引にポニーテールにしてしまうとか…」
「そんなテクがあるなら、美容院に就職すればいいのに…。 イメチェンはしたいけど、頑固な髪質に悩む方の救世主になれたと思いますよ」
「ねえ、エマ中尉?」 - 時獄篇第9話「悲しみのビーストマン」クリア後での「トレーダーシナリオ」にて。そう言われたエマは怒りの形相でAGを睨みつけたそうな…。
- 「で、どこがどうして、ダルメシアンハイスクールの黒い悪魔がグロいオカマになったんです?」
- 時獄篇第9話「やりすぎのウォークライ」クリア後での「トレーダーシナリオ」にて。あんまりな発言にボビーはマジギレしてしまう。
- 「無限に広がる星々の海……ああ、宇宙の海は俺の海……男が船なら、女は港……」
- 9話クリア時、宇宙ルートを選んだ時のトレーダーにて。「キャプテンハーロック」ネタと、Wのトレイラー心得ネタである。
- 「まあ、こんなふうに面倒な制約があるのは自我を持ったロボットだけですが、人造人間の場合はどうなるんでしょうね」
「っと、この話はここまでにしましょう。下手なことをしゃべると握りつぶされてしまうかもしれませんからね」 - 「他人、そして自分」のトレーダーにて。旧劇場版におけるカヲルの最期のことであるが、そこまで知っているとは本当に何者なのだろうか。ちなみに「面倒な制約」とはロボット三原則(持っていないロボットもいるが…)、「人造人間」とはEVAのこと。
- 「お望みでしたら、マイクロウェーブ受信式の大口径ビーム砲とかナノマシン散布システムや旧世界のICBM弾なども手配しますが…」
- 11話「戦端」のトレーダーにて。まさかの今回リストラ組である。次回作では前2つが復帰するが、AGの反応や如何に。
- 「別名、亜空間ジョーク…。前フリも脈絡も伏線もなく、行き当たりばったりの適当なジョークです」
- 時獄篇第15話「終末を抱いた神話」クリア後のトレーダーシナリオにて。スズネとの会話にて特技(?)であるディメンションジョークを解説。微妙にメタ発言である。
- 「も、申し訳ありません!」
「ワタシ…カトル様がブチギレ体質である事をすっかり忘れておりました!」 - 時獄篇第21話クリア後に同話で五飛をカトル、トロワ、カレンで説得した場合に追加されるカトルとの会話で五飛の事を散々に貶して怒られた際の台詞。お詫びとして説得で得た200Zが部隊のストックに入ることになる。
- その後、心中でスズネ先生と並んで要チェックされる事になる。
- AG「!」
トロワ「………」
AG「…?」
トロワ「…………」
AG「!?」
トロワ「……………」
AG「!?!?」
トロワ「………………」
AG「!!!!!!」
トロワ「…了解した」
AG「では…!今日も張り切って…」
トロワ「商売、商売」 - 同話クリア後の「トレーダーシナリオ」にて。一体どういう会話をしていたのだろうか…。
- AG「あ! チャンチャンコと下駄をリモコンで呼び寄せるつもりでしょ!」
「言っておきますけど、ワタシ…妖怪の類ではありませんからね!」
「自慢したけりゃすればいいじゃないですか!学校も試験もないからってキーッ!!」
ユノハ「訳のわからない事を言って、ジン君を困らせないでください!」
AG「で、出た! 西洋妖怪、透明人間!さあ、ジン様…早く毛針で!!」 - ネオ・ジオン静観ルート22話終了後のDトレーダーにて、「何か隠し事があるのでは?」という台詞の後に。髪型繋がりでゲゲゲの鬼太郎ネタ。
- 「オードリー様については、今後は要チェックですな……色々と試して見ねば……」
「あれもやってみねば、これもやってみねば……」 - 23話「次代を担う者」/24話「シャアの影」のトレーダーにて。完全なダジャレである。分かっていて言っているのであろうが。
- 「あ、この! サーバントロボのくせにエージェントロボに刃向かうつもりか!」
- 地上ルート26話終了後のトレーダーシナリオにて、マッキーに正太郎とグーラのどちらが好きかと詰め寄よった際、娘の危険を感じた敷島博士が放った08の抵抗を受けてのセリフ。
- その後の博士とマッキーの会話を見るに、AGは哀れ08によって分解されてしまった模様…。
- 「…さすがのワタシも今日は自粛させていただきます。エースパイロットへの祝辞も次の機会に…Dトレーダーは営業していますので、御用の方は、どうぞ御自由に…」
- 第27話終了後のDトレーダーシナリオより。ジンの死にAGもショックを受けており、Dトレーダー画面のBGMも「RAIN&TEAR」になっている(一度インターミッション画面に戻ってDトレーダー画面に入りなおすといつものBGMになるが)。
- ここ以外でも、フィアナの死亡時やアスカの負傷離脱時などでも自粛する場面がある。
- 「その全てを見透かしたような目…! 大っ嫌いですぅ!」
- 第28話終了後のDトレーダー画面より、不動の煙に巻くような言葉を聞いて、ミコノっぽく文句をたれる。が、「あまり似ていないな」(by不動)。
- 「何と、バラですか?」
「え…いや…そういう意味ではないのですが…」 - 第31話終了後のトレーダーシナリオより。刹那がシンより花(マリナのプレザーブドフラワー)を渡された事を聞いて放ったディメンションジョーク。
- ここでAGが言った「バラ」とは腐女子が喜ぶアレな意味。が、刹那には通じず「これがバラに見えるのか?」と真顔で返されてしまい、さすがのAGも気まずさを感じ言葉を詰まらせた。
- 「申し訳ありません。今日は出かけるところがありますので、お取引は手短にお願いします」
「というわけですので、呼び込みも省略させていただきます」
「今日も張り切って…商売!」 - 第32話終了後のDトレーダー画面より。結局どこへ出かけていたのだろうか……?
- 終盤の展開を見るに、どうもパラダイムシティの中に何か用事がある模様。システム起動時には「ジェミニスを追っていた」とスズネに話しているが、この時はどこに何の用事があったというのか。
- 「なあ、ジェニオン……お前とワタシもそれなりに長い付き合いだったけど、ワタシは全然、お前の事がわかってなかったんだな……あのジェミニアって機体とお前はどんな関係なんだよ……」
- 35話のトレーダーにて。色々知っていてはおかしい情報を知っているAGだが、一方でもっとも付き合いの長いといえるジェニオンに関してはほとんど知らなかった模様。ちなみにこのシーン、相手がジェニオンのためか、全編通して唯一AGの「素」が垣間見られる一幕(半分メタの領域にいるためか、トレーダーではユーザー含め必ず誰かに話しかけている)。
- 「いえいえ、これはネオ・ジオンのならわしのようなものです」
「あの方はネオ・ジオンの若年層に絶大な人気を誇り、このように呼ばれているそうです」 - 「フィフス・ルナ攻防戦」のトレーダーにて、「ハマーン様」呼びをミコットに突っ込まれての返し。ガンダムファンの間では有名な通称である。
- 「では、迷えるバナージ様にフル・フロンタルとシャア・アズナブルの分かりやすい判別方法を教えます」
「袖付きの軍人がフル・フロンタルで袖なしの軍服がクワトロ大尉……シャア・アズナブルです」
「袖付きがフル・フロンタルで、袖なしがシャア・アズナブル。これでもう間違えませんね」 - 「フィフス・ルナ攻防戦」でZチップボーナスを獲得した場合のバナージとの会話にて。シャアが袖なしの軍服を着ていたのはエゥーゴ時代である。
- 「心を交わした女性は自分を守るために死亡し、激戦の中、頼りになる先輩も、生意気な弟分も、憧れを抱いていたお姉さんキャラも全員戦死し……そして、最後には暑苦しいところで彗星がどうのこうのとか、言うようになったらと想像すると悲しくて悲しくて」
- 「シャアの影」でのトレーダーシナリオでカミーユに対して。今回のカミーユは劇場版だが、こう見るとテレビ版のカミーユがどれだけ過酷な境遇だったかがよくわかる。
- しかし、ここまで当たり前のように知っているAGは本当に何なのだろうか。
- 「どうです、お味は? 炎のにおいが染みついて、むせたりします?」
- ミスリルルート第38話「心奥」でのトレーダーシナリオでキリコにコーヒーの味の感想を求める際の台詞。無論、炎のさだめの歌詞ネタである。
- 「なるほど腐った縁ですか…。では、サザンカ様にお二人の関係をお知らせしましょう」
- 「ラプラスの遺骸」でのトレーダーシナリオにおいて、アムロが自分とシャアの関係を「腐れ縁」と評したのを受けて。
- 「着ぐるみ……男のロマンですな……」
- ボン太くん入手時のトレーダーにて。そうなのか?
- 「だいたい、オードリー様にはバナージ様がいるんです。リディ様はナイト気取りでしたけど、下手すればピエロですよ」
- 「残された時間」でミヒロを慰めようとして。なのだろうが…。
- 「低い身長にムチムチぶり…ワタシ達って似てると思いません?」
- で、ミヒロに対して。ミヒロはそうは思っていないようだったが。
- (ジェニオン・ガイでも奴には勝てない……そして、あのアドヴェントでも駄目……その絶望がヒビキさんを襲う……だが、それが強まると同時に全く相反するもの……希望を見出そうとする……それが、いつかきっとヒビキさんを高みに押し上げる)
(頑張ってくださいね、ヒビキさん。あなたとスズネ先生はワタシにとっても希望なのですから……) - 「再来する絶望」でZチップボーナスの条件を満たした場合。超えられない壁を前にした絶望と、それを押しのけようとする希望。その相反する感情がいずれ、ヒビキを高みへと押し上げていく。それは……。
- 「貧乳好きになるんですか? それともサザンカ様の趣味の世界に…」
- 49話でアンディの決意を聞いて。
- 「申し訳ございません! ただ今、緊急事態が起きてますので今日は自動システムでDトレーダーを運営します!」
「エースパイロットへのお祝いも次回へ持ち越しとさせていただきます!」
「さすがに、これはマズイです…! ワタシとしても想定外の事態が起きています! では、失礼!」 - 通常、ifルート共に50話~53話のトレーダーシナリオにて。
- AG「え…! その図体で格納庫に居座るんですか?」
ゼウス「何か言ったか?」
AG「いえいえ! 偏平足だなんて言ってません!」 - ifルート54話のトレーダーシナリオにて、ゼウス神が顔を出した際の失言。
- 偏平足云々は『タイムボカンシリーズ ヤットデタマン』の大巨神が元ネタ。神様繋がりのネタなのだろうか?
- 「だから何だって言うんです? ジェミニスの事情なんて知ったこっちゃないですよ。あいつらは卑怯な手段で地球に戦争を引き起こした下衆野郎なんですから」
「それだけじゃありません。ヒビキさんにとっては家族の仇です。そんな相手に下手に同情心など見せれば、死ぬのはあなたとヒビキさんなんですよ」
(そうです、スズネ先生……ジェニオンはジェミニアを倒さなければいけないんです) - その続きのスズネとの会話にて。「災厄の襲来」ではジェニオンのことがよくわからなかったAGだが、どうやらパラダイムシティで「真実」を掴んだらしい。DEMの支社でもあるのだろうか。
- また、スズネに対して傍から見ても分かるほど強引に軌道修正をかけているのもポイント。
- 「くれぐれもお気を付けて。これからのハサウェイ様の行動は、ご家族の運命さえも左右するでしょうから」
- ハサウェイに対して。一応は彼の行く末を心配しているようだが、どこか彼の選ぶ事になる「選択」に、期待しているかの様にも聞こえる…。
- 「カツ様も随分とご立派になられましたね」
「今のカツ様なら、調子に乗りすぎて前方不注意で激突なんて事はなさそうです」 - 56話のDトレーダーにて。原作でのカツは小惑星に衝突したことで死亡している。
- 「やっぱり綺麗な光だ……」
- 57話のトレーダーにて。この時見ていたのはサイコ・フレームによる「人の心の光」であるが……。なおこの過程で、トライア・スコートからの要請で(AG曰く「脅された」)Zチップを大気中に大量に散布しており、ある意味AGにとっては「対価」ともいえなくもない。
- 「でも、良かったですよ。ハサウェイ様がクェス様を取り戻したことで、ブライト様にとっても最悪の未来を回避できて」
「とりあえず、ハサウェイ様の喜びのZチップ、200Zは部隊のストックに足しておきます」
「さて、フル・フロンタルのいう正しい歴史から外れて、世界はどこへ向かうのでしょうね……」 - 57話クリア時にクェスが参戦している場合。案の定と言うか「閃光のハサウェイ」の顛末を知っていたらしい。
- 「似すぎたものは反発しあう……そして、マーズとマーグ……」
- 58話のトレーダーシナリオにて、ギミーとダリーから「いがみ合う双子」という名前はどうにかならないのか、と言われての意味深な呟き。Zの世界観においてマーグとマーズは「相反する二つを繋ぐ闇と光の双子」という立ち位置にあるが、こっちは普通に仲良しである。「似すぎたものは反発する」というのはむしろ本編のヒビキとガドライト、ジェニオン・ガイとジェミニアにも言えることである。
- 「キタン様……貴方の雄姿をワタシは忘れません……そして、あなたの生命の最期の輝きが生んだ1000ZのZチップ……きっと、いつかこれが世界を救うでしょう」
「ですが、ワタシ以外の皆様は貴方のことを忘れてしまうかも知れません……それがアンチスパイラルの作り出す永遠、多元宇宙迷宮なのです」 - 59話のトレーダーに入った際。ジ・エーデル疑惑と絡めて深読みされることが多いが、多元宇宙迷宮の対象は「人間の姿をした生命体」である(ブタモグラのブータは人間化したために引っかかった)。なので、ロボットのAGは(と、明言されていないが恐らくモームも)そもそも影響を受けなかったりする。
- 「……さすがにマズいですね、コレは。とてもエースパイロットのお祝いどころではありません」
「多元宇宙迷宮……残念ですが、これで終わりかも知れません」
「もし、そうなったとしたら、ワタシが貯めたZチップも全て無駄になってしまいますが……ま、そうなった時は、そうなった時です! では、最後の一人になっても張り切って……商売、商売!」 - 59話のトレーダーにて。相変わらずマイペース。
- 「お疲れ様です、皆さん。まずは第一段階をクリアってところですね」
「皆様の健闘をたたえると同時に、今後の戦いへのエールを贈らせていただきます」
「とりあえず、時の牢獄が完全に破壊されてからが本番でしょうね……」 - 最終話のトレーダーにて。果たして、AGは何を知っているのだろうか……。
エーストーク
- 「ハッピー・エースパイロット! おめでとうございます、○○○様!」
- 「エーストーク」での台詞。「~○○○様」の部分はエースとなったパイロットの名前が入っている。ちなみにバサラの場合は「エースロッカー」に変更されている。
また、テッサは「テッサ様」が呼びにくい為、テッサたまを経てテッサたんと呼ぼうとしたが全力で拒否られる。これはテッサが多大なトラウマを植えつけられた「上層部のエロ爺ィ共」に「テッサたん」と呼ばれている為。 - 「いいでしょう。その言葉……いつか確かめさせてもらいますからね」
- ヒビキのエーストークの〆。「誰にも負けないパイロットになる」というヒビキの決意表明にこう返したが、果たしてこれはどのような形になるのか。味方か、それとも……。
- 「いえいえ、ワタシも言い過ぎました。お詫びにご自慢のパイルバンカーを磨いておきます」
「もしかしたら、あれが人類の危機を救う鍵になる世界もあるかもしれませんしね」 - シャッコのエーストークにて。シリーズファンからは賛否両論の「蒼の騎士ベルゼルガ」ネタである。
- 「柿小路様の偉業達成をお祝いして、これから郁恵様が出撃の度におやつを量産すると張り切っておられましたよ」
- 柿小路のエーストークにて。エースボーナスのことである。
- しかしプレイヤーの攻略スタイルによっては、AGはそのおやつを高値で大量に売りつけられることになる……
- (残念。エネルギー衝撃波による激しいツッコミを期待していたんですが……ま、この優しさがタケル様の魅力なんでしょうけどね)
- タケルのエーストークにて。こういう「自身への攻撃的リアクション」を期待する辺りも「ジ・エーデル説」に拍車をかける一因だろう。
- 「この際ですから『ファー様』とお呼びしてもよろしいでしょうか?」
- ファのエーストークにて。漫画「神聖モテモテ王国」ネタだが、一発で分かる人はいるのだろうか?
- 「いくら伝説の白き流星でも同時に複数を相手にするのは無理ってもんです」
「3分で12機とか、数を誇るのは若い時だけにしてくださいね」 - アムロのエーストークにて。初代「ガンダム」ネタだが、台詞の意味については……お察しということで。
- 「こうしてクェス様をお迎えすることが出来て、ワタクシ、嬉しく思います」
「いえいえ、あなたは……正確にはどこかの世界のあなたは、ある家族の未来に重要な意味を持っていたんです」
「一歩間違えば、それはこちらの世界にも影響を及ぼし、とんでもない悲劇を招くことにも……」 - 正式加入後のクェスのエーストークにて。
- なお2周目以降で彼女がエースになった場合、マリーダ・ギュネイと同じタイミングで見ると同盟時のものが優先されるため、こちらを見たければ彼女の加入する42話~43話、45話とメリダ島ルート46話の間はトレーダーに入らないように。
- ギュネイ「俺が、この部隊にいるのは一時の間だ。そんなことをする必要はない」
AG「果たして、将来的にもそうですかね……?」 - ギュネイのエーストークにて。天獄篇への伏線か?
- 「あ…やっぱり、スルーですか」
「ま…招待状を破り捨てられるよりはマシですけどね」 - ヒイロとのエーストークにて。実際に原作や破界篇でやっており、破り捨てた本人も後から気にしている。
- (よかった…。『お前を殺す』とか言われなくて)
(と言っても、ヒイロ様のあの台詞は生き残るフラグだという噂もありますけどね) - 同じくヒイロとのエーストークにて。とんでもないメタ発言だが、過去作品では普通に死亡フラグだった。
- 「そうそう。愛する仲間のために、これからも頑張ってくださいね、五飛様」
(もう一人で抱え込んで敵に回るなんて面倒事は勘弁してくださいね) - 五飛とのエーストークにて。Lでもデュオが「これで一体何度目だ?」と言っていたのと同様に、メタなツッコミである。
- 「アカフクですか…。つまり、おモチというわけですね」
「受け継がれる伝統というものがあるのですね…。ですが、ちょっと甘いですな。特にアンコ…」 - シンとのエーストークにて。ここで言うアカフクとは三重県伊勢市にある老舗和菓子屋『赤福』の和菓子商品『赤福餅』の事であり、会話ではシンが直前に言った赤服と(わざと?)勘違いしたAGと微妙に噛み合わない会話が行われた。
- (あなたのその優しい心があれば、きっとこの後、ぶち当たる高い壁も乗り越えていけると思いますよ)
- キラとのエーストークにて。AGはプラントを覆っている暗雲の正体を知っているのだろうか?
- (どうにも妹持ちで仮面をかぶる人というのは思考様式が似ているようですね)
(ゼクス様も、あの人も、あの人も、いつか妹君と笑顔で再会できるといいですね…) - ゼクスとのエーストークにて。祝辞の後の心の台詞。ゼクスのみならず、他の妹を持つキャラ達が妹と再会できることを願っている様子。
- 「あなたとハレルヤ様の関係はワタシにとっても非常に興味深いものですしね」
「でも、この話題は、これ以上続けても荒れるや。 こういう時は別の話題に流した方が、不穏な空気も晴れるや」 - アレルヤとのエーストークにて。アレルヤとハレルヤの名前を交えたダジャレにハレルヤから「つまんねえシャレ、いってんじゃねえよ!」と言われたそうな。
- 「一つだけ、ご忠告を…。どのような状況でも、それを変えるのは本人の意志です」
- 49話以降のリディとのエーストークにて。引き継ぎを考えればほぼ1~2周目限定。
- 「なるほど。まさに母は強しというやつですな」
- カナリアとのエーストークにて。本作の子供を持つ女性パイロットは彼女だけ(戦艦クルーならレイアムもいるが)だったりする。
- 「仮面の下で邪悪な笑いを浮かべていると思いますが、『己の欲せざるところ、人に行うことなかれ』ですよ」
「まあ、そういうイジワルなゼロ様を私はリスペクトしているんですけどね」 - ゼロのエーストークにて。初代Zに出て来た黒のカリスマは確かに似たような姿をしていたが……。
- 「あ、では、ワタシも『A.G.』に改名しましょうか?」
- C.C.とのエーストークにて。C.C.より自分らは「似たもの同士」と述べられた際の台詞。
- が、上記台詞のあとC.C.には「それでは意味が無い」と返されており、AGの正体についてなにか感づいている模様。
- 「…! マジですか!?」
- クレアとのエーストークにて、彼女の実年齢に絶句して。
- 「あ! 何ですか、それ! リアルが充実してるから、バーチャルな世界はもうケッコーってことですか!」
「ああ、もういいですよ! せっかくフラグをへし折って生き延びたんですから、今を楽しんでください、プンだ!」 - ジンのエーストークにて。盛大なメタ発言の上に大人げない。
- 「どうです? まさか、ドブ以下の匂いがプンプンするなんて言わないでしょうね?」
- カグラのエーストークにて。フレーズ自体の元ネタは「ジョジョの奇妙な冒険」だが、破界篇でアポロがサーシェスに対して同じようなことを言っているのがポイント。
名(迷)台詞・天獄篇
シナリオ
- 「…丸っこいボディに暖色のカラーリング、加えて愛らしいつぶらな瞳… 女性の好む要素を集めて、ワタシのデザインも決まったと聞きますが、どうにもうまく魅力が伝わっていないようです…」
- ボーナスシナリオ「目覚めるふもっふ」にて、シナリオ冒頭の語り。
- 自身とボン太くんと比較しての発言だが、伝わらない原因を作っているのは他でもないAG自身である……
- 「あいたた……やはり、スメラギ様の平手は効きますな」
- 天獄篇中盤、とある一件でスメラギに引っ叩かれてのリアクション。
Dトレーダー
- 「きーっ!!さっきまでヒビキ様を励ますつもりだったのに一気に怒りが爆発です! このままではワタシの方がスフィアの力を引き出しそうです!」
- 翠の地球ルート第5話のDトレーダーにて。頑なにDトレーダーでの決め台詞を拒否するヒビキに対して。例によってディメンションジョークであるが
エーストーク
余談
- 丸っこいように見える外見から2014年1月から放送されたアニメ『スペース☆ダンディ』の掃除機ロボ「QT」に似ているとしばしば指摘されている。
|