ゴステロ
ゴステロ | |
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登場作品 | 蒼き流星SPTレイズナー |
声優 | 広瀬正志 |
デザイン | 谷口守泰 |
初登場SRW | 新スーパーロボット大戦 |
SRWでの分類 |
パイロット ラストボス |
プロフィール | |
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種族 | グラドス人(第2部以降はサイボーグに改造) |
性別 | 男 |
生年月日 | 1974年7月23日 |
星座 | 獅子座 |
出身 | グラドス星 |
身長 | 207 cm |
体重 | 115 kg |
血液型 | AB型 |
所属 | グラドス軍 |
軍階級 | 大尉 |
趣味 |
いじめ 人殺し |
ゴステロは『蒼き流星SPTレイズナー』の登場人物。
概要
グラドス軍所属の軍人。第1部のグラドス軍による地球侵攻軍に参加し、第3話でアーマス・ゲイルがアルバトロ・ナル・エイジ・アスカ追撃の任務を外された際に後任となった。
人物
「地球人を野蛮と称したグラドス人も、地球人と五十歩百歩」であることを描写するために登場したキャラクターであり、性格は残忍極まりなく、己の目的のためなら味方や民間人であっても嬉々として手にかける上に、人殺しが大好きであると公言してはばからない危険人物。
その異常さは、第3話から第8話までの短い登場期間中に、非戦闘員である国連スタッフをSPTブルグレンで執拗かつ遊び半分に狩りたてた挙句なぶり殺しにし、また意に沿わない行動をとった部下2名を躊躇無く捨て駒にし、あまつさえ殺害。ついにはそれが上層部に露見することを恐れてゲイルを亡き者にしようと企てて彼の部下2人を殺害し、彼自身も半殺しの憂き目に遭わせるという「戦果」を挙げてみせたことからも窺い知れる。
その一方でパイロットとしての技量は高く、事前に敵機や敵パイロットのクセといったデータに目を通した上で実戦に臨むという慎重さも持ち合わせており、レイズナーとの戦闘では「人を殺せない」というエイジの精神的弱点を巧みに突いて苦しめた。取り分け、ブルグレンを駆った戦闘では終始レイズナーを圧倒し、致命的ダメージも殆ど負わずじまいという一方的な展開に持ち込んでいる。
尤も、「嬲り殺し」に拘り過ぎてネチネチと甚振っている間に隙が生じて反撃を喰らったり、その性格破綻者ぶりが味方からの不評を買い同士討ちを招くなど、己自身の「外道」過ぎるパーソナリティが逆に災いして敗北を喫するケースが大半であった。
第2部でも全く逡巡することなく同胞を手にかけまくっており、エイジが劇中で極力敵兵を殺さないことを心がけていたこと、地球側の戦力がグラドスに対しあまりにも無力であったこと、後半では敵機のほとんどが無人機になったことなど原因はいろいろあるが、作中で描写されている限り、同じグラドス側のキャラクターでありながらグラドス人を一番多く殺しているのは彼だと思われる。
一方、生身でエイジと相対する機会は思いのほか少なく、その希少な肉弾戦に於いてもトンファーで一方的に叩きのめされるなど散々な目に遭っており、勝ったためしが無い。
来歴
以前はエイジの姉であるアルバトロ・ミル・ジュリア・アスカに横恋慕していた。エイジ追撃の際にその恨みから、ジュリアの婚約者である同じグラドス軍のゲイルをも同時に葬ろうとしたが、フォロンのコントロールに因るレイズナーのレーザード・ライフルを至近距離から喰らい、ブレイバーのコクピットもろとも吹き飛ばされてしまう。
死亡したかに見えたが、第2部でサイボーグとなって復活し、死鬼隊の一員となる。自分に負けず劣らずのはみ出し者の中でもそのイカレっぷりを発揮する反面、小物度もアップして失態を繰り返したことで失脚して投獄。しかし脱獄して執拗にエイジとジュリアの姉弟を狙うも、結局ジュリアはエイジに奪回され、追跡してきた残りの死鬼隊のメンバーの攻撃でダルジャンを失う。
だが期待からの脱出に成功し、時計屋を脅して無理矢理身体を修復させ、完治するや否や実験台とばかりに時計屋を殺害して逃走。ここに至るともはや精神は完全に人のそれではなくなっており、痛みも熱さも感じず哄笑を上げるばかりになっていた。最後はエイジのみならず死鬼隊にも復讐すべくレジスタンスの秘密工場に向かい、兵たちを殺して奪取したバズーカ砲でレイズナーと死鬼隊の戦闘をかき乱すが、エイジの攪乱でエルダールのスネークドリルに貫かれコントロール不能になったダンコフに踏みつぶされて死亡。散々しぶとかった彼にしてはあまりにも呆気ない最期であった[1]。
登場作品と役柄
SRWでの登場回数はそこまで多くないものの、やはりその強烈過ぎるキャラクター故に作中でも強烈な印象を残す事が多い。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- 最初は第1部の設定で登場。その後は第2部の姿で死鬼隊の一員として登場する。第2部の姿になると指揮の技能がなくなるが、原作での描写を考えれば正しい判断だろう。それでも、命中を除く能力がアップしており、ル・カインには及ばないが、死鬼隊の三人よりは能力値が高い。
単独作品
- 新スーパーロボット大戦
- 初登場作品。宇宙編ではエイジを執拗に追い、地上編で死鬼隊として再登場。ストーリー上ではエイジに撃墜された事になっているのか、彼を執拗に狙う。最後の隠し面では裏ボスとしてデビルガンダムのコアになり、ゲイルを初めとして様々なパイロットをDG細胞で感染・再生させ手下にするという驚愕の展開を繰り広げた。なお、東方不敗の設定同様にスタッフ内で紛糾していた模様[2]。
- 新スーパーロボット大戦 スペシャルディスク
- フリーバトルに登場。デビルガンダム (OG)に乗せる事もできるが、本編では第1部の姿だったのに対しフリーバトルでは何故かサイボーグ時の姿で生体コアとなっている。
- スーパーロボット大戦64
- 序盤は第1部の姿で登場し、死鬼隊加入時にサイボーグ化している。グラドス軍が全滅した後も生き残るが、バスクにこき使われる羽目に。
- スーパーロボット大戦GC
- 第2部のサイボーグ姿でのみ登場。クイックセーブ後の中断メッセージでは登場するパターンが2つある。
- スーパーロボット大戦XO
- 序盤の追加サブシナリオで死鬼隊加入前のゴステロが登場。ただし、グラフィックやボイスは第2部のサイボーグ姿のままである。乗っているのもブルグレンではなくブレイバー[3]。
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第1章より登場。物語のベースは第1部なのだが、エイジ共々第2部の姿になっている。
- スーパーロボット大戦DD
- 序章ワールド4に登場するエネミーユニット。第1部設定でブルグレンに搭乗。
- 3章Part5からは第2部の姿で登場する。乗機はダルジャン。
パイロットステータス
特殊技能(特殊スキル)
人間関係
地球側
- アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
- 憎っくき敵。終始エイジの対極的存在として描写されている。
- デビッド・ラザフォード
- 第1部ではゲイルを救助に向かった彼を攻撃し、初めて会った第2部の第30話ではベイブルを奪還した彼を待ち伏せして殺害しようとし、第31話ではSPT同士で決闘を行い、卑怯な手段で彼を追い詰めた。
グラドス軍
- アルバトロ・ミル・ジュリア・アスカ
- 彼女に横恋慕。しかし、彼女が自分に靡く事は無く第2部では逆に命を助けられる羽目に。
- 『DD』では登場が前倒しになり、婚約者ゲイルの仇討ち(つまり弟殺し)を散々煽った挙句、不利になったら人質にするほどの卑劣ぶりを見せた。
- アーマス・ゲイル
- ジュリアを強引に奪おうとした際に彼に殴打された過去があり、それ以降は気に入らない同僚。作中では殺害すら図る事になった。ちなみに、グラドス軍内での階級はゴステロの方が上。登場経緯を考えればゲイルの対極的存在でもある。
- 『新』ではDG細胞によって彼を操る。
- グレスコ
- 第1部での上司。腕だけは確かなゴステロのパイロットとしての能力を惜しみ、サイボーグ化による再生を命じた。
- ル・カイン
- 第2部での上司。頭が上がらずかなり卑屈な面もあったので、復活にはむしろ彼の進言があったのかもしれない。
- 第31話でデビッド搭乗のドールと決闘した際、買収したグラドス兵にデビッドの腕を負傷させて有利な状況に持っていった事がル・カインの逆鱗に触れ、投獄された。
- 『新』ではゲイル共々復活させ操られる。
- カルラ・エジール、ギウラ
- 同僚だが特に絡みは無い。
- 『新』では復活させ操る。
- マンジェロ、ボーン、ゲティ
- 死鬼隊の同僚。仲は悪く、彼らからは失態やジュリアの事で嘲笑された。
- 当然ながら『新』では復活させて操った。
- ガステン
- SRW未登場の部下。エイジに人質にされるが、エイジが人を殺せないことを知っているゴステロは委細かまわず攻撃してきた。このため、自分が見捨てられたと激怒してゴステロを攻撃するが、返り討ちにされる。
- ロベリア
- SRW未登場の部下。ゴステロがガステンを殺害したことを知り軍法会議にかけると宣言するも、逆に彼に抹殺されてしまう。
他作品との人間関係
当然ながら自軍部隊は愚か、敵(同盟関係の如何に関わらず)からも嫌われていることが多い。
- べスパの面々、プリンス・シャーキン、ミケロ・チャリオット、ジェントル・チャップマン他
- 『新』ではDG細胞で彼らを蘇らせ、手下として操る。
- デスクロス四天王
- 『新』での同僚。
- アレンビー・ビアズリー
- 『新』では仲間にしないと最終的に彼の手駒としてウォルターガンダムに乗せられて操られる(仲間にした場合にはウォルターガンダムのパイロットはただのゾンビ兵になる)。
- 兜甲児
- 『64』でグラドス軍が壊滅した後にゴステロに遭遇した際、しれっと酷い暴言を浴びせる(ルートによって暴言の内容は異なる)。
- バスク・オム
- 『64』では当初は地球人である彼をこき使う立場にあったのだろうが、グラドス軍が壊滅した後は逆に彼にこき使われる羽目に。
- シャピロ・キーツ
- 『J』では気に入らない同僚。
- キリコ・キュービィー
- 『OE』にて「澄ました顔が気に入らない」と敵視する。
- …おそらく、ゴステロには谷口キリコ(谷口守泰氏が作画を担当したキリコはエイジと瓜二つ)に見えたのだろう。ついでにキリコを恨む某サイボーグを意識したとも推測される。もしくは中の人的に人間の屑ではないかとも
- 三日月・オーガス
- 『DD』で彼をサル呼ばわりして一方的に罵った。そのあまりの下衆ぶりには三日月も呆れている。
- 昌弘・アルトランド
- 『DD』ではクダル・カデルの代役となって昌弘を死に追いやった。
- 昭弘・アルトランド、剛健一
- 『DD』ではジュリアに弟(エイジ)を殺させようとしたため、家族思いである「長男」2人の逆鱗に触れた(特に明弘の場合は上記の事もあり仇敵である)。最終的に昭弘により撃墜される。
名(迷)台詞
「まさに外道」な台詞が多いが、それ故に視聴者に対して強烈な印象を残している。スパロボでも披露された広瀬氏の怪演は必聴である。
第1部
- 「感謝するぜ、ゲイル。お前さんのおかげで最高の暇潰しができそうなんでな…… ハハハハハ!」
- 初登場時、エイジの追走から撤退し一時謹慎を申し渡されたゲイルとすれ違いにかけた台詞。
- 戦争を「最高の暇潰し」と言ってのける辺り、彼の嗜虐性をよく匂わせている。
- 「俺は人殺しがだぁ~い好きなんだ!」「たまらないな!人殺しというのは!」
- 難民狩りをしながら喜々として言い放った台詞。登場早々から大胆なトバしっぷりである。
- 「俺はいじめと人殺しが大好きなんでな」
- エイジに対し、残虐な行為を行うことへの理由を述べた台詞。ゴステロの残虐・残忍極まる性格を最も端的に象徴する台詞にして、彼を「ゴステロ様」に仕立て上げた名(迷)言。喜々として平然と言い放つのがミソ。それにしても、グラドス軍は何故こんな人物を部隊指揮官が出来る立場に昇進させたのだろうか。
- 「さて、サル共の狩りに出かけるとするか」
- 出撃時の台詞。敵の地球人に対してサル呼ばわりする等の侮蔑的な態度を取るグラドス人はゴステロだけでは無いのだが、他にも害虫呼ばわりする等、一線を画している。
- 「フフフ…じわりじわりと痛めつけてやる…ヘビの生殺しのようになぁ…ハハハッ!」
- 彼の戦いへのスタンス。高火力のミサイルの使用を提案する部下を咎めたりと自分が楽しむことを優先している。余談だがグラドスにもヘビはいるようだ。
- 「料理はじっくりと…味わうものだ」
- 獲物をじわじわと追い詰めることを例えての台詞。彼のキャラクター性では「焦って失敗してはいけない」という意は含んでいないかもしれない。
- ゴステロ「敵の手におちた奴なんか、どうとでもしろ!」
エイジ「殺してもいいんだな!? ここにいるのはお前の仲間だぞ!」
ゴステロ「そんなこと知るか! 殺りたきゃ、すぐにでも殺れ!」 - 第4話より。部下であるガステンを人質にしたエイジを逆に恫喝した。
- 「軍法会議だと? 馬鹿め! 命令無視、上官侮蔑、よってここに死刑を執行。フハハハハッ!」
- 部下であるガステンを殺害、それを知ったもう一人の部下ロベリアが軍法会議にかけると宣言するとこの言葉で殺害してしまう。自分に歯向かうものは味方でもこの扱い。
- 軍人としてはもとより常軌を逸脱したゴステロの人間性を表した一シーン。
- 「俺はこんな所でくたばらんぞぉ! 覚えておけ、俺は必ず戻ってきてお前の体を八つ裂きにしてやる!!」
- 第6話より。バルディに乗り換えたエイジの反撃でブルグレンを撃破され撤退を余儀なくされた時の捨て台詞。ここからゴステロの憎悪の対象にエイジが明確に加わることとなった。
- 「エイジ、お前も行きたいか地獄に! ゲイルの後を追わせてやろうか、えぇ!?たまらないなぁ~、人殺しというのはよぉ!!」
- 乗っ取ったブレイバーでグライムカイザルの頭部を打ち抜き、ゲイルに重傷を追わせた後エイジに向って。この時、エイジが敵パイロットを殺せないことを見抜いていた。
- 上の台詞同様にゴステロの異常性が垣間見える台詞である。
- 「何とでもほざけ! 俺はお前らを殺したいだけだ、味方も敵もない!! フハハハハ!」
- 一旦身を隠しSPTを降りてロケットランチャーでゲイルを狙撃するも阻止された後、再度SPT戦に戻っての台詞。もはや、まともな思考など期待すべくもなくなっている。
- 「面白い、やってもらおうじゃないか! 俺を丸裸にするのだろ? お前には人殺しが出来ないからな、だが俺は人殺しが大好きなのよぉ!」
- エイジが敵を殺せないことを知って挑発した時の台詞。しかしこの後、エイジの意志とは関係なくレイズナーはV-MAXを発動させ、ゴステロはブレイバーのコックピットごと吹き飛ばされてしまうのだった。
- 「くそぉ、貴様らぁ…。影も形もないようにしてやる!」
- OPの本編予告でも使われた第8話の台詞。この場面、白目をむいて睨む形相は『恐ろしい』の一言に尽きる。
第2部
- 「脳がはちきれそうだぜぇ!」
「脳がぁぁ~! 脳が痛えぇぇ~!!」 - サイボーグに改造されたゴステロ様を象徴する名(迷)言。
- 後年、別作品で広瀬氏が演じるキャラがこの台詞のパロディを言う事も(たとえばこの人とか)。
- 「閣下ぁ~!」
「お、お願いが~、お願いがござる!」
「どうせ、どうせ殺すなら・・・自分に・・・自分にお下げ渡しくだされぃ!! これ、このとおりでございます!」 - 第28話より。ダルジャンのコクピットから駆け下りて、ジュリアの殺害をル・カインに懇願するゴステロ。
- 珍しく彼が物を頼む場面でもあり、時代劇口調になっているのが妙に笑いを誘う。
- 「生きていた? さぁてなぁ、この体のどこからどこまでが生きているのやら」
- ジュリアに手を掛けた後、エイジにトンファーで滅多打ちにされ、仮面が外れ、正体が露呈。エイジから「生きていたんだな」と言われて。
- 「出力が違うんだ! 出力が!」
- ダルジャンのパワーでレイズナーを圧倒する際に。前半部分がどことなく、同じ声優であるランバ・ラルの名台詞を思わせる台詞である。
- 『第2次Z再世篇』では、やはり同じ声優のカン・ユーも似たような言い回しの台詞を言っている。
- 「首の骨が砕ける音を聞きながら死んでいけぇぇぇぇ!!」
- 第30話。ベイブルのコックピット内でデビッドを待ち伏せ、左腕で彼の首を締め付けながら。
- 1期でも「自分の血の沸騰する音を聞いて死んでいけ」と似た事を叫んでいたりする。
- ゲームでも戦闘台詞に採用されている。
- 「バッキャロー!! おまえらみてえに品のねぇ奴にジュリアを殺す資格はねぇ! ハッ!」
- 死鬼隊の三人にジュリアとの因縁を嘲笑された際の台詞。しかし、どう考えても当のゴステロにも品があるとはいえない。それを逆手にとり、「品のある悪役」と評する声も。
- 「畜生! 出てやる…ブチ破ったってここを出てやる!」
- ル・カインに見放されて投獄された際、脱獄を決意するシーンのセリフ。この直後に迫真の名演技と牢屋にしつらえられた粗末な設備、果ては機械化された自分の身体までもをフルに活用して映画さながらの狡猾な脱獄劇を演じて見せるあたり、決してただの殺人狂ではないことがわかるのだが…
- 「約束ってのは、する時より破る時の方が刺激的で面白ぇんだぜぇ!」
- 直後、看守を騙して自分諸共感電させながらの台詞。もうなんでもあり。
- 「チッ新手か…皆殺しだぁ〜!!」
- 牢屋を抜け出した後ダルジャンを奪うため格納庫でグラドス軍の警備兵と銃撃戦になった際の台詞。観れば分かるがとても楽しそうだ。
- 「俺のどこが気に入らねぇんだ!」
- ジュリアを拉致・監禁してセクハラして。ジュリアは答えないが、「全部」って言われそうな気がしないでもない。
- 「貴様は俺の心をズタズタにした! 今度は、てめぇら姉弟を俺がズタズタにしてやる!!」
- 第32話。ダルジャンのシールドにジュリアを拘束し、エイジをじわじわと追い詰めながら。ここまで来ると、もはや逆恨みの域を超えている。
- 「おわあああっ!」
- 最期の台詞。地下工場でのレイズナーと死鬼隊との戦闘に生身で乱入し状況を搔き乱すも、ダンコフに踏み潰されまともな断末魔すら残さず電子回路の混ざった黒い染みとなってしまった。
その他
- 「ひゃ~はっはっはっはぁ! エイジもジュリアもガキどもも、この俺様がまとめて痛ぶってやるぅ~ぜぇ~! 俺様はいじめと人殺しがだぁ~い好きなんでなぁ! ひゃあ~ははははは!! 楽しみになぁぁっ!!」
- 総集編三部作の1作目『エイジ1996』のラストの予告の〆の台詞。
- 同作本編では第1部におけるゴステロの出番はばっさりカットされているのだが、その鬱憤を晴らすかのように予告では強烈なキャラクター性が前面に出ていて、この台詞も高笑いと共に背景には炎が激しく燃え上がるといういかにもな演出が成されており、スタッフのゴステロ様への愛がよく感じられる場面と思えなくもない。
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 「勝利はじっくりと味わうものだ!」
- 『新』における攻撃台詞。上述の「料理は~」の聞き間違いなのか、キャラクターデータでもこれが紹介されている。
- 「な、何だぁ! こいつはぁぁ! 放せ! この! くそぉっ!」
「わあぁぁぁぁぁ! た、助けてくれぇぇぇぇぇぇぇぇ!」 - 『新』地上編最終話「ファイナルバトル」より。死鬼隊やル・カインが撤退する中、一人エイジを付け狙うが、デビルガンダムに捕食されてしまう。しかし、最終話にて…。ちなみに、エイジは無反応であった。
- 「バ、バスク特佐ぁぁ、わたくしめをお助けいただいたご恩はここでたっぷりと返させていただきますぅぅ」
- 『64』の独立軍ルートにてバスクにこき使われるゴステロ。あまりの変わりっぷりに驚いた人も多いはずだが、原作の第2部も似たり寄ったりかも。
- 「き、き、貴様らぁ! 貴様らぁぁぁぁーっ!!」
「うるせぇ!! き、貴様らのおかげで、俺は戦果をあげなけりゃ軍に戻れねぇんだ!!」 - 『64』のOZルートにて敗残兵として暗礁宙域に潜伏していたゴステロ。独立軍ルートほどのインパクトはない。
- 「はーっはっは! 俺様は神だ! 今、このゲームをザックリ終わらせてやるぜ~!」
マンジェロ「な、何をする!や、やめろーっ!」
「ひゃーっはっはっはっは! たまんねぇえ! 脳がはちきれそうだぜ~!!」
ゲティ「うわああああ!消える!消えちまうう!」
「でぃやぁ~! しゅ~うりょ~うだぁ~! かーっかっかっか!!」 - 『GC(XO)』の中断メッセージの一つ。放送終了後から20年近く経っても、ゴステロ様はやっぱり大暴れ。何をしているのかさっぱりわからないが。
搭乗機体
- ブルグレン
- 第1部での搭乗機。
- ブレイバー
- 第7話でゲイルの部下を殺害して強奪。不意討ちを仕掛けてもう一人のゲイルの部下も殺害し、ゲイルに重傷を負わせるという戦果を挙げる。
- ダルジャン
- 第2部での搭乗機。
SRWでの搭乗機体
- デビルガンダム (OG)
- 『新スーパーロボット大戦』では、なんとデビルガンダムの生体コアとなっている。
- 最初はアルティメットガンダム形態で現れ、それを倒すとMS形態のデビルフィンガーを展開させた姿となって復活し、それを更に倒せば最終形態となる。
余談
- その無茶苦茶かつ強烈さである意味清々しいとすら思える悪役キャラクターぶりと、卑怯な悪役を得意とする広瀬正志氏の怪演で、放送当時からファンが多く(実は、主人公であるエイジを食う程の人気があった)、一部のファンからは「ゴステロ様」と呼ばれて親しまれている。
- ゴステロを演じた広瀬正志氏は高橋作品の常連でもあり、『太陽の牙ダグラム』のコール・デスタン、『装甲騎兵ボトムズ』のカン・ユーに続いて演じたゴステロは、間違いなく前者二人以上にぶっ飛んだキャラクターであり、そして彼らに負けないぐらいの鮮烈な印象を残した名悪役である。
- また、広瀬氏は所属事務所でのサンプルボイスとしてランバ・ラルらと共にゴステロを披露している。ご自身でもその人気はよくわかっているのだろう。
- 名前は同名の競走馬から[4]。
- ちなみに、同馬は骨折して安楽死処分されたらしい[4]。