ギャリソン時田
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- 外国語表記:Garrison Tokita
- 登場作品:無敵鋼人ダイターン3
- 声優:北村弘一
- 種族:地球人
- 性別:男
- 所属:破嵐万丈邸
- 職業:執事
- 年齢:55歳
- 身長:190cm
- 体重:75kg
- キャラクターデザイン:塩山紀生
概要
『無敵鋼人ダイターン3』に登場する万能執事。素姓も過去も一切不明の男。
破嵐万丈に仕え、その超越的な処理能力で様々な仕事をこなす。万丈の身の回りの世話から情報収集、メカの整備までこなし、的確な戦況判断能力を持ち、常に冷静さを忘れない頭脳明晰な紳士。美食家で料理の腕も一流シェフ級である。また、極めて几帳面な性格の持ち主でもあり、ダイターン3にワックスをかけた時、作業が完璧に終わっていない事を理由にダイターン3を出撃させる事を拒んだ。メロドラマ観賞が趣味で、好みの女優はマリーネ・ディードリッヒ。銃の腕前は相当なものらしく、第22話で優れた狙撃能力を発揮して万丈の危機を救った。
第33話ではダイターン3に乗り込み、一歩も動くことなく敵を圧倒し、万丈達はその戦いをサンドイッチを食べながら眺めるという展開もあった。最終回は、始発のバスを待ちながら「カムヒア!ダイターン3」の曲を口ずさむ彼のカットで締めくくられている。
岡崎優の漫画版ではSM関連の本を愛読しているような描写がある。スピンオフの小説作品『破嵐万丈シリーズ』でも、洋上レストランの経営者として登場している。
登場作品と役柄
SRWではシナリオ面……主にギャグパートにおける出番が多いが、さりげなく万丈のフォローをする切れ者としての役割を果たす事も。場合によって万丈に代わってダイターン3の操縦もする。
旧シリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。シナリオ「うわさの破嵐万丈」より登場。
- 第4次スーパーロボット大戦(S)
- シナリオ「日輪は我にあり」でのみパイロットとして使用可能。シメサバで腹を下した万丈の代わりにダイターン3に乗って戦う。
- スーパーロボット大戦F
- 万丈は登場しないのにちゃっかり先に登場する。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 初期配置の敵が全滅したのを見てダイターンの洗浄を始めてしまい、4ターン待たせてしまう(この間に増援敵を片付けてしまうとデモが見られない)。また不在の万丈に代わりダイターン3に乗って出撃するイベントがあるが、さすがに能力値は万丈に遠く及ばない。チャム・ファウに「年寄りの冷や水」、ジャック・キングには「年寄りの死に水」と言われてしまう。「サン・アタック」に「日輪の力を拝借して…」という専用のセリフが用意されている。
αシリーズ
- スーパーロボット大戦α
- 量産型ダイタンクで一度だけ出撃。
- スーパーロボット大戦α外伝
- 熟練度が低ければ、潜入作戦の際に隠れ身の効果のあるジャマーを用意し、終盤1マップのみダイターン3のサブパイロットに。アイアン・ギアーとの対決でダイターンが撃破されマッハアタッカーになった場合には、「スーパーリペアキットを装備していた」ということで、ダイターン3を復活させるという、本編のスーパーリペアキットではできない芸当をしてしまう。
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 本作ではNPC。序盤カラスに撃たれそうになるトビアを救出。彼曰く「射撃の腕もまだまだ衰えていない」との事。他にもパーティーで料理を振るまうなど、要所要所で存在感を示すが、本作ではメガノイドへの激情に駆られる余り、αナンバーズを去ろうとする万丈を敢えて引き止めず、彼の復帰を確信していたという描写が特に光る。
- 第3次スーパーロボット大戦α
- NPC。
Zシリーズ
- スーパーロボット大戦Z
- NPC。
- スーパーロボット大戦Zスペシャルディスク
- ノーマンと共に射撃の腕を披露する場面がある。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- DLC「縁の下のハードワーカー」では再びノーマンと共闘する。
COMPACTシリーズ
- スーパーロボット大戦COMPACT
- 普通に何の説明もなく、乗り換えて使用できる。万丈に比べて、格闘値で劣るがその他の能力はほぼ互角で、技量・回避・SPで勝る。
- スーパーロボット大戦COMPACT for WSC
- 『COMPACT』同様の能力で、ダイターン系パイロットでは万丈に次いで能力が高い。また、ランダム性の増したパーソナルデータテーブルシステムにおいては熱血・必中を必修するので安定性が高く、万丈が5パターン中2パターンも必中効果の精神コマンドを覚えられないので、その場合はギャリソンをダイターンに乗せると良い。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第1部
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 『COMPACT』同様で、ダイターン系パイロットでは万丈に次いで能力が高い。援護も二回行え、熱血・必中(または見切り)を必修するのでとても安定している。万丈が5パターン中1パターンが必中効果の精神コマンドを覚えないので、その場合はギャリソンをダイターンに乗せると良い。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- 『COMPACT2』ではパイロットだったが、本作ではパイロットでなくなってしまった。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦A
- ナデシコのオモイカネが不調の際、小型飛行機の接近に誰も気づけなかった事について「自分が敵ならば、機関銃一丁でブリッジを制圧できる」と言っていた。本当に出来そうである。
- スーパーロボット大戦R
- 過去編序盤、火星にて逃亡する白鳥九十九を自転車で追っかけ捕まえている。最終話では未来への帰還を決めた主人公一行に土産の弁当を手渡しており、その抜かりの無さには脱帽。幼少時に『ゲキ・ガンガー』の再放送を見ていたらしい。
単独作品
- スーパーロボット大戦64
- スーパー系主人公では序盤から登場。今作はやけに執事が多く、ギャリソンの他に『新機動戦記ガンダムW』のパーガン、オリジナルのローレンスが居る。『機動武闘伝Gガンダム』のレイモンドは残念ながら未登場。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
万丈程ではないが、格闘が高めなスーパー系の能力値。しかし、回避が下手なリアル系より高く、命中・技量・射撃もスーパー系にしては高い。ただ、ご老体という事からか反応は低い。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
- 「カムヒア!ダイターン3」
- オープニング主題歌。
人間関係
他作品との人間関係
スーパー系
- 獅子王麗雄
- 『第2次α』で共にゾンダーメタルの解析に従事し、メガノイドとの因果関係を暴く。
- パイパー・ルウ
- 『第3次α』でギジェ生還フラグ未成立の場合、終盤の対バッフ・クランルートでは彼を救出する大役を担う事となる。
- レニー・アイ
- 『IMPACT』では各敵対組織に関する情報を、理路整然と報告するギャリソンの手腕に高評価を示すが、ザ・ブーム軍の報告をし忘れるという凡ミスを犯した際には即、前言撤回を口にしていた。
- ノーマン・バーグ、R・ドロシー・ウェインライト
- 『ZSPD』では、機体トラブルに陥り武装が使えないビッグオーの修理を急がせるべく、彼らと共にメガデウスの群れを牽制する。戦闘終了後はノーマンと互いの射撃スキルの高さを称え合った。
ガンダムシリーズ
宇宙世紀ガンダムシリーズ
- ロベルト・ゴメス
- 『α』の世界観では破嵐財閥がリガ・ミリティアのスポンサーに加わっている事も有り、物語開始以前から既知の間柄であった模様。中盤の宇宙ルートで破嵐財閥の香港支社に滞在していた折、リーンホースJr.へと立ち寄って彼との再会を果たす。
- トビア・アロナクス
- 『第2次α』で競演。カラスによって窮地に陥ったトビアを救出した。
- カラス
- 『第2次α』では万丈と共にその本性に感づいており、彼によって窮地に陥ったトビアを救うことになる。
アナザーガンダムシリーズ
- シュバルツ・ブルーダー
- 『A』では、ギアナ高地でドモンを、東方不敗の攻撃から庇って負傷した彼を万丈の命令によって、病院に搬送した。
リアル系
- チャム・ファウ
- 『IMPACT』で「なぜなにナデシコ」に飛び入り出演した際、自分の担当パートの台詞を彼女に横取りされ、出番を失ってしまう。
- マキ・イズミ
- 『A』では彼女の寒いギャグを更に一枚上手のギャグで返し(後述)、彼女をして「できる…」と言わしめた。
- 白鳥九十九
- 『R』にて彼をなんと自転車で捕まえた。
名台詞
- 「私めの相手をするには、10年早過ぎますな。返り討ちに遭いますぞ」
- 第33話「秘境世界の万丈」にて、万丈に代わってダイターン3に乗りコマンダー・ドイルと対峙した際に。その自信に動揺し「黙れ!」と激するドイルだが「お若うございますな…」と意に介さない余裕っぷり。実際の戦闘でも圧倒し、老婆心じみた忠告を身を以って証明した。
- ちなみに、後年ギャリソンと同様の台詞を放ったバンプレストオリジナルキャラクターがいる。
- 「…ワン、ツー、スリー…」
- 原作最終回ラストシーンで、主の戻らぬ万丈邸に施錠した後、そぼ降る雨の中でOP主題歌のイントロを口ずさみながら、長距離バスの到着を待つ。やがて主題歌が静かに流れ、余韻を残したまま全ての物語は幕を閉じた。
- 「万丈さま!?よくごぶじで!!」
- 岡崎優の漫画版ではこちら。万丈邸に映った主の影を発見し、万丈の無事を知って涙を流す。
スパロボシリーズの名台詞
- 「デュオ様、あくまでも日常においてですが、効率的に人に嫌われる方法をご存知ですかな」
「いいえ、もっとも効果的なのは、正論だけ述べておくことです。それでたいていの人からは嫌われるものです」 - 64のOZルート37話「見えない明日へ」にて。これは後のDにおいてクリフが引用している。
- 「もう少しですな。これは二人の王が自分の実力を見せつけるために生み出した形式なのです」
「…倍・キングなどと申しまして」 - 『A』第12話より。破嵐万丈の邸宅でつかの間の休息を取る自軍のパイロットたちに、バイキング形式で食事を供したところ、例によって寒いギャグをカマしたマキ・イズミに対し、一枚上手(?)のギャグをお返しする。これにはさしものイズミも「…できる」と彼の実力(??)を認めていた。
- 「なかなか年季が入った演技ですな。しかし…もう裏は取れてございまして、はい」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦編第16話「大いなる胎動」より。ロンド・ベル隊に追い詰められながらも、白々しく被害者を装うハザードへ皮肉を漏らす。
- 「確かめねばなりませんな。…気がかりを残したままでは、精神衛生上悪うございます」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第26話「決着、そして新たなる謎」より。ガルディの正体を巡って躊躇するロムへ、上述の台詞で追跡を促す。
- 「そうでございますな。散歩も楽しくなりそうにありませんし」
- 『IMPACT』第3部銀河決戦篇第31話「失われた者たちへの鎮魂歌」より。ムゲ・ゾルバドスが発生させた「赤い宇宙」にて、人類を己の世界へ導くと嘯いたムゲの妄言を「こんな辺鄙な世界は御免」と返す万丈に追従した台詞。